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吉俣良コンサートは初台のオペラシティだったが、サントリーと並んで初台はいつも食事に困る。 ネットで探し回った挙句、初台不動通商店街にあるイタリアンを訪問。 ドーロというイタリアンである。 でも待てよ。この場所に見覚えあり。 何年か前、やはりコンサートの前に来たイタリアンの場所じゃないかなあ。 マネージャーの彼ノ矢さんに確かめたら、果たしてその通り、アルモニアというイタリアンだった。 こんな不思議な事あるんだなあ。 因みに、マネージャーはアルモニアに入り浸っていたのだとか。 ドーロはイタリア語で、Goldの意味。地元柄派手さは無いが、創意工夫に富んだ美味しい料理を出す。 手打ちパスタが名物で、写真のカラスミと桜海老のパスタは秀逸だった。 本店の都立大では名の知れた店らしいが、ここ初台もコスパが良く、ランチは大賑わいだと聞く。 私たちは夜のコンサートの前にと伝えたところ、間に合うようなメニュー構成にしてくれるなどホスピタリティに富んでいる。おすすめです。
2018/09訪問
1回
そしてまた、とんかつである。 荻窪たつみ亭。東京とんかつ会議殿堂入りの名店だ。 先週火曜日目黒に赴き、とんき定休日→たつみ亭休業→目黒かつ壱をいただいたので、リベンジだ。 たつみ亭は良い肉が入らないとすぐ休業にしてしまうから、電話確認が必須。それだけ肉にこだわりのある店だ。 何処の街にもあるような庶民的な佇まいだが、どうして素晴らしいとんかつを出す。私はほぼ毎週、荻窪に合唱練習に来ているので、とんかつ会議で採り上げられる前から知っていた。 名が知られるようになってからも、以前と変わらないアットホームな雰囲気が好ましい。 肝心のとんかつだが、肌理の細かい衣が特徴的である。カリッと揚げられているのだが、薄い衣ながら肉にぴたっと寄り添っている。亭主の技量が光る。 肉質は脂身を抑えてはいるが、甘味、旨味が充分に感じられる。ビールの副産物をエサに混ぜたSFPポークの特徴だろうか。 総じて、するすると食べられる優しいとんかつだが、満足感も不足ない。 そうそう、ご飯のずっしりとした旨さ、立派なお漬物も特筆できよう。
2018/09訪問
1回
うどん酒場を目指せ!
2018/09訪問
1回
長くお付き合いしたい上海家庭料理 取引先と新宿御苑の中華シェフスで会食。 外苑西通りから奥まった隠れ家のような店だが、知る人ぞ知る上海家庭料理の名店である。個室もなく、20席ばかりの小さな店だが、予約しないと入れない。 初回は知人のおすすめで自ら訪問したが、今回はご招待。シェフスをチョイスするなんて流石お目が高い。 上海料理は比較的こってりとした甘辛味の勝った中華。しかしシェフスは上海家庭料理と銘打ち、シンプルでヘルシーな味付けだが、工夫を凝らし素材の旨味を引き出した手練れの味。 名品の数々。 シェフスの定番名品料理をいくつか紹介しよう。 ★赤ピーマンのマリネ 明太子に見えるかもしれない^_^。酸味と甘味がバランスよく口に広がる優しい味わい。 おそらくシェフスでないと食べられない逸品。 ★小アジ素揚げアニスソース まず、カリカリっとした食感がたまらない。仄かに甘いアニスソースが控えめながら主張しつつ、噛み締めると鯵の香ばしい旨味がなんとも言えない。 いくらでもゆけそうだし、酒の肴には最適。 ★腸詰 白髪ねぎが添えられたシンプルな一品。腸詰といえば台湾料理で香辛料が効いたスパイシーさがウリだが、シェフスのそれは上品でジューシー。断面の照り具合が食欲をそそる。 ★黄ニラと押し豆腐の炒め物 黄ニラと押し豆腐の食感の違いを楽しむ小品。調味油を抑えて、黄ニラの甘み、辛味を引き出している。 ★車海老の香り蒸し 海老を鶏スープと日本酒で蒸し、ネギ油をまわしかけまわす由。海老の旨味がまさに香り立ち、かまわず頭の味噌もチューチュー吸ってしまう。 海老のエキスが馴染んだリゾットも美味しく思わず笑みが漏れてしまうのだ。 ★黒酢酢豚 近年酢豚というと、野菜を入れずに、肉塊に黒酢餡を掛けたものが主流。これも大好きだが、コースの終盤に出てくると黒酢餡の濃厚さもあり、ちょっとモタれる。 シェフスの酢豚は、あくまでも上品。肉も小振りだし、黒酢餡もサラッとしていて素材の味が損なわれない。噛み締めると豚肉のジューシーな旨味が滲み出てくる。 極めて上質な家庭料理とはかくあるものだろう。