「創作料理・イノベーティブ」で検索しました。
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食べログ イタリアン TOKYO 百名店 2023 選出店
日比谷、有楽町、銀座/イタリアン、パスタ、イノベーティブ
2018/12訪問
1回
食べログ フレンチ TOKYO 百名店 2023 選出店
六本木一丁目、神谷町、六本木/フレンチ、イノベーティブ
シャトー・コス・デストゥルネルのメーカーズディナーはかなりの凄さでした。ど真ん中のテーブルに案内され、左隣りにはモトックスの今井さん、その隣には生産者のシャル・トマス氏です。下村シェフに感謝です。シャル・トマス氏が3日間しか日本にいらっしゃらないので、超貴重な体験でした。 シャトー・コス・デストゥルネルのコスとは、小石の丘と言うくらいですから、シャトー・ラフィット・ロートシルトを見下ろすシチュエーションなので、かなりの立地条件です。発酵室や冷却システムも最先端技術を使っています。重力を生かした醸造プロセスが特徴です。それにシャトーはオリエンタル調なので、スパイシーもあります。 アミューズに合わせるのは【シャンパーニュ ボーモン・デ・クレイエール グラン レゼルヴ ブリュット】ピノ・ムニエ60%、ピノ・ノワール25% シャルドネ15%。芳醇な香り、黒葡萄が主体なので旨味があります。柑橘系、バター、トースト香の様な香りがします。後味には綺麗な酸味が現れます。 【牡蠣/コンソメジュレ/菊花】いつもの海水を使ったコンソメジュレとは違いました。ジュレの旨味が凄いですね。スパイシーですし、濃厚さを感じました。次の合わせるワインに合わせているのでしょうね。 【シャトー・コス・デストゥルネル ブラン2014】ソーヴィニヨン・ブラン66%、セミヨン34%。オーク樽熟成なので樽が仄かに感じられます。柑橘系、トロピカル感が満載です。ソーヴィニヨン・ブランらしい青っぽさの感じもあります。旨味があり、酸味は控えめでした。 【ジャガイモ/白子/黒トリュフ】ジャガイモと白子はクリーミー、黒トリュフの香りも素晴らしいです。かなりのお口直しになります。白子自体はクリーミーかつ濃厚です。 【レ・パゴド・ド・コス2014】カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー45%。カベルネ・ソーヴィニヨンの影響でスパイシーでパワフルな味わいです。タンニンも強いですね。ボルドーらしい味わいです。 【原木椎茸/豚足/豚肉/牛蒡】愛知県の原木椎茸のローストです。旨味があり、しっかりとした味わいです。豚足がトロトロで美味しいです。豚の胸肉、アキレス腱も旨味があり、凄さを感じました。マスタードはインド産でスパイシーさを演出しています。 【レ・パゴド・ド・コス2015】セカンドラベルでビッグヴィンテージということです。畑が違う区画の35年と55年ですので、若いうちから楽しめると言う説明がありました。カベルネ・ソーヴィニヨン80%、メルロー20%。メルローが色濃いので、滑らかな果実味ですね。オイリーさが目立ち、タンニンもまろやかです。凄く飲みやすく美味しいです。 【小鳩/フォアグラ/茸/東洋スパイス/南米唐辛子】インドのコリアンダーやレッドカレーペーストを使っているので、オリエンタル、スパイシーさを演出しています。小鳩やフォアグラは旨味があって、めちゃくちゃ美味しいです。いつもの下村シェフのお料理と違い、クラシカルな雰囲気ですね。ソースは濃厚です。これもらしくないですね。次のワインを想像させてくれます。 【シャトー・コス・デストゥルネル 2005】カベルネ・ソーヴィニヨン78%、メルロー15%、カベルネ・フラン3%。カシス、ブラックチェリーの香り、言葉が出ないほどの熟成感、タンニンも滑らかですね。予めデカンタに移しかえたので、かなり開いていて飲み頃でした。 【紅玉/キャラメル//チャイ】紅玉は甘味が凝縮されていて、スパイシーさを感じました。旨味もありますね。キャラメルのアイスはビターさと甘味のバランスが最高です。 【ミニャルディーズ】チョコレートにマカロンは甘味、スパイシー感、濃厚さが渾然一体となっています。 最後に素晴らしいお料理をプレゼンして頂いた、下村シェフに感謝です。サーヴィスも良かったですね。助っ人のサロン・デ・サリューの伊藤さん、モトックスの今井さんには大変お世話になりました。
2018/11訪問
1回
3月の最終日に妻とモナトリエさんのランチへ行ってきました。こちらのシェフはRED-U352018年のシルバー賞を受賞された野崎みどりさんがシェフをされています。 スタートは泡からです。【グラシアン・エ・メイエ クレマン・ド・ロワール ブリュット・ロゼ】 カベルネ・フラン、シャルドネのブレンド。爽やかタイプのロゼです。ドライで適度な旨味があります。酸味は控えめです。 【食前の小さなお愉しみ】・牛蒡のポタージュ ・プラータとフルーツトマト・フォアグラのひとくちテリーヌ・蛍烏賊とアヴォカドのタコス 特にプラータチーズとフルーツトマトの組み合わせが良かったです。ミルクの味わいが濃厚なプラータチーズとフルーツトマトの甘味とのバランスが最高です。蛍烏賊とアヴォカドのタコスはセンスが素晴らしいです。 【うさぎと人参のパルフェ】人参のブランマンジェはエレガントな甘味です。うさぎの煮こごりから発する華やかな香りと旨味が、人参のブランマンジェを引き立てています。これは美味しいです。 合わせるワインは【ルイ・ジャド ブーズロン2015 】アリゴテ100%。香りは白い花、蜂蜜のようです。果実味はスウィート、程度な酸味もあります。なめらかです。 【イカ墨を練り込んだタリオリーニ、海の幸とチェリートマト】すだれ貝、蛤、ヤリイカの具。とにかく魚介系の濃い目のお出汁が凄いです。スープを飲むと旨味がドヒャーと広がります。スペシャリティだけあって、圧倒的な美味しさでした。 合わせるワインは【イス・アルジオラス2017 ヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ】 ヴェルメンティーノ100%。香りが華やかです。 お味はまろやか、後味に酸味が溢れてきました。 【鹿児島産 鰆 香草パン焼き、新緑のソース】 鰆の火入れが抜群でした。旨味もとてもありました。グリーンピースのソースが爽やかで、春爛漫です。 合わせるワインは【マルヴィラ トレ・ウーヴェ 2011 ランゲ・ビアンコ】シャルドネ40%、ソーヴィニヨン40%、アルネイス20%。ピエモンテ州の白ワイン。旨味があってまろやかです。シェリー香、樽香、蜂蜜、ヘーゼルナッツ、バター香がしました。 【鴨胸肉のロースト、赤ワインソース、大島農園の野菜を添えて】鴨肉の火入れは最高です。鴨肉は旨味もあり、食感もあります。赤ワインソースはまろやかです。軽めですね。お野菜も旨味があります。 ワインは3種の飲み比べです。 【ロッソ・ディ・トスカーナ2010】サンジョヴェーゼ・グロッソ70%、カベルネ、メルロー。 熟成感があります。タンニンもあっていいですね。 【カレラ セントラル・コースト2015 】カリフォルニアのピノ・ノワール100%。軽めですね。爽やかで華やかな香りがします。 【シャトー・ボワ・マロ トラディション ルージュ2010】カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、 カベルネ・フラン。スパイシー感があります。 土っぽいかおりで、なめらかです。 【ジェラート トルタ】ピスタチオのアイス、キャラメル風味のムース、苺など、春のデザートです。 合わせるワインは【フナロ パッシート2017 】 シチリアのジビッポ100%。スッキリ系のデザートワインです。柑橘系のお味で、酸味がありました。仄かな甘味とエレガントな酸味のバランスがいいですね。 【茨城県廣田農園のフレッシュハーブティー】無色透明だったので、もしやお湯かなぁと思いました。しかし華やかな香りがしたのでハーブティーでした。不思議感覚でした。 今回は妻が気に入ったので、再訪はありますね。次回はカリフォルニアワインを中心にペアリングがいいなぁ。
2019/03訪問
1回
日比谷ミッドタウン、サローネ東京の初物尽くしです。店内は開放感があり、隣との視線が気にならない導線をとってあります。客層も落ち着いていて、好感触でした。 スタートは定番の泡からです。 【フランチャコルタ ブリュット ラ・トッレ】細かい泡立ちです。穏やかな酸味が心地よいです。エレガントな飲み心地です。 【アニョロッティ イン ブロード】雉の出汁は上品な味わいながら、旨味がタップリです。アニョロッティの中にはポルチーニが詰まっています。一口食べると、濃厚な旨味がほとばしります。 【赤海老のパンナコッタ】駿河湾産の赤海老の頭の出汁と身の生と火入れしたものを、マジョラムとタルタルにしてパンナコッタに仕立ててありました。旨味がハンパないです。ビーツをラビオリ状にして、中にはフランボワーズが入っています。パンナコッタは赤海老の旨味が凝縮されています。頭の味噌の濃厚さが効いています。 合わせるワインは【グッチョーネ マカド ロゼ】トレッビアーノ50%、ネレッロ・マスカレーゼ25%、ペッリコーネ25%。エレガントな味わいで 飲みやすいワインです。軽めなロゼワインです。 【金目鯛のインバータ】下田産の金目鯛をパン粉焼きにしてあります。皮目は焼入れをしてパリッと、中はフワッと仕立てています。生ハムを周りに巻いています、ライム果汁の酸味、コリアンダーのスパイシーさにマッチしています。丁度金目鯛の甘味に合わせる様になっています。 合わせるワインは【ジョゼッタ・サッフィーリオ ランゲ ロッセーゼ・ビアンコ2015】ロッセーゼ種100%。ミネラルを感じました。旨味もあります。飲みやすくて老若男女に親しみやすいワインです。 【パッパルデッレ 猪煮込み 黒キャベツ】猪煮込みはフワトロで旨味が凝縮されています。黒キャベツは茹でとパリパリの2種類です。パスタは卵黄を練りこんであります。ソテーした黒キャベツ 熟成リコッタチーズ、レンズ豆、ピューレにした黒キャベツが見事に絡み合っています。 合わせるワインは【カルッシン リア・ヴィ バルベーラ・ダスティ2016】スパイシーな香り、タンニンがまろやかです。酸味と甘みのバランスが抜群です。 【赤牛のアッロースト ポアロ ローリエ】赤牛は旨味があって、ジューシーです。ローリエの泡の酸味、ポアロペーストの軽やかな感じが、赤牛と見事に融合しています。焦がし小麦とアーモンドのクランブルの食感がアクセントです。 合わせるワインは【ネッビオーロ トレディベッリ2017】ピエモンテ州、ネッビオーロ100%。タンニンがまろやかで、適度な渋味が最高です。 【栗のティラミス】栗とマスカルポーネチーズが合わさって、濃厚なクリームに仕上がっています。他にはローズマリーアイス、カカオ、ラム酒ゼリー、カシスなどが入っています。上にかかっているヘーゼルナッツとエスプレッソを煮詰めたクリームは、甘味と濃厚さに満ち溢れています。 合わせるワインは【マルコ・デ・バルトリ ブックラム2012 パッシート・ディ・パンテレッリア】 ジビッボ100%。シチリアのデザートワイン。ライト感覚のデザートワイン。程よい酸味と軽めの甘味はスッキリとしています。 【ミニャルディーズ】ルッコラメレンゲは酸味、フェンネルシードのチョコレートは食感とフレッシュ感、くるみバターの塩、甘じょっぱい感じに食感があっていいですね。 こちらのイタリアンは軽めの味わいが、御年配の方にもおススメです。ワインも飲みやすいものばかりです。ランチコースですと、私には少なく感じられました。ワインもまだまだ飲めました。次回は追加料金を払って飲みたいと思いました。ランチでディナーコースを是非頂きたいと思いました。