18回
2021/05 訪問
発展のお店 19
入店制限をしているが、商品種類が多すぎ+今回は生菓子だけの客があまりいないのもあって、
捌けは物凄く悪かった。入店制限によって空いているので、あれこれ見る気持ちはわかるけど。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇パリブレスト(310円) ☆×4.0
構成:シュー生地+プラリネクリーム
いつもはホールしか無いのでカットを見るのはかなり珍しい、ベーシックなパリブレスト。
プラリネクリームは意外と濃さや甘さで殴ってこない+口溶けは重くない=味わいや香りは
一般的なパリブレストの範囲に留まっている。これは意外とホールでも余裕かもしれない。
シュー生地はややサクサク食感が減退しているが反発感はある、全体的に優等生な印象。
◇アラン・マリネ(550円) ☆×3.6
ニシン自体の味は強すぎず弱すぎずだが、他の具材によって味と香りががっつり強くなって
いる。玉葱が結構辛いので刺激感もある、良い意味でフランスの普通のお総菜なのだと思う。
◇ジュー・ド・ブッフ(990円) ☆×3.6
お馴染みの牛頬肉の赤ワイン煮込みだが、ソースがあまり複雑な味わいでは無いので優しい。
非常に柔らかでソースもたっぷり入ってはいるが、ある意味お総菜枠なのでお手軽な味。
◇その他
タルトダムール (530円) ☆×5.0
リル ド タイチ (710円) ☆×4.7
カルテット (530円) ☆×4.7
ミルフィーユ オー フレーズ (380円) ☆×4.4
オーボンヴュータン (490円) ☆×4.2
スノブ (620円) ☆×4.0
サントモール (1,070円) ☆×4.0
パテ・ド・カンパーニュ (973円) ☆×4.2
テリーヌ ド ヴォライユ (638円) ☆×3.8
フロマージュ・ド・テット (723円) ☆×3.8
サラダ ド ベトラブ (434円) ☆×4.0
プティ・フール・セック(小)(3,500円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
暫く食べていないヴァレデフレーズを食べ忘れて慌てて行ったが、当然の如く既に遅かった。
回数こそ行けてはいるがどうも固定枠の再訪率が最近悪い気がする、また再訪する。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2020/11レビュー
2021/06/17 更新
2020/11 訪問
発展のお店 18
店舗内の人数制限を行っているが、お店が大きいので回転はそこそこ速くあまり待たない。
商品種類は減っていないが、イートインは席数を減らしているのでやや埋まり気味かもしれない。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ベル エレーヌ(600円) ☆×3.4
構成:洋梨コンポート・ムース+チョコソース+タルト生地
洋梨のムースは比較的エアリーな口溶け、内部の洋梨コンポートを含めて甘さは抑えられて
いるが、グラサージュである程度は甘さを足す+内部のチョコソースが濃厚で後味に引く。
タルト生地はサクサク食感、最早エスコフィエの伝統的なベル・エレーヌ自体存在しないに
等しいが、エスコフィエのルセットは基本的にいじると劣化する=正直劣化でうーん…
◇アルハンブラ(1,000円) ☆×3.8
青りんご味のアイスはわかりやすく甘い、この形状のものは外側のアイスで殴ってくるのが
定番なのでいつも通り。味は青りんごを甘くしたものそのままなので、取っつきやすい。
内部のフランボワーズのムースグラッセは甘さや酸味はほんのりだが、量で存在感を出す。
美味しい美味しくない以前に、オーボンヴュータンだなーと思える事に謎の安心感がある。
◇その他
パテ・ド・カンパーニュ (450円) ☆×4.2
ジャンボン マスカルポーネ(770円) ☆×4.1
テリーヌ ド ヴォライユ (573円) ☆×3.9
テリーヌ ド シュヴルイユ(787円) ☆×3.5
サラダ ド ベトラブ (383円) ☆×4.2
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
最近は沢山買=メインで行ってはいないが、やはり行くと楽しいお店なのでなるべく行きたい。
モンブランを食べに再訪したが何となく別の物を食べてしまった、また再訪する。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2020/10レビュー
2020/12/21 更新
2020/10 訪問
発展のお店 17
モンブランが出たので再訪、サロンが再開したのでいつも通りイートイン出来るのは嬉しい。
席数は2席だけ減っていたが、プラ・デュ・ジュールがやっていないので比較的余裕がある。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇クレオパトール(1,000円) ☆×4.0
アプリコットアイスは濃くて甘い、形状的にボンブオーボンヴュータンと同じ外側の甘さが
強いもの+酸味は殆ど無い。とにかく構成比率が一番高い部分で気軽に殴ってくるのが好き。
内部のフランボワーズアイスは酸味は殆ど無い+味はアプリコットアイスに完全に食われて
いる。一応構成的には軽減役なのだが、軽減するものが強すぎて軽減しきれ無いのが良い。
◇その他
モン・ブラン (450円) ☆×5.0
パテ・ド・カンパーニュ(585円) ☆×4.0
ミルクティー (700円) ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
モンブランだけは早めに行った方が良いが、最近早かったケーキが揃うのが今回はやや遅かった。
またモンブランを食べに再訪するが、今年は久しぶりにクリスマスケーキでも良いかも。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2020/09レビュー
2020/10/27 更新
2020/09 訪問
発展のお店 16
臨時休業開けに行くのは初めて、変更点はビニールカーテンがされている事とずっと使えなかっ
たクレカが使えるようになっていた事とサロンが休止している事。商品種類は特段減っておらず。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇サントモール(900円) ☆×4.2
構成:レアチーズケーキ+ベリークリーム+サブレ生地?
シェーブルチーズ(山羊の乳で作ったチーズ)のレアチーズケーキは食べた瞬間に強いコクと
味が広がり、その後に癖のある香りが追いかけてくる+後味へ強く引くため物凄い強さ。
ベリークリームは濃く甘い+構成比率はベリークリーム>レアチーズケーキだが、それをもっ
てしても後味への引きはシェーブルチーズ。ここのお店の商品の中でもかなり人を選ぶもの。
ザクザク食感の生地で受け止めるため、殴り×殴り×殴りの調和=このお店以外無理。
◇ソレイユ(550円) ☆×4.0
構成:マンゴー&生姜ムース+マンゴー&ライムジュレ+マンゴー+ダックワーズ生地
夏にだけ出ている商品で確か移転後の新作だった気がする、数年前に出たはずで新作は貴重。
マンゴーと生姜のムースはマンゴーの濃密さと生姜のほんのりの辛さが同居している。内部
のマンゴー果実とマンゴーとライムのジュレで濃さと酸味を足すが、全構成は単体でも強い。
ダックワーズ生地は生姜味で香りと皮さが出ている、全構成が強い×強いの調和で好き。
◇その他
タルトダムール (450円) ☆×5.0
リル ド タイチ (600円) ☆×4.8
カルテット (450円) ☆×4.7
オーボンヴュータン (420円) ☆×4.6
デリス オ フランボワーズ(400円) ☆×4.0
マルジョレーヌ (450円) ☆×4.0
ビスキュイ オー フリュイ(400円) ☆×3.8
パテ・ド・カンパーニュ (905円) ☆×4.2
テリーヌ ド シュヴルイユ(661円) ☆×4.0
テリーヌ ド ヴォライユ (651円) ☆×3.8
テリーヌ・アマッチ (648円) ☆×3.5
サラダ ド ベトラブ (480円) ☆×3.8
トゥールーズ (380円) ☆×3.8
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
久しぶりに別場所に行ったら目当てのお店が臨時休業していたので、近い?こちらに再訪したが
やはりオーボンは最高で最強。相変わらず同じ商品ばかり買うが、購入確定枠が最も多いお店。
イートインでアイスケーキを食べる恒例行事が出来ないのは悲しいが、今後も通い続けたい。
次回はモンブランを食べに再訪する。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/11レビュー
2020/09/12 更新
2020/03 訪問
発展のお店 13
休日のお昼に伺いました。
ギリギリながらモンブラン目当てに再訪、結構再訪しているが新作は殆ど無くいつもの品揃え。
昔に出ていたのケーキ復刻がたまにある程度で、季節で極端に商品の入れ替えが無いのも特徴的。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ラルザス(600円) ☆×3.4
構成:洋なしムース・ジュレ+チョコソース+パンデピス
洋なしのムースはふわふわでエアリー×香りや味は強め、このお店のムースは流行と異なる。
内部の洋なしのジュレで甘さを足す、所謂さっぱりな味が多い洋なしもこのお店らしく力強い。
チョコソースは水分が多く滑らかで落ち着いた軽減役、内部は水分が多いので重すぎない。
下部の生地がパンデピスでスパイシー、食べて気付いたがかなり昔に出ていたものの復刻?
◇カラメル モカ(105円) ☆×3.9
がっつり後味へあまっさが引くキャラメル、1粒で殴ってくる=好き。
味はコーヒーだが甘さが先行しているので、苦みや深みはあまり感じない。
◇カラメル オー ショコラ(105円) ☆×3.4
ストレートな甘さだがチョコともカラメルとも異なる甘さで水飴っぽい味。
悪くは無いが他の味と比べてぶん殴り力や深みが乏しいのはうーん…
◇キッシュ ロレーヌ(600円) ☆×3.7
サクサク食感のブリゼ生地は厚く食感が豊か、焼きはそこそこ強いが万人向け範囲内のはず。
アパレイユはしっかり固まったタイプでホクホクさがある、卵味と塩味の両方が強いタイプ。
玉葱は構成比率が低いため縁の下の力持ちのような味をさせる役割、ベーコンは適度な旨み。
◇キッシュ オ フロマージュ(600円) ☆×3.7
「色々なチーズのキッシュ」との表記だったはずだが、とにかく内部のチーズに力強いもの
が混ざっているためかなり癖・香りが強い。これは間違いなくお酒と合わせるべき用途。
◇その他
モンブラン (450円) ☆×5.0
タルトダムール (450円) ☆×5.0
カルテット (450円) ☆×4.5
マルジョレーヌ (450円) ☆×4.0
ミルフィーユ (380円) ☆×3.8
ラ フランス (600円) ☆×3.8
ヌガー グラッセ (900円) ☆×4.5
カラメル ノワゼット (105円) ☆×4.0
カラメル テ (105円) ☆×3.8
テリーヌ ド シュヴルイユ(806円) ☆×4.2
テリーヌ ド ヴォライユ (450円) ☆×3.8
パテ・ド・カンパーニュ (703円) ☆×3.7
サラダ ド ベトラブ (440円) ☆×3.8
ミルクティー (700円) ☆×3.5
ヌガー プロヴァンサル (160円)
ヌガー カフェ ノワ (160円)
ヌガー オー ショコラ (160円)
ヌガー モンテリマール (160円)
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
また焼き菓子の枠に入る前に許容量を超えてしまった、このお店は食べたい商品が多すぎて困る。
大体同じ商品しか買わないので、今年こそは新しい商品を冒険したいがあまり自信はない。
何にせよここと吉祥寺と千歳烏山が最高のお店で異論は認めない、また再訪します。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/11レビュー
2020/04/11 更新
2019/11 訪問
発展のお店 12
休日のお昼に伺いました。
モンブランが出たので再訪したが、無理矢理捻じ込んだので今回はイートインのみ。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇モンブラン(450円) ☆×5.0
構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
この構成のリスペクトは多いが、内部のマロンクリームの量の多さ+洋酒の強さのバランスは
やはりここが一番。思い起こすと、同じ大きさだと洋酒が弱いorオーボンの系譜はこれより大
きいため内部はここまで強くないのが多い気がする。始祖で完成しているのはやはり凄い。
◇その他
タルトダムール (450円) ☆×4.8
パテ・ド・カンパーニュ(1,168円) ☆×4.3
ミルクティー (700円) ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
本来未レビュー商品の無い場合はレビューしないが、点数変動の関係上レビューしておく。
もう一度位モンブランを食べておきたいので、機会を見つけてまた再訪する。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
2019/11/26 更新
2019/10 訪問
発展のお店 11
休日のお昼に伺いました。
今回は久しぶりにきちんと?生菓子を買いに再訪、今回は10時頃で結構生菓子が揃っていた。
商品幅は非常に広いはずなのに、レビューを見返すと同じ商品ばっかりなのが若干の駄目感。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇バルケットセゾン(430円) ☆×3.7
構成:フルーツ+カスタードクリーム+タルト台
フルーツは種類多めのため1種を楽しむというよりも、色々楽しむタイプでやや芯は弱め。
カスタードクリームの粘度・コクに対して、フルーツの水分が少ないので食べ応えがある。
ダマンドの豊かさはあるものの、タルト生地はかなり薄いのでサクサク食感が足りず個人的な
好みの範囲外。このお店大好きではあるが、タルト台はそこまで好みでは無かったりする。
◇アプリコティーヌ(825円) ☆×3.6
食べた瞬間にアーモンドの香ばしさが弾ける、アイスケーキなのに香りが攻めてくるのが〇。
バニラアイスはバニラが殆ど感じず。今まで疑問に思わなかったが、内部の構成はバニラアイ
スなのだろうか?ここまでバニラ感が無いと、実は違うのでは感が出てきて自信がない。
杏アイスは濃い味で酸味はほぼ無い、これに対し杏コンフィチュールで濃さ+酸味を足す。
アイスケーキだろうと濃い×濃いで畳みかけてくるが、個人的にはこれはまだ優しい方。
◇その他
タルトダムール (450円) ☆×4.8
カルテット (450円) ☆×4.8
オーボンヴュータン (420円) ☆×4.6
マルジョレーヌ (450円) ☆×4.0
モン カフェ キャラメル (500円) ☆×4.0
スノブ (520円) ☆×4.0
オペラ (380円) ☆×3.9
ボンブ オーボンヴュータン(1,000円) ☆×4.4
カヌレ・ド・ジロンド (210円) ☆×4.5
パテ・ド・カンパーニュ (1,168円) ☆×4.3
テリーヌ・ド・ヴォライユ (828円) ☆×4.3
サラダ ド ベトラブ (796円) ☆×3.8
ミルクティー (700円) ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
今年はかなり通えているものの、最近生菓子以外を買う数が多く生菓子の数を食べていない感。
次はモンブランの季節だと思うが、買う商品が固定化してしている事を考えると次回は生菓子+
焼菓子に絞るべきかも。まあ何にせよ再訪は義務なので、きちんと再訪したい。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
2019/10/27 更新
2019/08 訪問
発展のお店 10
休日のお昼に伺いました。
元々行く予定がなかったため、生菓子は買えなかったがかなり久しぶりに新作が出ていた。
基本的には商品はほぼ変わらないが、アイスケーキ含め夏商品に微妙に変わっていた気が。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇アマンディーヌ(315円) ☆×4.2
ダマンドのリッチさが直球で来る、アーモンドの豊かな香りとたっぷりバターがシンプルに
美味しい。大きさの関係上かタルト生地の焼きは意外と優しく、かなり食べやすい範囲。
チェリージャムは濃い、しっかり味が立って後味に引く、しっかり骨太な甘さで大好き。
◇タルトシトロン(315円) ☆×3.9
サクサクタルト生地は焼きと食感が適度、シトロンクリームは酸味抑え目で水分多目。
メレンゲで多少甘くするがさっぱりに留まる=ポンポネットは優しいので取っつきやすい。
◇ジャンボン・ブラン(542円) ☆×3.7
モモ肉なので噛み応えのある肉質、塩味は軽めだが旨みがぎゅっとしているので濃い味。
脂の甘さもあるが全体的にはお肉の強さを楽しむハム、やはりお酒がすすみそう。
◇キッシュ ソーモン エ エピナール(600円) ☆×3.5
一般的な大きさ?より大きいため食べ応えがある、アパレイユは優しい味と繋がりで柔らか。
具材は多めだがサーモンもほうれん草も優しい味、卵の味と喧嘩しないで纏まる。
◇クロッカン オー ザマンド(1,000円) ☆×3.5
香ばしい生地は気泡が多めのため、ザクザク食感だが寧ろ軽い部類=見た目の大きさより軽い
印象。香りや甘さは強いため個性的ではあるが、ベーシックな味なので予想はしやすそう。
◇その他
カヌレ・ド・ジロンド (210円) ☆×4.5
パテ・ド・カンパーニュ (984円) ☆×4.3
テリーヌ ド シュヴルイユ(422円) ☆×3.4
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
シュヴルイユの出来が前回と全く異なったのが気になるが、前回が奇跡の出来なのだろうか?
ここ最近生菓子無しが連続したが、次回は重さを堪能するために生菓子を沢山買いたい。
今年はかなり良いペースで再訪出来ているので、きちんと通えるようにしたい。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/06レビュー
2019/09/17 更新
2019/06 訪問
発展のお店 9
休日のお昼に伺いました。
前回いつも食べているアイスケーキが食べられず消化不良感があったため、早めに再訪。
アイスケーキ目当てなので早めに行ったが、やはり朝一は生菓子1/4以下しか出ていない状態。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇カラメル ノワゼット(105円) ☆×4.0
ヘーゼルナッツの香ばしさとキャラメルの甘さが同時に一気に殴ってくる、口溶けの良さで
後味の引きは強くはない錯覚をするが、味自体はかなり強い。
正直頼んだ味と違うこれを入れられていたのだが、結果的には正解だったという謎展開。
◇カラメル テ(105円) ☆×3.8
紅茶の香りが食べた瞬間から広がる、香りは濃縮されているため自然な感じはあまりない。
こちらも甘い+香りが強めなので、大きさはそこまで無いが沢山食べられず、満足度は高い。
◇ヌガー・モンテリマール(160円) ☆×3.7
最初こそ蜂蜜の甘さはあまり感じないが、後味にがっつり引く強さ。粘度はあまり無い。
ナッツで物凄く香ばしいのでナッツが芯、ドライフルーツは殆ど無くややアンバランス。
◇ヌガー オー ショコラ(160円) ☆×3.7
ナッツが多いため、ヌガーの粘度よりもナッツの香ばしさが最初に殴ってくる。
食べている途中は粘度と甘さがそこそこ強い程度に感じるが、他店と比較すると明らかに強い。
◇ヌガー カフェ ノワ(160円) ☆×3.6
強めのコーヒー味のヌガー、なんちゃって味ではないのでしっかり味が立っている。
◇テリーヌ ド シュヴルイユ(693円) ☆×4.5
鹿肉の香りと味が強め=4種のテリーヌの中では最も力強い+味が濃い気がする。塩味も強め。
ナッツ類がお肉よりも弱いので、まさかの軽減箸休め役?になっているのが面白い。
◇プーレ ロティ オー ゼピス(750円) ☆×3.5
鶏もも肉のロースト、スパイスを効かせているが体感だとタンドリーチキンの軽いもの。
比較的ジューシーさが残っているので、大きいのもありかなりの食べ応えがある。
◇その他
ヌガー グラッセ (900円) ☆×4.5
ボンブ オーボンヴュータン(1,000円) ☆×4.4
ミルクティー (700円) ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
今回は生菓子は自重して、アイスケーキ+久しく食べていないヌガー等+総菜に絞ってみたが、
味が多彩なので絞っても目移りしてしまう=このお店店内の楽しさは日本一だと思う。
回数稼げていないのが悩みどころだが、次回はモンブランの季節までには再訪したい。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/05レビュー
2019/06/21 更新
2019/05 訪問
発展のお店 8
休日のお昼に伺いました。
四季毎に行こうと思いつつ、ケーキの種類がほぼ変わらないためか意外と行けていない。
最近は生菓子→総菜→焼菓子の順で見るが、総菜までで食べられる限界量をまた超えてしまった。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ビジュー ルージュ(520円) ☆×3.8
構成:さくらんぼムース+マスカルポーネクリームタルト台
一般的にはさくらんぼムースは優しい味だが、ここはオーボンなので当然濃くて甘い=最高。
ホワイトチョコの甘さもあり強い味、中心部にバルサミコ酢が入っているので香りも強い。
マスカルポーネクリームはコクとバニラの香りがしっかり、構成比率は低くてもしっかり立つ。
ザクザクタルトの内部は密度高めのダマンド、香ばしさが強く上部の強さと渡り合う。
◇プラ ド ジュール(1,200円) ☆×3.2
豚肩ロースの柔らか煮は大きな塊だが、柔らかさを重視しすぎてお肉の旨みが抜けている。
人参とグリンピースの付け合せもお肉も甘目の味付け、個人的には甘さはケーキで取るのでう
ーん…量は多いので満足感はあるのだが、正直求めていたものとなんか違う。
そもそもイートイン担当が1人は無理あると思うが、様々な要因から並ぶと回転が物凄い悪い。
◇ソーシス・オー・ゼルブ(460円) ☆×3.7
ハーブが入った事により、粗挽き肉の強さが相殺されている印象。強い同士の衝突なので、軽
くなるわけではないものの単一な味ではなくなるので食べていて楽しい。
◇トゥールーズ(450円) ☆×3.7
粗挽き肉のお肉の強さが、食べた瞬間からがっつり襲ってくる+非常にジューシーで重め。
ソーセージは焼く必要があるためイートイン出来ないので、焼き技術で印象が変わりそう。
◇ソーシス ピカント(470円) ☆×3.3
かなり辛い、ただ辛さが深みが無く唐辛子の単一的な辛さ=大きい事もあり正直飽きる。
味自体は一番強いのだが、一番味が平坦なので若干食べ疲れする。
◇サンマアラプロヴァンサル(600円) ☆×3.3
秋刀魚のグリエはやや旨みが不足している、ややとろみのある野菜は軽めの味付け。
食べやすい+悪くは無いものの普通、特段オーボンで買う特別感は見当たらなかった。
◇その他
タルトダムール (450円) ☆×4.7
オーボンヴュータン (420円) ☆×4.6
リル ド タイチ (600円) ☆×4.5
クアルテット (450円) ☆×4.5
ミルフィーユ オー フレーズ(380円) ☆×4.5
モン カフェ キャラメル (500円) ☆×4.0
アリババ (380円) ☆×4.0
スノブ (520円) ☆×3.8
パテ・ド・カンパーニュ (869円) ☆×4.3
テリーヌ・ド・ヴォライユ (634円) ☆×4.3
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
次回こそ焼き菓子をきちんと買いたいと思いつつ、このお店は必ず買う商品が多すぎて怪しい。
2019年初回再訪は春と言うには少し遅くなってしまったが、次回は早めに再訪したい。
総合点:4.6→4.7(+0.1) / 以下は2018/12レビュー
2019/05/19 更新
2018/12 訪問
発展のお店 7
休日のお昼に伺いました
前回取りこぼしたモンブランを食べに再訪、ここのモンブランは季節物の中でも一番好き。
モンブランは例年通り複数買ったが、最近強化中?のシャルキュトリーも多めに買ってみた。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ボー・タン(480円) ☆×3.7
構成:シブーストクリーム+チョコクッキー+フランボワーズ+タルト台
シブーストクリームは力強い味と粘度、キャラメリゼと合わせて食べた瞬間から殴ってくる。
チョコクリームは甘め、シブーストクリームの方が強いので食べやすい気がする。
フランボワーズはサクサクタルト台に焼き込み+内部に果実があるが、ミルフィーユと同じ
く他構成が強すぎて軽減できないいつものやつ。甘いのは正義の人用、やはり甘さは正義。
◇ウィークエンド(1,800円) ☆×3.9
みっちりした生地は密度が高く食べた際の満足感が高い、このお店のイメージからは意外
だがレモン味はふわっと香る程度のお穏やかで誰もが楽しめる味。
水分は少ないためかねっとり感は少な目だが、バターのリッチさで甘さや味わいはしっか
りしているので軽いわけではない。これ自体個人的なウィークエンドの基準の一つの商品。
◇パテ・ド・カンパーニュ(680円) ☆×4.4
他テリーヌと異なり味変化は無いが、ベースの味の強さが好み+お肉のねっとりさをダイ
レクトに味わえる。
香りの変化・強さが非常に好みで、噛みしめた際と後味への引きが強めだが濃くて好き。
前回はオーボンという時点で私にバイアスがかかるのかと思ったが、やはり美味しい。
◇サラダ ド ベトラブ(424円) ☆×3.9
繊維は軽くありつつも、しっかりマリネされて水分たっぷりのビーツの食感が良い塩梅。
酸味はほんのりだが油分はそこそこ多め、水分でさっぱりに見えて意外と食べ応えがある。
玉葱の軽めのシャキシャキ感がアクセントになっている。お総菜系もかなり美味しい。
◇その他
オーボンヴュータン (420円) ☆×4.6
タルトダムール (450円) ☆×4.6
モン・ブラン (450円) ☆×4.6
ラ フランシュ コンテ (600円) ☆×4.3
モン カフェ キャラメル (500円) ☆×4.0
テリーヌ・ド・ヴォライユ(1,048円) ☆×4.3
テリーヌ・アマッチ (576円) ☆×3.9
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
やはり1店での完成度が他の店と全く違う、ケーキだけでは無くお総菜や焼き菓子まで万全。
今年はかなり再訪出来たような気がするが、必ず買う商品が多くなりすぎて逆に新規商品は
あまり買えずに終わってしまった感。来年も最低限このペースを維持するようにしたい。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/11レビュー
2018/12/30 更新
2018/11 訪問
発展のお店 6
休日のお昼に伺いました。
お昼頃に伺った際にはほぼ商品が揃っていたが、訪問目的のモンブランが売り切れていた。
夕方にはいつも通り生菓子のショーケースはほぼ空で、シャルキュトリーもほぼ完売していた。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇ラ フランシュ コンテ(600円) ☆×4.3
構成:シュー生地+クレームムースリーヌ+グリオットチェリー
見た目が異様だが外側は固めのシュー生地、焼きが強く生地に一切水分が移っていない。
カップ内とクレームムースリーヌ内にヴァンジョーヌソースが入っており、香りが物凄い
華やか。グリオットチェリーをアクセントにした洋酒使いの上手さが唸るレベルで最高。
分類上はシュークリームだが他店とは一線を画し、洋酒の必要性がよくわかる新しい商品。
◇プリテュール(650円) ☆×3.9
構成:ブルーチーズ&はちみつムース+いちじく+タルト台+
いちじくが主体なのかと思いきやブルーチーズの味と香りが揺るぎなき芯、蜂蜜味で甘く
はなっているものの、ねっとり食感と合わせて味・香り面の癖は強い。だが強いのが良い。
いちじくはロティされており水分と旨みを足す濃い味、リッチでいちじくが焼き込まれた
サクサクタルトもしっかり主張しているので全構成で多段攻撃を仕掛けてくる=好き。
◇スフレ グラッセ オー ザマンド(800円) ☆×3.6
スフレクリームと言うべき?メレンゲの軽やかさと、卵黄とアーモンドの味が立っている。
アーモンドの香ばしさは上部で補う形になるので、クリーム自体は香りより味の担当。
ただ、オーボンヴュータンアイスケーキ唯一の弱点のビスキュイのぺしゃり具合が微妙。
◇テリーヌ・ド・ヴォライユ(571円) ☆×4.5
香りが半端なく良い、レバーの香りをラムレーズンのラム酒の香りで丸く抑えている。
食べた瞬間の香り→噛みしめる際のお肉の香り+ラムレーズンの香りで変化が凄い好み。
ラムレーズンと鶏肉の甘みで甘さ先行、焼きは強めの力強さと圧倒的旨みで白眉の出来。
◇テリーヌ・アマッチ(616円) ☆×3.9
レバーの香りが食べた瞬間に広がるが臭みは一切無い、ここのテリーヌは食べやすい香り。
お肉の脂による甘さと油分は結構感じる、ピスタチオをアクセントとしながら濃い旨み。
◇パテ・アン・クルート(737円) ☆×3.8
パイ生地がかなりしったりした厚さ+密度から少し固さを持っている、リッチさは無い。
テリーヌ部分の塩味と、パイ生地の素朴さが合っている+テリーヌの味は万人向けで〇。
◇ピエ ド コション(460円) ☆×3.3
煮込まれた豚足は柔らか、トロトロのコラーゲン部分と少ないながら噛み必要のあるお肉
部分の食感の対比が面白い。味はかなり濃いめなので、お酒と合わせる事前提かも。
◇その他
オーボンヴュータン (420円) ☆×4.6
タルトダムール (450円) ☆×4.6
クアルテット (450円) ☆×4.6
ミルフィーユ オー フレーズ(380円) ☆×4.5
マルジョレーヌ (450円) ☆×4.0
ラ フランス (600円) ☆×3.7
フロマージュ・ド・テット (714円) ☆×3.5
ミルクティー (700円) ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
今回シャルキュトリーを多めに買ってみたが、失礼ながらレベルの高さと美味しさに驚いた。
ケーキにろ焼き菓子にしろシャルキュトリーにしろ、力強い統一感がしっかり感じられ最高。
この統一感はここだけの唯一無二のもので、お店の完成度が日本頂点級である事は確実。
今年は年4回とかなり良いペースで再訪出来たので、来年もこれ位のペースで再訪したい。
ご一緒いただきました、オーラ浴?仲間であるオーボン好き同行者様には大感謝です。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/07レビュー
2018/11/16 更新
2018/07 訪問
発展のお店 5
休日のお昼に伺いました。
取り置き時のお昼前にはほぼ全て揃っていたが、夕方にはプチガトーは完売していた。
アイスケーキに関しては、経験上あまり完売しないので夕方でも特段問題ないように思う。
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
◇オムレット ア ラ ノルヴェジアンヌ(1,000円) ☆×3.7
構成:メレンゲ+ビスキュイ+いちごソルベ+バニラアイス+サブレ生地?
バニラアイスは甘さがそこそこ程度なので隠れ気味、味の芯はいちご味に感じる。
通常いちごソルベと言うと、さっぱりや酸味で甘さの軽減等を考えるが、ここのお店の方向
性を裏切らない=他構成の甘さに、いちごの濃厚な甘さを重ねて追打ちしていく攻撃性。
イタリアンメレンゲはかなりねっちりで、口溶けは良いのだが軽さが無いので重い部分。
最下層のサブレのザクザク食感は良いのだが、ビスキュイがアイスケーキのためか若干崩壊
しているのが気になった。ここのアイスケーキはさっぱりが眼中に無い所が好き。
◇ラ マヨット(600円) ☆×3.8
構成:パイナップルジュレ+ココナッツムース+サブレ生地
パイナップルジュレ+果実で水分多目×柔らかで崩壊必須、滑らかさと瑞々しさが楽しめる。
ジュレのレモングラスの香りと果実の酸味が強めでで爽やか、このケーキは他の濃厚ケーキ
とのインターバルとして使うと点数以上の真価?を発揮する。軽減役ケーキみたいな感じ。
ココナッツムースは甘く濃密な香り、個人的にはここがもっと強い方が好きだがこれもあり。
今まで見た事無いので多分新作だと思う。軽めではあるが、メリハリはちゃんと効いている。
◇ビスキュイ オー フリュイ(400円) ☆×3.8
構成:フルーツ+生クリーム+ビスキュイ+カスタードクリーム
上から層が甘い(生クリーム)→甘い(ビスキュイ)→濃い(カスタードクリーム)、軽減
役を一切存在させない直球の甘さ=フルーツですら軽減出来ない甘さの独走感。
生クリームはトロトロで口溶けは良く甘め+ビスキュイのアンビベが物凄い強く、シロップ
で甘さで上乗せぶん殴り+カスタードクリームのもったりさで引きまで強い=手加減無し。
◇ポロネーズ(400円) ☆×3.6
構成:メレンゲ+ブリオッシュ生地+カスタードクリーム+フルーツコンフィ
上部のメレンゲの内部のふわふわさとアーモンドの香ばしさが、最初に感じる部分。
内部のブリオッシュ生地密度が高い×洋酒でしっとりながら同店比そこまで強い印象は無い。
フルーツコンフィやカスタードクリームで味変化は付けて、全体的に滑らかな統一感。
個人的にはこのタイプならアリババの方が好きだが、最近は見ない伝統菓子なので貴重。
◇その他
オーボンヴュータン (420円) ☆×4.6
タルトダムール (450円) ☆×4.6
リル ド タイチ (600円) ☆×4.5
クアルテット (450円) ☆×4.3
デリス (400円) ☆×4.0
アリババ (380円) ☆×4.0
プティ・フール・セック(小)(2,950円) ☆×3.7
――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
やはりこのお店は行くだけ・店内を見るだけでも楽しい、流れ作業で客を捌くだけの東京有名店
に多いお店とは根本的に方向性が違うと強く感じる。ケーキは世界最高の食べ物だと再確信。
ここ最近サービスがまともになった気がするが、塩対応慣れ?しているので逆に違和感が。
ついつい色々買ってしまうが、今回はお惣菜にもまたまた焼き菓子にも手が出せず反省。
次はモンブランの季節迄に再訪する、満足感が高すぎてあまり再訪しないの辞めたい。
総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/02レビュー
2018/07/16 更新
2018/02 訪問
発展のお店 4
休日のお昼に伺いました。
行った範囲では商品の幅広さが最も広いフランス菓子店、一大系譜の始祖たるお店。
伺った日はお昼位で一部商品が無く→その後追加、お昼過ぎにはぽつぽつ完売商品があった。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
◇ヴァシュラン(1,000円) ☆×3.8
構成:メレンゲ+アプリコットソルベ+バニラアイス+サブレ
最初にバニラアイスの甘さ・バニラの香りがガツン→次にアプリコットの酸味で全体を締める。
どちらも強めの味なのに、鋭く酸味で甘さを覆ってゆく=後味には爽やかな酸味が残る。
ふわふわのメレンゲは重さを感じさせず、大きい見た目よりも遥かに食べやすいアイスケーキ。
ここのアイスケーキは後味は比較的軽めながら、構成に濃い甘さ担当部分があるためきちんと
甘さで攻める行程を無くさない=構成が甘くとも、その甘さを持ち越さない切り替えが秀逸。
◇ミルクティー(700円) ☆×3.5
ミルクティーだと割とありかも、今後もミルクティーにしようと思う。
―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――
ここ出身店は多いものの、この強さのまま走り続けるお店はここだけ=ここにしかないケーキ。
毎回生菓子買いすぎ→断念のお決まりになりつつある焼菓子だが、次の再訪でこそ何とかしたい。
大好きなのに中々行く機会が作れなかったため、オーボン好き仲間のご同行者様に大感謝です。
総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2018/01レビュー
2018/05/05 更新
2018/01 訪問
発展のお店 3
休日のお昼に伺いました。
お昼なのでかなり混雑していた、商品幅や芯の強さは唯一無二で至高のフランス菓子店。
時間的に生菓子はほぼ全て出ていたが、数少ない商品が多く追加が無いと昼過ぎは完売が多そう。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇ボンブ オーボンヴュータン(1,000円) ☆×4.4
構成:キャラメルアイス・グラサージュ+洋梨・アイス+ダックワーズ生地
キャラメルアイスはがっつり甘い、ここにグラサージュのほろ苦さとねっとり感が足され、食べ
た瞬間にキャラメルが襲ってくる。ただ、引きは意外と軽めで洋梨部分を支配しない良い塩梅。
洋梨アイスはパルフェなので軽め+アイスの中心に果実があり、ここで強さを与えている。
恐らくアイスに洋酒が使われているため、キャラメルの甘い香り+洋酒の香りがしっかり。
このお店のプチガトーは個人的に当たり外れがあるが、アイスケーキはほぼ全て大変好み。
◇タンタンシオン ショコラ(650円) ☆×4.6
構成:チョコクリーム・ムース・ガナッシュ・ソース・サブレ
一番上のクリームはねっとり、口溶けが良くビターながら意外と後に残らずすっきり。
ムースは甘目、ふわっとしつつも密度があるので決して優しいだけで終わらないのが好み。
ガナッシュは一番甘さの無いビターな部分、ここでほんのりの苦みと内部のソースで重さを足
している。全体的にはこのお店の中でも食べやすいチョコケーキ、個人的には凄い好き。
チョコサブレは味は弱めだが、食感を上手く生かしてるので全構成に意味があるケーキ。
◇ヴァレ デ フレーズ(650円) ☆×4.3
構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
内部のいちごは切らずにそのまま=割としっかりとしており食べ辛いが、水分を足す役割。
クレームムースリーヌはもったりと重めながら、口溶けが軽く意外と食べやすいもの。
ビスキュイはキルシュでアンビベされている、食べた瞬間に香りがガツンと襲ってきて最高。
有り体に言えばフレジエだが、全ての味・食感の主張がしっかりしているお手本のケーキ。
◇パラディ(520円) ☆×3.8
構成:ホワイトチョコムース+ピスタチオブリュレ+フランボワーズジュレ+ビスキュイ?
ホワイトチョコムースがクリームレベルでねっとり重い、味も激甘×後味の引きが物凄い。
内部もピスタチオブリュレが濃厚×豆感強めだが、ムースが強すぎてアクセントレベル。
フランボワーズジュレは甘酸っぱく、ここの酸味が軽減役で生きているが殺せてはいない。
全体的に激甘×激重、個人的に最近はどうも後味すっきり志向だが、重いのも美味しい。
◇ラ シャンパーニュ(600円) ☆×3.8
構成:シャンパンムース+いちご&シャンパンソース+いちごジュレ+ホワイトチョコ
+ランス風パンデピス
シャンパンムースはふんわりだが繋がりが強めで口溶けがイマイチ、しっかりゼラチン使う。
内部のホワイトチョコ?はシャンパンイメージでパチパチ弾けるもの、若干駄菓子っぽい。
ランス風パンデピスは香りが強い+食感が荒々しいが、全体的にはあまり目立たない。
イチゴジュレで甘さを担当している、全体的に直球な名前のイメージよりもお酒は強くない。
◇スノブ(520円) ☆×3.8
構成:ピスタチオバタークリーム・ブリュレ+ベリークリーム+メレンゲ?
赤い外観でベリーを意識させつつも、構成比率はほぼピスタチオバタークリーム。
溶け出すと滑らか+豆味と香ばしさががっつり主張、ローストピスタチオのパンチ力が強い。
ブリュレでピスタチオの癖をこれでもかとマシマシ、万人向けを投げ捨てる心意気が好き。
ベリークリームは優しく軽減役では無いため、ピスタチオの癖が突っ走っている。
◇ルーロー ルーレ(600円) ☆×3.3
構成:いちご+バタークリーム+ビスキュイ+クッキー生地?
バタークリームのロールケーキ、クリームの口溶け温度の高さ+ごわごわ感とアーモンド生地
の強い香りが大変しつこい。ある意味このお店の醍醐味なので、殴り合う主張は寧ろ〇。
クリール等でもそうだが、オレンジが爽やかさではなく強烈な香りに主に作用している。
若干薬っぽさを感じてしまうので、個人的にはあまり好みではないのでうーん…
最下層のザクザクの生地はブリゼみたいなもので、食感にしか作用せず浮いた感じでうーん…
◇プラ ド ジュール(1,200円) ☆×3.6
伺った日は「粗びき・ハーブ入り・スモークの3種のソーセージ」、その日は席が空いていた。
ワンプレートランチだが(多かった前回よりも更に増え)量が多すぎて、デザート併用が危険。
コスパ面で言えば抜群だし、何よりオーボンヴュータンで食べる至福があり点数以上の満足感。
粗びき → 肉々しいがっつり感、肉汁が溢れ出るジューシーさ。食べ応えが一番高い。
ハーブ → 香草が食べた瞬間に強い香りが弾ける、肉汁少な目でやや粗めで食べ応え高め。
スモーク→ ベーシックで安定、他が個性強めなので3本とも意外と被らない印象。
下部のクスクス?がオイルベース×酸味でさっぱりしているため、ソーセージとよく合う。
◇レモンティー(700円) ☆×3.3
◇その他
オーボンヴュータン(420円) ☆×4.6
タルトダムール (450円) ☆×4.6
モンブラン (450円) ☆×4.5
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
河田シェフの世界観で殴ってくるケーキが多く、このお店大好きな私ですら生菓子内で個人的な好み
の振れ幅が物凄い=主張が強すぎて自分の好みがしっかりしていない人にはお勧め出来ないお店。
本当はもっと頻繁に行きたいのだが、如何せん行き辛い場所なため日本橋合わせても例年2回位。
最近焼きっぱなしタルトを買っていないので次回の課題、なるべく早めに再訪したい。
総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2016/06レビュー
2018/01/27 更新
2017/06 訪問
発展のお店 2
休日のお昼に伺いました。
今回も生菓子は10時頃で8割位出ていた、午後の引取りの際は半分位だったが十分選べる。
イートインに関しては、お昼の時間だと毎回待ちがあるが朝は待たずに座れるので楽。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇ラ マルティニーク(600円) ☆×4.6
構成:ココナッツムース+バナナコンポート・クリーム・ジュレ・クランブル
ココナッツムースは華やかで濃密な香り、甘くとろける強い味がインパクト大で味の芯。
完熟の甘いバナナコンポートはチョコで包まれており、手間が食感に寄与しており好印象。
クリームとジュレにはラム酒が使われているので、刺激も足されて全体的に濃さが凄い、
クランブルにもバナナの甘さが強く感じられ、全体的に濃い・甘いを体現したようなケーキ。
この突き抜けこそが唯一無二の素晴らしさで、軟弱なお店とは一線を画す説得力。
◇リル ド タイチ(600円) ☆×4.5
構成:バニラババロア+パッションフルーツジュレ・グラサージュ・ババロア+ビスキュイ
バニラババロアは柔らかく、濃密なバニラの甘さ&香りでケーキ全体を円くする大事な部分。
パッションフルーツ部分は内部のジュレの酸味が非常に効いており強めだが、構成比率は低
く、グラサージュ(甘味)>ババロア(適度)=ジュレ(酸味)で使い分けが上手い。
カップ?の中味はパッションフルーツの果汁のため、かけると爽やかさが感じられ◎。
◇マルジョレーヌ(450円) ☆×4.1
構成:シュクセ生地+ガナッシュ+バニラ&プラリネシャンティー
+マスカルポーネ&ガナッシュクリーム
生地はサクサクの食感のためダックワーズというよりシュクセ、生地の豊かな香りが広がる。
バニラ&プラリネシャンティーは軽めでバニラがほんのり香る軽めのクリーム、これにマス
カルポーネとガナッシュのコクで調和させていく比較的軽めなケーキ。
王道(原点のピラミッド風)のマルジョレーヌと構成は微妙に異なるが、一つの基準。
◇モンカフェキャラメル(500円) ☆×4.0
構成:コーヒー&キャラメルムース+カフェクリーム+ジョコンド生地+フィヤンティーヌ
滑らかなコーヒー&キャラメルムースはほんのり苦味+キャラメルのコクと甘さを楽しめる。
コーヒーシロップの染み込んだジョコンド生地+カフェクリームで、オペラっぽく感じる瞬
間もあるが、フィヤンティーヌのパリパリな食感とキャラメルの重さでこちらの方が好み。
カフェクリームによってしっかりと味に重みが出ており、大人な濃厚さが光っている。
◇クリール(480円) ☆×3.8
構成:マロンバタークリーム+タルト台
オレンジ花水入りのマロンバタークリームはかなりボソつきが強め、花の香りが直球で強い。
タルトにもオレンジ花水が使われており、焼きは強くザクザクでみっちりとした硬さ+リッ
チなバターで香り・香ばしさ・油分が半端なく、全部が強く襲ってくる。
物凄く水分を奪っていく硬派なタルト、味の芯は後味の抜け方からオレンジのように思う。
◇ショコラフランボワーズ(520円) ☆×3.6
構成:フランボワーズガナッシュ+ショコラ生地
ショコラ生地は密度の高いみっちり×香ばしいナッツでザクザクしており反発感が凄い。
ガナッシュは見た目の濃厚さに反して、口溶けがすっと消える+フランボワーズで味が締め
られているので軽めになっている、チョコ自体はビターで浮つきは無いが。
ただ、全体的に見れば圧倒的ショコラ生地の硬派さでしっかりと重さを感じるのが良い。
◇ヌガーグラッセ(900円) ☆×4.4
味はナッティーという表現が超しっくりくる香ばしいヌガティン・ラムレーズンの芳香な
洋酒・甘酸っぱい杏等、どれもしっかり立ちながら上手く調和している超ボリューム。
ヌガーの直球の甘さが最初に襲ってくるため、期待通りの強い甘さ+濃さ=超美味しい。
ドライフルーツがたっぷり入っているので、味の変化があるのに芯を感じるのが良い。
ただ、ヌガーグラッセのメレンゲ+生クリーム主体のため全体の粘度が低く、後味の引きは
軽い特徴もきちんと捉えている。甘いの大好き前提だが、比較的食べやすいように思う。
◇アイスティー(600円) ☆×3.3
無難というか普通だが、氷が多くないだろうか…
◇カヌレ・ド・ジロンド(210円) ☆×4.0
蜜蝋によるカリカリな外側と、バターたっぷりのしっとり×もっちりな内側の対比が見事。
洋酒もバニラも香り方面に生きているが、味は強くないので食べやすいザ・ベーシック。
前回買うの忘れてしまったがやはり美味しい、沢山買ったがやはり出来立ての味が一番。
◇ジャンボン マスカルポーネ(700円) ☆×3.7
バジルが強めだが、自家製ハムの反発感と旨み+塩気が強いため強い×強いで調和している。
マスカルポーネチーズの円やかな酸味と優しい甘さで非常に食べやすいが、食べ応えは高い。
◇フロマージュ ド テット(600円) ☆×3.5
表記上は豚の頭肉のゼリー寄せだが、ゼリー部分が少なくジューシーで大満足なお肉量。
オニオンのシャクシャク感・バジルの良い香りがあるので、食べやすいさっぱりさ。
◇その他
オーボンヴュータン(420円) ☆×4.6
タルトダムール (450円) ☆×4.6
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
ケーキは昔のものが癖強めで小ぶり・新しいと一点突破型で大きめだが、どちらも芯があるケーキ。
個性の軸が定まっているので、事前に調べれば合うか合わないかはわかりやすいと思う。
このお店は究極的に言えば、美味しいかの尺度で最早見ていない存在自体が評価すべきお店。
大好きと言いつつも一回の満足度が超高いため再訪ペースが遅すぎる、もう少し頻繁に行きたい。
超久しぶりだったので好きなケーキ以外に手を出さなかったが、やはり方向性が好み過ぎる。
このお店はケーキだけ買うのはは勿体ないので全制覇を目指したい、必ず再訪する。
前回は長さが反省点だったが、今回は初見だとわかり辛い単語が多い気が何となくする。
総合点:4.4→4.5(+0.1) / 以下は2016/05レビュー
分類:オーボンヴュータン
2017/06/18 更新
2016/05 訪問
発展のお店
休日の10時ごろに伺いました。
個人的には日本におけるフランス菓子を発展させたお店だと思っている。
ランチは食べた事が無かったので狙って行ってみた。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
◇オーボンヴュータン(420円) ☆×4.6
構成:カスタードクリーム+洋なしのコンポート+ポワール酒
割る前は上部のシャクシャクのカラメルの香りが甘く広がっているが、食べた瞬間に最初にくるの
はかなり強いお酒と刺激感で、その後甘さが広がってくるので時間差の味の変化が凄い。
中のカスタードクリームはかなりしっかりと重いのだが、贅沢に入っている瑞々しいコンポートの
おかげか食べやすい商品なのではないかと錯覚する。
カラメリゼ部分は苦みが抑え目なので、全体としてはお酒の刺激はあるが甘く纏まっている。
お酒の効いたケーキはあまり食べないが、これは文句なく美味しいので絶対食べたい。
色々なお店で自店の名前の付いたケーキがあるが、現時点で私の中ではこれが最高。
◇タルトダムール(450円) ☆×4.6
構成:木苺クリーム+ピスタチオクリーム+りんご&あんずのカラメリゼ+チョコクリーム
+タルト台
上部の2種類のクリーム部分は甘さがあり、冷やすと舌触りは重めだがそこまで味はきつくない。
木苺は甘酸っぱさ・ピスタチオはコクと後味が良く出ていたのに合わさると優しい味に感じる。
りんごとあんずはこのケーキの水分の大部分を占めたシャクシャク感が素晴らしく、ここの甘さ
は強いのだがきちんと酸味も飛んでおらず自然にかなり甘い?という感じ。
タルト内に入っているチョコクリームは量が少ないながら重く・しっかりと味が主張している。
タルトはしっとり目だが、これは圧倒的クリームと果物を楽しむケーキで主役ではなく感じる。
全てに個性があるのに個性を潰さず調和させていて凄い、唯一の難点は凄く運び辛く食べ辛い事。
◇クアルテット(450円) ☆×4.2
構成:グラサージュショコラ+ミルクムース(バニラ?)+チョコムース(ビター・ミルク)
+チョコ&ナッツ生地
ムースの存在感が凄い、今は限界まで繊細→口解け良くという方向が持て囃されているよう感じ
るがその対極にありながらこの重厚な質感から後味が引く滑らかさに溶けていく特別感は孤高。
ケーキとしては味が濃いため重い部類のはずなのに、個々の甘さはそこまできついわけでもなく
塩味によって甘さを上手く引き出している不思議だけど味はベーシックなケーキ。
名前の通りチョコの四重奏なので構成単体としてみるよりも調和で見た方が美味しく感じる。
◇ラ フランス(600円) ☆×4.1
構成:チョコムース+フランボワーズチョコソース・ジュレ・ダックワーズ生地
外側のチョコソースがパリパリ+粘りのある甘いソースながら、酸味もちょこっとある。
チョコムースはビターのため深みもある、かなり濃厚+やや甘いため揺るぎない芯。
フランボワーズジュレは酸味+甘さの担当かもしれないがソースとムースに押され気味。
濃厚系チョコムースケーキのため、フランボワーズの酸味があっても後味は強く残る。
ここのケーキは食感がしっかりしている部分が殆どのケーキに入っており、その食感のバリエー
ションが多いため印象が混ざらず強く残りやすい気がする。
◇オペラ(380円) ☆×3.9
構成:グラサージュショコラ+コーヒーバタークリーム+ガナッシュクリーム+ジョコンド生地
構成についてよく考えた事無かったが、一般的なこの構成だと思う、多分…
食べた瞬間に感じるのはバタークリームとシロップのコーヒーの香り、バタークリームは比率も
比較的高く、全体的には濃厚かつビターな大人向けの味。
その分チョコ感はやや抑え目でガナッシュ部分はどちらかというと甘さを担っていた。
シンプルながらある意味手加減をしない構成の濃厚さが楽しめるので、小さいが満足度は高い。
◇ミルフィーユ オー フレーズ(380円) ☆×3.8
構成:イチゴコンフィチュール+カスタードクリーム+いちご+パイ生地
パイ部分はよくパリパリというよりザクザク寄りで力強く、香ばしさが他店とは桁違い。
ここが良く焼かれているため食感は固く、これも結構崩壊しやすいが倒せば何とか切れる。
カスタードクリームは後味が引く濃さで、粘度がかなり高くバニラは抑え目。
上部のジャム部分は超激甘で飲み物飲まずに食べるのはきついレベル、当日の甘さ耐性で評価が
変動するケーキだが、流行りに流されずルセットを忠実に再現する事も大事なのだと思う。
◇ラ モーム(400円) ☆×3.6
構成:メレンゲ+アプリコットゼリー・クリーム+ビスキュイ
ローズマリー風味のアプリコットゼリーは甘酸っぱさが良く出て濃厚でかなりの甘さを出してい
る、ここの部分はしっかりした固さなので、食感の大部分を占めているが切り辛く崩壊しやすい。
それに対して、アプリコットクリームは甘めの優しい味のため、主張は弱いが口解けは滑らか。
また、上部の丸いやつは果実ではなくソース。アプリコット尽くしだが形状がそれぞれ違う。
ビスキュイはオリーブオイルが使われているが言われればそんな感じもする程度で強くは無い。
上部にあるちょっと焼かれたメレンゲは水分多めで味は殆ど隠れている。
◇ゼフィール(650円) ☆×3.5
構成:チョコクリーム+チーズケーキ+サブレ
上部のチョコクリームは通常のクリームとは全く違い、ソースレベルの濃厚さを持ったお酒の強
いチョコの何かという感じ。食べた瞬間にお酒がくわっとくる。
下部の蒸しチーズケーキはマスカルポーネとベルジョワーズ(砂糖)を使っているが味は上部に
比べて弱めだがどちらも癖のある味のため万人向けなにそれ状態。
サブレはかなり固めのザクザクのためここで大体崩壊する。
後味の引きが食べた中だとダントツであり、万人受けとか考慮するに値しない位癖が強い。
好きな人はドハマリするタイプだが、癖が凄くて私の中で芯と出来るキャパを超えている。
◇ディジョネ(900円) ☆×3.7
構成:カシスのソルベ・ムースグラッセ+洋なしのソルベ
アントルメグラッセは1時間もたないので私は店内で食べるしかないが、10種類位あって豊富。
カシスのソルベは凄い濃さ、酸味もばっちり出ているのに強い味のカシスに結構見られる嫌なえ
ぐみは殆ど出ていない。舌が攻撃されているような濃さ。
洋なしのソルベは甘い方向性で、こちらは爽やかな味で一応量はカシス:洋なし=1:1位。
カシスのムースグラッセはどちらかというと優しめの酸味方向で単体だと味は弱いが、特濃部分
をここで中和しているのでちょっと量少ないかなーと思ったが全体で見ると見事な調和。
最下層の生地はシャクシャクしていたがこれなんだろう、リオレかと思ったがビスキュイか?
◇ プラ・デュ・ジュール(1,500円) ☆×3.6
行った日は「静岡産黒豚のスモークソーセージとハムのソテー ポーチドエッグにプチサラダ」
だった、因みに休日は12時に行っても座れないのでそこら辺は臨機応変にしないといけない。
スモークソーセージは皮がパリッパリ、スモークは香りが感じられる程度でそこまで深いわけでは
ないがお肉の味がジューシーなのでこれくらいが美味しいと思う、結構大きい。
ハムは薄く見えるが、大きい+枚数が多いため思っていたよりも食べ応えのある量。
こちらもソテーだがそこまで焼きが強いわけではないので、お肉本来の柔らかさが楽しめた。
ポーチドエッグ+ジャガイモ+レタスも中々の量で、お肉一辺倒ではなく野菜も食べられた。
パンは焼きたてではないと思うがバリバリ、ただ終盤に凄く固くなるのが難点か。
正直小さいのかと思っていたらプレート+パンでかなりの量、日によるのかもしれないけど男性で
も十分満足できるので、逆にイートインでケーキを食べたい方は気を付けた方が良いかも。
これ目当てで行ったが正直予想よりも美味しかった、「オーボンヴュータンで食べるランチ」とい
う付加価値ももちろんあるが、次来た時も食べたいと思えた。
◇パイナップルジュース(550円) ☆×3.4
フルーティーだがディジョネの味が強すぎて若干失敗だったかも、でも美味しかった。
◇プティ・フール・セック(小)(2,950円) ☆×3.7
HPでも買える焼き菓子セット、全体的にケーキと同じく焼きが強いため癖がある。
・ミロワール
ナッツの香ばしさがかなり主張してくるが、メレンゲ生地なので食感はかなり軽い。
あんずのナパージュ部分は薄いため酸味は弱め。
・エピス
香辛料の香りと香りとやや弱めな刺激感を感じる。
木苺のジャムは量的にアクセント程度かと思ったが、結構濃いためちゃんと主張してくる。
・ ロッシェ
かなり甘いメレンゲ生地でフワッフワなためかんだ瞬間に消えてしまう口溶け。
・プレオール
カラメリゼされているが甘さや苦さはあまり出ていないと思う、どちらかというと香ばしく甘い。
サクサクしているが、やや薄めに感じる。
・コルネ
シガレット部分は一般的な商品と異なり特に甘くはない。
プラリネ部分はやや苦みの効いた大人の味だがやはり甘さも感じる絶妙な味。
・ディスク
固めでしっかりと焼きあがっている、ホロホロ感は皆無。
赤スグリのジュレはわずかに酸味があるが、ややマイルド気味に纏められており美味しい。
―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――
個性という名の癖はかなり強烈、だがそれが圧倒的軸と説得力を持っているためここのお店に対して
、あーした方が良いとか好みがどうとかそういう事を考えさせてくれない個人的に稀有なお店。
ケーキが全部出来るのは11時以降だが、下手に遅いと早いものから完売するし10時頃には殆どある。
無ければ出来次第取り置きに追加できるので、ケーキだけなら混む前に行った方が楽。
ケーキの価格は300~600円とばらばらだが、コスパは普通だと思う。
お昼頃特有の問題は混んでいる時間は普通に注文取らず放置されること、ランチ美味しかったしデリ
買おうとしたら忙しいのかショーケース前でかなり放置されて諦めた、次回買えば良いけど。
尾山台はかなり行き辛いが間違いなく再訪する、次回はカヌレ買うの忘れませんように。
キリ番とはいえレビューが長すぎて次回読み返すの大変そう…
2016/09/03 更新
1回レビュー放棄が挟まっているとは言えかなり久しぶり、どうも再訪率が落ちていて良くない。
お店は相変わらず行列で混んではいるが、相変わらず何故かイートインが凄くしやすいのが謎。
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
◇アシェットデセール(1,650円) ☆×3.6
構成比率が一番高いプラリネのブリュレは滑らかな口溶けとナッティーな濃密な香り、上部
のキャラメルの泡は味も香りも割と軽い。ドーム状の飴細工は正直うーん…食べ辛く邪魔感。
カルダモンのソルベとカルダモン+牛乳アイスはミルキーさがあり香りが優しいのでバラン
スが良い。カルダモン+卵はスパイシーな香りでかなり癖強め、若干これだけ強さが抜ける。
パチパチキャンディで刺激を足してお皿自体は中々強い、とりあえず殴っとくか的なやつ。
誤解を恐れずに言えば他店のアシェットデセールと比べると強弱の調和から完成度はうーん…
だが、個性的な組み合わせや素材を使っているので独自性がある+攻め攻めな姿勢が好き。
最近は停滞している気がするが、オーボンは攻めて殴ってこそが好きなので今後に超期待。
◇ヴェール・アムール(500円) ☆×3.8
構成:ピスタチオビスキュイ・バタークリーム+いちごガナッシュ・ソース
ピスタチオの味が前に出てくる。このお店のピスタチオは甘さ方向で癖は強くは無いが、バ
タークリームとビスキュイで香りと味の芯になっている。
いちごガナッシュはこちらも甘さ方向でガナッシュと喧嘩せず纏まる+意外とソースの主張
がしっかりとしており、全構成が立っているが殴ってくるほど強いわけではないもの。
◇サラド・ド・ランティーユ(530円) ☆×3.8
レンズ豆は柔らかく煮込まれており食感は優しいがツナ?や玉ねぎのシャキシャキ感で弱く
ない。お酢ベースでさっぱりとしているが味自体は強い、サラダドベトラーヴと同方向性。
◇その他
タルトダムール (530円) ☆×5.0
モン・ブラン (530円) ☆×5.0
カルテット (530円) ☆×4.7
ラ・フランス (710円) ☆×4.2
スノブ (620円) ☆×4.0
サントモール (1,070円) ☆×4.0
オーボンヴュータン (490円) ☆×3.7
パテ・ド・カンパーニュ(1,122円) ☆×4.3
テリーヌ ド ヴォライユ(583円) ☆×4.3
フロマージュ・ド・テット(770円) ☆×3.8
サラダ・ド・ベトラーヴ (881円) ☆×4.0
ミルクティー (700円) ☆×3.5
――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――
ケーキの種類がほぼ変わらないので後回しにしがちだが、固定枠を再訪していないのがいけない。
とりあえず季節で変わるであろうアシェットデセールを再訪の目的にして、また再訪する。
総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2021/05レビュー