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AGEPANの居酒屋放浪記
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AGEPAN (50代前半・男性・東京都) 認証済
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1回
夜の点数：4.0
2016/12 訪問
赤羽西口の隠れ家
赤羽駅北改札口から西口方面に出て、バス通りである弁天通りを上がっていくと、通りの名前の由来となった亀ヶ池弁財天さまの入口が右手に見えてくる。その入口の右側にあるマンションの1階にあるのが「からく」さんだ。店頭に並ぶ美味しそうな日本酒の空き瓶が、ずっと気になっていたお店なのですが、家の近くで地酒を飲み始めたら立てなくなるまで飲んでしまうので(笑)、10年以上、入るのを我慢していたお店です。しかし最近は歳のせいか、一度に飲める酒の量も減ってきたので、この度「からく」さんに初訪問することを決めました。見た目も重そうな木製の扉を開けると、手前にテーブル席が2つ、中央にカウンター7席、そして奥に掘りごたつ式のテーブル席が1つありました。一人である旨を告げ、一番奥のカウンター席に腰かけます。「とりあえず生ビール」こちらのお店の生ビールは、キリンハートランドだそうです。初めて飲みましたが、華やかですっきり。サッポロ派の私も、このキリンは文句なしに美味しい。さて、ビールを飲んでいると、一品一品、丁寧に作られたお通し(5品)が、スタイリッシュな器に盛られて登場です。おっさんが一人で飲みに来るより、カップルや女子会向けのお店だったのでしょうか。アウェーのような気配を感じながら(笑)、お店のオススメを注文。「揚げ大根とカニクリームコロッケください」揚げ大根は、旨味の染みた大根を揚げてあって、たこ焼きみたいにハフハフいいながらいただきました。カニクリームコロッケも熱々でとても美味しかったです。さて、ビールが無くなったので、本来の目的を。「純米でオススメのお酒あります？」物腰の柔らかい女性店員さんに聞いたら、臥龍梅の純米吟醸を薦められた。「じゃあ、それと珍味の盛り合わせください」臥龍梅は初しぼりで、しかも開封したてをいただく。ああ、フレッシュだ。しかもこのお酒、冷えたカニクリームコロッケにも合う。うまいぞ！珍味の盛り合わせは、6種類の中から好きな3種類を選べると言われたので、さめ軟骨の梅和え、いかの沖漬、ほやの塩辛をチョイス。珍味をいただきながら、日本酒をちびちびやっていたら、いつの間にかアウェーがホームのような居心地の良さになっていた。店内に流れるジャズも落ち着く。さて、最後の〆を何にしようか。煮付けは時間がかかるのか聞いたら10分程度だというので、「じゃあ、赤ハタの煮つけと、それに合う日本酒をおまかせでお願いします！」調理場の方から美味しそうな薫りがしてきたなあ、と思っていたらやって来ました赤ハタ。そして、オススメの地酒は賀儀屋の無濾過純米。もう飲む前から分かる「煮付け＋無濾過純米」という美味そうな文字の響き。当然、どちらも美味しくいただきました。物腰の柔らかい女性のオススメ日本酒はまだまだあるようですし、寡黙な若い料理長が作る美味しそうなものも沢山ありそうです。また、行かなきゃ。追伸:このお店のオススメの「つくね鍋」をいただきたかったのですが、残念ながら二人前からでした。一人酒はさみしいなあ。追伸の追伸:後日、お造りの盛り合わせと、珍味の盛り合わせ(豆腐の味噌漬け、えいひれ炙り、鮭とば柔らか炙り)、あん肝ぽん酢をつまみに、小左衛門の純米吟醸、高千代のおりがらみ生原酒、石鎚の無濾過純米をいただきました。どれもこれも美味しかったですが、自家製あん肝ぽん酢は蒸し加減が最高で、日本酒のつまみに最高！ 豆腐の味噌漬けもめっちゃ美味しかったです！「からく」さんには、飲み放題では味わえない美味しい日本酒とつまみがあります。若い人も年配の方も、ぜひ「からく」さんに足を運んでみて見てください。
2016/12/04 更新
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赤羽駅北改札口から西口方面に出て、バス通りである弁天通りを上がっていくと、通りの名前の由来となった亀ヶ池弁財天さまの入口が右手に見えてくる。その入口の右側にあるマンションの1階にあるのが「からく」さんだ。
店頭に並ぶ美味しそうな日本酒の空き瓶が、ずっと気になっていたお店なのですが、家の近くで地酒を飲み始めたら立てなくなるまで飲んでしまうので(笑)、10年以上、入るのを我慢していたお店です。
しかし最近は歳のせいか、一度に飲める酒の量も減ってきたので、この度「からく」さんに初訪問することを決めました。
見た目も重そうな木製の扉を開けると、手前にテーブル席が2つ、中央にカウンター7席、そして奥に掘りごたつ式のテーブル席が1つありました。
一人である旨を告げ、一番奥のカウンター席に腰かけます。
「とりあえず生ビール」
こちらのお店の生ビールは、キリンハートランドだそうです。初めて飲みましたが、華やかですっきり。サッポロ派の私も、このキリンは文句なしに美味しい。
さて、ビールを飲んでいると、一品一品、丁寧に作られたお通し(5品)が、スタイリッシュな器に盛られて登場です。
おっさんが一人で飲みに来るより、カップルや女子会向けのお店だったのでしょうか。アウェーのような気配を感じながら(笑)、お店のオススメを注文。
「揚げ大根とカニクリームコロッケください」
揚げ大根は、旨味の染みた大根を揚げてあって、たこ焼きみたいにハフハフいいながらいただきました。カニクリームコロッケも熱々でとても美味しかったです。
さて、ビールが無くなったので、本来の目的を。
「純米でオススメのお酒あります？」
物腰の柔らかい女性店員さんに聞いたら、臥龍梅の純米吟醸を薦められた。
「じゃあ、それと珍味の盛り合わせください」
臥龍梅は初しぼりで、しかも開封したてをいただく。ああ、フレッシュだ。しかもこのお酒、冷えたカニクリームコロッケにも合う。うまいぞ！
珍味の盛り合わせは、6種類の中から好きな3種類を選べると言われたので、さめ軟骨の梅和え、いかの沖漬、ほやの塩辛をチョイス。珍味をいただきながら、日本酒をちびちびやっていたら、いつの間にかアウェーがホームのような居心地の良さになっていた。店内に流れるジャズも落ち着く。
さて、最後の〆を何にしようか。煮付けは時間がかかるのか聞いたら10分程度だというので、
「じゃあ、赤ハタの煮つけと、それに合う日本酒をおまかせでお願いします！」
調理場の方から美味しそうな薫りがしてきたなあ、と思っていたらやって来ました赤ハタ。そして、オススメの地酒は賀儀屋の無濾過純米。
もう飲む前から分かる「煮付け＋無濾過純米」という美味そうな文字の響き。
当然、どちらも美味しくいただきました。物腰の柔らかい女性のオススメ日本酒はまだまだあるようですし、寡黙な若い料理長が作る美味しそうなものも沢山ありそうです。また、行かなきゃ。
追伸:このお店のオススメの「つくね鍋」をいただきたかったのですが、残念ながら二人前からでした。一人酒はさみしいなあ。
追伸の追伸:後日、お造りの盛り合わせと、珍味の盛り合わせ(豆腐の味噌漬け、えいひれ炙り、鮭とば柔らか炙り)、あん肝ぽん酢をつまみに、小左衛門の純米吟醸、高千代のおりがらみ生原酒、石鎚の無濾過純米をいただきました。どれもこれも美味しかったですが、自家製あん肝ぽん酢は蒸し加減が最高で、日本酒のつまみに最高！ 豆腐の味噌漬けもめっちゃ美味しかったです！
「からく」さんには、飲み放題では味わえない美味しい日本酒とつまみがあります。若い人も年配の方も、ぜひ「からく」さんに足を運んでみて見てください。