16回
2022/05 訪問
捧氏のお店 27
記念日の限定ケーキの種類が非常に多いお店、僅かな日程のみ出るケーキが多いのが特徴。
都内上位で美味しい中でも非常に買いやすいため、他店と違って色々考えなくて良いのは強み。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇ガトーウィエ(604円) ☆×4.2
構成:キャラメルバタークリーム+くるみ+ビスキュイ
ガトーミュゲのカーネーション版、キャラメルバタークリームはバターの豊かさとキャラメル
の甘さ両方をしっかり感じる。ほろ苦さはほぼ無いので、物凄く取っつきやすい印象。
くるみが大量に入っているため香ばしさとザクザク食感が強い。ビスキュイは生地密度が高い
が食べた時にクリームの方が強くなる、このお店のクリームの方が強いバランスは大好き。
◇ムラングシャンティ カシスパンプルムス(572円) ☆×4.1
構成:カシスクリーム+グレープ・フルーツジュレ+メレンゲ
食べた事あるので省略と思ったらサントノーレの方だった。メレンゲの甘さとたっぷりのク
リーム量が楽しめるので、この味はムラングシャンティ>サントノーレの印象。
カシスクリームは濃い味で酸味があるが口溶けが良いので後味は軽い、味が強いのが好き。
グレープフルーツジュレは果実と合わせて水分と味わいを出す、強い×強いが良い塩梅。
◇マシェリ(604円) ☆×3.9
構成:フロマージュブランムース+白桃ムース+赤桃ジュレ+ビスキュイ
フロマージュブランムースは滑らかでしっかりとした味わい、味の芯が定まっているのが◎。
白桃ムースは軽い味わいだが、赤桃ジュレと併せるとフロマージュブランに負けない調和。
構成比率は低いものの、ビスキュイでしっかり甘さを足すのが良い=味のバランスが大好き。
◇アラフォリ(604円) ☆×3.9
構成:ホワイトチョコムース+いちごジュレ・ムース+フィヤンティーヌ+ビスキュイ
ホワイトチョコムースは滑らかな口当たり、甘すぎず口溶けが良く良いバランス。
いちごジュレといちごムースはわかりやすい味、わかりやすい味の組み合わせが美味しい。
パリパリ食感のフィヤンティーヌが食感担当、意外と軽くは纏めないのがこのお店らしい。
◇サントノーレ ベルガモット フランボワーズ(626円) ☆×3.8
構成:ベルガモットクリーム+アールグレイムース+フランボワーズジュレ+パイ生地
+カスタードクリーム
ベルガモットクリームは滑らかながらしっかり味が付いたもの、内部のアールグレイムー
スと併せて薫り高い。この手の見た目の場合は比較的軽かったが、これは香りが強い系。
内部のフランボワーズジュレはほぼ隠れておりアクセント程度。
◇ボーモン(572円) ☆×3.8
構成:バナナキャメルソース+ラム酒ムース+シナモンビスキュイ+サブレ生地
バナナキャラメルソースは味がかなり強い、ラム酒ムースも薫り高く全体的に強い×強い。
シナモンのビスキュイで香りを、サブレで食感を上乗せするので、全構成が強く立つ調和。
わかりやすい味で強く甘くがこのお店の強み、組合せのセンスで美味しくするのが流石。
◇その他
フレジエ (702円) ☆×5.0
シュークリーム (302円) ☆×4.5
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
個数的にはTOP3確定店なのでかなり食べてはいるが、未だに新作が出続けるのが凄い+嬉しい。
前々回感じた微妙な感じは(新作中心だったが)特に感じなかった、また再訪する。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2022/02レビュー
2022/05/28 更新
2022/02 訪問
捧氏のお店 26
生菓子の追加は比較的多いと思うのだが、結構完売時間が日によって異なるので読み辛い。
中途半端な時間に行ったものの、しぼりたてモンブランは出ていなかったので失敗した感。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇ムラングシャンティ キャラメルバナーヌ(572円) ☆×4.5
構成:キャラメルクリーム+バナナ+ガナッシュ+メレンゲ
バナナはジュレでは無くそのまま入っており、少ないながら濃密な香りと味で存在感がある。
ガナッシュはわかりやすい味ではありが、ほんのり酸味のあるタイプで結構好きな調和。
キャラメルクリームは定番のほろ苦さと滑らかさが最高なもので優勝、新作?では久々優勝。
◇その他
フレジエ(702円) ☆×4.5
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
今回は既レビューのみで放棄回と思っていた=食べた事あるような気がしたのだが恐らく新作
なのだろうか。ひな祭りで通常フレジエだったので、フレジエピスターシュを食べに再訪する。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2022/01レビュー
2022/03/16 更新
2022/01 訪問
捧氏のお店 24・25
ここ最近はしぼりたてモンブランが遅く出るので、基本商品→午前中+しぼりたてモンブラン
→午後と同日に2回か別日に行く必要がある+周辺でのイートインが減っているため結構面倒。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇マカロンショコラキャラメル(572円) ☆×3.7
構成:チョコマカロン・クリーム+キャラメルソース・クリーム
チョコマカロンは食感のあるもの、噛んだ際に粘度が高く変化するタイプで食べ応えが高い。
構成比率が高いチョコクリームはビターな味、適度な粘度と深さはあるが重くは無い程度。
甘さと濃さの強いキャラメルソースと滑らかなキャラメルクリームによって、味がしっかり
と出ている=味の芯はキャラメルに感じる。
◇タルトマロン(613円) ☆×3.2
構成:マロンクリーム・ムース+バニラババロア?+タルト台
マロンクリームは水分が多い洋栗のもの。単体だと香りや味は控えめながら適度な味わいだ
が、全体と合わせると弱い印象でうーん…マロンムースとバニラババロアはエアリーな食感。
ザクザク食感のタルト生地とダマンドは味わいや豊かさが足りずうーん…やはりここのお店
はタルト生地に関しては明確に弱点だと思う。
◇その他
しぼりたてモンブラン (702円) ☆×5.0
サントノーレ フランボワーズピスターシュ (604円) ☆×4.0
カジノ (572円) ☆×4.0
ムラングシャンティー フレーズマスカルポーネ(572円) ☆×3.9
アルデッシュ (594円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
このお店に限ってはたまたまだと思いたいが、今回は最近では一番微妙な状態+値段は上がって
いるが同商品が以前よりうーん…になっている気がした、あまり良くない印象で不安。
積み重ねのあるお店は即点数変動はしないが、早めに再訪して確かめた方が良いかも。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2021/03レビュー
2022/01/24 更新
2021/04 訪問
捧氏のお店 23
季節毎に味が変わるサントノーレとムラングシャンティーだけでも商品回転が速いが、毎年の
季節の定番+新作があるので何度行っても目新しい。地味に狙った商品を引くのは難しいが。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇ムラングシャンティー フレーズマスカルポーネ(540円) ☆×4.5
構成:マスカルポーネクリーム+いちごジュレ+メレンゲ
マスカルポーネクリームはコクがありチーズっぽい味わいがする、味わいから重さがあるもの
のメレンゲの軽さで軽減していく。やはりこのお店のムラングシャンティーはクリーム主体。
いちごジュレはわかりやすくそのまま濃縮したジャムのような味、重すぎずバランスが絶妙。
比較的重さのあるものだが、コクが中心で甘さや後味はそこまで強くない、超大好き。
◇フランコ(561円) ☆×3.9
構成:ココナッツムース+フランボワーズジュレ+ダックワーズ生地+フィヤンティーヌ
ココナッツムースはふわふわの食感だが固まり方は割としっかりしている、香りや甘さは適度。
内部のフランボワーズジュレは甘酸っぱく味が濃い、このお店は強い×強いの調和をさせた時
のバランス感覚が本当に上手い。ダックワーズ生地とフィヤンティーヌで食感が出ている。
◇サントノーレ パッションバナーヌ(556円) ☆×3.7
構成:バナナ生クリーム+パッションフルーツムース・ジュレ+カスタードクリーム
+シュー生地
バナナ生クリームは思っていたよりも粘度が高く優しい甘さと味、内部の果実で香りを足す。
パッションフルーツのジュレとムースはどちらも酸味が強い、優しい甘さを強い酸味で締める
ので、後味はパッションフルーツの酸味が優勢=構成比率は少ないが味の芯はこちら。
個人的にはもう少しバナナが濃密又は甘い方が好きな調和だった、夏のトロピックとは別物。
◇その他
フレジエ (594円) ☆×5.0
シュークリーム (280円) ☆×4.2
サヴァラン 桜 (572円) ☆×3.8
シブースト 清見(542円) ☆×3.6
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
経験上限定サントノーレだけは完売が早いのだが、このお店は後でも追加するので良心的に思う。
出来る限り好きな限定商品を買いに行きたいが、このペースでも結構見逃す。また再訪する。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2021/03レビュー
2021/05/23 更新
2021/03 訪問
捧氏のお店 21・22
しぼりたてモンブラン+フレジエ+サントノーレ桜が全取り出来る季節なので再訪したが、し
ぼりたてモンブランが出るのが13時以降なせいでサントノーレ桜が完売しており時間が難しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇エマ(520円) ☆×4.3
構成:フランボワーズムース・ジュレ・クリーム+ココナッツムース+ダックワーズ生地
フランボワーズムースは口溶けは滑らかでしっかり味の濃いいつもの好きなタイプ、これにフ
ランボワーズジュレで濃さを足していく。このお店は味は強いが重くは無いバランスが超秀逸。
上部のフランボワーズクリームは量は多いが意外と優しい味、丸くする軽減役になっている。
ココナッツ味は最初こそ隠れ気味だが、ココナッツファインから後味に対して主張する。
◇サントノーレ フランボワーズピスターシュ(515円) ☆×4.0
構成:ピスタチオクリーム+フランボワーズジュレ+カスタードクリーム+シュー生地
鉄板組合せのサントノーレ、食べた事はあるはずだが未レビューなので放棄した回なのかも?
ピスタチオクリームはしっかり香りの癖を生かしたものでコクが強い、口溶けは良いが存在感
が強い。内部のフランボワーズジュレはコク甘酸っぱいので、強い×強いの安心する調和。
非常に美味しいがバニーユタヒチやキャラメルマイスやトロピックやママンも常時待っている。
◇ヴァシュモン(550円) ☆×3.6
構成:チョコムース・ビスキュイ+ブラックベリージュレ+紅茶クリーム
チョコムースはブラックベリーの味がほんのりする優しい味、一応ブラックベリー部分はジュ
レもあるが他構成でほぼ吹っ飛ばされているのであまりブラックベリー感は無い。
紅茶クリームは若干強すぎるほどに香りが最強、味や香りの芯は確実に紅茶になっている。
◇モンテリマール マンダリン(500円) ☆×3.6
構成:モンテリマールムース+みかんジュレ+マンダリンムース+ビスキュイ
モンテリマールムースははちみつの優しい味、ドライフルーツと合わさり甘いが引きは軽い。
みかんジュレは水分が少なく優しい味+マンダリンムースはエアリーでふわふわの食感。この
部分の水分が思っていたよりも少ないので、やや滑らかさを減退させているような気がする。
ビスキュイが大きく存在感がある+甘いため、モンテリマールの変形としてはややうーん…
◇タルトたまみ(650円) ☆×3.5
構成:たまみ+カスタードクリーム+カスタードクリーム+タルト台
果実はたくさんのってはいるが皮部分が結構ある+思っていた程水分が多く無いので、そもそ
もタルトの具材としての適性がうーん…以前のミルフィーユのように加工した方が良い気が。
タルト台は豊かなダマンドとサクサクのタルト生地のいつものもの=優等生に纏まっている。
カスタードクリームが少なく、ここでがっつり滑らかさや水分を足して欲しかった。
◇その他
しぼりたてモンブラン (600円) ☆×5.0
フレジエ (550円) ☆×5.0
ムラングシャンティ カフェエラブル(500円) ☆×4.6
シュークリーム (255円) ☆×4.5
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
当然のように未レビュー商品で☆×4.0以上を出してくる、個人的な上位のお店は新商品ペースは
かなり緩やかなお店が多いので美味しい新商品開発力は都内断トツ一位+寧ろ復刻待ち多数状態。
最近若干再訪ペースが落ち気味だが、このお店は年4回は死守したいのでまた再訪する。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2020/10レビュー
2021/04/12 更新
2020/10 訪問
捧氏のお店 20
新作+季節商品+昔の変形が1/2程あるため、いつ行ってもあれこれ食べなきゃとなるお店。
商品の回転に関しては都内で最上位、いつ行っても新作や限定商品があるのはやはり楽しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇サントノーレ ポティロン(515円) ☆×4.2
構成:キャラメルクリーム+かぼちゃペースト+カスタードクリーム+シュー生地
甘さ中心だがほんのりほろ苦いキャラメルクリームの時点で好きなやつ、ハロウィン季節物。
かぼちゃのペーストは構成比率は低いがかぼちゃの味そのままで濃い、後味にかぼちゃが出
てくるので存在感+それなりに重さがある。今回買ったものはいつもより重いものが多い。
シュー生地の反発感は適度で、ここのサントノーレは圧倒的クリーム量で食べていくもの。
◇ヌメロ オンズ(550円) ☆×4.0
構成:焼きチョコムース+マロンムース+洋梨ジュレ+ビスキュイ+サブレ生地
焼きチョコケーキの11種類目、何とか半分以上は食べているがこのシリーズは重いがド安定。
焼きチョコムースは重いが美味しい、これに水分が多い洋栗だろうか香りの良いマロンムー
スを合わせる。サブレ生地のサクサク食感で受け止める形だが、今回は洋なしジュレの水分
があるのでいつもよりは気持ち軽い気がする。調和は相変わらずよく出来ており、好み。
◇タルト シャインマスカット(700円) ☆×3.8
構成:シャインマスカット+生クリーム+カスタードクリーム+ベリージャム+パイ生地
シャインマスカットは大粒で量が多い、ここの水分で他構成の重さを流すため軽いタルト。
滑らかな生クリームとぽってり×水分が少ないカスタードクリームはどちらも強くはない。
パイ生地の香ばしさとダマンドの香りはあるものの、シャインマスカットの水分で流れる。
◇モンテリマール ノワゼット(530円) ☆×3.5
構成:モンテリマールムース+ヘーゼルナッツクリーム・ダックワーズ生地+
名前通り最初はモンテリマールムースの香りと味はするが、すぐヘーゼルナッツに塗りつぶ
されてしまうのでモンテリマールっぽさは正直あまり無い。ヘーゼルナッツが味と香りの芯。
ヘーゼルナッツ味のクリームとダックワーズ生地内のヘーゼルナッツ自体で香りとコクと味
を増していく。これもまた重いもの、味が強いのは前からだが少し重さが気になるかも。
◇ショートケーキ マロンポワール(530円) ☆×3.4
構成:マロン生クリーム+スポンジ+洋梨
洋梨は食感があり固い、量があるため存在感はあるが水分が少ない+食感が強すぎる気が。
マロン生クリームはミルキーさ重視で甘さと香りがあるもの、生クリームとしては重い部類
+洋梨が軽減役では無い+ビスキュイはふわふわ×しっとりなので全体的な調和として少し
重さがうーん…重いこと自体が悪いわけでは無いが、前は調和時に滑らかさがあった気が。
◇その他
しぼりたてモンブラン (600円) ☆×5.0
ムラングシャンティ キャラメル ポワール(500円) ☆×4.5
シュークリーム (255円) ☆×4.2
アルデッシュ (550円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
今年は行くべきタイミングで見送ったので結構久しぶり、若干再訪ペースが落ちている気がする。
好きと言う資格の無い再訪しない口だけマンにならないよう注意してきちんと再訪したい。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2020/05レビュー
2020/11/06 更新
2020/05 訪問
捧氏のお店 17・18・19
大好きなお店なので回数は多く行っているが、このお店に関しては限定商品に超絶当たり商品
が複数紛れているので、とにかく再訪回数をこなさないといけない=地味に難易度が高いお店。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ムラングシャンティ カフェエラブル(500円) ☆×4.7
構成:コーヒーメレンゲ・ジュレ+はちみつ生クリーム・ムース
サクサク軽やかなメレンゲと内部のジュレがコーヒー味、強すぎない程度の取っつきやすい味
+口溶けの軽さで万人向け。下のサントノーレもそうだが、複数の味の調和が抜群に上手い。
はちみつ味の生クリームは最高に美味しい、口溶けの滑らかさと強すぎないしっかりの味+甘
さが大好き。はちみつ味のムースは丸さを出す役割、きちんと構成意義があるのが流石上手い。
◇サントノーレ カフェエラブル(550円) ☆×4.5
構成:はちみつ生クリーム・クリーム+ナッツ+ビスキュイ+シュー生地+カスタードクリーム
はちみつ味の生クリームは適度な甘さと口溶けの滑らかさ、内部のはちみつクリームは優しい。
ピーナッツで甘さを足していくが、やはりここのサントノーレ=クリーム系は完成度が最強。
内部にコーヒーでアンビベされた生地+シュー生地内にコーヒー味カスタードクリーム、コー
ヒー味は強すぎず弱すぎずでバランスが良い。やはりこのお店はバランスが完全に好み。
◇ミルフイユ たまみ(650円) ☆×4.3
構成:パイ生地+オレンジ・クレームムースリーヌ・ジュレ+生クリーム
パイ生地はサクサクで食感豊か、焼きは強めで単体だと味気ないがクリームとの調和が最強。
クレームムースリーヌはたまみ(オレンジ)がほんのり香る、甘さと滑らかさが完全に好み。
たまみジュレは濃くしっかり味が立っている、味の芯がきちんとあるケーキで美味しい。
生クリームは滑らか、たまみ果実から水分が出るため、コクはありつつも後味は重くない。
◇ヌメロ ディス(520円) ☆×4.3
構成:焼きチョコムース・クリーム+オレンジクリーム・ジュレ+サブレ生地+メレンゲ
焼きチョコのムースは強い甘さ、口溶けは重くは無いものの後味に引くため重さは結構ある。
焼きチョコのクリームはこのお店にしては水分少な目ででどっしり、でも最高に美味しい。
オレンジのクリームとジュレで軽減するのかと思いきや特にしない、どちらもオレンジの濃さ
と味を出す担当なので強い×強いの調和。このお店の味のバランス=センスは超絶好み。
◇シュークリーム(255円) ☆×4.2
構成:シュー生地+ディプロマットクリーム
昔ながらのシュー生地の反発感と、ザラメとナッツの反発感=サクサク感が上手く調和する。
ディプロマットクリームは滑らかでバニラの芳香さとカスタードクリームの丸さが合わさり、
甘くて丸い。水分量が多いのですぐに流れるが、しっかり味があり食べ応えが高い。
◇タルト キャラメルサレ(520円) ☆×4.1
構成:タルト生地+ナッツ+キャラメルクリーム+ヘーゼルナッツクリーム
タルト生地は密度が高くザクザク食感。内部は甘さ強めのキャラメルソースとザクザク食感+
香りの強いナッツ。きちんと強い味を喧嘩せずに調和させるので、満足感が非常に高い。
上部のキャラメルチョコクリームは軽め、クリームの滑らかさや味のバランスが都内最上級。
◇ショコラ ノワゼット シトロン(550円) ☆×3.7
構成:チョコムース+ヘーゼルナッツクリーム・ダックワーズ生地+フォン・ド・ロッシェ
チョコムースはわかりやすい味、チョコ系は癖がない印象だがこちらもヘーゼルナッツクリー
ムと合わせて取っつきやすい味。両構成ともに味はしっかり強いので、単体だと後味に引く。
内部に滑らかなレモンクリームとレモンコンフィが入っているが、この部分の味は穏やかで酸
味は抑え目。見た目は重そうだが、内部の構成比率はレモン味部分が多いので重くはない。
◇シブースト 清見(502円) ☆×3.6
構成:シブーストクリーム+清見オレンジ+タルト生地
シブーストクリームのほわほわエアリーな食感と甘さが丁度良い。清見オレンジ果実のさっぱ
りした爽やかさである程度は甘さを流しつつ、キャラメリゼで甘さを足す=ある程度は強い味。
このお店と個人的に合わないタルト生地はうーん…他構成の水分に対してタルト生地の固さが
不足しているように感じる。シブーストは毎回生地で評価が落ちるが、他構成は美味しい。
◇ムラングシャンティー柚子抹茶(500円) ☆×3.5
構成:ゆず生クリーム・ジュレ+抹茶メレンゲ・ババロア
ゆず味の生クリームは生クリームのコクとゆずの香りを合体させたもの、ゆずジュレで濃さと
香りを足す。こちらのクリーム系は複数の味・香りがしっかりしているが違和感なく合体する。
優しい味の抹茶メレンゲとババロアは単体で見れば問題ないが、ゆずと合うかはうーん…決し
て美味しくないわけでは無いが、いつものクリーム系の超完成度からは違和感があるかも。
◇モンブラン(510円) ☆×3.4
構成:マロンクリーム・グラッセ+ココナッツムース+タルト台
マロンクリームは水分が多く滑らかと言うか生クリームの食感、個人的には秋のモンブランが
好きなのでこの状態+香りの弱さはうーん…内部のマロングラッセで栗の強さを持つ。
ココナッツムースはふんわりと優しい香り、他構成と意外と喧嘩しない程度でパンチ不足。
タルト台はブリゼ生地なのかほんのり塩気がする、モンブランと思わなければありなのかな。
◇クロワッサン(260円) ☆×3.7
大きい+生地の膨らみ具合がそこそこあるので食べ応えがある、構成ケチらない所が好き。
バターが非常にリッチだが香りは抑え目、味としての豊かさが強いため油分はやや多めかも。
◇その他
フレジエ (550円) ☆×5.0
カジノ (520円) ☆×4.5
サントノーレ カシス パンプルムス(515円) ☆×3.8
オペラ 桜 (520円) ☆×3.6
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
振れ幅は凄いが超絶好み商品の爆発力が物凄くどんどん好きなケーキが増えていく恐ろしいお店。
過去商品の復刻や入れ替えスピードが速く、そこそこ再訪しても未レビューがこれだけあるので
まだまだ再訪回数不足なのだろうか、また再訪します。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2019/12レビュー
2020/05/24 更新
2019/12 訪問
捧氏のお店 15・16
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
最近レビューを途中放棄する事が多いため、投稿は久しぶりだが比較的通えているお店。
ただし、この15回目のレビューていつの物なの?レベルで放置癖があるので、どうにかしたい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ムラングシャンティ キャラメル ポワール(500円) ☆×4.5
構成:生クリーム+洋梨・ジュレ+メレンゲ
軽やかな生クリームと洋梨のさっぱりした水分とキャラメルの軽めの甘さがベストマッチ、
このお店の生クリーム系はクリーム量が多い+滑らかな口溶けと必要十分な甘さ=最高。
洋なしジュレで甘さを足しつつ、味の芯としてブレが少ないのがセンスの塊、本当に好き。
メレンゲは軽めの口溶け、クリーム量をしっかりと感じられるサブ的位置づけの印象。
◇カジノ(520円) ☆×4.4
構成:フランボワーズムース+キルシュババロア+フランボワーズジャム+ビスキュイ
伝統的なものはキルシュババロア+フランボワーズジャムロールケーキだが、上記構成。
ムースとババロアは滑らかな口溶けで味・香りは濃いめ、各構成の立ち具合が超好み。
ビスキュイは強めの食感とアーモンドの香りがしっかり、全部に食べ応えが有る。
最近は殆ど見ない伝統菓子だが、個人的には結構好きなので他店も出して欲しい。
◇ヌメロ ヌフ(520円) ☆×4.2
構成:焼きチョコムース+メープルクリーム+生姜クリーム+ビスキュイ+サブレ生地
焼きチョコのヌメロシリーズのNo.9、チョコの味は甘さはしっかりながら強すぎない味+口溶
けの良さが抜群。ヌメロシリーズの美味しさは最早鉄板、ただし以前の商品も食べたい。
上部のクリームがメープル味でわかりやすい甘さが足されるのに対し、内部のクリームは生姜
味。ほんのり生姜の辛さが後に引くのだが、これが意外と合っており超面白い=好き。
◇パリブレスト ショコラ パッション(480円) ☆×4.0
構成:シュー生地+パッションフルーツクリーム+チョコムース
+アプリコット&パッションフルーツジャム
シュー生地はほぼ水分が無く単体だと味気ないが、パッションフルーツのクレームムースリー
ヌで滑らかさを足す。バタークリーム分が絶妙なバランスなので、きちんと水分になる。
味は下部のアプリコットとパッションフルーツジャムで強め、きちんと芯が定まっていおり〇。
パッションフルーツクリームは優しい味+チョコムースも優しいパッションフルーツ味。
◇ムースショコラキュイ!?(520円) ☆×3.9
構成:ココナッツムース+ホワイトチョコムース+ビスキュイ+サブレ生地
ココナッツムースは甘目で香りがしっかり、ココナッツは強い方が絶対美味しいので好き。
このお店独特の焼きホワイトチョコムースは、焼きによる僅かな香ばしさとホワイトチョコの
コク。他構成と強い×強いがきちんと調和するのがやはり上手い。
食感のあるビスキュイとザクザク食感のサブレ生地で、滑らかさだけでは無い。
◇パリブレスト マロンカシス(490円) ☆×3.9
構成:マロン・クリーム+カシスクリーム・ジャム+シュー生地
マロンクリームはバタークリーム分が高いので、少し置くと滑らかになる+味は優しい。
中心部のカシスクリームとカシスジャムで味の濃さを出す形、このお店カシスは濃さ担当が多
く、酸味はあまり使わない印象。ショコラパッションよりも濃いが、食べやすい範囲かと。
◇タルト フィグ(550円) ☆×3.8
構成:赤ワインジュレ+いちじくコンポート+ヨーグルトクリーム+タルト台
タルト生地は焼き込み系ではないはずだがサクサクさが皆無でうーん…タルト生地内はシナモ
ンの香りとしっとりなダマンド+濃さのあるカシスジャムなので、個人的には食感が欲しい所。
ただし、赤ワインジュレに入ったいちじくコンポートは、甘く味がしっかりしており好み。
上部のクリームは軽い酸味のヨーグルトクリームで、上部の重さを少し軽減する役割。
◇サントノーレ ドゥー フロマージュ (550円) ☆×3.6
構成:フロマージュブランクリーム+フランボワーズジュレ+ベイクドチーズケーキ
+カスタードクリーム+シュー生地
味的にはサントノーレフィグフロマージュにかなり近いものかと思ったのだが、フランボワー
ズジュレがアクセント程度=果物で流す又は絞める部分がほぼ存在しないので、引きが別物。
フロマージュブランの味が軽いのに対し、ベイクドチーズケーキ部分はしっかり旨み+味。
シュー生地の反発感とカスタードクリームのぽってり感のバランスは言わずもがな良い状態。
◇ティラミス(500円) ☆×3.5
構成:マスカルポーネクリーム+ビスキュイ
マスカルポーネクリームは優しい味で滑らかな口溶けは良いが、ティラミスをとして考えると
コクが足りないような気がうーん…まあティラミス自体美味しい所は極々僅かなお店だが。
生地はサヴォイアルディではなくビスキュイ、シロップでひたひた=柔らかいがギリ崩壊せず。
コーヒー味はするが甘めなシロップなので、割と万人向けで誰もが食べやすい気がする。
◇タルトフレーズ(630円) ☆×3.4
構成:いちご+生クリーム+カスタードクリーム+タルト台
タルト台内部にいちごジャムがあるものの、いちご自体は旨味に対してやや水分が多め。
生クリームは量多めで重さがある、カスタードクリームは水分多目で味は良いが量が少ない
=全体的に味の調和がイマイチ取れていない気がする。このお店にしては珍しくうーん…
タルト大はサクサクで一般的焼きの強さ、ダマンドのリッチさがあまり無い+台の香ばしさ
が無い。以前のカット型から形状が変化したが、台自体が以前の方が美味しくうーん…
◇ガトーブルトンヌ(380円) ☆×3.5
生地密度が高いため食べ応えが有る、バターはそこまで強くはない+サクサクの焼き加減で
水分が少な目+塩気が少々ある=全体的に水分が失われるやつ。
アプリコットジャムは量が適量×濃い味、ただし生地の力強さがあるため丁度良い塩梅。
◇その他
しぼりたてモンブラン (600円) ☆×5.0
サントノーレショコラフランボワーズ(515円) ☆×4.0
タルトペッシュ (580円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
新作・限定ペースが割と早く、実際には買う度にケーキの合う合わないで評価が変動している
のだが、多分お店単体で累計200個位は食べているのに新作がここまで出ること自体が凄い。
このお店は質が高いというよりも、味付けがとにかく好みな超高評価店で大好き。
再訪はかなりしているが、味が好きで記憶出来るがために備忘録=レビューの必要性が無く、
今年はレビュー放棄率がかなり高かったのが反省点。来年もきちんと再訪したい。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2019/03レビュー
2019/12/21 更新
2019/03 訪問
捧氏のお店 13・14
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
投稿が久しぶり感があるが、割と纏めてしまうので去年も訪問回数はTOP3維持のはず。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇サントノーレ 桜(515円) ☆×4.5
構成:桜クリーム+グリオットチェリージュレ+カスタードクリーム+シュー生地
桜クリームの最初の重さと流れる速さが抜群に良い、ここのクリームは本当に至高の口溶け。
内部に味の異なる桜クリームがあるように感じたが、生クリームと使い分けしているのかも?
グリオットチェリージュレが濃く、ここで味を上乗せしていく形=濃い中で味変化がある。
反発感が完璧なシュー生地の食感の中にはぽってりカスタードクリーム、ここの重さでシュー
生地と桜クリームを上手くつなげられている。構成説明なんかどうでも良くなる系の当たり。
ここのサントノーレの当たりは凄まじく好み、季節商品の回転が早いため制覇率が悲しい所。
◇ムラングシャンティ パンプルムス ジャスマン(463円) ☆×3.9
構成:グレープフルーツ・クリーム・ジュレ+メレンゲ
メレンゲがジャスミンの香り、食感+口溶けは軽いが香りの主張が立っており割と好き。
グレープフルーツクリームはほんの少しのほろ苦さと香りの優しいもの、流石で美味しい。
グレープフルーツジュレで味を出していくが、上部の果実がアクセントになるのに対し、
果実では無いので口溶け面が滑らかな統一感になっているのが好み=濃い→軽いが上手い。
◇サヴァラン 桜(500円) ☆×3.8
構成:桜クリーム+ピスタチオクリーム+ブリオッシュ生地+グリオットチェリー
桜クリームは強めの味+ピスタチオクリームはコク強め、食べた瞬間の味の主張は強いのに
口溶けと後味が軽いのがこのお店の強み。全体的に味要素が多いが、ちゃんと調和する。
ブリオッシュ生地は焼き強め、シロップが少なく柔らかさ不足だがべしゃるよりは万倍良い。
シロップが甘めなので全体的に洋酒感は軽い、グリオットチェリーで水分+洋酒を出すが、
個人的にはシロップをもっとひたひた+シロップにも適度な洋酒の風味があれば更に好き。
◇サントノーレ フィグ フロマージュ(515円) ☆×3.8
構成:フロマージュブランクリーム+いちじく・ジュレ+カスタードクリーム+シュー生地
フロマージュブランクリームはコクメインで、口溶け・甘さ・酸味は抑え目になっている。
内部にいちじくジュレが入っており癖が血個強め、いちじく味を煮詰めたもので面白い。
シュー生地とカスタードクリームはいつもの滑らかさ、フロマージュブランクリームが重さ
を持っているのでいつもの滑らかな統一感が無いのは惜しいが、比較的食べやすい方のはず。
◇ミルフィユ ポムキャラメルオテ(520円) ☆×3.7
構成:パイ生地+キャラメルクリーム+りんご
しっかり焼かれたパイ生地は香ばしくサクサク、みっちり密度からの食べ応えが〇。
キャラメルクリームは軽めの味で苦みはほぼ無い、名前的に紅茶の香りが軽く付いているよ
うな気がする。味は濃い+甘いが、クレームムースリーヌの口溶けの良さが抜群で好き。
洋梨の水分で軽減する系かと思いきや、個々もしっかり甘くてパンチの強いミルフィーユ。
◇その他
フレジエ (515円) ☆×5.0
モンブラン (520円) ☆×4.8
アルデッシュ (515円) ☆×4.2
タルトフレーズ(580円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
新作生菓子は伝統菓子の変形の時と洋菓子の時と謎の波がある印象だが、個人的には伝統菓子の
変形が好き。味のバランスが超好みなので、今年も出来る限り再訪して季節物を食べたい。
千歳烏山が激戦すぎて最近は個数が減っているが、やはりここは別格なので再訪します。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/08レビュー
2019/03/17 更新
2018/08 訪問
センスのお店 11・12
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
取りあえず他と梯子しつつという使い方が多いが、個数的には今年の暫定トップ。
ペースが速すぎる気はするのだが、新作速度に追い付こうとするとこうなってしまう。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇パリブレスト ダルジュ(501円) ☆×4.0
構成:麦茶シュー生地・生クリーム・クリーム+カスタードクリーム
各構成に麦茶を使ったパリブレスト=発想が謎すぎるが、確かに麦の香りがして美味しい。
麦茶シュー生地は香ばしく焦げ臭ギリギリで好みは分かれそうだが、香ばしさが超強い。
麦茶生クリームは強い香りで余韻が残るものの、口溶けの軽さから重い印象が無く◎。
これに対して、麦茶クリームはやや油分を感じるが逆に味は抑え目、繋がりとしての作用。
一見ネタ枠で完成度が異常に高い商品があるのが楽しすぎる、発想が柔軟すぎて最高。
◇メリメロ(567円) ☆×3.7
構成:赤すぐりジャム+ビスキュイ+パッションフルーツクリーム+フルーツ
アーモンドの香る生地は柔らか×アンビベされ甘目、味的にやや前に出すぎ感があるかも。
赤すぐりのジャムが濃い味の担当、酸味がほぼ無く濃厚さのみに使われているのが意外。
口溶けの滑らかなクレームムースリーヌ?はパッションフルーツ味、酸味があるものの
滑らかな口溶けでさらっと流れる。フルーツは酸味のあるものもあるが、全体的には甘い。
◇セミニョン(520円) ☆×3.8
構成:桃ジュレ・グラサージュ・クリーム+白ワインムース+赤すぐりジュレ+ビスキュイ
白ワインムースは甘く濃い+しっかり固まっている、流行?の滑らかさは無いが力強い。
桃ムースは水分多目で瑞々しい+グラサージュは甘く、桃が付くに軽減役では無いのが◎。
赤すぐりジュレも濃さ担当、力強く味が後に引く=まさかの軽減役無いけどそれが良い。
上部のクリームは桃だろうか、これは軽めで逆に他構成の重さと全く違うため判別できず。
◇ヌメロ ユイット(562円) ☆×3.4
構成:コーヒーゼリー+ヘーゼルナッツブリュレ+ホワイトチョコブリュレ
コーヒーゼリー部分の本格的な深さ=苦みが強いので、珈琲が味の芯となるヴェリーヌ。
珈琲の香りが強いため、すぐ下のヘーゼルナッツの味+香りが吹っ飛んでいる印象。
辛うじて焼きホワイトチョコの舌触りと味は判別できたものの、香り面は珈琲一強で潔い。
ヌメロシリーズなので買ったが、珈琲味が強いものが苦手なので最初から無理があった感。
◇サヴァラン ピニャコラーダ(551円) ☆×3.3
構成:サヴァラン生地+ココナッツ生クリーム・クリーム+パイナッツ
味は美味しいと思うのだが、サヴァラン生地の繋がりが弱い+水分で崩壊しており微妙。
ココナッツ部分が甘くてトロトロの生クリーム+内部のコクのあるクリーム、味は優しい。
パイナップルは甘さ方面に生きており、酸味はほぼ無く爽やかさは弱い=見た目より甘い。
軽くて甘いサヴァランだが、個人的にこのお店のサヴァランは生地が合わないのがネック。
◇その他
サントノーレ トロピック (540円) ☆×4.8
サントノーレ キャラメルマイス(648円) ☆×4.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
季節的に出ると思ったが出ない商品が結構な数あり、滅茶苦茶美味しい限定商品は次いつ食べ
られるのかという恐ろしさはあるが、新作を次々考えられるのは凄い。
キャラメルマイスとトロピックはこの機に沢山食べたので、次はバニーユタヒチを食べたい。
このお店大好きだが再訪ペースが今までで一番早く、ペース的に初年間40個台に突入しそう。
流石に行きすぎ感はあるが、好きと口だけマンではないだけマシと考えてまた再訪する。
でも口だけ店が他に沢山あるのもまた事実なので、正直ペース配分が要検討かも。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/07レビュー
2018/09/04 更新
2018/07 訪問
センスのお店 9・10
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
最近訪問回数が多いので数買わなくていいやと思いつつ、結局訪問回数的に沢山食べてる。
年間個数は30個↑の吉祥寺・目白と並んで、ここ最近固定されているTOP3に入っていると思う。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇サントノーレ トロピック(540円) ☆×4.8
構成:パッションフルーツクリーム+ライムジュレ+パイナップルジュレ+マンゴー
+カスタードクリーム+シュー生地
パッションフルーツクリームは甘く滑らか、軽い酸味と甘みのバランスと口溶けが最高。
ライムジュレとパイナップルジュレは酸味が程よく爽やか→クリームの甘みに移り変わる。
マンゴーは果物の状態が良く完熟で濃密+滑らかな統一感、最早このケーキは飲み物。
反発感のあるシュー生地と下部のしっかり生地で食感があり、食べ応えが高いのも◎。
最近食べた中だと、バニラ・キャラメルマイスに並ぶ超絶当たりサントノーレ=好き。
◇スリジエ(600円) ☆×4.7
構成:アメリカンチェリー+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
フレジエピスターシュのクレームムースリーヌと同じ=美味しいのは分かり切っていたが、
しっかり固まった状態と癖を生かしたコク→溶けるに伴い、軽い引きになるのが至高。
アメリカンチェリーは果肉に歯応えがありながら、果汁が適度に溢れ出す=フレジエ程水分
が出ないものの味の濃さと言う点では、こちらにも別の良さを感じた。流石の完成度。
◇サントノーレアナナスシトロンヴェール(540円) ☆×4.2
構成:生クリーム+パイナップル果実+パイナップル&ライムジュレ+ライムクリーム
+シュー生地
ライム味の生クリームは優しい酸味+溶けると水並みの粘度になるため、限界まで軽い。
ジュレ部分は瑞々しさを湛えつつ、ライムの爽やかさやパイナップルの濃さを表現している。
食感のあるシュー生地内のライムクリームは適度な酸味で、生クリームと差別化も万全。
パイナップル果実は食感に生きており食べ応えが高いが、滑らかな統一感でケーキは飲み物。
◇フラヴィ(520円) ☆×4.0
構成:メレンゲ+ココナッツムース・クリーム+マンゴー&パッションフルーツジュレ・
クリーム+パイナップル+ビスキュイ+サブレ生地
ココナッツムース+グラサージュでガツンと濃密な甘さが最初に襲ってくる、グラサージュ
の引きが強いため甘さが後味に引く。これに上部の軽いココナッツムースで香りを上乗せ。
マンゴーのドロッとした部分はクリームが、パッションフルーツの爽やかさはジュレが担当。
ビスキュイが水分を持っているがべしゃらず+サブレのザクザクで食感強め、結構濃い印象。
◇タルトペッシュ(580円) ☆×3.8
構成:桃+赤すぐり+カスタードクリーム+タルト台
タルト生地はザクザク食感のブリゼでダマンドは少な目、このお店の他タルトに多いリッチ
なタルト台ではないが、内部のフランボワーズジャムとダマンドの濃さで味が立っている。
中心部分はカスタードクリームではあるが、桃はたっぷり盛られており完熟した甘さ。
果汁+甘めのカスタードクリームで甘さの引きは強め、意外とさっぱりではなく濃いタルト。
◇モンテリマール パンプルムス(490円) ☆×3.4
構成:モンテリマールムース+グレープフルーツムース・ジュレ+ビスキュイ
グレープフルーツムースは優しく香りが良いが、ジュレに若干苦みが出ており微妙。
ただ、このお店グレープフルーツ系はいつもこの手の苦味があるのでわざとだと思う。
モンテリマールムースは甘さ抑え目、他構成が軽すぎてドライフルーツが浮き気味。
アンビベされたピスタチオビスキュイで少し重さを出すが、全体的には激軽ケーキ。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
味自体は最近洋菓子寄りになった印象はあるものの、下敷きとするケーキが伝統菓子再構築。
再構築系最重要の、如何にして再構築した部分に元々より優位性を出すかをしっかりクリア
しているセンスこそこのお店の要=誰も真似できない独自性をしっかり持ったお店。
限定ポイントカードの力?で若干再訪ペースが上がっている、また再訪します。
ただこのお店は再訪ペースが速すぎて、1回分でレビューがまず間に合わない…
2018/07/25 更新
2018/05 訪問
センスのお店 7・8
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
個人的に都内でクリーム系最高峰だと確信しているお店、滑らかな舌触りと強めの甘さが秀逸。
伝統を下敷きにしつつも味は独自方向だが、安定しているため万人向けの味で取っつきやすい。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇アルデッシュ(540円) ☆×4.5
構成:マロンシャンティー・ムース+チョコムース・クランチ+ガナッシュ
マロンシャンティーの軽めの甘さと、栗のごわつき(と言うべき?)のバランスが絶妙。
内部の滑らかなマロンムースが甘さと香り担当、各構成に必然性をしっかり感じるのが秀逸。
チョコムースはふんわり紅茶の香りがするが、甘さや香りが突出せずあくまでも調和の範囲。
ガナッシュとチョコクランチで味・食感共にチョコを立たせつつ、栗が生きているのが凄い。
数年前の形状からだいぶ変わったが、今の方がバランスが取れており美味しいので成長著しい。
◇サヴァランアグリューム(540円) ☆×4.2
構成:金柑+オレンジ+グレープフルーツ+生クリーム+カスタードクリーム+ブリオッシュ
生クリームとカスタードクリームの適度なコクと滑らかさ、クリームの滑らかさは都内最高峰。
オレンジリキュールがひたひたなのに、ブリオッシュ生地がべちゃつかず柔らかで留まり◎。
オレンジ類は名前に反して意外と控えめな主張、お酒弱めなので優しい甘さを軽く纏める役。
物凄いさっぱりサバラン、最近ヴェリーヌ系は不発だがこれは以前からの商品なので美味しい。
◇ネロリ(520円) ☆×4.2
構成:オレンジムース・ジュレ+チョコムース+ビスキュイ
オレンジムースのふんわりの甘さ×オレンジジュレの甘酸っぱさ、このお店は甘さと甘酸っぱ
さの担当部分を分ける+全体的には甘目の商品が多いが、調和面でのしっくり感が高い。
滑らかなキャラメルショコラムースは甘めのキャラメル味が主張、チョコ味は弱め。
ビスキュイはやや存在感が薄く、全体的に滑らかでふんわりした食感の統一感+美味しい。
◇越後姫のタルト(600円) ☆×4.2
構成:いちご+生クリーム+カスタードクリーム+タルト台
生クリームはコクがありつつも口溶けが軽めに、以前は多少引く印象が多かったが良い塩梅に。
カスタードクリームは甘目×バニラがしっかり感じる、上部は水分が多い統一感がある。
タルト生地はザクザク+ダマンドはみっちり、タルト台は香りは抑え目だが味が強めの一体感。
越後姫(いちご)は味や甘さはあまり強くはない、水分多目でさっぱりだがややパンチ不足。
◇タルトフレーズピスターシュ(580円) ☆×4.0
構成:いちご+ピスタチオクリーム+カスタードクリーム+タルト台
大きいザクザクのタルト台はシンプルな構成、比較的バターやアーモンドの香りが弱い=大味め
いたザクザク食感の力強さに溢れている。いちごとクリームの水分をここで吸い上手く調和する。
いちごは甘酸っぱく、瑞々しさが全体に水分を分ける=やはりいちごは半分に切らないに限る。
ピスタチオクリームはきちんと豆感があり癖が生きている、融点がやや高いのでいちごの水分と
クリームの滑らかさが混ざらない点で、しっかりと独立した美味しさを感じられる。
◇モンブラン(540円) ☆×3.9
構成:マロンペースト+生クリーム+タルト台
マロンペーストは比較的滑らかで粘度が抑え目×味は優しい洋栗、水分もあり軽めの印象。
生クリームはしっかりコクがあるが軽め、昔より引きが軽くなった気がするので良い塩梅。
下部のタルト台はザクザクでリッチ、上部があまり強くないので味は前に出ていると感じる。
これがFBにあった通年で出るモンブランだと思う、期間限定と別方向で意外と良い感じ。
◇サントノーレカフェノワゼット(540円) ☆×3.8
構成:コーヒーシャンティー+ヘーゼルナッツクリーム+ガナッシュ+シュー生地+パイ生地+
カスタードクリーム
コーヒーシャンティーはギリほろ苦い程度で口溶け滑らか、いつもより乳脂肪が抑え目?で軽い。
味の芯はヘーゼルナッツクリームの滑らか×濃い甘さ、香ばしさはそんなにないがナッティー。
軽めのパイ生地も昔ながらのシュー生地も、クリームと合わせると食べやすい食感に纏まる。
中心にあるビターなガナッシュで浮つきが抑えられているが、これは無くても良いような?
◇ガトーミュゲ(500円) ☆×3.7
構成:グラサージュ+バタークリーム+ダコワーズ生地
ビスキュイに大量に入っているくるみの食感と香ばしさがメイン、正直生地部分よりも構成比率
は高いのではないかレベルの多さ。これにコアントローの香りを足して、優しい丸さ。
キャラメル味のバタークリームは滑らかな口溶け×引きや甘さは強くない、このお店にしては
甘さが控えめで食べやすいケーキ。由来的にあまり強くても困るので、この強さがベストかも。
◇サントノーレ カシス パンプルムス(540円) ☆×3.7
構成:カシスクリーム・ムース+パンプルムスジュレ+シュー生地+カスタードクリーム
以前のものからカシスクリームに変わったことにより、甘さや重さが抑えられ爽やかさが前に
出るようになったように思う。酸味は滑らかなムースの担当なので、使い分けている。
グレープフルーツジュレはほんのり苦み×瑞々しい、ここの水分に対してシュー生地は固め+
カスタードクリームはしっかり粘度。水分が上手く調和するようになっている。
◇シブースト フレーズ ピスターシュ(520円) ☆×3.7
構成:シブーストクリーム+いちごジュレ+パイ生地
ピスタチオ味のシブーストクリームはふわふわ、ケーキ自体が大きい+構成比率が高いのに
エアリーな口溶けで軽い。味は甘さがやや先行、癖や香りはやや抑え目なので、万人向け。
パイ生地は軽めで食感・香り面はやや弱め、内部のいちごのジュレの水分を吸いやすく、
若干フレッシュ感を奪っていた。味は抑え目だが甘さはしっかりで、ややアンバランス。
◇その他
フレジエ ピスターシュ(650円) ☆×4.9
パルファン (470円) ☆×3.8
抹茶オペラ (540円) ☆×3.7
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
3年ぶり位に周年記念に行けた、レビューを溜めたり捨てたりしやすいお店なので好き好き言いつつ
再訪しない口だけマンっぽいと自分でも感じるが、例年5回以上は行けている…と信じたい。
ただ、1年に行く回数は上位のお店だが、限定商品含め回転が早すぎて制覇率の悪さが悔しい所。
周年記念スタンプカードの力で、毎月再訪していく事を今年の目標としておくが自信はない。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2017/05レビュー
2018/05/16 更新
2017/11 訪問
センスのお店 4・5・6
休日の夜に伺いました、3回分纏めて。
季節に合わせた商品を次々出す+ネタに見えるケーキも美味しく出来るセンスが圧倒的なお店。
商品入れ替わりが激しすぎ+頻繁に行って溜めていたら恐ろしい個数のレビューになってしまった。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇エクレールショコラバナーヌ(491円) ☆×4.6
構成:シュー生地+チョコクリーム+バナナソテー+サブレ
チョコバナナを模した見た目が楽しい、流石にサブレ部分を持って食べるのは無理だが見事。
水分多目のチョコクリームは滑らかでとろけるよう、しっかりの甘さながら引きが適度なのが◎。
バナナのキャラメリゼはほんのり苦さを感じる、甘さと濃密な香りでバナナが芯になっている。
ネタ枠に見えるが、バナナ×チョコの味まできちんと要素を生かして超美味しい=完成度が高い。
◇サントノーレキャラメルマイス(648円) ☆×4.6
構成:塩キャラメルクリーム+トウモロコシクリーム+シュー生地
ここのキャラメル系クリーム美味しすぎる、ほんのり苦みと甘さの同居+口溶けが滑らかで後味
すっきりで好きすぎる。しっかりめのシュー生地とのベストマッチ感が非常に強い。
正直トウモロコシとか危険な予感しかしなかったのだが、意外にも自然な甘さでケーキの構成と
してきちんと感じるどころかかなり美味しい。内部にも粒があるので食感的にもかなり面白い。
◇シューアラクレーム オ ピスターシュ(450円) ☆×4.5
構成:シュー生地+生クリーム+フランボワーズジャム+ピスタチオクリーム
食べた瞬間に口溶け滑らかなピスタチオクリームの香りが広がる、ふんわりしたクリームが最高。
生クリームはキルシュ入りでふんわりベリーの香りだが、ベリー味の主張はジャムでばっちり。
しつこくない範囲で濃い甘酸っぱいベリーと、香ばしく滑らかなピスタチオの鉄板組合せ。
最早おまけ感のあるシュー生地は下部が昔ながらで薄め、上部はサクッとしている。
◇ヌメロセット(540円) ☆×4.5
構成:グラサージュ+焼きチョコムース・ケーク生地+クリームチーズクリーム+アーモンド
チョコケーク生地はけしの実が入ったぎゅっとしたもの、外側のアーモンド合わせて食感が豊か。
焼きチョコムースは香ばしさがふわっと広がる、ミルクなのか味・香りは比較的軽めに感じる。
このシリーズはしっかり甘く+食感はずっしりながら、チョコの深みはやや軽めで満足感が高い。
クリームチーズクリームにかなりのコクがあり、やりすぎ感は無いものの口溶けも重め。
◇バロン(560円) ☆×4.3
構成:マロンムース・クリーム・グラッセ+洋なしジュレ+スポンジ+サブレ
味の芯はマロンムース、滑らか×しっかり甘く、ほっこりも濃厚さも同居した栗のいいとこどり。
上記にグラッセが加わり濃い栗部分を、洋なしジュレの自然な水分でしつこさを軽減する秀逸さ。
洋なしは瑞々しいがあくまでもサブに徹しているため、味が変にぶれずきちんと芯になる調和。
他店でも数十個は食べた組合せのはずなのに、濃さ・甘さ・引きがここまで好みになるのは凄い。
◇モンブラン(500円) ☆×4.3
構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ
今年はマロンペーストが滑らか+少し香りが弱め、濃厚さが下がり例年の上品範囲に戻った。
生クリームは無糖?で水分多目、栗感がやや去年より落ちてプレジールに寄った印象。
こちらの方がやや濃い味の印象で、若干強み部分が落ちた気がするが都内上位は間違いない。
メレンゲは焼き軽め=エアリーで、ぺしゃるスピードが超速なので1時間以内が絶対条件かと。
◇サントノーレショコラフランボワーズ(540円) ☆×4.3
構成:チョコクリーム+フランボワーズクリーム・ジュレ+カスタードクリーム+シュー生地
たっぷりのビターなチョコクリームは口溶け滑らか、しっかり味×重くないクリームが至高。
フランボワーズクリームで優しさ+ジュレで甘酸っぱさを担当させ、構成意図でフランボワーズ
を使い分けている。組み合わせは鉄板ながら、他店より一歩進んだ意図のわかりやすさも魅力。
シュー生地内の円やか×甘いカスタードクリームも構成に必然性しか感じず、見事な調和。
◇モザイク(600円) ☆×4.2
構成:トロピカルフルーツジュレ+ココナッツムース+キャラメルムース+スポンジ
さっぱりとしたジュレはパッションフルーツ+パイナップルの酸味とマンゴーの円やかさが主張。
ムースは軽やかで口溶けがスッと消えるため重さを殆ど感じない、ココナッツもキャラメルも味
自体は軽めだが香りがしっかり出ている、甘さや円やかさも感じるため構成が立っている。
さっぱりとした夏らしいケーキながら、個々の構成がきちんと主張をしているのが好印象。
◇モンテリマールレザン(540円) ☆×4.0
構成:スポンジ+モンテリマールムース+巨峰&赤ワインジュレ+チーズクリーム+レーズン
モンテリマールムースは予想よりもかなり軽め、シェーブルチーズ(羊乳のチーズ)クリーム
もほとんど癖を感じないので、万人向け且つ夏らしくさっぱりしていて季節に合っている。
巨峰と赤ワンのジュレが構成比率は低いものの、全体をさっぱりと締めており上手い。
洋酒が弱めのレーズンはジューシー、ここで味を単調にせずメリハリが付いており調和も◎。
◇ショコラバナーヌパッション(560円) ☆×3.9
構成:チョコムース・スポンジ+バナナソテー+パッションフルーツジュレ・クリーム
チョコムースは軽めながらビターな落ち着きがある味、今回はムースの口溶けが非常に良い。
バナナソテーは濃密な香りだが甘さや味の引きは抑え目、上部にあるパッションフルーツジュレ
から瞬間的に酸味が駆け抜ける。全体的に見れば意外とさっぱりしたケーキだと思う。
パッションフルーツクリームはふんわり×華やかな香り×円やか、食べやすく美味しい。
外側のチョコ内にココナッツが入っているが、これは違和感にしか感じずうーん…
◇コムタルトタタン(540円) ☆×3.9
構成:りんごジュレ・ムース+バニラムース+サブレ生地
りんごジュレは滑らかでほぼ繊維分が消える焼き加減、タルトタタンと考えると焼きや香ばしさ
が生きていないので??となるが、瑞々しいりんごのケーキと考えればかなり美味しい=あり。
2種のムースはどちらもエアリーでふんわり軽い口溶け、りんごで優しさ+バニラで甘さを表現
しつつこの部分はあくまでもサブに徹している。サブレも食感以外は前面に出ず、ジュレが芯。
◇シブーストパッションマングー(540円) ☆×3.9
構成:パッションフルーツシブースト+マンゴー&バナナ+キャラメルアパレイユ+タルト生地
タルト生地はサクサクで柔らかめ、今回投稿分はブリゼが多くてシュクレ好きとしては不満。
内部はマンゴー&バナナがしっかり感じ、キャラメルアパレイユはやや隠れ気味に感じた。
パッションフルーツの爽やかな三無がぎゅぎゅっと最初に襲ってくる、ほわほわの口当たりなが
ら他のケーキのパッションフルーツと上手く差別化出来ている。キャラメリゼはかなり弱め。
◇スイカ(491円) ☆×3.8
構成:スイカジュレ+アーモンドムース+ピスタチオ生地+チョコチップ
見た目からして凄いスイカ、スイカ味のふるふるのジュレもアーモンドの香りが閉じ込められた
香ばしいムースも水分たっぷり。実際の食感まで近づけており、ネタ枠に見えて完成度が凄い。
スイカ味は個人的には苦手だが、これはピスタチオ生地の力強さやアクセントのチョコで味自体
はスイカ味単一では無く、きちんとケーキになっている。捧シェフのセンスの賜物で唯一無二。
◇ソラニテ(501円) ☆×3.8
構成:グラサージュ+チョコムース+コーヒーブリュレ+マスカルポーネクリーム+スポンジ
チョコムースはすっきり軽めな味、深みは無いけど見た目よりはるかに食べやすい。
コーヒー味部分はブリュレなので滑らか+多少の重さを与えつつもやっぱり軽め。
マスカルポーネクリームもこれまた軽めのコク・口溶けで夏のためか全体的に軽い統一感。
ティラミスイメージらしいが、ティラミスより普通に美味しい軽いチョコケーキな感じ。
◇ドゥーフロマージュデテ(501円) ☆×3.8
構成:レアチーズケーキ+ベイクドチーズケーキ+バジル生地+パイナップルコンフィ
軽いレアチーズとコクのあるみっちりのベイクドチーズの2層、ベイクドチーズ部分が強く濃い。
パイナップルコンフィとトロピカルフルーツが使われたグラサージュで多少さっぱり、食べた瞬
間はどっしりしているが上手く夏らしい果物で引きを切っている。
バジルが使われた生地とサブレ生地で食感豊か、大きいが単調ではなく飽きない工夫が上手い。
◇タルト シャインマスカット(580円) ☆×3.7
構成:シャインマスカット+カスタードクリーム+スポンジ+タルト台
リッチなダマンドのタルトはザクザク、毎回スポンジはいらなく感じるがタルト台は一級。
トータルは超美味しいが、カスタードクリームが少ない+シャインマスカットは水分が少なく味
への寄与が少なく感じるので、タルト台だけで良い気がしてしまう調和の弱がうーん…
買った後に目当てのラフランスが出てきたが、ある程度水分がある果物が合うタルト台に思う。
◇タルトペッシュ(648円) ☆×3.7
構成:桃+ミントブランマンジェ+タルト台
サクサクのタルトはブリゼのように塩を少し感じる、ここは単体だと味気ないがダマンドが厚め
+内部にフランボワーズジャムをアクセント程度に入れているためほんのり甘酸っぱい感じ。
桃は結構しっかりで適度にジューシーだが、単体で見るとやや弱め=味的には芯だが揺らぎ気味。
内部のブランマンジェからミントの香りが結構して、やや桃を押し退けているのが気になった。
◇サントノーレ カシス パンプルムース(648円) ☆×3.7
構成:グレープフルーツクリーム+シュー生地+カスタードクリーム+カシスジュレ・クリーム
クリームは口溶け軽めだが、グレープフルーツピールからかほろ苦い大人の味、内部に果実が入
っているので、さっぱりとした酸味も楽しめるちょっと大人向けの夏のサントノーレ。
カシスのジュレとクリームで全体を締めているが、酸味よりも爽やかさが勝っている。
重めのカスタードともっちりとしたシュー生地の重さを相殺していくバランス感覚は見事。
◇ヴェリーヌヴェールドー(501円) ☆×3.5
構成:バジルムース・ジュレ+キウイムース・ジュレ
キウイ味ベースだがジュレのバジル味もかなりしっかりなので全体的に見ても主張は感じる。
バジルムースに関してはほわほわであまり甘くないので中々に個性的。
キウイムースが凄い柔らかく、ほぼ水分のギリギリの緩さで口溶け滑らか+キウイとライムのジ
ュレでヴェリーヌの意義が良く感じられるさっぱりさが感じられた。
◇サヴァランペッシュメルバ(648円) ☆×3.2
構成:桃+ラズベリージャム+ババ生地+カスタードクリーム+生クリーム
桃のリキュールと白ワインが使われたシロップはほんのちょっとで足りない、ひたひたにしろと
は言わないがこれはいくら何でも弱すぎる+生地の粗さばかり目立って食感が微妙に感じる。
滑らかなカスタードクリームもバニラたっぷりの生クリームも美味しいが、サヴァランとしては
微妙+ラズベリージャムでほんのり甘酸っぱく桃の果実感もあまり感じずうーん…
◇タルトレザン(378円) ☆×3.9
レーズンにしては大きい見た目だが、巨峰が使われている(干し葡萄なので間違いではない)。
バターをしっかり感じる甘さと巨峰の濃縮された甘さで、味自体は結構濃い目になっている。
タルトがもっとザクザクだと嬉しいが、非常に良く纏まっており減点部分が殆ど無い優等生。
◇タルトフィグ(378円) ☆×3.6
サクサクのタルトはダマンドにしっかりリッチな甘さが出ているが、しつこくなく食べやすい。
完熟の無花果は自然な甘さだが、ケーキの大きさが小さめなのであまり目立たない感じ。
焼きっぱなし系はやはり多少高くなっても良いので、具沢山の方が個人的には好き。
◇その他
サンフォニー(491円) ☆×3.6
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
目新しさだけではなくきちんと基礎技術があるので、ネタ枠含め「美味しい」安定感は中々のもの。
都内屈指だったコスパは段々落ちている気がするが、凡百のお店より遥かに良いので素晴らしい。
今年は良いペースで再訪出来ているが、逆に来月にも行くとレビューを蓄積したせいで酷い事に。
次回からはこまめに書くように出来ればいいな、フレジエが待ち遠しいしまた再訪します。
総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2017/05レビュー
2018/05/05 更新
2017/05 訪問
センスのお店 3
休日のお昼に伺いました。
4周年限定を買いに行きたかったが行けず、今回は母の日限定を中心に買った。
いつも多少多めに買うが、限定のサイクルが非常に速いため毎回新鮮な楽しみがある。
滅茶苦茶美味しい限定物が結構あるので次いつ食べられるのか?となるのが悲しい所ではあるが。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇マカロン ママン(540円) ☆×4.6
構成:ココナッツムース+いちごジュレ+マカロン
ココナッツムースはふわふわで優しい香り・甘さ+いちごジュレは甘く分かりやすい味のため
、酸味がほぼ無いどこを取っても甘いケーキ。どこかいちごミルクっぽい纏まりが◎。
ねっちりとしたマカロンの食感と軽いムースの対比が上手く、軽さ一辺倒になっていない。
ここのお店の強みのしっかり甘く、でも食べやすくが一番うまく表現できたように思う。
◇ムラングシャンティー ママン(480円) ☆×4.2
構成:メレンゲ+生クリーム+紅茶?クリーム
メレンゲが激軽=水分を吸うので即食べないとだが、ほんのりフランボワーズ味で華やか。
生クリームもフランボワーズ味が付いておりこちらも非常に軽い、ほんのり甘酸っぱく優しい。
外側からは全く分からなかったが内部に紅茶クリームが入っており、ここで重さを足している。
軽いムラングシャンティーはうーん…と思う確率が物凄く高いのだが、ここのは美味しい。
◇サントノーレ ママン(540円) ☆×4.2
構成:シュー生地+カスタードクリーム+ホワイトチョコクリーム+リュバーブコンポート
+いちごジュレ
爽やかなライムが香るホワイトチョコクリームが圧倒的な量で味の芯、流石に凄い量なのでやや
油分は感じるものの、味がさっぱり+軽めの口溶けなので引きはあまり気にならない。
甘さがメインのいちごと酸味がメインのリュバーブの2種類の甘酸っぱさで全体を締めるタイプ。
シュー生地はもっちり×カスタードクリームは濃厚だが比率少な目で、全体的に軽い纏まり。
◇ル マタン(470円) ☆×3.9
構成:青りんごムース・ジュレ・ソテー+フロマージュブラン+スポンジ
青りんごムースは爽やか、ここのお店はムースの滑らかさが弱くしっかりなのが気になる。
青りんごジュレの爽やかさとフロマージュブランの酸味が調和して、フロマージュブランのコク
を上手く拾いつつも後味を軽く纏めてきており調和は流石の上手さ。
最下層のスポンジ?の粗さとその上部のシャクシャクの青りんごソテーで食感があり、良い塩梅。
◇クール ママン(520円) ☆×3.8
構成:タイベリームース+桃ムース+ライチジュレ+スポンジ
タイベリームースは単体だと穏やかな甘さ+ほんのり酸味で優しい、固まり具合はしっかり。
桃のムースがこのケーキの甘さ担当、ここで甘くなっているので全構成が役割があり〇。
ライチジュレは完全にペーストで食感は無い、個人的にライチのケーキは好き嫌いが激しく分か
れるので不安だったが、食感無し+薬っぽい後味が無いのでこれは美味しく感じた。
◇タルト パンプルムス(540円) ☆×3.8
構成:グレープフルーツ+スポンジ+カスタードクリーム+タルト台
タルトは固めの焼きでザクザク、バターは必要不可欠ながらあまり前面に出ていない。
グレープフルーツは意外にも酸味が抑え目、甘酸っぱい程度で収まり甘さも感じられて〇。
どの季節も毎回フルーツてんこ盛りで大満足、スポンジは水分吸う用に必要があるのだろう。
◇プランセス(490円) ☆×3.8
構成:赤桃コンポート・ムース+ピスタチオクリーム+スポンジ+紅茶サブレ
見た目からフランボワーズに見えるが赤桃、ふんわりした甘さで酸味がほぼ無いため食べやすい。
それに対しピスタチオクリームは癖をがっつり生かしてきている、比率は低いが立っている。
最下層はサクサクの紅茶サブレ、こちらが良い香りで食感のアクセントだけに留まらないのが〇。
基本的に見た目を裏切る全ての構成がきちんと立っている味だが、やはり完成度は高い。
◇フロマージュ ママン(480円) ☆×3.7
構成:レアチーズ+ベリージュレ+スポンジ
レアチーズはコクがありつつもふんわり優しい、酸味はほんのり優しいので円やか。
ベリージュレは濃い+甘酸っぱさが強めなので、酸味を上手く使ったケーキに纏まっている。
最下層はスポンジでシンプルな構成なので、これに関しては唯一やや単調に感じた。
◇その他
フレジエ ピスターシュ(650円) ☆×4.8
バレンシア (480円)
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
金額は400円台~500円前半が多いので、味を考えればコスパはかなり良い部類というか都内屈指。
今回は限定が味が優しめ+ムース系に寄っていたが基本的にはここはムースの固さがうーん…基準
よりも遥かに美味しいが、やはりここのお店の強みは甘さしっかり+クリーム系だと思う。
このお店は大好きだし超美味しいが、疑問なのは「Patisserie Francaise」なのかと言う点。
個人的には捧シェフのセンスが入りすぎていてフランス菓子ベース?だが独自方向だと思う。
好きと言うが行かない口だけマン回避のためにはもう少し頻繁に行きたいのだが…また再訪する。
分類:独自>フランス菓子
総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2017/02レビュー
2018/05/05 更新
2017/02 訪問
センスのお店1・2
休日の12時ごろに利用しました、2回分纏めて。
催事の際に必ず限定ケーキが複数出るので、催事だと意外と定番が食べられないお店。
東京ケーキ屋の中で個人的ベスト3に入るお店、必要不可欠な甘さ・重さが好みに合っている。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇フレジエ ピスターシュ(648円) ☆×4.7
構成:いちごジャム+ピスタチオスポンジ+いちご+ピスタチオクリーム
ピスタチオクリームの口溶けの滑らかさとコクをどちらも上手く使っている、濃いのにどこかす
っきりとした味で旨味が凝縮しているという表現が最もしっくりくる。
ピスタチオスポンジで食べ応えもしっかり、大き目だがすべての構成の量が適度な多さで満足。
いちごもジューシー+ジャムで甘さが足されて、理想的な甘さのバランスになっている。
個人的に最高のフレジエだと思う2つの内の1つ、出ている時には2つ以上買うが全く飽きない。
◇モンブラン(500円) ☆×4.7
構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ
マロンペーストは水分少な目の栗の香りが強いもの、味は強いものの上品で非常に好み。
メレンゲはサクッと軽めではあるが、焼きがきちんとしているので急速にはぺしゃらない。
正直出身店のプレジールと非常に近い味だが、こちらは生クリームのコクが強く若干重め。
そのためさっぱりとしたモンブランというよりも、風味豊かなモンブランで両方とも最高。
◇サントノーレ バニーユ タヒチ(648円) ☆×4.6
構成:バニラクリーム+パティシエール+マスカルポーネムース+シュー生地
芳香かつ上品なバニラの香りが詰まったバニラクリームは、口溶け・味共に最高峰。
シュー生地はしっかりタイプだが柔らかな反発感もきちんと感じる。
卵の甘さがしっかりと出ている軽やかなクレーム・パティシエールとマスカルポーネムースは
ふんわりした口溶け、後味を引く部分がこのサントノーレにはほぼ無いのですっきり華やか。
◇エクレール ドゥーブル マロン(491円) ☆×4.4
構成:シュー生地+マロンクリーム(洋栗・和栗)+パティシエール+アプリコットジュレ
栗だと思ったらアプリコットの爽やかさで意表を突かれる、モンブランとは異なる美味しさ。
アプリコットジャムが甘酸っぱさではなく、あくまで『爽やかさ』で意外と味の芯な気がする。
軽めのマロンペーストは外側の和栗のほっこりと、洋栗の華やかな芳香どちらも楽しめて〇。
パティシエールも濃く、もちっとしたシュー生地との調和が見事。
◇エクレールキャラメルサレ(300円) ☆×4.2
構成:エクレア生地+塩キャラメルクリーム
エクレア生地はしっかりタイプでかなり反発力が高く、中のクリームの重さと合わさりエクレア
なのに歯応えが楽しめるという謎の状態、でも美味しい。
塩キャラメルクリームは甘味・塩味・苦味のメリハリが三位一体となった超濃厚な味。
糖衣が物凄い甘さなので焼けるような甘さが襲ってくるも、しつこく無いバランスが丁度いい。
◇タルトフレーズ(540円) ☆×4.2
構成:いちご+カスタードクリーム+スポンジ+タルト台
熟れたいちごがたっぷりで柔らかくジューシー、これに甘いジャムが加わり果実の甘さが強い。
ざっくりしたタルトは生地自体は薄めながら、香ばしいダマンドは厚くリッチな甘さ。
ダマンドの重さをイチゴの甘酸っぱさで絞めている、ベーシックながら完成度の高いタルト。
カスタードクリームの量が少なめなので、もっと多ければ理想的なタルトだった気がする。
◇サントノーレ フリュイルージュ ピスターシュ(540円) ☆×4.0
構成:シュー生地+カスタードクリーム+ピスタチオクリーム+フランボワーズジャム+
ベリージュレ+パイ生地
もっちりのシュー生地の糖衣が超甘い、重めのカスタードクリームと合わさり引きが凄く強い。
ピスタチオクリームもしっかり癖が出ておりかなりの強さ、滑らかな口溶けと香ばしいコクが〇。
調整役のベリージュレとフランボワーズジャムの中には、いちごとフランボワーズが入っており
多めの量で甘さ中心ながら上手く結び付けている、パサつきも無く良く調和できている。
◇ヌメロシス(540円) ☆×4.0
構成:メレンゲ+ヘーゼルナッツムース+ガナッシュ+チョコスポンジ・クリーム
側面についているヘーゼルナッツとこれまたヘーゼルナッツ味のメレンゲでザクザクした食感。
食べた瞬間に構成的に一強なヘーゼルナッツムース・焼かれたチョコガナッシュの香ばしさが
駆け抜けるが、全くしつこく無く香ばしさから嫌な引きに一切変化しないのが凄い。
味自体は濃くて見事なフランス菓子、今回Ⅵだが毎回美味しくなっていく・しっくり感が凄い。
◇パルファン(470円) ☆×3.9
構成:メレンゲ+フランボワーズジャム+ベリージュレ+タルト台
タルト台はザクザク&みっちり目で、ダマンド自体の味+紅茶の香りが強めに主張している
バラの軽やかなメレンゲは香り+甘さ中心で、見た目通り非常に上品且つ華やかな印象。
この2つをランボワーズジャム&ベリージュレの甘酸っぱさを芯として纏めていく、このお店
この2つの組合せで纏める系がかなり多いが、纏め先の味が異なるのでマンネリ感はしない。
◇シブースト ポム(501円) ☆×3.8
構成:キャラメリゼ+シブーストクリーム+キャラメリゼ
キャラメリゼはほろ苦い+味はしっかり主張してくるが、後にはあまり引かない。
シブーストクリームは甘めのほわほわしたもの、ここの軽さで全体が軽やかになっている。
パイ生地は薄め、中にキャラメリゼした紅玉が入っているが構成比率・味的にやや隠れ気味
になっており、あまりりんごが前面に出ているようには感じなかったが美味しい。
◇メルヴェイユ(500円) ☆×3.8
構成:チョコムース・クリーム・スポンジ+キャラメルソース+ナッツ
チョコムースはしっかり甘い・濃いミルクチョコ、引きは強いが嫌らしくない所が上手い。
味の芯はほんのりブランデーの効いたビターなチョコクリーム、深みがやや足されている。
キャラメルソース+ナッツで香ばしさが足され全てがチョコ一辺倒なわけではないが、これで
もかとチョコを補給できる味の印象よりも食べやすいケーキ。
◇AMAZAKE(540円) ☆×3.8
構成:甘酒グラサージュ・ブランマンジェ・スポンジ+いちごムース・ジュレ
構成的には多くの部分に甘酒を使っているが、主張は限りなく穏やかで丸みを帯びた味。
お酒分はほぼ飛んでいるので前面に出ていないし、お酒苦手でも苦無く食べられた。
ムースが軽めのふんわりしたもの、いちごムース+甘酒のブランマンジェでわかりやすいいちご
ミルクっぽい味に纏まっている、優しいので以外にも万人向けだった。
◇ミルフィーユ ショコラ バナーヌ(540円) ☆×3.7
構成:パイ生地+チョコクリーム+ガナッシュ+バナナ
パイ生地の焼きはやや弱めでサクサクホロホロのタイプ、薄めなため香り・味は控えめ。
バナナが完熟していないため味・食感的に正直弱いのが惜しい、ビターなチョコクリームとガナ
ッシュがメインなのでチョコ中心と考えた方が良いように思う。
全体的にややさっぱり目のミルフィーユ、高さがあるので倒さないと崩壊する気がする。
◇オペラ マッチャ(540円) ☆×3.6
構成:グラサージュ+抹茶スポンジ・バタークリーム+ガナッシュ
焼酎を使った抹茶のオペラとの事だったが、焼酎成分は香り付け程度でアクセントの範囲内。
抹茶もガナッシュも個々で見ると味はしっかりだが、多層のため一部が過度には主張しない。
焼酎入りと言う時点で怖いもの見たさ先行で味は…と思っていたが、バタークリームの滑らか
さとスポンジのふわふわさで意外にも万人向けの範囲で美味しい。
◇サンフォニー(491円) ☆×3.6
構成:生クリーム+スポンジ+マスカルポーネムース+ガナッシュ+シュトロイゼル
生クリームとガナッシュ部分が紅茶味になっておりここは結構前面に出ている、確か人気No,1。
若干ホワイトチョコガナッシュの引きがしつこい感じがするため、後味が微妙に感じる。
マスカルポーネムースは軽やかで優しい、紅茶味に隠れてあまり前には出ていない。
シュトロイゼルのザクザクやぎゅっとしたビスキュイで、多食感の異なる多層的になっている。
◇ヴェリーヌ アグリューム(540円) ☆×3.6
構成:金柑・みかん・はっさく+みかんブランマンジェ+ヘーゼルナッツクリームブリュレ
瑞々しい果実の量が多く、ヴェリーヌの個人的難点である果実が足りない展開が無いのが〇。
味の中心は果実+ヘーゼルナッツクリームブリュレで、とろみとコクが上手く出ている。
それに対してブランマンジェはやや果実自体に押されて弱く感じた。
◇いちごのショートケーキ(470円) ☆×2.5
構成:いちご+生クリーム+スポンジ
生クリームは軽めというか特にコクも無く味が薄いとしか言いようのない感じ、しかも重い。
スポンジ生地が他で覚えがない程粗く、いちごの薄さ+クリームの重さ・硬さと全構成が個人
的に駄目、ボソつきを終始感じるのがうーん…久しくこれ食べていないがこんなだったろうか…
◇その他
いちごのショートケーキ(催事用?・540円)
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
ほぼ何食べても美味しい、ル・コント系列でベースにフランス菓子の成分はあるものの捧シェフが再
構築しておりかなり変わっている点は好みが分かれそうだが、新鮮な感じが毎回するのが嬉しい。
千歳烏山はケーキの超激戦区ではあるが、修行先による方向性がどのお店も異なるのであんまり比較
には意味ないと思う、敢えて言うならばここは創作ケーキと古典ケーキのバランス感覚が上手い。
このお店の唯一の欠点はイートインが無い事、モンブランの関係上本当に残念でならない。
必ず催事+実店舗訪問が必要だが、去年は催事のみの失態を犯したため投稿できず今年は通いたい。
2017/03/05 更新
小田急新宿店がハルクで存続してよかった、とか言いつつ商品種類から本店再訪がメイン。
このお店プライスカードの「新作」は8割は過去商品の再出現なので、地味に新作ではない罠。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇しぼりたてモンブラン(756円) ☆×5.0
構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
元々クリームは同じだがバランスもプレジールとほぼ同じになったような気がする、どちらが
秀でているというわけではないので評価はどちらも最高だが、ややすっきり生クリームになっ
たor個人的に甘さに慣れすぎてわからなくなってきたかどちらか。何だか後者な気がする。
かなり値上がりしているが、ここ近年はモンブランは値上げ傾向なので仕方ないのだと思う。
◇その他
シュークリーム (302円) ☆×4.5
エマ (604円) ☆×4.3
サントノーレ ポティロン (680円) ☆×4.2
アルデッシュ (648円) ☆×3.8
マカロンショコラキャラメル(628円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
何となく最近停滞感を感じるかも、昔は催事によく出ていて奇抜且つ美味しいケーキをハイペ
ース作っていたのでセンスが抜群だったのだが、最近はどうも安定志向を感じる。
変に期待しすぎているのかもしれないが、大好きなお店なのでまた再訪する。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2022/02レビュー