「中華料理」で検索しました。
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浅草橋駅、午前11時30分。 深酒の翌日はタンメンが食べたくなる私。 11時30分開店の水新菜館に滑り込む。 私で1巡目が終わり、後の人からは2巡目の待ち行列に並ぶことに。 頭はタンメン一色になっていましたので迷わずタンメンを注文しました。 水を一口飲み、フーっと一息ついて周りを見渡すと、餡掛け物を注文している人が半数以上・・・。 広東麺、餡掛け焼きそば、餡掛けかた焼きそば、中華丼、餡掛け定食など、それぞれですが頭に載っているものは変わらない。 そういえば、店先の張り紙には広東麺が推されていたな、と広東麺好きの私の脳裏には一瞬後悔の念が走りましたが、酒に疲れた胃の腑はやっぱりタンメンモードで納得。 10分待ちでタンメンが供されました。 熱いから気を付けてと言われたとおり、かなり熱いタンメン。今までで一番の熱さかも。 しかも、レンゲが金属製で深さが無いので、スープを啜る度に熱さをまともに感じます。これはいかん。何故このレンゲなのか。 スープはやや醤油の効いた透明なスープ。タンメンにしては脂が多めですが美味しいです。文句ありません。 麺は中細わずかな縮れのストレート系で硬めに茹でられての提供です。麺の量も多めで、硬めに茹でられていないと終盤戦で伸びてしまうとの計算でしょうか。 具材には、タンメンにしては珍しく挽肉が使ってあり、薄切り肉ではありません。また、キャベツは結構な細かさで切られていて他店ではあまり見ない形状です。この熱さだと、具材が大きいと火傷の確率が高まるからでしょうか、この小ささはきっと正解なのでしょう。 熱々のスープの深みのある滋味と、たっぷりの麺を堪能させていただきました。 次回は広東麺に挑戦かな。
2019/10訪問
1回
中国飯店系列の店。 何故こんな立地にあるんだろう。 普通の街中華ならば疑問に思わないが、こんなにも贅を尽くした空間を持つ中華料理屋が、田町の外れにあるにはなんらかの理由があるはず。 私は単に、店に無料の駐車場があるという理由で今日のランチにこの店を選びました。 しかし店内に通されてまたまた疑問に思うのは、何故こんなにも派手派手な内装にしたのか。 市ヶ谷の中国飯店は派手さは控えめでシックな内装。 それに対して、こちらは光の反射が多すぎる落ち着かない内装。ちょっとセンスを疑います。 Cランチから白身魚のオイスターソース炒め1500円を発注。 ティーポットは小さなキャンドルで温められており、美味しい中国茶がいただけます。 湯飲みが小さいので、何回もお茶を注ぎに来てくれるホールの女性は、良く気がついてくれる立ち居振る舞いの大変美しい方でした。 すぐさまスープが供されます。 やはりこちらも小さな器に盛られています。 豆腐、挽肉、卵白、海苔のシンプルなスープで、塩味の滋味と薄くつけられたトロミが夏の暑さに良くマッチしていて爽やかです。 5分ほどで供された白身魚のオイスターソース炒めは、炒め物のイメージとは異なるもの。 大ぶりな白身魚を一口サイズに切りつけ、衣をまとわせてカラッと高温で揚げたメインの具材と、長ねぎ、ニラ、生姜をさっと炒めて、全体を餡で和えたような料理。 食べる前に驚くのはその炒め料理のルックス。 写真を見ても一目瞭然ですが、とにかく地味。 私は、この地味さを好感をもって受け入れていますが、もしかしたら反対意見もあるかもしれないですね。 でも私は、味のバランスが取れない赤や黄色のパブリカを散らして彩りを整えるよりこの地味さのままの方がよっぽど良いと思います。 そして食べてみて驚いたのは生姜の薄切り。 薄切りといってもペラペラではなく、しっかりと歯応えを感じる2〜3ミリの厚さ。 しっかりと辛く、しっかりと噛み応えがあり、白身の次の名脇役です。 この生姜のおかげで、この料理が夏の料理であることがわかります。 おかずのボリュームは適量。 スープとご飯をそれぞれお代わりして、私のお腹にぴったりのボリューム。 デザートのハイビスカスティーのゼリーも美味。 強いて注文を付けるとするならば、白飯がもう少し美味しかったら良かったなという感じ。 今度は麺類をいただいてみましょうかね。
2020/08訪問
1回
2カ月ほど前の夏の暑い日に同僚に連れられ初訪問。 今日は小雨模様で気温も低めです。ラーメン日和というか、ワンタン日和です。 店内で立ちながら順番を待ってから約5分後に相席で良いか聞かれ、良いと答えるとテーブル席に案内されました。 ランチセットのセット内容がよく分からなかったので女性の店員さんに聞くと、メニューを見ればわかるだろとのお答え! 一瞬、耳を疑いましたが、相手にされず・・・。 常連さんが前提なのか、どうやら初めてのお客さんは予習して入店する必要がありそうです。 仕方ないのでランチセットは諦め、単品の広州雲呑麺を注文。 塩か醤油か聞かれ、塩を選択。 相席の客にはサービスで、煮卵かメンマかほうれん草が付くのでどれを選ぶか聞かれ、迷わず煮卵を選択。 テーブル周りでは男の店員さんが働いていましたが、またしても同じ質問!さっき、煮卵を選択しましたとよ告げると、失礼しましたとの一言。男の店員の対応はまだマシなようです。 注文から5分強で熱々の雲呑麺が供されました。 結局、前回来店時の注文と変わりませんが、やっぱり美味しそう。 麺も硬めの茹で加減で良い良い。 相変わらず、たっぷりと10個以上も入っているワンタンは、肉の部分がでかい。肉の部分だけで、楽に直径2.5センチはありますね。食べ応えがあります。ランチセットを注文しないで正解。このワンタンは他店では出会えず、やっぱり価値ありです。 紙エプロンを付けて、あっという間に完食。 夏ならば大汗かいてましたね。 今回は、女性店員さんの対応と、肉の脂が後からウッと喉に来たことと、しょっぱかったので後で喉がすごく乾いたことをマイナスして3.2としました。 次回は改善されているといいなー。
2019/10訪問
1回
箱根からの帰り道。 ランチは2日連続でひろし食堂でもいいかなと思っていたが、箱根を早めに発たなきゃ行けなくなったので、銀座の蘭州で採ることに。 相も変わらず、ランチセットを注文。 今日は、辛味噌ラーメンと半チャーハンです。 店内をキョロキョロ。 相変わらず変なメニューが多いな。 新しいメニューもたくさん。 何? なっとう冷やし? なんだそりゃ? 間髪を入れずチャーハンが供されます。 んん、味濃いめ。蘭州のチャーハンはいつも濃いめだよな。 続いて、辛味噌ラーメン到着。 そんなに辛くない。 蘭州の味噌味って優しい感じだな、と思う。 麺との相性もバッチリ。 腹一杯。 チャーハンが入らないが、最後の残りを無理やり押し込む。 食べすぎだー。 銀座で昼時に腹ペコの場合、ランチの選択肢は限られます。ちょっと重めですが、今日は胃袋が中華を欲しています。まだ、数回しか訪れていませんが、ここは腹ペコを満たす大盛りの店だったんです。 ひとりの場合相席は当然ですが、運良く2人席が空いています。超混雑の場合はこの2人席も相席になります。 迷わず本日のセット900円を注文します。 セットは、麺一人前+半チャーハンの組み合わせになります。今日の麺は野菜ラーメン。 付け合わせスープ用の小さな椀に盛られたチャーハンの量がバカになりません。一方の麺も、麺も具もしっかりたっぷりの一人前あり、セットを食すと満腹違いなしです。 味は85点。 チャーハンにややベタつき感があるのと、味が濃いめなのでマイナス15点。 麺はたっぷりの具材で文句無しに美味い。麺のスープはやや餡がかかった醤油味でお酢が合う味です。 それにしても不思議なメニューが並びます。 マヨネーズラーメン、レバラーメン、などなど。 チャーハンも、カレーチャーハンやら、にんにくチャーハン、ブラックチャーハンなど様々。単価は軒並み千円超え。興味津々ですが、セットしか食べたことありません。一度ゆっくり夜に食べてみたい。 そして、350円の大盛り。 麺の大盛りはまだ見たことがありませんが、丼モノの大盛りを一度見たことがあります。 具材は2倍、ご飯は4倍の量くらいではないでしょうか。 若いサラリーマンが食べていましたが、食べても食べても減らない丼は地獄の様相を呈しているのでした。めでたしめでたし。
2019/06訪問
2回
街中華とは一線を画すこだわりの店。 中華というよりアジア料理といった方がピッタリ来る外観。 外光たっぷりの明るい店内はお洒落な調度。 料理する方は山高なコック帽を被り矜持の高さを感じます。 そして何よりこだわりを強く感じたのは、一切の調味料がテーブルの上に置かれていないこと。 萬珍樓や桃花林ですら卓上に幾つかの調味料は置かれています。 この店では、店が拵えた味のままいただくというポリシーがあるのでしょう。 ポーザーハンと呼ばれる土鍋にご飯が入り、そのご飯の上に週替わりの具材が載る中華風の石焼きビビンパみたいな料理が名物のようです。 この日はとても空腹だったのでがっつり食べたい気持ちが先行し、ランチメニューからエビとイカの塩炒め定食をチョイス。頭の中には、がっつり盛られたご飯とおかずを想像しつつ、セルフでいただくサラダを取りに席を立ちます。 サラダは、キャベツの千切りと春雨。中華ドレッシングでいただくようになっています。 春雨はあとわずかしか残っておらず、後の人を考えて少しだけ皿に取ります。 キャベツも少しだけ。 キャベツは何故少ししか取り分けないのかというと、取り分ける際に使う木製の大きなフォークとスプーンがとっても使いにくにからでした。 ちなみに私の後の方が春雨を取ったところで春雨がなくなりましたが、春雨に関してはその後の追加はありませんでした。 私の注文した料理は3分も待たないうちに供されました。 驚いたのはボリュームの少なさ。 勝手にがっつりを想像していた私の胃袋は結構なショックを感じていました。 エビ、イカの少なさは仕方ないとして、野菜も少なくてがっかり。 味の方は超薄味。 おそらく、化調を使っていないのでしょうが、薄味に慣れた私が薄味だというのだから労働者には向かない味です。 ゆっくりよく噛んで食べる私ですが、あっという間に食べ終わってしまいました。 ポーザーハンをいただいてみないと判断できませんが、残念ながらこの店は幕張マダムがランチに集うお洒落な中華屋さんというネガティブなイメージが刷り込まれてしまいました。
2020/03訪問
1回
11:00、横浜馬車道で早めのランチ。 中華街まで行く時間はなく、それでも中華が食べたいと少しだけウロウロしていたら、ピンと来る予感の店の前にたどり着きました。 予感を信じ入店。 おお、しっかりとしたお店です。 入り口の広さから想像されるより、店内は横に広く明るく清潔です。 黒いベストを着た若い定員さんが3名もおり、キビキビと仕事をしています。 本場ならではの料理をいただこうと考えていましたが、なかなか見つかりません。 あ、五目ワンタン(什景雲呑)ってありますね。でも、腹持ちが心配です。すると、黒服のおねえさんが、麺を追加できますよ、とのこと。では、五目ワンタン(什景雲呑)+麺で決定です。 遅ればせながら、ここは周富輝さんの店だと気づいたのは注文を終えた後のことでした。 昭和のスターと周富輝さんの写真が店内にいくつも飾られています。 供された五目ワンタン麺は、極々スタンダードですがさすがに美味い。醤油系五目麺の複雑な旨味のスープに細麺が相性バッチリです。 ワンタンは歯ごたえがあるタイプ。肉をぎゅっと固めて、消しゴムより少し小さいくらい、キャラメルを細長くしたくらいの大きさの四角い固まりのワンタンです。 これも美味い。 とりどりの具材も際立っていて、イカ、エビ、豚肉、野菜類がどれも名脇役です。 そして、ボリュームたっぷりです。 これならば、麺を追加しなくてもお腹が一杯になったかもしれません。 いつかまた、ゆっくり夕飯でも食べに来たいですね。
2019/09訪問
1回
かれこれ30年以上前から通っている随園別館さん。昔は今よりも新宿三丁目駅に近いところにありました。 ランチタイムでは、決まってあんかけご飯をいただきます。長いこと700円でしたが、値上がりして870円になっていました。それでもc/pは抜群に高いですね。 大振りの野菜とイカ下足、エビなどがいくつも入っていますが、なんといっても他店に無いのはガツ、マメ(腎臓)などの豚のモツが入っていること。醤油味のあんに豚のモツは相性抜群です。しかも、ボリューム満点。町の気軽な中華飯店のノリですね。 上海蟹の季節に伺いましたよ。 カニ以外は体を温める品々を注文。 いつ来ても安定の美味しさで期待どおりの随園別館さんでした。
2019/02訪問
2回
私の研究テーマのひとつのもやしそばを、何故か未だいただいていなかった宝楽さん。 今日は念願叶ってもやしそば650円税込を発注します。 厨房で調理を担当する2名の男性は、勝手に親子と決めていましたが、どうやら兄弟であられる模様。 なんてことを考えているうちにもやしそばが供されました。 熱々のもやしそば。 やっぱり、汁麺は熱々でなければ美味しくないですよね。 本場の中国では、そもそも汁麺が主流ではなく、熱々の汁麺にはほぼ出会えませんが、ジャパニーズ中華料理の汁麺は熱々に限ると思っています。 たまに、油の層が表面を覆うため熱々になっている汁麺にも出会いますが、宝楽さんはまさに作りたて15秒以内に供されるから熱々なんだと思います。 スープはかなり薄い醤油というか、醤油と塩の中間みたいな透明感。 私の好みのお味。 野菜の出汁をわずかに感じる優しい味わいです。 餡掛けのとろみは強くなく、餡掛けとスープの境界線ははっきりとしていません。 具材は明らかにもやしが中心で、豚肉、白菜、人参などはほんとに脇役に徹しています。 タンメンとも違う醤油ベースの深い旨味。 ここ宝楽さんの麺類は何をいただいても大変美味しくいただけます。 これまで、タンメン、うまにそばをいただいてきましたが、それぞれがちゃんと特徴を持っていて、これぞタンメン、これぞうまにそば、これぞもやしそばというように料理の特徴を明確に主張します。 たまに、何をいただいても同じようなごちゃごちゃな麺類を出す店もある中、宝楽さんは立派です。 13時をとっくに回っているというのに、ひっきりなしにお客さんは訪れますので、相変わらず店内は活気に満ちてむんむんです。 前回訪問時にいただいたタンメンがあまりに美味しかったので、ランチタイムに再訪。 今回はうま煮そばを注文しました。 私の直後に入店したお客さんが中華丼を発注。 私は「うま煮そばと中華丼の頭を同時に作ることになるんだろうな」と勝手に思い込んでしまいましたが、どうも様子が違います。 大将の調理の様子が目のあたりに出来るカウンター席に座っていたからじっと見つめていたのでわかったのですが、具材を作っている中華鍋にスープと麺を投じてしまいました。 1分弱ほど麺が煮込まれて、その後に麺とスープの一部が丼に盛られ、最後に中華鍋に残された具材とわずかなスープが片栗粉の水溶きでとろみが加えられ丼のてっぺんに載って完成です。 うわ、すごく手が込んでる。 大将はその後素早く中華丼の調理に一から取り掛かりました。 今まで経験した町中華の店であれば、頭は作り回しするものですが、作り回しせずに別々に作る店に初めて出会いました。 もちろん、煮込まれた麺はスープの旨味が移ってとても味わい深い美味さに変化しています。 具材に海老、イカは入ってはいませんが、豚肉、木耳、うずらと大振りに切られた野菜たちで大満足です。 やっぱり、この店は美味いなあ。 次は五目そばに挑戦かな。 11:00、船橋で早めのランチ。 東魁楼本館は11:30からの営業だし、ここは食べログで検索。というわけで、宝楽さんを発見して入店。 Lの字型のカウンターのみで15人くらいのキャパでしょうか。すでに先客が1名おりますが、5分もしないうちにほぼ満席になりました。大変な繁盛店のようです。 迷わずタンメンを注文。 5分ほどで供されました。 見た目は地味ですが期待が持てそうな予感。 野菜は白菜がメイン。 切り方も考えられていて、長手の方向へ7〜8センチ程度に切られている。この切り方が白菜を一番美味しく食べられる切り方だとご主人は知っておられるのですね。 それに合わせた切り方のタケノコやピーマンが入っています。人参は針に切ってありほんの彩り程度の量。 キクラゲと豚肉がアクセントになります。 スープは深みのある優しい塩味。 滋味あふれる一番好きな味です。 麺はほぼストレート。好みの麺です。 全体的に野菜も麺も多めでボリュームはじゅうぶんです。 一心不乱にタンメンに取り組み、わずか5分でたいらげました。 心から美味しいと思えるタンメンに出会って幸せなランチでした。必ず、再訪します。
2021/02訪問
3回
文京区春日でランチ。 本格的な中華料理がいただきたかったのですが、近隣にはそんな店も無く川国志さんにイン。 エレベーターを降りるとそこはもう店の入り口。 ワンフロアに1店舗。知らないと入りづらい構造。 ランチタイムだからかお客さんは近隣のOLさんが多いんだなーと思っていたら、半分くらいは中国の方。 近隣で働く中国の方からの支持があるんですね。 エビワンタンスープに惹かれ、デザート付き定食のNo.9、青椒肉絲丼+エビワンタンスープ900円を発注。 1人客はカウンター席に案内されますので、ぼんやりと階下の春日通りをガラス越しに眺めて料理を待つとやがて料理が供されました。 が、直ぐに店員さんがご飯が足りますか?と私に質問され、咄嗟のことなのでハアと曖昧に応えると、カウンターに置かれた料理をお盆ごと一旦下げて、丼の脇に白飯を足して再び持ってきました。 もとより大盛りライスを望んではいませんが、よく見ると青椒肉絲は丼というより深みの無いただの普通のお皿の上に盛られていて青椒肉絲丼と呼ぶには全く異なるルックス。青椒肉絲はたっぷりありますが、その青椒肉絲の下にうっすらと白飯の層があるのみで、普通の成人男子ならば白飯が足りないのは歴然。 やっぱり、OLさんを基準にしているようです。 気を取り直していただきますが、残念なのがエビワンタンスープ。私の勝手な想像がいけないのかもしれませんが、いわゆるチャーハンに付いてくるようなスープにエビワンタンが4つ入っているだけ。 野菜の類はスープには全く入っておらず、想像とは全然違うスープが出てきました。値段を考えれば納得なのですが落胆は隠せません。 青椒肉絲はピーマンと竹の子のシャキシャキ感が良く、味付けも私好みの薄味で最後まで食べ切りました。 やっぱりご飯は、追加が無かったら足りない量。 デザートの杏仁豆腐はおまけのレベル。 量、味ともに完全におまけ。 写真も撮る必要がないレベル。 コーヒーサービスもカップに半分ほど。 春日の一等地ですから仕方ないのでしょうが、もしこの店が山手線の外側の立地だったらC/Pは低い方だと思いますね。
2019/12訪問
1回
で、同じ日の夜にリベンジ。 広東麺を食べに来ました。 夜は空いているな。ガラガラ。 来た来た広東麺! これこれ。 これが食べたかったんだよなあー。 スープを一口。あー、美味い。 具もとりどりで楽しいね。 昼と夜を同じ店で食べることは年に一度もないけど、広東麺にはそれだけの価値がありますね。私には。 船橋でランチ。 シャポーの中にも魅力的な店が何軒かありますが、結局いつもの栄華光さんに。 昼どきは混んでますねー。料理が供されるまで20分かかりますと入り口でアナウンスしています。 ほんとは広東麺が食べたいのですが、ランチの牛肉と野菜の炒め物定食を注文です。 最近、老化現象か、麺類を食べるとワイシャツにシミが付くんですよ。かっこ悪いですねー。で、定食。 バランスが良い優等生的な定食ですね。 値段の割にはとても美味しい。 丁寧に作られている感じがします。 卵スープも美味いな。中華ではコーンスープの次に好きかな。 いや、満足。 でも、広東麺が気になるなあ。
2019/06訪問
2回
いつも、桂花ラーメンを注文します。 変わらぬ味で良いですね。安心します。 この麺、好きだなあ。 最近は札幌ラーメンから派生して、やや透明な蝋みたいな麺がたまにあるけど、やっぱりこっちの方が好みだな。
2019/01訪問
1回
やっとこさ、念願叶って松楽さんに行くことができました。仕事中も自家用車で移動している私にとって、京成幕張駅前はなかなかのハードルの高さ。 幹線道路からかなり細い道に入り込んで進んでも店前まではたどり着けず、歩いて3分弱のコインパーキングに停めての訪問です。 さてさて、白濁するスープが美味そうな五目ソバもいつかはいただきたいのですが、今日はやっぱりもやしそばにしましょう。 初夏ともいえるこの季節は、店の扉を開け放っていて開放感たっぷりです。もちろん、換気もバッチリです。 カウンター席は手作りのカバーがスツールを覆っています。カウンターの中では老夫婦が寸分の無駄もなく、流れるような所作でお客さんのオーダーをこなしています。 5分もしないでもやしそばが供されました。 褐色の澄んだスープが印象的です。 具材の様子、麺、スープ、どれをとってもオーソドックスなもやしそばです。気をてらったところが全くありません。 スープを一口。 比較的醤油味の立った味。出汁よりも醤油の印象が勝ります。美味しい。 麺は細めでほんの少し縮れています。スープがよく絡んで美味しい麺です。 さて、具材はというと、もやしを中心に、ニラ、ニンジン、キクラゲがもやしのように刻まれて入っています。 餡掛けの具合もちょうど良く、熱々で美味しい。 ここで気がつきましたけど、この店はどちらかと言えば化調がかなり控えめ。 一心不乱にもやしそばに取り組んで、あっという間に完食。私の理想とするもやしそばにかなり近いもので満足。 コインパーキング代、400円を払ってでもいただく価値のあるもやしそば620円でした。
2020/05訪問
1回
12時ジャストの入店だがほぼ満席。 入り口の正面の2人がけ席が辛うじて空いていたので座ることができました。 予習はして来ませんでしたが、他店ではあまり見かけない椎茸ソバ780円税込をメニューに発見したので迷わず発注。 厨房に2名、ホールに2名の体制ですが、厨房の2名はどちらも鍋を振るっているので調理が早い早い。連動して、客の回転もすこぶる速くなっています。 椎茸ソバは5分も待たずに供されました。 何も聞かれずに、併せて小ライスが供されます。 こちらの店は、自動的に小ライスが単品の汁麺類には付いてくるシステムのようです。 丼の表面を8割方あんかけの具材で覆い尽くしているルックスは全体的に茶色ですが、油が多いのかツヤツヤと反射しています。 これは相当熱そうだぞと警戒して口に運びますが、想像以上の熱さ。でも、この熱さがたまらなく好み。あんかけの麺類はこうでなければいけません。 澄んでいないスープを啜ると塩味が立った醤油ベースの味。スープ自体からはあまり複雑な出汁の旨味は感じないシンプルな味。 具材は特徴的。 まず、肉や海鮮は一切入っておらず野菜のみ。 主体はキャベツ。したがって、キャベツの甘味が椎茸そばを強力に支配しています。 そのキャベツの甘味が支配する土台に、そぎ切りにした干し椎茸を戻した甘じょつばさがアクセントのように効いています。親指と人差し指で作る輪っかくらいの大きさの干し椎茸のそぎ切りが5〜6個位入っています。 キャベツの甘味とスープ、椎茸のしょっぱさが対比する濃厚味の椎茸ソバ。 小ライスの白飯が、良い箸休めになりました。
2020/12訪問
1回
不思議な店名、不思議なメニュー、不思議な値付け…一度訪れてみたかった不思議な世界。そして、飲み屋としても使いやすそうな価格帯。 とにかく、不思議な魅力に溢れている街中華です。 例の如くもやしそばを発注。 先客の調理は済んでいるようなので、さっそく私のもやしそばの調理に取り掛かります。 カウンター内の調理場には3人がおりますが、女性の方が麺を茹で始め、続いてラーメン丼にスープの素とスープを注ぎます。 旦那さんの方は、鍋を振ります。 一度味見をしてから火を落とし、麺の茹で上がりを待ちます。双方、その間私語は一切無し。 やがてリリーンとタイマーが鳴り、女性は瞬く間に麺を引き上げスープの中に沈めます。 その背後に覆いかぶさるように旦那さんが鍋を片手に立ち、素早く頭(餡掛けの具材)を麺に載せます。 この間、約4分。完璧なコンビネーションです。天晴れ。 さらに女性が長ネギのスライスを載せ、旦那さんがカウンター越しに、私の目の前に「お待ちどうさまでした!」と配膳されて完成。素晴らしい。 私は大変にせっかちだし、気が短い阿呆者なので、この間の所作に変な間隔があったり、もたもたした動きがあったり、ましてや、レジや電話など遮るような事柄があって、私の大切なもやしそばが一瞬たりとて放って置かれるようなことがあると、カウンター越しに超イライラビームを出して店員を脅し、もはや救出が必要と判断されればカウンターを飛び越えて自らが作って差し上げましょうというほどの短気者です。 ですから、この店のお二方の様に、間髪を入れる隙間もないほどの見事なコンビネーションで私のもやしそばを完成させて、ご主人自らが「お待ちどうさまでした!」の挨拶付きで配膳されたら、思わず涙目でブラボーと叫びながらスタンディングオベーションしてしまうタイプなんです、私は。はい。 ちょっと見では気付きませんが、この丼は間口が広い。一般的な丼に比べて二周り位は大きい。したがって、具材が載る量や麺の量が多いということになりますね。 スープを啜ります。 ん、ちとぬるい。 熱々が好みが私には少し物足りない。 超熱々の頭に対して、すずんとぬるい。本日唯一のマイナスポイント。 調理場の女性は麺茹でタイマーが鳴った瞬間に間髪を入れず麺を丼に移し替えていましたから、丼をあらかじめ十分に熱しておく必要があるかもしれません。 そして、塩味がキツイ。許容範囲といえばいえなくも無いが塩分強めのスープです。これは、好みの問題だから仕方ありませんが、頭の具材と混じり合うと丁度良い塩分になります。 そして具材。 大振りの青梗菜、豚肉、きくらげ、そして飾り包丁が入ったニンジンともやしがたっぷり入っています。 小ぶりな野菜炒めくらいの量はあるでしょう。 最後までほどけないキリッとした餡掛けが秀逸。時には団子になってしまった濃い目の餡掛けがありますが、最後まで熱々をキープする透明な餡掛け。えらい。 具材の味付けは抜群。スープの塩味が活かされます。 そして、麺。 太さは中位のややストレート系ですが、粉の味がしっかりする麺。面白い味です。 タイマーきっちりでしたから、生茹でではない。 とても美味しいと思っている和光市の永利菜館の麺に近いかな。 そして、何よりたっぷりの量の麺が入っています。 今回は初訪問。 しかし、この店の魅力は呑みながらの中華料理にあると思う。是非、次回は350円の春巻や260円のピータンをツマミに一杯やりたいものですね。
2020/05訪問
1回
お昼時に懐かしい地域を車で通過。 高校の友人宅があった地域で、門前仲町駅から歩くと結構な距離があった様に記憶しています。 寿司屋さんやパン屋さんが立ち並ぶ地域で、まさに下町といった風情を思い出しますが、今はお洒落な店もポツポツ立ち並ぶ地域の様です。 地下鉄半蔵門線も都営大江戸線も無い昔の話です。 清澄庭園はありましたが、清澄白河駅はありませんでした。調べてみますと、清澄白河駅は平成12年営業開始の比較的若い駅なんですね。 さて、はじめて入る街中華。 赤色のテントが魅力的な玄関です。 扉を開けると店には奥行きがなく、右手に調理場、左手にテーブルが並び開けている構造。この構造の店舗はあんまり無いですね。 店の方は、おそらく皆さん家族の方々の様に見受けられます。 メニューはというと、600円のラーメンが基本になっていて、五目ラーメン800円までがレギュラーなラインナップ。いいですね、この200円の幅にこれだけの種類を取り揃えてくるところが素晴らしい。街中華の優しさです。 上記とは別にオリジナル麺類というメニューもあって、こちらはカレーラーメン700円からミソチャーシュー麺1,050円までのラインナップ。カレーラーメンあたりは大いに惹かれるなあ。 そして、さらに店はセット物推し。 ラーメンを組み合わせた5種類と、チャーハンと野菜炒めを組み合わせたチャーハンセットの計6種のセットメニューが店の壁に大きく貼ってあります。 ここはあまり悩まずに中華丼セット900円に決定。 お客さんは7割くらいの入りですが5分ほどで着丼。 ラーメンの存在感がなかなかです。 スープをすするとバランス良いだしの味を感じます。 いわゆる中華ソバよりも脂がやや多いかなといった印象。醤油味は濃くありません。 麺は好みのほぼストレート。 街中華では、このての麺に多く出会いますが、こういった麺が大好きだから私は街中華が好きなのかと自己分析が頭をよぎります。 ただ、惜しむらくはこの日の麺は若干火が通り過ぎ。 もう少し水分が少ない方が茹で加減としては好みです。 でも、ナイスなバランスのラーメンで美味しい。 中華丼は全体的に茶色。 味はラーメンと似た印象。 醤油ラーメンと醤油中華丼の組み合わせは、どちらも同じ味がベースなのでやや残念。 中華丼の具材は白菜と豚肉が中心。イカやエビなどは望むべくもありませんが単調な味。かといって、量の多さで勝負という訳でもなく、ラーメン主役の小ライスの上に餡掛け白菜を載せました程度のインパクト。 今度はぜひカレーラーメンに挑戦してみよう。
2020/02訪問
1回
ひかり食堂さんで夕餉。 昼とは辺りの雰囲気が一変して、ひかり食堂さんと隣の辰巳寿司さんの2軒だけに煌々とあかりが灯ります。 20:00はお店の夜の部のピークなのでしょうか、小上がりの2卓を除いて席が埋まっています。 正確に言うと、カウンター席は1席ごとにお客さんが綺麗に並んでおり、コロナ禍において間の席に割り込むのは気が引けます。4人がけのテーブル席も1人での利用が目立ちますが、6人掛けの小上がりが空いているので1人ですがそちらに座ることにします。 まずは瓶ビール。 あまり好みではない一番搾りの大瓶ですが、きちんと冷えていてこれは美味しい。小さなテトラに入った柿の種とピーナッツが付いてきます。 前回昼間に来た時にメニューを眺めながら、夜来た時に注文したいと決めていた、春巻き(4本)450円税込と豚バラのカリッと揚げ650円税込を注文します。 揚げ物二つの組み合わせは失敗かなと脳裏をよぎりましたが、結果はやはり失敗でした。 小上がりの席からは厨房の中が見えるのですが、業務用の冷凍春巻きを袋から出して揚げ始める姿が丸見え。 この値段とメニューの豊富さですから、冷凍の業務用を利用するのは当たり前と言えば当たり前なので、そこまでは問題ないのですが、供された春巻きは揚げ過ぎで、しかも油が切れていないオイリーな春巻き。食べ切れるかなと心配になるビジュアル。 この店は胡椒などの最小限の調味料はテーブルに用意されているものの、からしやケチャップなどは店員さんにお願いしないと供されません。 店員さんの受け応えはとても感じが良く、壁にも調味料は何でも申しつけて下さいと書いてあるので、問題ないと言えば問題ないのですが、春巻きにからしを付けて提供しない、あるいはテーブルにあらかじめ用意がないのはどうしたものか。 お皿の片隅に、ちょこっとだけからしを付けてくれればそれで満足なのにな。 豚バラのカリッと揚げがとても厳しい出来ばえ。 衣、肉、衣の構造になっている天ぷらの様な料理だと勝手に想像していましたが、供された料理はカリカリに焼かれたベーコンの様な物体。アメリカンな朝食でよく見るカリカリベーコンは塩味があるのでまだマシですが、こちらは味が無くただただオイリー。 最後のスーカンツラーメンだけはいつものお味でしたが、前の2品は出来ばえもも味もかなり残念なもの。 ひかり食堂さんでの注文においては、冒険は禁物だということがよく分かりました。 つい先日ラーメン丼がとても小さい中華屋さんに伺いましたが、こちらの店のラーメン丼の大きさはこれまた対極にある巨大さ。一般的な家庭用フライパンと同じくらいの口径です。 そして、メニューの多さも圧巻。 とても細かく味付けの違いによりメニューが設定されています。 私が注文したもやしラーメンあんかけ800円税込も、あんかけと炒めに分かれています。 この店、暖簾には中華料理と書かれていますが、店名はひかり食堂になっていて中華屋を思わせるネーミングではありません。 しかし、このメニューを見ると、料理の数と種類が中華料理屋さんの枠を超えていることは確かで、食堂のネーミングが理解できるのです。 供されたもやしラーメンは丼の口径が巨大ゆえ、餡かけがその口径全域を覆い尽くすことはありません。 餡かけ自体がゆる目なのか、餡かけ感はほとんど感じません。 旨味よりも塩味の方がやや立ったスープと具材を食べ進みますが、なかなか減りません。それどころか、終盤には丼の底に沈んだ大量のもやしが出現し、単調な味と相まって食べ飽きてきます。逆二郎。そんなフレーズが頭に浮かびます。 まさしく質より量という感じのパワーラーメンですが、税込800円の価値は感じられません。 五目あんかけ焼きそばが同じ800円の設定なので、やっぱりもやしラーメンは700円が妥当なところではないでしょうか。 次回は、春巻きでもつまみにして一杯やりたいところですが、2合で550円という値段の日本酒も怖いなあ。
2020/11訪問
2回
今回は、にらそばを注文。 にらそばには思い出があって、20年くらい前のことだけど、内幸町の品香軒のニラそばが大好物で内幸町に行くチャンスがあると必ずいただいていた。 その品香軒のニラそばと似たような料理が供されたらいいなと思い注文した。普段はそんなこと思いもしないのになぜ今日は思ったんだろう。 供されたにらそばは、炒めたもやしとニラがそばに載っているもの。 うーん、違う。 品香軒のにらは、炒めていないか、ほんの軽く油通し程度。もやしは入らない。 でも、違っていて当然だからいただいてみる。 シャキシャキのもやしの食感が軽快で気分がいい。 準備体操のようなリズム。 出汁代わりなのか、たまにある小さな肉片が美味しい。にらもたっぷり。 相変わらず麺は太麺。 うーん、これも違う。 でも、ツルツルとした表面のモチモチの麺は相変わらず良い味。 スープは、醤油味で透明度が高い。 このスープはやや近い。 だが、もうちょっと甘味というか旨みを持たせて深い味ならばもっと美味いはず。 さすが、芳葉さんだけあってこれはこれで完成度が高いにらそば。 また、いただきたくなる味。 前回の緊急事態宣言時はテイクアウトだけの営業になったが、今回はどうなるのだろう。 前回訪問から日を開けずに芳葉さんを再訪。 今日は5の付く日。 オリジナルの芳葉麺が300円でいただける日なのです。 あんかけ好きの私にとって、具材自体があんかけ状になっているだけで嬉しいのに、この芳葉麺はスープ全体があんかけになっているという優れもの。嬉しい。 いわゆる大滷麺(ダールーメン)のアレンジバージョンだと思われますが、ワカメを具材に使った中華麺はなかなか珍しいのではないでしょうか。 具材は、ワカメ、溶き卵、青菜と至ってシンプル。 そこに例のチャンポン麺の様な太麺と、ピリ辛味が加わって完成。 熱々のうちに、ハフハフ言いながらひとり黙々とたいらげるこの時間が幸せです。 いやはや、これで300円だなんて、お店の方に申し訳なく思ってしまいます。感謝、感謝です。 コロナの影響でしばらくテイクアウトのみの営業になっておられましたが、非常事態宣言が解除されてから店内での飲食による営業を再開されました。 活き活きとした若夫婦が切り盛りする店内は活気があります。 ご主人の趣味である野球やアウトドア系のグッズが店内にディスプレイされており、一見すると中華店では無い様な印象の店内です。 ご主人はメニューの開発に意欲的で意表を突く料理がいただけます。 ミルクたんめんやペペロンらーめん、砂肝ガーリック炒飯などなど一度は試してみたい料理が並びます。 麺類のメニュー表示も味付けごとに分けて書かれていてわかりやすく工夫されています。特に、あんかけ物が独立したカテゴリーで書かれているのは、あんかけ好きの私にとっては嬉しい表示です。 もやしそば650円税込を注文。 5分ほどで供されたもやしそばは、広口で浅めの丼にバランス良く盛られています。 上に掛かったあんかけは、しっかりと野菜たちをまとめられる力を持つ固めのあんかけ。好みです、この感じ。 具材は豊富。 ひょっとしたら、タンメンのあんかけ、醤油味バージョンではないかと思えるくらい野菜が豊富。その分、もやしは主張出来ないのでもやしそば感はやや薄れます。 特にキャベツが使われているかいないかで全く味わいや印象が変わることを知りました。つまり、キャベツが使われていると、圧倒的にタンメンの印象が強くなることを知りました。 キャベツの有無は重要な分水嶺となっていたのです。 スープは澄んだ醤油味。少しだけ生姜の香りを感じます。 そして驚いたのは麺。 これはチャンポン麺といっても良い太さのほぼストレート麺。 もやしそばに合わせるには中太麺が相性抜群ですが、ここはまさかのチャンポン麺。 しかし、野菜の甘味と薄い上品な醤油味にチャンポン麺のしっかりさが不思議に良く合います。 無我夢中であっという間に完食のもやしそば。 スタンダードから外れた結構イレギュラーなもやしそばですが、とても美味しくいただきました。また食べたくなる味です。
2021/01訪問
3回
上海蟹も終わりの季節。 駆け込みセーフという微妙なタイミングで訪問しました。 初めは雄と雌の蒸し上海蟹のみを一杯ずつ電話で予約しました。あまりたくさん食べられる方ではないので、アラカルトで注文しようとの考えからです。しかし、上海蟹自体がボリュームのある料理ではないので、コースのボリュームでも完食できるはずと考え直し、数日後店に再度電話をして上海蟹が含まれるコース「珊瑚」に注文を切り替えました。 「珊瑚」は上海蟹が含まれるコースの中で最も安価な11000円のコースでしたが、結果的にはこれで十分満足のいく内容でした。ただし、雄の上海蟹は+1600円のエクストラチャージが必要です。 ビールを飲んでしまうとお腹が膨らんで最後まで食べきれないと心配して、はじめから花彫紹興酒のボトルを室温でいただきます。そして、チェイサー代わりに中国茶も発注。ここは、普段あまり見ることのない「龍井添花茶(ロンジンジンファチャ)」にしました。このお茶は中国茶でありながら緑茶という珍しいお茶でしたが、胃の腑の脂を濯ぐ力は烏龍茶よりも強く感じました。香りも高く量もたっぷりで頼んで大正解。 前菜4種盛り合わせからスタートします。 クラゲ、インゲン、チャーシューの蜂蜜漬け、大根とにんじんの生酢の4種です。 はじめにインゲンを一口。 こりゃ美味い。はじめての味。 干し貝柱の旨味を感じる醤油ベースのソースがインゲンに絡んでいます。この一品だけで期待が高まります。 クラゲは2色で緑色と普通の茶色。 細くて繊細でこれまた美味い。 このコリコリ感はやっぱりはじめてのコリコリ感。 細いクラゲは、太いクラゲにありがちなややもするとモサモサする感覚が無く、非常に楽しい独特な食感。美味しい。 生酢、チャーシューはまずまず。 続いて才巻海老の湯葉巻き揚げ。 想像していた大きさとかなりのギャップがありびっくり。小さい・・・。 だけど、単に想像との差に驚いただけであって落胆とは違う。むしろ、ボリュームの多さを心配していたので、小さくて良かったと感じた驚き。 味は、しっかりと味がついている天ぷら風。 わけのわからない小さな海老の集合体ではなく、一本が一匹の海老からできているところが素晴らしい。 そして、北京ダック。 これから巻かれるアヒルの皮目を係の女性がテーブルまで運んで見せてくれます。飴色に焼かれた皮目はカリカリとした食感と香ばしさを予感させる出来栄え。 一度調理場に戻されてから、まもなく供された北京ダックは、歯で噛むと、しっとりとした食感からカリカリとした食感に変化して楽しめます。食感と同時にタレの旨味と皮目の脂が口中に広がり食べて良かったと思います。満足。 スープは海鮮が主体の塩味。 中華料理の最大の楽しみはスープのバリエーションの多さだと思っている私ですが、このスープも美味しかった。柚子の香りが際立ってスッキリとキレのある風味。 とろみがついたスープはほんとに大好物です。 メインの上海蟹は、甲羅の内側に脚肉以外がほぐされて盛られて供されます。 雌は、やや淡白な内子が主体。 大変美味しいものですが、内子だけはセイコガニの方が濃厚で美味しいと思います。 しかし、雄の白子は唯一無二。類似するものは私は知りません。まったりや濃厚と表現されることがありますが、次元が違うレベル。お年寄りや乳児ならば、食道を塞ぎ窒息しかねないほどの粘りを持っています。 白子自体に味はほとんど無く、このネバネバとした食感を楽しむものなんでしょう。 間髪を入れずに、脚肉と味噌を和えた小ぶりな茶碗蒸しと、紹興酒による甲羅酒へと続きます。上海蟹を食べ尽くした感が残ります。 その後の揚げ物とチャーハンも美味しかったですが、秀逸だったのはデザート。 デザートのマンゴーミルクタピオカグレープフルーツ添えは、コースならではのオリジナル。 複雑かつ爽やかな美味しさが口内を駆け抜けます。 こんな複雑なデザート、この店以外ではなかなか味わえません。 心配していたコース全体のボリュームも適量であり、前菜からデザートまで驚きの連続という素晴らしい中華料理でした。何より上海蟹を楽しむことができました。 サービスも行き届いていて良かったのですが、ただ唯一改善を希望する点が口臭のきつい黒服さんが1人だけいたこと。これには正直参りました。 次回を楽しみにしていますので、改善のほどよろしくお願いいたします。 中国飯店でランチ。 1200円のサービスランチから鶏肉とピーナッツの辛味炒めとピーナッツの辛味炒めをチョイス。 ランチは値段ごとに様々な選択肢がありますが、1200円のコースは2種類のおかずから選べます。 それに単品でほうれん草の水餃子麻辣ソース500円を加えました。 着席するとポットに入った中国茶が供されます。 たっぷり入った美味しいお茶。 落ち着いた調度と美味しいお茶に気分が高揚します。 しばらくすると、ザーサイときゅうりの漬け物、スープ、ライスが供され、後はメインを待つだけです。 さっそくスープをいただくと、とろみが付いた酸っぱいスープ。いやー、この味好みです。いきなりスープからストライクど真ん中。椎茸や竹の子が細かく刻まれてスープの具材になっています。スープが盛られている碗が小さいのであっという間になくなります。 ザーサイときゅうりの漬け物は主張が少なめ。いわゆる箸休めの役をこなしています。 メインの鶏肉とピーナッツの辛味炒めが登場。 エリンギと緑と赤のピーマンが、ピーナツより少しだけ大きな賽の目に刻まれています。鶏肉は賽の目よりやや大きいものの基本的にはこちらも賽の目に切りつけられています。そして、ピーナツ。 食材な切りつけ方で味が変わる良い例ですね。 味付けは豆豉。 味噌の甘味とコクが本当に美味しい。 深い深い味わいです。 辛味炒めとメニューには書かれていますが辛味はほぼ無いに等しいレベル。 いくらでも食べられてしまう美味しさですが、一人前とは思えないほどたくさん盛られていて結局完食できず。 またいつか必ず食べたいと思う、唯一無二の美味しさです。 ほうれん草の水餃子麻辣ソースは、皮にほうれん草がたっぷり練り込まれていて、餡にはほうれん草は登場せず。餡は、ゴリゴリっとした筍の感触が楽しい味。 ほうれん草はヨモギを思わせる香りを放ち、好き嫌いが分かれるところかも。 こちらも大振りの餃子が一人前5個盛られており、食べきれず残してしまいました。 メインの炒め物と水餃子を残してしまってますが、ライスとスープはお代わりをいただいています。ライスもスープも抜群に美味しかったものですから。 デザートは何だろう。 杏仁豆腐? ココナツプリン? とても滑らかできめ細かい食感で比較的甘味は強いタイプ。具の類は全く無く、上から底まで同じ味ですが飽きない美味しさ。ココナツの主張が強いのですが、どこかに葛の味も隠れているように感じました。 水餃子は蛇足の感がありましたが、1200円のランチコースは3000円以上の価値があるように感じ、大満足のランチタイムでした。