八坂牛太さんが投稿したピュイサンス(神奈川/青葉台)の口コミ詳細

八坂牛太のレストランガイド

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八坂牛太 (男性・東京都) 認証済

この口コミは、八坂牛太さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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ピュイサンス青葉台、藤が丘、市が尾/ケーキ、パン

7

  • 昼の点数:4.4

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
7回目

2022/09 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

力強いお店 11

商品幅は非常に広いのだが、好きだったお惣菜系が全く無くなっておりショーケース内に
ケークや焼き菓子缶が入っていた。種類は多くなかったが、個人的に好きだったので残念。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇バルケット マロン(507円) ☆×4.2
 構成:マロンクリーム・グラッセ+バラコンフィチュール+キャラメルソース+タルト台
 リッチでサクサクのタルト台にマロンクリームの強さは通常モンブランでお馴染み、当然
 超美味しい。違いはバラコンフィチュールとキャラメルソースとマロングラッセと多いの
 だが、どれも強すぎずあくまでもマロンクリームとタルト台が芯なのであまり変わらない。

 完成度としては生クリームのコクが足される通常モンブランの方が高いが、十分美味しい。

◇フリュイ ルージュ(615円) ☆×3.9
 構成:フルーツ+ベリークリーム+カスタードクリーム+タルト台
 タルトフリュイと同構成なので既レビューかと思っていたが一応別物、とは言え近い方向性。
 ベリー果実の瑞々しい甘酸っぱさをベリークリームで上乗せする、クリームが超重要。
 タルト生地はしっかりとした焼きで力強い、ややリッチさはいつものものより弱く感じた。

◇エキゾティック(518円) ☆×3.8
 構成:ココナッツムース・ファイン+マンゴー&パッションフルーツクリーム+パイナップル
 ふんわりとした口当たりのココナッツムースは甘さと香りが単体だと屋しいが、上部のココナ
 ッツファインで強さをかなり上乗せする。
 マンゴー&パッションフルーツクリームは濃くて甘さが後味へ引く、内部のパイナップルも
 軽減すると見せてしっかり甘い。全構成が甘い×甘いになり、力強さが流石で好き。

プチフールセック ショコラスペシャル(4,633円) ☆×3.5
 遂にサブレシトロンが食べられるのはこれしか無くなってしまった、缶いらないので困る。
 味も以前と同じく悪くは無いがサブレスペシャルの方が圧倒的に美味しい+サブレシトロン
 が小さいせいで味のバランスが大きいものと別物でうーん…今後は買わなくて良いかも。

◇その他
 サヴァラン       (475円) ☆×4.6
 ムラングシャンティー  (540円) ☆×4.5
 サッカ マン オ マロン(648円) ☆×4.2
 ジゴロ         (572円) ☆×4.0
 タルト カンパーニュ  (421円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

活動圏から非常に遠いので毎回新宿高島屋で手抜きしたくなるのだが、このお店は尾山台系譜
の中でも系譜関係なく非常に美味しいので手抜きが出来なくなる。また再訪する。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2021/11レビュー

  • バルケット マロン

  • フリュイ ルージュ

  • エキゾティック

  • サヴァラン

  • ムラングシャンティー

  • サッカ マン オ マロン

  • ジゴロ

  • タルト カンパーニュ

  • プチフールセック ショコラスペシャル1

  • プチフールセック ショコラスペシャル2

2022/10/10 更新

6回目

2021/11 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

力強いお店 9・10

入店人数の制限を行っているが、商品が幅広く種類が多いため時間がかかる=回転は良くはない。
立地は不便な場所だと思うのだが、神奈川県で屈指の有名店だけあって絶えず人が来るため行列。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇フリュイ セック(475円) ☆×3.6
 シナモンとナツメグの香りで最初から殴ってくる、ピスタチオのダマンドとベリージャムの
 上乗せで強い×強い。タルト台自体の焼きの香りを上回ってくるので、しっかり力強い。
 杏とプラムといちじくは単体で味が強いものの、果実をサブにしてタルト台がメインの調和。

◇キッシュ トマト(486円) ☆×4.3
 トマトの爽やかな酸味とアパレイユの優しさとラタトゥイユの味わいでしっかりとした印象。
 ブリゼ生地はホロホロ食感で塩味は抑え目、味の芯であるトマトが生きておりかなり好き。

◇その他
 モンブラン      (626円) ☆×4.6
 ピュイサンス     (529円) ☆×4.1
 ミルフィーユ     (529円) ☆×4.0
 ガトーバスク     (475円) ☆×4.0
 タルト カンパーニュ (410円) ☆×4.2
 パテ ド カンパーニュ(810円) ☆×4.0
 サブレスペシャル  (1,944円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

絶対にパテシェリアで買った方が楽なのだが、如何せんここの真骨頂の焼き菓子を買うためには
店舗に行くしか無いので結構大変。一応ギリギリ再訪出来ている気がする、また再訪する。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2020/08レビュー

  • フリュイ セック

  • キッシュ トマト

  • モンブラン

  • ピュイサンス

  • ミルフィーユ

  • ガトーバスク

  • タルト カンパーニュ

  • パテ ド カンパーニュ

  • サブレスペシャル1

  • サブレスペシャル2

2021/12/21 更新

5回目

2020/08 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

力強いお店 8

ちゃんと数を買ったのは1年以上ぶり、行きたい気持ちはあるのだが如何せん遠いのがネック。
車又は青葉台駅からのバスを使うと徒歩の距離は殆ど無くなるが、夏は駅から徒歩だと結構過酷。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇フロマージュ クリュ(480円) ☆×4.6
 構成:生クリーム+クリームチーズ+フランボワーズ+サブレ生地
 クリームチーズの甘さと後味の引きが非常に好みのバランス。その上で上部の甘い生クリーム
 と内部にある濃さを持ったフランボワーズと調和をした際に一番美味しくなる=調和が見事。
 焼きの強いサブレ生地で上部を受け止めつつも香ばしさを足す、至ってシンプルなケーキだが
 個人的には割と好き+フロマージュクリュの中では一番好きかもしれないレベル。

◇ベリーズ ブリーズ(450円) ☆×4.0
 構成:ベリークリーム+ライチジュレ+ベリー&ライチ&バラジュレ+バニラババロア
    +キャラメルムース
 ベリーとライチとバラのジュレは構成比率が低いが香り担当、これにバニラババロアの香りと
 味を上乗せしていく。元々味が強いケーキが多いが、香りが華やかで多層的になっている。
 最下層のキャラメルムースは水分が多く滑らかな口溶け、味はほんのり苦みのある大人向け。
 上部のライチジュレとベリークリームは調和すると味は目立たないが、全体的に強い×強い。

◇タルト フリュイ(520円) ☆×4.0
 構成:フルーツ+ベリークリーム+カスタードクリーム+タルト台
 タルト生地は薄くサクサク食感、このお店はモンブランのような高さのあるタルト台の方が好
 きだが、ダマンドのリッチさとタルト生地のバランスは別方面で美味しい。
 ベリークリームは粘度はあるが濃さと重さは意外と無い、タルト台の上のカスタードクリーム
 は火が通っている?のか粘度が高くコクが強い。フルーツの酸味で食べていく強めのタルト。

◇ガトーブルトンヌ(440円) ☆×4.3
 生地のサクサク加減はやや減退していたが、内部のバターとダマンドとラム酒でリッチなしっ
 とりさと甘さと芳醇さが好き。味自体は強いのだが、引きはあまり重く無いので食べやすい。
 レーズンの甘さが良いアクセントになっている、サクサク食感が高ければ優勝していた。

◇パテドカンパーニュ(750円) ☆×3.7
 塩味が強く味がかなり濃い+お肉の荒々しさがはっきり出ている、今まで食べたオーボンヴュ
 ータン系譜のパテドカンパーニュの中で一番強いと思う。というか暫く出ていなかったはず。 
 油分≒脂身が少ないため重さは意外にも適度、味の強さと濃さがインパクトのある惣菜。

◇プーレ バスケーズ(1,700円) ☆×3.7
 鶏のバスク風煮込み、割と軽いものをイメージしていたがパテドカンパーニュと同じく塩味と
 味付けがかなり濃い。お肉はコンフィでお肉の味が濃い+非常に大きいのでかなりの食べ応え。

◇サブレスペシャル(1,800円) ☆×4.2
 物凄い好きなサブレシトロンの単体販売が無くなってしまった+サブレシトロンの入っている
 プティフールセックショコラスペシャルは前回微妙だったのでこちらにした、若干無念。
 ただし、サブレ自体はホロホロの食感とリッチな味付けで物凄い美味しい。

◇その他
 サヴァラン       (470円) ☆×4.6
 モンブラン       (580円) ☆×4.5
 カノ          (490円) ☆×4.2
 サッカ マン オ マロン(520円) ☆×4.2
 デリス・フランボワーズ (400円) ☆×3.9
 タルト カンパーニュ  (380円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

色々言い訳をしつつも、このお店は独自性もあり美味しいのでなるべく早めに再訪したい。
沿線に用事があったので行ったが、必要性が無いと都外に出られない現状は非常に面倒。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2019/09レビュー

  • フロマージュ クリュ

  • ベリーズ ブリーズ

  • タルト フリュイ

  • サヴァラン

  • モンブラン

  • カノ

  • サッカ マン オ マロン

  • デリス・フランボワーズ

  • ガトーブルトンヌ

  • タルト カンパーニュ

  • パテドカンパーニュ

  • プーレ バスケーズ

  • サブレスペシャル

2020/08/08 更新

4回目

2019/09 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

力強いお店 7

平日のお昼に伺いました。

夏は距離の関係上諦めていたが機会をいただいて再訪、ただしアイスケーキは今年は無しで残念。
前回訪問時は平日含めてイートイン出来ないとの事だったが、今回は平日は可能で割と謎。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ヴェリーヌ マングー(450円) ☆×4.1
 構成:マンゴー・ジュレ+ホワイトチョコムース
 マンゴーは濃密系ではあるがここ単体ではそこまで重くはない、ジュレで甘さを足す形。
 ココナッツ風味のホワイトチョコムースが香りと味が強め、ヴェリーヌなので軽いのかと思い
 きや、全く軽さを感じさせない潔さは大好き。甘く強い後味の引きで力強い夏のヴェリーヌ。

◇ペッシュメルバ(550円) ☆×3.7
 構成:桃+バニラクリーム+スポンジ生地+生クリーム
 桃はコンポートされて非常に瑞々しく、フランボワーズソースの濃さと合わせてもさっぱり。
 下部のバニラムースが少し固まっている印象=上部の食感の滑らかさを阻害してうーん…
 スポンジ生地と合わせて水分を吸う部分なので、個人的にピーチメルバに求める桃の瑞々しさ
 を生クリームを足しても減退させているのは微妙。やはりピーチメルバは古典が唯一解かな。

◇ガトーバスク(440円) ☆×4.2
 個人的にはスリーズ・ノワールの伝統的な方が好きだが、これはカスタードクリームのやつ
 +今まではホールしか見た事が無かったため初めて食べたが、超美味しい。
 サクサク食感は表面のみで、内部の焼き加減は抑え目=食感的には内部はマフィンぽい。
 アーモンドの豊かな香りと山羊乳?のカスタードクリームのコクが食べた瞬間から広がる。
 しっかり後味までリッチさと後味が引くので食べ応えが有る、この大きさが丁度良いかも。

◇メランジェ ピュイサンス(450円) ☆×3.5
 アールグレイ+カモミール+オレンジピールのオリジナルブレンド。ケーキの味が強いので
 意外と香りが強くても合う。ポットサービスなので量も多いのが嬉しい。

◇その他
 サヴァラン              (450円) ☆×4.6
 モンブラン              (580円) ☆×4.6
 タルト カンパーニュ         (370円) ☆×4.2
 プチフールセック ショコラスペシャル(1,200円) ☆×3.7

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

因みに特段記載したことは無かったようだが、このお店固定がしっかりしており非常に好印象。
夏は中々思い立てなかったが行けなくはないかも、お酒を求める?同行者様には大感謝です。

プチフールセックショコラスペシャルが前回と中身が全て違ったのは解せないが、確認不足。
遠いのでついパティシェリアで妥協したくなるが、今後もきちんと店舗に再訪したい。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2019/05レビュー

  • ヴェリーヌ マングー

  • ペッシュメルバ

  • サヴァラン

  • ガトーバスク

  • タルト カンパーニュ

  • プチフールセック ショコラスペシャル

  • メランジェ ピュイサンス

2019/09/22 更新

3回目

2019/05 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

力強いお店 6

休日のお昼に伺いました。

関東では上位で好きなのだが、活動圏から非常に遠いため中々行けないフランス菓子店。
特に最近イートインを休止してしまったので、遠い事を考えると行く思い切りが難しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇いちごのタルト(520円) ☆×3.8
 構成:いちご+生クリーム+カスタードクリーム+タルト台
 タルト生地は薄めだがサクサク食感とピスタチオ味のダマンドの甘さがしっかり、このお店
 はタルト系は外れが無いが、焼き技術の高さがやはり安定している。
 コクのある生クリームと滑らかなカスタードクリームで水分も多目、滑らかさが必要十分。
 いちごは水分多目で軽い酸味がある、水分が多くやや緩めだが酸味を生かしているのは〇。

◇タルト オ シトロン(370円) ☆×4.3
 酸味のあるシトロンクリームは意外にも量少な目+粘度はあまりない、爽やかで留まる範囲。
 下部はレモンを混ぜ込んだ生地でここも酸味担当、軽減役として甘いメレンゲと香ばしいタ
 ルト生地。全ての構成に役割がはっきりとしている、調和もよくやはりバランスが上手い。

◇タルト オ ショコラ(420円) ☆×3.8
 サクサクのチョコタルトは香ばしさがありつつも薄め、タルト台より軽いが存在感がある。
 ガナッシュはしっかり甘い+粘度がそこそこある、口溶けは早めだが後味は引く=食べ応え
 のあるタルトで、必要十分な重さがある。このお店軽くはないが、やりすぎでは無く好き。

◇プチフールセック ショコラスペシャル(1,200円) ☆×4.5
 サブレシトロンが無くこちらに入っているように見えたので買ったが、単体の良かった…と
 思いきや、他のコルネやサブレもチョコの甘さと生地の香ばしさのバランスが最高。
 額面金額は高く見えるが、満足感しか無いのでコスパは非常に高い=次回もあれば購入確定。

◇その他
 サヴァラン     (450円) ☆×4.6
 モンブラン     (580円) ☆×4.5
 カノ        (470円) ☆×4.2
 フレジエ      (500円) ☆×3.8
 パッション ケイ  (500円) ☆×3.4
 タルト カンパーニュ(370円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

このお店はやはり生地やタルト台等の焼き技術が秀逸、焼きっぱなし系を食べてこそのお店なの
で店舗が最高。もう少し行きやすければ良いのだが、遠くても行く価値が十分あり大好き。

中々行けないせいかついいつもと同じ物を買ってしまうので、もう少し再訪回数を増やしたい。
機会をいただきましたフランス菓子好き仲間ご同行者様に大感謝です。

総合点:4.3→4.4(+0.1) / 以下は2018/11レビュー

  • いちごのタルト

  • サヴァラン

  • モンブラン

  • カノ

  • フレジエ

  • パッション ケイ

  • タルト オ シトロン

  • タルト オ ショコラ

  • タルト カンパーニュ

  • プチフールセック ショコラスペシャル

2019/06/08 更新

2回目

2018/11 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.7
    • | 雰囲気4.7
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

力強いお店 4・5

平日のお昼に伺いました、2回分纏めて。

オーボンヴュータン系譜枠ではあるが、貴重な系譜枠関係なく高評価しているお店。
ここはどうもレビューを溜める→纏めて投稿になりがちだが、レビュー放棄していないだけマシ。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ムラングシャンティー(450円) ☆×4.1
 構成:キャラメルクリーム+メレンゲ
 キャラメルクリームは苦みが多少ある大人な味、量は多いが口溶けが軽くさらっとしている。
 このお店は味の強い部分にメリハリを付けつつ、引きは過度に強くはなく非常に食べやすい。
 メレンゲは焼き強め、密度があまり無いのでメレンゲ好きには物足りないかもだが、香り面
 と食感に必要十分な存在感がある。クリームを楽しむ方が個人的には好きなので、これあり。

◇ジゴロ(470円) ☆×4.0
 構成:マカロン+レモンムース+プラリネクリーム
 ぱっと見下部がタルト台に見えるがマカロン、ねっちり食感で食べるとくっ付くアレ。
 下部はプラリネクリームで守られているが、上部は水分を吸いやすく早めに食べるのを推奨。
 レモンムースはきめ細かくクリームみたいな口溶け、酸味を自然に生かし薫り高く後に引く。
 プラリネクリームは重さを出すのかと思いきや意外と濃さは抑え目、寧ろムースと調和する。

◇デリス(450円) ☆×3.9
 構成:フランボワーズバタークリーム+ビスキュイ
 アーモンド生地のしっかり×みっちりな触感と甘さを、フランボワーズの酸味で纏めるもの。
 構成比率を見てもアーモンド生地が揺るぎない芯、食感的にしっかり噛みしめる必要がある。
 バターの甘さとクリームの甘酸っぱさが、両方しっかり立ちつつもきちんと調和している。
 ベーシックなデリスで全ての完成度が高く隙が無い、基礎技術の高さが素直に感じられる。

◇マニフィック(540円) ☆×3.7
 構成:オレンジ味ガナッシュ+ジャンドゥージャムース+フィヤンティーヌ+ビスキュイ
 オレンジ味のガナッシュは濃い味、このお店果実を爽やかさでは無く強さで使うのが多い。
 シャンドゥージャムースで香りを濃く+内部のフィヤンティーヌでザクザク食感=全構成が
 強く濃い、後味にもかなり引くので好みは分かれる気はするが、個人的にはあり。
 と言うか、店名通り力強い菓子なのだからそれがダメな人はそもそも来るべきではない。

◇タルトタタン(470円) ☆×3.7
 構成:りんご+パイ生地+生クリーム
 繊維は残りつつもシャキシャキ感は無くなっている、焼きは強いがやりすぎ感は無い。
 酸味がほんのりでりんご自体の甘さはあまり感じない、焼きは良いけどりんごはうーん…
 下部のパイ生地は焼き強めで香ばしい、ギリギリ焦げ臭はしないがここの香りが強い。
 生クリームは強めのコクで癖のある味に感じたが、タルトタタンに負けず良いのかも。

◇パッション ケイ(500円) ☆×3.4
 構成:ホワイトチョコムース+パッションフルーツクリーム+ヘーゼルナッツクリーム
    +ビスキュイ+フィヤンティーヌ
 ホワイトチョコムースは甘さの引き強め、最初の口当たりは重いものの意外と口溶けは軽い。
 ねっとりのパッションフルーツクリームは酸味を生かして濃い味、軽減役では無い強さ。
 ヘーゼルナッツクリームとビスキュイで香りの主張もばっちり+フィヤンティーヌと構成の
 ねっとりさで食べ応えが高い。ただ、個人的にはこの手の味は軽めの方が好きかも。

◇ミルフィーユ(470円) ☆×4.0
 構成:パイ生地+クレームムースリーヌ+フランボワーズ
 前回はパイ生地がイマイチだったが、今回はパイ生地がザクザク+適度な香ばしさで以前の美味
 しい状態に戻っていた。オーボンヴュータン系譜としては正統派ながら、多少食べやすい感じ。

◇コンヴェルサシオン(370円) ☆×3.8
 パリパリのパイ生地とダマンドどちらも薫り高い、焼きは程々で食べやすい範囲だがリッチ。
 洋梨はアクセント程度で穏やかな主張、リッチさにやや負け気味なので気になる人はいるかも。
 グラスロワイヤルのサクサク食感と甘さが絶妙、水分はほぼ吸っていなかったように思う。

◇タルトアルデッシュ(420円) ☆×3.8
 ザクザクタルト生地+ナッツで食べた瞬間に豊かな香りが広がる、焼きは強めだがダマンドの
 リッチさ?で滑らかさもある。味は当然ながら甘目、メリハリが付いているので好印象。
 マロングラッセと洋なしが焼き込まれているが、栗一強ではなく他と喧嘩しない良い調和。

◇サブレ シトロン(850円) ☆×4.3
 レモン味もチョコ味も味わいはしっかりしているが、量的な問題か優しい味の範囲内に留まる。
 サクサクで食感的にも食べやすい+甘めで満足感が高い、焼きが強いもの以外も上手い。
 久しぶりに食べたがやはり好み、賞味期限が短かったため日和ったが複数買えばよかった。

◇ガレット(470円) ☆×4.0
 焼きは意外と強くはなく、サクサクさとホロホロさが両立した食感=オーボンイメージだと
 弱く感じるかもだが、ここの強みはやりすぎないバランスだと思う。
 甘さや食感が食べやすい範囲で上手く纏まっているので、誰もが食べられる万人向けの味。

◇その他
 サヴァラン         (450円) ☆×4.5
 モンブラン         (580円) ☆×4.5
 カノ            (470円) ☆×4.2
 サッカ マン オ マロン  (500円) ☆×4.2
 バルケットセゾン      (450円) ☆×3.8
 タルト カンパーニュ    (370円) ☆×4.0
 タルト カンパーニュ フィグ(370円) ☆×3.9

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

オーボンヴュータン系モンブランが昨年は出たので今年もと思っていたら、今年はやらないみたい。
季節限定系は少ないはずだが、毎年行く月が似通っているのでどうしても去年と似てしまう。

年2回位しか食べていないのを本当に何とかしたいが、駅自体+駅からお店も遠いのが超ネック。
美味しさを考えれば再訪は確実だが、せめて来年は年3回に増やして夏行けるように頑張りたい。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2017/10レビュー

  • ムラングシャンティー

  • ジゴロ

  • デリス

  • マニフィック

  • タルトタタン

  • パッション ケイ

  • ミルフィーユ

  • サヴァラン

  • モンブラン

  • カノ

  • サッカ マン オ マロン

  • バルケットセゾン

  • コンヴェルサシオン

  • タルトアルデッシュ

  • サブレ シトロン

  • ガレット

  • タルト カンパーニュ

  • タルト カンパーニュ フィグ

2018/11/10 更新

1回目

2017/10 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.2
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.4
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

力強いお店 1・2・3

休日のお昼に伺いました、300件目として放置分も纏めて。

幅広い商品幅のクラシックなフランス菓子店、新宿高島屋のパティシェリアでも買える。
都内から行き辛い場所&保冷剤の数(1h迄)+休日イートインは空いている時のみで難易度高め。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ババ(450円) ☆×4.5
 構成:ブリオッシュ生地+生クリーム+カスタードクリーム
 アプリコットジャムの甘さと、強めながら他を侵食しないシロップの強さのバランスが理想的。
 生クリームはこってり濃厚、しっかりとした甘さ+引きで全体への重さ担当。
 カスタードクリームは比較的サラっとしているので、全体的に見ればかなり食べやすいタイプ。
 ブリオッシュ生地はきちんと食感を返し、べちゃつかず理想的なお酒強めのババ。

◇モンブラン(580円) ☆×4.5
 構成:マロンペースト・クリーム+生クリーム+メレンゲ
 下にもモンブランがあるのでわかり辛いが、こちらはオーボンヴュータン系のやつ。
 トロトロのマロンクリームのクリーミーでさらっとした甘さが超絶好み、ここの甘さは感じつつ
 も全体で見ると香りが負けないバランスはオーボンヴュータン系としては頂点だと思う。
 コクがあるが少な目の生クリーム・薄めのメレンゲ・濃い目のマロンペースト全てが良い塩梅。

◇モンブラン(500円) ☆×4.2
 構成:マロンペースト+生クリーム+タルト台
 マロンペーストは粘り気がきちんとあるが食べた数秒後には解けていく、香りも味も気高い。
 生クリームはしっかり目でコクがあるが特に重くは感じない、全体のバランスが上手い。
 ザクザクのタルトはバターがリッチだがしつこくない、中にも栗そのものが入っており◎。
 強めのタルト・生クリームに負けない芯としてきちんと洋栗を感じられるのが好印象。

◇カノ(470円) ☆×4.2
 構成:いちごムース+ピスタチオブリュレ+タルト台
 ザクザクのピスタチオタルトは味はしっかりだが、癖はあまり前面に出ないしつこくない系。
 ここに強めのピスタチオブリュレでコクと滑らかさを足しているので、上手く調和している。
 いちごムースはエアリーでほわほわ、わかりやすい甘さと優しさで全体が軽めになる。
 タルト内にグリオットチェリーは少ないが、ピスタチオ×ベリーの鉄板の組み合わせ。

◇モンドール(470円) ☆×4.2
 構成:サワークリーム+生クリーム+マロンクリーム+野ばらジャム+タルト台
 栗が焼き込まれたサクサクのタルトと、中心部分のマロンクリームの豊かさで栗が芯。
 野ばらのジャムが縁の下の力持ちでほんのり華やかさ&甘酸っぱさ+ぱっと見マロンクリーム
 に見える上部のサワークリームで丸い酸味=後味は軽めになる絶妙なバランス。
 栗が一強なわけでは無く、全体の調和の中にある芯となる栗味を楽しむケーキだと思う。

◇ピュイサンス(470円) ☆×4.1
 構成:ヘーゼルナッツバタークリーム・メレンゲ+プラリネノワゼット+ナッツ
 固めのヘーゼルナッツバタークリームと軽いキャラメルナッツでザックザク、バタークリームの
 真骨頂である平時はしっかり→食べると滑らかに溶けるのをたっぷりと感じられる。
 コクのある香ばしい味で強めに感じるが、後味は適度にしか引かずキレが非常に上手い。
 プラリネノワゼットはキャラメル味で濃い、ここで重さを荷重して硬派な印象で纏まっている。

◇バルケットセゾン(450円) ☆×3.9
 構成:フルーツ+カスタードクリーム+ベリージャム+タルト台
 タルトはザクザクでリッチ、程よい甘さがフルーツを引き立てており後味は比較的さっぱり。
 カスタードクリームとベリーソースはあくまでもサブで芯はしっかりフルーツ、ただどちらも
 味の丸み・滑らかさを足すという意味で、きちんと意義が感じられる説得力がある。
 やはりシェフの感性が食べ手に読み取れ、構成に必然が感じられるケーキは美味しい。

◇サックアラオーマロン(500円) ☆×3.9
 構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ
 マロンペーストは和栗、濃厚ながらほっこりさが強くしつこくなく食べやすい。
 ただ、大きめなので始めは軽い→最終的には適度な重さに感じるため重い好きにも良い塩梅。
 生クリームはコク強め、ギリギリしつこくない範囲なので和栗とバランスが取れている。
 通常モンブランと異なり焼き強めのザクザクメレンゲ、明確に差別化出来ており上手い。

◇フレジエ(460円?) ☆×3.8
 構成:スポンジ+クレーム・ムースリーヌ+いちご
 アーモンド生地は力強く反発感が高い、見た目的よりも存在感+食べ応え有。
 クレーム・ムースリーヌはバターもカスタードクリームもどちらの濃さもきっちり感じるが、し
 つこくはない絶妙な範囲、意外にもクリームの水分量は適正でごわっとせず滑らかに感じる。
 いちごがジューシー且つたっぷりなので、ここで他構成の強さをやや弱めていて良い調和。

◇ミルフィーユ(470円) ☆×3.7
 構成:パイ生地+クレーム・ムースリーヌ+フランボワーズ
 パイ生地は焼き強めながら1枚が薄い+ザクザク感がなくメインはクレーム・ムースリーヌ。
 クレーム・ムースリーヌはバターのリッチさをガツンと感じる、カスタードクリームの濃厚さも
 中々のため濃い×濃いの調和。見た目固そうだがクリームは適度に柔らかく食べやすい。
 フランボワーズの酸味がストレートに主張しており、強いクリームを締めているのが好印象。
 以前はパイ生地が香ばしくザクザク主張していた気が、気のせいなのだろうか…

◇ビスキュイフリュイ(500円) ☆×3.7
 構成:スポンジ+クレーム・ディプロマット+果物
 ジェノワーズ生地はふわふわだが若干しっとりさには欠け気味、そのためか気泡が気になる。
 クレーム・ディプロマットはバニラが方向に香るコクのあるクリーム、生クリームもカスタード
 クリームも重めなのでこちらのクリームも濃い×濃いがしっかり楽しめる。
 果実はたっぷりだが、生クリームは少な目なので全体的にクリームが足りていないように思う。

◇マルキーズ(450円) ☆×2.9
 ベーシックなフォンダンショコラ、粘りは強いが味自体はさっぱりで後味も引かず消える。
 使われているのがビターチョコのため甘さは殆どないが、深さも殆どないので印象が弱い。
 この味ならば濃厚にするか、重めにするかした方が個人的には好みなのでうーん…
 食感も何だか濃厚さが無くボソッとした感じがする、これ定番商品なのだがうーん…

◇アマンディーヌ(420円) ☆×4.0
 サクサクのアーモンドタルトは、しっかりした香り+バターのリッチさが広がる安定の味。
 タルトに焼き込まれたさくらんぼで優しい甘さを、ジャムで濃厚さを出している。
 全体に見ればしっかり甘さ・バターを感じるのに、しつこくないバランスがこのお店は上手い。

◇タルト カンパーニュ(370円) ☆×3.9
 構成:パイ生地+カスタードクリーム+りんご
 パイ生地は翌日溜めたのでサクサク感・香りの主張は弱いものの優しい反発感。
 見た目から焼き強そうに見えたが意外とそうでもなく食べやすい範囲、焦げ臭もしない。
 たっぷり使われたりんごの酸味が程よく、全体を軽やかにするバランスが見事。

◇タルト カンパーニュ フィグ(370円) ☆×3.9
 構成:パイ生地+カスタードクリーム+いちじく
 たっぷりのいちじくは焼かれて旨味が濃い+食感も良い感じに出ている。
 ダマンド部分(カスタードクリーム?)が超リッチなので、いちじく感はやや抑え目。
 ただ買っておいて何だが、個人的にいちじくはあまり好きではないので丁度良かった。

◇クロワッサン(230円) ☆×2.9
 焼きは強いが生地もバターも香りは弱め、サクサクの軽さはあるもののややぼんやり気味。
 パン屋でなら軽くて良いと思うが、ヴェノワズリーに求める方向性とは異なるので微妙。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

価格帯は税込500円位+大きさが結構小ぶり、味を勘案しないとコスパは微妙だが美味しいのでOK。
オーボンヴュータン系譜としては随一の有名さだが、系譜の御多分に洩れず接客は微妙。

ここのお店はバタークリーム系・栗系等の同系統を買ってもそれぞれ濃さ・甘さ・固さが千差万別
で、同系統に見えてもきちんと差別化されている=同系統を沢山買っても飽きない。
甘さや濃さがきっちりしているが、必然性を感じるし引きは適度なのでしつこくないのが特徴。

個人的には調和も純粋な各構成の美味しさも堪能できる神奈川屈指の名店だと思う。
店名通りの力強さがしっかり感じられ、クラシックな濃いめ好きにはドストライク。

本当はアイスケーキを食べたかったが、遠い+イートイン不安定+保冷剤の数で夏は難しい。
活動範囲から遠いが今後も再訪したいが、絶対都内ならパティシェリアで買った方が楽。
ただここは本店に行かずにきちんと評価する事は不可能なので、悩ましい所だが再訪する。

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2018/04/11 更新

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