7回
2019/11 訪問
久々のリストランテホンダさんのランチに行きました。
スタートはシャンパーニュです。
【ペリエ・ジュエ グラン ブリュット】
ピノ・ムニエ40%、ピノ・ノワール40%、シャルドネ20%。ドライな味わいです。酸がキレキレで、余韻の苦味もまた良しです。時間の経過と共にまろやかになり、旨味もでてきました。
【長野県熊肉のクロケッタ、ピーマンのモスタルダとりんごのピューレ】熊肉が甘くて旨味があり
エロさ抜群です。りんごのピューレとの相性も最高です。
合わせるワインは【ダンテ・リヴェッティ アラバルダ バルベーラ・ダルバ2010】バルベーラ100%。ピエモンテ州、アルバ県。プラムとタバコの香り、力強い果実味と程よいタンニンがありました。旨味と苦味が最高です。スパイシーさも素晴らしいです。
【島根産ハマチのカルパッチョ、いくらと四万十産米麹ソース】ハマチのピチッとした食感、弾力性が凄いです。フレッシュさと旨味が抜群です。米麹ソースは米の甘味とエレガントな味わいが食材を引き立てています。
合わせるワインは【ドーロ・プリンチッチ マルヴァジーア2015】マルヴァジーア100%。フリウリ。ナッティー、ミネラルもあります。余韻の苦味が素晴らしいです。
【仙鳳趾産牡蠣と海水ジュレとピスタチオとレモンの香り】レモンの皮のピュレの酸味とピスタチオの食感が濃厚な牡蠣の味わいを引き立てています。火入れはしてあるのですが、生牡蠣みたいな味わいです。これは素晴らしく美味しいです。
合わせるワインは【ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ リゼルヴァ】ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ100%。トスカーナ。香りが蕩けるようで、エロチックな雰囲気に包み込まれます。酸味が心地良く、余韻も素敵です。
【島根産うちわ海老とれんこんのサラダ仕立て】牡蠣、マスカルポーネ、辛子蓮根、マスタード、柚子などが入っているので、うちわ海老もこのような状況では中々区別できません。牡蠣とうちわ海老の相性が素晴らしかったですねマスカルポーネとうちわ海老が合うとは驚きました。
合わせるワインは【ドンナフガータ・キアランダ2017】シャルドネ100%。シチリア。ファーストコンタクトはほろ苦からきました。ピーナッツバターの香り、薔薇の香りが拍車をかけます。ミネラルと酸味のバランスが最高です。これも美味しいです。
【島根産ノドグロのバポーレ、リゾットと島根産塩ウニ】ビネガーを加えたリゾットが程よい酸味と旨味があって美味しいです。塩ウニが素晴らしいアクセントとなっています。ノドグロがめちゃくちゃ柔らかくて、程よい旨味があって美味しいです。
合わせるワインは【ロンコ・デル・ニエミツ シャルドネ2017 】樽香、バニラ香が鼻腔内をくすぐり、駆け巡ります。酸味とミネラルのバランスが抜群の美味しさです。ロンコ・デル・ニエミツは鉄板ワインです。
【ピエモンテ産白トリュフのタヤリン】白トリュフの凄い事です。塊りを置いただけなのに、今までに嗅いだことのない、強烈な香りが脳内を麻痺させました。その場でトリュフを削るとたまらない気分になりますね。このパスタは簡単に表現すると、高級カルボナーラになります。カルボナーラだけでも美味しいのにね。カルボナーラと白トリュフがめちゃくちゃ合っていて、絶品です。白トリュフを齧ると香りと旨味が合体して、ドカーンと炸裂したみたいになってきました。隠し味にバターを入れてるみたいです。
合わせるワインは【チェルバイオーナ サンジョヴェーぜ2016】サンジョヴェーぜ100%。トスカーナ。ベリー、スミレ、スパイスの香りがします。タンニン、鉄ぽいニュアンス、旨味があります。一瞬ロッソ・ディ・モンタルチーノの姿が垣間見えるほどでした。
【島根県産猪肉のロースト、ポルチーニ茸、グリーンペッパーソース】猪肉は超柔らか、臭みなどなく、旨味、甘味に満ち溢れています。満腹感を感じず美味しく完食致しました。ポルチーニ茸の大きさにビックリです。旨味は圧倒的です。ソースも適度な辛さ、重たさはなく美味しかったです。
合わせるワインは【ドーロ・プリンチッチ カベルネ・フラン2012】カベルネ・フラン100%。フリウリ。香りは草っぽさ、野菜に似た感じです。
程よいタンニン、苦味、渋味も少々あります。一口飲むとベリー系、スミレの味わいがします。スーパートスカーナを彷彿とさせます。
【和栗のソルベと渋皮煮】栗が苦旨、柔らかくて凄くイイ。ソルベはめちゃくちゃ甘くて旨い。ど変態な美味しさです。
【洋梨のババとそのコンポート、奥出雲のバラの香り】ババは甘味がいかしていて、超美味しいです。スポンジが柔らかく、ジューシー、最高です。
久しぶりに本多シェフのお料理はめちゃくちゃ美味かった。ど変態な美味しさでした(笑)。ガッツリやられました。吉田さんの選ぶワインはトラディショナルのイタリアワインで、ガンガン攻めてきました。トラディショナル系はここでしか味わえないので、私にとっては凄く良かったです。
2019/11/17 更新
2019/04 訪問
4月のリストランテホンダさんのランチに行ってきました。またしても一人客は私だけでした( 笑笑)。気を取り直して、泡からのスタートです。
【ペリエ・ジュエ グラン ブリュット】泡立ちがきめ細かいです。ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ
シャルドネをバランスよくアッサンブラージュしています。バター、桃の香りがします。旨味がパーっと口の中に広がります。酸味がまろやかで、タンニンがbeautiful❣️
【HONDA最中。グリーンピース、キャビア】
最中の中身は、グリーンピースのムース、レモンのソルベ、キャビア、ハラペーニョが入っています。酸味、甘味、辛味が渾然一体となっています。スパイシーさあります。
合わせるワインは【ペーテル・ゼンマー アルト・アディジェ2017】トレンティーノ州、アルト・アディジェのシャルドネ100%。ミネラルを感じます。エレガントな旨味、後半に苦味も現れます。
【パートブリックを纏った穴子とフォアグラ。ほおずきとバルサミコ】パートブリックを春巻状にして、中には穴子とフォアグラのテリーヌが入っています。旨味と濃厚な味わいが口の中に広がります。ほおずきのフルーツトマトのような甘さが、アクセントとなっています。
合わせるワインは【コルナレア ロエロ・アルネイス エンリタルド2014】甘味が強くかなり濃厚な味わいです。温度が上がるにつれ、苦味が現れ、甘味もまろやかになりました。濃厚さもマイルドになりました。
【ホワイトアスパラガスと春の貝サラダ。文旦、赤貝、青柳、北寄貝】ホワイトアスパラガスとルコッタチーズはパンと凄く合います。貝の食感と旨味が素晴らしいです。ホワイトアスパラガスは甘くて美味しいです。文旦の酸味が全体を引き立てています。貝とホワイトアスパラガスの組み合わせを思いつくのは流石です。
合わせるワインは【クロアット シャルドネ2017】フリウリのシャルドネ100%。ふくよかです。後味の酸味がいいですね。
【白糠産 仔羊の自家製サルシッチャ】ウイキョウを使ったピューレは甘味がありマイルドです。仔羊の自家製サルシッチャは凄く柔らかく、スパイシーで旨味が際立っています。美味しいです。
合わせるワインは【カリットロ プリミティーヴォ
・ディ・マンドゥーリア アウジリオ2015】プーリア州。スパイシー、タンニンも効いています。
絶対好きなタイプです。
【北海道産 生ウニのタリオリーニ】生ウニはとても濃厚で、旨味があります。凄まじいパワーをもらえるパスタです。夏バージョンの冷製パスタも美味しいけど、温かいタイプもすてがたいですね。
合わせるワインは【トラミン マグレン ピノ・ノワール2016】タンニン、苦味があります。時間が経つにつれまろやかになり、濃厚さが溢れてきました。
【アンジュ産 鳩のロースト】鳩は火入れが抜群です。柔らかいし、一口かじってみると旨味がパーっと広がります。付け合わせのモリーユ茸は旨味があり、甘味があって美味しいです。
合わせるワインは【ポッタジーニ ロッソ・ディ・
モンタルチーノ2016】トスカーナのサンジョヴェーゼ100%。赤い果実味、ベリー系やストロベリーの香り、綺麗な酸です。適度なタンニン、旨味も素晴らしいです。仄かな苦味もあります。
【エスプレッソのジュレ、マスカルポーネのエスプーマ】スパイシー、苦味、旨味も素晴らしいです。キャラメル、エスプレッソの苦味はハンパない美味しさです。大人のデザートです。
【完熟苺、いろいろベリーとホワイトチョコのムース】ベリーはブルーベリー、ラズベリー、木苺など。ホワイトチョコのソルベとジュレは甘味が素晴らしいです。甘味と酸味のバランスが最高です。
合わせるワインは【コルマーノ ヴィン・サント・デル・キャンティ1999 】トスカーナ。これは本当に美味しいデザートワインです。エレガントな甘味、後味に酸味もあります。甘味と酸味バランスが最高です。
今回の本多シェフのお料理は、いつもながら独創的で、繊細な味わいでした。最高です。ペアリングはクラシック系のイタリアワインが、目白押しです。普段ナチュラルのイタリアワインを家で飲んでいるので、新鮮に感じ、勉強にもなります。
2019/04/29 更新
2019/03 訪問
【絶品イタリア料理と魅惑のイタリアワイン】3月のリストランテホンダさんのランチは凄かったです。
スタートは泡から、【カヴァッレーリ フランチャコルタ ブラン・ド・ブラン ブリュット】ドサージュはゼロです。爽やかな後にくるグワーンという苦味がたまりません。キレキレです。
【HONDA最中 鶏白レバーのジェラート、あまおう、バルサミコ】鶏レバーのジェラートがとても美味しいです。臭みは感じられず、甘くて美味しいです。最中にして頂くのは、いいアイデアですね。バルサミコがかかっているので、酸味がブレンドされていて、いい感じですね。
合わせるワインは【ラティウム・モリーニ カンポ・レ・カッレ ソアヴェ2017】アロマチックで
超フルーティー、エレガントな甘味がいいです。時間の経過につれ、酸味と苦味もでてきた。凄いです。
【若狭湾産子持ち剣先イカとクスクス、トマトと魚介の軽いズッパ】煮込みのようなものです。剣先イカは旨味があり、柔らかいです。ズッパは魚介の旨味と少し辛味があって、刺激的に美味しいです。剣先イカの中の卵が、もち米を連想させ、アレを連想させます。
合わせるワインは【オミナ ロマーナ シャルドネ2015 】芳醇な香りが凄いです。旨味がググーンと広がります。甘味とミネラルがあります。シャルドネはレア物みたいです。
【昆布〆にした真鯛のカルパッチョ、菜の花のタルタル、木の芽の香り】菜の花のタルタルがスゲー美味いです。柔らかい味わいです。真鯛はフレッシュで旨味がハンパなしです。
合わせるワインは【フリウリ クロアット ソーヴィニヨン・ブラン2017】綺麗な香りの割には、旨味があり、濃厚タイプです。ミネラル、苦味もあるタイプです。クロアットのソーヴィニヨンもレアワインです。
【島根産アワビの肝、バターソース、筍、わかめ】ケッパーを含んだ牛乳の泡がいい感じです。アワビは柔らかく、旨味があって超旨です。肝が入ったバターソースも凄いです。
合わせるワインは【ヴァルチェラーザ エトナ・ビアンコ2015 】カリカンテ100%。エトナの白です。トロピカル、繊細な香り、エレガントな甘味でオイリーです。
【冷製フルーツトマトのカッペリーニ】徳島県産ファーストと桃太郎は甘味が抜群で、カッペリーニによく絡んでいます。凄い美味しいです。
合わせるワインは【トラミン マグレン ピノ・ノワール リゼルヴァ2016】とてもフルーティーです。タンニン、旨味が口の中で広がります。
【駿河湾産 赤座海老のポモドーロ スパゲッティ】アラビアータで仕上げてあります。赤座海老は旨味、甘味とも抜群です。ポモドーロは適度な辛味がアクセントですごい美味いです。
合わせるワインは【オミナ ロマーナ シラー2013】タンニンがありますが、凄い深みもあって、まろやかです。旨味とまろやかさが抜群に美味しいです。
【バスク豚ロース肉のロースト、マルサラワインソース】マルサラワインソースはエレガントで、まろやかです。モリーヌ茸は香り、まろやかさが抜群です。バスク豚の脂が凄く甘いし、旨味が最高です。
合わせるワインは【フランツ ハース ピノ・ネロ2016】ピノ・ネロ100%。ラズベリーや苺の香りがします。スパイシーで程よいタンニン、旨味があって最高ですね。
【ブラッドオレンジのババ】卵黄とバターでブリオッシュのようなケーキ生地にラム酒がタップリと含ませてあります。そのババにブラッドオレンジをタップリと絡ましてあります。甘味と酸味のバランスが最高ですね。
【チョコレートフランと苺のサラダ、ローズウォーターのジュレ】カカオ90%のフランは凄いスパイシーで、濃厚です。最近頂いたチョコレートフランではダントツの美味しさです。苺とのバランスも最高です。
合わせるワインは【ヴィン・サント・デル・キャンティ オッキオ・ディ・ペルニーチェ2007 】サンジョヴェーゼ100%。ウイスキー樽で84ヶ月以上熟成させます。濃厚で甘味も凄いです。チョコレートとの相性が抜群です。
今回もまた本多シェフのお料理に酔いしれました。イタリアワインも素晴らしいです。
2019/04/02 更新
2019/01 訪問
1月のリストランテホンダのランチです。相変わらず込み込みでした。いつも通りお一人様は私だけでした。
気分を取り直して、スパークリングワインで乾杯です。
【ベルルッキ'61 サテン フランチャコルタ ブリュット】シャルドネ100%。カラメル、黒砂糖の様な香りがします。旨味がありますね。程なくしてカラメル系の苦味がでてきました。熟成感がある
ウマウマスパークリングワインです。
【松葉蟹とアボカドのパイ、生雲丹、キャビア】
松葉蟹のパイ仕立ての上には、アボカドのソースがかかっていて、生雲丹とキャビアが豪華に鎮座しております。サクサク食感、甘味と旨味と塩味のコラボが最高です。アミューズとしては豪華すぎます。
合わせるワインは【ラティウム・モリーニ ソアヴェ2017 カンポ・レ・カッレ】ガルガーネガ100%。色合いはレモンイエロー、アロマチックな香りでフルーティーです。フレッシュな酸が綺麗です。適度な甘味がでてきました。
【赤ナマコとカリフラワーのビアンコマンジャーレ、金柑のモスダルダ、芹】柚子と金柑の香りが心地よいです。海水ジュレの仄かな塩味がアクセントとなっています。金柑の甘い香りが先程から効いています。芹の味と香りがダウンブローの様に効果てきめんです。赤ナマコの適度な食感が心地よく、カリフラワーのビアンコマンジャーレが優しく包み込みます。
合わせるワインは【ロンコ・デル・ニエミツ フリウリ・コッリ・オリエンターリ ソーヴィニヨン2017 サリーチ】ソーヴィニヨン100%。青リンゴの蜜、メロン、白桃のアロマを感じます。酸と塩っぽいミネラルが豊富です。ふくよかさも兼ね備えています。
【鱈の白子のフランと黒トリュフ】黒トリュフの量が凄いのなんのって、かなりの量です。香りも強烈に良いですね。白子は甘味と旨味が凝縮されています。これは控え目にしなければなりませぬが、やめられませんね( 笑)。
合わせるワインは【ジャン・リケール プイィ・フュイッセ 2015 ヴェル・シェーヌ ヴィエイユ・ヴィーヌ】ブルゴーニュ、マコネ。白桃の様な香りにミネラル感が最高です。甘い香りに誘われて
一口飲むと旨味がパーっと広がります。とても凝縮されていて、多幸感に満ち溢れて、たちまち陶酔致しました。
【パセリとパン粉を纏った五島列島産鰆、菜の花
下仁田ねぎ】鰆は適度な食感、甘味、旨味が素晴らしいです。菜の花のソースの微かな苦味がたまりません。ねぎが嫌いなのだが、予想に反して食べれたことに、驚いています。タラの芽の仄かな苦味が春の到来を予感しています。
合わせるワインは【ドンナフガータ キアランダ2016】シャルドネ100%。シチリアの白ワイン。樽の香りが効いています。エレガントなバニラの香りがしました。酸味とミネラルのバランスが素晴らしいです。後味にスパイシー感がでてきました。
【季節野菜のミネストローネのショートパスタ】お出汁の効き方が素晴らしいです。お野菜も柔らかです。旨味と甘味が凝縮されています。
合わせるワインは【クルタッシュ サンターレル グラヴェルナッシュ2015】苺、ラズベリーのアロマを連想させます。タンニンはまろやか、旨味も沢山あります。
【唐津産猪肉のラグーとチーマディラパのタリアテッレ】猪肉は柔らかく、旨味があり、口に入れるとたちまち蕩け出します。猪肉とチーマディラパの相性が最高です。
合わせるワインは【カリットロ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア アウジリオ2015】タンニンはまろやか、シルキーな味わいです。スパイシーさが適度にあります。旨味が凝縮されています。
【長田ファームの青首鴨のロースト、グリーンペッパーソース】凄い肉厚です。火入れが素晴らしく、柔らかく、旨味が凝縮されています。ソースは仄かな辛味、スパイシーさがありいいですね。軽やかなソースです。終盤に突入しても、もたつき感がないのは驚きです。
合わせるワインは【オリーノ ピアンドリーノ2005】トスカーナのサンジョヴェーゼ・グロッソ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロのブレンドです。苺やフランボワーズのアロマ、スパイシーで旨味があります。ミネラルと果実の凝縮感が
最高です。
【苺と白トリュフのジェラート】苺の甘酸っぱさと白トリュフの香りのバランスが素晴らしいです。口の中に入れると、苺の甘味と酸味、白トリュフの濃厚な香りがパーっと広がり、悩殺されました。
【リンゴのタルトタタン、シナモンのジェラート】リンゴのタルトタタンにハマっています。リンゴはアルコールを含んでとても濃厚です。シナモンのジェラートは、香りが力感溢れています。リンゴとの相性最高です。
合わせるワインは【ピエトロ・ベコンチーニ アリア ヴィン・サント・デル・キャンティ オッキオ・ディ・ペルニーチェ2007】サンジョヴェーゼ100%。84ヶ月熟成。甘味が凝縮されています。時折垣間見える酸味も素晴らしいです。まろやかなカラメル感が無限に広がります。
今回のお料理もフレンチみたいで美味しかったです。違いはパスタがあるか無いかです。もう垣根がとっぱわれた感覚になりました。ペアリングはイタリアワインが主体ですが、今回ブルゴーニュがあったのには驚きました。相変わらず美味しいです。
2019/02/02 更新
2018/12 訪問
今年最後のリストランテホンダのランチです。
シャンパーニュからのスタートです。【ローラン・ペリエ・ラ・キュヴェ ブリュット】シャルドネ50〜55%、ピノ・ノワール30〜35%、ピノ・ムニエ15〜20%。アプリコットやアカシアの香り、適度な酸味、シャルドネらしからぬコクや旨味がありました。
【セイコガニとカニ味噌のプディーノ、柿酢、内子、外子】カニ味噌のピュレ、キャビア、柿ビネガーとセイコガニの卵を合わせたソース。セイコガニとカニ味噌は旨味が最高です。ソースもめちゃくちゃ旨味、コク、甘味があります。後味のほんのりとした酸味がアクセントになっています。最後にサッパリ感がでてきたのは不思議です。
合わせるワインは【ロンコ・デル・ニエミツ シャルドネ2017 ロンコ・バッソ】シャルドネ100%。白い果実の香り、ミネラル感が素敵です。酸が綺麗だし、旨味もあります。
【岩手県産帆立貝と西洋ネギのカルパッチョ】泡に旨味があります。帆立貝は、甘いですね。ポワロネギの旨味があるのに驚きました。
合わせるワインは【ロンコ・デル・ニエミツ セレーナ・パラッツォーロ・エ・フィッリ2017 】シャルドネ100%。旨味、コクがあります。後味に酸味がでてきました。
【北海道産蝦夷鹿のパテ、フォアグラのジェラート】蝦夷鹿のパテの中にグリーンペッパーが入っているので、旨味と共にスパイシー感があります。フォアグラのジェラートとリンゴのピュレの甘さが、アクセントです。
合わせるワインは【ポマール2014 ポール・ガローデ】タンニンがあります。旨味もあります。若さに満ち溢れています。寝かしたら凄く美味しいワインになりますね。今出すのは勿体ないくらいのいいワインですね。
【蒸し焼きにした長崎五島産キンキ、リゾット、赤ワインビネガー、トマト】キンキは凄い旨味とマイルド感がありました。リゾットが魚介出汁の旨味を凝縮して、凄く旨味があります。キンキのお出汁とトマトソースは旨味が最高です。出汁の旨味が極致です。
合わせるワインは【イナマ ヴィニェッティ・ディ・フォスカリーノ ソアーヴェ・クラシコ2016】3大ソアーヴェの一つです。ガルガーネガ100%。凄い‼️アロマチック❣️柑橘系が効いています。旨味、ミネラル感もたっぷりとあります。
【駿河湾赤座海老とトマトのパスタ】赤座海老はとても甘味があります。旨味も最高です。トマトソースの旨味が素晴らしいです。魚介の出汁がプラスになっていて、旨味、酸味、甘味が渾然一体となっています。
合わせるワインは【プラネタ ブルデーゼ2013】シチリア、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フランのブレンド。タンニンが力強く、凝縮感が旨味、甘味がたっぷりとあります。
【島根県産猪のロースト、ヘーゼルナッツ、発酵大豆】ヘーゼルナッツと発酵大豆の食感が心地よいです。猪は旨味、濃厚さに溢れています。脂身が甘くて美味しいです。
合わせるワインは【ドンナフガータ タンクレディ2014】カベルネ・ソーヴィニヨン60%、ネロ・ダーヴォラ30%、タナ10%。ベリー系とスパイス系の香り。タンニンがまろやかで、ふくよかな果実味、スパイシーさも適度にあります。
【みかんと八朔、日向夏のジュレ、シャルトリューズのグラニテ】爽やかですね。酸味に溢れています。お口直しにピッタリのドルチェですね。
【完熟イチゴのカタラーナとソルベ】クレームブリュレのイチゴバージョンです。旨味とチーズの濃厚さが効いています。ソルベは酸味と甘みのバランスがが最高です。
合わせるワインは【ヴェンデミア 2013 テッレ・ダスプロモンテ】カラメル感の香り、味わいが濃厚です。コーヒーぽい味もございます。
本多シェフの今回のお料理も素晴らしかったです。ペアリングもイタリア、フランスの織り交ぜがあって、新鮮でした。
2018/12/24 更新
2017/01 訪問
1月19日( 木曜 )、のランチは【リストランテ ホンダ】さんです。
最初は泡から頂きます。【カヴァッレーリ フランチャコルタ ブランドブラン ブリュット2015】
シャルドネ100%、ドライなキリッとした飲み口です。爽やかな香りとフレッシュが食欲をそそります。
【Stuzzichini1 】・・・花巻産 ホロホロ鶏のパロティーヌ。ホロホロ鶏をパテ状に仕立ています。
しっとりとしていて、旨味とコクが最高です。
パロティーヌは通常温かい料理だが、本多シェフは冷たい料理として、出してきました。ホロホロ鶏の中に野菜が練り込んであります。
合わせるのは【ラ スピネッタ カサノーヴァ ヴェルメンティーノ トスカーナ2015】キレの良い酸味があり、スッキリとした辛口です。後味が最高です。
【Stuzzichini2】・・・タラコとアボカドのカネロニ仕立て。ライムの香りが爽やかです。パンを薄く切って巻いたものの中に、タラコが入っています。タラコもこういう凝った趣向で出されると、凡庸な味ではなくなります。アボカドのピュレがとても美味しいです。
合わせるのは【シャブリ プルミエクリュ ヴァイヨン ジャン リケール2014】。ロバート パーカーが大絶賛した2009年程ではありませんが、豊かなミネラルと濃厚な果実味は最高です。激ウマシャブリです。
【Antipasto1 】・・・サバと茄子のカルパッチョ ビーツと青唐辛子添え。ただのカルパッチョではありません。足し算的な要素が満載のエキゾチックなお味です。ドライトマトや青唐辛子がアクセントとなっています。チョイとピリ辛風になっています。ビーツのお味も最高です。合わせるのは【ソーヴィニヨン Venezia
Giulia2009】
エレガントなお味です。キリッとしていてピリ辛料理に合います。
【Antipasto2】・・・仙鳳趾産 牡蠣のソテーと松阪牛みすじ肉 白菜とコンソメとともに。
松阪牛みすじ肉が柔らかく、口の中に入れると蕩けます。牡蠣本来の濃厚なお味とみすじ肉のエレガントなお味のコントラストがとてもいいです。
合わせるのは【ロエロ アルネイス Cornarea Enritard2012】豊かな果実味とミネラルが豊富なワインです。牡蠣にピッタリです。
【Primo piatti1 】赤ワインを練り込んだタリアテッレ 白子と赤カブとともに。白子がクリーミーで濃厚です。新鮮で生でも食べられそうです。プリプリ食感が堪りません。タリアテッレと良く馴染んでいます。カラスミがアクセントとなり、全体を引き締めています。合わせるのは【コーネル
フォルミガール シャルドネ】ミネラルが豊富なワインです。
【Primo piatti2】・・・エゾ鹿のラグーとタルティーボのパッケリ。エゾ鹿のラグーがメチャクチャ美味しいです。味、コク、旨味が最高にいいです。パッケリの中にも、ラグーがみっちり詰まっています。2度得した気分になりました。合わせるのは【コンカ トレ ピーレ バルベーラ ダルバ2012】果実の香りが強く、リッチでフルボディタイプです。
【Secondo piatto】・・・新潟長岡産 熊ロース肉のロースト 黒キャベツと安納芋のピューレ添え。熊ローストは歯応えがあります。肉本来の味を表現しています。脂身が美味しいこと。噛めば噛むほどエキスが溢れでてきます。お肉の旨味、コク共素晴らしいです。合わせるのは【ランゲ・ネッビオーロ マスカレロ】バローロ用の葡萄から作られるセカンドワイン的存在です。それでも偉大なワインに近づけた味を再現しています。スモーキーさが堪りません。
【Dolci1 】・・・みかんとサフランのジュレ シャルトリューズのグラニテ添え。みかんとサフランのジュレが甘酸っぱく美味しいです。八朔、日向夏が爽やかです。グラニテにシャルトリューズが入ってるので、薬草系の香りがします。お口直しにピッタリです。
【Dolci2】・・・洋梨のババとソルベ 赤ワインのジュレのラビオリ仕立て。大人の味です。洋梨を洋酒につけてあります。洋梨のソルベも清涼感と濃厚さが同居していてとても美味しいドルチェです。赤ワインのジュレが引き立てています。
今回もとても、満足出来るランチでした。お料理、ワイン共楽しむ事が出来ました。次回も楽しみです。
2017/01/30 更新
結婚記念日に何処に行こうかかなり思案致しました。あそこはランチで行くから無理なので、お料理が美味しいリストランテホンダさんに決定しました。
スタートは泡からです。
【ベルルッキ61フランチャコルタ ロゼ】イタリア、ロンバルディア産。ピノ・ネーロ、シャルドネ 。凄い酵母感に包み込まれます。果実感がふくよかでいて、酸味があります。苦味が後味として続いています。
【プロシュートを纏ったトラフグの白子】プロシュートの塩気&旨味と、トラフグの白子の甘味&オイリー感が最高のバランスです。
合わせるワインは【オミナ・ロマーナ エルメス・ディアクトロスⅡビアンコ2014】イタリア、ラッツィオ州産。ヴィオニエ85%、ベッローネ12%、インクローチオ・マンツォーニ3%。熟した果実、柑橘系、木蓮、ハーブの香りがします。ミネラルもあり、爽やかな風味が心地よいです。
【ずわい蟹とホワイトアスパラのムース】ずわい蟹の旨味とホワイトアスパラのムースのまろやかさが、絶妙なバランスです。
合わせるワインは【ラ・トゥネッラ ビアンコ・セスト2015】イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア産。白い花の香り、カスタードやバニラのニュアンス。オイリーでなめらかな味わいです。
【サヨリのカルパッチョ、ミント、ディル、ユリネ】ほうれん草の泡は、鉄分を含んだ旨味がパーっと広がります。ユリネの食感と米麴の甘味が、サヨリの旨味を巧みに引き立てています。ミント、ディルの香りも最高です。
合わせるワインは【イナマ ヴィニェッティ・ディ・フォスカリーノ ソアーヴェ クラッシコ2016】イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア産。ガルガーネガ100%。三大ソアーヴェの1つです。アカシア、白桃、洋梨の香り、まろやかな酸味と、心地よい苦味が素晴らしいです。
【ウチワ海老のポリート、タラの白子、ピスタチオ、わけぎ】ウチワに火を入れるとマイルドになります。タラの白子は超新鮮です甘味、まろやかさ、食感が最高です。
合わせるワインは【マルヴァジーア・パラッツォーロ・エ・フィッリ2018 ロンコ・デル・ニエミツ】イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア産。マルヴァジーア100%。酸味がありスパイシーです。
【蕗の薹を練り込んだタリオリーニ、シャラン産鴨のラグー】タリオリーニは蕗の薹の苦味と卵のまろやかさのバランスが絶妙です。やはり蕗の薹を練り込んだことで、和風パスタのようなニュアンスです。鴨のラグーは旨味とコクが最高です。奥深い味わいです。
合わせるワインは【フランツ・ハース ピノ・ネーロ2017】イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州産。ピノ・ネーロ100%。草っぽい香り、スパイス香もあります。酸味がしっかりとあり、余韻のまろやかさがあって、バランスがとれています。
【蝦夷鹿のロースト、安納芋、りんご】蝦夷鹿の旨味、火入れが抜群なので口の中で蕩けてしまいます。赤身肉なのでいくらでも食べれます。ソースがめちゃ旨です。旨味がありまろやかなソースです。安納芋とリンゴの甘味がアクセントとなっています。
合わせるワインは【ラ・トゥネッラ ラルチョーネ2013】イタリア、フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州産。ピニョーロ、スキオペッティーノ。タンニン、旨味、甘味が渾然一体となっていて素晴らしいワインでした。飲み心地最高です。
【八朔と文旦のサフランジュレ】酸味と甘味と苦味と香りが、口の中で渾然一体となって溶け出します。絶旨です❣️
合わせるワインは【ジャルジー ラトエヨ2010】イタリア、ヴァッレ・ダオスタッフ州産。モスカート100%。白い花やラベンダーの香りがします。柑橘系の甘味が広がります。
【苺のティラミス HONDA風】口溶け感最高です。口の中で酸味が爆発しました。
今回のディナーは妻に大好評でした。品数も丁度良かったし、ポーションも適度で、お腹を壊さなかったようです。最後まで美味しそうに食べてましたので、めでたしめでたしでした。
ワインはフリウリのトラディショナル系が多くでていました。特にイナマ ヴィニェッティ・フォスカリーノ ソアーヴェ クラッシコ2016とラ・トゥネッラ ラルチョーネ2013が秀逸でした。