8回
2020/03 訪問
喜びが広がるお店 9
旅行で伺いましたその2。
大阪に行ったら必ず行こう枠。行く季節の偏りがあるものの年間で食べる個数は多分TOP10内+
総個数が三桁だが、商品のマイナーチェンジが多い印象で大体毎回新作が複数あるのが嬉しい。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ピアニッシモ(510円) ☆×3.8
構成:グレープフルーツムース・ジュレ+はちみつムース+ビスキュイ
ほんのりの香りと味のグレープフルーツムースは口溶け超滑らか、限界までゼラチンを少な
くするやつ。グレープフルーツ味は、内部の濃いグレープフルーツジュレが担当している。
はちみつムースも口溶け超滑らか、こちらはエアリーで味はアクセント程度の目立ち方。
◇ガトー・シャンティー(520円) ☆×3.7
構成:いちご+生クリーム+ビスキュイ
軽めのコクのある生クリームは口溶けが非常に滑らかで軽やか、ほぼ水分と考えても良い。
ビスキュイは気泡多めでシロップでアンビベされている、甘さはほぼここで担当している。
いちごは水分が多め、味は濃くな=少し薄いが生クリームと合わせているのだろうか。
◇フレジェ(530円) ☆×3.6
構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
クレームムースリーヌは柔らかい、後味の引きに強さはあるものの軽めのコク。バターの強
さよりもカスタードクリームの強さの方が前に出ている+柔らかいためやや好みとは異なる。
ビスキュイはアーモンドの香りがふんわり広がる、いちごはジューシーで軽減役になる。
◇紅茶(510円) ☆×3.5
マリアージュフレールのマルコ・ポーロ
◇その他
マルジョレーヌ(510円) ☆×4.3
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
今回も前回同様あまり余裕のある状態で行けなかったが、回数で稼ぐ方向と考えれば良いのかも。
休業等色々あった+マパテが終わるので東京で催事で食べられるのかは不安だが、また再訪する。
総合点:4.5→4.4(-0.1) / 以下は2019/09レビュー
2020/04/02 更新
2019/09 訪問
喜びが広がるお店 8
旅行で伺いました、その7。
時間的に開店直後に行ってしまったため店外に出る程行列しており、イートインは断念。
丁寧ながら手際はかなり良いので、列の捌け自体は人数比では遅くはない。人数的に待つけど。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ムラング・シャンティー(430円) ☆×3.9
構成:メレンゲ+キャラメルクリーム
メレンゲは軽やかな口溶け、地味にこのお店で大きい焼きメレンゲを食べたのは初かも?
キャラメルクリームは苦みはある大人味だが、口溶けの良さから後味に強くは引かない。
このお店は強い味ながら、後にはあまり引かない方向性の方が好きかもしれない。
◇テリーヌショコラ(2,200円) ☆×3.8
テリーヌとしてはかなり柔らかい部類、食感的にはフォンダンショコラの内部位で滑らか。
柔らかく口溶けが非常に良く、適度な深さがありつつもさらっと流れるので重くはない。
甘さや濃さは抑え目で香りのフルーティーさが特徴的、ベリー系の香りなので食べやすい。
大きさはそこそこあるが割と軽く食べられる、味変化は塩と胡椒でお酒にも合いそう。
◇クロワッサン(220円) ☆×4.3
サクサク軽やかな生地は香ばしい、内部はバターでリッチなのに重すぎずバランスが良い。
ヴェノワズリーの種類は少ないものの、かなり美味しかったので次回色々試したい。
◇キッシュ(430円) ☆×4.0
アパレイユの固まり方は緩め、内部にクリームチーズが入っているのもあり滑らかで好き。
底に沢山入っている玉葱の甘さと味わいがしっかり出ており、味は濃いめながら良い纏まり。
◇カヌレ(250円) ☆×3.8
表面の焼き色は濃いめ+香ばしい味、内部も火が通っているので比較的固まっている印象。
蜜蝋でしっかり甘さが出ている、香ばしさや甘さから力強いカヌレだと思う。
◇ガレット・ブレッサンヌ(260円) ☆×3.7
ブリオッシュ生地は繋がり強めでしっかりとした食感、この上にクレームドゥーブル(発酵生
クリーム)がたっぷり乗る=濃さと発酵しているのでコクが足される。また、砂糖は適度な量。
◇モエルー・ショコラ(290円) ☆×3.4
外側は火が通っており内部は半生のやつ、味は濃いめだが口溶け滑らかなので重すぎない。
雫型なので先端は火が通っているため均一では無いのが違和感、丸型では駄目なのだろうか。
◇その他
ブルネット・ショコラ (490円) ☆×4.5
タルト・オ・フィグ・エ・フレシュール(570円) ☆×4.3
フィナンシェ・シャンティーニュ (260円) ☆×4.3
フィナンシェ・エラブル (240円) ☆×4.3
フィナンシェ (220円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
多分このお店を超えるサービス面の良いお店は、今後含め存在しないのではないか。特定の方
だけこのレベルのお店はある事はあるが、誰もがこのレベルのお店は数百店中未だここだけ。
本当は催事に出ていなかったシャンソン・ド・フルーフとかショコラ・キャラメル・サレとか
プレモニションとか食べたい商品は沢山あったので、次回は余裕を持って伺うようにしたい。
何にせよ最高クラスのお店であるのは間違いない、今後も催事・店舗両方再訪していく。
総合点:4.4→4.5(+0.1) / 以下は2019/09レビュー
2019/10/13 更新
2019/09 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
喜びが広がるお店 6・7
催事で利用しました、2回分纏めて。
生菓子は結構な数食べているが、催事の度に3割位は食べた事の無い生菓子が出ており凄い。
店舗に出ていた生菓子数を考えるとを形状的に無理な生菓子以外、ほぼ出ているような気がする。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇テレメール・ノワゼット(551円) ☆×4.3
構成:ヘーゼルナッツ味バタークリーム+マロンガナッシュ+コーヒージュレ+シュクセ生地
名前的にテレメールと同じかと思いきや、こちらは外側がチョコグラサージュで遥かに軽い。
キャラメル味のバタークリームは軽やかな口溶けと、ヘーゼルナッツの豊かな香りが超好き。
マロンガナッシュで味わい+コーヒージュレで落ち着きを足す+シュクセ生地で食感を出す=
全構成にきちんとした意義がありつつ、上手く調和しており流石の完成度。今回の白眉枠。
◇フランボワジエ(540円) ☆×4.1
構成:フランボワーズバタークリーム・コンフィチュール+ジョコンド生地
フランボワーズ味のバタークリームは、バターの含有量が高いのがはっきりわかるリッチさ。
甘さは上部のフランボワーズコンフィチュールが担っており、バタークリームはコク全振り。
ジョコンド生地はしっとりで口溶けが良い、このお店は香りとリッチさが強めな生地が上手い。
◇ペッシュ・ミニョン(540円) ☆×3.9
構成:白桃ムース+赤桃ジュレ+ジョコンド生地+クランブル
白桃ムースは水分多目でエアリー×滑らかな食感、味は甘さが強めで割とわかりやすい味。
内部には赤桃ジュレが入っており、桃味だが甘さや濃さがはっりしており個人的には好き。
水分多目だがジョコンド生地は水分を吸わずに香りが維持して上手い、ただクランブルに完全
に水分が移ってしまっていたのはうーん…この手の商品は店舗で出来立ての方が良いのかも。
◇R18(551円) ☆×3.8
構成:メレンゲ+バタークリーム+ドライフルーツ+ビスキュイ
バタークリームの滑らかな口溶けとふんわりキルシュの香る味のふくよかさは流石の美味しさ。
内部には濃い味のドライフルーツが入っており、この部分は強い×強いで若干殴り合い。
しっとりのビスキュイはリッチさでアーモンドの良い香り、全構成が濃いため中々重めで良い。
◇ラ・モンターニュ(584円) ☆×3.7
構成:赤ワイン+メレンゲ+アーモンドムース+ババ+カシスジュレ+シトロンジュレ
+チョコムース
内部は水分少な目で、スポイトの赤ワインを足すとひたひたになる。生地がべしゃるか綱渡り
状態なのでかなり柔らかい。甘さは上部のアーモンドムースが担っている。
味付け?であるカシスジュレの濃い味と、チョコの丸さをカシスとレモンの酸味で繋げるが、
チョコが必要かはうーん…ババ的には味超強い+構成の煩雑さで好みは分かれそうだが好き。
◇トライトリス・アグリューム(540円) ☆×3.6
構成:ヘーゼルナッツ+レモン&キャラメルガナッシュ+シトロンコンフィ+クルスティアン
+ビスキュイ
レモンとキャラメル味のガナッシュは構成比率が低く、味のアクセントではあるが芯ではない。
シトロンコンフィいで爽やかさを足す形だが、あくまでもビスキュイが芯になっているケーキ。
ビスキュイはヘーゼルナッツで薫り高く、生地のしっとりさにより全体的に口溶けは良い。
◇テレメール(540円) ☆×3.7
構成:キャラメル味バタークリーム+ヌガー+オレンジ&アプリコットジュレ+ビスキュイ
キャラメル味のバタークリームは苦みが強めの大人の味、外側にヌガーが付いており力強い。
内部のオレンジとアプリコットの酸味で多少軽減するが、がっつり重いので超力強い味。
ただし、バタークリームの口溶けは重くはないため、後味に引くのはほぼ味のみ。
◇リエーブル(551円) ☆×3.4
構成:紅茶&チョコムース+チョコビスキュイ+ベリージュレ+シトロンガナッシュ
+フランボワーズコンフィチュール
紅茶味のチョコムースは香りや深さは抑え目、ラパンの軽さと同系統になっているものの味
の芯としては力不足に感じる。チョコ系はこのお店力強い商品が美味しいのでうーん…
構成的にはベリーやレモンで絞めるのかと思ったのだが、特段そうではなく優しい調和。
◇レーズン・バターサンド(378円) ☆×3.7
サブレ生地はバターは豊かだが薄め、食感的にはサクサク程度なのでもっと強い方が好み。
内部のバタークリームは非常にリッチで強い味なのに口溶けは軽い、レーズンの塩気が上手
く強さにぶつかり合って纏まっている。
◇その他
マルジョレーヌ (540円) ☆×4.5
エクリプス (681円) ☆×4.3
ピエール・タンタンシオン (572円) ☆×4.1
トール・ショコラ (551円) ☆×3.9
ミゼラブル (540円) ☆×3.8
フォレ・ノワール (530円) ☆×3.7
ジョルジュⅤ (551円) ☆×3.6
タルト・アラカルト 黄桃 (605円) ☆×4.3
タルト・アラカルト プルーン (605円) ☆×4.3
タルト・アラカルト 洋梨 (605円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
調和重視のケーキもあるが、最近は割と強い味or生地主体で殴ってくる方向性が多い気がする。
個人的にはどちらも好きなので全く問題ないが、重さが増して一気に食べ辛いかもしれない。
この後店舗に再訪したので、超面倒だしレビューを分ける必要は無かったような気がする。
総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2018/10レビュー
2021/11/19 更新
2018/12 訪問
喜びが広がるお店 5
旅行で伺いました、その4。
かなり無理して捻じ込んだので閉店間際ギリギリ、その時点でケーキは5種以外完売。
ジェラートがあったので物凄い食べたかったが、イートインしている時間もなく泣く泣く諦め。
――――――――――――――――購入した商品等(税抜)――――――――――――――――
◇ポ・ド・クレーム・マロン(520円) ☆×4.0
構成:生クリーム+マロンクリーム
上部のトロトロの生クリームは滑らかでさっぱりとした引き、水分で油分と甘さを流す。
マロンクリームは和栗なのかほっこりさ強め、水分が多い+滑らかなので最早飲み物と認識。
カスタードクリーム由来の丸みと軽めのぽってりさはあるものの、後味の引きがほぼ無い。
このお店にしては甘さのパンチは弱めではあるが、和栗系なので軽くても問題なく美味しい。
◇エスカルゴ(530円) ☆×3.8
構成:マロンクリーム+フランボワーズジュレ+サブレ生地
マロンクリームにミルキーさと洋栗の甘さが出ている、水分量が少なく粘度は高い印象。
フランボワーズジュレの甘酸っぱさで纏めるタイプだが、フランボワーズ味が濃いためただ
の軽減役以上のしっかりした存在感があるのが個人的に好み。3つ全部栗系だが全部味違う。
サブレ生地はサクサク、ここのリッチさで全体的に見ても甘くなる良いバランス。
◇フラン(480円) ☆×3.8
ザクザクタルト生地は固めの食感が好み、単体だとリッチさに欠けるが調和すると悪くない。
とろけるような水分と甘さのある生クリームと、コクのあるカスタードクリームの力強さが
どちらもきちんと立ちつつも喧嘩していない=クリームの強弱がきちんと機能している。
内部に直球の甘さのマロングラッセが入っており、ここで甘さと食べ応えを出している。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
今回は不完全燃焼感が凄く、次は東京での催事になりそうなのでまた生菓子全種買おうと思う。
今後も大阪に行く際には必ず寄るようにしたいので、機会は少ないが店舗も末永く再訪したい。
総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2018/10レビュー
2018/12/20 更新
2018/10 訪問
喜びが広がるお店 3・4
旅行で伺いましたその1、2回分纏めて。
今回の旅行のメインイベントその1、ずっっっと行きたかった服部シェフのフランス菓子店。
最近移転したのでさぞ広いお店なのかと思っていたが、縦長の比較的こぢんまりとしたお店。
商品幅は生ケーキ中心に焼き菓子やジェラート等、ただ種類的にそこまで幅広い感じは無い。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇シャンソン・ド・フルーフ(594円) ☆×4.7
構成:フロマージュブランムース+フランボワーズムース・ジュレ+ビスキュイ
フロマージュブランムースの軽いコクと口溶けが味の芯で、酸味を出しつつほぼ引かない。
これにフランボワーズムースの甘さが調和するが、バランスが個人的好みのお手本レベル
の完成度=甘さはありつつも引きは比較的軽めで、初めて食べた中でも断トツ好き。
フランボワーズジュレでほんのり濃さを、アンビベされたスポンジで甘さを足しほぼ完璧。
このお店今までは重さや甘さ重視系を好んでいたが、今回は軽い系統でも大満足で最高。
◇タルト・オ・フィグ・エ・フレシュール(594円) ☆×4.5
構成:いちじく+生クリーム+タルト台
リッチなザクザクのタルト生地は力強い食感、甘さと反発感どちらも非常に好みな塩梅。
新鮮ないちじくは皮ごと食べられるが一切えぐみが無く、すっきりとした味わい。
タルト台の中にはいちじくピュレ入りのカスタードクリーム、この部分で果実だけではやや
弱い香りと味の強さと旨みを足す。果実そのままよりもケーキにした時が遥かに美味しく◎。
◇ココ(540円) ☆×4.0
構成:ココナッツ・ムース・ダックワーズ+バナナ&アプリコットジュレ
エアリーなココナッツムースは直球ココナッツ味で甘い、シャクシャク食感の果実+ココナ
ッツ味のダックワーズもあり、わかりやすい万人向けのココナッツ押し。
内部にバナナ&アプリコットジュレが入っており、濃密さ担当+後味にバナナの香りが出る。
ミラベルやアプリコットは特に酸味を感じず、全体が甘いケーキでわかりやすさは抜群かと。
◇レコルト(594円) ☆×4.0
構成:栗ムース+洋梨ジュレ+キャラメルムース+チョコビスキュイ
栗ムースはミルキーさと洋なしの香りが適度に引く、このお店は重さの程度が丁度良い。
内部の洋なしジュレがさっぱりさ担当、ここの果実感とその下のキャラメルムースの味の
引きが相殺?しあって過度に重くならないが、しっかり存在感のあるケーキに纏まる。
端の栗ムースのみの部分と、中心部の4層部分の重さが同じに調和しているのが面白い。
◇ショコラ・キャラメル・サレ(529円) ☆×3.9
構成:チョコムース・グラサージュ・ビスキュイ+塩キャラメルムース・ソース
チョコムースは水分多目のトロトロ、ビターで落ち着いた味だが味はしっかり主張。
塩キャラメル味のムースとソースは意外にも大人向け、ほんのり苦みが出ておりチョコ×
キャラメルで想像する味よりずっと深みのある味。味の重さもそこそこあるのが好き。
食感的には薄いチョコビスキュイ意外滑らかな構成なので、全体的に食べやすい口溶け。
◇フォレ・ノワール(530円) ☆×3.9
構成:チョコムース・ビスキュイ+ガナッシュ・モンテ+
深さを感じるフォレノワール、滑らかなチョコムースとチョコビスキュイがビターな味で
ほぼ甘さを持っていない=香り面も比較的深く、非常に硬派な大人向けの印象。
これに対しガナッシュ・モンテ(ホワイトチョコ+生クリーム)は甘く、バランスが良い。
グリオットチェリーの洋酒はかなり強め、やや果実感が無いのが気になるが硬派な統一感。
◇ピュイ・ダムール(334円) ☆×3.8
構成:キャラメリゼ+カスタードクリーム+パイ生地
上部のキャラメリゼはバリバリな食感だが、意外と優しい味。ここバリバリするの楽しい。
パイ生地の香ばしさとキャラメリゼの香りが喧嘩しない程度に合わさり適度な強さ、この
お店は味の強さが本当に個人的な好みそのまま。何食べても美味しいお店は本当に凄い。
カスタードクリームのぽってり感で食べ応えが有る、伝統的で隙の無いピュイダムール。
◇オインゴ(573円) ☆×3.6
構成:メレンゲ+オレンジムース・ジュレ+抹茶ビスキュイ・ガナッシュ
抹茶のビスキュイは下の紙が湿気る程のアンビベ加減、食感が柔らかそうに見えるが下部
の抹茶ガナッシュで意外としっかりした食感になっている+味は軽めの深さ。
ふわふわのオレンジムースは酸味と合わせて自然な味、濃いオレンジジュレと合わせてる
と濃さの方が勝つので、前提的に適度な重さがある。
◇ルタルデ・ペッシュ(540円) ☆×3.7
構成:桃ジュレ+桃&フロマージュブランムース+バジルガナッシュ+ビスキュイ
ふわふわのジョコンド生地の内部はバジルガナッシュ、ここが思ったよりも直球のバジル
味で後味にがっつり引く、ケーキとしては意外な味だが口溶けが軽いので食べやすい範囲。
桃&フロマージュブランムースはふんわり×軽めのコク+赤桃のジュレは濃く適度に味が
引く。個々の構成は美味しいのだが、バジルと調和していたかというとどうなのだろう?
◇タルト・アラカルト いちじく(605円) ☆×3.8
超リッチなダマンドは直球の甘さ+リッチなパイ生地でバターをこれでもかと感じる。
いちじく味はアクセント程度で食感がメイン、ダマンドがメインと考えれば☆×4.0
位はあるものの、全種食べると果物での差が微細なのでやや単調に感じる印象。
逆に1・2個食べる分には良いと思うので、私の大量に食べる方向性の問題なのかも?
◇ケーク・サレ(486円) ☆×3.2
茄子とスモークアンチョビが入ったケーク、生地がパサパサ+具材に特段旨みを感じず。
お総菜系は食べた事が無かったが、他商品と物凄い落差がありうーん…
◇紅茶 ヌワラエリア(648円) ☆×3.5
◇その他
ラパン (550円) ☆×4.8
ブルネット・ショコラ (530円) ☆×4.6
マルジョレーヌ (529円) ☆×4.6
エクリプス (648円) ☆×4.3
ピエール・タンタンシオン (572円) ☆×4.3
ル・キャラメル (519円) ☆×4.0
ミゼラブル (540円) ☆×3.8
トール・ショコラ (550円) ☆×3.8
タルト・アラカルト 青りんご (605円) ☆×3.9
タルト・アラカルト 黄桃 (605円) ☆×3.9
タルト・アラカルト 洋梨 (605円) ☆×3.8
フィナンシェ・シャンティーニュ(281円) ☆×4.3
フィナンシェ・エラブル (260円) ☆×4.3
フィナンシェ (238円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
ケーキの大きさは普通で金額は500円台、満足感や味を考えるとかなりのコスパの高さ。
投稿時点では大阪府×ケーキで2位だが、非常に完成度が高いお店で現状の総合点は低すぎ。
平日にもかかわらず開店時からずっと混雑していた、ただ店員さんの数が広さに対して多い
+接客自体が非常に丁寧でサービス面はかなり好印象=やはりサービス面は大事なのでは?
実際に店舗に行ってみて、この遠さで催事に出してくれる事が本当に嬉しいと再確認。
食べた数が3桁に突入する前に店舗に行けて良かった、西日本個人的双璧の座は安泰。
催事を楽しみにしつつ、大阪に行ったら必ず寄るようにしたい=店舗も再訪する。
総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2017/09レビュー
2018/10/27 更新
2017/09 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
喜びが広がるお店 2
催事にて利用しました。
毎年9月の一大イベント、マ・パティスリーに年1で来る大阪の超有名店。
去年の反省を生かし、今年は気合を入れて?念願の生菓子端から端まで全部に謎チャレンジ。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇エクリプス(681円) ☆×4.4
構成:抹茶グラサージュ・テリーヌ+チョコクリーム+パッションフルーツジュレ+クランブル
グラサージュが超濃厚=甘さではなく抹茶の濃さ担当、わかりやすい味はテリーヌ部分。
ミルクチョコクリームは滑らかでわかりやすい味、この部分によりとっつきやすさが出ている。
パッションフルーツジュレで全体を締める、夏ケーキで大好きな構成。ここにビビッドな酸味
が出ているが、全体がかなり濃い・甘いので全然気にならないというか、良い塩梅。
クランブルで食感を出そうとしているが、ややぺしゃっている点以外は調和が完璧。
物凄い引き・濃さ・重さ、ブルネットショコラもそうだがこの方向性は超高レベルの美味しさ。
◇メランコリー・ド・メロン(584円) ☆×4.4
構成:メロンクリーム+ほうじ茶ムース+フランボワーズ+クランブル
メロンクリームは粘度が高い×濃厚ながら口溶けが軽く、ぶわっと甘い濃厚メロン味なのに
後味はしつこくないという凄い好みなもの。メロンを爽やか方面にしない潔さが◎。
ほうじ茶ムースは優しくも直球でお茶、凄い和素材感があるものの軽いムースに違和感無し。
フランボワーズの甘酸っぱさで纏める系だが、各構成を生かして繋げるバランスが上手い。
スペキュロスクランブルの食感を足して何から何まで楽しい、去年買えなかったの大損失。
◇ラパン(551円) ☆×4.3
構成:ホワイトチョコムース+ベリージュレ+ライチクリーム+スポンジ
ホワイトチョコムースは軽い口溶けで意外に優しい甘さと丸さ、お店的に意外性がある。
ベリージュレのほんのり酸味で軽く締めており、全体がかなりさっぱりしている+優しい。
ライチクリームが比率は少ないながら縁の下の力持ち、ここで甘さと華やかさを出している。
しっとりスポンジは口溶けが良く、全体的に軽い統一感が凄い+軽いケーキも凄い美味しい。
◇ドゥ・フリュイ・セック(551円) ☆×4.3
構成:生クリーム+キャラメルソース+ガナッシュ+チョコタルト生地+プラリネクリーム
プラリネクリームは滑らか×しっかり甘い、この匙加減が理想的なバランス。
ザクザクなチョコタルト+アーモンド+ヘーゼルナッツの香ばしさが食べた瞬間から弾ける
、とにかく食感・香り両面でストレートなナッツの良さが感じられるシンプルな美味しさ。
コクを与える生クリームの真下に少し苦めのキャラメルクリーム?で落ち着きが出ており◎。
◇サンマルク(540円) ☆×4.1
構成:キャラメリゼ+スポンジ+バニラクリーム+チョコクリーム+スポンジ
ほんわり甘いバニラクリームは引きも抑え目、甘さ控えめ+滑らかなので甘さ担当だが軽い。
チョコクリームはビターで粉っぽさが出ている、ここ+キャラメリゼで重さを出しており丁度
いい重さに調和している。シンプルながらバランスが非常に良い。
キャラメリゼは甘さとほんのり苦みが出ている+シャクシャクの食感がベストマッチ。
◇ル・キャラメル(519円) ☆×4.1
構成:キャラメルバタークリーム+アーモンド生地+ガナッシュ
クレームオブールとアーモンド生地のシンプルな構成、味的にはわかりやすいキャラメル。
口溶けの良さ+強い甘さ+しっかり立ったキャラメル味でシンプルながら揺るぎなき芯。
しっとりスポンジは粗めできちんとした食感、アンビベされており甘い引きがあるものの過度
にならないバランスは見事と言うしかない完成度。
◇シャルロット(562円) ☆×4.0
構成:バニラムース+ベリージュレ+シャルロット生地+ベリー類+生クリーム
バニラムースは甘くわかりやすく芳香、こことコクのある生クリームで甘さがしっかり。
野イチゴジュレは割と優しく、酸味で纏める役は上部のベリー類。ここが後味にもしっかり。
シャルロット生地(ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール)はしっとりで軽やかな食感だが、
焼きがしっかりなので見た目よりも反発感がある=柔らかさだけで終わらないのが◎。
◇タンブラン(530円) ☆×4.0
構成:メレンゲ+スポンジ+クレームムースリーヌ+果物
ショートケーキ表記で柔らかいと見せかけた固い系、フレジエの代わりに出す枠だったはず。
がっつり甘いクレームムースリーヌの口溶けが素晴らしい、フルーツがサブでクリームが芯。
フルーツでやりすぎ感は抑えられているものの、かなり引きは強く重いがそれがいい。
スポンジもしっかり食感で、柔らかいのは上部のメレンゲのみのギャップが面白いケーキ。
◇シュー・プラリネ(432円) ☆×3.8
構成:シュー生地+プラリネクリーム+クレームブリュレ+ジャンドゥーヤ
シュー生地+サブレ生地なので重量的な重さがかなりある密度の高い生地、食感もしっかり。
たっぷりのプラリネクリームはしっかり甘くわかりやすい味、やや油分があるが滑らか。
中心に少しだけクレームブリュレが入っているので、少しだけ丸みはあるが重めのシュー。
◇タルト・モン・アン・キューブ・ブラン(551円) ☆×3.7
構成:マロンムース+ベリークリーム+フローマージュクリュ
FBで栗が主役ではなく調和重視と書いてあった通り、マロンムースはほっくり系で優しめ。
ベリークリームはカシス主体でさっぱりする部分、ここの酸味は程よく全体に作用している。
ザクっとしたタルト生地内はフローマージュクリュ(ガナッシュ?)、味は優しいが濃いめ。
どちらかと言うとチーズケーキっぽく、栗が少し弱めだがFB通りなのでこれで良いのかも?
◇タルト・ショコラ(551円) ☆×3.7
構成:チョコタルト+ガナッシュ+サブレ
サクサクのタルト内はビターなガナッシュ、ここの部分はタブレットと同じく多少温度が高い
方が香りが出て美味しい。クリームとの兼ね合いはあるが温度が低いと香りが生きない感じ。
チョコクリームが滑らか+甘さ担当、チョコでチョコを軽くするシンプルというか潔いケーキ。
◇バナーヌ(562円) ☆×3.4
構成:バナナムース+ガナッシュ+クランブル+ベリージュレ
バナナムースはほわっほわ、個々の軽さと優しさが味・食感の芯になっている。
重さはミルクチョコガナッシュが担当している、ここで結構濃さ・重さが出ている。
シナモンのクランブルは若干水分でぺしゃっている+ベリージュレは少なくてチョコ部分に負
けているので全体的にうーん…全体的にバナナ部分を潰している気がする。
◇タルト アラカルト りんご(602円) ☆×4.2
タルトはサクッと程度で大きいためか程よい焼き上げ、ダマンドが超リッチで甘さが凄い。
りんごの甘酸っぱさ(強めの酸味)がタルトの超リッチさとベストマッチ、これは白眉の出来。
4種の中で一番フルーツ量が多い+酸味が強く、タルトに対してこれのみ果物が芯で美味しい。
◇タルト・アラカルト プルーン(605円) ☆×3.8
プルーンがしっかり濃いので、やや全体的に押され気味ではあるが味が生きていた。
使われているプルーンは大き目、ここの濃さ+甘さで引きは強いが中々好みのバランス。
◇タルト アラカルト 洋梨(602円) ☆×3.7
洋梨は単体の味で見れば穏やかだが、タルトの甘さに対して水分量で中和していく方向性。
これはこれで負けているわけでもなく、きちんと洋梨が感じられるので中々合っている。
◇タルト アラカルト 黄桃(602円) ☆×3.4
黄桃はあまり厚さが無く、ダマンドの直球甘さに負け気味というか黄桃は存在感無い。
これが一番フルーツが軽減役として機能しておらず、バターがしつこく感じてしまった。
◇フィナンシェ・シャンティーニュ(281円) ☆×4.2
旧フィナンシェ・エラブルはこちらだろうか、マロングラッセの食感+蜂蜜のコクと甘さが
しっかりでフィナンシェよりも甘いというか立派なケークと言っても差し支えないレベル。
◇フィナンシェ(238円) ☆×4.0
こちらはバターの甘さがたっぷり、マロングラッセ+蜂蜜が無いためシンプルだがリッチ。
しっとりタイプだが、こちらの方がアーモンド生地を感じられる=どちらも美味しい。
◇その他
ブルネット・ショコラ (519円) ☆×4.4
ピエール・タンタンシオン(594円) ☆×4.0
トール・ショコラ (551円) ☆×3.9
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
相変わらず超絶好み+☆×4.0以上の確率がトップクラスの何食べても美味しいお店。
個数が通常の3回分位でいくら何でも多すぎた気はする、年間で食べる個数は意外と上位かも?
また来年かと思うと悲しいが、そもそも大阪の超有名店が催事で出てくれるのが本当に有難い。
出てきてきれる限り間違いなく買い続けるが、いつかはきちんと本店に行きたいものである。
総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2016/09レビュー
2018/04/11 更新
2016/09 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
東京で年1回だけ食べられる大阪の超有名店
平日の18時ごろに伺いました。
9月恒例の新宿伊勢丹マ・パティスリーに出店したいたので伺いました。
出店期間の朝に都合が付けられず夜行って半分位完売していたが、意外にも列は殆ど無かった。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇マルジョワレーヌ(540円) ☆×4.6
構成:ガナッシュ+ダックワーズ生地+バタークリーム+プラリネクリーム
バタークリームはエペス入りでコクが出ている+僅かに酸味を感じる、口溶けの儚さは抜群。
プラリネクリームはチョコの深さがほんのりだが、軽めの口溶けで過度に重くない所が良い塩梅。
ビターなガナッシュはチョコの深さがきっちり出ているが、甘さもバランスよく苦味はほぼ無い。
全体的に軽いがきちんと食感の主張あるケーキ、個々の構成ではなく調和した先の味が抜群。
◇ブルネット・ショコラ(497円) ☆×4.4
構成:グラサージュ+ガナッシュモンテ+キャラメルチョコクリーム+チョコビスキュイ
ガナッシュモンテの儚く軽い口溶けは最高、ここはそこまで甘くない。
クリーム部分は粘度が高く喉が焼ける濃厚なキャラメルチョコ味、物凄くしつこいが堪らない。
ビスキュイとグラサージュでクリーム部分だけでない食感を感じられるのでここも重要。
超重いがチョコのバリエーションを楽しませてくれるチョコケーキ最高の一角であると思う。
◇タルト・エテ(497円) ☆×4.3
構成:パッションフルーツクリーム+フランボワーズジュレ+タルト台
サクサクのタルト台はバターは弱いが、他の部分の味が特濃のため気にならない。
パッションフルーツクリームは上部以外に中に入っており構成に対する比率は高め、やや強めの
爽やかな酸味とスッと消える滑らかさで揺るぎ無い芯となっている夏にぴったりな味。
フランボワーズジュレ部分も甘酸っぱさ全開、食べた瞬間に酸味が駆け抜け→自然な甘さとなる。
◇ピエール・タンタンシオン(562円) ☆×4.2
構成:ホワイトチョコ+ピスタチオクリーム+グリオットチェリー・ジュレ+ビスキュイ
ピスタチオクリーム(ガナッシュモンテ)は後味強めで油分を感じる+舌触り重めの癖が全面に
出ているタイプだが、抜群のコクと滑らかさを感じられる粘度の高いクリーム。
グリオットチェリーの実とジュレで爽やかさが足されやや食べやすくなっているが、多少程度。
ピスタチオの癖が強く、最近多い軟弱ピスタチオケーキと雲泥の差なので好き嫌いはあると思う。
コーティングのホワイトチョコの後味の引きがややしつこい以外は理想的。
◇フレール・スール(540円) ☆×4.0
構成:ピスタチオムース+バタークリーム+ビスキュイ+グリオットチェリージュレ
+ダックワーズ生地
ピエール・タンタンシオンと味のベースは近いが適度なコクと滑らかな口溶けをピスタチオに担
当させ、後味の強さと重い食感は無くした癖の少ない万人向けバージョンなのだろうか?
ピスタチオの味がやや弱い分グリオットチェリーの甘酸っぱさが食べた瞬間に良く感じられるよ
うになった爽やか寄りのケーキで、どちらが美味しいというよりも別印象でどちらも美味しい。
◇プレモニション(519円) ☆×3.9
パッションフルーツのジュレで爽やかな酸味を感じると同時に、クレームブリュレ(アレジェ)
のきっちりとした生クリームとカスタードの甘さを感じ、とろけるような状態が楽しめる。
下部にクランブルを配置しているが、こちらは黒糖のコクがきっちり出ておりサクサクの食感
だけではない旨みと甘さをしっかりと感じる。
◇トール・ショコラ(540円) ☆×3.7
構成:グラサージュ+チョコクリーム・ビスキュイ
チョコクリームは甘さが殆どなくカカオ本来の酸味を楽しむ状態で、粉っぽさを瞬間的に感じる
味と芳香な香りが楽しめる=カカオ分の高いタブレットの注視ポイントそのままのケーキ。
ビスキュイはクリームの風味を邪魔せず味は影に徹しているが、重さ軽減の役目もあるのかな?
『濃厚チョコケーキ』という表現よりも『まんまチョコ』でかなり大人向けだが食べやすい。
◇ミゼラブル(497円) ☆×3.7
構成:ダックワーズ生地+バタークリーム+ラムレーズン
バタークリームは滑らかな口溶けだが塩味が効いていることにより、味に対する主張は強い。
ラム酒強めのラムレーズンが入ることにより、浮つきが抑えられているように思う。
生地はダックワーズ生地だと思うが、もっちりとしているのでややイメージより密度が高い。
ケーキ全体としては濃いというか重いが、塩味やレーズンで食べやすくなっていると思う。
◇ジュ・エラブル(519円) ☆×3.7
バタークリームとスポンジ生地どちらもメープル味だがものすごく強い、食べた瞬間にがっと喉
に来る→後味にもガッツリ残るので、今回買った中だと最も甘いケーキだと思う。
特にバタークリームは滑らかな口溶けだが、超絶甘いので万人向け範囲を超えていて良い感じ。
生地はしっとりタイプかつ単体だと粗めだが、全体で見ると粗さに全く気付かず良い感じ。
◇ジョルジュⅤ(519円) ☆×3.6
構成:フランボワーズガナッシュ+ビスキュイ+クルスティアン
表面のコンフィチュールの甘酸っぱさがやや重めなチョコの後味を上手い具合に絞めている。
ガナッシュにもフランボワーズが入っているため味自体は王道のチョコ×フランボワーズのため
厳密に言えば味自体は濃厚ながら食べやすいのだが、後味だけは単体だと重め。
クルスティアのパリパリ具合が食感的に楽しく、トール・ショコラと違い要素多目。
◇タシェット・ド・ティラミス(519円) ☆×3.5
構成:ティラミスムース+ビスキュイ+チーズガナッシュ
ティラミスクリーム(ザバイオーネ)のムースは口溶け軽く、カスタードの味はしっかり。
中に入っているチョコのクランブルで食感的にも楽しく、飽きさせない一工夫が光る。
チョコビスキュイの生地は粗いがアンビベされており、あまり気にならないかも。
マスカルポーネが入ったガナッシュは甘くやや癖のある後味を感じたが量少なめ。
◇フィナンシェ・エラブル(260円) ☆×4.0
メープルシュガーのはちみつの甘さがかなり強い、だが甘くて超美味しい。
生地は外側もしっとりタイプで柔らかいが、パサつきは皆無で食感が非常に良い。
賞味期限5日間位と日持ちがしないので沢山は買えないが、出来るだけ買っておきたい焼き菓子。
◇ガレットブルトンヌ(227円) ☆×3.6
生地の焼きはサクサクで優しいがバターはがっつり、甘さはそこまででもないが味はしっかり。
◇マドレーヌ(216円) ☆×3.5
バターが効いているがほっこりとした優しさを感じる、味としてはじんわりした甘さ。
生地はどちらかと言えばふわふわタイプ、食べ応えがあるが単体ではやや水分が足りなく感じる。
◇ディアマン・ココナッツ&カフェ(各216円) ☆×3.3
サクサクとホロホロの中間ぐらいののクッキー、どちらも味がややぼんやり気味。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
構成は非常にベーシックで見た目地味なのに、完成度の高さは突出しているので何買っても美味しい。
フランスでの長い修行は無くとも、古典の理解と自分の個性と合わせて伸ばす力が抜群なのかも。
正統派なため流行を追う東京では評価されるか謎なタイプだと思うが、個人的には超絶好み。
大きさは普通だが、外れなくこのレベルならコスパはかなり良いと思う。
今年は予定が付けられず朝行けなかったためタルトをはじめ完売商品多かった、来年9月は頑張りたい。
というか大阪は超有名店たくさんあるし、一度と言わずに本店も行ってみたいものである。
2016/10/10 更新
案の定マパテの消滅+αにより、東京で食べられなくなってしまったのが悲しい大好きなお店。
念願のフェットドマロン期間で生菓子は20種類程で変わりが無いが、焼き菓子は完売が多い印象。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇トルシュ・オ・マロン(734円) ☆×4.4
構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
マロンクリームは水分が多いので絞りたてで無いと水分が移るタイプ、注文後の搾りが◎。
マロンクリームは洋酒を感じないレベルで栗の味だけを推す、味や引きが適度で強くない。
生クリームは無糖なのか滑らかな口溶け、コクはあるのでマロンクリームとの調和が抜群。
メレンゲはザクザク食感で崩壊しやすいタイプ、ほぼ水分が移らないので食感が良い。
他店より栗感は強いが物凄い特徴で推すのではなく、全構成が普通を極めた美味しさな印象。
◇ムラング・シャンティー・マロン(594円) ☆×4.3
構成:マロン・生クリーム+メレンゲ
マロン生クリームはミルキーさと軽い栗の香りがある、この中に栗そのものが入っているの
で栗感が高い。良い意味でシンプルに栗を味の芯にしつつ、全構成を調和させている。
メレンゲは気泡が多くふんわりとした膨らみ方=噛むと潰れるタイプ、全体的に甘く引く。
◇エクレール・モード・マロン(432円) ☆×3.8
構成:チョコクリーム+マロンカスタードクリーム+フランボワーズコンフィチュール
+シュー生地
シュー生地はクッキー生地を被せたものでサクサク食感。量が多いチョコクリームはビター
な味わいで味の芯。口溶けは軽いため重くは無い、と言うか栗系は全体的に重くはない印象。
カスタードクリームが栗味になっており香りと味わいはあるが、あくまでもサブ=主軸は栗
ではないエクレア。フランボワーズコンフィチュールはシュー生地底にあるがほぼ感じない。
◇ミルフィーユ・モード・マロン(702円) ☆×3.0
構成:パイ生地+マロンバタークリーム+チーズクリーム+プラリネフィヤンティーヌ
パイ生地は焼きが強くザクザク食感、食感と香りがかなり強く他構成との調和はうーん…
チーズクリームが塩気のするご飯系のような味で調和がうーん…構成が強くて喧嘩してる。
マロンバタークリームは単体だと味はするのだが、口溶けが軽いせいか他構成に完全に負け
てうーん…正直このお店で今までで一番駄目な商品だったので、無かった事にしようと思う。
◇その他
ラパン (572円) ☆×4.5
レコルト (702円) ☆×4.0
フィナンシェ・シャンティーニュ(324円) ☆×4.3
フィナンシェ (280円) ☆×4.0
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
このお店の駄目?な所は、ここが存在しているせいで大阪のケーキ屋の制覇率が悪くなる事=
つまり悪い点は現状無い。毎年別季節に食べてはいるが栗の期間も良かった、また再訪する。
総合点:4.4→4.5(+0.1) / 以下は2020/03レビュー