八坂牛太さんのマイ★ベストレストラン 2016

八坂牛太のレストランガイド

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八坂牛太 (男性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

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ケーキ屋のみです

マイ★ベストレストラン

1位

ブロンディール (石神井公園 / ケーキ、パン)

14回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥6,000~¥7,999

2022/07訪問 2022/07/25

黄金色のお店 20・21

夏のデセールを始めたので再訪、昨年はやっていなかったはず+今年は1種類のみの提供のよう。
ここ最近のように混んでいるのかと思ったが、夏+立地のせいなのかあまり混んではいなかった。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ジョリ(560円) ☆×4.0
 構成:いちごムース+チョコビスキュイ+グリオットチェリー
 イチゴムースはふんわりエアリーな口当たり、単体だと口溶けの良さと相まって軽い印象。
 内部のグリオットチェリーは水分が多く味は意外と強くはない、洋酒漬けではない印象。
 チョコビスキュイはわかりやすい甘さで味が強い、とは言え全体的には軽い部類だと思う。

◇モンテリマール(円) ☆×3.9
 構成:ヌガームース+チョコクリーム+レモンコンフィチュール+ビスキュイ
 はちみつムースは意外と優しい味わいでドライフルーツの量で適度な強さを出す、優等生。
 内部は優しい味のチョコムース、以前のだとチョコムースが強かったので別物なのかも?
 全構成が違和感なく調和しており、正統派モンテリマールな印象で食べやすいので好き。

◇ルリジューズ(540円) ☆×3.9
 構成:シュー生地+チョコクリーム+フランボワーズクリーム
 上部のシュー生地には口溶けの良いチョコクリームが入っている、外側のフランボワーズ
 フォンダンは強い味+甘さではない。シュー生地はしっかりと反発感があり焼きが強い。
 下部のシュー生地には水分が多いフランボワーズクリームで全体を滑らかに調和させる。

◇ショコラオランジェ(560円) ☆×3.7
 構成:チョコクリーム・ビスキュイ+キャラメリゼ
 チョコクリームはしっかりと固まったタイプだが口溶けはよく消えるのが早い=重くはない。
 チョコビスキュイは多分ナッツ入りで香ばしいが、クリームもビスキュイも味は強くはない。
 キャラメリゼは厚くはないが焼きが強く香ばしい、面白いが正直無い方が美味しい気がする。

◇その他
 ヴァシュラン(1,400円) ☆×4.0
 サンマルク  (530円) ☆×4.3
 フレジエ   (円) ☆×4.1
 ノワイヨ   (540円) ☆×3.8
 ババ オ ロム(540円) ☆×3.8
 紅茶     (530円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

未投稿の去年の残骸がある事から、行けてはいるがレビューを放棄するお店になっている気が。
新作や変形が高頻度で出るので行っていて楽しいお店、また再訪する。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2022/01レビュー
新型コロナ禍によって一部のケーキ屋は何故か並ぶ人数が激増しておかしな事になっているが、
このお店のその一つ。元々商品種類が非常に幅広いため列回転が悪かったが、今はかなり並ぶ。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇コントゥール(540円) ☆×4.0
 構成:チョコムース+コーヒークリーム+りんご+ビスキュイ
 ミルクチョコムースの優しい口溶けと、上部のコーヒークリームの軽めの深さの調和が好き。
 りんごはカルヴァドスに漬けられているのか瑞々しい+ほんの少しだけ洋酒を感じる気が。
 下部のビスキュイがほんのりスパイス風味で要素はかなり多いが、面白い調和によって纏ま
 っているので違和感はほぼ無い。やはりこのお店の独自性が強いケーキは強みだと思う。

◇アンピレ(540円) ☆×3.8
 構成:ヘーゼルナッツ&キャラメル+チョコクリーム+はちみつムース
    +パッションフルーツジュレ+ダックワーズ生地
 見た目通りヘーゼルナッツの香ばしさが襲ってくる、意外とキャラメルは目立たない調和。
 内部は滑らかな口溶けのチョコクリームと優しい味のはちみつムース、口溶けが非常に良い。
 パッションフルーツジュレの酸味が強く、酸味で締める調和で後味に酸味が強く出る。調和
 の意図は理解できるが、無くてもそこまで重くは無いので個人的には無い方が好きかも。

◇その他
 デリスピスターシュ   (560円) ☆×4.8
 タルトフレーズ     (540円) ☆×4.3
 ムラングシャンティ   (460円) ☆×4.2
 モンブラン       (530円) ☆×3.9
 フレジエ        (560円) ☆×3.7
 モンブラン セゾニエール(650円) ☆×3.5
 ブルジョネ       (550円)
 鳥レバーと豚肉のパテ  (540円) ☆×3.8
 鶏肉のパイ包み     (540円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

去年は行ったような気がするのだが、全商品既レビューでレビューを放棄した記憶が無いので
もしかすると行っていないのかもしれない。何にせよ再訪ペースが落ちているのが反省点。

最低限☆×4.0以上付けているお店は年1位は行かないと好きと言い辛い、また再訪する。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2020/11レビュー
定休日が土日祝の休日になり平日のみ営業になった、場所を考えるとかなり難易度が上がった。
平日でもケーキの量が少なかった+商品幅が物凄い広いためかなり大変だと思うが、結構心配。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇シブースト フロマージュ(500円) ☆×4.5
 構成:シブーストクリーム+チェリー+ベイクドチーズケーキ
 フロマージュブラン味のシブーストクリームはコクとフワフワの食感を両立している、単体で
 フロマージュブランチーズケーキにするよりも軽くなり好き。内部のチェリーが甘さ担当。
 下部の生地はベイクドチーズケーキだろうか、チーズのコクと塩気が出ているがチーズの統一
 感で調和が非常にしっくりくる。チーズケーキとしては独創性が高く非常に美味しい。

◇エクレール(390円) ☆×3.5
 シュー生地は焼きが強くかなりしっかりとした食感+水分が少ないもの、少し好みとは異なる。
 チョコクリームはビターな味で粘度が高く水分が少ない、全体的に水分が少ない+硬派な味。
 フォンダンは甘さは殆ど無い、統一感はしっかりしているので好きな人は間違いなくいるはず。

◇ニフレット(310円) ☆×3.5
 イルドフランスのお菓子だが殆ど見た事は無い、オレンジ味のカスタードクリームは量は少な
 いが香りはしっかり。パイ生地は量がありリッチ、サクサク食感はやや抑えられている。

◇パンオレザン(260円) ☆×3.5
 サクサク軽い食感と甘すぎず濃すぎずのバターのリッチさ、このお店のヴェノワズリーは意外
 と日常的に食べるタイプが多い気がする。レーズンは甘さと量は無いのでアクセント程度。

◇パン オ レザン エ オ カンヌベルジュ(360円) ☆×3.3
 パン生地内に入ったレーズンとベリーが多いので生地自体の量は少ない、そのためパン生地の
 繋がりが弱くなっているためハードな食感に反して食感がうーん…味はしっかりしている。

◇その他
 デリスピスターシュ       (520円) ☆×4.2
 モンブラン           (490円) ☆×4.0
 ミルフィーユ ア ラ ヴァニーユ(490円) ☆×4.0
 ノスタルジ           (490円) ☆×4.0
 モンブラン セゾニエール    (620円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今回は全体的に味のブレが下振れ方向のような気がした、営業形態的に人手不足なのだろうか。
休日に行けないのは梯子的な意味で辛いが、再訪確定枠なのでまた再訪する。

総合点:4.4→4.3(-0.1) / 以下は2020/05レビュー
他のケーキ屋でも感じたが、飲食業が厳しいと言われているが寧ろいつもより混んでる気が。
商品種類は豊富で生菓子は20種程、新作はあまり出ないが改良をよくするため変形する事が多い。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇グリティエ(490円) ☆×4.0
 構成:チェリー生クリーム・クリーム+ブリオッシュ生地
 ブリオッシュ生地は表面の食感が強く、香ばしいため焼きはそこそこ強いはず。強めの洋酒が
 効いたシロップでひたひたになっているが、崩壊しない=食べた際にべしゃらないのは好き。
 上部は軽い味の口溶けのチェリー生クリーム、これが物凄い美味しいというか飲み物にしたい。
 下部は味わいがしっかりとしたチェリークリーム、ここで多少重さを足す形で満足感が高い。

◇アヴェルス(500円) ☆×3.9
 構成:グレープフルーツムース+ライス+ダックワーズ生地
 ジャスミンライスをタヒチバニラで炊いた変形リオレ、ライスは柔らかく固さは殆ど無い+バ
 ニラの香りが華やかで強い。リオレは割と好きなのだが、殆ど出ているお店が無いので嬉しい。
 グレープフルーツムースは他構成を水分で流す役割、味はしっかりだがこの部分で軽減する。
 ピスタチオ味のダックワーズ生地は香りが強い、他構成が力強いのでバランスを取る良い調和。

◇クレーム ブリュレ エクゾティク(490円) ☆×3.6
 構成:メレンゲ+パッションフルーツソース+フルーツ+カスタードクリーム
 ふわふわのメレンゲが甘さ担当、ここの構成比率が高いため内部の酸味と上手く調和する。
 カスタードクリームは水分が多くでさらっとした口当たり、他ケーキと異なりここは軽い。
 フルーツとパッションフルーツの酸味がアクセントだが、ややフルーツが立ちすぎでうーん…

◇鶏肉のパイ包み(460円) ☆×3.8
 サクサクのパイ生地は1枚1枚が分かれているが、枚数があるので噛みしめた際に食感がある。
 歯応えのあるお肉はバジル味がしっかり付いており塩強め、油分は多すぎず少なすぎずの良い
 塩梅だが、基本的にはお酒とセットのような気がした。

◇その他
 デリスピスターシュ(510円) ☆×4.8
 カルム      (510円) ☆×4.4
 サンマルク    (490円) ☆×4.3
 モンブラン    (490円) ☆×4.2
 フレジエ     (500円) ☆×4.1
 ムラングシャンティ(450円) ☆×3.9
 ノワイヨ     (490円) ☆×3.7
 パン・オ・ノワ・エ・オ・ブール・ア・ラ・ブルギニョン(360円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

このお店高いレベル前提での味のブレが結構起きる印象なのだが、今回も結構振れ幅があった。
再訪ペースがやや落ちている+久しぶりだからだろうか、きちんと再訪していきたい。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。

去年食べたクリスマスケーキが美味しかったので、同内容と告知されていたが見に行った。
昨年と同じ+以前伊勢丹新宿で出ていたタンタシオンで、商品同様あまり新作は作らない感じ?

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇エフェメール(500円) ☆×3.8
 構成:メレンゲ+キャラメル生クリーム+アプリコットペースト
 ヘーゼルナッツが香るメレンゲは軽やかな食感+良い強さの芳香、気泡の生かし方が上手い。
 キャラメル生クリームは粘度とコクがあるがほろ苦さは抑え目、意外と後味の引きは軽い。
 バターとバニラで焼いたアプリコットペーストは甘さと濃さ担当、酸味ではなく旨みを足す。
 後味に出るアプリコットがやや強めだが、全体的にやりすぎない範囲で上手く纏まっている。

◇レコルト(490円) ☆×3.7
 構成:ナッツ&フルーツ+キャラメルクリーム+ガレット+レモンコンフィチュール
 ザクザクのリッチなガレットは焼きしっかりで香ばしい、上部のナッツの香りも強いので
 はっきりした香りが特徴。ナッツにかかるキャラメルクリームは意外と重さや深さ抑え目。
 レモンコンフィチュールは酸味や濃さが抑え目で軽い軽減役、見た目程強くはない纏まり。

◇タルトリュバーブ(360円) ☆×3.7 
 タルト台に対してリュバーブは明らかに少ない気がするが、タルト台自体が美味しい。
 上部のナパージュの甘さがしっかり+ザクザクタルト台がリッチだが、やりすぎない範囲。

◇タルトフランベ(310円) ☆×3.6 
 薄めのタルト生地はリッチでバターの旨みをしっかり感じる、ヴェノワズリー系は価格高め
 だがその分リッチ。ベーコンはあまり感じないが、玉葱の旨みとチーズの塩気が好き。

◇その他
 カルム         (500円) ☆×4.7
 デリスピスターシュ   (510円) ☆×4.5
 モンブラン       (490円) ☆×4.3
 ムラングシャンティ   (450円) ☆×4.2
 タルトタタン      (510円) ☆×4.2
 ジョリ         (510円) ☆×4.2
 モンブラン セゾニエール(550円) ☆×3.9
 ノワイヨ        (490円) ☆×3.8
 カスクルート      (600円) ☆×3.6
 キッシュロレーヌ    (430円) ☆×3.6
 紅茶          (480円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

商品的には半分位は伝統的な物ではあるが、このお店は独自性が高いのでここでこそ感が高い。
今年はかなり良いペースで再訪出来たと思う、来年も好きなお店はきちんと再訪していきたい。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
平日のお昼に伺いました。

恒例のデセールを始めたので再訪したが、今年は始まるのが遅い=暑いので行くまでが大変。
ただ、店内は商品管理の観点上か激寒=どう考えても温かい飲み物を頼んだ方が良いと思う謎。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ヴァシュラン(1,300円) ☆×4.4
 構成:メレンゲ+生クリーム+ベリーソース+バニラアイス
 メレンゲはきちんと形が整ったもの、ムラングシャンティーの気泡が生きたやつとは違うが、
 他構成の味がしっかりしているため、あまり前には出ない印象。どちらかと言うと軽減役?
 生クリームはコクと重量感のあるもの、軽い生クリームが流行だがこの系統も濃く美味しい。

 バニラアイスはわかりやすく甘い+甘い香り、ペッシュメルバもだが結構バニラアイスを芯に
 据えて他構成を調和させている印象なので、デセールとしては理解しやすくて良い調和。
 ベリーソースとベリーアイス?は濃さを担当、ここで味に強さが出るので美味しく強い印象。
 ムラングシャンティーが美味しいのだから美味しくないはずないと思ったが、別物の美味しさ。

◇トロペジェンヌ(480円) ☆×4.3
 構成:ブリオッシュ生地+カスタードクリーム
 ブリオッシュ生地の表面の食感=火の通り具合が、トロペジェンヌとして理想の状態。
 食べた瞬間は反発感がある+生地密度が高いが、クリームと合わせると口溶けが良く上手い。
 オレンジフラワーウォーターを使ったカスタードクリームのコクと、軽やかな香りがベストマ
 ッチ。正直トロペジェンヌは極端に美味しくしようが無い気がしていたが、これは凄い。

◇カルム(500円) ☆×4.2
 構成:キャラメルムース+メレンゲ+リュバーブ・ジュレ+ビスキュイ
 軽やかな口溶けのミルクキャラメルムースは甘さと滑らかさのバランスが上手い。
 上部のメレンゲはこちらも軽やかな口溶けながら、甘さを足していく役割で良い調和。
 デリスピスターシュと外観は同じ組み立てで、リュバーブのほんのりの酸味で全体を締めて
 いく。酸味や甘さが構成要素個々にきちんと立っているので、食べ応えがあり好き。

◇バハ・オ・ロム(520円) ☆×3.8
 構成:ブリオッシュ生地+カスタードクリーム+生クリーム
 ブリオッシュは柔らか、生地密度が高いためギリべしゃらない塩梅だが食感は弱い。
 シロップはカップ内にそれなりに入っており洋酒強め、これをカスタードクリームと生クリー
 ムで適度に軽減する。大人向けながら、食べやすい範囲にギリギリ近づいているような気も。

◇プランセス(480円) ☆×3.7
 構成:アーモンドキャラメリゼ+バタークリーム+フランボワーズジャム+ビスキュイ
 一番上の見た目がもろアーモンドなのでさぞ強いケーキなのかと思ったが、意外と強くない。
 バタークリームは滑らかな口溶け、バターのコクはあまり前面に出さずに比較的さっぱり。
 フランボワーズジャムは軽めの濃さであまり強くない、ここはもう少し強い方が好みかも。

◇ショコラ アロマティゼ(500円) ☆×3.3
 構成:チョコクリーム・ビスキュイ+ベルガモットクリーム
 ビスキュイの上にあるベルガモットのクリームが薫り高く、食べている最中はしっかり香る
 ×粘度があるのだが、口溶けのせいか意外と重くない=上手く夏でも重くない範囲かも。
 チョコクリームが粘度がかなりある+後味に引く、ここの濃さで重さを与える形だが肝心の
 チョコ味がビターなのだが深さがうーん…チョコケーキは好み激しいのはあるけど好み外。

◇アイスティー(480円) ☆×3.4

◇その他
 ペッシェメルバ (1,400円) ☆×4.5
 ヌガーグラッセ (1,100円) ☆×4.1
 デリスピスターシュ(520円) ☆×4.3

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

休日はTwitter勢?で混雑するのが目に見えていたので平日に伺ったが、平日すら満席撮影会化
していた。通常夏になるとフランス菓子店は空くが、夏が一番混むお店は相当珍しい気がする。

今年はヌガーグラッセがやけにふわふわで、メレンゲ量多い+ナッツが主役だったような気が。
追加が無ければデセールは満足だが、新作の取りこぼしがあるのでまた再訪する。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2019/03レビュー
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。
意外と開店直後は行かないので知らなかったが、イートインは10:30~みたい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ノスタルジ(490円) ☆×3.9
 構成:生クリーム+シナモン味クレームムースリーヌ+シトロンクリーム+ジャンドゥーヤ
    +ダックワーズ生地
 食べた瞬間に上部のシナモン+クレームムースリーヌがシナモン風味なのかな?香りが広がる
 →下層のジャンドゥーヤからアーモンドの香りが攻めてくる。香りが多層的で楽しい。
 シトロンクリームは穏やかな酸味、味の芯かと思っていたがレモンの主張は強くない印象。
 生クリームはふんわり軽やかでここが軽減役、濃いけど食べやすい範囲で調和する。

◇サブレ レザン(320円) ☆×3.5
 サクサクサブレ生地は香ばしい、焼きが強めで食感もあるのだがややバター量が不足気味?
 バタークリームは流石のリッチな美味しさ、コクが強めで丸さもしっかりある+レーズンの
 旨味でバランスがいい。これに関しては誰もが好きであろう組合せなので、万人向けかと。

◇その他
 デリスピスターシュ       (520円) ☆×5.0
 サンマルク           (480円) ☆×4.3
 フレジエ            (480円) ☆×4.2
 モンブラン           (490円) ☆×4.2
 タルトフレーズ         (480円) ☆×4.0
 ミルフィーユ ア ラ ヴァニーユ(450円) ☆×3.8
 紅茶              (480円) ☆×3.5
 キッシュロレーヌ        (480円) ☆×3.6
 タルトミラベル         (480円) ☆×3.6

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

ここの生菓子はここだけでしか食べられないのが大変好み、やはり独自の価値観があるのが強い。
商品幅が凄いのに生菓子以外は意外と買っていない、今年は生菓子以外も沢山買いたい。

総合点:4.3→4.4(+0.1) / 以下は2018/12レビュー
休日の夜に伺いました、2回分纏めて。

2018年クリスマスケーキ枠3、HPにすらクリスマスケーキで何が出るのか載らない+電話説明
しない+店舗前金のみなので前衛的だとどうしようと思ったが、割と堅実ラインナップだった。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ビスキュイフレーズ(3,900円) ☆×3.9
 構成:生クリーム+いちご+ビスキュイ
 生クリームは水分多目のトロトロでエアリーさを感じる、コクはあるが甘さは控えめで他商
 品の生クリームとはやや異なる。後味には少し油分があるので、軽い印象だがかなりリッチ。
 ビスキュイはきめ細やか×気泡多めでふわふわさとしっとりさが高い、優しい口溶けが好き。
 いちごは実がしっかりしており、甘さや旨みは程々程度でアクセント程度にとどまる印象。

 クリスマスケーキと言えば有名店でも基本劣化するのが当たり前だが、普段の方向性とは
 異なる+完成度はいつもと変わらず高い状態=非常に満足、来年も検討したい。

◇ノワイヨ(480円) ☆×3.8
 構成:クレームムースリーヌ?+ダックワーズ生地+りんご
 内部のフランボワーズで煮たりんごはシャキシャキ感が軽く残っており、食べた瞬間はフラ
 ンボワーズの甘酸っぱさ→りんごの爽やかさに凄い自然に移行する=この部分が秀逸。
 クレームムースリーヌ?はバニラの香りとコクが出ているが、量的にか意外と重くは無い。
 ダックワーズ生地で上下をサンドしているので、ここでクリームを受け止める良い調和。

◇その他
 ムラングシャンティ   (450円) ☆×4.5
 レザンノワール カフェ (480円) ☆×4.2
 タルトタタン      (500円) ☆×4.1
 モンブラン セゾニエール(520円) ☆×4.0
 紅茶          (480円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

正直に言えばクリスマスケーキは吉祥寺以外は通常時から劣化前提で買っているが、劣化が
ほぼ無かった。いつもと同じ完成度は本当に凄い、手抜きしない姿勢は尊敬に値する。

クリスマスケーキ枠として来年も検討したいのは勿論、季節ごとに通っていきたいお店。
やはり個性のあるお店が好き、2018年も今年と同じペースを維持出来たら良いな。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2018/08レビュー

休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。

今年もデセールをやっているがかなり出遅れた、そして出遅れている間に7種類になっていた。
ここではないどこかのデセール目当て客層が多いが、店内が激寒なので意外と外が人気だった。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ディヴァイン(1,300円) ☆×3.9
 バニラアイスが提供時は固まりすぎかと思ったが、パンデピスが温められている+ソース
 の温度との対比なのだろうか?組み立て方が割とデセール寄りで、適度な力強さ。
 マンゴーソースのとろけるような濃厚さ→ふわふわ食感が優しいパンデピスの香辛料の
 香りが後に引く。味ではなく香り面でここまで華やかさを出せるのは、デセールでこそ。
 キャラメル板は意外にも甘さを全体に足す重要な役割、全構成に必然性があるのが◎。

◇ウフ ア ラ ネージュ(1,200円) ☆×3.6
 伝統菓子枠のはずだが出すお店がほぼ存在しない、メレンゲを茹でたものはしっかりと
 気泡の存在感を感じる、食感的には全然違うのに白玉を連想してしまう滑らかさ。
 強めのラムレーズンアイスのお酒の香りとバニラソースの香りとナッツの香りで、3種類が
 全部強く攻めてくる。お酒が強い+濃く大人向けの味だが、後味はさらっとしている。

 キャラメルソースでほろ苦い大人っぽさを足して、滑らかになっている。味が多層的+
 温度の強弱がきちんと出来ておりデセールとして完成度は高いが、好みとは違った感じ。

◇ルデュック(480円) ☆×4.8
 構成:メレンゲ+キャラメルクリーム+杏+赤すぐり
 キャラメル味の生クリームはとにかく滑らか、甘さも香りもきちんと立っているのに滑らか
 で物凄い後味の軽さ。メレンゲで覆われているので硬さ部分が一切無い素晴らしい統一感。
 内部の杏+赤すぐりは濃さと甘酸っぱさを担当している、強い味なのに調和が完璧で一体=
 甘さに対して酸味が絞める系はよくあるが、これは甘さと酸味が同化して纏まるという別物。
 このお店はデリスピスターシュが飛び抜けていたが、並び立つレベルの完成度の高さ。

◇クリーム ブリュレ エキゾティック(480円) ☆×4.3
 構成:パッションフルーツソース+クレームディプロマット+メレンゲ
 パッションフルーツソースは強い酸味が爽やかに駆け抜ける、強い味を見事に調和させる。
 クレームディプロマットは水分が超多めで、滑らかと言うより水のような食感。この食感
 が全体の爽やかな味とぴったりと嵌まっており、自然に納得感しか湧かないのが凄い。
 トロトロのメレンゲが甘さ担当、このお店はメレンゲ使いだと東京一だと思う。

◇マロンカシス(450円) ☆×3.8
 構成:マロンクリーム+カシスソース+タルト台
 ココナッツの香りはするザクザクのタルト台は超リッチ、バターの風味で殴ってくるのに
 負けないカシスソースの濃さ。ここがやりすぎではない境界線上を綱渡りしていて良い感じ。
 マロンクリームはモンブランでおなじみの濃いもの、単体で見ればマロンクリーム+カシス
 の王道組み合わせだが、如何せんモンブランが美味しいので別方向なのに比較してしまう。

◇ショコラノワゼット(490円) ☆×3.6
 構成:ヘーゼルナッツ・ムース+チョコムース・グラサージュ・ダックワーズ+赤スグリ
 ヘーゼルナッツムースの香りが全体に対してやりすぎではない程度→中心部のナッツで香り
 を弾けさせる多段攻撃。2種のムース部分は口溶けは良いものの、最初が少し重め。
 グラサージュの引きが強く他構成を侵食気味+ダックワーズがぺしゃり気味が気になる。
 意外にも上部や内部の赤スグリが見栄えだけではなく、軽減役として良く機能している印象。

◇クロワッサンフロマージュ(420円) ☆×4.0
 たっぷりチーズの塩気+ベーコンの旨み+クロワッサンのバターの甘みのバランスが良い。
 正直単体だとヴェノワズリーとして弱いと思ったが、お総菜パンとしては味強めで◎。

◇鳥レバーと豚肉のパテ(480円) ☆×3.7
 これは油分が物凄いのでリベイク推奨だと思う。サクサクパイ生地はリッチでここ単体で
 既に美味しい+しっかりした繋がりのあるパテは、レバーの癖を生かしつつ豚肉の旨みで
 意外と食べやすい範囲に落ち着いている。ピスタチオが軽減役として生きており◎。

◇キッシュロレーヌ(480円) ☆×3.6
 内部は柔らかでふわふわ感も楽しめるキッシュ、ギリギリとろみはないが食べやすい。
 大きさがかなりあるが、具材は弱めでベーシックなキッシュ。優しい系も上手いのが凄い。

◇タルトミラベル(380円) ☆×3.4
 パイ生地は軽やかだがダマンドの甘さが強め=全体として見れば、味は濃く甘い。
 果実はミラベル(すもも)だが甘さのみを使っており、あまり目立っていない。

◇その他
 ヌガーグラッセ     (1,200円) ☆×4.6
 紅茶           (480円) ☆×3.5
 デリスピスターシュ    (500円) ☆×5.0
 サンマルク        (480円) ☆×4.3
 ムラングシャンティ    (450円) ☆×4.2
 タルトレット オ シトロン(490円) ☆×3.8
 タンタシオン       (490円) ☆×3.7

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

ケーキは季節商品の回転が遅いが、ヴェノワズリーが豊富なので買いたい商品は沢山ある。
ヴェノワズリーの額面金額は高いが、お総菜として完成度が高い=甘さやリッチさ重視では無い。

また、今回はデリスピスターシュが驚愕する程美味しく、恐らく今まで食べたピスタチオ系の
中で一番美味しかった。2桁は食べているので、超高次元のブレの当たりを引いたのだと思う。

久しぶりにルリジューズが出ていたりと、伝統菓子も独自の個性派も楽しめる貴重なお店。
やはりこのお店でしか食べられないと言う点が揺るぎないのが素晴らしい、また再訪します。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2018/04レビュー

休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。

クラシックベースだが厳密にクラシックかと言われると、シェフのセンス入りな気がするお店。
HP等での新商品の発信が皆無なので、季節商品の切り替わりが若干わかりにくいのは難点かも。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇タルトタタン(490円) ☆×4.2
 構成:生クリーム+タタン+パイ生地
 香ばしいザクザクのパイ生地はキャラメリゼされており水分を吸わない+香りが良く状態が秀逸。
 タタン部分は繊維を残しつつ酸味はほぼ無くかなり甘く煮詰められている、ここが揺るぎなき芯。
 生クリームは他のケーキのものと異なるのかかなり軽め、ここでタタンにコクを与える良い調和。
 全体的に甘目ながら優等生なタルトタタン、このお店の構成の香りの良さは好き。

◇アンサンブル(480円) ☆×4.1
 構成:キャラメルシャンティ+くるみ+シトロンクリーム+タルト台
 サクサクのタルト生地の上に薄くシトロンクリームの層=タルトシトロンベースではない。
 キャラメルシャンティは滑らか×ほんのりほろ苦いが軽め、クリームの重さの使い分けが上手い。
 くるみは軽めのザクザクと香り、全体的には優しいタルトだが味わいはしっかりしており好印象。
 フランボワーズの締めはやや弱め=やや締め方が優しすぎる気がしたが、たまにはいいのかも。

◇パン・オ・ノワ・エ・オ・ブール・ア・ラ・ブルギニョン(380円) ☆×4.0
 サクサクのクロワッサン生地は外側は超軽やか、枚数を重ねるとぎゅっとしており良い塩梅。
 生地自体のバターは程々だが上部のエスカルゴバターで大変リッチ、胡桃の香ばしさとエスカル
 ゴバターの塩味のベストマッチ感が強い。これはかなり美味しい。

◇ショーソン・ポンム(400円) ☆×4.0
 生地を噛んだ際に、サクサク軽やかな食感→香ばしい生地自体とバターの香りの移行が秀逸。
 りんごはよく煮込まれたしっかり甘いタイプ=とろみのある食感、意外と味は強くない。

◇カスクルート(580円) ☆×3.8
 買う前は高いと思ったがバゲット自体400円と高め+バターたっぷりで美味しいので無問題。
 この金額なら生ハムもっと欲しいが、プロシュートが力強い+バゲットもしっかりなので具材
 が足りない感じはあまりせず。これ温めるべきだったのかな?次回聞いてみよう。

◇クロワッサン(250円) ☆×3.4
 焼きは強めのパリッパリ、バターは弱いが生地の密度が高いので食べ応えがある。
 ケーキ屋のヴェノワズリー感は弱め、割と普通のクロワッサンなので朝ご飯用に良さそう?

◇その他
 ポワソンダヴリル (3,000円) ☆×4.3
 デリスピスターシュ (500円) ☆×4.8
 フレジエ      (480円) ☆×4.2
 モンブラン     (480円) ☆×3.8

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

ある程度ケーキの数を食べている事前提の力強いお店なので、数食べていない人に合うかは
怪しいが、方向性の定まったお菓子が多く基礎知識があればコンセプトの理解はしやすいはず。

生菓子は良い制覇率なので、今後はヴェノワズリー制覇等も狙いたい、また再訪します。
色々思う所があったので、このレビューをもって他過去レビューの点数を多少変動させた。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2018/01レビュー
休日のお昼に伺いました。

季節物は毎回3点程でほぼ通常ケーキは食べたのでレビューが楽なお店、立地はやや不便。
類似店が無いタイプの美味しさなので、ここに行かないと食べられないという特別感が高い。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇タルトフレーズ(480円) ☆×4.3
 構成:いちご・ジュレ+タルト台
 サクサクのタルト台の歯応えが非常に秀逸、甘さは控えめながら上部とのバランスが素晴らしい。
 上部にたっぷり乗った甘酸っぱいいちごが揺るぎなき芯、自然な瑞々しさや酸味が大変好み。
 甘さを担当しているのはイチゴジュレ、ここの甘さと果実の甘酸っぱさがベストマッチ。
 シンプルな構成ながらどこを取っても好み、やはりこのお店との相性が物凄く良いと実感。

◇スリジェ(480円) ☆×3.8
 構成:パンドジェンヌ+チェリークリーム・ジュレ
 パンドジェンヌが強めなケーキに見えるが、パンドジェンヌ:クリーム+ジュレ=1:1位なので
 意外と全体を支配している感じはしない。香り面では非常に良い+食感がしっかりで好み。
 チェリークリームは優しい味、ここは粘度が高くうろ覚えだがバタークリームだったのかな?
 上部のチェリージュレ?が甘酸っぱく濃厚、ここが全体を支配する形となり濃く纏めている。

◇タルト フロマージュ(450円) ☆×3.8
 さっくりしたタルト生地とねっとりのクリームチーズの対比が良い、シンプルな完成度。
 正直お店の方向性的に激重かと思ったが、後味は軽めの酸味ですっきりしており食べやすい。

◇シュー ア ラ クレーム(300円) ☆×3.6
 注文してからクリームを詰めるタイプのシュークリーム、あまり引きが無いすっきりタイプ。
 シュー生地はクッキー生地でかなり固めのザクザク、ここが味面で主張せずクリーム一強。
 カスタードクリームはしっかり味が付いているが、水分量が多く滑らかな舌触りで軽め。

◇その他
 デリスピスターシュ   (480円) ☆×4.8
 ムラングシャンティー  (400円) ☆×4.2
 モンブラン セゾニエール(520円) ☆×4.1

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

ムラングシャンティーのクリームの深いコクとフレッシュ感が落ちていたりと、同じケーキを食べて
も印象がコロコロ変わる=割と安定しない印象を受けるものの、レベルが高い次元での話。

昨年はデセールを半分位しか食べずに終わってしまったので、今年はデセールを制覇したい。
アクセスは意外と慣れると悪く感じない、今後も追っていきたいお店なのでまた再訪します。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2017/08レビュー
休日のお昼に伺いました。

お店が駅から遠いので夏には行かない予定だったが、デセールを始めたので行ってみた。
デセールの提供時間は11:00~で開店時間にはやっていない、行った際にはサラダ+デセール4種。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ヌガーグラッセ(1,000円) ☆×4.4
 流石のメレンゲのふんわり感と、生クリーム?によるものかしっかりとしたコクが上手い。
 食べた瞬間に最初にナッツの香りがガツンと来る→噛みしめると香ばしさが再度弾ける、ここの
 香りの面では今まで食べたヌガーグラッセ内で最高、しかも後への引きがしつこくなく◎。
 ヌガティンとドライフルーツがごろごろ入っているので、しっかり噛む必要性があるのも好み。

 ヌガーグラッセ自体は意外にも軽めになっており、下部にあるバニラの香るカスタードソースで
 重さが足されている。ここがただ単に見た目への作用だけでなく必要性を感じるのが凄い。
 手作り感の大味と優しさがどちらもあり、一概に強いだけではないのがこのお店の好きな点。

◇ペッシェメルバ(1,200円) ☆×4.1
 アーモンドスライスは無いが、最近少なく感じるエスコフィエのクラシックなピーチ・メルバ。
 桃は完熟で甘い、若干見た目はあれなのだがケーキ屋では味が良ければ全てOKなので問題なし。
 アイスからは芳香なバニラとミルキーさをしっかり感じるが、引きは強くなくすっきり。

 個々の構成は味がしっかり立っており強めだが、桃のジューシーさと酸味をきちんと感じる甘酸
 っぱいフランボワーズソースによって、全体として見た時にさっぱりになる調和が上手い。
 飴がけによって食感も出ており、見た目だけではない楽しさにきちんと繋がるのは好印象。
 一番の評価点は完璧な冷やしの温度、巷に多すぎるがっかりデセールの温度管理の見本にしたい。

◇紅茶(450円) ☆×3.6

◇モンブラン(480円) ☆×4.2
 構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ
 某アンジェリーナタイプのマロンペーストは粘りが凄い+栗そのままの味が物凄く強い。
 主役は圧倒的な構成比率の生クリーム、ここの生クリームは口溶けは軽めながらかなり深いコク
 で滋味深い。マロンペーストと合わせると喉が焼ける甘さ→引きは激しくないとなる調和。 
 メレンゲは焼きはしっかりなのでぺしゃらず良い塩梅、全体的にこの大きさ・構成比率がベスト。

◇クレームブリュレ(380円) ☆×4.1
 カラメリゼはやや弱めなのが少し残念ではあるが、ほんのり苦みは出ている。
 カスタードクリームはバニラをケチっていないので芳香+水分多目で力を加えると即トロトロに
 なるクリームの滑らかな口解けが抜群。味は立っているのにさっぱりになるバランスが上手い。
 価格は安いが、味・甘さ共にしっかりと立ってきちんと主張してくる姿勢が好印象。
 
◇タルトレット・オ・シトロン・エ・オ・フランボワーズ(480円) ☆×4.1
 構成:メレンゲ+シトロンクリーム+フランボワーズ+タルト生地
 サクサクのタルト生地は少し粉感が強め、バターは程々で前面には出ないが安定の出来。
 シトロンクリームの直球のレモンの爽やかな酸味と、フランボワーズの優しい甘酸っぱさが上手
 く調和しており、見た目通りどこか優しさを持ち合わせた酸味が楽しめるタルトシトロンの変形。
 ほんわりのメレンゲは甘さと軽さを演出しており、味への寄与率・必然性が高めなのが上手い。

◇ヴォロンテ(450円) ☆×3.6
 構成:ダックワーズショコラ+カフェクリーム+パイ生地+ヘーゼルナッツ+チェリー
 しっかりした反発感のあるダックワーズショコラと、落ち着きのあるカフェクリームで大人の味
 だが、深さの面はそこそこ程度。構成要素が多いが、恐らくカフェクリームが芯だと思う。
 チェリーはコンフィなのでジューシーさや甘酸っぱさは無い、隠れたアクセント程度。
 上部のヘーゼルナッツとパイ生地のパリパリと、内部のしっとりの対比が個性的だが面白い。

◇サヴルー(480円) ☆×3.5
 構成:メレンゲ+ココナッツ+マジパン?+パッションフルーツクリーム+チョコクリーム
    +グロゼイユバタークリーム
 上部はぱっと見クリームだと思ったがメレンゲ、ここと内部のココナッツと下部の生地(自信全く
 無いがマジパン?)で食感がかなり出ている、見た目に反してしっかりとした重さを感じる。
 パッションフルーツクリームは弱め、爽やかさが抑えられており隠れたアクセント程度。
 赤い部分はグロゼイユだが、バタークリームなので特に軽減役では無いの=珍しい感じがした。

◇サヴァラン(450円) ☆×3.4
 構成:メレンゲ+ブリオッシュ生地+ラム酒+カスタードソース+フランボワーズソース
 一見ラム酒がひたひたで凄い量に見えるが、意外にもお酒は強くないどころか弱めに感じる。
 上部の軽やかなメレンゲ+カスタードソース+フランボワーズソースにでサヴァラン感は弱め。
 ブリオッシュ生地がきめ細かく水分を吸って滑らか、ここに関してはやや好みが分かれそう。
 上記2つのケーキもそうだが、構成要素が多く調和がイマイチに感じる=味の芯が迷走気味。

◇その他
 デリスピスターシュ (480円) ☆×4.7
 ムラングシャンティー(400円) ☆×4.5

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

超高得点のケーキはあざみ野時代からのケーキで、石神井公園での新作はクラシックから外れ気味
に感じていたが、デセールではあるもののクラシックベースになると完成度が高く超美味しい。

デセールについては、ここは個性が強めなのでコースだと流れに合わないようなものが出るだろう
と勝手に思っていたが、以外にも優しい+単体での美味しさを考えたら、このレベルのデセールを
出すお店は無いので今までデセール目当てでコース食べていた意味は…と考えてしまった。

残りのデセールも全部食べたい+あと1回で生菓子がほぼ1周するので、必ず再訪する。

総合点:4.4→4.3(-0.1) / 以下は2017/04レビュー
休日に伺いました、2回分纏めて。
オンリーワンの個性輝く超名店、藤原シェフの『フランス菓子』の世界観が直球で楽しめる。

甘い・濃い一辺倒ではなく食べると必要な甘さ・濃さである事がきちんと理解できる。
ただ、合う合わないが間違いなく激しいのできちんと自分に合うか考えて行くべきお店だと思う。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ポワソンダヴリル(2,800円) ☆×4.5
 構成:りんご+いちごジャム+ダマンド+パイ生地
 サクサクのパイ生地は軽い焼き上がり、バターをしっかり感じるのでパイ生地だけでも美味しい。
 リッチなパイ生地+しっかりしたダマンドの香ばしさと、りんごのフレッシュさの調和が◎。
 いちごジャムの濃い甘酸っぱさが上手く作用している、甘さ・濃さも大事だがりんごにはない酸
 味がきちんと主張している。りんごの甘さだけではないのが単調にならず沢山食べられる。

 去年はポワソン・ダブリル食べられなかったが、これはかなり美味しいというか好み過ぎる。
 2018年も休日だしここ+他店でも食べたいが、結構大きいので1人だと少し重いかも?

◇ムラングシャンティー(400円) ☆×4.6
 構成:生クリーム+アーモンドメレンゲ
 ざっくりと焼かれたメレンゲは凄く軽やか+アーモンドの香ばしい香りがふんわり。
 生クリームは濃いとか言うレベルでは無くコクと重さの塊、食べ応えが生クリームじゃない。
 この軽い×重いが調和して最初は重く濃厚→生クリームが溶けると滑らかでしつこくない範囲に
 落ち着く調和が衝撃、あまり食べないがこんなに美味しいものがあるならこれからは買いたい。

◇セヴー(480円) ☆×4.2
 構成:チョコクリーム+ノワゼットクリーム+バナナ+ビスキュイ+棒メレンゲ
 チョコクリームはがっつりラム酒が効いておりガンガン攻めてくる+ノワゼットクリームは食べ
 た瞬間に香ばしさが駆け抜け、手加減しないそのままの風味を生かし負けていないのが◎。
 バナナはほろ苦さが出るまでキャラメリゼされており、バナナ本来のねっとりさ・甘さだけでは
 ない味の深さをがっつり主張している。
 棒メレンゲは甘いが口溶けは軽やかによく、ビスキュイはもっちりと個々の主張が立っている。

◇レヴェイユ(480円) ☆×4.0
 構成:ミントムース+はちみつムース+いちごジュレ+ビスキュイ
 ミントムースは軽やかでエアリーなふわふわ、優しい範囲の味なのでミント味苦手でもいけた。
 はちみつムースはミントより輪をかけて超ふわっとしており、かなり甘いにもかかわらず軽さが
 半端ないためしつこさを感じない。ラベンダーの良い香りがふわっと広がるのも◎。
 いちごジュレは主張が全面には出ておらず調整役、ただし単体では甘い・濃いので必然性有。

◇ミルフィーユ バニーユ(450円) ☆×3.8
 構成:パイ生地+カスタードクリーム
 カスタードクリームのぽってり具合が半端ない、粘りが非常に強く濃い×重いので引きが強い。
 このカスタードクリームはバニラとラム酒がたっぷり使われており、かなり芳香なので大人向け。
 パリパリのパイ生地は味・バターは抑え目、薄目ながら焼きはしっかりで食感は存在感がある。
 ただ、カラメリゼも無いため味的には完全にカスタードクリーム一強なので人を選びそう。

◇モンテリマール(530円) ☆×3.8
 構成:ヌガームース+チョコクリーム+レモンコンフィチュール+ビスキュイ
 ヌガームースはメレンゲが入っているため物凄く軽い、食べると即溶ける感じでエアリー。
 ビスキュイは密度が半端ない、アーモンドの香ばしさが駆け抜ける+ここで食べ応えが〇。
 レモンの酸味で纏めるタイプだが、チョコクリームがかなりの重さなのでやや負け気味。
 個々の主張が殴り合うのは他のケーキでもそうだが、美味しいがこれは若干纏まりに欠けるかも。

◇ショコラアニス(519円) ☆×3.6
 構成:アニスのクレームブリュレ+チョコクリーム+チョコビスキュイ
 味の芯であるアニスのクレームブリュレは単体だとかなりスパイシーだが、比率が高くないため
 あまりしつこくはいない範囲に収まっている。調和によってややスパイシー位のケーキ。
 2種のチョコクリームはどちらもさっぱりめで、少な目のミルクと多めのビターで単調でなく〇。
 ビスキュイが荒々しく、他構成の口溶けの中にきちんと食感=食べている感が出ている。 

◇レ・テネーブル(500円) ☆×3.5
 構成:グラサージュ+チョコムース・ビスキュイ+ナッツ類&ベリー類
 チョコムースは若干の粉っぽさを感じるが特濃×超ビターなので甘さを担当していない。
 下部のチョコビスキュイがテリーヌのような特濃×みっちりで上下のチョコによる重さは抜群。
 中央部にナッツ類&ベリー類が入っているがほぼ軽減できておらず激重、ただ深さは意外と無い。
 深さが無いのに結構な量ナッツ類&ベリー類が入っており、やや味が分散している印象を受けた。

◇その他
 デリスピスターシュ   (480円) ☆×4.7
 フレジエ        (480円) ☆×4.6
 モンブラン セゾニエール(520円) ☆×4.3

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

立地の関係なのか安い、税別だが400円台でこのレベルとか毎日食べたいので家の隣に欲しい。
駅から遠い上に初見はわかり辛くアクセスが悪いので、あまり頻繁に行けないのが悲しい所。

基本的にケーキの主張は殴って教えてくれるタイプ、その中でも読み取りやすく超美味しい。
ムラングシャンティーやショコラアニス等、ここのお店でなければ選ばないチョイスも大満足。

つい同じ商品を食べたくなってしまうが、商品も幅広いので食べ尽くすのを目標に通う。
HPですら情報が少ないためケーキの品揃えがよくわからないのが難点だが、また必ず再訪する。

総合点:4.2→4.4(+0.2) / 以下は2016/10レビュー
休日の12時ごろに伺いました。

今年の新規訪問店だとぶっちぎりNo,1で行って良かったお店&代わりのきかないお店。
相変わらず物凄い好き嫌いのありそうな直球フランス菓子店、甘い・濃い・重いを満たしてくれる。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇シブーストマロンカシスアラノワドコユ(450円) ☆×4.3
 構成:カシスムース・ペースト+ホワイトチョコ+マロンクリーム+タルト生地
 ざっくりしたタルトは食感・香ばしさは担い、粗さがあるが大味感が他構成とマッチしていた。
 味のメインは見た目に寄らずダマンドとして使われているマロンペーストでここが量多め。
 ほわほわなカシスムースと酸味が効いたカシスペーストでマロンペーストを力強く抑えている、
 お互いの味が強いので惨事になるような気がしてしまったが、そんな事なく濃い×濃いの調和。
 栗×カシスがフランスだと普通と言われるのも納得の見事な調和。

◇レザンノワール カフェ(480円) ☆×4.2
 構成:ラムレーズン+ビスキュイ+コーヒーバタークリーム
 レーズンたっぷりだが柔らかくなく、しっかりとした皮の食感とラム酒を感じる=超硬派。
 バタークリームの最下層内にも入っているため存在感がばっちり主張している、揺るぎない芯。
 コーヒー味バタークリーム自体は味優しめで、どちらかというとほんわりとした主張。
 ビスキュイの粗さが凄いが、全体を見るとこの歯応えは必要な気がするので合致していた。

◇モンブラン セゾニエール(520円) ☆×4.1
 構成:マロンペースト+生クリーム+スポンジ
 マロンペーストは粘度が高い+水分少な目で和栗の風味がモロ濃く出ている。
 使われているのが和栗なおかげで味はガッツリ来るが全体的に過度に激しくはない、濃いけど。
 生クリームは無糖なのだがこれがまたかなりの重さ、マロンペーストと合わせると重厚という
 表現がしっくりくる位これでもかと主張してくる。
 ただこれモンブランという視点で見たかと言われると、何だか別物として見たような気もする。

◇ブルジョネ(500円) ☆×4.0
 構成:グラサージュ+ピスタチオムース+いちごムース+ビスキュイ
 ピスタチオムースもいちごムースもどちらも口溶けが重い→滑らかの変化が上手い、食べた瞬間
 にムースというよりクリームと遜色ない存在感をしっかりと感じられる。
 味の主張もいちごは甘酸っぱさが、ピスタチオ=豆である事がしっかり出ていて中々に濃い。
 ワインとバルサミコの主張はあまり感じなかったが、これにより更なる大人向けになっている?
 ムースケーキでありながら重厚でとっても美味しい、デリスピスターシュとは異なる纏まり方。

◇ジョリ(500円) ☆×3.9
 上部のチョココーティングのボール内にはいちごムース、ただ印象はブルジョネとは全く異なる。
 ムースの口溶けはフワフワで、味も軽やかで優しい甘さが先行しておりで上部は完全に軽め担当。
 それに対し下部のチョコクリームは激重、甘さではなくストレートなチョコ味の引きが物凄い。
 グリオットチェリーはお酒が強め主張も強いが、ここで上手く下部を濃厚だけではなくしている。

 上部と下部の対比が極端なのに、纏めて食べると喧嘩せずにケーキ全体の重さがこのお店の中で
 はやや軽い寄りになる驚きの緻密さ。見た目や各種チョコを割る感覚も〇。

◇タルトレット オ シトロン(420円) ☆×3.8
 適度な酸味という表現がしっくりくるタルトシトロン、全体的にはやや重めだが酸味で爽やか。
 ぽってりなシトロンクリームは酸味が先行しているがレモンの果実感を失っていない。
 タルトはザクッとしているがあまりバターは感じず、ここリッチだったら最高だった…
 メレンゲの食感が抜群、フワッとしているのに潰す食感がきちんと出されていて良いバランス。

◇タンタンシオン(450円) ☆×3.8
 構成:ベリークリーム+いちご&リュバーブのコンフィチュール+ダックワーズ
 新宿伊勢丹の2016クリスマスケーキのやつ、割と迷ったけどここで買っておけば別のも買える()
 ベリークリームの粘度が高く溶けるのすらも時間がかかる、ただ味自体は優しくしつこくない。
 コンフィチュールは甘酸っぱい味がはっきりしており、各構成のつなぎ的役割を果たしつつも
 味は主張していく濃い×濃いの理想的潤滑剤。
 ダックワーズはピスタチオ味で結構濃い、甘さもかなりあり各構成が濃い中でも埋もれていない。

◇焼菓子(2,300円) ☆×3.6
 大好きなお店では必ず焼き菓子も買いたいのでベーシックそうなこれを、全体的に焼きは強め。
 内容は多分下記で柔らかい範囲ながらしっかりとした香ばしさを感じられるものが多かった。
 ただ若干突き抜けを感じなかったのも事実なので、これに関してはちょっと大人向け程度。
 ロッシェコンゴレ(上段左)・サブレナンデール(上段中)・サブレショコラエピス(上段右)
 サブレディアマン(下段左)・フールポッシェ(下段中)・サブレノワゼットバニーユ(下段右)

◇その他
 デリスピスターシュ(480円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

流行とは異なろうと、やはり本格的なシェフの意思を感じられるケーキは最高だと思う。
全体的にケーキの組み立てが超好みで美味しいのだが、正直構成内にムラがあるような。
今回も気になったので恐らく気のせいではないような気がする=本来はもっと美味しいのでは?

ただ、それを感じるのに個人的上位に余裕で食い込むフランス菓子店なので物凄いポテンシャル。
個数を食べずに偉そうな事言うのもどうかと思うので、全品制覇を目指したい。

駅から結構歩くためアクセスが良いとは思わないが、それを超える満足度=必ず再訪する。

総合点:4.0→4.2(+0.2) / 以下は2016/06レビュー


休日の12時ごろに伺いました。

移転前から食べてみたいとは思っていたが、移転後ずるずる行かず1年越しのよくあるパターン。
1周年で何かやるかなと思ってその時に行こうと思っていたが、特に何もなかった…

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇デリスピスターシュ(480円) ☆×4.7
 構成:ピスタチオムース+フランボワーズジュレ+チョコスポンジ
 シシリー産ピスタチオムースは実がそのまま入っているので癖のある甘みとコク+滑らかな後味を
 殺さずにそのまま使ってきている、今の殆どのピスタチオ系はある程度は丸くしようとしているが
 これはそのままで素材の癖と持ち味を生かしてきている。

 ムースが癖のある滑らかさなのに対して、下層のナッツ入りスポンジが普通の食感を担いバランスが
 非常に良い、しかもここは甘さ抑え目なのであくまでもメインは揺るぎないピスタチオ。
 また、真ん中にフランボワーズジュレが入ることにより鉄板のチョコ×フランボワーズ×ピスタチオ
 になり酸味が効いているフランボワーズで『重いが過度にしつこくはない』範囲に纏めている。

 好みど真ん中、ピスタチオ系はそこそこ食べてきたつもりだがここまで癖を生かして美味しく纏め
 ているケーキを食べた事はほぼ無い、王道な組み合わせなのに衝撃の美味しさ。

◇フレジエ(480円) ☆×4.2
 構成:いちご+メレンゲ+スポンジ+カスタードクリーム
 メレンゲは上部が焦がされているが、ほわほわで瞬間的に溶けるような軽さ。
 ピスタチオの入ったスポンジはかなりはっきりした食感をしており、甘さも強いため主張は強い。
 クリームは冷やすとほぼ固形になるタイプのため最初に固く感じるが、口の中で溶けていく感覚が
 楽しめるため、さくっと食べると反発のあるケーキとなりゆったり食べると滑らかになる。

 全体的に甘いが良い感じにいちごの酸味で、甘さが後味にしつこくはないよう切っている。
 私は好きだが殆どの商品が万人向けではなく、これはその中でもかなり評価分かれそう。

◇サンマルク(450円) ☆×4.1
 構成:スポンジ+バニラムース+チョコクリーム
 3層のスポンジ全てがカラメリゼされており食べた際のシャクシャクした食感が堪らない。
 ここの味は個々ではあまり苦味は出ていないが流石に3層あるので、きちんと苦味も感じはする。
 生クリームは滑らかですっと溶けてしまう繊細さ、味の主張は弱いが口解けが良い。
 チョコクリームはかなりビターで重厚な重さと味で他の部分の甘い味をばっちり絞めている。

 今まではサンマルクは後味がさっぱりした軽めが良いと思っていたが、固定概念は良くないかも。
 ただ、甘さと満足度が高くて満腹になってしまうのがネックなケーキだった。

◇タルトグロゼイユ(420円) ☆×3.7
 構成:赤スグリ+タルト台
 タルト台はややザクッとするタイプ、中のクレーム・ダマンドによって濃いアーモンドとほんのり
 のバターの甘さを、たっぷり乗った赤スグリの酸味で完全に相殺してきている。
 芯となる部分は赤スグリなので当然酸っぱい、食べた瞬間には甘さも感じるが甘さを期待するので
 はなく果実の酸味を楽しむ大人なタルト。
 ただ赤スグリなのでやや後味が引くため、爽やかという訳でもなく好き嫌いはあるかも。

◇ルリジューズ(450円) ☆×3.6
 有名なケーキだがショコラとカフェ(コーヒー)のシューのベーシックなタイプ。
 下部はショコラシューでかなりビターな大人の味、甘さを期待する部分ではない重厚さ。
 下部はカフェシューでこちらも深みのあるコーヒー味で、豆を感じられる程濃く感じる。
 どちらもかなり味が強く、またクリーム自体も粘度が高いため水分と共に食べないとキツイ。
 ややシュー生地がしっかりしすぎに感じたが、軟弱な部分を見せない硬派さが好感触。

◇シブーストフランボワーズ(450円) ☆×3.6
 構成:クレーム・シブースト+生クリーム+フランボワーズ+タルト台
 下部はフィユタージュ(パイ生地)ではなくタルト台、バターにムラがありやや粉っぽく感じた。
 生クリームは舌触り重めの無糖か微糖(だと思う)だが、フランボワーズはソースがかかっている
 のもあり、きっちり甘く主張は強めになっている。
 上部のカラメリゼは焼きが弱く薄いが、クレーム・シブーストが甘くてほわほわなのは楽しめる。
 全体として中心部分はかなり好みの味だったが、端の部分はうーん…といった評価に困る感じ。

◇その他
 モンブラン(450円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

お店は私の大好きなヴェノワズリーや焼き菓子等も幅広く取りそろえたフランス菓子店。
1つ400~500円台だが物によってはかなり大きさがあるので、美味しい上にコスパが良く感じた。

全体的に濃厚×甘い商品が多く、甘さが強く感じる部分はあるが個人的には理想的なバランスに近い。
そのため、ケーキに対して「甘すぎる」とか「濃すぎる」とかよく言っちゃう人は合わないと思う。

駅から遠い上に石神井公園駅のアクセスが良いとは言えないが、新規訪問店では現状今年1番の当たり。
1年間も行かなかったのが非常に残念でならないので、これから再訪するお店にしていきたい。

自分メモ:この投稿をもって一部他レビューの点数を変動させた。

  • ジョリ
  • モンテリマール
  • ルリジューズ

もっと見る

2位

Patisserie Ravi,e relier (中崎町、扇町、天満 / ケーキ、パン)

8回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.4
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.9
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999

2021/11訪問 2021/11/19

喜びが広がるお店 10

案の定マパテの消滅+αにより、東京で食べられなくなってしまったのが悲しい大好きなお店。
念願のフェットドマロン期間で生菓子は20種類程で変わりが無いが、焼き菓子は完売が多い印象。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇トルシュ・オ・マロン(734円) ☆×4.4
 構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
 マロンクリームは水分が多いので絞りたてで無いと水分が移るタイプ、注文後の搾りが◎。
 マロンクリームは洋酒を感じないレベルで栗の味だけを推す、味や引きが適度で強くない。

 生クリームは無糖なのか滑らかな口溶け、コクはあるのでマロンクリームとの調和が抜群。
 メレンゲはザクザク食感で崩壊しやすいタイプ、ほぼ水分が移らないので食感が良い。
 他店より栗感は強いが物凄い特徴で推すのではなく、全構成が普通を極めた美味しさな印象。

◇ムラング・シャンティー・マロン(594円) ☆×4.3
 構成:マロン・生クリーム+メレンゲ
 マロン生クリームはミルキーさと軽い栗の香りがある、この中に栗そのものが入っているの
 で栗感が高い。良い意味でシンプルに栗を味の芯にしつつ、全構成を調和させている。
 メレンゲは気泡が多くふんわりとした膨らみ方=噛むと潰れるタイプ、全体的に甘く引く。

◇エクレール・モード・マロン(432円) ☆×3.8
 構成:チョコクリーム+マロンカスタードクリーム+フランボワーズコンフィチュール
    +シュー生地
 シュー生地はクッキー生地を被せたものでサクサク食感。量が多いチョコクリームはビター
 な味わいで味の芯。口溶けは軽いため重くは無い、と言うか栗系は全体的に重くはない印象。
 カスタードクリームが栗味になっており香りと味わいはあるが、あくまでもサブ=主軸は栗
 ではないエクレア。フランボワーズコンフィチュールはシュー生地底にあるがほぼ感じない。

◇ミルフィーユ・モード・マロン(702円) ☆×3.0
 構成:パイ生地+マロンバタークリーム+チーズクリーム+プラリネフィヤンティーヌ
 パイ生地は焼きが強くザクザク食感、食感と香りがかなり強く他構成との調和はうーん…
 チーズクリームが塩気のするご飯系のような味で調和がうーん…構成が強くて喧嘩してる。
 マロンバタークリームは単体だと味はするのだが、口溶けが軽いせいか他構成に完全に負け
 てうーん…正直このお店で今までで一番駄目な商品だったので、無かった事にしようと思う。

◇その他
 ラパン            (572円) ☆×4.5
 レコルト           (702円) ☆×4.0
 フィナンシェ・シャンティーニュ(324円) ☆×4.3
 フィナンシェ         (280円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

このお店の駄目?な所は、ここが存在しているせいで大阪のケーキ屋の制覇率が悪くなる事=
つまり悪い点は現状無い。毎年別季節に食べてはいるが栗の期間も良かった、また再訪する。

総合点:4.4→4.5(+0.1) / 以下は2020/03レビュー
旅行で伺いましたその2。

大阪に行ったら必ず行こう枠。行く季節の偏りがあるものの年間で食べる個数は多分TOP10内+
総個数が三桁だが、商品のマイナーチェンジが多い印象で大体毎回新作が複数あるのが嬉しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ピアニッシモ(510円) ☆×3.8
 構成:グレープフルーツムース・ジュレ+はちみつムース+ビスキュイ
 ほんのりの香りと味のグレープフルーツムースは口溶け超滑らか、限界までゼラチンを少な
 くするやつ。グレープフルーツ味は、内部の濃いグレープフルーツジュレが担当している。
 はちみつムースも口溶け超滑らか、こちらはエアリーで味はアクセント程度の目立ち方。

◇ガトー・シャンティー(520円) ☆×3.7
 構成:いちご+生クリーム+ビスキュイ
 軽めのコクのある生クリームは口溶けが非常に滑らかで軽やか、ほぼ水分と考えても良い。
 ビスキュイは気泡多めでシロップでアンビベされている、甘さはほぼここで担当している。
 いちごは水分が多め、味は濃くな=少し薄いが生クリームと合わせているのだろうか。

◇フレジェ(530円) ☆×3.6
 構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
 クレームムースリーヌは柔らかい、後味の引きに強さはあるものの軽めのコク。バターの強
 さよりもカスタードクリームの強さの方が前に出ている+柔らかいためやや好みとは異なる。
 ビスキュイはアーモンドの香りがふんわり広がる、いちごはジューシーで軽減役になる。

◇紅茶(510円) ☆×3.5
 マリアージュフレールのマルコ・ポーロ

◇その他
 マルジョレーヌ(510円) ☆×4.3

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今回も前回同様あまり余裕のある状態で行けなかったが、回数で稼ぐ方向と考えれば良いのかも。
休業等色々あった+マパテが終わるので東京で催事で食べられるのかは不安だが、また再訪する。

総合点:4.5→4.4(-0.1) / 以下は2019/09レビュー
旅行で伺いました、その7。

時間的に開店直後に行ってしまったため店外に出る程行列しており、イートインは断念。
丁寧ながら手際はかなり良いので、列の捌け自体は人数比では遅くはない。人数的に待つけど。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ムラング・シャンティー(430円) ☆×3.9
 構成:メレンゲ+キャラメルクリーム
 メレンゲは軽やかな口溶け、地味にこのお店で大きい焼きメレンゲを食べたのは初かも?
 キャラメルクリームは苦みはある大人味だが、口溶けの良さから後味に強くは引かない。
 このお店は強い味ながら、後にはあまり引かない方向性の方が好きかもしれない。

◇テリーヌショコラ(2,200円) ☆×3.8
 テリーヌとしてはかなり柔らかい部類、食感的にはフォンダンショコラの内部位で滑らか。
 柔らかく口溶けが非常に良く、適度な深さがありつつもさらっと流れるので重くはない。
 甘さや濃さは抑え目で香りのフルーティーさが特徴的、ベリー系の香りなので食べやすい。
 大きさはそこそこあるが割と軽く食べられる、味変化は塩と胡椒でお酒にも合いそう。

◇クロワッサン(220円) ☆×4.3
 サクサク軽やかな生地は香ばしい、内部はバターでリッチなのに重すぎずバランスが良い。
 ヴェノワズリーの種類は少ないものの、かなり美味しかったので次回色々試したい。

◇キッシュ(430円) ☆×4.0
 アパレイユの固まり方は緩め、内部にクリームチーズが入っているのもあり滑らかで好き。
 底に沢山入っている玉葱の甘さと味わいがしっかり出ており、味は濃いめながら良い纏まり。

◇カヌレ(250円) ☆×3.8
 表面の焼き色は濃いめ+香ばしい味、内部も火が通っているので比較的固まっている印象。
 蜜蝋でしっかり甘さが出ている、香ばしさや甘さから力強いカヌレだと思う。

◇ガレット・ブレッサンヌ(260円) ☆×3.7
 ブリオッシュ生地は繋がり強めでしっかりとした食感、この上にクレームドゥーブル(発酵生
 クリーム)がたっぷり乗る=濃さと発酵しているのでコクが足される。また、砂糖は適度な量。 

◇モエルー・ショコラ(290円) ☆×3.4
 外側は火が通っており内部は半生のやつ、味は濃いめだが口溶け滑らかなので重すぎない。
 雫型なので先端は火が通っているため均一では無いのが違和感、丸型では駄目なのだろうか。

◇その他
 ブルネット・ショコラ        (490円) ☆×4.5
 タルト・オ・フィグ・エ・フレシュール(570円) ☆×4.3
 フィナンシェ・シャンティーニュ   (260円) ☆×4.3
 フィナンシェ・エラブル       (240円) ☆×4.3
 フィナンシェ            (220円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

多分このお店を超えるサービス面の良いお店は、今後含め存在しないのではないか。特定の方
だけこのレベルのお店はある事はあるが、誰もがこのレベルのお店は数百店中未だここだけ。

本当は催事に出ていなかったシャンソン・ド・フルーフとかショコラ・キャラメル・サレとか
プレモニションとか食べたい商品は沢山あったので、次回は余裕を持って伺うようにしたい。

何にせよ最高クラスのお店であるのは間違いない、今後も催事・店舗両方再訪していく。

総合点:4.4→4.5(+0.1) / 以下は2019/09レビュー
催事で利用しました、2回分纏めて。

生菓子は結構な数食べているが、催事の度に3割位は食べた事の無い生菓子が出ており凄い。
店舗に出ていた生菓子数を考えるとを形状的に無理な生菓子以外、ほぼ出ているような気がする。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇テレメール・ノワゼット(551円) ☆×4.3
 構成:ヘーゼルナッツ味バタークリーム+マロンガナッシュ+コーヒージュレ+シュクセ生地
 名前的にテレメールと同じかと思いきや、こちらは外側がチョコグラサージュで遥かに軽い。
 キャラメル味のバタークリームは軽やかな口溶けと、ヘーゼルナッツの豊かな香りが超好き。
 マロンガナッシュで味わい+コーヒージュレで落ち着きを足す+シュクセ生地で食感を出す=
 全構成にきちんとした意義がありつつ、上手く調和しており流石の完成度。今回の白眉枠。

◇フランボワジエ(540円) ☆×4.1
 構成:フランボワーズバタークリーム・コンフィチュール+ジョコンド生地
 フランボワーズ味のバタークリームは、バターの含有量が高いのがはっきりわかるリッチさ。
 甘さは上部のフランボワーズコンフィチュールが担っており、バタークリームはコク全振り。
 ジョコンド生地はしっとりで口溶けが良い、このお店は香りとリッチさが強めな生地が上手い。

◇ペッシュ・ミニョン(540円) ☆×3.9
 構成:白桃ムース+赤桃ジュレ+ジョコンド生地+クランブル
 白桃ムースは水分多目でエアリー×滑らかな食感、味は甘さが強めで割とわかりやすい味。
 内部には赤桃ジュレが入っており、桃味だが甘さや濃さがはっりしており個人的には好き。
 水分多目だがジョコンド生地は水分を吸わずに香りが維持して上手い、ただクランブルに完全
 に水分が移ってしまっていたのはうーん…この手の商品は店舗で出来立ての方が良いのかも。

◇R18(551円) ☆×3.8
 構成:メレンゲ+バタークリーム+ドライフルーツ+ビスキュイ
 バタークリームの滑らかな口溶けとふんわりキルシュの香る味のふくよかさは流石の美味しさ。
 内部には濃い味のドライフルーツが入っており、この部分は強い×強いで若干殴り合い。
 しっとりのビスキュイはリッチさでアーモンドの良い香り、全構成が濃いため中々重めで良い。

◇ラ・モンターニュ(584円) ☆×3.7
 構成:赤ワイン+メレンゲ+アーモンドムース+ババ+カシスジュレ+シトロンジュレ
    +チョコムース
 内部は水分少な目で、スポイトの赤ワインを足すとひたひたになる。生地がべしゃるか綱渡り
 状態なのでかなり柔らかい。甘さは上部のアーモンドムースが担っている。
 味付け?であるカシスジュレの濃い味と、チョコの丸さをカシスとレモンの酸味で繋げるが、
 チョコが必要かはうーん…ババ的には味超強い+構成の煩雑さで好みは分かれそうだが好き。

◇トライトリス・アグリューム(540円) ☆×3.6
 構成:ヘーゼルナッツ+レモン&キャラメルガナッシュ+シトロンコンフィ+クルスティアン
    +ビスキュイ
 レモンとキャラメル味のガナッシュは構成比率が低く、味のアクセントではあるが芯ではない。
 シトロンコンフィいで爽やかさを足す形だが、あくまでもビスキュイが芯になっているケーキ。
 ビスキュイはヘーゼルナッツで薫り高く、生地のしっとりさにより全体的に口溶けは良い。

◇テレメール(540円) ☆×3.7
 構成:キャラメル味バタークリーム+ヌガー+オレンジ&アプリコットジュレ+ビスキュイ
 キャラメル味のバタークリームは苦みが強めの大人の味、外側にヌガーが付いており力強い。
 内部のオレンジとアプリコットの酸味で多少軽減するが、がっつり重いので超力強い味。
 ただし、バタークリームの口溶けは重くはないため、後味に引くのはほぼ味のみ。

◇リエーブル(551円) ☆×3.4
 構成:紅茶&チョコムース+チョコビスキュイ+ベリージュレ+シトロンガナッシュ
    +フランボワーズコンフィチュール
 紅茶味のチョコムースは香りや深さは抑え目、ラパンの軽さと同系統になっているものの味
 の芯としては力不足に感じる。チョコ系はこのお店力強い商品が美味しいのでうーん…
 構成的にはベリーやレモンで絞めるのかと思ったのだが、特段そうではなく優しい調和。

◇レーズン・バターサンド(378円) ☆×3.7
 サブレ生地はバターは豊かだが薄め、食感的にはサクサク程度なのでもっと強い方が好み。
 内部のバタークリームは非常にリッチで強い味なのに口溶けは軽い、レーズンの塩気が上手
 く強さにぶつかり合って纏まっている。

◇その他
 マルジョレーヌ        (540円) ☆×4.5
 エクリプス          (681円) ☆×4.3
 ピエール・タンタンシオン   (572円) ☆×4.1
 トール・ショコラ       (551円) ☆×3.9
 ミゼラブル          (540円) ☆×3.8
 フォレ・ノワール       (530円) ☆×3.7
 ジョルジュⅤ         (551円) ☆×3.6
 タルト・アラカルト 黄桃   (605円) ☆×4.3
 タルト・アラカルト プルーン (605円) ☆×4.3
 タルト・アラカルト 洋梨   (605円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

調和重視のケーキもあるが、最近は割と強い味or生地主体で殴ってくる方向性が多い気がする。
個人的にはどちらも好きなので全く問題ないが、重さが増して一気に食べ辛いかもしれない。

この後店舗に再訪したので、超面倒だしレビューを分ける必要は無かったような気がする。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2018/10レビュー
旅行で伺いました、その4。

かなり無理して捻じ込んだので閉店間際ギリギリ、その時点でケーキは5種以外完売。
ジェラートがあったので物凄い食べたかったが、イートインしている時間もなく泣く泣く諦め。

――――――――――――――――購入した商品等(税抜)――――――――――――――――

◇ポ・ド・クレーム・マロン(520円) ☆×4.0
 構成:生クリーム+マロンクリーム
 上部のトロトロの生クリームは滑らかでさっぱりとした引き、水分で油分と甘さを流す。
 マロンクリームは和栗なのかほっこりさ強め、水分が多い+滑らかなので最早飲み物と認識。
 カスタードクリーム由来の丸みと軽めのぽってりさはあるものの、後味の引きがほぼ無い。
 このお店にしては甘さのパンチは弱めではあるが、和栗系なので軽くても問題なく美味しい。

◇エスカルゴ(530円) ☆×3.8
 構成:マロンクリーム+フランボワーズジュレ+サブレ生地
 マロンクリームにミルキーさと洋栗の甘さが出ている、水分量が少なく粘度は高い印象。
 フランボワーズジュレの甘酸っぱさで纏めるタイプだが、フランボワーズ味が濃いためただ
 の軽減役以上のしっかりした存在感があるのが個人的に好み。3つ全部栗系だが全部味違う。
 サブレ生地はサクサク、ここのリッチさで全体的に見ても甘くなる良いバランス。

◇フラン(480円) ☆×3.8
 ザクザクタルト生地は固めの食感が好み、単体だとリッチさに欠けるが調和すると悪くない。
 とろけるような水分と甘さのある生クリームと、コクのあるカスタードクリームの力強さが
 どちらもきちんと立ちつつも喧嘩していない=クリームの強弱がきちんと機能している。
 内部に直球の甘さのマロングラッセが入っており、ここで甘さと食べ応えを出している。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

今回は不完全燃焼感が凄く、次は東京での催事になりそうなのでまた生菓子全種買おうと思う。
今後も大阪に行く際には必ず寄るようにしたいので、機会は少ないが店舗も末永く再訪したい。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2018/10レビュー
旅行で伺いましたその1、2回分纏めて。

今回の旅行のメインイベントその1、ずっっっと行きたかった服部シェフのフランス菓子店。
最近移転したのでさぞ広いお店なのかと思っていたが、縦長の比較的こぢんまりとしたお店。
商品幅は生ケーキ中心に焼き菓子やジェラート等、ただ種類的にそこまで幅広い感じは無い。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇シャンソン・ド・フルーフ(594円) ☆×4.7
 構成:フロマージュブランムース+フランボワーズムース・ジュレ+ビスキュイ
 フロマージュブランムースの軽いコクと口溶けが味の芯で、酸味を出しつつほぼ引かない。
 これにフランボワーズムースの甘さが調和するが、バランスが個人的好みのお手本レベル
 の完成度=甘さはありつつも引きは比較的軽めで、初めて食べた中でも断トツ好き。
 フランボワーズジュレでほんのり濃さを、アンビベされたスポンジで甘さを足しほぼ完璧。
 このお店今までは重さや甘さ重視系を好んでいたが、今回は軽い系統でも大満足で最高。

◇タルト・オ・フィグ・エ・フレシュール(594円) ☆×4.5
 構成:いちじく+生クリーム+タルト台
 リッチなザクザクのタルト生地は力強い食感、甘さと反発感どちらも非常に好みな塩梅。
 新鮮ないちじくは皮ごと食べられるが一切えぐみが無く、すっきりとした味わい。
 タルト台の中にはいちじくピュレ入りのカスタードクリーム、この部分で果実だけではやや
 弱い香りと味の強さと旨みを足す。果実そのままよりもケーキにした時が遥かに美味しく◎。

◇ココ(540円) ☆×4.0
 構成:ココナッツ・ムース・ダックワーズ+バナナ&アプリコットジュレ
 エアリーなココナッツムースは直球ココナッツ味で甘い、シャクシャク食感の果実+ココナ
 ッツ味のダックワーズもあり、わかりやすい万人向けのココナッツ押し。
 内部にバナナ&アプリコットジュレが入っており、濃密さ担当+後味にバナナの香りが出る。
 ミラベルやアプリコットは特に酸味を感じず、全体が甘いケーキでわかりやすさは抜群かと。

◇レコルト(594円) ☆×4.0
 構成:栗ムース+洋梨ジュレ+キャラメルムース+チョコビスキュイ
 栗ムースはミルキーさと洋なしの香りが適度に引く、このお店は重さの程度が丁度良い。
 内部の洋なしジュレがさっぱりさ担当、ここの果実感とその下のキャラメルムースの味の
 引きが相殺?しあって過度に重くならないが、しっかり存在感のあるケーキに纏まる。
 端の栗ムースのみの部分と、中心部の4層部分の重さが同じに調和しているのが面白い。

◇ショコラ・キャラメル・サレ(529円) ☆×3.9
 構成:チョコムース・グラサージュ・ビスキュイ+塩キャラメルムース・ソース
 チョコムースは水分多目のトロトロ、ビターで落ち着いた味だが味はしっかり主張。
 塩キャラメル味のムースとソースは意外にも大人向け、ほんのり苦みが出ておりチョコ×
 キャラメルで想像する味よりずっと深みのある味。味の重さもそこそこあるのが好き。
 食感的には薄いチョコビスキュイ意外滑らかな構成なので、全体的に食べやすい口溶け。

◇フォレ・ノワール(530円) ☆×3.9
 構成:チョコムース・ビスキュイ+ガナッシュ・モンテ+
 深さを感じるフォレノワール、滑らかなチョコムースとチョコビスキュイがビターな味で
 ほぼ甘さを持っていない=香り面も比較的深く、非常に硬派な大人向けの印象。
 これに対しガナッシュ・モンテ(ホワイトチョコ+生クリーム)は甘く、バランスが良い。
 グリオットチェリーの洋酒はかなり強め、やや果実感が無いのが気になるが硬派な統一感。

◇ピュイ・ダムール(334円) ☆×3.8
 構成:キャラメリゼ+カスタードクリーム+パイ生地
 上部のキャラメリゼはバリバリな食感だが、意外と優しい味。ここバリバリするの楽しい。
 パイ生地の香ばしさとキャラメリゼの香りが喧嘩しない程度に合わさり適度な強さ、この
 お店は味の強さが本当に個人的な好みそのまま。何食べても美味しいお店は本当に凄い。
 カスタードクリームのぽってり感で食べ応えが有る、伝統的で隙の無いピュイダムール。

◇オインゴ(573円) ☆×3.6
 構成:メレンゲ+オレンジムース・ジュレ+抹茶ビスキュイ・ガナッシュ
 抹茶のビスキュイは下の紙が湿気る程のアンビベ加減、食感が柔らかそうに見えるが下部
 の抹茶ガナッシュで意外としっかりした食感になっている+味は軽めの深さ。
 ふわふわのオレンジムースは酸味と合わせて自然な味、濃いオレンジジュレと合わせてる
 と濃さの方が勝つので、前提的に適度な重さがある。

◇ルタルデ・ペッシュ(540円) ☆×3.7
 構成:桃ジュレ+桃&フロマージュブランムース+バジルガナッシュ+ビスキュイ
 ふわふわのジョコンド生地の内部はバジルガナッシュ、ここが思ったよりも直球のバジル
 味で後味にがっつり引く、ケーキとしては意外な味だが口溶けが軽いので食べやすい範囲。
 桃&フロマージュブランムースはふんわり×軽めのコク+赤桃のジュレは濃く適度に味が
 引く。個々の構成は美味しいのだが、バジルと調和していたかというとどうなのだろう?

◇タルト・アラカルト いちじく(605円) ☆×3.8
 超リッチなダマンドは直球の甘さ+リッチなパイ生地でバターをこれでもかと感じる。
 いちじく味はアクセント程度で食感がメイン、ダマンドがメインと考えれば☆×4.0
 位はあるものの、全種食べると果物での差が微細なのでやや単調に感じる印象。
 逆に1・2個食べる分には良いと思うので、私の大量に食べる方向性の問題なのかも?

◇ケーク・サレ(486円) ☆×3.2
 茄子とスモークアンチョビが入ったケーク、生地がパサパサ+具材に特段旨みを感じず。
 お総菜系は食べた事が無かったが、他商品と物凄い落差がありうーん…

◇紅茶 ヌワラエリア(648円) ☆×3.5

◇その他
 ラパン            (550円) ☆×4.8
 ブルネット・ショコラ     (530円) ☆×4.6
 マルジョレーヌ        (529円) ☆×4.6
 エクリプス          (648円) ☆×4.3
 ピエール・タンタンシオン   (572円) ☆×4.3
 ル・キャラメル        (519円) ☆×4.0
 ミゼラブル          (540円) ☆×3.8
 トール・ショコラ       (550円) ☆×3.8
 タルト・アラカルト 青りんご (605円) ☆×3.9
 タルト・アラカルト 黄桃   (605円) ☆×3.9
 タルト・アラカルト 洋梨   (605円) ☆×3.8
 フィナンシェ・シャンティーニュ(281円) ☆×4.3
 フィナンシェ・エラブル    (260円) ☆×4.3
 フィナンシェ         (238円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

ケーキの大きさは普通で金額は500円台、満足感や味を考えるとかなりのコスパの高さ。
投稿時点では大阪府×ケーキで2位だが、非常に完成度が高いお店で現状の総合点は低すぎ。

平日にもかかわらず開店時からずっと混雑していた、ただ店員さんの数が広さに対して多い
+接客自体が非常に丁寧でサービス面はかなり好印象=やはりサービス面は大事なのでは?

実際に店舗に行ってみて、この遠さで催事に出してくれる事が本当に嬉しいと再確認。
食べた数が3桁に突入する前に店舗に行けて良かった、西日本個人的双璧の座は安泰。
催事を楽しみにしつつ、大阪に行ったら必ず寄るようにしたい=店舗も再訪する。

総合点:4.4→4.4(増減なし) / 以下は2017/09レビュー
催事にて利用しました。

毎年9月の一大イベント、マ・パティスリーに年1で来る大阪の超有名店。
去年の反省を生かし、今年は気合を入れて?念願の生菓子端から端まで全部に謎チャレンジ。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇エクリプス(681円) ☆×4.4
 構成:抹茶グラサージュ・テリーヌ+チョコクリーム+パッションフルーツジュレ+クランブル
 グラサージュが超濃厚=甘さではなく抹茶の濃さ担当、わかりやすい味はテリーヌ部分。
 ミルクチョコクリームは滑らかでわかりやすい味、この部分によりとっつきやすさが出ている。
 パッションフルーツジュレで全体を締める、夏ケーキで大好きな構成。ここにビビッドな酸味
 が出ているが、全体がかなり濃い・甘いので全然気にならないというか、良い塩梅。

 クランブルで食感を出そうとしているが、ややぺしゃっている点以外は調和が完璧。
 物凄い引き・濃さ・重さ、ブルネットショコラもそうだがこの方向性は超高レベルの美味しさ。

◇メランコリー・ド・メロン(584円) ☆×4.4
 構成:メロンクリーム+ほうじ茶ムース+フランボワーズ+クランブル
 メロンクリームは粘度が高い×濃厚ながら口溶けが軽く、ぶわっと甘い濃厚メロン味なのに
 後味はしつこくないという凄い好みなもの。メロンを爽やか方面にしない潔さが◎。
 ほうじ茶ムースは優しくも直球でお茶、凄い和素材感があるものの軽いムースに違和感無し。
 フランボワーズの甘酸っぱさで纏める系だが、各構成を生かして繋げるバランスが上手い。
 スペキュロスクランブルの食感を足して何から何まで楽しい、去年買えなかったの大損失。

◇ラパン(551円) ☆×4.3
 構成:ホワイトチョコムース+ベリージュレ+ライチクリーム+スポンジ
 ホワイトチョコムースは軽い口溶けで意外に優しい甘さと丸さ、お店的に意外性がある。
 ベリージュレのほんのり酸味で軽く締めており、全体がかなりさっぱりしている+優しい。
 ライチクリームが比率は少ないながら縁の下の力持ち、ここで甘さと華やかさを出している。
 しっとりスポンジは口溶けが良く、全体的に軽い統一感が凄い+軽いケーキも凄い美味しい。

◇ドゥ・フリュイ・セック(551円) ☆×4.3
 構成:生クリーム+キャラメルソース+ガナッシュ+チョコタルト生地+プラリネクリーム
 プラリネクリームは滑らか×しっかり甘い、この匙加減が理想的なバランス。
 ザクザクなチョコタルト+アーモンド+ヘーゼルナッツの香ばしさが食べた瞬間から弾ける
 、とにかく食感・香り両面でストレートなナッツの良さが感じられるシンプルな美味しさ。
 コクを与える生クリームの真下に少し苦めのキャラメルクリーム?で落ち着きが出ており◎。

◇サンマルク(540円) ☆×4.1
 構成:キャラメリゼ+スポンジ+バニラクリーム+チョコクリーム+スポンジ
 ほんわり甘いバニラクリームは引きも抑え目、甘さ控えめ+滑らかなので甘さ担当だが軽い。
 チョコクリームはビターで粉っぽさが出ている、ここ+キャラメリゼで重さを出しており丁度
 いい重さに調和している。シンプルながらバランスが非常に良い。
 キャラメリゼは甘さとほんのり苦みが出ている+シャクシャクの食感がベストマッチ。

◇ル・キャラメル(519円) ☆×4.1
 構成:キャラメルバタークリーム+アーモンド生地+ガナッシュ
 クレームオブールとアーモンド生地のシンプルな構成、味的にはわかりやすいキャラメル。
 口溶けの良さ+強い甘さ+しっかり立ったキャラメル味でシンプルながら揺るぎなき芯。
 しっとりスポンジは粗めできちんとした食感、アンビベされており甘い引きがあるものの過度
 にならないバランスは見事と言うしかない完成度。

◇シャルロット(562円) ☆×4.0
 構成:バニラムース+ベリージュレ+シャルロット生地+ベリー類+生クリーム
 バニラムースは甘くわかりやすく芳香、こことコクのある生クリームで甘さがしっかり。
 野イチゴジュレは割と優しく、酸味で纏める役は上部のベリー類。ここが後味にもしっかり。
 シャルロット生地(ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール)はしっとりで軽やかな食感だが、
 焼きがしっかりなので見た目よりも反発感がある=柔らかさだけで終わらないのが◎。

◇タンブラン(530円) ☆×4.0
 構成:メレンゲ+スポンジ+クレームムースリーヌ+果物
 ショートケーキ表記で柔らかいと見せかけた固い系、フレジエの代わりに出す枠だったはず。
 がっつり甘いクレームムースリーヌの口溶けが素晴らしい、フルーツがサブでクリームが芯。
 フルーツでやりすぎ感は抑えられているものの、かなり引きは強く重いがそれがいい。
 スポンジもしっかり食感で、柔らかいのは上部のメレンゲのみのギャップが面白いケーキ。

◇シュー・プラリネ(432円) ☆×3.8
 構成:シュー生地+プラリネクリーム+クレームブリュレ+ジャンドゥーヤ
 シュー生地+サブレ生地なので重量的な重さがかなりある密度の高い生地、食感もしっかり。
 たっぷりのプラリネクリームはしっかり甘くわかりやすい味、やや油分があるが滑らか。
 中心に少しだけクレームブリュレが入っているので、少しだけ丸みはあるが重めのシュー。

◇タルト・モン・アン・キューブ・ブラン(551円) ☆×3.7
 構成:マロンムース+ベリークリーム+フローマージュクリュ
 FBで栗が主役ではなく調和重視と書いてあった通り、マロンムースはほっくり系で優しめ。
 ベリークリームはカシス主体でさっぱりする部分、ここの酸味は程よく全体に作用している。
 ザクっとしたタルト生地内はフローマージュクリュ(ガナッシュ?)、味は優しいが濃いめ。
 どちらかと言うとチーズケーキっぽく、栗が少し弱めだがFB通りなのでこれで良いのかも?

◇タルト・ショコラ(551円) ☆×3.7
 構成:チョコタルト+ガナッシュ+サブレ
 サクサクのタルト内はビターなガナッシュ、ここの部分はタブレットと同じく多少温度が高い
 方が香りが出て美味しい。クリームとの兼ね合いはあるが温度が低いと香りが生きない感じ。
 チョコクリームが滑らか+甘さ担当、チョコでチョコを軽くするシンプルというか潔いケーキ。

◇バナーヌ(562円) ☆×3.4
 構成:バナナムース+ガナッシュ+クランブル+ベリージュレ
 バナナムースはほわっほわ、個々の軽さと優しさが味・食感の芯になっている。
 重さはミルクチョコガナッシュが担当している、ここで結構濃さ・重さが出ている。
 シナモンのクランブルは若干水分でぺしゃっている+ベリージュレは少なくてチョコ部分に負
 けているので全体的にうーん…全体的にバナナ部分を潰している気がする。

◇タルト アラカルト りんご(602円) ☆×4.2
 タルトはサクッと程度で大きいためか程よい焼き上げ、ダマンドが超リッチで甘さが凄い。
 りんごの甘酸っぱさ(強めの酸味)がタルトの超リッチさとベストマッチ、これは白眉の出来。
 4種の中で一番フルーツ量が多い+酸味が強く、タルトに対してこれのみ果物が芯で美味しい。

◇タルト・アラカルト プルーン(605円) ☆×3.8
 プルーンがしっかり濃いので、やや全体的に押され気味ではあるが味が生きていた。
 使われているプルーンは大き目、ここの濃さ+甘さで引きは強いが中々好みのバランス。

◇タルト アラカルト 洋梨(602円) ☆×3.7
 洋梨は単体の味で見れば穏やかだが、タルトの甘さに対して水分量で中和していく方向性。
 これはこれで負けているわけでもなく、きちんと洋梨が感じられるので中々合っている。

◇タルト アラカルト 黄桃(602円) ☆×3.4
 黄桃はあまり厚さが無く、ダマンドの直球甘さに負け気味というか黄桃は存在感無い。
 これが一番フルーツが軽減役として機能しておらず、バターがしつこく感じてしまった。

◇フィナンシェ・シャンティーニュ(281円) ☆×4.2
 旧フィナンシェ・エラブルはこちらだろうか、マロングラッセの食感+蜂蜜のコクと甘さが
 しっかりでフィナンシェよりも甘いというか立派なケークと言っても差し支えないレベル。

◇フィナンシェ(238円) ☆×4.0
 こちらはバターの甘さがたっぷり、マロングラッセ+蜂蜜が無いためシンプルだがリッチ。
 しっとりタイプだが、こちらの方がアーモンド生地を感じられる=どちらも美味しい。

◇その他
 ブルネット・ショコラ  (519円) ☆×4.4
 ピエール・タンタンシオン(594円) ☆×4.0
 トール・ショコラ    (551円) ☆×3.9

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

相変わらず超絶好み+☆×4.0以上の確率がトップクラスの何食べても美味しいお店。
個数が通常の3回分位でいくら何でも多すぎた気はする、年間で食べる個数は意外と上位かも?

また来年かと思うと悲しいが、そもそも大阪の超有名店が催事で出てくれるのが本当に有難い。
出てきてきれる限り間違いなく買い続けるが、いつかはきちんと本店に行きたいものである。

総合点:4.3→4.3(増減なし) / 以下は2016/09レビュー
平日の18時ごろに伺いました。

9月恒例の新宿伊勢丹マ・パティスリーに出店したいたので伺いました。
出店期間の朝に都合が付けられず夜行って半分位完売していたが、意外にも列は殆ど無かった。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇マルジョワレーヌ(540円) ☆×4.6
 構成:ガナッシュ+ダックワーズ生地+バタークリーム+プラリネクリーム
 バタークリームはエペス入りでコクが出ている+僅かに酸味を感じる、口溶けの儚さは抜群。
 プラリネクリームはチョコの深さがほんのりだが、軽めの口溶けで過度に重くない所が良い塩梅。
 ビターなガナッシュはチョコの深さがきっちり出ているが、甘さもバランスよく苦味はほぼ無い。
 全体的に軽いがきちんと食感の主張あるケーキ、個々の構成ではなく調和した先の味が抜群。

◇ブルネット・ショコラ(497円) ☆×4.4
 構成:グラサージュ+ガナッシュモンテ+キャラメルチョコクリーム+チョコビスキュイ
 ガナッシュモンテの儚く軽い口溶けは最高、ここはそこまで甘くない。
 クリーム部分は粘度が高く喉が焼ける濃厚なキャラメルチョコ味、物凄くしつこいが堪らない。
 ビスキュイとグラサージュでクリーム部分だけでない食感を感じられるのでここも重要。
 超重いがチョコのバリエーションを楽しませてくれるチョコケーキ最高の一角であると思う。

◇タルト・エテ(497円) ☆×4.3
 構成:パッションフルーツクリーム+フランボワーズジュレ+タルト台
 サクサクのタルト台はバターは弱いが、他の部分の味が特濃のため気にならない。
 パッションフルーツクリームは上部以外に中に入っており構成に対する比率は高め、やや強めの
 爽やかな酸味とスッと消える滑らかさで揺るぎ無い芯となっている夏にぴったりな味。
 フランボワーズジュレ部分も甘酸っぱさ全開、食べた瞬間に酸味が駆け抜け→自然な甘さとなる。

◇ピエール・タンタンシオン(562円) ☆×4.2
 構成:ホワイトチョコ+ピスタチオクリーム+グリオットチェリー・ジュレ+ビスキュイ
 ピスタチオクリーム(ガナッシュモンテ)は後味強めで油分を感じる+舌触り重めの癖が全面に
 出ているタイプだが、抜群のコクと滑らかさを感じられる粘度の高いクリーム。
 グリオットチェリーの実とジュレで爽やかさが足されやや食べやすくなっているが、多少程度。
 ピスタチオの癖が強く、最近多い軟弱ピスタチオケーキと雲泥の差なので好き嫌いはあると思う。
 コーティングのホワイトチョコの後味の引きがややしつこい以外は理想的。

◇フレール・スール(540円) ☆×4.0
 構成:ピスタチオムース+バタークリーム+ビスキュイ+グリオットチェリージュレ
    +ダックワーズ生地
 ピエール・タンタンシオンと味のベースは近いが適度なコクと滑らかな口溶けをピスタチオに担
 当させ、後味の強さと重い食感は無くした癖の少ない万人向けバージョンなのだろうか?
 ピスタチオの味がやや弱い分グリオットチェリーの甘酸っぱさが食べた瞬間に良く感じられるよ
 うになった爽やか寄りのケーキで、どちらが美味しいというよりも別印象でどちらも美味しい。

◇プレモニション(519円) ☆×3.9
 パッションフルーツのジュレで爽やかな酸味を感じると同時に、クレームブリュレ(アレジェ)
 のきっちりとした生クリームとカスタードの甘さを感じ、とろけるような状態が楽しめる。
 下部にクランブルを配置しているが、こちらは黒糖のコクがきっちり出ておりサクサクの食感
 だけではない旨みと甘さをしっかりと感じる。

◇トール・ショコラ(540円) ☆×3.7
 構成:グラサージュ+チョコクリーム・ビスキュイ
 チョコクリームは甘さが殆どなくカカオ本来の酸味を楽しむ状態で、粉っぽさを瞬間的に感じる
 味と芳香な香りが楽しめる=カカオ分の高いタブレットの注視ポイントそのままのケーキ。
 ビスキュイはクリームの風味を邪魔せず味は影に徹しているが、重さ軽減の役目もあるのかな?
 『濃厚チョコケーキ』という表現よりも『まんまチョコ』でかなり大人向けだが食べやすい。

◇ミゼラブル(497円) ☆×3.7
 構成:ダックワーズ生地+バタークリーム+ラムレーズン
 バタークリームは滑らかな口溶けだが塩味が効いていることにより、味に対する主張は強い。
 ラム酒強めのラムレーズンが入ることにより、浮つきが抑えられているように思う。
 生地はダックワーズ生地だと思うが、もっちりとしているのでややイメージより密度が高い。
 ケーキ全体としては濃いというか重いが、塩味やレーズンで食べやすくなっていると思う。

◇ジュ・エラブル(519円) ☆×3.7
 バタークリームとスポンジ生地どちらもメープル味だがものすごく強い、食べた瞬間にがっと喉
 に来る→後味にもガッツリ残るので、今回買った中だと最も甘いケーキだと思う。
 特にバタークリームは滑らかな口溶けだが、超絶甘いので万人向け範囲を超えていて良い感じ。
 生地はしっとりタイプかつ単体だと粗めだが、全体で見ると粗さに全く気付かず良い感じ。

◇ジョルジュⅤ(519円) ☆×3.6
 構成:フランボワーズガナッシュ+ビスキュイ+クルスティアン
 表面のコンフィチュールの甘酸っぱさがやや重めなチョコの後味を上手い具合に絞めている。
 ガナッシュにもフランボワーズが入っているため味自体は王道のチョコ×フランボワーズのため
 厳密に言えば味自体は濃厚ながら食べやすいのだが、後味だけは単体だと重め。
 クルスティアのパリパリ具合が食感的に楽しく、トール・ショコラと違い要素多目。

◇タシェット・ド・ティラミス(519円) ☆×3.5
 構成:ティラミスムース+ビスキュイ+チーズガナッシュ
 ティラミスクリーム(ザバイオーネ)のムースは口溶け軽く、カスタードの味はしっかり。
 中に入っているチョコのクランブルで食感的にも楽しく、飽きさせない一工夫が光る。
 チョコビスキュイの生地は粗いがアンビベされており、あまり気にならないかも。
 マスカルポーネが入ったガナッシュは甘くやや癖のある後味を感じたが量少なめ。

◇フィナンシェ・エラブル(260円) ☆×4.0
 メープルシュガーのはちみつの甘さがかなり強い、だが甘くて超美味しい。
 生地は外側もしっとりタイプで柔らかいが、パサつきは皆無で食感が非常に良い。
 賞味期限5日間位と日持ちがしないので沢山は買えないが、出来るだけ買っておきたい焼き菓子。

◇ガレットブルトンヌ(227円) ☆×3.6
 生地の焼きはサクサクで優しいがバターはがっつり、甘さはそこまででもないが味はしっかり。

◇マドレーヌ(216円) ☆×3.5
 バターが効いているがほっこりとした優しさを感じる、味としてはじんわりした甘さ。
 生地はどちらかと言えばふわふわタイプ、食べ応えがあるが単体ではやや水分が足りなく感じる。

◇ディアマン・ココナッツ&カフェ(各216円) ☆×3.3
 サクサクとホロホロの中間ぐらいののクッキー、どちらも味がややぼんやり気味。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

構成は非常にベーシックで見た目地味なのに、完成度の高さは突出しているので何買っても美味しい。
フランスでの長い修行は無くとも、古典の理解と自分の個性と合わせて伸ばす力が抜群なのかも。

正統派なため流行を追う東京では評価されるか謎なタイプだと思うが、個人的には超絶好み。
大きさは普通だが、外れなくこのレベルならコスパはかなり良いと思う。

今年は予定が付けられず朝行けなかったためタルトをはじめ完売商品多かった、来年9月は頑張りたい。
というか大阪は超有名店たくさんあるし、一度と言わずに本店も行ってみたいものである。

  • トルシュ・オ・マロン
  • ムラング・シャンティー・マロン
  • エクレール・モード・マロン

もっと見る

3位

オーボンヴュータン 尾山台店 (尾山台、等々力、九品仏 / ケーキ、惣菜・デリ、カフェ)

18回

  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2022/11訪問 2022/11/09

発展のお店 20

1回レビュー放棄が挟まっているとは言えかなり久しぶり、どうも再訪率が落ちていて良くない。
お店は相変わらず行列で混んではいるが、相変わらず何故かイートインが凄くしやすいのが謎。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇アシェットデセール(1,650円) ☆×3.6
 構成比率が一番高いプラリネのブリュレは滑らかな口溶けとナッティーな濃密な香り、上部
 のキャラメルの泡は味も香りも割と軽い。ドーム状の飴細工は正直うーん…食べ辛く邪魔感。
 カルダモンのソルベとカルダモン+牛乳アイスはミルキーさがあり香りが優しいのでバラン
 スが良い。カルダモン+卵はスパイシーな香りでかなり癖強め、若干これだけ強さが抜ける。
 パチパチキャンディで刺激を足してお皿自体は中々強い、とりあえず殴っとくか的なやつ。

 誤解を恐れずに言えば他店のアシェットデセールと比べると強弱の調和から完成度はうーん…
 だが、個性的な組み合わせや素材を使っているので独自性がある+攻め攻めな姿勢が好き。
 最近は停滞している気がするが、オーボンは攻めて殴ってこそが好きなので今後に超期待。

◇ヴェール・アムール(500円) ☆×3.8
 構成:ピスタチオビスキュイ・バタークリーム+いちごガナッシュ・ソース
 ピスタチオの味が前に出てくる。このお店のピスタチオは甘さ方向で癖は強くは無いが、バ
 タークリームとビスキュイで香りと味の芯になっている。
 いちごガナッシュはこちらも甘さ方向でガナッシュと喧嘩せず纏まる+意外とソースの主張
 がしっかりとしており、全構成が立っているが殴ってくるほど強いわけではないもの。

◇サラド・ド・ランティーユ(530円) ☆×3.8
 レンズ豆は柔らかく煮込まれており食感は優しいがツナ?や玉ねぎのシャキシャキ感で弱く
 ない。お酢ベースでさっぱりとしているが味自体は強い、サラダドベトラーヴと同方向性。

◇その他
 タルトダムール     (530円) ☆×5.0
 モン・ブラン      (530円) ☆×5.0
 カルテット       (530円) ☆×4.7
 ラ・フランス      (710円) ☆×4.2
 スノブ         (620円) ☆×4.0
 サントモール     (1,070円) ☆×4.0
 オーボンヴュータン   (490円) ☆×3.7

 パテ・ド・カンパーニュ(1,122円) ☆×4.3
 テリーヌ ド ヴォライユ(583円) ☆×4.3
 フロマージュ・ド・テット(770円) ☆×3.8
 サラダ・ド・ベトラーヴ (881円) ☆×4.0
 ミルクティー      (700円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

ケーキの種類がほぼ変わらないので後回しにしがちだが、固定枠を再訪していないのがいけない。
とりあえず季節で変わるであろうアシェットデセールを再訪の目的にして、また再訪する。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2021/05レビュー
入店制限をしているが、商品種類が多すぎ+今回は生菓子だけの客があまりいないのもあって、
捌けは物凄く悪かった。入店制限によって空いているので、あれこれ見る気持ちはわかるけど。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇パリブレスト(310円) ☆×4.0
 構成:シュー生地+プラリネクリーム
 いつもはホールしか無いのでカットを見るのはかなり珍しい、ベーシックなパリブレスト。
 プラリネクリームは意外と濃さや甘さで殴ってこない+口溶けは重くない=味わいや香りは
 一般的なパリブレストの範囲に留まっている。これは意外とホールでも余裕かもしれない。
 シュー生地はややサクサク食感が減退しているが反発感はある、全体的に優等生な印象。

◇アラン・マリネ(550円) ☆×3.6
 ニシン自体の味は強すぎず弱すぎずだが、他の具材によって味と香りががっつり強くなって
 いる。玉葱が結構辛いので刺激感もある、良い意味でフランスの普通のお総菜なのだと思う。

◇ジュー・ド・ブッフ(990円) ☆×3.6
 お馴染みの牛頬肉の赤ワイン煮込みだが、ソースがあまり複雑な味わいでは無いので優しい。
 非常に柔らかでソースもたっぷり入ってはいるが、ある意味お総菜枠なのでお手軽な味。

◇その他
 タルトダムール        (530円) ☆×5.0
 リル ド タイチ       (710円) ☆×4.7
 カルテット          (530円) ☆×4.7
 ミルフィーユ オー フレーズ (380円) ☆×4.4
 オーボンヴュータン      (490円) ☆×4.2
 スノブ            (620円) ☆×4.0
 サントモール        (1,070円) ☆×4.0

 パテ・ド・カンパーニュ    (973円) ☆×4.2
 テリーヌ ド ヴォライユ   (638円) ☆×3.8
 フロマージュ・ド・テット   (723円) ☆×3.8
 サラダ ド ベトラブ     (434円) ☆×4.0
 プティ・フール・セック(小)(3,500円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

暫く食べていないヴァレデフレーズを食べ忘れて慌てて行ったが、当然の如く既に遅かった。
回数こそ行けてはいるがどうも固定枠の再訪率が最近悪い気がする、また再訪する。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2020/11レビュー
店舗内の人数制限を行っているが、お店が大きいので回転はそこそこ速くあまり待たない。
商品種類は減っていないが、イートインは席数を減らしているのでやや埋まり気味かもしれない。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ベル エレーヌ(600円) ☆×3.4
 構成:洋梨コンポート・ムース+チョコソース+タルト生地
 洋梨のムースは比較的エアリーな口溶け、内部の洋梨コンポートを含めて甘さは抑えられて
 いるが、グラサージュである程度は甘さを足す+内部のチョコソースが濃厚で後味に引く。
 タルト生地はサクサク食感、最早エスコフィエの伝統的なベル・エレーヌ自体存在しないに
 等しいが、エスコフィエのルセットは基本的にいじると劣化する=正直劣化でうーん…

◇アルハンブラ(1,000円) ☆×3.8
 青りんご味のアイスはわかりやすく甘い、この形状のものは外側のアイスで殴ってくるのが
 定番なのでいつも通り。味は青りんごを甘くしたものそのままなので、取っつきやすい。
 内部のフランボワーズのムースグラッセは甘さや酸味はほんのりだが、量で存在感を出す。
 美味しい美味しくない以前に、オーボンヴュータンだなーと思える事に謎の安心感がある。

◇その他
 パテ・ド・カンパーニュ  (450円) ☆×4.2
 ジャンボン マスカルポーネ(770円) ☆×4.1
 テリーヌ ド ヴォライユ (573円) ☆×3.9
 テリーヌ ド シュヴルイユ(787円) ☆×3.5
 サラダ ド ベトラブ   (383円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

最近は沢山買=メインで行ってはいないが、やはり行くと楽しいお店なのでなるべく行きたい。
モンブランを食べに再訪したが何となく別の物を食べてしまった、また再訪する。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2020/10レビュー
モンブランが出たので再訪、サロンが再開したのでいつも通りイートイン出来るのは嬉しい。
席数は2席だけ減っていたが、プラ・デュ・ジュールがやっていないので比較的余裕がある。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇クレオパトール(1,000円) ☆×4.0
 アプリコットアイスは濃くて甘い、形状的にボンブオーボンヴュータンと同じ外側の甘さが
 強いもの+酸味は殆ど無い。とにかく構成比率が一番高い部分で気軽に殴ってくるのが好き。
 内部のフランボワーズアイスは酸味は殆ど無い+味はアプリコットアイスに完全に食われて
 いる。一応構成的には軽減役なのだが、軽減するものが強すぎて軽減しきれ無いのが良い。

◇その他
 モン・ブラン     (450円) ☆×5.0
 パテ・ド・カンパーニュ(585円) ☆×4.0
 ミルクティー     (700円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

モンブランだけは早めに行った方が良いが、最近早かったケーキが揃うのが今回はやや遅かった。
またモンブランを食べに再訪するが、今年は久しぶりにクリスマスケーキでも良いかも。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2020/09レビュー
臨時休業開けに行くのは初めて、変更点はビニールカーテンがされている事とずっと使えなかっ
たクレカが使えるようになっていた事とサロンが休止している事。商品種類は特段減っておらず。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇サントモール(900円) ☆×4.2
 構成:レアチーズケーキ+ベリークリーム+サブレ生地?
 シェーブルチーズ(山羊の乳で作ったチーズ)のレアチーズケーキは食べた瞬間に強いコクと
 味が広がり、その後に癖のある香りが追いかけてくる+後味へ強く引くため物凄い強さ。
 ベリークリームは濃く甘い+構成比率はベリークリーム>レアチーズケーキだが、それをもっ
 てしても後味への引きはシェーブルチーズ。ここのお店の商品の中でもかなり人を選ぶもの。
 ザクザク食感の生地で受け止めるため、殴り×殴り×殴りの調和=このお店以外無理。

◇ソレイユ(550円) ☆×4.0
 構成:マンゴー&生姜ムース+マンゴー&ライムジュレ+マンゴー+ダックワーズ生地
 夏にだけ出ている商品で確か移転後の新作だった気がする、数年前に出たはずで新作は貴重。
 マンゴーと生姜のムースはマンゴーの濃密さと生姜のほんのりの辛さが同居している。内部
 のマンゴー果実とマンゴーとライムのジュレで濃さと酸味を足すが、全構成は単体でも強い。
 ダックワーズ生地は生姜味で香りと皮さが出ている、全構成が強い×強いの調和で好き。

◇その他
 タルトダムール      (450円) ☆×5.0
 リル ド タイチ     (600円) ☆×4.8
 カルテット        (450円) ☆×4.7
 オーボンヴュータン    (420円) ☆×4.6
 デリス オ フランボワーズ(400円) ☆×4.0
 マルジョレーヌ      (450円) ☆×4.0
 ビスキュイ オー フリュイ(400円) ☆×3.8

 パテ・ド・カンパーニュ  (905円) ☆×4.2
 テリーヌ ド シュヴルイユ(661円) ☆×4.0
 テリーヌ ド ヴォライユ (651円) ☆×3.8
 テリーヌ・アマッチ    (648円) ☆×3.5
 サラダ ド ベトラブ   (480円) ☆×3.8
 トゥールーズ       (380円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

久しぶりに別場所に行ったら目当てのお店が臨時休業していたので、近い?こちらに再訪したが
やはりオーボンは最高で最強。相変わらず同じ商品ばかり買うが、購入確定枠が最も多いお店。

イートインでアイスケーキを食べる恒例行事が出来ないのは悲しいが、今後も通い続けたい。
次回はモンブランを食べに再訪する。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/11レビュー
休日のお昼に伺いました。

ギリギリながらモンブラン目当てに再訪、結構再訪しているが新作は殆ど無くいつもの品揃え。
昔に出ていたのケーキ復刻がたまにある程度で、季節で極端に商品の入れ替えが無いのも特徴的。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ラルザス(600円) ☆×3.4
 構成:洋なしムース・ジュレ+チョコソース+パンデピス
 洋なしのムースはふわふわでエアリー×香りや味は強め、このお店のムースは流行と異なる。
 内部の洋なしのジュレで甘さを足す、所謂さっぱりな味が多い洋なしもこのお店らしく力強い。
 チョコソースは水分が多く滑らかで落ち着いた軽減役、内部は水分が多いので重すぎない。
 下部の生地がパンデピスでスパイシー、食べて気付いたがかなり昔に出ていたものの復刻?

◇カラメル モカ(105円) ☆×3.9
 がっつり後味へあまっさが引くキャラメル、1粒で殴ってくる=好き。
 味はコーヒーだが甘さが先行しているので、苦みや深みはあまり感じない。

◇カラメル オー ショコラ(105円) ☆×3.4
 ストレートな甘さだがチョコともカラメルとも異なる甘さで水飴っぽい味。
 悪くは無いが他の味と比べてぶん殴り力や深みが乏しいのはうーん…

◇キッシュ ロレーヌ(600円) ☆×3.7
 サクサク食感のブリゼ生地は厚く食感が豊か、焼きはそこそこ強いが万人向け範囲内のはず。
 アパレイユはしっかり固まったタイプでホクホクさがある、卵味と塩味の両方が強いタイプ。
 玉葱は構成比率が低いため縁の下の力持ちのような味をさせる役割、ベーコンは適度な旨み。

◇キッシュ オ フロマージュ(600円) ☆×3.7
 「色々なチーズのキッシュ」との表記だったはずだが、とにかく内部のチーズに力強いもの
 が混ざっているためかなり癖・香りが強い。これは間違いなくお酒と合わせるべき用途。 

◇その他
 モンブラン        (450円) ☆×5.0
 タルトダムール      (450円) ☆×5.0
 カルテット        (450円) ☆×4.5
 マルジョレーヌ      (450円) ☆×4.0
 ミルフィーユ       (380円) ☆×3.8
 ラ フランス       (600円) ☆×3.8
 ヌガー グラッセ     (900円) ☆×4.5
 カラメル ノワゼット   (105円) ☆×4.0
 カラメル テ       (105円) ☆×3.8
 テリーヌ ド シュヴルイユ(806円) ☆×4.2
 テリーヌ ド ヴォライユ (450円) ☆×3.8
 パテ・ド・カンパーニュ  (703円) ☆×3.7
 サラダ ド ベトラブ   (440円) ☆×3.8
 ミルクティー       (700円) ☆×3.5
 ヌガー プロヴァンサル  (160円)
 ヌガー カフェ ノワ   (160円)
 ヌガー オー ショコラ  (160円)
 ヌガー モンテリマール  (160円)

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

また焼き菓子の枠に入る前に許容量を超えてしまった、このお店は食べたい商品が多すぎて困る。
大体同じ商品しか買わないので、今年こそは新しい商品を冒険したいがあまり自信はない。

何にせよここと吉祥寺と千歳烏山が最高のお店で異論は認めない、また再訪します。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/11レビュー
休日のお昼に伺いました。
モンブランが出たので再訪したが、無理矢理捻じ込んだので今回はイートインのみ。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇モンブラン(450円) ☆×5.0
 構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ
 この構成のリスペクトは多いが、内部のマロンクリームの量の多さ+洋酒の強さのバランスは
 やはりここが一番。思い起こすと、同じ大きさだと洋酒が弱いorオーボンの系譜はこれより大
 きいため内部はここまで強くないのが多い気がする。始祖で完成しているのはやはり凄い。

◇その他
 タルトダムール     (450円) ☆×4.8
 パテ・ド・カンパーニュ(1,168円) ☆×4.3
 ミルクティー      (700円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

本来未レビュー商品の無い場合はレビューしないが、点数変動の関係上レビューしておく。
もう一度位モンブランを食べておきたいので、機会を見つけてまた再訪する。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。

今回は久しぶりにきちんと?生菓子を買いに再訪、今回は10時頃で結構生菓子が揃っていた。
商品幅は非常に広いはずなのに、レビューを見返すと同じ商品ばっかりなのが若干の駄目感。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇バルケットセゾン(430円) ☆×3.7
 構成:フルーツ+カスタードクリーム+タルト台
 フルーツは種類多めのため1種を楽しむというよりも、色々楽しむタイプでやや芯は弱め。
 カスタードクリームの粘度・コクに対して、フルーツの水分が少ないので食べ応えがある。
 ダマンドの豊かさはあるものの、タルト生地はかなり薄いのでサクサク食感が足りず個人的な
 好みの範囲外。このお店大好きではあるが、タルト台はそこまで好みでは無かったりする。

◇アプリコティーヌ(825円) ☆×3.6
 食べた瞬間にアーモンドの香ばしさが弾ける、アイスケーキなのに香りが攻めてくるのが〇。
 バニラアイスはバニラが殆ど感じず。今まで疑問に思わなかったが、内部の構成はバニラアイ
 スなのだろうか?ここまでバニラ感が無いと、実は違うのでは感が出てきて自信がない。
 杏アイスは濃い味で酸味はほぼ無い、これに対し杏コンフィチュールで濃さ+酸味を足す。
 アイスケーキだろうと濃い×濃いで畳みかけてくるが、個人的にはこれはまだ優しい方。

◇その他
 タルトダムール       (450円) ☆×4.8
 カルテット         (450円) ☆×4.8
 オーボンヴュータン     (420円) ☆×4.6
 マルジョレーヌ       (450円) ☆×4.0
 モン カフェ キャラメル  (500円) ☆×4.0
 スノブ           (520円) ☆×4.0
 オペラ           (380円) ☆×3.9
 ボンブ オーボンヴュータン(1,000円) ☆×4.4
 カヌレ・ド・ジロンド    (210円) ☆×4.5
 パテ・ド・カンパーニュ  (1,168円) ☆×4.3
 テリーヌ・ド・ヴォライユ  (828円) ☆×4.3
 サラダ ド ベトラブ    (796円) ☆×3.8
 ミルクティー        (700円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今年はかなり通えているものの、最近生菓子以外を買う数が多く生菓子の数を食べていない感。
次はモンブランの季節だと思うが、買う商品が固定化してしている事を考えると次回は生菓子+
焼菓子に絞るべきかも。まあ何にせよ再訪は義務なので、きちんと再訪したい。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。

元々行く予定がなかったため、生菓子は買えなかったがかなり久しぶりに新作が出ていた。
基本的には商品はほぼ変わらないが、アイスケーキ含め夏商品に微妙に変わっていた気が。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇アマンディーヌ(315円) ☆×4.2
 ダマンドのリッチさが直球で来る、アーモンドの豊かな香りとたっぷりバターがシンプルに
 美味しい。大きさの関係上かタルト生地の焼きは意外と優しく、かなり食べやすい範囲。
 チェリージャムは濃い、しっかり味が立って後味に引く、しっかり骨太な甘さで大好き。

◇タルトシトロン(315円) ☆×3.9
 サクサクタルト生地は焼きと食感が適度、シトロンクリームは酸味抑え目で水分多目。
 メレンゲで多少甘くするがさっぱりに留まる=ポンポネットは優しいので取っつきやすい。

◇ジャンボン・ブラン(542円) ☆×3.7
 モモ肉なので噛み応えのある肉質、塩味は軽めだが旨みがぎゅっとしているので濃い味。
 脂の甘さもあるが全体的にはお肉の強さを楽しむハム、やはりお酒がすすみそう。

◇キッシュ ソーモン エ エピナール(600円) ☆×3.5
 一般的な大きさ?より大きいため食べ応えがある、アパレイユは優しい味と繋がりで柔らか。
 具材は多めだがサーモンもほうれん草も優しい味、卵の味と喧嘩しないで纏まる。

◇クロッカン オー ザマンド(1,000円) ☆×3.5
 香ばしい生地は気泡が多めのため、ザクザク食感だが寧ろ軽い部類=見た目の大きさより軽い
 印象。香りや甘さは強いため個性的ではあるが、ベーシックな味なので予想はしやすそう。

◇その他
 カヌレ・ド・ジロンド   (210円) ☆×4.5
 パテ・ド・カンパーニュ  (984円) ☆×4.3
 テリーヌ ド シュヴルイユ(422円) ☆×3.4

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

シュヴルイユの出来が前回と全く異なったのが気になるが、前回が奇跡の出来なのだろうか?
ここ最近生菓子無しが連続したが、次回は重さを堪能するために生菓子を沢山買いたい。

今年はかなり良いペースで再訪出来ているので、きちんと通えるようにしたい。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/06レビュー
休日のお昼に伺いました。

前回いつも食べているアイスケーキが食べられず消化不良感があったため、早めに再訪。
アイスケーキ目当てなので早めに行ったが、やはり朝一は生菓子1/4以下しか出ていない状態。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇カラメル ノワゼット(105円) ☆×4.0
 ヘーゼルナッツの香ばしさとキャラメルの甘さが同時に一気に殴ってくる、口溶けの良さで
 後味の引きは強くはない錯覚をするが、味自体はかなり強い。
 正直頼んだ味と違うこれを入れられていたのだが、結果的には正解だったという謎展開。

◇カラメル テ(105円) ☆×3.8
 紅茶の香りが食べた瞬間から広がる、香りは濃縮されているため自然な感じはあまりない。
 こちらも甘い+香りが強めなので、大きさはそこまで無いが沢山食べられず、満足度は高い。

◇ヌガー・モンテリマール(160円) ☆×3.7
 最初こそ蜂蜜の甘さはあまり感じないが、後味にがっつり引く強さ。粘度はあまり無い。
 ナッツで物凄く香ばしいのでナッツが芯、ドライフルーツは殆ど無くややアンバランス。

◇ヌガー オー ショコラ(160円) ☆×3.7
 ナッツが多いため、ヌガーの粘度よりもナッツの香ばしさが最初に殴ってくる。
 食べている途中は粘度と甘さがそこそこ強い程度に感じるが、他店と比較すると明らかに強い。

◇ヌガー カフェ ノワ(160円) ☆×3.6
 強めのコーヒー味のヌガー、なんちゃって味ではないのでしっかり味が立っている。

◇テリーヌ ド シュヴルイユ(693円) ☆×4.5
 鹿肉の香りと味が強め=4種のテリーヌの中では最も力強い+味が濃い気がする。塩味も強め。
 ナッツ類がお肉よりも弱いので、まさかの軽減箸休め役?になっているのが面白い。

◇プーレ ロティ オー ゼピス(750円) ☆×3.5
 鶏もも肉のロースト、スパイスを効かせているが体感だとタンドリーチキンの軽いもの。
 比較的ジューシーさが残っているので、大きいのもありかなりの食べ応えがある。

◇その他
 ヌガー グラッセ      (900円) ☆×4.5
 ボンブ オーボンヴュータン(1,000円) ☆×4.4
 ミルクティー        (700円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今回は生菓子は自重して、アイスケーキ+久しく食べていないヌガー等+総菜に絞ってみたが、
味が多彩なので絞っても目移りしてしまう=このお店店内の楽しさは日本一だと思う。

回数稼げていないのが悩みどころだが、次回はモンブランの季節までには再訪したい。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/05レビュー
休日のお昼に伺いました。

四季毎に行こうと思いつつ、ケーキの種類がほぼ変わらないためか意外と行けていない。
最近は生菓子→総菜→焼菓子の順で見るが、総菜までで食べられる限界量をまた超えてしまった。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ビジュー ルージュ(520円) ☆×3.8
 構成:さくらんぼムース+マスカルポーネクリームタルト台
 一般的にはさくらんぼムースは優しい味だが、ここはオーボンなので当然濃くて甘い=最高。
 ホワイトチョコの甘さもあり強い味、中心部にバルサミコ酢が入っているので香りも強い。
 マスカルポーネクリームはコクとバニラの香りがしっかり、構成比率は低くてもしっかり立つ。
 ザクザクタルトの内部は密度高めのダマンド、香ばしさが強く上部の強さと渡り合う。

◇プラ ド ジュール(1,200円) ☆×3.2
 豚肩ロースの柔らか煮は大きな塊だが、柔らかさを重視しすぎてお肉の旨みが抜けている。
 人参とグリンピースの付け合せもお肉も甘目の味付け、個人的には甘さはケーキで取るのでう
 ーん…量は多いので満足感はあるのだが、正直求めていたものとなんか違う。
 そもそもイートイン担当が1人は無理あると思うが、様々な要因から並ぶと回転が物凄い悪い。

◇ソーシス・オー・ゼルブ(460円) ☆×3.7
 ハーブが入った事により、粗挽き肉の強さが相殺されている印象。強い同士の衝突なので、軽
 くなるわけではないものの単一な味ではなくなるので食べていて楽しい。

◇トゥールーズ(450円) ☆×3.7
 粗挽き肉のお肉の強さが、食べた瞬間からがっつり襲ってくる+非常にジューシーで重め。
 ソーセージは焼く必要があるためイートイン出来ないので、焼き技術で印象が変わりそう。

◇ソーシス ピカント(470円) ☆×3.3
 かなり辛い、ただ辛さが深みが無く唐辛子の単一的な辛さ=大きい事もあり正直飽きる。
 味自体は一番強いのだが、一番味が平坦なので若干食べ疲れする。

◇サンマアラプロヴァンサル(600円) ☆×3.3
 秋刀魚のグリエはやや旨みが不足している、ややとろみのある野菜は軽めの味付け。
 食べやすい+悪くは無いものの普通、特段オーボンで買う特別感は見当たらなかった。

◇その他
 タルトダムール       (450円) ☆×4.7
 オーボンヴュータン     (420円) ☆×4.6
 リル ド タイチ      (600円) ☆×4.5
 クアルテット        (450円) ☆×4.5
 ミルフィーユ オー フレーズ(380円) ☆×4.5
 モン カフェ キャラメル  (500円) ☆×4.0
 アリババ          (380円) ☆×4.0
 スノブ           (520円) ☆×3.8
 パテ・ド・カンパーニュ   (869円) ☆×4.3
 テリーヌ・ド・ヴォライユ  (634円) ☆×4.3

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

次回こそ焼き菓子をきちんと買いたいと思いつつ、このお店は必ず買う商品が多すぎて怪しい。
2019年初回再訪は春と言うには少し遅くなってしまったが、次回は早めに再訪したい。

総合点:4.6→4.7(+0.1) / 以下は2018/12レビュー
休日のお昼に伺いました

前回取りこぼしたモンブランを食べに再訪、ここのモンブランは季節物の中でも一番好き。
モンブランは例年通り複数買ったが、最近強化中?のシャルキュトリーも多めに買ってみた。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ボー・タン(480円) ☆×3.7
 構成:シブーストクリーム+チョコクッキー+フランボワーズ+タルト台
 シブーストクリームは力強い味と粘度、キャラメリゼと合わせて食べた瞬間から殴ってくる。
 チョコクリームは甘め、シブーストクリームの方が強いので食べやすい気がする。
 フランボワーズはサクサクタルト台に焼き込み+内部に果実があるが、ミルフィーユと同じ
 く他構成が強すぎて軽減できないいつものやつ。甘いのは正義の人用、やはり甘さは正義。

◇ウィークエンド(1,800円) ☆×3.9
 みっちりした生地は密度が高く食べた際の満足感が高い、このお店のイメージからは意外
 だがレモン味はふわっと香る程度のお穏やかで誰もが楽しめる味。
 水分は少ないためかねっとり感は少な目だが、バターのリッチさで甘さや味わいはしっか
 りしているので軽いわけではない。これ自体個人的なウィークエンドの基準の一つの商品。

◇パテ・ド・カンパーニュ(680円) ☆×4.4
 他テリーヌと異なり味変化は無いが、ベースの味の強さが好み+お肉のねっとりさをダイ
 レクトに味わえる。
 香りの変化・強さが非常に好みで、噛みしめた際と後味への引きが強めだが濃くて好き。
 前回はオーボンという時点で私にバイアスがかかるのかと思ったが、やはり美味しい。

◇サラダ ド ベトラブ(424円) ☆×3.9
 繊維は軽くありつつも、しっかりマリネされて水分たっぷりのビーツの食感が良い塩梅。
 酸味はほんのりだが油分はそこそこ多め、水分でさっぱりに見えて意外と食べ応えがある。
 玉葱の軽めのシャキシャキ感がアクセントになっている。お総菜系もかなり美味しい。

◇その他
 オーボンヴュータン    (420円) ☆×4.6
 タルトダムール      (450円) ☆×4.6
 モン・ブラン        (450円) ☆×4.6
 ラ フランシュ コンテ  (600円) ☆×4.3
 モン カフェ キャラメル (500円) ☆×4.0
 テリーヌ・ド・ヴォライユ(1,048円) ☆×4.3
 テリーヌ・アマッチ    (576円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

やはり1店での完成度が他の店と全く違う、ケーキだけでは無くお総菜や焼き菓子まで万全。
今年はかなり再訪出来たような気がするが、必ず買う商品が多くなりすぎて逆に新規商品は
あまり買えずに終わってしまった感。来年も最低限このペースを維持するようにしたい。

総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/11レビュー
休日のお昼に伺いました。

お昼頃に伺った際にはほぼ商品が揃っていたが、訪問目的のモンブランが売り切れていた。
夕方にはいつも通り生菓子のショーケースはほぼ空で、シャルキュトリーもほぼ完売していた。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ラ フランシュ コンテ(600円) ☆×4.3
 構成:シュー生地+クレームムースリーヌ+グリオットチェリー
 見た目が異様だが外側は固めのシュー生地、焼きが強く生地に一切水分が移っていない。
 カップ内とクレームムースリーヌ内にヴァンジョーヌソースが入っており、香りが物凄い
 華やか。グリオットチェリーをアクセントにした洋酒使いの上手さが唸るレベルで最高。
 分類上はシュークリームだが他店とは一線を画し、洋酒の必要性がよくわかる新しい商品。

◇プリテュール(650円) ☆×3.9
 構成:ブルーチーズ&はちみつムース+いちじく+タルト台+
 いちじくが主体なのかと思いきやブルーチーズの味と香りが揺るぎなき芯、蜂蜜味で甘く
 はなっているものの、ねっとり食感と合わせて味・香り面の癖は強い。だが強いのが良い。
 いちじくはロティされており水分と旨みを足す濃い味、リッチでいちじくが焼き込まれた
 サクサクタルトもしっかり主張しているので全構成で多段攻撃を仕掛けてくる=好き。

◇スフレ グラッセ オー ザマンド(800円) ☆×3.6
 スフレクリームと言うべき?メレンゲの軽やかさと、卵黄とアーモンドの味が立っている。
 アーモンドの香ばしさは上部で補う形になるので、クリーム自体は香りより味の担当。
 ただ、オーボンヴュータンアイスケーキ唯一の弱点のビスキュイのぺしゃり具合が微妙。

◇テリーヌ・ド・ヴォライユ(571円) ☆×4.5
 香りが半端なく良い、レバーの香りをラムレーズンのラム酒の香りで丸く抑えている。
 食べた瞬間の香り→噛みしめる際のお肉の香り+ラムレーズンの香りで変化が凄い好み。
 ラムレーズンと鶏肉の甘みで甘さ先行、焼きは強めの力強さと圧倒的旨みで白眉の出来。

◇テリーヌ・アマッチ(616円) ☆×3.9
 レバーの香りが食べた瞬間に広がるが臭みは一切無い、ここのテリーヌは食べやすい香り。
 お肉の脂による甘さと油分は結構感じる、ピスタチオをアクセントとしながら濃い旨み。

◇パテ・アン・クルート(737円) ☆×3.8
 パイ生地がかなりしったりした厚さ+密度から少し固さを持っている、リッチさは無い。
 テリーヌ部分の塩味と、パイ生地の素朴さが合っている+テリーヌの味は万人向けで〇。

◇ピエ ド コション(460円) ☆×3.3
 煮込まれた豚足は柔らか、トロトロのコラーゲン部分と少ないながら噛み必要のあるお肉
 部分の食感の対比が面白い。味はかなり濃いめなので、お酒と合わせる事前提かも。

◇その他
 オーボンヴュータン     (420円) ☆×4.6
 タルトダムール       (450円) ☆×4.6
 クアルテット        (450円) ☆×4.6
 ミルフィーユ オー フレーズ(380円) ☆×4.5
 マルジョレーヌ       (450円) ☆×4.0
 ラ フランス        (600円) ☆×3.7
 フロマージュ・ド・テット  (714円) ☆×3.5
 ミルクティー        (700円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今回シャルキュトリーを多めに買ってみたが、失礼ながらレベルの高さと美味しさに驚いた。
ケーキにろ焼き菓子にしろシャルキュトリーにしろ、力強い統一感がしっかり感じられ最高。
この統一感はここだけの唯一無二のもので、お店の完成度が日本頂点級である事は確実。

今年は年4回とかなり良いペースで再訪出来たので、来年もこれ位のペースで再訪したい。
ご一緒いただきました、オーラ浴?仲間であるオーボン好き同行者様には大感謝です。

総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/07レビュー
休日のお昼に伺いました。

取り置き時のお昼前にはほぼ全て揃っていたが、夕方にはプチガトーは完売していた。
アイスケーキに関しては、経験上あまり完売しないので夕方でも特段問題ないように思う。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇オムレット ア ラ ノルヴェジアンヌ(1,000円) ☆×3.7
 構成:メレンゲ+ビスキュイ+いちごソルベ+バニラアイス+サブレ生地?
 バニラアイスは甘さがそこそこ程度なので隠れ気味、味の芯はいちご味に感じる。
 通常いちごソルベと言うと、さっぱりや酸味で甘さの軽減等を考えるが、ここのお店の方向
 性を裏切らない=他構成の甘さに、いちごの濃厚な甘さを重ねて追打ちしていく攻撃性。
 イタリアンメレンゲはかなりねっちりで、口溶けは良いのだが軽さが無いので重い部分。
 最下層のサブレのザクザク食感は良いのだが、ビスキュイがアイスケーキのためか若干崩壊
 しているのが気になった。ここのアイスケーキはさっぱりが眼中に無い所が好き。

◇ラ マヨット(600円) ☆×3.8
 構成:パイナップルジュレ+ココナッツムース+サブレ生地
 パイナップルジュレ+果実で水分多目×柔らかで崩壊必須、滑らかさと瑞々しさが楽しめる。
 ジュレのレモングラスの香りと果実の酸味が強めでで爽やか、このケーキは他の濃厚ケーキ
 とのインターバルとして使うと点数以上の真価?を発揮する。軽減役ケーキみたいな感じ。
 ココナッツムースは甘く濃密な香り、個人的にはここがもっと強い方が好きだがこれもあり。
 今まで見た事無いので多分新作だと思う。軽めではあるが、メリハリはちゃんと効いている。 

◇ビスキュイ オー フリュイ(400円) ☆×3.8
 構成:フルーツ+生クリーム+ビスキュイ+カスタードクリーム
 上から層が甘い(生クリーム)→甘い(ビスキュイ)→濃い(カスタードクリーム)、軽減
 役を一切存在させない直球の甘さ=フルーツですら軽減出来ない甘さの独走感。
 生クリームはトロトロで口溶けは良く甘め+ビスキュイのアンビベが物凄い強く、シロップ
 で甘さで上乗せぶん殴り+カスタードクリームのもったりさで引きまで強い=手加減無し。

◇ポロネーズ(400円) ☆×3.6
 構成:メレンゲ+ブリオッシュ生地+カスタードクリーム+フルーツコンフィ
 上部のメレンゲの内部のふわふわさとアーモンドの香ばしさが、最初に感じる部分。
 内部のブリオッシュ生地密度が高い×洋酒でしっとりながら同店比そこまで強い印象は無い。
 フルーツコンフィやカスタードクリームで味変化は付けて、全体的に滑らかな統一感。
 個人的にはこのタイプならアリババの方が好きだが、最近は見ない伝統菓子なので貴重。

◇その他
 オーボンヴュータン      (420円) ☆×4.6
 タルトダムール        (450円) ☆×4.6
 リル ド タイチ       (600円) ☆×4.5
 クアルテット         (450円) ☆×4.3
 デリス            (400円) ☆×4.0 
 アリババ           (380円) ☆×4.0
 プティ・フール・セック(小)(2,950円) ☆×3.7

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

やはりこのお店は行くだけ・店内を見るだけでも楽しい、流れ作業で客を捌くだけの東京有名店
に多いお店とは根本的に方向性が違うと強く感じる。ケーキは世界最高の食べ物だと再確信。
ここ最近サービスがまともになった気がするが、塩対応慣れ?しているので逆に違和感が。

ついつい色々買ってしまうが、今回はお惣菜にもまたまた焼き菓子にも手が出せず反省。
次はモンブランの季節迄に再訪する、満足感が高すぎてあまり再訪しないの辞めたい。

総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/02レビュー
休日のお昼に伺いました。

行った範囲では商品の幅広さが最も広いフランス菓子店、一大系譜の始祖たるお店。
伺った日はお昼位で一部商品が無く→その後追加、お昼過ぎにはぽつぽつ完売商品があった。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇ヴァシュラン(1,000円) ☆×3.8
 構成:メレンゲ+アプリコットソルベ+バニラアイス+サブレ
 最初にバニラアイスの甘さ・バニラの香りがガツン→次にアプリコットの酸味で全体を締める。
 どちらも強めの味なのに、鋭く酸味で甘さを覆ってゆく=後味には爽やかな酸味が残る。
 ふわふわのメレンゲは重さを感じさせず、大きい見た目よりも遥かに食べやすいアイスケーキ。
 ここのアイスケーキは後味は比較的軽めながら、構成に濃い甘さ担当部分があるためきちんと
 甘さで攻める行程を無くさない=構成が甘くとも、その甘さを持ち越さない切り替えが秀逸。

◇ミルクティー(700円) ☆×3.5
 ミルクティーだと割とありかも、今後もミルクティーにしようと思う。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

ここ出身店は多いものの、この強さのまま走り続けるお店はここだけ=ここにしかないケーキ。
毎回生菓子買いすぎ→断念のお決まりになりつつある焼菓子だが、次の再訪でこそ何とかしたい。
大好きなのに中々行く機会が作れなかったため、オーボン好き仲間のご同行者様に大感謝です。

総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2018/01レビュー
休日のお昼に伺いました。

お昼なのでかなり混雑していた、商品幅や芯の強さは唯一無二で至高のフランス菓子店。
時間的に生菓子はほぼ全て出ていたが、数少ない商品が多く追加が無いと昼過ぎは完売が多そう。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ボンブ オーボンヴュータン(1,000円) ☆×4.4
 構成:キャラメルアイス・グラサージュ+洋梨・アイス+ダックワーズ生地
 キャラメルアイスはがっつり甘い、ここにグラサージュのほろ苦さとねっとり感が足され、食べ
 た瞬間にキャラメルが襲ってくる。ただ、引きは意外と軽めで洋梨部分を支配しない良い塩梅。

 洋梨アイスはパルフェなので軽め+アイスの中心に果実があり、ここで強さを与えている。
 恐らくアイスに洋酒が使われているため、キャラメルの甘い香り+洋酒の香りがしっかり。
 このお店のプチガトーは個人的に当たり外れがあるが、アイスケーキはほぼ全て大変好み。

◇タンタンシオン ショコラ(650円) ☆×4.6
 構成:チョコクリーム・ムース・ガナッシュ・ソース・サブレ
 一番上のクリームはねっとり、口溶けが良くビターながら意外と後に残らずすっきり。
 ムースは甘目、ふわっとしつつも密度があるので決して優しいだけで終わらないのが好み。
 ガナッシュは一番甘さの無いビターな部分、ここでほんのりの苦みと内部のソースで重さを足
 している。全体的にはこのお店の中でも食べやすいチョコケーキ、個人的には凄い好き。
 チョコサブレは味は弱めだが、食感を上手く生かしてるので全構成に意味があるケーキ。

◇ヴァレ デ フレーズ(650円) ☆×4.3
 構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
 内部のいちごは切らずにそのまま=割としっかりとしており食べ辛いが、水分を足す役割。
 クレームムースリーヌはもったりと重めながら、口溶けが軽く意外と食べやすいもの。
 ビスキュイはキルシュでアンビベされている、食べた瞬間に香りがガツンと襲ってきて最高。
 有り体に言えばフレジエだが、全ての味・食感の主張がしっかりしているお手本のケーキ。

◇パラディ(520円) ☆×3.8
 構成:ホワイトチョコムース+ピスタチオブリュレ+フランボワーズジュレ+ビスキュイ?
 ホワイトチョコムースがクリームレベルでねっとり重い、味も激甘×後味の引きが物凄い。
 内部もピスタチオブリュレが濃厚×豆感強めだが、ムースが強すぎてアクセントレベル。
 フランボワーズジュレは甘酸っぱく、ここの酸味が軽減役で生きているが殺せてはいない。
 全体的に激甘×激重、個人的に最近はどうも後味すっきり志向だが、重いのも美味しい。

◇ラ シャンパーニュ(600円) ☆×3.8
 構成:シャンパンムース+いちご&シャンパンソース+いちごジュレ+ホワイトチョコ
    +ランス風パンデピス
 シャンパンムースはふんわりだが繋がりが強めで口溶けがイマイチ、しっかりゼラチン使う。
 内部のホワイトチョコ?はシャンパンイメージでパチパチ弾けるもの、若干駄菓子っぽい。
 ランス風パンデピスは香りが強い+食感が荒々しいが、全体的にはあまり目立たない。
 イチゴジュレで甘さを担当している、全体的に直球な名前のイメージよりもお酒は強くない。

◇スノブ(520円) ☆×3.8
 構成:ピスタチオバタークリーム・ブリュレ+ベリークリーム+メレンゲ?
 赤い外観でベリーを意識させつつも、構成比率はほぼピスタチオバタークリーム。
 溶け出すと滑らか+豆味と香ばしさががっつり主張、ローストピスタチオのパンチ力が強い。
 ブリュレでピスタチオの癖をこれでもかとマシマシ、万人向けを投げ捨てる心意気が好き。
 ベリークリームは優しく軽減役では無いため、ピスタチオの癖が突っ走っている。

◇ルーロー ルーレ(600円) ☆×3.3
 構成:いちご+バタークリーム+ビスキュイ+クッキー生地?
 バタークリームのロールケーキ、クリームの口溶け温度の高さ+ごわごわ感とアーモンド生地
 の強い香りが大変しつこい。ある意味このお店の醍醐味なので、殴り合う主張は寧ろ〇。
 クリール等でもそうだが、オレンジが爽やかさではなく強烈な香りに主に作用している。
 若干薬っぽさを感じてしまうので、個人的にはあまり好みではないのでうーん…
 最下層のザクザクの生地はブリゼみたいなもので、食感にしか作用せず浮いた感じでうーん… 

◇プラ ド ジュール(1,200円) ☆×3.6
 伺った日は「粗びき・ハーブ入り・スモークの3種のソーセージ」、その日は席が空いていた。
 ワンプレートランチだが(多かった前回よりも更に増え)量が多すぎて、デザート併用が危険。
 コスパ面で言えば抜群だし、何よりオーボンヴュータンで食べる至福があり点数以上の満足感。

 粗びき → 肉々しいがっつり感、肉汁が溢れ出るジューシーさ。食べ応えが一番高い。
 ハーブ → 香草が食べた瞬間に強い香りが弾ける、肉汁少な目でやや粗めで食べ応え高め。
 スモーク→ ベーシックで安定、他が個性強めなので3本とも意外と被らない印象。
 下部のクスクス?がオイルベース×酸味でさっぱりしているため、ソーセージとよく合う。

◇レモンティー(700円) ☆×3.3

◇その他
 オーボンヴュータン(420円) ☆×4.6
 タルトダムール  (450円) ☆×4.6
 モンブラン    (450円) ☆×4.5

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

河田シェフの世界観で殴ってくるケーキが多く、このお店大好きな私ですら生菓子内で個人的な好み
の振れ幅が物凄い=主張が強すぎて自分の好みがしっかりしていない人にはお勧め出来ないお店。

本当はもっと頻繁に行きたいのだが、如何せん行き辛い場所なため日本橋合わせても例年2回位。
最近焼きっぱなしタルトを買っていないので次回の課題、なるべく早めに再訪したい。

総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2016/06レビュー
休日のお昼に伺いました。

今回も生菓子は10時頃で8割位出ていた、午後の引取りの際は半分位だったが十分選べる。
イートインに関しては、お昼の時間だと毎回待ちがあるが朝は待たずに座れるので楽。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ラ マルティニーク(600円) ☆×4.6
 構成:ココナッツムース+バナナコンポート・クリーム・ジュレ・クランブル
 ココナッツムースは華やかで濃密な香り、甘くとろける強い味がインパクト大で味の芯。
 完熟の甘いバナナコンポートはチョコで包まれており、手間が食感に寄与しており好印象。
 クリームとジュレにはラム酒が使われているので、刺激も足されて全体的に濃さが凄い、
 クランブルにもバナナの甘さが強く感じられ、全体的に濃い・甘いを体現したようなケーキ。
 この突き抜けこそが唯一無二の素晴らしさで、軟弱なお店とは一線を画す説得力。

◇リル ド タイチ(600円) ☆×4.5
 構成:バニラババロア+パッションフルーツジュレ・グラサージュ・ババロア+ビスキュイ
 バニラババロアは柔らかく、濃密なバニラの甘さ&香りでケーキ全体を円くする大事な部分。
 パッションフルーツ部分は内部のジュレの酸味が非常に効いており強めだが、構成比率は低
 く、グラサージュ(甘味)>ババロア(適度)=ジュレ(酸味)で使い分けが上手い。
 カップ?の中味はパッションフルーツの果汁のため、かけると爽やかさが感じられ◎。

◇マルジョレーヌ(450円) ☆×4.1
 構成:シュクセ生地+ガナッシュ+バニラ&プラリネシャンティー
    +マスカルポーネ&ガナッシュクリーム
 生地はサクサクの食感のためダックワーズというよりシュクセ、生地の豊かな香りが広がる。
 バニラ&プラリネシャンティーは軽めでバニラがほんのり香る軽めのクリーム、これにマス
 カルポーネとガナッシュのコクで調和させていく比較的軽めなケーキ。
 王道(原点のピラミッド風)のマルジョレーヌと構成は微妙に異なるが、一つの基準。

◇モンカフェキャラメル(500円) ☆×4.0
 構成:コーヒー&キャラメルムース+カフェクリーム+ジョコンド生地+フィヤンティーヌ
 滑らかなコーヒー&キャラメルムースはほんのり苦味+キャラメルのコクと甘さを楽しめる。
 コーヒーシロップの染み込んだジョコンド生地+カフェクリームで、オペラっぽく感じる瞬
 間もあるが、フィヤンティーヌのパリパリな食感とキャラメルの重さでこちらの方が好み。
 カフェクリームによってしっかりと味に重みが出ており、大人な濃厚さが光っている。

◇クリール(480円) ☆×3.8
 構成:マロンバタークリーム+タルト台
 オレンジ花水入りのマロンバタークリームはかなりボソつきが強め、花の香りが直球で強い。
 タルトにもオレンジ花水が使われており、焼きは強くザクザクでみっちりとした硬さ+リッ
 チなバターで香り・香ばしさ・油分が半端なく、全部が強く襲ってくる。
 物凄く水分を奪っていく硬派なタルト、味の芯は後味の抜け方からオレンジのように思う。

◇ショコラフランボワーズ(520円) ☆×3.6
 構成:フランボワーズガナッシュ+ショコラ生地
 ショコラ生地は密度の高いみっちり×香ばしいナッツでザクザクしており反発感が凄い。
 ガナッシュは見た目の濃厚さに反して、口溶けがすっと消える+フランボワーズで味が締め
 られているので軽めになっている、チョコ自体はビターで浮つきは無いが。
 ただ、全体的に見れば圧倒的ショコラ生地の硬派さでしっかりと重さを感じるのが良い。

◇ヌガーグラッセ(900円) ☆×4.4
 味はナッティーという表現が超しっくりくる香ばしいヌガティン・ラムレーズンの芳香な
 洋酒・甘酸っぱい杏等、どれもしっかり立ちながら上手く調和している超ボリューム。
 ヌガーの直球の甘さが最初に襲ってくるため、期待通りの強い甘さ+濃さ=超美味しい。
 ドライフルーツがたっぷり入っているので、味の変化があるのに芯を感じるのが良い。

 ただ、ヌガーグラッセのメレンゲ+生クリーム主体のため全体の粘度が低く、後味の引きは
 軽い特徴もきちんと捉えている。甘いの大好き前提だが、比較的食べやすいように思う。

◇アイスティー(600円) ☆×3.3
 無難というか普通だが、氷が多くないだろうか…

◇カヌレ・ド・ジロンド(210円) ☆×4.0
 蜜蝋によるカリカリな外側と、バターたっぷりのしっとり×もっちりな内側の対比が見事。
 洋酒もバニラも香り方面に生きているが、味は強くないので食べやすいザ・ベーシック。
 前回買うの忘れてしまったがやはり美味しい、沢山買ったがやはり出来立ての味が一番。

◇ジャンボン マスカルポーネ(700円) ☆×3.7
 バジルが強めだが、自家製ハムの反発感と旨み+塩気が強いため強い×強いで調和している。
 マスカルポーネチーズの円やかな酸味と優しい甘さで非常に食べやすいが、食べ応えは高い。

◇フロマージュ ド テット(600円) ☆×3.5
 表記上は豚の頭肉のゼリー寄せだが、ゼリー部分が少なくジューシーで大満足なお肉量。
 オニオンのシャクシャク感・バジルの良い香りがあるので、食べやすいさっぱりさ。

◇その他
 オーボンヴュータン(420円) ☆×4.6
 タルトダムール  (450円) ☆×4.6

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

ケーキは昔のものが癖強めで小ぶり・新しいと一点突破型で大きめだが、どちらも芯があるケーキ。
個性の軸が定まっているので、事前に調べれば合うか合わないかはわかりやすいと思う。

このお店は究極的に言えば、美味しいかの尺度で最早見ていない存在自体が評価すべきお店。
大好きと言いつつも一回の満足度が超高いため再訪ペースが遅すぎる、もう少し頻繁に行きたい。

超久しぶりだったので好きなケーキ以外に手を出さなかったが、やはり方向性が好み過ぎる。
このお店はケーキだけ買うのはは勿体ないので全制覇を目指したい、必ず再訪する。

前回は長さが反省点だったが、今回は初見だとわかり辛い単語が多い気が何となくする。

総合点:4.4→4.5(+0.1) / 以下は2016/05レビュー

分類:オーボンヴュータン
休日の10時ごろに伺いました。

個人的には日本におけるフランス菓子を発展させたお店だと思っている。
ランチは食べた事が無かったので狙って行ってみた。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇オーボンヴュータン(420円) ☆×4.6
 構成:カスタードクリーム+洋なしのコンポート+ポワール酒
 割る前は上部のシャクシャクのカラメルの香りが甘く広がっているが、食べた瞬間に最初にくるの
 はかなり強いお酒と刺激感で、その後甘さが広がってくるので時間差の味の変化が凄い。
 中のカスタードクリームはかなりしっかりと重いのだが、贅沢に入っている瑞々しいコンポートの
 おかげか食べやすい商品なのではないかと錯覚する。
 カラメリゼ部分は苦みが抑え目なので、全体としてはお酒の刺激はあるが甘く纏まっている。

 お酒の効いたケーキはあまり食べないが、これは文句なく美味しいので絶対食べたい。
 色々なお店で自店の名前の付いたケーキがあるが、現時点で私の中ではこれが最高。

◇タルトダムール(450円) ☆×4.6
 構成:木苺クリーム+ピスタチオクリーム+りんご&あんずのカラメリゼ+チョコクリーム
    +タルト台
 上部の2種類のクリーム部分は甘さがあり、冷やすと舌触りは重めだがそこまで味はきつくない。
 木苺は甘酸っぱさ・ピスタチオはコクと後味が良く出ていたのに合わさると優しい味に感じる。
 りんごとあんずはこのケーキの水分の大部分を占めたシャクシャク感が素晴らしく、ここの甘さ
 は強いのだがきちんと酸味も飛んでおらず自然にかなり甘い?という感じ。
 タルト内に入っているチョコクリームは量が少ないながら重く・しっかりと味が主張している。

 タルトはしっとり目だが、これは圧倒的クリームと果物を楽しむケーキで主役ではなく感じる。
 全てに個性があるのに個性を潰さず調和させていて凄い、唯一の難点は凄く運び辛く食べ辛い事。

◇クアルテット(450円) ☆×4.2
 構成:グラサージュショコラ+ミルクムース(バニラ?)+チョコムース(ビター・ミルク)
    +チョコ&ナッツ生地
 ムースの存在感が凄い、今は限界まで繊細→口解け良くという方向が持て囃されているよう感じ
 るがその対極にありながらこの重厚な質感から後味が引く滑らかさに溶けていく特別感は孤高。
 ケーキとしては味が濃いため重い部類のはずなのに、個々の甘さはそこまできついわけでもなく
 塩味によって甘さを上手く引き出している不思議だけど味はベーシックなケーキ。

 名前の通りチョコの四重奏なので構成単体としてみるよりも調和で見た方が美味しく感じる。

◇ラ フランス(600円) ☆×4.1
 構成:チョコムース+フランボワーズチョコソース・ジュレ・ダックワーズ生地
 外側のチョコソースがパリパリ+粘りのある甘いソースながら、酸味もちょこっとある。
 チョコムースはビターのため深みもある、かなり濃厚+やや甘いため揺るぎない芯。
 フランボワーズジュレは酸味+甘さの担当かもしれないがソースとムースに押され気味。
 濃厚系チョコムースケーキのため、フランボワーズの酸味があっても後味は強く残る。

 ここのケーキは食感がしっかりしている部分が殆どのケーキに入っており、その食感のバリエー
 ションが多いため印象が混ざらず強く残りやすい気がする。

◇オペラ(380円) ☆×3.9
 構成:グラサージュショコラ+コーヒーバタークリーム+ガナッシュクリーム+ジョコンド生地
 構成についてよく考えた事無かったが、一般的なこの構成だと思う、多分…
 食べた瞬間に感じるのはバタークリームとシロップのコーヒーの香り、バタークリームは比率も
 比較的高く、全体的には濃厚かつビターな大人向けの味。

 その分チョコ感はやや抑え目でガナッシュ部分はどちらかというと甘さを担っていた。
 シンプルながらある意味手加減をしない構成の濃厚さが楽しめるので、小さいが満足度は高い。

◇ミルフィーユ オー フレーズ(380円) ☆×3.8
 構成:イチゴコンフィチュール+カスタードクリーム+いちご+パイ生地
 パイ部分はよくパリパリというよりザクザク寄りで力強く、香ばしさが他店とは桁違い。
 ここが良く焼かれているため食感は固く、これも結構崩壊しやすいが倒せば何とか切れる。
 カスタードクリームは後味が引く濃さで、粘度がかなり高くバニラは抑え目。

 上部のジャム部分は超激甘で飲み物飲まずに食べるのはきついレベル、当日の甘さ耐性で評価が
 変動するケーキだが、流行りに流されずルセットを忠実に再現する事も大事なのだと思う。

◇ラ モーム(400円) ☆×3.6
 構成:メレンゲ+アプリコットゼリー・クリーム+ビスキュイ
 ローズマリー風味のアプリコットゼリーは甘酸っぱさが良く出て濃厚でかなりの甘さを出してい
 る、ここの部分はしっかりした固さなので、食感の大部分を占めているが切り辛く崩壊しやすい。
 それに対して、アプリコットクリームは甘めの優しい味のため、主張は弱いが口解けは滑らか。
 また、上部の丸いやつは果実ではなくソース。アプリコット尽くしだが形状がそれぞれ違う。

 ビスキュイはオリーブオイルが使われているが言われればそんな感じもする程度で強くは無い。
 上部にあるちょっと焼かれたメレンゲは水分多めで味は殆ど隠れている。

◇ゼフィール(650円) ☆×3.5
 構成:チョコクリーム+チーズケーキ+サブレ
 上部のチョコクリームは通常のクリームとは全く違い、ソースレベルの濃厚さを持ったお酒の強
 いチョコの何かという感じ。食べた瞬間にお酒がくわっとくる。
 下部の蒸しチーズケーキはマスカルポーネとベルジョワーズ(砂糖)を使っているが味は上部に
 比べて弱めだがどちらも癖のある味のため万人向けなにそれ状態。
 サブレはかなり固めのザクザクのためここで大体崩壊する。

 後味の引きが食べた中だとダントツであり、万人受けとか考慮するに値しない位癖が強い。
 好きな人はドハマリするタイプだが、癖が凄くて私の中で芯と出来るキャパを超えている。

◇ディジョネ(900円) ☆×3.7
 構成:カシスのソルベ・ムースグラッセ+洋なしのソルベ
 アントルメグラッセは1時間もたないので私は店内で食べるしかないが、10種類位あって豊富。
 カシスのソルベは凄い濃さ、酸味もばっちり出ているのに強い味のカシスに結構見られる嫌なえ
 ぐみは殆ど出ていない。舌が攻撃されているような濃さ。
 洋なしのソルベは甘い方向性で、こちらは爽やかな味で一応量はカシス:洋なし=1:1位。

 カシスのムースグラッセはどちらかというと優しめの酸味方向で単体だと味は弱いが、特濃部分
 をここで中和しているのでちょっと量少ないかなーと思ったが全体で見ると見事な調和。
 最下層の生地はシャクシャクしていたがこれなんだろう、リオレかと思ったがビスキュイか?

◇ プラ・デュ・ジュール(1,500円) ☆×3.6
 行った日は「静岡産黒豚のスモークソーセージとハムのソテー ポーチドエッグにプチサラダ」
 だった、因みに休日は12時に行っても座れないのでそこら辺は臨機応変にしないといけない。

 スモークソーセージは皮がパリッパリ、スモークは香りが感じられる程度でそこまで深いわけでは
 ないがお肉の味がジューシーなのでこれくらいが美味しいと思う、結構大きい。
 ハムは薄く見えるが、大きい+枚数が多いため思っていたよりも食べ応えのある量。
 こちらもソテーだがそこまで焼きが強いわけではないので、お肉本来の柔らかさが楽しめた。

 ポーチドエッグ+ジャガイモ+レタスも中々の量で、お肉一辺倒ではなく野菜も食べられた。
 パンは焼きたてではないと思うがバリバリ、ただ終盤に凄く固くなるのが難点か。

 正直小さいのかと思っていたらプレート+パンでかなりの量、日によるのかもしれないけど男性で
 も十分満足できるので、逆にイートインでケーキを食べたい方は気を付けた方が良いかも。
 これ目当てで行ったが正直予想よりも美味しかった、「オーボンヴュータンで食べるランチ」とい
 う付加価値ももちろんあるが、次来た時も食べたいと思えた。

◇パイナップルジュース(550円) ☆×3.4
 フルーティーだがディジョネの味が強すぎて若干失敗だったかも、でも美味しかった。
 
◇プティ・フール・セック(小)(2,950円) ☆×3.7
 HPでも買える焼き菓子セット、全体的にケーキと同じく焼きが強いため癖がある。

・ミロワール
 ナッツの香ばしさがかなり主張してくるが、メレンゲ生地なので食感はかなり軽い。
 あんずのナパージュ部分は薄いため酸味は弱め。 

・エピス
 香辛料の香りと香りとやや弱めな刺激感を感じる。
 木苺のジャムは量的にアクセント程度かと思ったが、結構濃いためちゃんと主張してくる。

・ ロッシェ
 かなり甘いメレンゲ生地でフワッフワなためかんだ瞬間に消えてしまう口溶け。

・プレオール
 カラメリゼされているが甘さや苦さはあまり出ていないと思う、どちらかというと香ばしく甘い。
 サクサクしているが、やや薄めに感じる。

・コルネ
 シガレット部分は一般的な商品と異なり特に甘くはない。
 プラリネ部分はやや苦みの効いた大人の味だがやはり甘さも感じる絶妙な味。

・ディスク
 固めでしっかりと焼きあがっている、ホロホロ感は皆無。
 赤スグリのジュレはわずかに酸味があるが、ややマイルド気味に纏められており美味しい。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

個性という名の癖はかなり強烈、だがそれが圧倒的軸と説得力を持っているためここのお店に対して
、あーした方が良いとか好みがどうとかそういう事を考えさせてくれない個人的に稀有なお店。

ケーキが全部出来るのは11時以降だが、下手に遅いと早いものから完売するし10時頃には殆どある。
無ければ出来次第取り置きに追加できるので、ケーキだけなら混む前に行った方が楽。
ケーキの価格は300~600円とばらばらだが、コスパは普通だと思う。

お昼頃特有の問題は混んでいる時間は普通に注文取らず放置されること、ランチ美味しかったしデリ
買おうとしたら忙しいのかショーケース前でかなり放置されて諦めた、次回買えば良いけど。

尾山台はかなり行き辛いが間違いなく再訪する、次回はカヌレ買うの忘れませんように。
キリ番とはいえレビューが長すぎて次回読み返すの大変そう…

  • アシェットデセール
  • ヴェール・アムール
  • サラド・ド・ランティーユ

もっと見る

4位

パティスリー プレジール (西太子堂、若林、三軒茶屋 / ケーキ、カフェ)

10回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥3,000~¥3,999

2021/03訪問 2021/04/05

喜びのお店 19

フレジエがあれば良いと思ったが無かった、営業日含めて情報発信しないので再訪時期を迷う。
焼き菓子の種類がかなり減り、店舗内に冷蔵庫が丸見え+荷物で雑然としておりかなりうーん…

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇タルトタタン(500円) ☆×3.7
 構成:りんご+カスタードクリーム+パイ生地
 りんご部分は火入れが浅く水分が多い、軽く酸味がある程度で取っつきやすいタルトタタン。
 パイ生地はサクサク食感で軽やか。単体だと香ばしいが全体的に見ると香りとコクがしっかり
 とあるカスタードクリームに押され気味。どこもあまり強くは無いので、優等生方向かも。

◇ジャンジャンブル(490円) ☆×3.5
 構成:いちご&マスカルポーネムース+レモンクリーム+ビスキュイ
 いちご味のマスカルポーネムースは優しい味、構成比率がやや低いせいか味が隠れ気味かも。
 レモンクリームは酸味のあるもので滑らかな口溶け、生姜はレモンクリーム内に入っているが
 やや隠れ気味。ビスキュイが生姜シロップでアンビベされており香りをしっかりと感じる。
 全体的に見るとややビスキュイが前に出すぎている、このお店には滑らかさを期待したい。

◇その他
 しぼりたてモンブラン  (590円) ☆×5.0
 シュー・ア・ラ・クレーム(350円) ☆×4.5
 苺のショートケーキ   (500円) ☆×4.0
 ロイヤル        (490円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

FRUCTUSを主力ブランドにしたいのだと思うが、方向性が異なるので代わりには絶対にならない。

個人的にケーキを好きになった理由のお店の一角なので大好きなのだが、味云々では無くお店の
扱いに少し付いていけなくなりつつある。また再訪するが、これ以上変わらないで欲しい。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2020/06レビュー

営業が不安定でHPを更新しなくなってしまったので、再訪タイミングが掴めずかなり久しぶり。
商品種類は生菓子が15種程で焼き菓子がそれなりにある、変わった点はイートインが無くなった。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ショコラ バナーヌ(460円) ☆×3.8
 構成:キャラメルクリーム+バナナ+チョコスポンジ+生クリーム
 チョコスポンジはしっとり×密度のあるもので食べ応えが有る、味は意外と落ち着いた味。
 キャラメルクリームはギリギリほろ苦さを感じる程度、バナナの甘さと濃密さを足すと丁度
 食べやすい範囲になる。全体的に各構成に水分があるので、水分量からも食べやすい範囲。
 このお店は街のケーキ屋だと思っているので、この手の誰もが食べやすいものが多い印象。

◇その他
 しぼりたてモンブラン  (540円) ☆×5.0
 シュー・ア・ラ・クレーム(320円) ☆×4.5
 いちごショートケーキ  (480円) ☆×4.0
 ティラミス       (520円)

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

誤解を恐れずに言えば、捧シェフ~赤間シェフ体制が☆×4.4で現体制は☆×3.8位なので現状の
評価が過去の資産に寄る部分が殆どなのはうーん…少し高望みしすぎなのだろうか。

ただしこのお店は再訪回数TOP5のお店で大好きなのは変わらない、また再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2019/03レビュー

休日のお昼に伺いました。

個人的に大好きなフレジエが出たので再訪、ここのフレジエは最近は結構期間短い印象。
新作がたまに出る程度なのもあり、モンブランとショートケーキ以外を食べたのは久しぶり。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ロイヤル(500円) ☆×3.9
 構成:紅茶ムース+チョコムース+マカダミアナッツ+スポンジ
 紅茶ムースはアールグレイが食べた瞬間から香る、ムースの柔らかさと滑らかさと味の強さ
 の両立が上手い。最近の新作は若干味抑え目感があるが、味の芯が定まったケーキが好き。
 チョコムースは滑らかで甘い、下部のガナッシュで味を濃くする+内部のマカダミアナッツ
 で香ばしさと食感で味変化を付けている=食べていて楽しいケーキは好き。

◇フレーズエイグル(520円) ☆×3.7
 構成:いちごムース+ベリーソース+チーズババロア+スポンジ
 いちごムースは甘目でほんのりの酸味、固まり方はしっかりなので口溶けはややうーん…
 ただ、内部の濃いめのベリーソースを足せば滑らかさが足されるので、調和的には良い感じ。
 チーズババロアは物凄く軽い酸味、コクが抑え目でさらっと流れるのでアクセント程度。
 スポンジがしっかり班オア掴んで甘目、ここで食感を出しているため意外と食べ応えが高い。

◇かさね(500円) ☆×2.9
 構成:抹茶ムース・スポンジ+餡子+黒糖ムース
 抹茶ムースは深みに対して甘さ不足、上部にある抹茶生クリームも甘さが軽すぎる印象。
 餡子は水分が多くてうーん…株の小豆も炊き方が微妙で内部の水分量と味がスカスカ。
 黒糖ムースはじんわりした優しさ+滑らかさも高く好き、ただ上部で飛ばされ気味。
 この組み合わせが事故りやすいことを承知だが、何故か選んで大体失敗する学習しない感。

◇その他
 プレジールモンブラン  (540円) ☆×4.8
 ショートケーキ     (540円) ☆×4.5
 シュー・ア・ラ・クレーム(380円) ☆×4.5
 フレジエ        (620円) ☆×4.3
 はちみつレモン     (480円) ☆×3.7

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

超高得点が基本的に以前の時代商品中心で、以前と比較するともっと美味しいはずという考えが
拭えないのは否定できないが、洋菓子として見ればバランスが良いので高望みではないと思う。

洋菓子系は難しいこと考えないでわかりやすく味が好み!みたいなお店が好き、また再訪する。
休日のお昼に伺いました。

新作買わない内は投稿しないで良いや楽と思っていたが、よく考えたらこのお店モンブラン+
ショートケーキ専用と化しているので、投稿する機会が無い気がして再訪アピアリバイ投稿。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇プレジールモンブラン(540円) ☆×4.8
 構成:マロンクリーム+生クリーム+メレンゲ生地
 マロンクリームは栗そのもののほっくりさが限界まで優しくなった味=通常和栗モンブラン
 は風味や香りを前面に押し出すものが多いように感じるが、ここはあくまでも優しさが軸。
 季節や年のブレが非常に少なく、味わいが安定した個人的には優しさの完成形と感じる味。
 2年以上ぶりに再レビューして、内容的には昔と変わらず美味しいですという内容の無さ。

◇ミルクティー(650円) ☆×3.5

◇その他
 巨峰とシャインマスカットのショートケーキ(540円) ☆×3.9
 フラピス                (500円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

最近はモンブランとショートケーキ以外食べず点数維持だが、他商品を食べずうーん…
昔はあれこれ食べたいと思ったものだが、シェフが変わると仕方ないのだろうか。

総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2018/06レビュー
休日のお昼に伺いました、2回分纏めて。

催事出店の関係上不定期営業のケーキ屋、投稿は久しぶりだがこの間催事では食べていた。
普通のケーキが普通に美味しい街のケーキ屋、味や技術は『安定した普通』なのが評価ポイント。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇ショートケーキ(540円) ☆×4.4
 構成:いちご+生クリーム+スポンジ
 エクレールフレーズを先に食べており、正直いちごに期待していなかったが(多分されていない
 が)マリネレベルのいちごのジューシーさ+生クリームの軽いコクのベストマッチが最高。
 甘いスポンジにはシロップが打たれており、しっとりながら柔らかさもしっかり感じられ至高。
 元々大好きだが今回は今までに無く美味しかった、値段上がった分変わったのだろうか?

◇サヴァランサングリア(540円) ☆×3.6
 構成:生クリーム+オレンジジュレ+ベリーコンフィチュール+ババ生地
 赤ワインの深みのある芳香さとオレンジリキュールのさっぱりさが、ギリ喧嘩寸前で纏まる。
 生クリームのトロトロとベリーコンフィチュールで滑らか食感+ババ生地でしっかり食感。
 全体的に構成が個々で力強いので纏まりは怪しいものの、力強いサヴァランとしては〇。
 お酒は強めと言われたが、一般的?な位+お酒を直に阻害するシナモンのバランスは微妙。

◇エクレールフレーズ(450円) ☆×3.5
 構成:シュー生地+生クリーム+いちご・ジュレ+カスタードクリーム
 生クリームはほんのりジャスミンの香り、滑らかな口溶けで消えるので香りは若干わかり辛い。
 いちごは水っぽさと酸味で状態はうーん…ジュレと併せても、味の芯としては状態がイマイチ。
 程よくサクサクしたシュー生地と、さっぱりなカスタードクリームは食べやすく美味しい。
 全体的に穏やかな統一感を持っているが、いちごの状態が良ければもっと美味しかった気が。

◇デヴェール(513円) ☆×3.4
 構成:抹茶ムース・スポンジ+チョコムース+あんこ
 抹茶ムースは滑らかで力強さは抑え目、苦みや味のインパクトが無いので味の芯が不在気味。
 チョコムースは穏やか=ここが甘さや深さが無いので食べやすいが、やや調和が弱く感じる。
 和素材?として柚子の香りとあんこの塩気と甘さが足されるが、この部分は構成比率低めなので
 アクセント程度。割と事故りやすい組み合わせだが無難に纏めた感、ただ凡庸気味かも。

◇アールグレイ(600円) ☆×3.5

◇その他
 しぼりたてモンブラン(540円) ☆×4.7

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

久しぶりに店舗に再訪したが、ケーキの種類は10種程度とかなり寂しい品揃え。
催事メインのため種類を作らないのかもだが、ケーキ屋はやはり種類があってこそだと思う。

モンブランとショートケーキがある限りは再訪するが、そろそろ新商品で☆×4.0以上が欲しい。

総合点:4.1→4.0(-0.1) / 以下は2017/07レビュー
休日のお昼に伺いました。

三軒茶屋駅からは離れているが、渋谷駅から渋51のバスだと店舗そばに停まるので夏はオススメ。
営業はほぼ週末のみの減速運転中だが、立地からか並んだりはせずお客さんが流れていく感じ。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇マンゴーショート(450円) ☆×4.0
 構成:マンゴー+生クリーム+スポンジ
 柔らかいマンゴーは自然な甘み、マンゴーが一強では無くすべての構成と調和して相乗効果的に
 美味しくなる調和はいつもながら上手い、全体的に優しい味のショートケーキであり王道。
 柔らかく甘いスポンジと、さっぱりながらきちんとコクを感じる生クリームで食感も軽め。
 どのフルーツを使っても変わらない美味しさ、やはりここのショートケーキが好き。

◇スリジェ(500円) ☆×3.7
 構成:ピスタチオクリーム+チェリームース+ベリーコンポート+紅茶ムース+シャルロット生地
 ふわっとしたモレロチェリームースとベリーコンポートで甘酸っぱさを担当だが優しい範囲。
 紅茶ムースもふんわりでこちらは単体だと強めの紅茶味だが、全体としては構成比率で勝るベリ
 ーと調和する際に優しい範囲まで落とし込まれる、味・食感共に優しい統一感があり。
 ふわふわの生地にもベリーが入っているためベリーメイン、誰もが食べやすい万人向けの味。

◇その他
 プレジールモンブラン(540円) ☆×4.8
 アールグレイ    (600円) ☆×3.5

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

若い方中心でやっているが、『街場のケーキ屋』に求められている事を上手く打ち返してくれる。
普通のケーキが『普通に美味しい』ので、他店で沢山食べると戻ってきたくなる安心感のある味。

コスパの高さは若干落ちたがケーキ関係は高騰しているし、今でも都内屈指でコスパは高い。
久しぶりに店舗でイートインできて満足、他にも食べたい商品があるのでまた再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2017/03レビュー

分類:洋菓子
平日に催事で伺いました。

新宿高島屋の「美味コレクション」にて年単位の久しぶりでデセールが出たので行った。
店舗は休日のみ営業のため比較的催事の方が行きやすい、今回テイクアウトはモンブランのみ。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇洋栗と旬の柑橘を使ったミルフィーユ(1,280円) ☆×3.4
 構成:パイ生地+マロンペースト+ナッツと栗のアイス+柑橘ジュレ
 パイ生地はサクサク、昔ながらの纏まったタイプだが軽やかなパリパリで食べやすい。
 モンテリマールを思わせるアイスは直球の甘さ、こちらの栗・ナッツは香り方面で立っていた。
 マロンペーストは粒子を感じさせる洋栗の直球の濃さ・甘さで意外にもここが一強で味の芯。
 柑橘ジュレは優しい酸味であくまでも調整役、あまり前面に出ておらずやや印象が薄い。

 アイス部分はピスタチオの濃さと柑橘のさっぱりさの対比だと思うが、温度管理がひっかかる。
 アイスは出された瞬間から溶けだしており柑橘は常温、催事なので難しい部分があるかもだが…
 ドリンクはセットのジャスミンティーを選んだがよく合っていた、お値段は手ごろだと思う。

◇その他
 プレジールモンブラン(540円) ☆×4.7

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

正直に言えばデセールについては期待する方向性では無いのもあり個人的にはうーん…
ただ、作りたてのモンブランは大変美味しいのでそれだけでも行く価値は十分にある。

毎月から脱落してしまったがこれからも再訪する、久しぶりに店舗にも行きたいが次も催事予定。

分類:洋菓子
総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2017/02レビュー
平日に催事に伺いました。

限定タルトが食べたかったのだが都合が付けられず食べられず、残念。
お休みだったフレジエが出たが初日はHPでは紹介されず、催事限定に釣られて行って良かった。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇『紅ほっぺ』フレジエ(720円) ☆×4.5
 構成:イチゴジャム+クレーム・ムースリーヌ+フィナンシェ生地+いちご
 記憶が正しければ約1年弱ぶりに食べられた個人的No,1フレジエの片割れ、やはり美味しい。
 ピスタチオ味のフィナンシェ生地がかなり密度が高い上に濃い、がっつりピスタチオ味が来るので
 クレーム・ムースリーヌと共に強めな味の芯になっている。以前より激しめに感じた。
 クレーム・ムースリーヌはキルシュが爽やかに香るバータークリーム多めのもの、口溶けが◎。

 いちごはジューシーでちゃんと甘いのだが、その中にも自然な酸味をしっかり感じる。
 このフレジエ自体は濃いが甘さはあまり強くないので、個人的にはいつもの方が美味しいかな。

◇『紅ほっぺ』ショートケーキ(675円) ☆×4.3
 構成:生クリーム+スポンジ+いちご
 軽めの生クリームはかなり甘さが強め、いちごが甘酸っぱいためベストマッチ感が凄い。
 瑞々しいいちごのジューシーさと、いつもより少し強めの生クリームでお互い引き立てている。
 スポンジの優しい柔らかさとフワフワ加減はいつも通り良い感じ、ただクリームといちごが主役。
 値上げしていつもより小さい上に外資並の値段、だがこちらはいつもより美味しいので満足。

◇いちごサバラン(540円) ☆×3.7
 構成:生クリーム+カスタードクリーム+ピスタチオムース+ブリオッシュ生地+シロップ&洋酒
 生クリームとカスタードクリームはどちらも量は少な目ながら優しく円やか、外からは見えない
 ピスタチオムース(クリームだったかも?)が以外にもアクセントとコクで合っている。
 ブリオッシュ生地はシロップ&洋酒でひたひた、生地が弱くなるギリギリ位なのでやや生地は弱い。
 お酒はそんなに強くないししっかり甘いので、万人向けのサバランなのではないかと思う。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

今回は三越紹介農家の苺らしいがショートケーキ540円→675円でフレジエ550円→720円。
ショートケーキは値上がりをペイ出来ていたと思うが、コスパも重視しているので固定化は不安。

一応東京×ケーキでは9位なのに月刊私のプレジールになっているが、好みのケーキ屋を低評価され
る悲しみが無いのでこれはこれで…催事出店場所が行きやすくて沢山買えて嬉しい。

地味にマイナスに見える事書いているが、このお店が名店且つこれからも必ず通うお店なのは盤石。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2017/01レビュー
平日の18時ごろに催事にて利用しました。
ついに催事が全て食べた事のある商品のみに…全て過去にレビューしているので割愛。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇プレジールモンブラン(540円) ☆×4.7
◇アナナスオランジェ (513円) ☆×4.3
◇フラピス      (513円) ☆×3.9

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

味の記載のないレビューに意味はない気もするのだが…備忘録なので記載+重複分の写真も投稿。
バレンタインあたりに新商品が出るらしいので、新商品が溜まってきたら店舗に再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2016/12レビュー
再開日の12時ごろに伺いました。

永らく休業していたが限定的ではあるが営業再開した、暫くは土日にやる変則営業のよう。
商品は旧作と新作が半々位、お客さんも常時いる感じだったが近所の方が多めに見えた。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇アナナスオランジェ(520円) ☆×4.3
 構成:オレンジムース+パイナップル+チョコ+スポンジ生地
 オレンジムースは軽めの甘さ先行ながらすっきりとした優しい爽やかさ、口溶けもよく◎。
 パイナップルもほぼ酸味が感じられないレベルでかなり甘い+チョコも優しい甘さ。
 スポンジ生地はピスタチオ味だが癖はほぼ感じず、どちらかと言うと食感や纏めの部分かも。

 尖った主張ではなく全体が非常にわかりやすい甘さ・味、新作ではあるが優しい食べやすさ
 =万人向けのケーキが優れたこのお店の良さが直球で感じられた。

◇いちごショート(450円) ☆×4.0
 構成:いちご+生クリーム+スポンジ
 このショートケーキはバランスが非常に上手い、果実の味が芯+他構成で引き立てている。
 生クリームはきちんと味のコク・軽いが甘さは出ているので、激軽の生クリームでは無い。
 スポンジもしっとりフワフワで全体的に食感+味が後引く感じが殆どない。
 ベーシックなショートケーキそのものであり、ある意味驚きは無いド安定感。

◇ティラミス(400円) ☆×3.9
 構成:コーヒームース+バニラムース?+生クリーム+スポンジ
 コーヒームースのビターさ+ほろ苦さがきっちり出ている、大人向けだが食べやすい。
 生クリームは軽い+即溶けてしまうので、ここでケーキ全体における軽さを出している。
 スポンジはやや粗めだがふんわりで良い感じに食感が出ている、生地がしっとりしておらず
 個人的に駄目な商品が多いと感じるティラミスでべちゃついた感じが一切なかったのは〇。

◇はちみつレモン(480円) ☆×3.7
 構成:チーズムース+レモンコンフィチュール+はちみつソース+スポンジ+サブレ
 レモンコンフィチュールの爽やかさと瞬間的にはわかりにくいはちみつソースの円やかさで
 誰もがイメージできるような丁度良い酸味・甘さのバランスになっている。
 構成比率が高いチーズムースは優しく、あまり癖が無いため味の芯は「はちみつレモン」。
 サブレがホワイトチョコでコーティングされておりサクサク感が楽しめて食感的にも〇。

◇タルトタタン(500円) ☆×3.6
 構成:りんご+カスタードクリーム+パイ生地
 りんごはかなりしっかりと煮込まれておりほぼペースト状、甘さではなく大人な深み担当。
 パイ生地の中は全てカスタードクリームになっており、粘りのあるがすっきりとした味でほろ
 苦く煮詰められたりんごを軽く感じさせる点でよく合っていたように思う。
 パイが軽めのサクサクでここもりんごを軽くしているが、全体的にはやはりやや大人向けかも。

◇ショコラフランボワーズ(540円) ☆×3.5
 構成:グラサージュ+チョコビスキュイ+ガナッシュ
 チョコビスキュイはやや見た目よりも軽い+味は優しい範囲、やや比率が高いためクリームが
 不足していたよう感じたがビスキュイ自体がしっとりしていたので水分不足感は無かった。
 ガナッシュはフランボワーズ味だが甘酸っぱいまでいかず、ややビター位のチョコ味が優勢。
 見た目的に濃厚チョコケーキに見えるが、普通の濃さ・甘さのベーシックなチョコケーキ。

◇その他
 プレジールモンブラン(540円) ☆×4.6
 フラピス      (500円) ☆×4.0
 アールグレイエラブル(450円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

旧作は美味しさそのまま、新作はケーキの組み立ては普通寄りになったものの丁寧で満足。
個人的に好きだった商品が生き残るのかかなり心配ではあるが、再開日に行けて安心した。

ブログでも書いているように「町場のケーキ屋」を期待して行けば外さないバランスのいいお店。
休業前より若干値上げしたがコスパが「最高」→「かなり良い」位なので嬉しい価格帯。

正直移転すると思っていたので、活動範囲から行き辛いもののここで続けてくれるみたいで安心。
大好きなお店なので再開は素直に嬉しい、掲載保留解除も自らした()ので来年も再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2016/09催事レビュー


平日の18時すぎに伺いました。

新宿高島屋の「美味コレクション」にまた出ていたので催事4回目に行きました。
前回もそうだったがイートインスペースもあって、作りたてが食べられるのは非常に良い。

―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――

◇巨峰とシャインマスカットのショートケーキ(500円) ☆×3.9
 構成比率は圧倒的に生クリーム>>スポンジの催事ショートケーキの第三段。
 生クリームはコクはきちんとあるのに甘さは控えめなのでするする食べられる、ただ軽くはない。
 今回の果物はぶどう系だがこれまた瑞々しくしっかりとした果物本来の甘さを感じる。
 果実の甘さを殺さず引き立てるショートケーキは多いが、これはその中でもかなり上位だと思う。

◇その他
 プレジールモンブラン(500円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――

今度こそ今催事で出ている系は全部食べたので一段落だろうと思っていたら、新作出ていた…
というか休業しているので種類作れないのはわかるけど、いい加減ムース系が食べたい。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2016/08催事レビュー


平日の18時すぎに伺いました。

西武池袋で催事をやっていたので行ってみた、アイスは初みたいだが今後に期待できる部分。

―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――

◇メロンのショートケーキ(500円) ☆×3.9
 果実の甘さを軸としているため優しい味、生クリームは単体で見ると口溶け滑らかだが甘さは殆ど
 ないが全体としてみると上手く優しい甘さになっていてバランス感覚が上手い。
 しっとりフワフワのスポンジは繊細な生地でメロンの果実+生クリームと合わせると溶けるよう。
 メロンもしっかり瑞々しく甘さがあり、やはり普通のショートケーキのその先なお味が楽しめる。

◇アルフォンソマンゴープリン(370円) ☆×3.6
 2種類入った圧倒的なマンゴーの存在感、適度な果実の繊維とかなりの甘さによって果実感が抜群。
 使われているのはアップルマンゴーとアルフォンソマンゴーだが味を識別できるスキルは無い…
 アロエやココナッツも入っているがこちらは食感を担当するようなサブで、全体的にプリンの滑ら
 かさもあって夏らしい瑞々しい食感・味になっている。

◇ミックスソフト(450円) ☆×3.9
 ミルク部分は結構濃厚で良い意味での乳臭さを感じる味、ただこの手の物凄い後味の引きは抑え目
 で濃いけど割と重く感じずすっきり食べられたのが良かったと思う。
 イチゴ単体だと酸味もきっちり出てイチゴそのものを楽しむことは出来るがやや味の方向性が尖っ
 ていたが、ミックスにした事により良い具合に調和されていて良かったと思う。

◇その他
 プレジールモンブラン(500円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――

催事に行くのは3回目で売り物はほぼ食べたが、ぶどうのショートケーキも食べたい。
催事の方が実店舗より行きやすくて再訪ペース早めで月刊botと化している気がする。
このレベルなら好きなレビュワーも沢山いると思っていたのに全く催事のレビューが無くてうーん…

1年位休むのかなと思っていたがやっぱり超お気に入りケーキは催事に出てこず悲しいのが本音。
でも久々に作りたてモンブランが食べられて嬉しい、良いモンブラン季節のスタートになった。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2016/07催事レビュー


平日の18時すぎに伺いました。

マパテで催事をするであろう時に行こうと思っていたが、マルイ中野店でやっていたので行った。
着いた時点でケーキはほぼ無し+前の方にショートケーキを買い占められて悔しい思いをした。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇日川白鳳のムースジュレ(621円) ☆×3.7
 構成:白ワインジュレ+ジャスミンババロア+赤桃のムース
 白ワインのジュレはお酒が効いているが、これが寧ろ桃の甘さをキリッと引き立てる良い塩梅。
 桃自体の甘さと瑞々しさを上手く閉じ込めて、増幅しているため桃の味ははっきりしている。

 ジャスミンババロアの豊かなミルキーさが食べた瞬間の重さにつながっており、ここの部分もしっ
 かりと存在感を発揮している。さっぱり目スイーツなのでやや少なめだが、美味しい。
 赤桃のムースは水分多目+味は穏やかなので他部分を調和させて丸くさせているよう感じた。
 こちらには野イチゴのコンポートが入っており最初イチゴのムースかと錯覚した。

 これ以外にもあった他の2種類のゼリー系も買えばよかったと後悔した。

◇ヴェリーヌモンブラン(540円) ☆×3.7
 構成:マロンペースト+ババロア+栗+メレンゲ(別添え)
 以前は入っていなかった栗そのものが入ったため栗の味自体は強くなったと思う、ただマロンペー
 ストの量は以前より減っていると思うしペーストの優しい柔らかさと味は抑え気味だった。
 生クリームは変わらず甘く味もしっかりなのに全くしつこく無く、構成比率が高くても食べやすい。

 最下層に以前は無かったババロアが入っていて、ヴェリーヌと考えればミルクの甘さが主張してい
 て良いとは思うがモンブランと考えると?となる。
 ただ、ヴェリーヌにした事により視覚的も含めて味の変化は楽しめるし、別添えのメレンゲはサク
 サク感が上がっていて寧ろ良くなった部分もきちんと感じられた。

 引っ掛かりはあるものの現状でも美味しいし、催事はスペース取れないので絞りたてでないのは
 仕方ないと思う。ただ、元々が美味しすぎたので店舗が再開したら元に戻して欲しい。

◇フロマージュキュイ(405円) ☆×3.5
 買う際にこれは甘くないですと説明してくれる親切仕様のクリームチーズケーキ。
 確かにクリームチーズのコクは出ているのだが、甘さはあまり主張していない優しい味。
 買う際に説明されたブラックペッパーと塩味については、味の引き締めや甘さの増幅に上手く使わ
 れており前面に出ているわけではないがしっかり感じた。
 朝食に出来そうなケーキで面白い寄り、というかキッシュとかも美味しく作れそうと思った。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

今までは超有名店だがトライベッカ(親会社)の関与が少な目だったイメージがあったが、休業後の
売り物や催事の形式を見るとかなり意向が反映しているような気がして良い方向に進むのか若干心配。

否定的な文章に見える部分もあるがこのお店は名店だと信じているので、再開を楽しみにしている。
平日なので控えめにしたが消化不良気味なので、次の西武池袋にも行かねば(義務感)

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2016/04催事レビュー


新宿高島屋の「春の美味コレクション」で何故か新作が出ていたので平日の夜に伺いました。

最初に行った日は各日限定200個の両モンブランは普通に複数買えたが、後日テレビ放映日に夜行っ
たら行列→限定個数で列切られており1回しか食べられなかった、テレビ凄い。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇熊本阿蘇産モンブラン(567円) ☆×3.7
 構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ生地
 いつものモンブランと栗の産地・マロンペーストが細めな点が異なる新作だが、量・構成は一緒。
 マロンペーストの栗味がいつもより強く、後味の引きがかなり異なっていた。
 ただし、ペースト自体の繋ぎはやや緩いため食感はしつこくは感じなかった。
 凄く適当に言うと甘栗をやや軽くしたような、どちらかというと香ばしい味に感じた。
 個人的にはいつものさっぱりしたモンブランの方が好みだが、これはこれで美味しい。

◇今まで食べた商品等
 モンブラン

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

店舗と同じく注文してから作ってくれたが、やはり店舗で作りたてが一番美味しい気がする。
モンブランについては特に味は変わっていなかったので、取りあえず安心した。

多分今後も催事に出そうだが、他の商品もまた食べられるのだろうか?

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2016/3訪問時レビュー

休日の10時すぎに伺いました。

残念ながら3月末で休業との事だったので最後に買いに行きました。
シューアラクレーム・モンブラン・アールグレイはイートイン、残りはテイクアウトしました。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇さくら(480円) ☆×4.6
 構成:ピスタチオクリーム・ムース+さくらムース+ベリージュレ+ビスキュイ
 ベリージュレの甘酸っぱさとさくらムースのちょっと塩っぽい優しい甘さが合わさって絶妙な調和。
 全体的に軽くて優しい味だがきちんとさくらの味が芯になっている。
 ピスタチオクリーム・ムースはどちらかというと、食感の滑らかさと後味に対して主張していた。
 構成だけ見るとよくあるケーキだけど味の纏まりが半端なく凄い、他店で食べた事無いレベル。

◇ショコラバナーヌ(450円) ☆×4.3
 構成:チョコビスキュイ+キャラメルクリーム+バナナ
 クリームが濃厚なキャラメル×バナナ、少しバナナ感が負け気味かなと思ったが凄く美味しい。
 クリーム部分のキャラメルの苦さ+チョコビスキュイ部分も苦み>甘さなため、大人向けに見える
 が構成が非常にシンプルで万人向けだと思う、このお店は本当にシンプルイズベスト。
 個々で見ると甘くないと感じるが、全体としてみるとバナナの香りも味も立っていて甘く感じる。

◇マイヤーレモン(480円) ☆×3.7
 構成:レモンコンフィ+カスタードクリーム+レモンクリーム+パイ生地
 パイ生地はかなり薄めで下部分はマイヤーレモンのアパレイユがぎっしり詰まっている。
 また、クリームの量もレモン>カスタードなためシンプルにレモンの酸味が主張している。
 後味も含め酸味が強いため爽やかでありながら味の主張が濃いのに、食感は非常に柔らかい。
 早い話レモンのシブーストだが、これは酸っぱい物苦手な人にはちょっときついと思う。

◇フロマージュクリュ(480円) ☆×3.6
 構成:ベリー味レアチーズ・ジュレ+紅茶クリーム+ビスキュイ+スパイスクッキー
 最下層にあるスパイスクッキーによってかなり香ばしくなっているやや変わり種。
 上部のベリーレアチーズ部分の味は主張しているが、口どけは柔らかくなっている。
 紅茶クリームが上記2つにやや負け気味で味がよくわからなかったが、このお店にしてはやや味の
 要素が多いため、あまり主張しない塩梅を狙っているのだろうか。

◇シューアラクレーム(250円) ☆×3.5
 シュー生地は砂糖とナッツがかかったザクザクした固めのシュー生地。
 水分多めのカスタードクリームは卵感が強いため、バニラと甘さは弱めに感じた。
 大きさは通常サイズだが中のカスタードクリームがたっぷりなので見た目以上に満足感があった。
 『茨城県産元気玉を使った~』と自分のメモにあったが、こんな名前の卵あるのだろうか…

◇焼菓子特大詰合せ(5,000円) ☆×3.6
 時間が押していたので詰合せを買ったが、バラで買った方が安いかも。賞味期限は2週間ほど。
 マドレーヌ ショコラとダッコワーズ キャラメル以外は全て2つ、前述2つのみ1つの20個入り。

・ノワゼット シトロン
 ヘーゼルナッツ味が濃いが、抑えとしてレモンピールが結構入っており食感も良くなっている。
 バターの甘さを中々感じる、やや生地が他と違うと思ったらトライベッカ製造だった、好み。

・ケーク オ マロン
 マロンの自然な甘さが美味しいが、全体としてみれば甘さ控えめだと思う。
 生地はしっとりだがボソつきも感じた、洋酒がやや強めだが食べやすいと思う。

・ショコラ フィグ
 中に無花果が贅沢に入っているためチョコというより無花果感が強い。
 洋酒もやや使われているが弱め、いわゆる正統派「フィグ(ケーキ)」とちょっと違う味。

・ケーク ピスターシュ
 これもピスタチオ味は言われればするがあまり強くなく、やや物足りなく感じる。
 寧ろ少ないが中に入っている漬けてあるグランベリーの味の主張の方が強く感じた。

・ケーク オ キャラメル
 キャラメル味は言われればするがあまり深くはない、どちらかというと甘い。
 深くてちょっぴり苦めなキャラメルが好きな人だとうーん…となるような気がする味。

・ケーク オ フリュイ
 洋酒の味は強めだが、味自体は甘く纏まっているので特にきつくは感じない。
 果物は結構多めに入っているため満足度は中々のもの。

・フィナンシェ
 バターと生地の卵感が強いためあまり砂糖の甘さという感じは無い。
 外側のみ水分少ない+それ以外はしっとりしており、生地自体はしっかりとしている。

・フィナンシェ アールグレイ
 アールグレイの紅茶感は強め、きちんと味・香りを主張してくる。
 ただし、フィナンシェで感じたバター感は残っていたが卵感はかなり減退していた。

・マドレーヌ
 これはしっとりめではなく、比較的生地がふかふかしている。
 微量にレモンが入っているからか、バターとはちみつの甘さが自然な範囲に上手く纏まっている。

・マドレーヌ ショコラ
 チョコ味でしょと思っていたら結構オレンジの風味がきいているココア×オレンジ。
 どちらかというとオレンジ風味が前に来ていたがこれはこれで美味しいので良いや。

・ダッコワーズ キャラメル
 独特の柔らかさを持ったメレンゲはいつ食べても不思議な食感。
 キャラメル味は弱く、なんちゃってキャラメルの甘さ・味だが焼き菓子なので気にならなかった。

◇ディアマン ショコラ    (500円) ☆×3.7
 クッキーの賞味期限も2週間ほど、バターがよくきいているチョコというより甘いカカオの味。
 食感は柔らかい部分はきちんと残しつつも、ケーキ屋のクッキーとしてはしっかり目だと思う。

◇ディアマン フイユドミュール(500円) ☆×3.8
 フイユドミュールを食べた際に感じた抹茶みたいな感じはやや弱く、どちらかというと味を弱
 めていたミルキーな部分がよく主張されていたように感じた、優しい味。

◇アールグレイ(600円) ☆×3.5
 ポットで出るのが嬉しい。

◇今まで食べた商品等
 フレジエ
 モンブラン
 フイユドミュール

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

休業に関してはこのお店は色々考えれば再開すると思うので、あまり悲観はしていない。
再開したら必ず行くので今のレベルを維持してから再開してほしい。

ただ、個人的にこのレベルのパティシエが都外に出て買えなくなってしまう事は物凄く残念。
赤間シェフの新店舗は福島の予定とかなり遠いけど、いつか行けたらいいな。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2016/2訪問時レビュー

休日の12時過ぎに伺いました。
駅から10分以上歩く上、周りにお洒落店が存在しない結構謎な立地。

モンブランはイートインしようと思ったが、昼食に結構辛いカレーを食べてしまったので、やむなく
イートインは断念してお持ち帰りのみに。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇フレジエ(550円) ☆×4.7
 構成:シロップ+フィナンシェ生地(ピスタチオ味)+バタークリーム+いちご
 フィナンシェ生地は薄いがしっかりとしているため、ピスタチオの味とスポンジ生地には出せない
 抜群のもちっとした食感を出してくる。
 バタークリームはバニラが香る濃厚でたっぷりあるが、甘さは控えめのため全く重くない。
 この部分は最初カスタードクリームかと勘違いしたほど滑らかなので、フィナンシェ生地の食感を
 芯としてしっかり楽しめる。
 
 以前とクリームといい、生地といい、変わりすぎてほぼ別物な気もするけど、このレベルを維持で
 きるのは凄い。ここのフレジエが現時点で1番好き、とにかく美味しい以外言う事ない。

◇モンブラン(490円) ☆×4.6
 構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ生地
 注文してから作ってくれるが、食べるまでの時間を聞かれるのでイートインの方が絶対に良い。
 滑らかなマロンペーストは少な目かつ甘さは弱いが、和栗の上品な味を優しく主張してくる。
 生クリームは和三盆入りのクレームシャンティーで、量多めかつここは濃厚で甘いのだが、まった
 くしつこくないクリームで食べやすい。

 メレンゲ生地は物凄く軽いサクサクで、通常のメレンゲ生地は食感があまり好きじゃないのだが、
 全体としてとにかく軽く統一されているこのケーキにはこのメレンゲが物凄いしっくりきた。
 味はしっかりしていながらも上品な方向性で、いつもだったらもっとマロンペーストが欲しいとか
 個人的な好みみたいな事を書く気がするが、これに関してはこの量こそがベスト。

◇フラピス(470円) ☆×4.0
 構成:グラサージュ(フランボワーズ味シロップ)+ピスタチオムース+フランボワーズムース
    +チョコレート+チョコレートビスキュイ(チョコ味スポンジ)
 グラサージュ部分が濃厚なシロップのため、このケーキは他のものよりも味がはっきりしていた。
 ムース自体はフワフワタイプでなくきちんと固まっており、味が主張してくるタイプ。
 このケーキフランボワーズとピスタチオどちらも主役なので、結構濃い。

 中に板のチョコレートが入っているため、食べながらパキっと折る感覚が中々新鮮。
 構成だけ見ると、よくありそうなケーキだけどこの纏まりはやっぱり中々存在しない。

◇フイユドミュール(460円) ☆×3.9
 構成:桑の葉ムース+フランボワーズ?ムース+カシスコンフィチュール+フィヤンティーヌ
    +スポンジ生地 
 桑の葉ムースと聞いたとき最初はえっ、草っぽい味がするのか…と思ったが、イメージ的には抹茶
 を甘く、味の深みと苦みを軽くした感じ。変な癖もないし抹茶だよと言われたら絶対騙される。
 桑の葉ムースの味が優しいため、下のベリー部分の酸味をちょうど調和して味を丸くしている。

 ただムース部分はフランボワーズなのかカシスなのかよくわからなかった…
 また、チョコのフィアンティーヌのサクサク具合が良いアクセントとして食感もばっちり。

◇タルト フレーズ(500円) ☆×3.7
 構成:タルト台(ピスタチオ味)+カスタードクリーム+生クリーム+イチゴ
 以前はマスカルポーネクリームだったようだが今はカスタードクリームだと思う。
 タルト生地はザクザクタイプでバターがきいているが、薄めのため味を支配するまではいかない。
 ただ、ピスタチオ味と合わさりタルト台がしっかりとした芯になっている。

 上部ではやはりカスタードクリームの滑らかさと口どけが良いが、いかんせん量は少ないのでカス
 タードクリームをたっぷり感じたいなら他のケーキの方が良いかもしれない。
 個々の部分はしっかりしていながら、タルト台以外の量が少ないため優しい味に調和している。

◇お土産
 フレジエ(550円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

駅から遠いとはいえ、都内でこの味でこの値段は信じがたいコスパだと思う。
繊細な方向性のケーキが好みで、コスパを重視する人なら行く価値はあると思う。

ただ、強烈な個性や驚きで押してくるお店ではないのでそれに期待すると肩透かしを食らうと思う。
ここはケーキの纏め方や調和が物凄く上手いお店であり、通常ケーキの延長線上にあるので『普通』
と判断する方もきっといるのだろうなーとは思う。

フレジエやフイユドミュール等赤間シェフの独自色を感じられる部分もかなり美味しかったので、こ
れからどんどん独自色を出してくれれば点数云々ではなく、唯一無二のお店になると思う。

通常はこんなおいしいお店が近所にあったらいいなーと思うが、このお店は近所にあったら他店に行
く意味を見つけられなくなりそうで近くになくて良かった…
男性1人でも行きやすいし絶対に再訪する。

  • タルトタタン
  • ジャンジャンブル
  • しぼりたてモンブラン

もっと見る

5位

レピキュリアン (吉祥寺、井の頭公園 / ケーキ、カフェ)

42回

  • 夜の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999

2022/12訪問 2023/01/26

美食家のお店 48・49

2022年クリスマスケーキ、今年は固定店片割れがあまりそそられずかなり久々の1店舗のみ。
予約は非常に大変+当日購入は混雑時間は物凄い待つが、時間帯を選べば買いやすい時もある。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ミルフィーユNoel(6,048円) ☆×5.0
 構成:パイ生地+クレームムースリーヌ+フランボワーズ+生クリーム
 正直通常ミルフィーユを切らない状態+αなのでいつも通りではあるが、以前は極稀に出て
 いたミルフィーユアントルメが(人気で個数制限の現状)今後出るとは思えないので超貴重。
 味はいつも通りクレームムースリーヌの豊かさが最強、こちらは一度に食べると流石に重い
 がレピキュリアンの代名詞と言えるケーキなので、クリスマスパーティー用途として最強。

◇サブレパリジャン(669円) ☆×3.8
 軽いサクサクの食感と解けるホロホロの食感が両立している、焼きはあまり強くはなく厚い。
 美味しいが、クッキーはやや優等生に纏まっているので生菓子程圧倒的に強くはない印象。

◇サブレ(702円) ☆×3.7
 軽やかなサクサクさとココアパウダーの安定の味は美味しいが、1枚がやや薄いので満足感
 はやや弱いかもしれない。このお店のクッキーは良い意味で優等生なのでやや大人しい感。

◇その他
 ビスキュイフレーズ(7,884円) ☆×5.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

いつも通りクリスマスケーキ優勝なのだが、ホールケーキが頼めなくなってしまった今ビスキ
ュイフレーズが年1でしか食べられないかと思うと辛い。個性的なので代用店が皆無。

やはりクリスマスケーキはここに限る。来年も買うが競争率がこれ以上高くならないよう祈る
+通常時ですら大行列化して難易度がかなり上がってしまっているのが非常に不安ではある。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2022/07レビュー
夏ケーキに切り替わり始めたようなので再訪、季節物は大体3~4種類位だが割と毎年変わる。
TVに出た後は半年程行列が酷くなるのでお決まりだが、やはりかなり並ぶので非常に厳しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇シャルロットポワール(2,910円) ☆×4.0
 構成:洋梨+白桃&フランボワーズ+バニラババロア+ビスキュイ
 バニラババロアはふんわりとした口当たりで優しい味、ビスキュイはシロップがアンビベさ
 れているのかひたひただが甘さは強くはない。季節での強さの使い分けは本当に上手い。
 ビスキュイの甘さはあるが、内部の洋梨+上部の白桃&フランボワーズとアントルメ特有の
 フルーツの多さ=水分の多さで流す。フルーツ系のアントルメは軽くて美味しくて大好き。

◇ピニャコラーダ(561円) ☆×4.3
 構成:パイナップルジュレ+キャラメルクリーム+ココナッツムース
 レビューが正しければ5年ぶりの超久々、キャラメルクリームが甘さ担当だが以前より軽い。
 パイナップルジュレは適度な甘さとさっぱり感、滑らかさと甘すぎず夏らしい軽さが最高。
 ココナッツムースは滑らかで水分が多い、わかりやすい甘さと香りでシンプルに美味しい。
 
◇セシル(561円) ☆×3.8
 構成:白桃+生クリーム+バニラババロア
 生クリームは水分が多く滑らか、ヴェリーヌ系は上部のフルーツの水分で流す調和で軽い。
 バニラババロアはぶんわりとした口当たりで香りと滑らかな口溶けは流石。シャルロットポ
 ワールと構成が似ているが、あちらの方が滑らか度が高いため意外と別物感がする。

◇アプソリュープラス(594円) ☆×3.5
 構成:キャラメルムース+マンゴー&パッションクリーム+ガナッシュ+パイ生地
    +サブレ生地
 キャラメルムースは程に額ふんわりとした口当たり、甘さは控えめで味は濃いもの。
 マンゴーとパッションフルーツのクリームは個々の味はしっかりだが、味の芯ではない。
 チョコガナッシュは大人向けの深みのある味、味の芯はこちらのように感じた。
 アプソリュの変形かと思ったら全くの別物、個々の構成は流石高品質だが調和はうーん…

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(583円) ☆×5.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

夏は特定戦法?で労力を抑えていたのだが、使えなくなったので事実上今年の夏は再訪無理感。
夏ケーキも当然大好きなので非常に悔しいが、人気>>>>店の体力すぎてどうしようもない。

都内有名店では神楽坂と並んで極端な人手不足なので気力が必要、また再訪する。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2022/05レビュー
行列が酷くなりそうな予感があったが、前回の再挑戦を含めて再訪。ケーキを買うだけならば
最近は楽勝だったのだがまた酷くなった、商品を選ぶのは至難の業だが超美味しいお店。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇フルールドゥシン(648円) ☆×4.5
 構成:チョコクリーム・ビスキュイ+クレームムースリーヌ+クレームブリュレ
 約2年ぶりに出てきた大好きなケーキ、ただし記憶の限りではこの2回しか出ていない超レア。
 ジャスミンティーのクレームブリュレは薫り高くしっかりと味の芯になっている。このお店
 の紅茶のクレームブリュレを中核とするケーキは軒並み大好きなので、当然ながら最高。

 チョコクリームとビスキュイの味は強くは無いが、グラサージュと合わせると味わいが立つ
 調和で大好き。ビスキュイとクリーム間にクレームムースリーヌがあったのが変化点かも?
 沢山作っていたので準定番位になってくれないかなと思うが、チョコ系は復刻待ちが大量。

◇サントノーレ(583円) ☆×3.9
 構成:シュー生地+パイ生地+チョコクリーム+クレームムースリーヌ+ピスタチオクリーム
    +カスタードクリーム+フランボワーズ+洋梨
 パリパリのパイ生地とキャラメリゼしたシュー生地で食感豊かで香りが香ばしい。
 ピスタチオクリームとチョコクリームは水分が多くさらっと流れる、洋梨やフランボワーズ
 の水分も足されるため食べやすい。あまり出ないが、このお店の生クリーム系は美味しい。

 パイ生地の上のクレームムースリーヌやシュー生地内部のカスタードクリーム等手間が非常
 に掛かっている。美味しかったのでいつかアントルメで別バージョンを頼もうと思う。
 プチガトーでは初めて見たが、地味にアントルメで頼んだことが無い気がするせいで差は謎。

◇ウィークエンド(2,376円) ☆×3.8
 糖衣は多いものの意外と甘さは強くはない、バターもさほど多いとは思わないのでバランス
 の良い食べやすいウィークエンド。寧ろ生地の口溶けが滑らかで、ケーキとは別方向の美味
 しさだと思う。レモンは強くは無いがきちんと香るので優等生。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(583円) ☆×5.0
 フレジエ            (496円) ☆×4.8
 エモーション          (529円) ☆×4.4
 サルヴァドール         (540円) ☆×4.3
 レピキュリアン         (583円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

やっと新作を買えたのは良いのだが、相変わらず目的商品を狙い撃ちすると労力が半端ない。
ただの行列店の方が10倍位楽なのだが、如何せん一番好きなお店なので今後も頑張りたい。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2022/04レビュー
いつもの再訪と言いたいが、今回はどちらかと言うと敗北した感。割とよく敗北しているが。
営業自体は比較的休日はやってはいるが、相変わらず商品が全く読めないので超ギャンブル。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇タルトミルティーユ(453円) ☆×4.2
 構成:ブルーベリー+クレームムースリーヌ+タルト台
 今回はブルーベリーがさっぱりした味わいだったので、構成自体は全く同じだがクレーム
 ムースリーヌの豊かさがメインになっていたかも。いつもと同じく美味しいが少し別印象。
 このお店は昔は構成が長期スパンで変わっていたが、最近は一部の新作を除き固定の商品。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(583円) ☆×5.0
 フレジエ            (496円) ☆×4.8
 レピキュリアン         (583円) ☆×4.2
 サルヴァドール         (540円) ☆×4.2
 エモーション          (529円) ☆×4.2
 タルトタタン         (3,758円) ☆×4.6

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

今回も既レビューだけなので放棄しようとしたが、タルトミルティーユの変化?のみ備忘録と
して書いておく。この先行列が若干面倒な事になりそうだが、気合を持って今後も通いたい。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2022/01レビュー
2022年の初レピキュリアン。新型コロナ禍によって一部のケーキ屋は何故か並ぶ人数が激増して
おかしな事になっているが、このお店は並ぶものの列回転自体はかなり速い方だと思っている。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇オランジュピスターシュ(3,500円) ☆×4.2
 パイ生地がバターを贅沢に使っているのでリッチで枚数がありパリパリ食感+一番上部はクッ
 キー生地?でザクザク食感と香ばしさが楽しい。今年はメインが生地になっているバランス。
 ピスタチオダマンドの豊かさはいつも通りで単体だと非常に豊かだが、調和すると生地が強
 いため若干隠れ気味になる。翌日になるとダマンドが前に出てくるので、翌日の方が好き。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(561円) ☆×5.0
 サルヴァドール         (490円) ☆×4.2
 エクレール・オ・カフェ     (345円) ☆×4.2
 クリームブリュレショコラ    (432円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

今年はなるべく流行に流されないようにしようという考えでエピファニー(ガレットデロワ)
を複数買うのは止めたがやはり美味しい。今年も出来る限り再訪しつつ、新作を沢山食べたい。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/12レビュー
2021年クリスマスケーキ2・3・4、質的にはクリスマスケーキ枠で一番美味しいので毎年固定。
当日購入だと並ぶ時間は非常に長いが、作る量が物凄いので意外と時間を考えると買いやすい。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ブッシュドノエル フランボワーズ(4,400円) ☆×4.2
 構成:フランボワーズバタークリーム・クリーム+ビスキュイ+チョコ
 甘酸っぱいフランボワーズバタークリームは酸味と口溶けの軽さから重さを殆ど感じさせな
 い。フランボワーズの味がメインでバターの重さを感じないので、1本即食べられてしまう。
 内部はド安定で大好きなフランボワーズクリームとビスキュイ、口溶けと味のバランスが◎。
 今年はビスキュイフレーズと合わせてビスキュイが特に美味しかった気が、少し甘目な印象。

◇その他
 ビスキュイフレーズ(6,800円) ☆×5.0
 ビスキュイフレーズ(4,300円) ☆×5.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

例年通り2個のつもりが何故か追加で買ってしまった、今年は2個に留めるようにしたい。
質に関しては一番信用しているので今年も通う、あとはいかに新作や復刻を買えるかが問題。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/10レビュー
秋ケーキはあまり無いのでほぼ通常商品、ここ数年ずっと混んでいるが最近は比較的マシかと。
出たそばから即完売するわけでは無いので、ある程度商品が長持ちするため種類を買いやすい。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇エモーション(529円) ☆×4.2
 構成:チョコクリーム・ビスキュイ+プラリネクリーム+生クリーム+ダックワーズ生地
 マルジョレーヌ+チョコビスキュイの構成なのでほぼマルジョレーヌと考えて良いのだが、
 5年程食べていない準定番だったマルジョレーヌとはナッツ感が引かれてチョコ感が足され
 た印象。チョコの深みがメインになっているので意外と別物+こちらの方が好きかも。
 各クリームの上品な範囲に留まる味の存在感と滑らかな口溶けは安定、味のバランスは◎。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(561円) ☆×5.0
 フレジエ            (496円) ☆×4.8
 レピキュリアン         (561円) ☆×4.4
 ポワールベルエレーヌ      (529円) ☆×4.2
 エクレール・オ・カフェ     (345円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

結局今年も昨年と同じく夏ケーキへの切り替わりが無かったような気がする、冬はクリスマス
+公現祭があり通常商品からは変化するが、ホールが連続するのは難点かも。また再訪する。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/08レビュー
ここ最近季節毎のケーキへの切り替わりが無くなっている気がするので、正直商品が読めない。
一応新作が随時出ているので季節商品は多い気がするのだが、季節商品の概念自体があるか謎。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇パラディ(2,894円) ☆×4.4
 構成:パッションフルーツムース+紅茶ブリュレ+ピスタチオクリーム+ビスキュイ
 そもそも最近(多分3~4年位)パラディのプチガトーは出ていないはずだが、アントルメは
 細かくは異なるが大枠は去年と同じ構成。周りのシャルロット生地と生クリームが異なる点。
 パッションフルーツの爽やかさとピスタチオクリームのコクを補助として、紅茶ブリュレの
 香りと味が主軸。パッションフルーツの爽やかさを主軸としないのが面白い+超美味しい。

◇その他
 レガラード           (540円) ☆×4.3
 タルト ミルティーユ      (453円) ☆×4.3
 ポワールベルエレーヌ      (529円) ☆×4.2
 キャラメルショコラバナーヌ   (594円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

再訪ペースが最近は安定しているが、正直新作・復刻基準で見るとかなりペース配分が難しい。
秋ケーキ?は確か殆ど無いはずだが、また再訪する。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/07レビュー
一般的には夏になるとケーキ屋(特にフランス菓子店)は空くが、相変わらず混んでいる。
地味に新作のペースはかなり早いのだが、買えるかどうかは別物なので難易度は高いお店。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇アントルメ(3,888円) ☆×4.3
 構成:ベリージュレ・ムース+生クリーム+オレンジムース+ピスタチオクリーム
    +ビスキュイ+ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール
 カシスのムースは酸味が抑えられており濃い味、甘酸っぱさや水分は大量の果物で補う調和。
 夏定番枠ホールケーキだが、組合せとしては初めてのオレンジのムースで香りを足していく。
 最近ホールケーキだとお決まりのピスタチオクリームのコクは上部の味・香りの強さとマッ
 チしており必然性がある。軽いと見せて味や香りがしっかり強い調和は本当に上手い。

◇ペシェ カミーユ(529円) ☆×4.2
 構成:桃+バラコンフィチュール+フランボワーズソース+生クリーム+バニラババロア
 構成比率の高い生クリームとバニラババロアが非常に滑らかなヴェリーヌ。バラのコンフィ
 チュールによって薫り高さと華やかさが足されるので、軽いだけのヴェリーヌでは無い。
 桃が主軸のペッシュメルバ的な物かと思ったが違った、最初の白ワインムースのものも食べ
 たかった。フランボワーズソースは濃さ担当だが滑らか、後味にほんのり引くが強すぎない。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(562円) ☆×5.0
 ポワールベルエレーヌ      (529円) ☆×4.2
 キャラメルショコラバナーヌ   (594円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

最近定番以外も結構出ている気がする。ヴェリーヌが出だしたので枠としては夏ケーキに切り替
わるのだと思うが、ヴェリーヌの商品がほぼ新作なので本当に切り替わりなのか謎。

まあ何にせよ味に関しては一番信頼しているので新作は出来る限り食べたい、今後も通う。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/07レビュー
フランスパティスリーウィーク2021その2、参加しているとあらば確定再訪枠。

公式インスタだと営業開始日まで販売形態・価格が未定だったため、これはもしやアントルメ
だけかもと思って気合を入れていたのだが、プチガトーでも出ていたので買いやすい枠だった。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ポワールベルエレーヌ(529円) ☆×4.2
 構成:洋梨+チョコソース+生クリーム+バニラムース+ビスキュイ
 生クリームは滑らかで後味が引かないもの+バニラムースは良い香りとエアリーな口溶け、
 全体的に滑らかさ重視。変わった点はモンブランのようにコーヒーシロップでアンビベされ
 たビスキュイが内部に入っており、チョコソースよりもコーヒーシロップの方が強い点。
 洋梨を下部のソースやクリームで食べていく、ベルエレーヌっぽさは適度に残った独自方向。

 正直ベルエレーヌをSNSで見た時にはエスコフィエの製法が唯一解なのでいくらレピキュリア
 ンと言えど低評価不可避だろうし再訪しなくて良いやと思っていたのだが即敗北した=最高。

◇キャラメルショコラバナーヌ(594円) ☆×4.0
 構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ+バナナコンポート+パータフィロ
 歴代の定番又は準定番の中では、大きさも相まって一番チョコクリームが多いケーキのはず。
 内部のバナナコンポートはかなり濃い味でがっつり後味にキャラメルが引く、甘さもかなり
 のものなのでかなり力強い部類のチョコケーキ。今の定番は比較的すっきりなので、別物。
 4年ぶりに食べた旧準定番、次はエボリューションかペリゴールが食べたい(けど多分無理)。

◇クリームブリュレショコラ(432円) ☆×3.8
 味は意外と軽いチョコクリーム、ほんのりの深さはあるが甘さや濃さは強く無い範囲=後味
 は必要十分な重さはありつつも過度には引かない、見た目に反し夏に合っていて食べやすい。
 クリーム自体の粘度はそこそこあるものの、口溶けが適度に滑らかなのがシンプルに上手い。

◇パリブレスト(475円) ☆×3.7
 構成:シュー生地+プラリネクリーム+ピスタチオクリーム+パッションフルーツクリーム
 口溶けの良いプラリネクリームの香りがした後に、パッションフルーツクリームの酸味が軽
 く出ている。お得意のピスタチオクリームでコクを足すが、少しプラリネが力不足に感じた。
 シュー生地は水分が少なく力強い食感、エクレアよりも焼きが強めに感じたので硬派な印象。
 
 パッションフルーツの酸味かプラリネクリームの香ばしさかどちらかを、もっと目立たせて
 くれたら大好きだったかも。正直あまり刺さらなかったが、構成比率の問題なのだろうか。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(562円) ☆×5.0
 フレジエ            (486円) ☆×4.8

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

今回は前回に続いて新作や久しぶり枠を買えたので大満足、いつもこうなら嬉しいが多分無理。

地味に新作数自体は数が多いのが良い点でもあり厄介な点(再訪しても買えるのかわからない+
そもそもいつ新作が出るのかが読めないため)でもある。何にせよ質はド安定、また再訪する。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/05レビュー
いつものと言いたい所だが、今回は新作が出ている事がわかっていたのでかなり気合を入れた。
普通ではこの量・種類を買うのは無理なので、目的物があると相当頑張らないと駄目な超難関。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇エゴイスト(572円) ☆×4.6
 構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ+洋梨コンポート
 チョコクリームの滑らかさと香りと味わいのバランスはこのお店が一番=気品が溢れている。
 そこそこ甘さがしっかりとしており、味わいが強いが重すぎないバランスはやはり最強。
 クランブルの食感と洋梨の水分により調和するため、チョコクリーム単体より美味しく最高。
 気のせいか構成からピスタチオムースが消えた気がする、でも今の方が好きかもしれない。

 旧準定番だが2年ぶり、チョコ系定番だと大昔の定番であるエボリューションと並んで大好き。
 しかし旧準定番であるキャラメルショコラバナーヌは4年も食べていないので、色々恐ろしい。

◇カラメルポワール(572円) ☆×4.4
 構成:キャラメルムース+ピスタチオクリーム+クレームムースリーヌ?+タルト生地
 キャラメルムースはほんのりほろ苦く、単体だとそこまで強くは無いがきちんと立ってる。
 サクサク食感のタルト生地の中には、ピスタチオクリームと多分クレームムースリーヌが入っ
 ている。この部分で重さや味わいを出している、滑らかさは強くは無いので意外と重い。

◇メディテラネ(572円) ☆×3.8
 構成:杏クリーム+はちみつムース+ピスタチオクリーム+ダックワーズ生地+ナッツ
 杏クリームはほんのりの甘酸っぱさで酸味は弱い、個人的にはここの酸味が強いと最高かも。
 はちみつムースは軽い甘さと滑らかな口溶け、出来立てなのでムースの口溶けが非常に良い。
 このお店としてはおなじみのピスタチオクリームで重さを足す形、新作だが多分調和重視。
 ダックワーズ生地とサイドのカリカリのナッツで食感+香りが出ているので存在感がある。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(562円) ☆×5.0
 フレジエ            (486円) ☆×4.8
 エクレール・オ・カフェ     (346円) ☆×4.2
 モンブラン           (594円) ☆×3.8
 タルトスリーズ        (2,268円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

若干何でこんなに頑張っているのだろうかと思わなくも無いが、やはり一番好きなお店位きちん
と買っていきたい。ただ頑張りすぎても失敗時にダメージを受けそうなので、適度に頑張りたい。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/04レビュー
少し間が開くと何故か久しぶり感が出るが、他店の間隔を考えれば久しぶり感は最早謎。
相変わらず並んでおり商品種類は定番に固定されている、昔の夜に出てきた準定番は最近無い。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇タルトタタン(3,480円) ☆×4.8
 サクサク食感のパイ生地の香ばしさが強い、これに対してりんご部分は非常に甘さが強いので
 りんご>>パイ生地になる。ミルフィーユ等はパイ生地と釣り合うので、バランスは全く違う。
 りんごの濃縮具合と砂糖によるかなりの加糖が入るので物凄く強いが、物凄く美味しい。
 去年書いていない=ホールは未レビューと思い書いたが、2019年には既にホールのみだった。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
 フレジエ            (450円) ☆×4.8
 レピキュリアン         (500円) ☆×4.6
 レガラード           (500円) ☆×4.3
 タルト ミルティーユ      (420円) ☆×4.3
 オペラ             (450円) ☆×4.1
 カヌレ ド サンテミリオン   (250円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

ここ最近物凄く並ぶのも商品種類が少ないのも諦めがつくが、行っていない日に新作や珍しい
商品が出ているのだけは物凄く嫌。誰も悪くは無いが、再訪のモチベーションが物凄い下がる。

最近特に面倒な事を考えがちだが、なんにせよ一番好きなお店なので今後も通う。

総合点:4.9→4.9(増減なし) / 以下は2021/01レビュー
最近開店直後はやけに並ぶのだが遅い時間にも結構な人がいる、今更列が伸びるのが解せない。
人気>>>供給能力のためケーキが無い時間もあるが、作り続けているので新しくは出てくる。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ビスキュイフレーズ(3,800円) ☆×5.0
 構成:生クリーム+ベリークリーム+いちご&フルーツ+ビスキュイ
 構成比率はクリーム>>ビスキュイの好きなタイプで、ベリークリームが主体になっている。
 このお店意外とピスタチオクリームとクレームムースリーヌ以外のクリームが主軸のケーキ
 が少ないが、ベリークリームと生クリームの口溶けと甘さとコクのバランスは完璧。
 久しぶりに食べたがやはり抜群に美味しく、若干一般的なショートケーキとは異なるがビス
 キュイフレーズ(ショートケーキ)枠では白金高輪と並んで同率1位。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
 オペラ             (450円) ☆×4.1

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

商品の切り替わりタイミング判定が近年は非常に難しいので、同じ商品になる場合が増えている。
ただし同じ商品を何回も食べているのにいつ食べても美味しく楽しい、今後も通う。

総合点:4.8→4.9(+0.1) / 以下は2020/09レビュー
中々都合が合わずにかなり久しぶり、とか言いつつ2020年も相変わらず再訪回数は1位。
相変わらず営業形態上ケーキの種類は少ない+並ぶので、難易度が高いのが今年も確定している。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇オランジュピスターシュ(3,500円) ☆×4.7
 表面はサクサクで焼きが強く糖衣がかかったもの、食感が通常のエピファニーよりも強い。
 ダマンドはお得意のピスタチオでコクが出つつも、後味にオレンジの香りが抜けるので思っ
 ていた程重くはない。寧ろ香りによって爽やかな印象さえもある、構成要素の使い方が抜群。

 通常のエピファニーとは全く別物なのでこれは両方買って大正解、ただし両方とも大きい方
 なので量はヤバい=若干苦しい感じだったので、買う日を分けた方が良かったかも?
 ガレットデロワの1位枠は別店だったのに余裕で奪われたので、これは来年も確定で買う。

◇その他
 フレジエ   (450円) ☆×5.0
 モンブラン  (550円) ☆×3.8
 エピファニー(3,300円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

やはりこのお店については商品を勧められたらとにかく手を出してくのが正解、好みど真ん中。
若干最近並びが変な伸び方をしているのが不安だが、今年も可能な限り通う。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/09レビュー
最早定期枠、いつも通りの営業形態のためケーキの種類がかなり少ない+欠品速度が早い。
最近は需要>>供給の度合いが物凄く、ケーキが無い時間すら存在するので難易度がおかしい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(3,400円) ☆×5.0
 構成:フルーツ+パイ生地+クレームムースリーヌ+フランボワーズ
 いつものミルフィーユのアントルメで、上部にフルーツが乗る以外の構成は同じ。パリパリの
 香ばしいパイ生地とコクが力強いクレームムースリーヌをフランボワーズの酸味で締める。

 ただし、クレームムースリーヌがリッチ+しっかりしているので、意外と一度に沢山食べるも
 のでは無いのかもしれない。美味しいけどプチガトー分=適量を超えると結構重さが気になる。
 アントルメを一気に食べる事は想定されていないし、プチガトーのバランスが凄いという結論。

◇その他
 フレジエ   (450円) ☆×4.8
 レピキュリアン(500円) ☆×4.4
 サルヴァドール(490円) ☆×4.1

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今年は夏ケーキが結局食べられず、次回は新作か久しぶり商品が食べたいが自信がない。多分一部
は夜に出ている気はするのだが、完売速度が速く以前のように夜に再訪するという手が使えない。

今更需要が高まるのは解せないが、最高に美味しいから仕方ない+また再訪する。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/08レビュー
最近買っていないプチガトーを買いに行ったが、特定のケーキを目指したため非常に苦労した。
このお店は営業が不安定なので必ずルールと傾向を先に調べるべきお店だが、調べても尚難しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇フルールドゥシン(500円) ☆×4.5
 構成:チョコクリーム・ビスキュイ+クレームブリュレ
 チョコクリームは滑らかな口当たりとしっかりした甘さ、この部分の甘さが強いもののジャス
 ミンティー味のクレームブリュレは食べた瞬間に香りが一気に広がるため一強にはならない。
 チョコケーキはベースのチョコクリームの味が甘いため、強い×強いの調和が多い気がする。
 チョコビスキュイが厚いため上部の強さをしっかりと受け止める、バランスと調和が好き。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
 フレジエ            (450円) ☆×4.8
 レピキュリアン         (500円) ☆×4.4
 レガラード           (500円) ☆×4.2
 モンブラン           (540円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

ケーキの種類は何でもいいから食べたいという人には、土日中心の現在の営業形態だと都合が良い
のかもしれないが、特定のケーキを食べたい人はよく調べないと大変なのは間違いない。

私は超大変だろうと再訪するが、難易度の高さには毎回困っているのは否めない。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/07レビュー
都内有名店の中では恐らく神楽坂と並ぶ人手不足により営業不安定店だが、お店自体がシェフの
目の届く範囲である事で高クオリティを叩き出しているので、一概に悪いとも思えない微妙な所。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇パラディ(2,800円) ☆×4.4
 構成:パッションフルーツムース+紅茶ブリュレ+ピスタチオクリーム+ビスキュイ
 基本的にはプチガトーと同じく、上部がパッションフルーツムースの優しい爽やかさで下部が
 確かアールグレイ味の紅茶ブリュレとピスタチオクリームで重さがある構成。味は強いケーキ。
 後味への引きは味は紅茶が強いものの、ほんのりパッションフルーツの爽やかさも引く。

 このお店同名のケーキの変形がある+そもそもプチガトーと同状態では出てこないが、パラデ
 ィで一番好きな状態のプチガトーと異なる部分は生地がサブレ生地→ビスキュイになる点。
 生地での受け止め方はサブレ生地の方が好きだが、アントルメなので納得できる変更ではある。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

夏ケーキの切り替わりやペッシュメルバ等非常に不安な点はあるものの、回数で稼いでいけば
何とかなると信じてまた再訪する。何とかならない気しかしないけど、やはり一番好きなお店。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/05レビュー
最近追加できないタイミングでキャラメルショコラバナーヌアントルメが出てくるのが悲しい。
1年以上食べていないが、定番商品の出る順番は大雑把には流れがあるので目指したいが難しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇アプソリュ(520円) ☆×3.9
 構成:コーヒークレームブリュレ+チョコクリーム・ビスキュイ
 プラリネチョコクリームは滑らかながらしっかり甘さのあるもの、チョコ味はそこそこ深め。
 中心にコーヒークリームブリュレが入っており、クリームよりも滑らかながらしっかりコーヒ
 ー味。口溶けは重くは無いものの、しっかりとした味・甘さが濃いので食べ応えがある。
 チョコ系としてはいつも出ているレガラードやサルヴァドールより重く、差別化されている。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
 フレジエ            (450円) ☆×4.8
 レピキュリアン         (500円) ☆×4.4
 サルヴァドール         (490円) ☆×4.1
 モンブラン           (540円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

一番好きなお店なので纏めないように唯一気を付けているが、新作や復刻が超不定期に出ている。
相変わらずの質の高さが最高+このお店の味はこのお店にだけしかない、また再訪します。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/04レビュー

ずっとイートイン以外店内撮影禁止だが、確認もせず勝手に盗撮する人が多くてかなり酷い。
超極端に人手不足で店内管理ができず大変そう、迷惑行為をしない+最低限のマナーは守りたい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇アントルメ ☆×4.2
 構成:ベリージュレ・ムース+生クリーム+ピスタチオクリーム+ビスキュイ
    +ビスキュイ・ア・ラ・キュイエール
 ベリージュレは甘くベリームースは甘酸っぱいので、方向性が異なるがどちらも味は強い。
 ピスタチオクリームはこのお店の定番?だが、ベリー部分より多いため構成比率が高くしっか
 りとした重さがある。味は甘さよりなのでそこまで癖は強くは無いので食べやすくて大好き。
 外側の軽いビスキュイ・ア・ラ・キュイエールも内部の食べ応えのあるビスキュイも甘い=
 全体的に濃い甘さで殴ってくる統一感があるので、通常商品の上品範囲とは少し異なる印象。

 見た目から軽いル・ソーンジュ方向性かと思ったが中々の重さ。個人的にはこのお店含め、ベ
 リー系は軽いケーキが好きだが、各構成の質が高いため重厚系でも美味しいのは流石。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
 オペラ             (450円) ☆×4.1

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

夜は久しぶりだがアントルメが豊富だったので、ギャンブルだが意外と夜もありなのかも。
アントルメでも小さい方なら2つ食べられそうなので、そちらにするべきかもと思いつつ、何と
なくお得感の高い大きい方にしてしまう。何にせよ最高に美味しい、また再訪します。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/01レビュー
お昼に伺いました。

最早少し期間が開くと久しぶりな気がするが、行き過ぎなだけで全くそんな事はない。
生菓子販売開始時点の種類は結構ランダムだが、今回は比較的多かったような気がする。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ベネズエラ(500円) ☆×4.4
 構成:チョコクリーム・ビスキュイ
 わかりやすい味のチョコクリームは軽い深みと甘さ、しっかりブレない濃さを感じさせつつ
 上品な範囲に留まるのが物凄く好き。このお店の味・甘さ・後味のバランスは本当に大好き。
 チョコビスキュイは水分量が多いがべしゃらない、食感が適度な軽さで統一されている。

◇ガトーバスク(260円) ☆×3.6
 火入れは強くは無いので表面のサクサク食感は抑え目、アーモンド生地は甘さや香りがしっ
 かり。必要な甘さは落とさないので甘さが先行しているが、焼き的には食べやすい。
 カスタードクリームは火が入って粘度が高く、香りや味がきちんと主張する。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(520円) ☆×5.0
 フレジエ            (450円) ☆×4.8
 レピキュリアン         (500円) ☆×4.4
 オペラ             (450円) ☆×4.1
 タルト ミルティーユ      (420円) ☆×4.0
 エクレール・オ・カフェ     (320円) ☆×4.0
 エクレール・オ・ショコラ    (320円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

これだけ食べているのに質が上振れ?しているのか、個々の商品の点数変動が結構起こるお店。
商品の種類がギャンブルとは言え今年も一番行く気しかない、今年も通います。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2020/01レビュー
休日のお昼に伺いました。

ガレット・デ・ロワ枠で再訪、特に枠関係なく再訪するのが大部分だが定期再訪枠も多い。
2019年訪問回数は久しぶりに単独で一位のはず、ここ数年は一位から落ちた事はない個人的頂点。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇モンブラン(540円) ☆×3.8
 構成:マロンクリーム+生クリーム+ビスキュイ+パイ生地
 マロンクリームは粘度が高いが、味や香りはそこまで強くはない+生クリームは口溶け軽めで
 通常モンブランに使われる共通部分は軽め。

 内部にコーヒーシロップでアンビベされたビスキュイが入っており、今年はコーヒー>栗の印
 象。後味はほぼコーヒーシロップなので、通常モンブランとは印象がかなり異なる変わり種。
 パイ生地はサクサクで香ばしい、最下層は水分の緩衝材?にピスタチオクレームムースリーヌ。

◇その他
 エピファニー(3,300円) ☆×4.4
 シューパリゴー(270円) ☆×3.7

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

モンブランに名前変更後レビューをしていない気がしたのだが、去年していて記憶力がヤバい。

お店の人気や商品種類が捌ける量を超えており今年も不安だが、比類なきお店なのは間違いない。
今年も出来る限り再訪して目当てのケーキが引けることを祈るしかないが、年始からTVに出てい
きなり終わった感。少なくともTVで混む間は面倒なのでうーん…まあ再訪するけど。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2019/12レビュー
平日の夜に伺いました、2回分纏めて。

2019年クリスマスケーキ枠その1・2、個人的には唯一のクリスマスケーキ確定枠のお店。
種類はほぼいつも通りだが、今年はクリスマスが平日なのでタルト系を久しぶりに選べた。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇アマルフィー(4,400円) ☆×4.1
 構成:マスカルポーネムース+オレンジクリーム+キャラメルムース+マロン・クリーム
    +チョコビスキュイ+ビスキュイ・ア・ラ・キュエール
 上部は口溶け滑らかな軽やかなマスカルポーネムース+爽やかさはほんのりの丸いオレンジク
 リーム+優しい味のキャラメルムースで、滑らかさ統一。各々の口溶けは意外と差異がある。
 栗+マロンクリームはほぼペーストで香り・味がしっかりながら、水分が多いため重くない。

 チョコビスキュイは密度高めで食感的にはねっちりさも軽くある、ここで食べ応えが出ている。
 個々の構成はしっかりと立ちながら、調和すると違和感なく上品な範囲に留まる=このお店で
 大好きな系統。通常商品ではないが、毎年の如く物凄い完成度のクリスマスケーキで凄い。

◇タルトオフリュイ(6,000円) ☆×4.0
 構成:フルーツ+マスカルポーネクリーム+タルト台
 タルトオフリュイやタルトフレーズはたまにアントルメとして出てはいるが、いつもより高さ
 のある立派な盛りで特別感が高い。フルーツは10種程で多種多様で状態は殆どが良い状態。
 マスカルポーネクリームの程よい甘さとさらっとした濃さが好き、この部分だけで優勝。

 タルト台はリッチすぎず適度な主張、意外とここのタルト台の焼きは好みから外れるのだが、
 上部の水分で流すと考えるとこれ位が良いのだと思う、多分。アントルメでもある程度軽い。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

クリスマスケーキで新作を躊躇い無く買える安定感が凄い、今年も組合せセンスが最高で大満足。

来年もクリスマスケーキ確定枠だが、枠的に今年はビスキュイフレーズが買えなくて悔しい。
今年も再訪回数がトップ、毎回商品種類が物凄い不安ではあるが来年も沢山再訪したい。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2019/12レビュー
休日のお昼に伺いました。

聞けばわかる事だが、今も昔もイートインの商品以外店内撮影禁止=店内撮影はルール違反。
前回は余裕があったが時間帯によってはまだ並ぶよう、イートインが不安定化して悲しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇タルトタタン(3,480円) ☆×4.7
 サクサクのパイ生地は香ばしい生地の香りとリッチなバターの旨みが完全調和している。
 パイ生地単体の味わいが立っているので、シンプルなのに上部と下部が強い×強いで調和する。
 りんごは甘さ強めながら水分が程よく残り理想的バランス、甘さ強めなので無糖生クリームが
 欲しくなるがテイクアウトだと付かない。結論は多分2年ぶりに食べたが最高に美味しい。

◇その他
 フレジエ       (450円) ☆×4.6
 タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.3
 レガラード      (500円) ☆×4.2
 レピキュリアン    (500円) ☆×4.3
 タルト ミルティーユ (420円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

若干行くのが久しぶり感+最近プチガトーをあまり買っていなかったが、商品はいつもの感じ。
本音は変化が欲しいのでモンブランが出ないか若干期待していたが、案の定無かった。
ただし、定番が超美味しく満足感は高い+質の観点から私に絶対に必要なお店、また再訪する。

総合点:4.8→4.8(増減なし) / 以下は2019/09レビュー
休日のお昼に伺いました。

夏商品+新作が出ていたのを見かけたので再訪したが、何故か夏商品に変わっていなかった。
新作もやっていない日で、最早商品が予測不能すぎて困る。今年は夏ケーキはやらないのかな。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇タルトフレーズ(4,000円) ☆×4.2
 構成:いちご+ピスタチオクリーム+タルト台
 タルト生地はサクサク。食感は個人的な好みより結構弱いのだが、バターのリッチさが溢れる
 ダマンドの美味しさと香りのバランスが完璧。上部のクリーム+果物と合わせて完成する形。

 ピスタチオクリームが厚めに塗ってあり、ここでわかりやすい甘さとコクが足される。
 いちごは季節殻酸味が出ているが身は締まって◎、たっぷりのナパージュで甘くなっている。
 味のバランスを考えると、きちんと酸味が生きているため食べ途中に過度に重くないのが良い。

◇その他
 ペッシュメルバ        (1,200円) ☆×5.0
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.9
 ダージリン           (602円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

やっとTV効果が抜けた気がする。好きなお店だからこそ営業形態がおかしくなるのでTV等に
出て欲しくないが、今回も別格の完成度=質の高さは抜群なので無理そうなのが悲しい所。

この営業形態は気軽に食べられず困るが、最高に美味しいので大好きなお店。また再訪する。

総合点:4.7→4.8(+0.1) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。
流石にそろそろ夏使用に変わると思ったのだが、伺った際は変わっていなかった。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇名無しアントルメ(2,500円) ☆×4.0
 構成:チョコババロア・ビスキュイ+ピスタチオクリーム+グリオットチェリー
 チョコババロアの構成比率が高め、ここがババロアなので重さがある+しっかり甘い。
 ピスタチオクリームは適度なコクを出すが構成比率が低め、感じ的にはレガラードの比率。
 アクセントとしてグリオットチェリーが入っている、味は濃いめだが水分が少ない+キルシュ
 はかなり弱い。突出しないで食べやすいバランスにするためなのかな?若干物足りないかも。
 見た目的にはかなりレガラードに似ているが、甘さや重さが結構違う=こちらの方が重い。

◇カルディナル(480円) ☆×4.0
 構成:ベリームース+ババロア+チョコビスキュイ
 濃い味ながらベリームースの甘酸っぱさで全体を締めるやつ、このお店のこの手の組み立て系
 は鉄板すぎる美味しさ。酸味が生きつつふんわりした口溶けのムースの質は追随を許さない。
 中心部はババロアだろうか?ここで少し重さが出ている+後味に甘さが出る形で軽すぎない。
 チョコビスキュイで食感を出し、軽めなのにきちんと食べ応えもある=満足感が高くて大好き。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

基本的に商品は再訪して確認せざるを得ないせいで、どんどん回数だけが伸びていくのが辛い所。
次の予定はあるのでペッシュメルバを食べたいのだが、その日やっているか謎すぎて怖い。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。
どのタイミングでケーキが夏仕様に入れ替わるのか掴めないせいで、再訪タイミングが掴めない。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ペリゴール(650円) ☆×4.4
 構成:チョコムース+クレームブリュレ+ダックワーズ生地+ピスタチオクレームムースリーヌ
    +ビスキュイ
 チョコムースの軽いビターさと滑らかさの出来=質は、最早言及いらずの完成度で凄まじい。
 クレームブリュレの底?に黒トリュフが使われており、食べている途中にふんわり香る=あく
 までもアクセントとして使われており、きちんとチョコケーキが主体になっている、大好き。
 下部がダックワーズ生地→ピスタチオクレームムースリーヌ→ビスキュイで手間掛かりすぎだ
 が、コクと食感と水分移さない意図がしっかりと機能しているので手間が美味しさになる。

 これは超お久しぶり枠のはず、よく考えると赤坂のリュクスはここ出身+構成の似方的にオマ
 ージュでこちらが大元。ただし、ケーキの主軸をトリュフに置くか置かないかで別物。

◇フレジエ(2,400円) ☆×4.6
 構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
 地味にアントルメでは買った事が無かったみたい、味はプチガトーと変わらず美味しい。
 最近アントルメはフレジエを見るのが多い気がするが、他の種類もたまに出るので食べたい。

◇その他
 タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.3

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

行きすぎて慣れてくると色々ノリが適当になっていけない。最近TV効果のせいか面倒な事言う人
+まともに調べもしないで来てるだろう人が多いので、とにかく反面教師にして自戒したい。

最初の枠だとやはり基本被るので、あまり食べていない商品を目指してまた再訪します。

総合点:4.7→4.7(増減なし) / 以下は2019/07レビュー
休日のお昼に伺いました。

流石にそろそろTV効果も減退したと思い再訪したが、営業日が少ないためか未だ影響はある。
サービス面はイレギュラー対応をしないので、昨今多い「TVやSNSで見た・高評価」等で調べず
にお店を選ぶ+お店側に手厚く対応して欲しい人には向かない、合う合わない確実に分かれる。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇エボリューション 2005(450円) ☆×4.5
 構成:バニラクリーム・ブリュレ+ダックワーズ生地
 バニラクリームはプラリネだっけ?しっかり固まった状態から滑らかな口溶け、通常内部に
 入るような構成だと思うが、外側=構成比率が高いため、がっつり甘い。パンチがあり好き。
 バニラブリュレは滑らかでトロトロ、香りがしっかり強いためクリームに負けない良い調和。
 昔出ていたと言われあった…?と思ったが、食べて思い出したが6年前位超昔が最後のやつ?

◇タルトフィグ(2,400円) ☆×4.0
 胡桃の香ばしさとカシスの甘酸っぱい濃さがアクセントではなく、調和して完成する形。
 タルトフィグは単調な印象があるが、全く単調さを感じず=リッチだが1ホール食べるの余裕。
 ダマンドは非常にリッチで崩壊寸前のしっとりさ、無花果のある種淡泊さを補い調和する。
 たまにはお気に入りのスリーズ以外も買おうと思ったが、やはり他のタルト系も美味しい。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.7
 フレジエ            (450円) ☆×4.6
 エゴイスト           (520円) ☆×4.3
 サルヴァドール         (480円) ☆×3.8
 ダージリン           (602円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

質と完成度は疑う余地が無い=商品の質や味のバランスは今まで食べたお店の数百店中最高維持。
ここのケーキは変わりが効かない、たまに商品変わるから定期訪問しないと駄目で難易度は高い。

混むと面倒+最近営業難易度高いため少々サボってしまったが、今後も末永く再訪していく。

総合点:4.6→4.7(+0.1) / 以下は2019/03レビュー
休日のお昼に伺いました。

TVに出たらしく超大行列、ただでさえ種類と数が少ないのでまともに買えない状況。
全て既レビューで味の記載が無いのがアレだが、今回は流石に特殊状況なので記録用?投稿。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.7
 レガラード           (500円) ☆×4.2
 タルトスリーズ        (2,000円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

普通に開店時間に並んでも1時間は待つみたいで、TVを参考にする人の多さでうーん…
食べログ上にはいないぽいが、好きで定期的に行っている人は暫く行かない方が良い気がする。

正直美味しさで営業形態の不安定さに目を瞑っていたが、流石に数全く買えなくなるのでは
満足感が無いので付いていけずうーん…また落ち着いた頃にでも再訪出来たらいいな。

総合点:4.6→4.6(増減なし) / 以下は2018/12レビュー

休日のお昼に伺いました。
訪問回数が多いせいか最近同じ生菓子が多いのは非常に残念だが、質を考えるとド安定店。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇エピファニー(3,300円) ☆×4.0
 パイ生地はサクサク、パイ生地単体で見ると香ばしさがふわっと広がる+バターの香りが◎。
 しっとりのダマンドのリッチさで甘く、でもしつこく無い範囲の上品さはここのお店が最強。
 ド直球のガレットデロアなので見た目通りの味ではあるが、シンプルだからこそ質の高さが
 はっきりわかる。結構大きいが、食べやすいので1ホールは余裕=フェーヴ当たって勝利。

◇その他
 フレジエ            (450円) ☆×4.6
 タヒチバニラのミルフォイユ   (480円) ☆×4.5
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.3
 タルトフリュイルージュ     (450円) ☆×4.3
 レガラード           (500円) ☆×4.1
 ダージリン           (602円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

安定営業+沢山種類を出してくれれば最高のお店なのに、営業形態の不安定さがやはり辛い所。
謎のお酒の充実具合を確認下さいました、フランス菓子仲間のご同行者様には大感謝です

総合点:4.5→4.6(+0.1) / 以下は2018/12レビュー
休日の夜に伺いました、3回分纏めて。

2018年クリスマスケーキその1・2、クリスマスケーキで通常時から質が全く落ちない鉄板店。
今年も例年とほぼ同じのラインナップだが、ここで買わないと買えない商品が多く毎年迷う。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ブッシュド ノエル マロン(3,100円) ☆×4.2
 構成:マロンクリーム(2種)+ピスタチオクリーム+カシスコンフィチュール+ビスキュイ
 マロンクリームは洋栗味とバターの滋味が合わさり強い、甘さとミルキーな引きで味の芯。
 これに対し、内部のマロン生クリームはふわっと軽めの口溶けから甘さを担当していく。
 ピスタチオクリームで滑らかさと軽めのコクを足す、ここは重すぎず良い調和に纏まる。
 カシスコンフィチュールで全体を軽く纏め上げていくが、調和した状態でもかなり甘い=
 いつものプチガトーの上品だが甘さのあるものより甘さのパンチが効いており特別感が高い。

 ブッシュドノエルは久ぶりだったので小にしたが、個人的には1人で中位は余裕で食べられた
 と思うので来年は中か大にしようと思う。クリスマスケーキの質が高くて最高に満足。

◇その他
 ビスキュイフレーズ   (3,800円) ☆×4.5
 タヒチバニラのミルフォイユ(480円) ☆×4.4
 タルト ミルティーユ   (410円) ☆×4.0
 ダージリン        (602円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

やはり商品の質や調和の面を考えると、来年もクリスマスケーキは必ずここで買う事が確定。
来年も出来る限り再訪機会を作るつもりだが、取りこぼしだけは発生しないよう祈りたい。
寒い時期の方が良く行っている印象だが、春~夏の季節商品の方が食べていないのかも。

総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2018/11レビュー
休日のお昼に伺いました。

今回は時間が遅かったので生菓子売切れを覚悟していたが、7種程で意外と数はあった。
ただ、ここ最近通えている+生菓子の出ている種類が似通っているせいで、何だかお馴染み感。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇モンブラン(500円) ☆×3.8
 構成:マロンクリーム+生クリーム+ビスキュイ+タルト台
 トロトロのマロンクリームは優しい味、生クリームの適度なコクと合わせて優しい味。
 薄めのタルト生地はブリゼで甘さはほぼ無い、アパレイユは滑らかなカスタードクリーム。
 ビスキュイに染み込ませたコーヒーシロップが個性的だが、栗とシロップが1:1位の強さ=
 意外と栗一強になっておらず、調和で成り立つかなり変わったモンブランだと思う。
 名前がモンテビアンコ→モンブランに変わったが、多分構成等は以前と一緒だと思う。

◇ビスコット(340円) ☆×3.5
 香りからブリオッシュ生地だとはっきりわかるラスク、生地感が強いので結構個性的。
 香り面からか1枚が薄め+甘さが軽め=個人的には軽すぎに感じたが、このお店割と焼菓子
 は優しい範囲にギリギリ留まる気がするので、これはこれで良いのかも。

◇トマトバジル(400円) ☆×3.7
 何故か唐突に出ていたお総菜枠、半分使われたトマト+マリネの酸味とバジルの香りが〇。
 パンと一緒に食べると中々進む感じではあったのだが、ここのヴェノワズリーだとリッチ
 なせいで合う合わないはあるのかもしれない。唐突すぎるお総菜枠だが、普通に美味しい。

◇その他
 フレジエ             (450円) ☆×4.6
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ (500円) ☆×4.5
 レピキュリアン          (470円) ☆×4.1
 レガラード            (500円) ☆×4.1
 エクレール・オ・カフェ      (300円) ☆×3.9
 サブレシトロン          (600円) ☆×3.8
 ダージリン            (602円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

このお店は好きすぎるせいか全くレビューが溜まらず、纏め投稿にならないほぼ唯一のお店。
今年もクリスマスケーキ楽しみ+質に関しての信頼感は盤石なので、まだまだ再訪予定はある。

総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2018/09レビュー
休日の夜に伺いました。

取置き時の生菓子の種類は10種以上と充実していたが、遅い時間までずっと店内が激混み。
美味しさを考えれば超混雑は当然だが、販売個数の関係上完売が発生する=伺う時間が難しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――
 
◇クイニーアマン(220円) ☆×4.0
 クロワッサンも甘いが、それを超えるバターと砂糖の甘さが食べた瞬間に襲ってくる。
 ただし、この油分+甘さが全くしつこく無いので、引き自体はそこまで強くはない。
 甘い部分はしっかり甘くもやりすぎないバランス感覚はヴェノワズリーにも生きている。

◇クロワッサン エピキュール(230円) ☆×3.8
 超リッチなのでバターが滴るレベル、イズニーの甘さを直球で感じられるヴェノワズリー。
 大きさは小さめながら生地を噛みしめる必要があり、意外と食べ応えのあるクロワッサン。

◇その他
 ペッシュメルバ         (1,200円) ☆×4.5
 フレジエ             (450円) ☆×4.5
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ (500円) ☆×4.4
 タヒチバニラのミルフォイユ    (480円) ☆×4.4
 エゴイスト            (510円) ☆×4.3
 ダージリン            (602円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

最近?食べていないケーキが多く結果的に大満足ではあるが、待望しているケーキ決め打ちで
狙って行ってまた無かった。訪問回数を稼いでも来年コース確定ぽくて単品狙いに厳しすぎる‥

フィグと迷って今回はプチガトーにしたが、次回こそ焼きっぱなしタルトホール買いをしたい。
夏ケーキは取りこぼしが出てしまったが、秋ケーキが出るタイミングでまた再訪します。

総合点:4.5→4.5(増減なし) / 以下は2018/08レビュー

平日のお昼に伺いました、最近毎月コースだが平日に伺ったのは数年ぶり?

平日なので多少は余裕があるかと思ったのだが、お昼すぎ時点で種類は7種程で完売有と
かなり厳しい品揃え+いつもは後から出る商品がアントルメのみで逆に休日より厳しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ル ソーンジュ(2,400円) ☆×4.6
 構成:フランボワーズジュレ・ムース+バニラババロア+スポンジ+シャルロット生地
    +ベリー+パッションフルーツ
 フランボワーズソースとムースはどちらもしっかり甘酸っぱさを生かしている、このお店は
 構成の味は立ちつつも、口溶けや酸味の調和で後味を適度に切り上品に纏めるのが超上手い。
 バニラババロアは均等に入った気泡ので、食べた瞬間はふわふわ感→潰すと滑らかに変わる。
 スポンジは最下層にあるが、シャルロット生地がメイン食感=必要のある軽い食感は流石。
 内部のシャルロット生地やりんご?も良いアクセントになっており、食べていて楽しい。

 ジュレ部分?にハイビスカスで軽めの甘さ+爽やかな香りが付いており、バニラと調和する。
 味も飾りに見えるパッションフルーツで切るため、味も香りも濃いのに後味は爽やか。
 問題は美味しくて一度に余裕で食べられる事、半分にしようと思っていたのに1個余裕すぎ。
 しかしアントルメがプチガトーの美味しさを超えるお店は超稀、やはりここは物凄い。

◇その他
 タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.2
 オペラ        (430円) ☆×4.0
 サルヴァドール    (450円) ☆×3.8
 ダージリン      (602円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

人手不足で営業と商品の不安定なのだと思うが、質面で見れば殆どシェフが作る=超高品質。
でも年単位で待望している商品は出て欲しい、出ている筈なのに食べられないのは悲しい。

平日は種類が厳しいもののイートインが非常に快適、待ち無しで入れる+後ろの方を気にしな
くて良い=お店の雰囲気もゆったりしていて、色々聞けるので大満足。

新アントルメ?に出会える機会を下さいました、ケーキは主食仲間の同行者様には大感謝です。

総合点:4.4→4.5(+0.1) / 以下は2018/07レビュー
休日のお昼に伺いました。

元々行く予定が無かったが、念のため?寄ったらペッシュメルバが開始していて月刊コース。
ここ最近は金土日の営業が定着して臨時休業は少ないと思うが、営業時間等はまだまだ不安定。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ペッシュメルバ(1,200円) ☆×4.5
 構成:桃+バニラアイス+フランボワーズソース+生クリーム
 桃そのままのジューシーさ、繊維がしっかりしつつも果汁が溢れ出し水分量は十分ある。
 バニラアイスで香りと甘さを追加+フランボワーズソースで濃い甘酸っぱさを足す。
 構成自体は普通のペッシュメルバだが、単体の味がしっかりしつつ全部が調和して更に
 美味しくなっている点は脱帽。どれも突出しないが、桃が自然に主軸になる良いバランス。

 数年ぶりに食べたが、金額は高いが美味しい+デセールの意義を完璧にクリアしてくる。
 最近は変形も多いが、エスコフィエの伝統的なペッシュメルバの完成度はやはり凄い。

◇リオレ(450円) ☆×3.9
 構成:桃コンポート+カスタードクリーム?+バニラクリーム+米
 ジューシな桃のコンポートから甘さが溢れる、このヴェリーヌ軽減役が無く強めの甘さ。
 カスタードクリームのもったりのコク+香りと甘さが濃密なバニラクリームで味が強い。
 お米の粒はしっかり立っており量多め、お米=主食なのでやはりケーキは主食である。
 初めて見た、新規プライスカードだったので新商品だろうか。リオレ自体久しぶりかも。

◇ダージリン(602円) ☆×3.9

◇その他
 タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.3
 パンナコッタ     (440円) ☆×4.2

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

地味に手書きのプライスカード=レア系?がちょくちょく混じるが、狙った商品を出すのは
至難の業。かなりの試行回数だという自負があるのに、年単位で食べたい商品がある悲しみ。
営業形態が厳しいせいでサービス点は微妙点数だが、店内サービスは☆×4.0で非常に良い。

構成の「質」を考えると今まで行った300店位?の中でもTOP3内のお店、色々なお店に行って
もここの代替店は存在しない。営業形態は厳しいものの通い続けたい、また再訪します。

総合点:4.2→4.4(+0.2) / 以下は2017/06レビュー
休日のお昼に伺いました。

このお店に関しては、自身で営業形態や細かいルールを調べて守る事が大前提かと思う。
今回もいつも通り生菓子販売は13:00~、数が少ない×混雑しているので捌ける速度が速い。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇フロマージュクリュ(480円) ☆×4.0
 構成:生クリーム+レアチーズ+サブレ生地
 内部のブルーベリージャムで味変化は多少あるが、サブレ生地以外はほぼ全てレアチーズ。
 このレアチーズ部分はほんのわずかな酸味とコクがしっかり、口溶けが良いため後味に引か
 ずあくまでも上手く味が切れていく。やはりこのお店は何食べても上品に感じる。
 表面は生クリームなのかな、物凄い口溶けの軽さだが微妙にコクと僅かに甘みを足す。

◇オレンジムースとキャラメルムース(490円) ☆×3.8
 構成:オレンジムース+キャラメルムース+サブレ生地+プティ・フール・サレ(ごま)
    +ピスタチオクリーム
 オレンジムースは爽やかな香り、ここが自然の酸味なので他構成が重めなのを上手く締める。
 キャラメルムースの引きは軽く、苦みや強い甘さを一切担当させないのが特徴的。
 正直個々で見ると味が弱いように感じるのだが、縦に食べると上手くキャラメルもオレンジ
 も存在感を感じる調和。外見からわからない下部のピスタチオクリームで微妙にコクを足す。

◇チュオア(500円) ☆×3.7
 構成:チョコクリーム・ビスキュイ+マスカルポーネクリーム
 チョコクリームの口溶けの軽さと後味のキレは流石、ほんのり酸味で甘さは抑え目。
 甘さ担当はグラサージュや密度の高いチョコビスキュイ、甘さ強めだが後味には引かず。
 マスカルポーネクリームは最初もったり→口溶け軽めで、軽いコクと丸さを足す。
 チュアオなので酸味のある香りと円やかな味押しは理解できるものの、味変化が弱い。

◇スフレ(1,200円) ☆×3.7
 今回はやっていたイートイン専用のスフレ、写真撮っている場合じゃないレベルでフワフワ。
 スフレ部分は万遍無い気泡により物凄い軽さ、内部のフルーツは今回のはレピキュリアンに
 使われているりんごソテーだけだろうか。若干軽すぎてソースが欲しいような気もしたが、
 あまりスフレを食べないので、ベーシックを味わうという事でこれはこれで良いのかも。

◇その他
 フレジエ            (450円) ☆×4.5
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(500円) ☆×4.3
 タルトフリュイルージュ     (450円) ☆×4.3
 キャラメルショコラバナーヌ   (520円) ☆×3.9
 ダージリン           (602円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今回は年単位の久しぶりケーキを沢山買えて満足、ただどこかのタイミングで出ているけど
数年買えない商品もあるので、狙った商品の買い辛さは東京有名店の中でも断トツかと。

やはりこのお店は昼→夜二度訪問しないと駄目だなーと感じつつ、条件厳しすぎな気が。
ただ、このお店何食べても美味しいとういか下限が☆×3.7位なのが本当に凄い。

正直営業形態とか色々思う所は沢山あるが、ここだけの完成度の高さがある限り再訪する。
謎のペアリング技術の高さ?を見る機会を与えて下さいましたご同行者様に大感謝です。

総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2017/04レビュー
休日のお昼に伺いました

いつも通り生菓子販売は13:00~、販売開始時点は生菓子は8種だけと相変わらずの変則営業。
時間が限定されすぎているため常時混んでいる上に、種類が少ない+1種の個数が多くはない。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇タルトスリーズ(2,000円) ☆×4.2
 サクサクのタルト生地は薄めのブリゼで食感が優しい、内部のダマンドが強く必然性がある。
 ダマンドはピスタチオ味でアーモンドとピスタチオどちらも香り・味が立つ+バターのリッチ
 さがかなり強め=強い必要のある部分はしっかり強くする、芯の通った方向性が好き。
 粒で沢山入ったさくらんぼ&さくらんぼジャムは、たっぷりで存在感を放つ=甘い統一感。
 賞味期限は購入日より3日間、1人前ではない+重めな気もするがホールの焼き菓子も美味。

◇その他
 フレジエ       (450円) ☆×4.5
 レピキュリアン    (470円) ☆×4.1
 タルト ミルティーユ (410円) ☆×4.0
 エクレール・オ・カフェ(300円) ☆×3.9
 フロマージュキュイ  (360円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

ついに生菓子は最近食べた物だけ=ここ暫く開店直後のみで、夜まで待たないせいで被り気味。
個人的に大好きで通っているつもりだが、営業形態の難易度が高すぎて頻繁に通うと心折られる。

次は時間を取って昼→夜二度訪問して、出ているか謎のお久しぶりケーキを沢山食べたい。
今回は正直生菓子が選べず不完全燃焼感がある、次回は選べますように。

総合点:4.2→4.2(増減なし) / 以下は2017/12レビュー
休日のお昼に伺いました、3回分纏めて。

2017年行った回数同率一位のケーキ屋+2017年クリスマスケーキ枠1・2。
正直美味しさの面で、ここ以外でクリスマスケーキを買う必要性は無いような気が毎年している。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ビスキュイフレーズ(3,600円) ☆×4.3
 構成:いちご+生クリーム+ベリークリーム+ビスキュイ
 適度な甘さとコクの生クリームと、甘酸っぱいベリークリームの調和が抜群。
 酸味を上手く生かせるケーキ屋は基礎技術レベルが高いお店が多いが、ここも流石老舗。
 とろけるクリームの滑らかさと、気泡多めのやや粗めのジェノワーズ生地の組合せが完璧。
 味はシンプルだが、全構成の完成度の高さと組合せの構成意図の読み取りやすさは素直に唸る。

 2017年クリスマスケーキその1、オーボンと同じくビスキュイフレーズはクリスマスのみ?
 プチガトーと同等以上の美味しさでクリスマスケーキを出すお店は本当に貴重、来年も1枠確定。

◇シャルロット(3,300円) ☆×3.6
 構成:オレンジジュレ+洋なしムース+ビスキュイ+シャルロット
 滑らかな洋なしムースの優しい味→オレンジジュレのほんのりの爽やかさに味が優しく移行する。
 シャルロット生地は食べた瞬間に溶けるような優しい食感、ここが飾りではなく上手く作用。
 ビスキュイが内部で2層になっており構成比率がやや高め、少し粗めの焼きあがりなのでムースの
 滑らかさをやや食い気味=若干調和面では弱さを感じるものの、各構成の完成度は流石の一言。

 2017年クリスマスケーキその2、優美且つ実店舗に出ないケーキが多いので特別感が高い。
 営業日等の関係上予約はし辛いが、コスパ・味を考えると毎年最高峰のクリスマスケーキ。

◇レガラード(500円) ☆×4.0
 構成:チョコクリーム・グラサージュ・ジェノワーズ+ピスタチオムース
 グラサージュで濃厚な甘さ→滑らかなミルクチョコのクリームとかなりわかりやすい味。
 軽やかしっとりのジェノワーズの香りが良い、他構成の味は強めながらそこまで重くない。
 ピスタチオクリームの滑らかさとがアクセントになっており、シンプルに纏まっている。
 チョコケーキは構成等似ているものが多いが、それぞれ方向性が異なるのが凄い。

◇エクレールオショコラ(300円) ☆×3.9
 構成:フォンダン+チョコクリーム+シュー生地
 反発感を返すシュー生地+チョコ味は甘いが口溶けが軽く滑らかなカスタードクリーム+砂糖感
 のあるフォンダン=普通に美味しいという言葉がぴったり、求めるものそのままで隙が無い。
 全体的に食感・味は強いものの、さらっと引いていく上品な範囲に収まっているのが流石。

◇ローズデサーブル(450円) ☆×3.7
 構成:パータフィロ+ダマンド+マロングラッセ
 パータフィロはパリパリ=食感的には軽やかで良いのだが、如何せん食べ辛過ぎるのが難点。
 食べた瞬間にダマンドのアーモンドの香り・甘味が染みわたる、ここにしっかり甘いマロングラ
 ッセが隠れている。味の芯は栗に思うが、シンプルな美味しさ。
 かなり久しぶりに見た、記憶が正しければ温かくても冷たくても美味しいケーキだったはず。

◇サブレシトロン(600円) ☆×3.8
 生地はさっくりしつつ上部の砂糖掛け部分でねっとりの食感も出ている、安定した味。
 穏やかなレモンでどこか爽やかさを感じつつも、やりすぎ感のないしっかりの甘さ。

◇その他
 フレジエ(450円) ☆×4.5

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

営業形態はアレだが、店内サービス=店員さんの幅広い商品知識・説明のわかりやすさは都内屈指。
構成一つ一つの完成度が高く、特にチョコは得意と言われる有名店より遥かにこのお店の方が丁寧。

プチガトーがないオリジナルクリスマスケーキでも、通常ケーキと同等の美味しさの貴重なお店。
全てが技術・センスの高さに裏打ちされていると感じる、間違いなく東京最高峰店の一角。

営業形態や中々種類が選べないので辛い部分がある事は否めないが、今年も通います。

総合点:4.1→4.2(+0.1) / 以下は2017/09レビュー
休日の夜に伺いました。

開店しているかは休日午後13:00以降ならば比較的開いているようだが、食べたいケーキを食べる
ための難易度が都内屈指で高い=種類を選ぶためには昼夜二回行く必要があるので結構大変。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇パラディ(480円) ☆×4.5
 構成:パッションフルーツムース+紅茶ブリュレ+ピスタチオムース+クッキー生地
 パッションフルーツはグラサージュで甘さを、ムースで優しい爽やかさを表現しており全体を
 優しく調和させる役。ここの酸味・甘味のバランスが個人的な理想にかなり近いというか最高。
 内部のダージリンのブリュレはトロトロ、滑らかな舌触りと強い香りで存在感がきっちり。
 ピスタチオムースの滑らかなコクも、リッチでサクサクのクッキーの食感も何から何まで超好み。

◇エクレール オ カフェ(300円) ☆×3.9
 構成:フォンダン+カフェクリーム+シュー生地
 フォンダンは当然ながら砂糖だが、ここがあまり甘くないので引きがしつこくなく良い状態。
 カフェクリームも引きが軽めなので、さらっとした甘さと少し深いコーヒー味が良い塩梅。
 シュー生地は昔ながらのしっかりタイプ、きちんと反発してくるので食べ応えが中々ある。
 正直に言えば本当に普通だが、どの構成も普通の先の完成度の高さが凄い。

◇ピニャコラーダ(480円) ☆×3.8
 構成:パイナップルジュレ+ココナッツムース+キャラメルムース
 パイナップルは果実が少ない、名前に忠実にジュースをジュレにしているのだろうか?
 ココナッツムースは優しいが、構成比率が高いのでしっかり味の芯になっており濃密な甘さ。
 ほんのりキャラメルムースで落ち着きを出しているが全体的にかなり濃い、引きもそこそこあり
 パンナコッタと差別化が出来ており重めのヴェリーヌ。

◇パンナコッタ(460円) ☆×3.8
 構成:バニラブランマンジェ+フランボワーズソース+フルーツ
 バニラのブランマンジェは甘く薫り高い、単純に甘いだけでなく滑らかで上品なさっぱりさ有。
 フランボワーズソースは酸味か担当課と思ったが、どちらかと言うと甘さ担当。
 若干フルーツが少なめなのでブランマンジェ一強、シンプルでも上品なのでこちらはさっぱり系。

◇タヒチバニラのミルフォイユ(480円) ☆×3.8
 構成:パイ生地+バニラクリーム
 出来立て枠で直後にイートインで食べたが、パイ生地の香ばしさ&パリパリ具合が段違い。
 綺麗に食べられないレベルでサクサク、食感がたいへん楽しく今回は全体としても軽く感じた。
 シンプルなバニラクリームはパイ生地に負けない位香りが良く、シンプルな甘さと満足感。
 出来立てすぎて若干クリームが緩くなっていたので一長一短だが、基礎レベルの高さが光る。

◇その他
 フレジエ   (420円) ☆×4.4
 レピキュリアン(470円) ☆×3.7
 ダージリン  (602円) ☆×3.6

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

色々言われがちな営業形態だが、センス・技術面どちらから見てもやはり東京屈指で美味しい。
「美味しいので全てを許せる」という人向けで、ネットに情報が出ないので難易度も都内屈指。

昨年食べ逃したピーチメルバを食べに行ったのだが、1回目→午前営業しておらず止む無く断念
2回目→忙しい時はやってないらしく止む無く断念 と意味不明の難易度の高さで今年も失敗した。

今回は季節物多めで大満足だがピーチメルバはまた来年、でも美味しいので再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2017/05レビュー
休日の夜に伺いました。
過去の投稿は修正をしたため上がる可能性はあるが、新規投稿ではありません。

前回行った際には生ケーキが少く不完全燃焼だったため再訪したが、生ケーキは6種+後で2種。
予約できない+生菓子は大体一周するのに1年半(5回)位かかった、やはりギャンブルなお店。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇タルトタタン(430円) ☆×4.5
 構成:パイ生地+りんご+生クリーム
 苦味がほんのり出るまでしっかりと煮込まれたりんごは甘く濃厚、引きも強いため重め。
 下部のパイ生地はしっかり焼き上げられ、1枚1枚がきちんと立ったパリパリ+しっかりバターを
 感じ、りんごに負けない位甘さと生地に香ばしさが主張しており◎。
 柔らか且つ口溶けの良い軽いクリームと、濃厚で強い味のタルトタタンの組合せは鉄板。
 ほんのり温かい出来立てだったのもあり超絶美味しかった、やはりこのお店基礎レベルが段違い。

◇スル・デル・ラゴ(460円) ☆×4.0
 構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ
 ビターな落ち着きをベースとしながらもきちんとチョコクリームの濃さ・甘さが表現されており、
 チョコ一点突破のケーキ=チョコ単体で楽しむのならば、一番基本的な商品なのではないか。
 最初に感じるのはクリームの滑らかさによる軽さながら、その後にしっとりとしたビスキュイに
 重さが生まれている。ただ過度に重くないため、濃厚ながらすっきりした後味が非常に上手い。
 過去レビューが黒歴史=修正対象のため再レビューその1。

◇エゴイスト(510円) ☆×4.0
 構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ+ピスタチオムース+洋梨コンポート
 下部は大部分がチョコクリーム、この部分は濃い・甘いため単体だと力強い主張を感じるが、上
 部に乗っている洋梨のコンポートの溢れる水分によって、しつこくないバランスに調和している。
 ピスタチオムースはコクが強めで豆っぽさは弱め、きちんと味の主張がある強い×強いの調和。
 見た目の優雅さに反した強い味を繊細に調和させている、事故にならず纏める感性は流石の一言。

◇キャラメルショコラバナーヌ(520円) ☆×3.9
 構成:チョコグラサージュ・クリーム・ビスキュイ+バナナコンポート+パータフィロ
 キャラメルのほろ苦さが出ている+バナナコンポートの強い甘味で濃い目の味、引きも強く重厚。
 味の芯は見た目に寄らず芳香で濃厚なキャラメル&バナナ、チョコ部分はクリーム・ビスキュイ
 で量は多いもののどちらかと言うとサブになっているように感じた。
 美しい見た目に寄らずガツンと攻めてくる、でもどこかやっぱり上品なのはこのお店ならでは。

◇サルヴァドール(450円) ☆×3.8
 構成:ナパージュ+チョコビスキュイ+チョコクリーム+フランボワーズムース
 今回はチョコ系が出るタイミングだったのか沢山食べたが、これが一番食べやすい。
 ナパージュの確かな甘さと、チョコクリームの抑えめながらわかりやすい甘さが芯。
 食感も滑らかさが中心+フランボワーズの甘酸っぱさで絞めるベーシックで軽めの味。
 過去レビューが黒歴史=修正対象のため再レビューその2。

◇ジャスミンティー(602円) ☆×3.7
 普通のフランス菓子ならばお菓子が強いため合わなくなる可能性があるのだが、このお店は纏ま
 りが上品なため非常によく合っていた+タルトタタンは味が濃いためさっぱりして良かった。

◇その他
 タルトフリュイルージュ     (450円) ☆×4.3
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(460円) ☆×3.9

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

このお店作りながら出している=出ている種類が少ない難点があるが、夜でも新しく出来立てのケー
キが出てくるので、夜にケーキ食べたいとなった際にはある意味ポジティブに取れる…気がする。

今回は店内サービスは非常に良かったが、営業形態のサービスはアレなのがいつもの事すぎる。
お店側が人を選ぶのできちんと調べて行く人以外にはお勧めしかねるが、相変わらず美味しい。

3連続で開店しているのは初かも?次の周回では焼菓子も手を出してみたいのでまた再訪する。
過去のレビューが黒歴史且つ間違いだらけなので修正したが、今も知識不足著しくて困る。

分類:フランス菓子≒独自
総合点:4.0→4.1(+0.1) / 以下は2017/04レビュー
休日の夜に伺いました。

いつ行っても混んでいるがイートインも夜なのにほぼ満席+テイクアウトも並んでいた。
個人的に好きだがフランス菓子からは結構変形している、上品な纏まりと後味のキレは唯一無二。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇タルトフリュイルージュ(450円) ☆×4.3
 構成:ベリー類+ベリークリーム+サワークリーム?+タルト台
 サクサクのタルトはバターがふんわり香る、薄めながら上手く纏まった隙の無いタルト。
 ベリークリーム(クランベリーかカシスかどちらかだと思う…)は丸く、サワークリームでほ
 のかな酸味を出しているため、所謂クリーム部分が重さを担当していない面白い構成。
 ベリーによる瑞々しい果汁と甘酸っぱさをベースにしながら、カスタードクリームでは無い事
 により味の纏まりが凄い上品になっている、見た目も美しくとにかくセンスが光る。

◇コスモポリタン(480円) ☆×4.0
 構成:クランベリームース+ライムムース+スポンジ+サブレ生地
 2種のムースはどちらもふんわりで優しい口溶けだが、しっかり酸味を主張してくる大人向け。
 果実の酸味を芯としながら過度に後引かぬよう上手く切られている、爽やかな香りが◎。
 ウォッカが使われているがほんのり程度、完全に大人向け+上品な範囲に纏める様は上手い。
 サブレ生地や内部のスポンジで食感にアクセントがあるため、ありきたりでは無いのが見事。

 ネットですら見た事無いと思ったらまさかの新作、相変わらずの造形美+味の纏まりで大満足。

◇ポンムレピキュリアン(420円) ☆×3.8
 構成:パータフィロ+カスタードクリーム+アーモンドクリーム+りんご
 パリパリのパータフィロは水分を吸わず、かといって固くない食べやすい範囲。
 中の濃い×甘いカスタードクリームが味の芯になっているが、量は少なくしつこく無い。
 ここにアーモンドクリームの豊かな香りが足され、味・香り・食感全てが主張している。
 りんごのソテーでさっぱりさを足しており、全体的には上品に纏まる様はやはり上手い。

◇ノルマンディー風りんごのタルト(300円) ☆×3.3
 構成:りんご+ナッツ+タルト生地+カスタードクリーム?
 タルト生地はサクサク、(このお店のケーキが全体的に小さいとはいえ)大きさが小さすぎて
 乗っているクリームがよくわからタルト自体はかなり弱い印象を受けてうーん…
 りんごもナッツも柔らかく優しい味、そのため何が味の芯なのかよくわからない。

◇その他
 オペラ(430円) ☆×3.9

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

臨時休業しまくり+予定が張り紙のみ、ケーキ種類を限定して出す等人選びまくりなだが、そもそも
このお店保冷剤の数的にも近所向けに営業している気がする。

相変わらずサービスは残念無念だけど、段々良くなっている気がするし行く側の自己責任感も…
それでもこのお店は変わりが効かないし、何より超美味しいので行かない選択肢は無い。

今回は初めて臨時休業を挟まなかったので運が良かった、また再訪するが臨時休業でないといいな。

分類:フランス菓子<独自
総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2016/12レビュー

休日のお昼に伺いました。

今回も1回臨時休業に嵌まる定期をこなした、平日と午前中は無いものと考えた方が楽なお店。
そして12月2週目からクリスマスケーキの予約を受け付けるという、ケーキ屋にあるまじき個性店。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ベルグジュール・16cm(4,400円) ☆×4.0
 構成:バニラババロア+フランボワーズムース+ピスタチオクリーム+ビスキュイ
 バニラババロアは粘度を保ちながらとろけるような舌触り、バニラも芳香で強め。
 フランボワーズムースは甘酸っぱさは抑え目、果実の濃厚な香り・旨味がぎゅっとしている。
 ピスタチオクリームは調整役であまり前面には出ていないが、コクはしっかり。
 食感は密度の高めのビスキュイで補佐している、水分をあまり吸っていおらず良いバランス。

 全ての構成が甘い+主張強めの味ながら、全体的に喧嘩せずバランスが非常に良い。
 ここのクリスマスケーキは見た目的に華美な品が多いが、これはシンプルながら本格フランス
 菓子をしっかり魅せてくれる、ここ最近のクリスマスケーキで一番美味しかった。

◇フレジエ(420円) ☆×4.4
 構成:ビスキュイ+カスタードクリーム+いちご
 ビスキュイはふわふわタイプだが、生地内に気泡が多いため全部食べた時にも存在感がある。
 カスタードクリームはピスタチオクリームと混ぜられているタイプで、卵ベースのクリーミーな
 甘さ+ピスタチオの優しい香ばしさと引きが合わさり味の奥行きがかなりある。
 かなりジューシーないちごも贅沢に使われており、品質的な妥協は0の理想的なフレジエ。
 全体的に見るとかなり甘いが、重くは無いのでホールでも食べられるような気がする。

◇レピキュリアン(470円) ☆×4.0
 構成:カラメリゼ+クレームシブースト+タルト台
 クレームシブーストは洋酒がキリリと効いており、粘度は高くともすっきり軽いように感じる。
 これに苦みの効いたカラメリゼで大人向けの品格を感じる味に統一している。
 タルト生地はパート・ブリゼ、ここのバサつき+カスタードクリームの滑らかさ+りんごのフラ
 ンのシャキッとしたアクセントが一体になった時のしっくり感が非常に強い。
 個人的にはシュクレやサブレが好きだが必然性の説得力によりこれこそが調和だと感じた。

◇フロマージュキュイ(360円) ☆×3.8 
 ふわっふわかつしっとり、酸味も弱くチーズケーキが苦手な人でも食べやすいと思う。
 チーズのコクは感じるがしつこくない上品な範囲、濃さや重さを求めるタイプではない。

◇スル・デル・ラゴ(460円) ☆×3.8
 この部分は黒歴史のため削除、再レビュー

◇モンテビアンコ(518円) ☆×3.7
 構成:マロンペースト+生クリーム+ビスキュイ+タルト台
 中にコーヒーを染み込ませた生地があり前に出ている、この要素がモンテビアンコ表記の由来?
 下部のタルトにはりんご?のフランとピスタチオクリームが入っており、どちらも食感・味は
 やや抑え目に感じたが上部の水分を止めていてタルトがサクッとしており〇。
 通常のモンブランではなく若干要素がごちゃっとしているが、全部に必然性を感じる上手さ。

◇カヌレ ド サンテミリオン(240円) ☆×3.6
 表面のカリッとした部分は僅かしかない、生地の密度も優しめで比較的食べやすい味だと思う。
 リッチな洋酒の香りとリッチなバターがぎゅっとした生地から香り立つ、甘めなのも〇。

◇カヌレ(240円) ☆×3.6
 チョコの味がしっかり、甘さはあまりなくカカオの香りが楽しめる。

◇その他
 ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(460円) ☆×3.9
 オペラ             (430円) ☆×3.8


―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

基礎がしっかりとした本格フランス菓子ながら重くないケーキの方向性、意外と都内に少ないタイプ。
見た目美しいが大きさは小さめ、価格が安いとはいえコスパが良いわけでは無いが美味しいのでOK。

訓練?されて不安定な営業日については慣れたが、サービスは…常連になれば気にならないのかな?
営業形態等人を選ぶお店である事は間違いないが、ケーキを食べると何を主張したいのか・大事な部
分は何かがしっかりと感じられる+味の完成度は高いため次回も1回休業位で行ければいいな。

総合点:3.7→4.0(+0.3) / 以下は2016/05訪問時レビュー
休日の夜に伺いました。

好みと合致するため再訪機会を狙っていたのだが、案の定1回臨時休業に嵌まった。
開店時間が限定されているためかかなりの混雑、そして売り物は相変わらずギャンブルなお店。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇ミルフィーユ・オ・フランボワーズ(460円) ☆×3.9
 構成:フランボワーズ+パイ生地+バニラクリーム
 一番上のパイ生地のみキャラメリゼされておりここのみザクザク、あとはパリパリで甘目。
 クリームはややしっかり気味なので食べる際に崩壊はしないと思うが、口どけは滑らか。
 どちらかというとバニラの香りというよりもクリームの甘さが目立っているが、クリーム内には
 フランボワーズが結構入っているため、クリームとパイの甘い部分を多少は酸味で締めている。
 買った中では最も私のイメージする本格に近いケーキ、甘い×甘い=美味しい。

◇ブルーベリーのタルト(410円) ☆×3.8
 構成:ブルーベリー+カスタードクリーム+タルト台
 タルト生地は薄いがサクサクの生地、クレームダマンドの密度が高いためタルト台は重め。
 ただ、最も重いのはカスタードクリームで濃厚さと甘さが凄い、ここでかなりの重さになっている。
 ミルフィーユと同じく最初に感じるのは直球な重さなのに、ブルーベリーによって後味を爽やかな
 範囲に落とし込んでいる。どちらかというとタルトが主役な感じではあった。

◇オペラ(430円) ☆×3.7
 構成:グラサージュショコラ+コーヒーバタークリーム+ガナッシュクリーム+ジョコンド生地
 ナッツがたっぷり入ったスポンジでガナッシュクリームを挟んでいる王道な気がするのだが自信なし。
 ここの部分がビターチョコベースなためチョコの深みとナッツのザクザク感は出ている。
 コーヒーバタークリームも苦みがきちんと主張されている。また、舌触りは滑らか。
 ぱっと見3層位に見えたが食べ付見るともっと多い気がする、味は派手な甘さがある構成が無い分
 落ち着いているが、各構成の主張は強くチョコレートケーキとしての軸がぶれていない。

◇マルジョレーヌ(420円) ☆×3.5
 構成:ダックワーズ生地+生クリーム+プラリネクリーム+チョコクリーム+ナッツ
 ダックワーズ生地はやや薄めだがフワフワになっている、ナッツの食感が強く隠れ気味だが上手い。
 プラリネは単体だとややしつこい味なのに他と合わさると、味を引っ張っている良いバランスに留
 まり、寧ろアーモンドの滑らかさが良く出ている。
 チョコはビターで深いが、他の部分を抑えている程度なためあまり大人向けという感じはしない。
 下にいけばいくほど食感と味に深みが増すが全体的には軽い面白いケーキ。

◇シューパリゴー(250円) ☆×3.3
 シュー生地はかなりしっかりしているが、カリカリでもしっとりでもない表現しづらいタイプ。
 皮から程よく水分が抜けているため食べ応えがあると考えるべきなのだろうか。
 中は粘りが強く凄くどっしりしたカスタードクリームで、砂糖と卵の味が強め。
 バニラビーンズは殆ど感じられなかった、もう少しバニラ感がある方が個人的には好み。
 だがオーボンヴュータンのあれと考えればこれでいいのかも?

◇その他
 フレジエ(420円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

金子シェフがほぼ1人で作っているのが開店時間短い+臨時休業多い理由なのだろうけど、多くの有
名店ではシェフは監督中心の中、このレベルの老舗で自ら作る姿勢は逆に貴重なのかもしれない。

ただ、このお店サービス面は突っ込みどころ多数なので、そこをわかってない人が行くとまず痛い
目見そうな所が難点、お店自体に合う合わないがありそうというか…
何にせよやはり本格ベースのお店は美味しいのでまた再訪したい、臨時休業の罠が怖いけど。

※備忘録
暫くの間開店時間は12:00~19:00・臨時休業あり
作りながらのためショーケースに出ている数はピース5種類程度+ホール1種フレジエ、系統偏りあり
取置きは変更不可、ただし追加は可能のため開店後すぐ取置き→閉店前引取りにすると多少は選べる

総合点:3.5→3.7(+0.2) / 以下は2015/12訪問時レビュー

休日のお昼に伺いました。
直近が2回伺って両方臨時休業だったのでやっと来られました。
確か撮影禁止かと思っていたが、売り場はわからないがイートインでは撮影OKだった。

入店した時点でケーキは5種類位あったが、レピキュリアン等既に売り切れや残り2・3個の物もあった。
イートインは2組待ちだったが持ち帰れないのでそのまま待ちました。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇サルヴァドール(450円)+紅茶/ダージリン(602円)
 黒歴史のため削除、再レビュー

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

クリスマスケーキ予約の方が結構いたが、それを除いてもかなり混んでいると思う。
お店を出る際にホールのフレジエが出てきたので開店しているか・お目当てのケーキがあるかは
結構ギャンブルなのではないかと思うが、まだまだ食べたいケーキがあるので再訪したい。

男性1人だとそこまで大きくないためイートインは席数少なく・距離近いため難易度高いような気がしたが、
お店に絶えず人が流れるためテイクアウトなら入りやすいと思う。

  • ミルフィーユNoel
  • ビスキュイフレーズ
  • サブレパリジャン

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6位

アテスウェイ (西荻窪 / ケーキ、スイーツ)

9回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 ¥5,000~¥5,999

2021/11訪問 2021/11/19

願い事が叶いますように 11


前回平日で混んでいたのはクリスマスケーキ予約日だったからかと思っていたが、今回も開店
前で50人以上並んでいた。近年は難易度が上がり続けているが、このお店は特に凄い上がり幅。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇サントノーレ(702円) ☆×4.1
 構成:キャラメルクリーム+シュー生地+カスタードクリーム+オレンジ・コンフィチュール
    +パイ生地
 キャラメルクリームは軽い口溶けだがほろ苦さが適度な強さ、そもそもケーキが大きい+構成
 比率が高いが軽い印象。オレンジ果実とプチシュー内のオレンジコンフィチュールで軽減する。
 昔のオレンジのサントノーレにオレンジ果実が入ったもの、ほぼ同じだが気持ち軽くなった。
 チョコ×ベリー系よりも爽やかさ方面が強いので、大きいもののそこまで重くは無いのが○。

◇ガトーオフリュイセゾン(702円) ☆×4.1
 構成:生クリーム+ジェノワーズ生地+フルーツ
 ふわふわのジェノワーズ生地と非常に滑らかな口溶けの生クリーム、ここの質と相性は抜群。
 色々なフルーツが入っている食べた事の無いタイプのショートケーキで、味がバリエーション
 豊か。いつもの単一味の方が好きではあるが、他構成との相性は意外とこちらの方が良いかも。

◇タルトエキゾチック(669円) ☆×3.8
 構成:マンゴー&レモンムース+ビスキュイ+フルーツ+タルト台
 マンゴー&レモンムースはマンゴーの濃密さがメインだが、後味が軽くほんのり香るレモンが
 締めているのだと思う。トロピカルフルーツ(パイナップル・バナナ・オレンジ)の果実によ
 って水分と香りが広がる。タルト生地はザクザク食感で焼きは強い、甘さは抑えられている。

◇クロワッサンソーシス(324円) ☆×3.9
 ふわふわ×サクサクなクロワッサンの内部に味わいが濃いソーセージが入っているパン。
 クロワッサン自体が美味しいが、ソーセージによって強さが足されて別方向で美味しい。

◇その他
 マロンフリュイルージュ(669円) ☆×4.3
 モンブラン      (885円) ☆×4.1
 ルビー        (669円) ☆×3.7
 クロワッサン     (291円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

列回転は体感他の行列店平均×3倍速と物凄い早いためそこまで待たないのが幸いだが、恐らく
都内で一番人が来ているケーキ屋だと思う。行列対策はしっかりしているので、印象は良い。

一番有名であろうモンブランに関しては、平日で開店前の列で売り切れるのでかなりの難易度。
ここ最近固定がしっかりしているので良い感じ、難易度が高いため気合が必要だが再訪する。

総合点:3.7→4.1(+0.4) / 以下は2020/12レビュー
昨年はアントルメのクリスマスケーキは当日販売もあるが、プチガトーは無しなので並ばない。
当日全種類販売しているわけでは無かったので、当然ながら予約した方が無難な気がする。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ミルフィーユ キャラメル バナーヌ(5,500円) ☆×3.4
 構成:パイ生地+キャラメル生クリーム・ムース+洋なしジュレ+バナナ・ムース?
    +ダックワーズ生地
 上部はほろ苦いサントノーレ+ミルフィーユに使われているキャラメルクリームで味が強い。
 下部は甘さと味が強いキャラメルクリームと塩味のクランチで味が強い=全部が強い味。 
 キャラメルムースはエアリーだが繋がりが強く口溶けは少し重い、後味の引きも重い。
 それに対しバナナムースはムースグラッセみたいな食感+生地がへたっていてでうーん…
 バナナと洋梨ジュレで鉄板のキャラメルとの組み合わせだが、一部の構成の状態がうーん…

 予約時に気付かなかったが、これ普通に出ているミルフィーユを大きくしたものだったみたい。
 スポンジやムースが大量に作る関係上、作り置きせざるを得ないのを感じてかなりうーん…

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

たまたま行った日に予約が出来たので何となく予約したので予定外だが、やはりクリスマスケー
キは極一部のお店以外は作り置きで出来が落ちるのでうーん…なのは仕方ないのだろうか。

やはりクリスマスケーキは駄目、基本的に以前から出ている商品は美味しいので再訪はする。

総合点:4.0→3.7(-0.3) / 以下は2020/11レビュー
平日でも開店時には60人程並んでいた、何故か年々開店前列の人数が増えている気がする。
生菓子の商品種類が減って20種弱になった+結構値上げしたが、1店舗としての種類は超豊富。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇バルケットオマロン(580円) ☆×3.9
 構成:マロンムース+生クリーム+タルト台
 マロンムースは薫り高く意外と味は抑えられている。このお店はかなり味と甘さが強いケーキが
 多いが、これに関してはそこまで強くは無い+意外にも生クリームが一番構成比率が高い。
 バルケット型のタルト台のタルト生地は薄くサクサク食感、ダマンドにはフランボワーズが焼
 き込まれているのでほんのり甘酸っぱい。激強のモンブランと方向性が全く別なので被らない。

◇その他
 ガトーポワール    (620円) ☆×4.5
 フォルティッシマ   (580円) ☆×4.0
 マカロンピスターシュ (620円) ☆×4.0
 タルトコンポテダブリコ(620円) ☆×3.9
 モンブラン      (720円) ☆×3.9
 サントノーレ     (650円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

過去の美味しかった時期の商品中心になったのでケーキは美味しいが、誤解を恐れずに言えば、
発展性という観点ではRyocoを底辺とした都内でも駄目な方向に向かっている組の気がする。

レストランを考えればそもそもシェフが作らないという時点で劣化は当然だが、うーん…
今の状況に文句を言いたくなる程過去は美味しかったので、再訪はするがうーん…

総合点:3.9→4.0(+0.1) / 以下は2019/04レビュー
休日のお昼に伺いました。

休日なので開店時には100人弱の大行列、ただこの人数×1人が結構な量を買うのに、速攻品切
れを起こさないのは凄い。休日に作らなければいけない数は千個単位になっている気が。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇タルトコンポテダブリコ(580円) ☆×4.0
 構成:アプリコットと洋なしのコンポート+タルト台
 大好きだった旧タルトコンポテアプリコポワールのはず、形状が戻ったので4年ぶりに買った。
 アプリコットと洋なしのコンポートは甘さがありつつ濃い、以前は甘酸っぱさ重視だったよう
 な気がしたが、構成が変わったのか記憶が怪しいのかどちらなのかイマイチ自信が無い。
 メープルシュガー味のタルト台はしっかり甘い、アパレイユのしっとり+粘度で結構強い。

◇タルトフロマージュ(510円) ☆×3.7
 構成:クリームチーズ+マスカルポーネクリーム+オレンジ+タルト生地+ビスキュイ
 焼いたクリームチーズは粘度が高くしっかりした味、わかりやすい味で万人向け。
 マスカルポーネクリームはさっぱりとしており軽い+上部のオレンジの水分でクリームチーズ
 部分を軽減する。サクサク食感のタルト生地もあり、全体的に食感が多彩になっており好き。

◇オランジュリー(550円) ☆×3.7
 構成:ホワイトチョコ&オレンジムース+オレンジ生クリーム?・ジュレ+キャラメルクレー
    ムブリュレ+チョコビスキュイ+フィヤンティーヌ?
 ホワイトチョコ&オレンジムースはふんわり広がる香りと口溶けだが味はしっかり、上部の生
 クリームがオレンジの軽さ担当なのだろうか。オレンジジュレは瑞々しさ担当で濃くはない。
 キャラメル味のクレームブリュレは軽い味と優しい口溶け、このケーキは全体的に軽い。

◇ミルフィーユ(550円) ☆×3.7
 構成:パイ生地+キャラメル生クリーム・ムース+洋なしジュレ+ダックワーズ生地
 パイ生地はサクサク、多分フィユタージュアンヴェルセで上手く1枚1枚が膨らんでいるので、
 ふんわりさがある優しい食感。キャラメル生クリームは濃い味だが口溶けは軽い、好き。
 キャラメルムースは味と後味がかなり濃く強い、大きいためここの重さ強く食べ応えが高い。

 洋なしジュレは瑞々しさと濃さを両立しており、香りが他構成に負けないのは上手い。
 大きさと濃さで責め立ててくる=軽さを求める軟弱者を振り落としていくのは嫌いじゃない
 が、最近は後味への纏まりよりも引きの方が強いのがうーん…悪くはないのだけれど。

◇ルビー(550円) ☆×3.6
 構成:ピスタチオ&チョコムース+ベリームース・ジュレ+アールグレイビスキュイ
 ピスタチオ&チョコムースは粘度があり引きはやや強い、個人的には最近のは少し重いかも。
 ベリームースはベリージュレと併せて甘酸っぱい濃さ、このお店はあまり酸味で締めたりは
 せず強い味でそのまま行くものが多い気が。個人的にはベリー部分位の重さが丁度いい。
 アールグレイ味のビスキュイは薫り高く、全構成が強い×強いになっており負けない。

◇バルケットオフレーズ(520円) ☆×3.0
 構成:いちご+カスタードクリーム+タルト生地
 いちごは味が薄く品質がうーん…構成比率は一番高いここが微妙なのでどうしようもない。
 カスタードクリームはわかりやすい甘さでさらっと流れる、大体大量に入るが少量だと軽い。
 タルト生地はサクサク、このお店はタルト生地単体だと弱いのでダマンドが無いとうーん…

◇キャレショコラノワゼット(800円) ☆×3.7
 ナッツの香りが豊か、焼きや甘さは強すぎず弱すぎずで誰もが食べて美味しいと感じそう。
 ピスターシュもだがチョコ味はそこまで強くは無いので、引きはほぼナッツ。

◇キャレショコラピスターシュ(800円) ☆×3.6
 ピスタチオはほんのりでナッツの香りの方が強い、チョコ味も強すぎず弱すぎずなので強さ
 はあまりない。軽めの食感と合わせて万人向けのクッキー。

◇その他
 ガトーフレーズ    (590円) ☆×4.5
 フォルティッシマ   (500円) ☆×4.2
 モンブラン      (670円) ☆×4.2
 サントノーレ     (580円) ☆×3.9
 クッキー詰め合わせ 小(2,950円)
 クッキー詰め合わせ 中(4,200円)

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

正直このお店が戦う相手は過去の美味しかった頃の自店なので、今の状態はうーん…昔から変わ
らないケーキは美味しいが、新作や昔のケーキをマイナーチェンジすると完成度が崩れる印象。

サービス面は一部不十分だが今回も概ね良く、遂にサービス面が良いお店になったのだろうか?
どう考えてもシェフが営業時間中監修がメインの現状では発展はうーん…再訪するが危険な感じ。

総合点:4.1→3.9(-0.2) / 以下は2019/04レビュー
平日のお昼に伺いました。

平日はそこそこ並び位なのでモンブラン買うのは楽勝、体感3倍位難易度が異なる。
厨房人数が物凄いためか、開店時間にきちんとあれだけの商品種類を用意できるのが凄い。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇シブストキャラメルオランジュ(580円) ☆×3.9
 構成:オレンジシブーストクリーム・クリーム+キャラメル+ビスキュイ
 オレンジシブーストクリームは内部にビスキュイが入っているせいでやや少な目、量欲しい。
 上部にオレンジクリーム+タルト台の中のキャラメルがオレンジ味=オレンジ自体の味はし
 っかり立っている。ビスキュイがあるので滑らかさがやや減退するが、形成のためなのか?
 キャラメリゼで香り良くなっている+味も濃いめで、このお店の濃い味の強みが出ている。

◇サンマルク(520円) ☆×3.5
 構成:バニラクリーム+チョコクリーム+ジョコンド生地+キャラメリゼ
 バニラクリームはほわh輪で軽め、香りが弱いためサンマルクとしてはやや凡庸でうーん…
 チョコクリームは軽めで口溶けが良い、クリーム系に関してはここと千歳烏山が双璧店。
 ビスキュイは割と厚めで食感は軽くも重くもなくだが、キャラメリゼがしっかりしている
 ので香りや味については立っている。バニラクリームだけ出来が浮いているのがうーん…

◇その他
 モンブラン      (680円) ☆×4.5
 ガトーフレーズ    (580円) ☆×4.3
 フォルティッシマ   (500円) ☆×4.2
 サントノーレ     (580円) ☆×4.0
 マカロンピスターシュ (520円) ☆×4.0
 クロワッサン     (270円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

今回は久しぶりの平日だったが、休日のノリで早く行き過ぎた=開店時間位で十分かも?
2連続固定がまともだったが、今後もまともな店員さんに当たるよう祈るしかない。

ここ最近は過去と比較すると…的な考えに陥っていたが、以前と比較しない方が良いのかも。
観光地化したお店は並ぶのが面倒=行くのに気合が必要なのが面倒だが、また再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2018/08レビュー
休日のお昼に伺いました。

開店時は多分70人以上行列で角を曲がった先まで並んだが、回転が速く1時間強位で買える。
商品種類・数は本当に凄い、生菓子だけで30種は超えているはずでケーキを選ぶのが楽しい。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇サントノーレ(580円) ☆×4.1
 構成:キャラメルクリーム+シュー生地+カスタードクリーム+オレンジコンフィチュール
    +パイ生地
 毎回本当に嬉しい大盛りのキャラメルクリームの軽めの苦み×深さから、スッと消えゆく口
 溶けの良さは抜群。クリーム系の後味の引きの軽さに関しては、都内で間違いなく最上級。

 昔ながらのプチシュー生地内には、粘度高めのカスタードクリーム+ほんのり苦みと香りが
 豊かなオレンジコンフィチュール。クリームの軽さに対して、ここはしっかり重さがある。
 下部のサクサクパイ生地上のカスタードクリームは固まっているがもったり感無し、意外と
 オレンジコンフィチュールが軽減役では無いのに、上手く後味は軽めに纏まるバランスが◎。

◇コンポテフレーズ エフィグ(530円) ☆×3.7
 構成:いちご&いちじくコンポート+クランブル+タルト台
 少し酸味のあるいちご&いちじくコンポートは濃い味、ただ色より優しく万人向け範囲。
 いちじくは食べた瞬間の香りと種でわかるが、味自体は混ざっており個々では主張しない。
 タルト生地薄くなったのかダマンドの密度が高すぎるのか、サクサク感が他より少ない気が。
 ベリーが焼き込まれたダマンドの甘さやリッチさは控えめ、密度があるため食べ応えが高い。

◇エスプレッソ(550円) ☆×3.7
 構成:生クリーム+コーヒームース・ビスキュイ+ガナッシュ
 無骨な見た目に反し、上部の生クリームは水分多めのふわふわでややコクは少な目。
 内部で一番構成比率が高いのはコーヒームース、口溶けは良いが適度な深さで大人向け。
 ガナッシュが濃いめでここで重さを足す、ビターな味で全体的には大人味に纏まる。
 コーヒー味のビスキュイで食感を出す、このお店は完全に軽くしない纏まりが上手い。

◇パン オ トマト(420円) ☆×4.3
 もっちりクラムの密度が高く反発感のあるずっしりの重量、食べ応えがあり価格は安い。
 バジルの香りもトマトの旨みのきちんと立っており、味付けとして全構成が必要だと強く
 感じられる。チーズで丸みを足して欠点がない、総菜系としては必食レベルの美味しさ。

◇クロワッサン(230円) ☆×4.3
 サクサクのクロワッサン生地の膨らみが物凄い理想的状態、しっかり気泡を含んで膨らん
 でいるので(言語化し辛いが)噛む際に下に固まった生地ではなく均等に膨らんでいる。
 バターはリッチでしっかり甘い、ただ後味への引きは適度な範囲で油っぽさも抑え目。
 焼きは適度に香ばしく、超優等生的な纏まり=個人的にはシャンドワゾー並みの大当たり。

◇クルスティャン オ ポンム(490円) ☆×3.8
 果実多めのアップルパイだが、パリパリのパイ生地は水分を吸っておらず食感が楽しい。
 ダマンドは量多め×リッチな甘さ、やや水分が移りやすいので早めに食べた方が良いかも。
 りんごは大満足の量、程よく酸味があるのでダマンドの甘さと上手く調和しており上手い。

◇その他
 フォルティッシマ   (500円) ☆×4.2
 マロンフリュイルージュ(550円) ☆×4.0
 モンブラン      (680円) ☆×3.9
 ガトーポワール    (580円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

総合的に見れば都内上位だとは思うが、突き抜けが無い万人向けに段々変わっている気がする。
ただ、今回は今までケーキ量的に買えなかったヴェノワズリーに手を出したが抜群に美味しい。
盲点だったがヴェノワズリー目当てもありかも、寧ろ今回に関してはケーキより良いまである。

今回はサービス面は良かった、店員さんによりサービスの差が物凄いので当てないと残念無念。
行列と回転速度から希少煽りしない東京のお店では一番人気だろうし、ある程度は仕方ないが。

次回は結局行けなかったグラスエショコラにも行ってみたい、また再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2017/12レビュー
休日のお昼に伺いました。

モンブラン以外の栗ケーキを買おうと思い午後に行ったが、案の定モンブランは午前中で完売。
午後は完売商品があるが、比較的列が短い+種類は多いのでモンブラン切るなら午後が無難。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇マロンフリュイルージュ(550円) ☆×4.1
 構成:マロンクリーム・ムース+ベリージュレ+スポンジ(ジェノワーズ・ビスキュイ)
 ムースとクリームは洋栗で薫り高い、味自体は濃い+食べた瞬間は栗由来のざらつきを感じるが
 、融点の低さから食べやすくなっている=甘く・濃く・しつこないお店の強みが生きている。
 下部のビスキュイにはマロングラッセが入っており、栗が揺るぎない味の芯。
 栗味をベリージュレの酸味で纏めるが、ここも味が濃いため各構成がしっかり立っている。

◇パブロバマロンウィスキー(550円) ☆×3.9
 構成:マロンクリーム+カスタードクリーム+生クリーム+スポンジ
 マロンクリームはジャックダニエル入りなのでお酒強め、洋栗の芳香さと洋酒による芳醇さが
 合わさる強い×強いの調和、強めな香り・味を持ちながらさっぱりとした後味が良い塩梅。
 内部のカスタードクリームと生クリームは水分多目の滑らか、必要十分な甘さを主張している。
 メレンゲはきめ細かく軽い、口に入れるとすっと溶けるがやや存在感は薄めに感じる。

◇ミルフィーユショコラ(580円) ☆×3.0
 構成:パイ生地+チョコクリーム
 パイ生地はパリパリ+ギュッと密集して食感豊かだが、味がリッチでない+香りが無くうーん…
 ピーナッツが入ったチョコクリームは甘さがしっかりしつつ口溶け滑らか、ただピーナッツが入
 った事により油分が増えている。個人的には他ケーキの普通のチョコクリームの方が好き。
 全体的に悪いとは言わないけど、どれも凡庸に感じるのでお店への期待値的な面でうーん…

◇その他
 ガトーフレーズ(580円) ☆×4.3

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

前回は固定がまともだったが、今回はまた酷くてうーん…人気で大変なのはわかるが扱いが雑すぎ。
金額が以前より上がるのはわかるが、色々な点で露骨に効率重視になっている気がしてうーん…

レビュー上でジェノワーズとビスキュイは面倒で特に分けていなかったが、両方使っていると備忘
録用途でもわかり辛いかもしれない。ビスキュイ統一でも間違ってはいないけど。

ショーケース内に美味しいケーキが多いか=味平均点ベースで見れば、今でも都内最上位の一角。
今回は数買わなかったのでまた再訪する、隣のアイスも合わせてモンブラン終了前に行きたい。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2017/03レビュー
休日のお昼に伺いました。

若干いつもより出遅れたため列は長かったものの、流れが速いためそこまで待たない。
立地は中々行き辛いが、行きやすい場所だと更に行列が酷いことになるのでここで良いのだろう。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇モンブラン(680円) ☆×4.3
 構成:マロンペースト(洋栗・和栗)+生クリーム+メレンゲ
 相変わらずガツンとくる洋栗のマロンペーストは粘りが半端なく、生クリームが水分多目なのに
 必然性しか感じない見事な調和、今回は和栗はほっこり目に戻っていたがやっぱり濃い。
 ただ、中に入っている栗そのものは正直いらないというかマロンペーストを邪魔していると思う。
 毎回味が若干異なるように感じるので備忘録的にレビューするが、完成度が高い事は確か。

◇サントノーレ(580円) ☆×4.2
 構成:チョコクリーム+フランボワーズ・ジュレ+シュー生地+パイ生地+糖衣
 たっぷりのチョコクリームはビターで深みがあるがやはり後味の切れはフランボワーズで
 適度に切られている、全てのケーキ言えるがしつこくないバランス感覚が見事。
 サクサクのパイ生地にチョコクリーム+甘酸っぱいフランボワーズジュレの水分が足され
 程よいしっとりさに、チョコクリームがメインだがどの構成もきちんと立っている。

◇タルトフレーズ(520円) ☆×4.0
 構成:いちご&フランボワーズ+メレンゲ+カスタードクリーム+生クリーム+ベリーソース
    +タルト台
 いちご味のメレンゲは単体だとかなり甘い、ベリーの強めの甘酸っぱさと上手く調和している。
 ザクザクのタルトは存在感がある、最後までバターのしっかりした香りが引いていくのが◎。
 3種のクリーム+ベリー類が水分・柔らかさを担当しており、タルト台は水分奪う・硬さを担当
 しているため全てに必然性を感じるタルト。ここのお店は調和の意図が読み解きやすくて〇。

◇ヌガーフリュイデボワ(520円) ☆×3.6
 構成:ピスタチオムース・スポンジ+フランボワーズジュレ+ホワイトチョコ・ムース+スポンジ
 ピスタチオは豆々しく癖も滑らかさも出ているが、ムースがふんわりなので引きは優しい。
 寧ろピスタチオスポンジの方が味的には強く感じる、下層のスポンジは食感も強く主張気味。
 ホワイトチョコ部分は若干存在意義がわからないのだが、円くするためなのだろうか?
 フランボワーズジュレが優しいのでピスタチオ+ホワイトチョコの癖が勝っているように思う。

◇シューアラクレーム(290円) ☆×3.6
 クッキーシューだが事前にカスタードクリームが詰められているため、ややサクサク程度。
 シュー生地は薄めで中味はたっぷりのカスタードクリーム、そのため食べ応えが凄い。
 カスタードクリームの卵感と程よいバニラで、濃厚ながら全くしつこく無いのは見事。
 数々の名店で微妙評価を一番出してきたシュークリームも、ここではきちんと美味しい。

◇タルトショコラバナーヌ(520円) ☆×3.2
 構成:バナナコンポート+バナナムース+プラリネ+チョコビスキュイ+タルト生地
 これ新作かと思ったが、タルトコンポテアプリコポワールと同じく形が変わったやつだった。
 ただ、各構成は同じなものの構成比率が変化しており味がかなり変わっているというか別物。
 以前は優しいバナナ味にチョコで深みを与えていたが、今回はチョコの比率が下がりぼんやりし
 た味になっており微妙、前の方が美味しかったというか何故変えたのか理解に苦しむ。

◇その他
 ガトーフレーズ(580円) ☆×4.3

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

投稿していない分も含めるとそこそこ数食べてきたはずだが、美味しいケーキの確立が物凄い高い
=平均点で言えば都内トップも納得、ケーキ屋の数をこなす度に凄さを実感。

ここのお店の唯一弱い所は毎回固定が超絶適当な部分だと思っているが、今回はまともだった。
今年は隣のチョコ&アイスがいつ始まるのか気になるし、夏前にはもう一度位再訪しようと思う。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2016/11レビュー
平日の12時ごろに伺いました。

平日だし混んでいないだろうと思って行った、伺った際は10人位列があったが退店時は4人程。
この時間で既に売り切れが数種あったので、平日も早めに行った方が良さそう。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇ガトーポワール(580円) ☆×4.4
 構成:洋なし+生クリーム+スポンジ
 瑞々しい洋なしのシャキシャキしつつも簡単に噛み切れる食感+水分多目で溶けるような軽い生ク
 リーム+しっとりなスポンジの軽さで本当に柔らかくてさっぱりしている。
 全体的に見ると水分が多いため若干気になる方はいるかもしれないが、個人的にはほぼ理想。

◇モンブラン(680円) ☆×4.2
 構成:マロンペースト(洋栗・和栗)+生クリーム+メレンゲ
 今年のモンブランは和栗の味がややガツン寄りになったような気がする、どちらも美味しい。
 洋栗のペーストが味のメインであったように記憶しているが、今回は和栗も前面に出ていた。
 マロンペーストの濃さを多めの生クリームが中和して、しつこくなくするバランスはやはり見事。
 地味に値上げ(620円→680円)されている事にレビューして気付いた、美味しいからいいけど。

◇カシスポンム(500円) ☆×4.0
 構成:カシスムース+青りんごジュレ+ビスキュイ
 ムースはややしっかり目の硬さ、爽やかな酸味と自然な濃さが上手く出ている。
 ジュレはまんまペーストで甘酸っぱい爽やかな甘さ、強くはないが存在感がある。
 ビスキュイにりんごの果実が入っており、食感が柔らかい・シャキシャキ・ザクザクと変化に富
 んでいるため飽きが来ない、上部の果実+マシュマロもアクセントとして〇。

◇タルトタタン(580円) ☆×3.8
 構成:りんご+クランブル+クリーム+フィユタージュ(パイ生地)+カスタードクリーム
 煮詰められた紅玉は深いりんごの味わいが楽しめるが、甘さは強くはなく後味もさっぱり。
 水分たっぷりでも食感的に潰れておらず歯応えがあるため非常に良い状態。
 上部のバニラの香るクリームで甘さを増幅するのだが、やっぱり濃い×さっぱりになる。

 フィユタージュの焼きは強めだが香ばしさは抑え目、食べた際にきちんとサクサクする。
 アクセント程度のカスタードクリームが円やかさを出していて、やはり纏め方が上手い。

◇タルトショコラバナーヌ(520円) ☆×3.7
 構成:バナナコンポート+バナナムース+プラリネクルスティアン+カカオニブ
 コンポートはバナナのねっとり感を無くしてしまっている、ペースト状だが果物そのままと味が
 異なりシロップぽい味が先行している。あまり甘くはないが。
 ムースはしっかりバナナの味をしていて、意外ときっちり固まっている。

 プラリネは結構ビターで深さを担当している、カリカリではないがきちっと形作られている。
 カカオニブで苦みが出ているが、これは個人的にいらない=プラリネのビター感で十分。

◇マロンポワール(520円) ☆×3.7
 構成:洋なしジュレ+マロンムース+ビスキュイ
 マロンムースに使われているのは洋栗だが、コクのみ使って食感はほわほわで軽やか。
 ビスキュイは生地の密度が高いためもちもちになっており、軽いだけで終わらないのが〇。
 ビスキュイの中の栗はほっこりさ担当で、構成を上手く使い分けているように感じた。
 洋なしジュレはさっぱりにする纏め役のように感じられるため、このケーキの芯は栗だと思う。

◇その他
 タルトコンポテアプリコポワール(520円) ☆×4.5
 ヌガーフリュイデポワ     (520円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

重さは軽いのでかなり食べやすい、進化(変化)してはいるが本格ベースを何となく感じるのが〇。

完成度がド安定+種類がかなり多いので考えるのが面倒な時に真っ先に選択肢に上がるお店の1つ。
駅から遠いとかはどうでも良くなる美味しさなのでまた再訪する。

総合点:4.0→4.1(+0.1) / 以下は2016/06訪問時レビュー

休日の18時ごろに伺いました。

遅い時間に行った事は無かったので売り尽くされて閉店しているんじゃないかと思って行った。
残り僅かな商品も多かったがケーキは半分位あり普通に開店しており店内に列もあった。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇タルトシトロン(500円) ☆×4.3
 構成:メレンゲ+シトロンクリーム+タルト生地
 たっぷり入ったシトロンクリームは滑らかで口解けが優しい、よくある重いタイプでなく味はしっ
 かり付いているが軽めに感じられる絶妙なバランス。単体で食べるとやや酸っぱい程度。
 上に乗っている激軽のメレンゲ+薄めではあるがバターの香るザクザクのタルト生地で中和されて
 酸味も感じるが甘いケーキの範囲になっている。
 
 通常タルトシトロンは後味として酸っぱさが残る場合が多いが、これは全体的に見れば爽やかさだ
 けが残るので、これを弱いと取るか後味の切れが良いと取るかは人によるかも、私は後者。 

◇フォルティッシマ(500円) ☆×4.2
 構成:チョコビスキュイ・グラサージュ+ガナッシュ
 フォルティッシマを使った「濃厚チョコケーキ」だが、濃厚なのに後味がしつこく引かない。
 ガナッシュの量はそこそこありカカオ80%の割にややビター位の範囲で何でだろうと思いHPを見た
 ら「クレームバカラ」という表記があり、これはグラス?チーズ?お酒?となった、これで丸くな
 っているのかもだが何なのか全く分からない、所詮素人とはいえ凄い気になる…

 食感は見た目のイメージの限界まで口解け良くする系ではなく、ビスキュイ部分の気泡を感じるた
 め滑らかまではいっていない印象を受けた、また最下層のチョコ板がアクセントで良い感じ。

◇フロマージュパッション(500円) ☆×3.8
 まんまパッションフルーツを使ったチーズケーキだが、食べた瞬間に最初に感じるのはパッション
 フルーツの爽やかな味、その後コクとしてチーズ味はするがやや弱めのように感じた。
 ただ、チーズケーキのコクは十分出ており、味もしっかりしているのでやや濃いのに爽やかな味で
 非常に食べやすい。
 チーズケーキが苦手な人でも癖を感じないので食べられるのではないかと思う。

◇キャラメルテンダンス(490円) ☆×3.8
 構成:グラサージュ+キャラメル&チョコムース+キャラメルクリーム+キャラメルムース
 味が異なる2つのキャラメルの層が使われており、グラサージュの下にあるものはチョコとキャラ
 メルを合わせたビターなムース、苦味は軽いが深みはかなり出ている。
 それに対し下に2層あるのがキャラメルにバニラの香りがほんのり付いたクリーム、ここは塩味が
 ほんのりするが結構甘く、全体としてもここが甘さの担当だと思う。
 最下層のクルスティヤンはカラメリゼされており、焦げによる深みががっつり出ている。

 塩味を使ったケーキは塩味が残って後味が宜しくない物が多いが、このお店の特徴だと思われる
 濃厚×後味さっぱりというかなり難しいであろう状態に上手い事なっている。

◇リオフレーズ(500円) ☆×3.7
 構成:ナパージュ+いちごムース+魚沼産コシヒカリ+ビスキュイ
 イチゴと魚沼産コシヒカリのババロアと書いてあって好奇心で買ったが、本当にお米の粒そのまま
 が入っている。しかもかなりの比重で入っており食感としては間違いなく主役。
 イチゴムースがかなり甘い+お米も甘く煮ている?ため全体としてはきちんと甘くなっているが、
 お米部分は自然な甘さ化と言われるとどうなんだろうと思う。

 目新しさや食感的には食べていて楽しいが、普通にいちごムースだけでも美味しかったような気も
 する…そもそもリ・オ・レ自体あまり食べないがバニラ味が一般的だったような気がするし。

◇カクテルフレーズ(520円) ☆×3.5
 構成:クレーム・キルシュ(カスタードクリーム&生クリーム&キルシュ)+いちごムース
    +バナナムース+いちごペースト+ビスキュイ
 いちごムースはかなり軽くフワフワですっと溶けてしまう、甘さも抑え目で優しい味。
 いちごとバナナで喧嘩しないかなと思ったがそこは優しい+優しいで見事な調和。
 外側のビスキュイがややしっかり目で、ここで過度に食感が軽くならないようになっている。
 中に入ったいちごペーストで自然な甘さを出しており、全体的には甘さ控えめのケーキ。

◇その他
 タルトコンポテアプリコポワール

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

モンブランが無いので早く行かなかったが、列が少なく迷う時間が長く取れるのは良いかもしれない。

ここのお店は外れが存在しないレベルな所が凄い、若干行き難いがそれを遥かに超える満足感。
ただ、暑い期間はキツイので涼しくなってきたらまた再訪すると思う。

総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2016/03訪問時レビュー


休日の11時ごろに伺いました。

開店前に列は出来るが前の方は慣れている人が多いので割と進みが速い。
列も長くはなるが、追加も凄い量なので早めに行っておけば売り切れは無いはず。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇タルトコンポテアプリコポワール(520円) ☆×4.5
 構成:アプリコットと洋なしのコンポート+ナッツ+タルト台
 コンポート部分はやや果物の形は残しつつ非常に柔らかくなっており、アプリコットと洋なしの甘
 酸っぱさがメインとなっていて、甘すぎずたっぷり量があり美味しい。
 タルト台はザクザクタイプでメープルシロップか使われており、通常のタルトよりも甘目ではある
 が、コンポートがよくある過度に甘いタイプではないため丁度良い甘さ、かなり美味しい。

◇モンブラン(620円) ☆×4.2
 構成:マロンクリーム(洋栗・和栗)+生クリーム+メレンゲ
 和栗と洋栗の2種類のペーストが使われているが、洋酒は控えめで栗本来の濃厚さ。
 外側のペーストの洋栗はやや深めの味が、中の和栗ペーストは薫り高く上品な味で絶妙。
 生クリームがやや水分が多い+味が薄めなのが気になったが、他の部分の水分が少ない+味が強い
 のであまり主張しないようにしているのだろうか?
 メレンゲはきちんと焼かれたザクザクタイプで美味しかった。

◇ガトーフレーズ(580円) ☆×4.0
 構成:あまおう+生クリーム+スポンジ
 生クリームはモンブランには少し水っぽく感じたが、こちらには合っている気がした。
 生クリームはあまり甘くなくて軽いが、ふわふわでしっとりしたスポンジが甘く全体としてみる
 と丁度いい甘さになっている。
 全体的に軽く後味がさっぱりしており、やや味濃いめのケーキが多い中食べやすいと思う。

◇マカロンピスターシュ(520円) ☆×3.8
 構成:ピスタチオ味マカロン・クリーム+フランボワーズ味ジュレ+フランボワーズ等ベリー
 フランボワーズの酸味と濃くて甘いピスタチオクリームが良い具合に調和して、後味はすっきり
 していながらきちんとピスタチオの香ばしさ・滑らかさがきちんと感じられる。
 正直言ってマカロンケーキは好みじゃない事が多いのだがこれはかなり美味しく感じた。
 適切な表現かはわからないが美味しいマカロンは中はもっちり外はサクサクしている気がする。

◇ベルガモット(500円) ☆×3.7
 構成:アールグレイムース+クレーム・オランジュ+マドレーヌショコラ+スポンジ
 アールグレイムースはかなりしっかりめな濃厚ムースで、大部分がこれ。
 個人的には中のスポンジはいらなく感じたが、ここがないと濃すぎると感じる人もいるかも。
 味はムース部分で濃厚だが、オレンジの酸味でうまい具合に後味が爽やかになっている。
 下のマドレーヌショコラにクランチが入っていて食感も楽しい。

◇ノワゼッティーヌ(530円) ☆×3.6
 構成:チョコムース+キャラメルムース+クリームプラリネ+ナッツ
 ナッツがザクザク入っているためかなり香ばしく、味強め。
 構成部分ほぼ全てがとっても味が濃いため、やや食べた瞬間はごちゃっと感じる。
 ただ、味の掛け合わせは王道なチョコ×キャラメル×ナッツなので食べている内に調和していく。
 味は濃いが、意外と甘さは控えめなため特に後味が引く感じがしない、ここは凄い。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

とにかく後味の纏まりが半端ない、味が万人向けかは疑問だが都内最高の評判も納得。

価格帯は特に高くはないが、ケーキの大きさは他店よりも小さい。
ただ、外れが無いケーキをこの価格で買えるのは嬉しいので特にコスパは気にならない。

駅から遠いかなりの謎立地なので男性1人でも行ける。
お店に出ているケーキの種類がとにかく多いので全部食べるまでは気長に再訪する。

  • サントノーレ
  • ガトーオフリュイセゾン
  • タルトエキゾチック

もっと見る

7位

ノリエット (下高井戸、松原、桜上水 / ケーキ、カフェ)

6回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.2
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥6,000~¥7,999

2022/03訪問 2022/04/11

硬軟両様なお店 9

何だか久しぶでお店のショーケースの位置が入れ替ってはいたが、元々パティスリーとしては
商品種類が都内最高峰なだけあって商品種類はあまり変わっていなかった気がする。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇フィアンサイユ(604円) ☆×3.8
 構成:レモン・ムース+チーズムース・クリーム+ビスキュイ
 ふんわりとした爽やかな酸味のあるレモンムースと軽いコクのあるチーズムースは口溶けが軽
 やか。このお店はムース系が比較的わかりやすい味の調和+滑らかな口溶けでかなり好き。
 上部はレモンスライスで下部にはレーズンの入った粘度のあるチーズクリームがあるが、どち
 らも強すぎず弱すぎずで優しく調和する。良い意味で見た目から味が想像出来る系が好きな店。

◇仔牛とキノコのテリーヌ(972円) ☆×3.7
 茸の量はやや多めでバランスが良い強さ。テリーヌとしてはしっとり感がやや少ないものの、
 きのこが多少水分を保持するのでカバーできている気がする。味自体は他商品と同じく強い。

◇その他
 セシル          (604円) ☆×4.8
 カーディナル       (604円) ☆×4.3
 ガトー・マルジョレーヌ  (604円) ☆×4.2
 デリス          (572円) ☆×4.1
 プランタニエ       (604円) ☆×4.0
 シシリア         (604円) ☆×4.0
 豚肉と鴨肉の冷製ハンバーグ(864円) ☆×4.0
 豚のゼリー寄せ      (756円) ☆×3.7

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

いつも通り塩接客だなーと感じたが、過去レビューを見る限りここ最近は良かったみたい?謎。
昨年は出身店には行っておりセーフという事にしたいが、せめて年1回位は行っておきたい。

久しぶりなので結構値段が上がっていたが元々が安かったのでセーフ、また再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2020/05レビュー
お店自体はそこまで大きくは無いが、生菓子+焼き菓子+ヴェノワズリー+コンフィズリー
+アイス+シャルキュトリーと商品幅は都内屈指。生菓子は種類は多いが2/3位は固定な印象。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇カーディナル(530円) ☆×4.6
 構成:フランボワーズムース・ジュレ+ホワイトチョコムース+ビスキュイ
 フランボワーズムースにはサワークリームが入っており、ほんのり酸味が足されている。これ
 に濃い味のフランボワーズジュレが足されるので、濃い味がしながら後味はさっぱりの調和。
 ホワイトチョコムースはわかりやすい甘さながら口溶けが良く後味が軽い、ホワイトチョコ系
 は後味が強いと調和が乱れがちになる気がするので上手い、味は強い×強いで好きなタイプ。
 このお店ムース系は滑らか+質が高いので、上手く全体を適度に軽くしているのが大変好み。

◇プランタニエ(530円) ☆×4.2
 構成:いちごムース+クレームブリュレ+グリオット&フランボワーズジュレ+ダックワーズ
 いちごムースはわかりやすい甘さ、口溶けは滑らかで後味は軽いが味付け自体は濃いのが良い。
 内部に入っているクレームブリュレで重さを、グリオット&フランボワーズジュレで濃い味を
 足す。このお店は強い×強いの調和になると、味のパンチがある少し大味な纏めが大変好み。
 ピスタチオ味のダックワーズ生地は香りがしっかり感じるもの、全構成が立っているのが好き。

◇ミルフィーユ(530円) ☆×3.9
 構成:パイ生地+クレームムースリーヌ+いちご
 クレームムースリーヌはカスタードクリーム分が強い味としては丸い方向、バニラの香りや
 バターは強く無い。個人的にはクレームムースリーヌは芳醇なものが好きだが、悪くは無い。
 いちごは量が多いが水分が多く味は少し弱いので、あまりにも前面に出すぎない程度。
 パイ生地は1枚1枚分かれたもので焼きは強い、香ばしく単体で味わいの強い良い焼き加減。

◇アマル(530円) ☆×3.8
 構成:マンゴームース+ライチムース+フランボワーズコンフィチュール+チョコビスキュイ
 マンゴームースは強いマンゴー果実そのままの濃密な味と香り、その内部にあるライチムース
 も癖をそのまま使っているので好き嫌いが分かれそう。個人的には少し強いような気がする。
 フランボワーズコンフィチュールで濃い味を足しつつ、最下層のチョコビスキュイの味も乗せ
 る。このお店らしく強い×強いの調和であり、方向性が異なる構成をやや大味に纏めている。

◇フレジェ(530円) ☆×3.5
 構成:いちご+クレームムースリーヌ+ビスキュイ
 ピスタチオ味のクレームムースリーヌはピスタチオの癖が強く豆感がある、口溶けは滑らかだ
 がバターの芳醇さをピスタチオが上回っているため、やや単体での味な印象になっている。
 いちごは甘酸っぱく量が多いので良いバランスだが、ビスキュイが柔らかく薄いのでクレーム
 ムースリーヌを受け止め切れておらず調和がうーん…構成単体で見ればどれも良いのだが。

◇キッシュ・オ・ソーモン(450円) ☆×3.7
 薄めのブリゼ生地は焼きが強い、内部のアパレイユは固まり方が緩めで優しい卵の丸さ。
 ほうれん草と強めの香りと味のスモークサーモンのベーシックなキッシュ、予定調和が良い。

◇豚のゼリーよせ(650円) ☆×3.7
 柔らかな豚肉はじんわりとした旨み、舌や耳らしいが部位によって反発感や油分が異なってい
 るため、意外と食べている最中はバリエーションに飛んだ印象を受ける。

◇その他
 セシル          (480円) ☆×4.8
 ガトー・マルジョレーヌ  (480円) ☆×4.2
 シシリア         (480円) ☆×4.0
 タルト・シトロン     (480円) ☆×4.0
 豚肉と鴨肉の冷製ハンバーグ(700円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

大好きなお店ではあるものの個人的に当たり外れが激しい枠なのだが、今回は珍しく全部当てた。

こんなご時世なので自分の好きなお店に再訪するようにしているため、毎年の久しく行っていな
いと焦る展開では無いが間隔はやはり開いてしまっている。毎回梯子に悩むがまた再訪する。

総合点:4.0→4.1(+0.1) / 以下は2019/08レビュー
休日のお昼に伺いました。

去年食べ損なったヌガーグラッセを食べに再訪、夏はかき氷やアイスもやっているので個人的
には夏枠のお店になっている。商品幅は非常に広いのだが、意外と生菓子以外は食べていない。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇ヴェリーヌ・ペッシュ(500円) ☆×4.0
 構成:桃・ムース+フランボワーズムース・ジュレ+シャンパンジュレ
 桃はコンポートで柔らかく甘い+フランボワーズの甘酸っぱさを足し甘さだけでは無く◎。
 ムースの層は上部がフランボワーズムースで下部がシャンパンムース、このお店オーボン
 系譜の中では珍しくムースがかなり上手い。口溶け・味・香りの全てがバランス良く好み。
 最下層はビスキュイとシリアルみたいなやつで食感は面白いが、存在感がありすぎな気も。

◇サヴァラン・アナナス(500円) ☆×3.7
 構成:パイナップル+生クリーム+カスタードクリーム+ブリオッシュ生地
 パイナップル果実はコンポートされているため水分多目+甘い。ここで他構成を軽減する。
 生クリームは重め+カスタードクリームは粘度がある、が水分がかなり多いので流せる。
 ブリオッシュ生地はシロップでひたひたでギリギリべしゃらない位、お酒は弱いので誰もが
 楽しめるであろう万人向けサヴァラン。

◇ヌガーグラッセ(700円) ☆×3.8
 メレンゲはふわふわで口溶けが良いが、ミルキーさは少し不足。ドライフルーツがたっぷり
 入っているため、これにより甘くなっている=甘さは比較的しっかりした主張。
 中心部は(違うような気もするが)杏アイス?、この部分で軽減してさっぱりさもある。

◇キッシュ・オ・ロレーヌ(450円) ☆×4.2
 卵のトロトロ感と優しい丸さのバランスが好み、やはりパティスリーのキッシュの方が好き。
 ブリゼ生地はホロホロ崩れる+香ばしい=タルト台の焼きは個人的には好みとは異なるが、
 地力があるためか非常に上手い。お肉の旨みと油分が染みわたって良い調和になる。

◇豚肉と鴨肉の冷製ハンバーグ(700円) ☆×4.0
 テリーヌは香りと味が強めのしっかりとした味わい、肉質が粗くないのもありやりすぎない。
 コンソメジュレの味が強いため、一緒に食べると強い×しょっぱさが増す、お酒前提かも。

◇紅茶(420円) ☆×3.2

◇その他
 セシル        (480円) ☆×4.3
 ガトー・マルジョレーヌ(480円) ☆×4.2
 デリス        (450円) ☆×4.0
 シシリア       (480円) ☆×4.0
 タルト・シトロン   (480円) ☆×3.8

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今回はシャルキュトリーも狙ってみたが、商品種類がそこまで多く無いので意外と選択肢が無い。

因みにタルトショコラレザンラムはルトショコラプリュノーに完全に変わったらしい、無念。
このお店は基本的にお決まり以外を冒険したくないので、非常に残念過ぎる=戻して欲しい。
以前も書いたがこのお店全商品を見ると☆×4.0かは超絶怪しいが、固定しか買わないと勝つ系。

地味に駅的な梯子はし辛いのだが、沿線はちょくちょく通るのでまた再訪する。

総合点:3.8→4.0(+0.2) / 以下は2018/10レビュー
休日のお昼に伺いました

商品幅の広さはオーボン系譜の中でも屈指、シャルキュトリーもあり都内では一番幅広いはず。
商品数が多いため店員人数がいても回転は遅め、ただ常時人が流れる=店内が多少混む程度。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ヴェリーヌ・ティラミス(540円) ☆×3.6
 構成:オレンジジュレ+マスカルポーネムース+コーヒーシロップ+ブリオッシュ生地
 滑らかなオレンジジュレはわかりやすい味、甘さは控えめで軽めの爽やかさ重視。
 マスカルポーネムースは水分多目の滑らかさが良い塩梅、コクは抑え目でここも軽い。
 コーヒーシロップは苦みはほぼ抑えられており、コーヒー味としては好きな食べやすい味。
 ブリオッシュ生地は粗目、シロップに沈んでいるレベルのひたひただが崩れずに良い食感。

◇タルトショコラプリュノー(540円) ☆×3.6
 構成:プルーンチョコムース+タルト台
 ザクザクのタルト台はややバター少な目、ここのタルトはリッチじゃないが他構成で補う系。
 チョコムースは滑らか、グラサージュは甘目だがベースのチョコムースは適度な甘さの範囲。
 プルーンは洋酒漬けでアルコール分そこそこ強め、切られているのもある以前のレーズンよ
 り皮の食感と噛んだ瞬間に洋酒が弾ける感覚がなくなったので、正直大幅劣化してうーん…

◇タルト・オ・フリュイ(540円) ☆×3.5
 構成:フルーツ+カスタードクリーム+タルト台
 ザクザクのタルト台はそこまで強くない食感、バターのリッチさは抑え目だが内部にリュバ
 ーブ?のジャムが入っており甘め。ここのケーキは意外と甘さは強くないものが多い。
 フルーツは山盛りで色々楽しめて良いのかもだが、芯となるものが不在感がややある気も。
 カスタードクリームはもったりだが味わいは薄め、甘さはあるがあまり引かない。

◇シャンティ・ペッシュ(519円) ☆×3.4
 構成:桃+生クリーム+ジェノワーズ生地
 桃はかなり贅沢に入っているが、意外と食感がある=甘さや超果汁を求めるタイプではない。
 生クリームはコクと粘度のあるもの、ただ口溶けと甘さが軽めなので意外と食べやすい。
 ジェノワーズ生地はしっとりで甘さ抑え目、全体的に甘さ抑え目な万人向けな味かも。

◇シシリア(700円) ☆×3.3
 構成:ピスタチオアイス+ヌガーグラッセ+チョコビスキュイ
 アイスケーキ版のシシリア、ピスタチオアイスの構成比率が生菓子より高い+豆感が強めの
 癖のある味そのままなので、生菓子より遥かに濃いというかこの部分が一強すぎる気が。
 ヌガーグラッセ部分は少ないが香り担当+最下層にチョコビスキュイ、生菓子でいいや感。

◇その他
 ガトー・マルジョレーヌ (519円) ☆×4.1
 シシリア        (519円) ☆×4.1

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

去年もそうだった気がするが、年後半になって今年まだ行ってないと思い久しぶりに再訪した。
久しぶり+最近定番しか食べなかったので、他商品も選んだがやはり当たり外れが物凄い。

個人的定番のタルトショコラレザンラムが変わったのがショック、季節等で戻るのか不安。
次回からはやはり定番のみ買う事にしようと思う、意外と行けていないがその内再訪する。

総合点:4.0→3.8(-0.2) / 以下は2017/02レビュー

休日のお昼に伺いました。

オーボンヴュータン出身第一世代なので、東京でも老舗部類の幅広い商品幅のフランス菓子店。
ケーキは20種位で豊富=クラシックベースながら、割と食べやすい方向に寄っているお店。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇オペラ・レヴィジオン(519円) ☆×3.7
 構成:グラサージュ+ガナッシュクリーム+ピスタチオムース・生地
 ピスタチオ生地の主張が一番強い+シロップが無い?のか食べた際のじゅわっと感が無い=通常
 のオペラっぽくは無いが、名前通りピスタチオを使ったオペラ再構成で美味しい+あり。
 ピスタチオムースは軽め×口溶け滑らかだが、豆っぽさも程々に出ていて味の芯はピスタチオ。
 以前はほんのり感じた洋酒がほぼ感じなくなっていた、硬派さが若干落ちたのが気になる所。

◇フレッシェール(540円) ☆×3.7
 構成:グレープフルーツ・ピール・バタークリーム+チーズムース+スポンジ+スパイスサブレ
 チーズムースは口溶け滑らかながらしっかりとしたコクを感じる。ここにグレープフルーツバタ
 ークリームで味を足しているので、見た目以上に味はしっかりしたケーキ。
 ジンに漬けたピールの苦み+果実の甘酸っぱさで、全体の味を締めておりきちんと調和している。
 スパイスサブレでサクサク食感を出すタイプ、ここがやや他を侵食するパターンだが許容範囲。

◇オートンヌ(518円) ☆×3.6
 構成:マロンクリーム+クリームブリュレ+マロングラッセ+ダッコワーズ生地
 硬めのマロンクリームは洋栗で甘く芳しい強さは和栗には無い良さで、やはり洋栗も美味しい。
 これにマロンラム酒とマロングラッセが足され、栗部分は見た目の比率は低いが味の芯。
 クリームブリュレはやや重め、ここも栗部分もしっかりしているので厚めのダッコワーズ生地
 に負けず、全部が全部やや大味にきちんと立ちながら上手く調和している。

◇その他
 タルトショコラレザンラム(540円) ☆×4.2
 ガトー・マルジョレーヌ (519円) ☆×4.1
 シシリア        (519円) ☆×4.1

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

ケーキは標準的~やや小さい大きさ+価格帯は500円台と標準的=コスパは普通。
今回はかなり久しぶりなので、美味しいとわかっている物しか買わず冒険しなかった。

一部の商品のみ例外で再レビューしたが、基本的に食べた事ある商品なのでレビューが楽。
本店は1年以上ぶりという好きと言う資格が問われる再訪の遅さが反省点、きちんと再訪したい。

総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2016/10レビュー
平日の夜に伺いました。

今年はシシリア(アイス)を食べ忘れた上に、気付いたら前回から半年経っていた。
新宿店も考えたが今回は若干ビター方面?の気分だったため、その方向性で統一して買った。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇タルトショコラレザンラム(540円) ☆×4.3
 構成:グラサージュ+チョコムース+フィヤンティーヌ+タルト
 ザクザクのアーモンド香るタルトはケーキの高さの4割ほどと、厚くて存在感がある。
 お酒ががっつり効いたラムレーズン入りのムースは大人向けではあるが、複雑な味ではなく芯が
 あるためどこか食べやすい。重めの口溶けだがチョコ+ラム酒でキリリと締まっているのが〇。
 このケーキもお得意だと勝手に思っているフィヤンティーヌでザクザク感が出ていて楽しい。

◇ポドクレーム(453円) ☆×3.7
 生クリームの層は結構厚め、コクをしっかり感じるがやや油分も感じる。
 トロトロのプリンはかなり柔らかく、ギリギリまで水分多目で生クリームの重さと相殺してる?
 カラメルソースは苦みは僅かで食べやすい範囲、ただ全体的にあまり甘くないためコクを楽しむ
 方向性のプリンだと思う、ちょっと大人向けみたいな感じ。

◇その他
 ミルフィーユキャラメルポワール(540円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

このお店は気分で本格or軽めのケーキが選べるのが超便利、方向性もわかりやすく安心する。

パティシェリアや新宿店も入れると個人的には頻度の高いお店だが、好みの同じケーキを買ってしま
い未だに全品制覇が出来ず…ここらの京王線沿線は要再訪店ばかりだが、また店舗に再訪したい。

総合点:3.9→4.0(+0.1) / 以下は2016/04レビュー


休日のお昼に伺いました。

下高井戸駅付近の駐車場は道が細く入り辛い場所に多いので、電車で行った方が良い気がする。
シシリアホール(2,600円)に興味があったが、いつも通りピースにした。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

◇セシル(480円) ☆×4.3
 構成:チョコムース(ミルク・ビター)+チョコスポンジ
 全体的に超軽いムースケーキ、スポンジ部分はアクセント程度の薄さなのでムースの食感が全て。
 見たままの四層で味もシンプルなのにここまで美味しく感じるのは、やはりこのお店のムースの
 軽い口どけと優しい味が個人的な好みに合致しているからだと思う。
 ムース部分に洋酒を使っているが、殆ど気にならない程度なので超万人向けだと思う。

◇シシリア(480円) ☆×4.3
 構成:ピスタチオムース+チョコムース(ミルク・ビター)+フィヤンティーヌ
 ムース部分は見た目に反し甘さは控えめで繊細になっており、非常に食べやすい。
 ケーキの殆どの部分を占めるピスタチオムースは洋酒でやや癖が抑え目ながら、香ばしく滑らか。
 また、チョコムースは殆どがミルクチョコのため優しい味わいになっているが、その下にわずかに
 ビターチョコのムース?が入っており、ここでチョコの深みが増強されている。

 下部にあるにサクサクしたフィヤンティーヌが凄く甘いため、全体としてかなりの甘さになってい
 る、またここも味はピスタチオ味のため香ばしい味がするがやや甘さに隠れ気味かも。
 ぱっと見だけだと構成は少なく見えるが、随所に味の変化が潜んでいるのはやはり凄い。

◇オペラレヴィジオン(480円) ☆×3.8
 構成:グラサージュチョコ+ガナッシュクリーム+ピスタチオムース+ジョコンド生地
 オペラにピスタチオムースを入れたケーキで、食感はしっかりしたジョコンド生地が占めてている。
 本来?のオペラのコーヒーバタークリームが入る部分にピスタチオムースが入っているため、全体
 の食感はやや軽くなっているがほんのり香る洋酒と合わせて味自体はしっかりしている。
 これはチョコ>ピスタチオでシシリアはピスタチ>チョコだがこの組み合わせは鉄板。

◇タルト・シトロン(480円) ☆×3.7
 構成:レモン+レモンクリーム(クレーム・シトロン)+スポンジ+タルト生地
 タルト生地は薄めの僅かにサクサクする程度、バターはほんのり感じるが圧倒的レモン感が主役。
 レモンの酸味を軽減するためか内部にスポンジが二層入っており、普通に食べているとクリームが
 しっかりしているためやや気付き辛いが、これのおかげか酸味は爽やかな範囲に纏まっている。
 クリームはタルト・シトロンに多いのほぼ固形状態のやつではあるが、口どけは非常に滑らかで
 酸っぱいのだがきちんと甘さも感じられる味になっている。

◇タルトフレーズ(500円) ☆×3.4
 構成:いちご+生クリーム+いちごムース+カスタードクリーム+タルト台
 タルト台のダマンドの中にいちごのペーストが入っており、タルト台の硬さがやや減少気味。
 今考えると繊維質だったような気もするし、入っていたのはフリュイと同じくリュバーブかも?
 タルト生地は下記のシトロンと同じように思うが、こちらの方がしっとりしていると感じた。

 いちごはやや酸味が強め(今年のは殆どのケーキ屋でそうに感じる)だがいちごのムースが甘酸っ
 ぱいため全体としてみればギリギリ甘い範囲に留まっている。
 生クリームやカスタードクリームは濃厚なのだが全体としてみるとさっぱり寄りだった。

◇ノリエット(450円) ☆×3.3
 構成:生クリーム+チョコレートケーキ(クラシック・ショコラ)
 生クリームは無糖で甘くないためチョコケーキの濃厚さがそのまま楽しめるが、地味に重い。
 チョコレートケーキ部分は硬めなので、常温に置いて柔らかくしてもいいがそのままでも美味しい。
 部類的には「濃厚チョコレートケーキ」なのだと思うが、この分野は他店の有名商品が多く、比較
 してしまうと悪くはないがインパクトには欠けるというのが正直な所。

◇その他
 デリス(450円)☆×3.6

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

4月の値上げ前に行こうと思っていたのだが、結局行けず値上げ後になってしまった。
値上げ幅は40~50円が多くコスパは良い→普通になったが、原材料高騰で値上げは仕方ない。

やっぱりここのはムース系ケーキが個人的な好みだと再確認、そして相変わらず当たり外れあり。
甘さはケーキによって結構バラバラなので、超絶甘いものもあればそうでもないのもある。

客層は近所の人がメインだと思う、家族連れもいてとっても普通。
今回はあまり新しいケーキに挑戦しなかったので、また再訪して全品制覇したい。

総合点:3.8→3.9(+0.1) / 2015/11訪問時レビューは黒歴史のため削除

  • フィアンサイユ
  • 仔牛とキノコのテリーヌ
  • セシル

もっと見る

8位

ピエール・エルメ・パリ Aoyama (表参道、明治神宮前、渋谷 / ケーキ、マカロン、カフェ)

3回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2019/03訪問 2019/10/09

エルメ氏のお店(青山) 3

休日のお昼に伺いました。

ピエール・エルメ・パリの日本旗艦店、改装前より生ケーキのショーケースが狭くなった印象
だが割と無理矢理詰め込んでいるため種類自体はそこまで減っていないのかも?大体20種弱程。

――――――――――――――購入した商品等(税込・サービス料別)――――――――――――――

◇タルト オ フレーズ(756円) ☆×3.8
 構成:いちご+マスカルポーネクリーム+パイ生地
 ザクザクパイ生地は焼き強めで水分を吸わない良い状態、リッチさが少ないためミルフィーユ
 等だと微妙に感じる事が多いパイ生地だが、タルトの生地として考えると割と合っている印象。
 マスカルポーネクリームは軽めで味も甘さもほんのり、口溶けが軽く他構成と統一感がある。
 いちごは甘酸っぱくジューシー、この部分は価格相応に美味しい印象=全体的に軽いけど好き。

◇ユ(864円) ☆×3.7
 構成:チョコ+クレームムースリーヌ+りんごコンポート+ダックワーズ生地
 プラリネ味のクレームムースリーヌが構成比率多目、バタークリームの口溶けの良さが〇。
 内部には柚子の風味が付いた柔らかなりんごコンポート、香りはゆずで味はりんごに纏まる。
 ダックワーズ生地で全体的に滑らかな統一感、本体は水分のメリハリがついており美味しい。
 ただ、外側の飾り?のチョコ単体が重いので、軽いケーキ本体と全く合っておらずいらない。

◇オペラ ア マ ファッソン(864円) ☆×3.6
 構成:チョコ+コーヒーバタークリーム+ビスキュイ+ガナッシュ+パイ生地
 見た目からは想像できないがオペラ、コーヒーバタークリームが一番立っており滑らか。
 ガナッシュにベリー味が付いているため、全体的に濃すぎずしつこすぎないバランスになる。
 パイ生地が上部を受け止める役、サクサクさや香ばしさは上部に相殺されて合っている。
 見た目や構成は面白いが、結果出来るのは至って普通のオペラなので再構築の意義は割と謎。

◇サンサシオン プレニチュード(2,376円) ☆×1.5
 アイスは濃さがあるがすっきりしたアンフィニマン・ショコラ+キャラメル味は軽く甘さの強
 いアンフィニマン・カラメル。どちらも味はしっかりだが、後述のチョコソースに完全敗北。
 外側のチョコをチョコソースで溶かす演出が楽しいのだが、この部分の引きが油分がくっきり
 浮いた物凄く嫌いなチョコで無理。チョコを溶かす演出のために味が犠牲になってうーん…

 アイス単体で食べた方が美味しい時点でデセールとしては微妙、ケーキの構成の強さをデセー
 ルにそのまま持ってきている=デセールの組み立て方をしていないため悲惨な典型例。
 カカオニブやマカロンで食感はあるが、滑らかなのか食感を出すのか統一感が無くうーん…

◇テ イスハパン(1,026円) ☆×3.5
 イスハパン自体は後味にライチが引くのが好きでは無いので買わないが、フレーバーとして
 考えると悪く無いため無難に美味しい。ただやはりフレーバーティーなので茶葉自体の質を
 考えると普通、1杯でこの値段で更にサビ料12%は流石に色々な意味で凄いなと思う。

◇その他
 キャレマン ショコラ     (756円) ☆×4.0
 フレジエ           (864円) ☆×3.8
 モンブラン ア マ ファッソン(756円) ☆×3.4
 ケーク サティーヌ     (2,592円)

――――――――――――――購入した商品等(税込・サービス料別)――――――――――――――

個人的には「意味不明な組合せに見える奇抜なのに強くて美味しいケーキ」や「高級外資のイメ
ージ戦略と価格に裏打ちされた丁寧な接客」をここに期待しているのだが、今回はうーん…

薄々味や方向性が好みとズレだしていると感じていたが、やはり勘違いではない気がする。
Heavnに関しては味的に論外だが、下階のサービス面も今回はうーん…で今後が非常に不安。

総合点:4.0→3.7(-0.3) / 以下は2018/03レビュー
平日のお昼に伺いました。

2年ぶりの青山店、伺っていない間に改装がありイートインスペース等かなり変わっていた。
ヴェノワズリー等商品幅も広がっていたが、今回は時間が無かったので変化を堪能できず即撤収。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇フレジエ(864円) ☆×3.8
 構成:いちご+クレームムースリーヌ+ジェノワーズ生地+メレンゲ
 構成比率は圧倒的にピスタチオ味のクレームムースリーヌ一強、後味の引きは強めの甘さ。
 融点が低めで口溶けは良いが、青い癖のある味がしっかり出ているため、ピスタチオ好き向け。
 ゴロゴロ入ったいちごはやや酸味がある、若干水っぽい感はするが軽減役なのかも。
 ジェノワーズ生地はかなりアンビベされており、ややべちゃつきはあるがアクセント程度。

◇ミルフィユ モガドール(864円) ☆×3.6
 構成:パイ生地+チョコクリーム+パイナップル&パッションフルーツコンポート+ビスキュイ
 パイ生地はパリパリだが、バターの味も生地の香りもカラメリゼも弱くうーん…毎回微妙。
 パイナップル&パッションフルーツは果実そのままを使ったコンポートなので、爽やかな酸味と
 丸い甘さが全体を軽く締めている=大味なのにそこまで強くないので、後味は比較的軽め。
 チョコクリームはパッションフルーツ風味が付いているため、軽い口溶けと合わせて食べやすい。
 毎回次はいける理論でミルフィーユを買って思うが、この手のミルフィーユは会長に限る。

◇その他
 キャレマン ショコラ( 756円) ☆×4.1
 マカロン 6個詰合せ (2,700円)
 マカロン 10個詰合せ (3,888円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

高級外資ケーキ屋の代名詞的存在だが、ここでしか食べられない率直に言って奇抜なケーキがある
ので金額はあまり考えない方が無難だと思う。今回は無難方向ばかりで挑戦不足感があったが…

デセールを食べるどころか店内ですらじっくり見られなかったので、その内リベンジしたい。
今は他店舗合わせても年1~2位になりつつあるが、たまに買うと美味しい枠なので今後も買いたい。

総合点:3.9→4.0(+0.1) / 以下は2016/03レビュー
休日の14時ごろに伺いました。

個人的には外資の有名高級路線ケーキ屋といったらここだと思っている。
色々な所で見るので店舗が大量にあるように思っていたら全国で14店、都外は4店しかないみたい。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇キャレマン ショコラ(756円) ☆×4.3
 構成:ビスキュイ+チョコクリーム+チョコムース+カカオ入りプラリネ
 結構濃厚なチョコケーキで、チョコクリームが結構甘めのため全体としては甘く纏まっている。
 チョコクリーム以外はビター目なので、きちんとチョコの深みを感じる。
 ただ、このケーキは個々の構成で味を見ておらず調和が絶妙なケーキだと勝手に思っている。
 毎回買っているがいつもは11cm×11cm(3,500円位)のやつなのでピースだと割高感を感じた。

◇サラ(756円) ☆×3.9
 構成:パッションフルーツジュレ+抹茶ガナッシュ+マロンクリーム+マロン入りビスキュイ
    +パッションフルーツのナパージュ
 パッションフルーツ部分によって食べた瞬間は非常にさわやかに感じるが、抹茶ガナッシュ(チ
 ョコ+生クリーム)部分で後味とケーキ自体に重みが出ている。
 後味は結構引くが、この抹茶も結構甘いため全体的に甘め×重めな後味となっている。
 ぱっと見では味がよくわからないが、多分『この味は…』とか考えないで食べた方が美味しい。

◇モンブラン(756円) ☆×3.8
 構成:マロンペースト+野ばら実のコンポート+メレンゲ+生クリーム+タルト台
 マロンペーストはかなり濃厚で量も中々ある、意外と生クリームはこのお店のイメージよりは軽い。
 メレンゲが中に入っているため見た目よりは重くないと思う。
 最初に食べた時は『野ばらの実って何?』と思ったが、タルト台の上にあるちょっと酸味のある実。
 ただ今回のはマロンペーストがすごく緩く感じた、いつもはこんなじゃなかったような…

◇タルト・ローズ(864円) ☆×3.4
 構成:ローズ味マスカルポーネクリーム+ローズ味ビスキュイ+ジャスミン味ガナッシュ+タルト台
 日本だとローズ味は基本的にほんのりするものが多いがこれは全く違う、ガツンと来る。
 全ての構成が甘く味の主張も強い+大きさがかなりあるので凄い重さ。
 タルトとしてみると上部の味が強すぎだが、これは花味を楽しむものなのだろう。

◇サブレ イスハパン(1,620円) ☆×2.5
 正直言ってイスハパンはピエール・エルメもラデュレも好みの範囲外なのである意味予想通り。
 ライチの味自体は好きなのだがあの独特の後味が苦手、一応お土産にする手前自分でも食べてみた
 が多分クッキーもダメだとわかっていた。
 箱は一時期青山と通販限定だったけど今は特にそういうのは無いのかな?

◇その他
・サブレ イスハパン(1,620円)
・サブレ ヴァニーユ(1,296円)
・箱(432円)

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

正直外資の中でも高い部類だが、価格分美味しい・やや奇抜な他店では真似出来ない部分があるので
コスパは決して悪くないと思っている。

入り辛くはないし、1階は結構1人の方多いため男性1人でも問題なく行ける。
どうせ再訪すると思うので、次はバー・ショコラに行きたい。

  • タルト オ フレーズ
  • ユ
  • オペラ ア マ ファッソン

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9位

エーケーラボ (三鷹、吉祥寺、井の頭公園 / ケーキ、カフェ、パン)

9回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2022/07訪問 2022/08/03

製造所のお店 11

フランスパティスリーウィーク2022その6、バオバブの実を使った面白枠その2。
駅から遠いので夏は行かないお店なのだがイベントのため行った、バスで行くのが良いかも。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇メルヴェイユ(486円) ☆×3.8
 構成:生クリーム+チョコクリーム+メレンゲ
 月替わりのフランス菓子シリーズのケーキ、このシリーズは基本激重なので当然重くて甘い。
 ミルキーな生クリームが食べた瞬間に殴ってくる、しっかり甘くコクがあるが嫌な重さでは
 ない+後味は意外と切れるので重くはない。ただし、夏に食べるとなると割と強いはず。
 内部はほぼ固形のチョコクリームとメレンゲ、ナッツの香ばしさとカリカリ食感が補助役。

◇ムルンダヴァ(486円) ☆×3.7
 構成:パイ生地+カスタードクリーム
 サクサク食感で軽やかなパイ生地は香ばしく抜群においしい、焼き技術が高いお店だけあっ
 てパイ生地単体で見れば非常に美味しい。だが、ミルフィーユはクレームムースリーヌ派。
 カスタードクリームは年度はあるが口溶けが軽く味も軽いため、意外とバランスが良い。
 バオバブの実を使っているが、味自体に超特徴があるわけではなく割と普通でわからない。

◇その他
 アッサム(600円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

割と重いせいであまり夏には買わなかったものの、重さよりも駅からの遠さの方がネック。
やはり焼き技術の高さと安さとカフェの使い勝手の良さが良い、また再訪する。

総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2022/04レビュー
お店は吉祥寺駅と三鷹駅どちらからも遠いが、逆に駅の喧騒とは離れているので良い雰囲気。
ある程度お客は流れているが、イートインもそこまで混んではいないので入りやすいのも◎。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ヴェリーヌカフェ(486円) ☆×3.9
 構成:コーヒークリーム+チョコクッキー+生クリーム
 コーヒークリームは強すぎない範囲でコクのあるもの、口当たりは少し重めだがそれが良い。
 生クリームはコーヒークリームよりも軽くさっぱりと流れる、意外とここで軽減する調和。
 チョコクッキーはサクサク食感で流石焼き菓子が上手い、最下層のビスキュイにシロップが
 染みておりここで甘さを出す。良い意味で軽さだけに寄らないヴェリーヌ、好き。

◇その他
 タルト・フリュイ   (486円) ☆×4.1
 フレジエ・ピスターシュ(496円) ☆×4.0
 バナーヌ       (486円) ☆×3.9
 アッサム       (600円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

都内に残る数少ない美味しい400円台維持点店で個人的イートイン鉄板店、駅から遠いが好き。
ここ最近は一番美味しく感じる春頃ごろに行ってはいるが、他の季節にも再訪したい。

総合点:4.0→4.0(増減なし) / 以下は2021/05レビュー
タルト好きとしては絶対に外せないお店、タルトの焼きや配合バランスは東京頂点級。
ケーキはいつも通り10種程で季節物は2~3種、常温保存のタルト等+焼き菓子が非常に豊富。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇バナーヌ(486円) ☆×4.3
 構成:生クリーム+バナナ+カスタードクリーム+タルト台
 サクサク食感のタルト台は香りと味わいが豊か、リッチすぎないが滋味深く非常に秀逸。
 上部の半分以上は生クリームだが口溶けが、軽い×甘さは抑えられており重くは無い。
 中心部にあるバナナによって香りと甘さが足されるもの、このお店にしては甘さが抑え目。
 表面にかかっているシナモンは通常なら邪魔になるが、香り付けとしての役割があり必要。

◇サヴァラン(464円) ☆×3.7
 構成:生クリーム+シロップ+ブリオッシュ生地
 ブリオッシュ生地はきめ細かく軽い口溶け、シロップに浸かっている部分はやや弱くなって
 いるがブリオッシュ生地自体の質は高い。あまり買わないが、パンも美味しいだけあって◎。
 シロップはゼリー状になっていおり甘い、洋酒が殆ど効いていない+スポイトの洋酒を全て
 使ったとしてもシロップ量が多いので殆ど洋酒は感じない。結構変形した面白いサバラン。

◇フラン ピスターシュ(464円) ☆×4.0
 ピスタチオの味わいとコクが使われたフラン、癖は強すぎないがしっかりと力強くて好き。
 粘度がそこそこあるため瞬間的には重さを感じるが、後味は重く無いので非常に良い塩梅。
 パイ生地はサクサク食感で優しい味、フランの濃さを受け止める役割で調和が良い。

◇本日のタルト(432円) ☆×3.9
 贅沢な量が入っている洋梨の赤ワイン煮は赤ワインの風味が強く出ている=洋梨自体の香り
 や味わいもあるが、赤ワインによってかなり補強されている。
 サクサクのタルト生地とダマンドが美味しいのは最早必然だが、やや具材の方が強い印象。

◇ボストック(291円) ☆×3.7
 ブリオッシュ生地は柔らかくきめ細かい気泡、食感は単体だと軽いもので優しい。
 アーモンドクリームとシロップはしっかりと強さを足す、甘さとリッチさによりお菓子枠。

◇その他
 タルト・フリュイ  (486円) ☆×4.4
 キャラメル・エクレア(453円) ☆×4.0

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

如何せん遠い+主目的のイートインが閉まっていたため、ここ数年は年1位になっていて反省。
緊急事態宣言前はイートインが復活していたような気がするので、機会を作って再訪する。

総合点:3.8→4.0(+0.2) / 以下は2020/05レビュー
ここ暫くずっとイートイン利用だったのでテイクアウトは久しぶり、生菓子は10種弱とやや少
ないが、焼きっぱなしタルト等の焼き菓子やヴェノワズリーを含めると商品種類は多い印象。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇季節のフルーツタルト(430円) ☆×4.3
 構成:いちご+生クリーム+カスタードクリーム+タルト台
 タルト台は薄いがリッチ×サクサク食感、タルト台の水分がやや足りないのを上部のクリーム
 と甘酸っぱいいちごと甘いナパージュで調和させる。これが一番焼き技術の安定感を実感する。
 生クリームは水分が多くきちんと甘い、カスタードクリームはぽってりした粘度のあるもの。
 タルトフレーズは食べた事が無かったが、やはりこのお店の季節のタルトは安定して美味しい。

◇フレジエ(430円) ☆×4.2
 構成:いちご+クレームムースリーヌ+スポンジ
 ピスタチオ味のクレームムースリーヌは癖はそこまで強くは無いので、食べやすい範囲。
 口溶けが滑らかで後味への引きは強くは無いが、必要なコクと甘さはきちんとあるのが好き。
 スポンジは柔らかいため、受け止める役と考えると優しい+大きいせいでややいちごが足りな
 い印象があるものの、非常に大きくクレームムースリーヌを堪能できると考えれば満足感は
 非常に高い。そもそもクレームムースリーヌを良いバランスで作るのは意外と難しい。

◇エクレール・オ・フレーズ(400円) ☆×3.7
 構成:シュー生地+生クリーム+いちご・じゃむ+カスタードクリーム
 シュー生地は柔らかさと反発感が同居する昔ながらタイプ、生地自体が甘く単体で味がある。
 生クリームは軽い口溶けと後味+カスタードクリームで適度なコクと粘度と甘さを足す形。
 いちごの水分で重さを流すがいちごジャムは濃い、全体的には味がしっかりで重すぎず軽すぎず。

◇サバラン・オランジュ・サンギーヌ(430円) ☆×3.6
 構成:+カスタードクリーム+グレープフルーツ+ブリオッシュ生地
 ブリオッシュ生地は粗い状態でしっかり食感、食べた時にべしゃらない粗さで好み。
 シロップは甘さが殆どで洋酒はほぼ感じない、ぽってりとしたカスタードクリームの重さを
 上手く流す。大きいせいで若干グレープフルーツが少なく感じたが、さっぱりで食べやすい。

◇シュー・ア・ラ・クレーム(280円) ☆×3.6
 構成:シュー生地+カスタードクリーム
 昔ながらのシュー生地は反発感がある、基本的に昔ながらの味わいが多いが美味しい。
 カスタードクリームは粘度が高くぽってりしたもの、卵感が高くバニラの香りは抑え目。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

美味しい×サイズが小さくない生菓子で400円台は都内にほぼ残ってないので、圧倒的な安さ。
その分複雑な構成や謎の拘り高級素材盛りなわけでは無いものの、純粋な焼き技術をはじめ
質や甘さの強さが良い。個人的には技術やセンスが高いお店が好きなので、また再訪する。

総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2019/12レビュー
休日のお昼に伺いました。

最近四ツ谷でムラングシャンティを食べた際に、こちらの味を思い出せず確認のため再訪。
吉祥寺にはしょっちゅう行っているが、駅から遠いので今年も久しぶりになってしまった。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇季節のフルーツタルト(430円) ☆×4.2
 構成:ぶどう+生クリーム+カスタードクリーム+タルト台
 焼き色のしっかり付いたリッチなタルト台はザクザク食感、このお店香ばしい範囲で焼きが
 強めなのが非常に好み。フルーツは2種のぶどうで瑞々しい水分と甘さ担当、主軸ではない。
 生クリームとカスタードクリームは粘度強めでコクがしっかり、構成に必要な重さがあり◎。

◇ムラング・シャンティ(400円) ☆×3.8
 構成:メレンゲ+生クリーム
 メレンゲの大きさがどう考えてもおかしい(褒めている)、軽いサクサク食で甘さ強め。
 生クリームの比率は少ないが、メレンゲが大きすぎるので仕方ない。生クリームは水分多目
 で軽い口溶けときちんとしたコク。質云々ではなくある意味大味な強さのバランスが好き。

◇その他
 ◇アッサム(600円) ☆×3.5

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

都内のお店がどんどん値上げする中、このお店は殆ど価格が変わらず安価なのが嬉しい。
好きと言うからにはきちんと再訪するべきなのが毎年の反省点、また再訪する。

総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2018/11レビュー
休日のお昼に伺いました。

今年は11月末からイートインがお休み、超久しぶりに焼きっぱなし系のみに絞ってみた。
焼きっぱなし系はフルラインナップだと10種弱で種類は豊富+伝統菓子系が多いので安心感。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇本日のタルト(400円) ☆×4.0
 ザックザクのタルト生地は固めの食感、ただ固いだけでは無く噛みしめる際にちゃんと崩せ
 るこの状態はほぼ理想。リッチすぎず、ある程度硬派な印象を持っているのも好み。
 これに上部のいちごとナパージュで甘さを足していく形、ここの甘さは強いので甘めの印象。

◇コンベルサシオン(380円) ☆×3.8
 内部はダマンドのみの伝統菓子、最近食べたものは殆ど果実入りだったので逆に新鮮。
 パイ生地のパリパリ軽やかさと、ダマンドのリッチさが同居しており味の主張はどちらも〇。
 グラスロワイヤルのサクサク感も良く、構成で軽い・リッチな印象がちゃんと分かれている。

◇さくらんぼのクルスタッド(380円) ☆×3.7
 パリパリのパートフィロは厚さもあり食感だけに留まらず、味もちゃんと主張している。
 内部はピスタチオ味のダマンド、これは程よくリッチでピスタチオの味を使っているが
 引きは弱め。これにさくらんぼの味で纏めるが、かなり濃いめで酸味も生きている。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

すっかり忘れていたが、私がこのお店好きになった理由は焼きと甘さのバランスの良さだった。
最近何だか生菓子にうーん…と思う事が多かったが、今回の焼きっぱなしは美味しく大満足。

今回は季節のタルトがいちごのタルトで買えなかったのが悔やまれる、また再訪します。

総合点:3.7→3.8(+0.1) / 以下は2018/06レビュー
休日のお昼に伺いました。

前回半年ぶりとか書いていたら、今回は1年以上ぶりという体たらく。
イートインの営業が不規則になっているため、遠いので中々思い切りが難しくなったと言い訳。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

◇季節のフルーツタルト(430円) ☆×3.7
 構成:フルーツ+カスタードクリーム+タルト台
 いつものやつだが、かなり好みだったタルト台のリッチさが抑え目に変わったのだろうか?
 全体的にもっとガツンと甘かった気がするのだが、フルーツでさっぱりレベルで戸惑う。

◇フォレ・ノワール(430円) ☆×3.2
 構成:生クリーム+チョコクリーム・スポンジ+バニラクリーム+グリオットチェリー
 チョコは甘さや深さがあまり無い比較的軽めのもの、グリオットチェリーも洋酒はほぼ感じ
 ないレベルでイマイチ味の芯がはっきりせず微妙。生クリーム等も軽く万人向けなのかな。
 上部はバニラクリームなのだろうか、味的に軽いチョコの味に侵食しているのでうーん…
 正直好みのフォレノワールからかなり外れていた、フォレノワールはメリハリが重要に思う。

――――――――――――――――購入した商品等(税別)――――――――――――――――

今回はこのお店の好きな部分である直球で強い甘さを感じられず、チョイスを失敗したのかも。
正直季節のフルーツタルト一点目当てで再訪しているが、だんだん好みから外れている気が。

最近はイートイン専用と化しているので数は食べていないが、機会があれば再訪したい。

総合点:3.8→3.7(-0.1) / 以下は2017/04レビュー
休日の夕方に伺いました。

久しぶりだと思ったら半年ぶり、いつも通りイートインした。
今回は遅めの時間に伺ったが、焼菓子はかなり無くなっていたが生菓子は比較的種類を選べた。

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

季節のフルーツタルト(430円) ☆×4.0
 構成:フルーツ+カスタードクリーム+タルト台
 ザクザクのタルト台は物凄いリッチ、最初から最後までバターの強い甘さがしっかりと主張。
 今回はフルーツが水分多いタイプのものが少なかったため、重さの軽減度が低かったと思う。
 カスタードクリームは引きは強くは無いが、もったり感はあるので特に軽減役ではない。
 ナパージュ部分も甘いので甘い×甘い×甘いでとにかく甘いが、それが良い。

◇ガトーモンモラシー(420円) ☆×3.4
 構成:グラサージュ+ピスタチオムース+グリオットチェリー+フィヤンティーヌ+スポンジ
 ピスタチオムースはねっとりでがっつり甘い、ここの主張が半端なく後味も物凄く引く。
 フィヤンティーヌはパリパリ、こことスポンジはみっちりで軽減を特にはしていない。
 グリオットチェリーはお酒は弱めながら甘酸っぱさを上手く出している、ただここも凄い濃い。
 ムースの比率が高く甘さが流石に強すぎたように思うが、地方菓子らしく癖強めなのだろうか?

◇アッサム(600円) ☆×3.5

―――――――――――――――――購入した商品等(税別)―――――――――――――――――

甘さがはっきりしておりストレートな強さ、どっしりとしたフランス菓子が楽しめる。
重さや引きもかなり強いため人を選びそうではあるが、ベーシックたる安心感があるので好み。

生菓子の種類が10種位と少ない+居心地・雰囲気が良いので基本はイートイン用に重宝している。
400円台とお手頃価格が多く、大きさは普通~やや小さい位なのでコスパは良い方だと思う。

夏場は距離的にうーん…となってしまうので、涼しくなったらまた再訪すると思う。

総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2016/10レビュー
休日の15時ごろに伺いました。

いつも通りイートインだったが席の埋まり具合は丁度満席→1卓空くを繰り返していた。
複数人で話に来ている方が毎回いるため若干回転が悪いが、あまり待つ事は無いはず。

―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――

◇季節のフルーツタルト(420円) ☆×4.3
 やはりとっても美味しい、タルトの強めのザクザク感+バターをしっかり感じる甘さ・きちんと
 主張するカスタードクリーム・瑞々しい果物と好みド直球。
 若干フルーツの中で無花果が浮いているように感じたが味自体が独特だからだろうか?

◇モンブラン(490円) ☆×3.6
 構成:マロンペースト+生クリーム+メレンゲ
 構成比率に対するマロンペーストの量がかなり多い、がっつり主張してきて確固たる主役。
 和栗だが味の引きがかなり強い+粘度はかなりのもの、あっさり目の生クリームで中和できてい
 ないためかなりの重さ、パフェとは異なる方向性なので両方食べても味が被らない。
 メレンゲはサクサク軽やか、マロンペーストが重厚なためやや押され気味に感じた。

◇パルフェマロン(1,300円) ☆×3.8
 構成:マロンペースト+生クリーム+栗甘露煮+チョコムース+メレンゲ+バニラアイス
 マロンペーストのみ洋栗でコクと芳醇な香りの掴み担当、薄いがここで味に栗が前面に出る。
 生クリームは水分多目でアイスと合わせて水分担当、さっぱり目。
 それに対しナッツ入りのバニラアイスは濃く、栗に負けない位前に出ている。
 ペースト以外は全て和栗で甘露煮は柔らか、味の主張は優しくほっこりだが量多め。
 チョコムースは優しい甘さで若干引きが強く感じた、このパフェ全体的に重い構成が多いのだが
 食べてみると意外と食べやすい、バランスが上手い。

◇アッサムセカンドフラッシュ(650円) ☆×3.6
 バナスパティ農園のものだったので甘めの香り、通常のアッサムよりも優しいイメージの農園。
 このお店のケーキは基本的に味が強いのでダージリンよりアッサムとの方が合う気がする。
 ただ茶葉は抜かせてほしい、まあ残りはミルクティーにすれば良いのかもだが。

―――――――――――――――――購入した商品等(税抜)―――――――――――――――――

個人的に好みな「日本の本格」がベースのお店、吉祥寺近辺はケーキ屋の選択肢がありすぎて困る。
若干駅から遠いけど郊外のお店と違ってお店までに坂が無いだけマシだと思う、また再訪する。

総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2016/03レビュー

休日の10時過ぎに伺いました。

イートインしたが、今はモーニングがお休みのため特に混んではいなかった。

―――――――――――――――――購入した商品等<税別>―――――――――――――――――

◇レモンとライムのタルト(480円) ☆×3.6
 構成:メレンゲ+レモンとライム味クリーム+タルト生地
 食べた瞬間にレモンとライムの香りと味ががっつり来る。クリームはかなり酸味が強いがタルト生
 地が厚い+メレンゲの量がかなり多く、軽いがやや水分過多なので多少は抑えているが酸っぱい。
 ただ、期待していたタルト生地と違う平均的なタルト生地で、ザクザク×バター感が足りない。
 それでもレモンとライムの濃厚さは凄く、やはり味がはっきりしているタルトは美味しいと思う。

◇キャラメル・エクレア(400円) ☆×4.0
 構成:エクレア(シュー)生地+キャラメルカスタードクリーム+生クリーム+キャラメル
 エクレア生地は一般的なシュー生地よりも少し固めのしっかりした生地。
 キャラメルカスタードクリームは濃く、上部のパリパリのキャラメルと合わせて味の芯となってい
 る。軽めの生クリームと合わせて甘目ではあるがきちんと苦みもするタイプで個人的に好み。
 全体的にかなり甘いが、大きさが小さいため2個目なんかにも食べやすいと思う。

◇アイスティー(500円) ☆×3.3
 何だか薄い気がした、氷入れすぎではないかと思う。

―――――――――――――――――購入した商品等<税別>―――――――――――――――――

季節のタルト目当てで行ったがその日は出ていなかった。
殆どの商品が個人的な好みに合っているだろうという点で信頼出来たので、また行くと思う。

総合点:3.8→3.8(増減なし) / 以下は2015/12訪問時レビュー

休日の10時ごろに伺いました。
ほぼ席は埋まっていて、退店時までずっと1席空くか空かないかの微妙な埋まり具合。

―――――――――――――――――購入した商品等<税別>―――――――――――――――――

◇モーニング(600円) ☆×3.8
 構成:ブリオッシュ+ヨーグルト(ジャム)+ファーブルトン+フルーツ+紅茶
 ブリオッシュ・スコーン・名前の忘れたパン、ヨーグルト・チーズ、ジャム・はちみつ
 紅茶・コーヒーに選択可能(ややうろ覚え)

 ブリオッシュは温かい内はバターの香りがして甘みを感じる。
 話していたら1/3程冷めてしまったが、温かいうちの方が圧倒的に美味しいのでさっさと食べた方が吉。
 ファーブルトンはプルーンとクレープ生地の焼き菓子で、プニプニしていておもしろい触感。
 ラム酒が入っているらしいがほとんど感じない。

―――――――――――――――――購入した商品等<税別>―――――――――――――――――

この金額でこの内容は大満足だがやっぱりタルトが食べたくなるので、また再訪したい。
モーニングも騒がしくないし男性1人で来れると思う。

点数3.8→3.8(増減なし)
※以下は初訪問時(2015.11)の内容です。


休日の16時頃に利用しました。
摂取するカロリーを考えて吉祥寺の駅から歩いたのだが、正直駅から遠い。

カフェスペースで「皇帝ペンギンカフェ」を開催していたのでイートインも迷ったが
時間の都合でテイクアウトに。HPを見ると色々企画をやっていて楽しそう。

―――――――――――――――――購入した商品等<税別>―――――――――――――――――

◇季節のフルーツタルト(430円) ☆×4.4
 構成:フルーツ+カスタードクリーム+タルト生地
 フルーツはオレンジ・マスカット・ブドウ・ラズベリー・ブルーベリー・なし?とたっぷり。
 カスタードクリームは比較的さっぱりしているが、バターたっぷりのタルト生地の存在感が凄い!
 フルーツで調和しているけどタルト生地の味がガツンと来るので満足感は見た目よりも高め。

◇タルトショコラノワゼット(420円) ☆×3.6
 構成:プラリネ+タルト生地
 おそらくビターチョコのプラリネだと思うのだが他に何か入っているような気もする、何だろう?
 タルトが囲うようにしっかりしているので、どちらかというとタルト生地の味が勝っているかも。

◇緑茶と阿寒湖産シャンティのしましま(420円) ☆×3.7
 構成:(生クリーム+スポンジ)×2
 スポンジの抹茶味は食べるとふんわり香る程度で、クリームとのバランスは良く感じた。
 生クリームはふわふわで甘さはそこまで強くは無いが、やや量が多くて重い。
 他のケーキより大きいので7割位で満足してしまった。
 
―――――――――――――――――購入した商品等<税別>―――――――――――――――――

全体的に味ははっきりしている。
本音を言うならもっと駅から近いと嬉しいのだが、コスパを考えるとあの立地は仕方ないのかな。
モーニングがあるとの事なので、再訪して利用したい。

  • メルヴェイユ
  • ムルンダヴァ
  • アッサム

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10位

Hohes Lob (稲城、南多摩、稲城長沼 / ケーキ)

3回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥5,000~¥5,999

2021/04訪問 2021/05/03

高い称賛のお店 3

この社会状況ではHPやSNSの無いお店に行くのは時短や臨時休業で危険だが、春の固定枠。
季節が固定化しているためか商品種類はほぼ変わらない、シンプルなケーキが多く15種類程。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇ヘーレントルテ(480円) ☆×3.8
 構成:チョコクリーム・スポンジ+グリオットチェリー+生クリーム
 チョコクリームはほぼ固まったもので味はさっぱり+口溶けは滑らか=後味がかなり軽い。
 この内部に水分が多いシロップ漬けのグリオットチェリーが入っているため、非常に滑らか。
 生クリームは甘さはあるが口溶けの良い軽いもの、チョコスポンジの甘さで補助する形。

◇リンツァートルテ(380円) ☆×3.8
 このお店らしく優しい味のリンツァートルテ、生地のスパイスの香りは強くはない。
 ナッツ類の香ばしさが食べた瞬間に最初に来るが後味にはあまり引かない、食べやすい。
 赤すぐりジャムは多分入っているかも程度で量が少なく目立たない、あくまでも生地が主役。

◇その他
 いちごのタルト       (480円) ☆×4.6
 さくらんぼのタルト     (480円) ☆×4.3
 いちごとブルーベリーのタルト(480円) ☆×4.1
 バナナのタルト       (480円) ☆×3.8
 ザッハトルテ        (520円) ☆×3.8
 チョコナッツクッキー    (720円) ☆×4.0
 ココナッツクッキー     (720円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

このお店はタルト台の個人的TOP3だったが、配合が変わったのか若干変化していたのは残念。
とは言えタルト含めかなり美味しい+焼き菓子が好きなので、また再訪する。

総合点:4.1→4.1(増減なし) / 以下は2020/04訪問時レビュー
お昼に伺いました。

駅から徒歩30分近くとかなり遠い上に延々上り坂なので、車orバスに乗るべきな立地のお店。
こぢんまりとしたお店で商品は生菓子は10種類強と種類は少ないが、焼き菓子は多少幅がある。

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

◇いちごのタルト(480円) ☆×4.7
 構成:いちご+カスタードクリーム+タルト台
 サクサクタルト生地はしっかり甘いが、単体だと少し水分が少ない+リッチさは強くは無い。
 これにたっぷりの甘さがあるカスタードクリームとナパージュで水分を足す、いちご単体の
 甘さではなく全体の調和で完成するタルト。ここのお店のタルトのバランスは超絶好み。

◇バナナのタルト(480円) ☆×4.4
 構成:バナナ+カスタードクリーム+タルト台
 カスタードクリームの甘さと香りが水分によりギリギリさっぱり流れる、このバランスが調和
 した時にしっくりくる。タルト台+カスタードクリームは基本共通だがこの時点で勝利確定。
 濃密なバナナの香りが食べた瞬間から広がり、分かりやすい味で食べやすいのも非常に強み。

◇いちごとブルーベリーのタルト(480円) ☆×4.0
 構成:いちご+ブルーベリー+カスタードクリーム+タルト台
 いちご単体のタルトよりもブルーベリーが入る事によって、水分が少なくなる+味わいが軽い。
 個人的にはいちご単体の方が味の調和・濃さの面で好みではあるが、意外と味が被った印象が
 無いのでこれはこれで美味しい。両方食べても飽きないと考えれば良いのかも。

◇トラッフル(480円) ☆×3.8
 構成:チョコクリーム・スポンジ
 チョコクリームは割とわかりやすい味で深さや甘さは抑え目、濃いがしつこくは無いバランス。
 スポンジにはオレンジリキュールがアンビベされているのか、香りが良くしっとり。スポンジ
 がチョコクリームを受け止める役割。このお店のケーキはどれも万人向けで複雑ではない。

◇レアチーズケーキ(450円) ☆×3.8
 構成:レアチーズケーキ+生クリーム+スポンジ
 ふわふわのレアチーズケーキ部分は甘酸っぱく口溶けが滑らか、後味に酸味が残るが軽い。
 最下層は薄いふわふわのスポンジで周りは水分多目の生クリームだが、構成比率はほぼレアチ
 ーズケーキ。シンプルな美味しさなので、個人的に良く食べる方向性とは異なるが大好き。

◇なめらかプリン(300円) ☆×3.5
 固まり方が緩めのプリンはしっかりした卵の味ながら、水分が多めなのでさらっと流れる。
 カラメルは粘度が低くほろ苦さは弱め、ただし量が多いのでカラメル味は強くなっている。

◇チョコナッツクッキー(720円) ☆×4.0
 サクサク食感のクッキーは軽やかさと食感を両立しており、焼きが強すぎず弱すぎず上手い。
 食べるとバターの豊かさとアーモンドの香りが駆け抜ける、味わいはありつつしつこくは無い。

◇ネロ(720円) ☆×3.8
 軽やかなサクサク食感と強すぎない味わいの豊かさは流石上手い、ココア味は適度。
 挟まれているチョコクリームが少ないので生地がメイン、もう少し多い方が好みなバランス。

◇その他
 ブラックベリーのタルト(480円) ☆×4.2
 ザッハトルテ     (520円) ☆×3.8
 ショコラーデン    (440円) ☆×3.6
 ココナッツクッキー  (720円) ☆×3.9

――――――――――――――――購入した商品等(税込)――――――――――――――――

リリエンベルグ出身だが生菓子はあちらよりも更にシンプルなウィーン菓子が多く、意外と種類
は被っていない。寧ろこのお店は個人的タルト頂点級店なので、強みはこちらならではの部分。

唯一サービス面は出身店と比較すると激弱だが、そもそも立地的に近所向けのお店だと思う。
前回放棄分を含めても2年間ほどは間隔があるので、次回はもう少し早めに再訪したい。

総合点:3.8→4.1(+0.3) / 以下は2016/04訪問時レビュー
休日のお昼に伺いました。

モンブラン期間中に行こうと思ってすっかり忘れていた、当然もう終わっていた。
お店は小さめだが生菓子は15種類位+焼き菓子等が充実している。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

◇さくらんぼのタルト(415円) ☆×4.3
 構成:グリオットチェリー(さくらんぼの洋酒漬け)+カスタードクリーム+タルト台
 バターのきいた薄いがザクザクのタルト・薫り高いアーモンドクリームアパレイユ・濃厚で力強い
 カスタードクリーム・柔らかくたっぷりと漬けこんであるさくらんぼと個人的に好みな要素が多い。
 グリオットチェリーにはきっちり洋酒が使われているが、その他の部分が濃厚で気にならない。
 ただ、グリオットチェリーの味が負け気味とも取れるのであくまでタルトが主役。

◇ブラックベリーのタルト(430円) ☆×4.2
 構成:ブラックベリー+カスタードクリーム+タルト台
 こちらのブラックベリーは洋酒に漬けてはいない、やや酸味>甘みになっているがタルト台はかな
 りの濃厚+きっちりとした甘さなので、全体としては酸味で味が締まっていると感じた。
 ここのタルトはカスタードクリームがかなりたっぷりなので、やや種の多いブラックベリーでも水
 分が足りなくなる事は無かった。

◇チョコマロンロール(390円) ☆×3.7
 構成:チョコクリーム+スポンジ+チョコ生クリーム+マロン+カスタードクリーム
 一番外側にあるビターなチョコクリームがチョコ生クリームやココアスポンジとは別の濃厚なチョ
 コレート感を出している、ここの多重にする事による調和は上手い。
 ロールケーキはスポンジ部分が多くて結局最終的にはスポンジのみ食べる羽目になる事が多いので
 あまり選ばないが、これはそんな事は無くクリームがたっぷり。ただし、栗の味はやや弱め。

◇ザッハトルテ(460円) ☆×3.7
 構成:バターケーキ+杏ジャム+チョコ味フォンダン+生クリーム
 このお店のスポンジは気泡が多くややきめが粗く感じていたが、このケーキにはこの生地こそが合
 っていると強く感じた、逆に言えばこれも合わせて全体が引っ張られているのかも。
 フォンダン部分はパリパリでかなり甘いが、薄い+杏ジャムの酸味で特にしつこくはない。
 別添えの生クリームは甘目で口当たりは軽いが味はやや重めに感じた。

◇いちごのケーキ(425円) ☆×3.6
 構成:いちご+スポンジ+生クリーム
 スポンジはふわふわだがやっぱり気泡が多い、これは粗くは感じないがやや食べた際に最後まで
 残る感じがする、ここが無ければ凄く個人的には好みなのだと思う。
 生クリームが一番上の部分に少なく、スポンジの間の部分もいちごがきっちり入っているため全体
 としては量が少し足りなく感じ、そこまで甘くはない。

◇ショコラーデン(380円) ☆×3.4
 構成:チョコ生クリーム+スポンジ
 やや水分が多くしっとりめのスポンジだが、きめが粗いため少し食べるとボソボソ感がある。
 チョコ生クリームもあまり甘くないため、全体として味の芯がややぼんやりしている。
 もっとチョコ生クリームが欲しく、買った中だと唯一ひっかかりを感じた。

◇ココナッツクッキー(600円) ☆×3.8
 ケーキ屋の焼き菓子は半分ぐらいは外れに感じるが、これは大当たり。
 バターとココナッツによる深い甘さと、サクサク加減が絶妙で迷ったチョコも買うべきだった。

―――――――――――――――――購入した商品等(税込)―――――――――――――――――

歩きだと駅からずーっと高台に向けて上り続ける感じなので結構疲れる。
近くに1時間無料駐車場もあるので車で行くのが無難なのではないかと思う

都心の催事で見た事は無いし、見た感じ催事を回せるようには見えないので実店舗に行くしかない。
気軽に行けない距離だが、高レベルで安定しておりタルトがとっても好みなのでまた行くと思う。
ここに行くとリリエンベルグにも行かなきゃなーと思う、でもここの比じゃなく遠い…

  • ヘーレントルテ
  • リンツァートルテ
  • いちごのタルト

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