「中華料理」「日曜営業」で検索しました。
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上海蟹も終わりの季節。 駆け込みセーフという微妙なタイミングで訪問しました。 初めは雄と雌の蒸し上海蟹のみを一杯ずつ電話で予約しました。あまりたくさん食べられる方ではないので、アラカルトで注文しようとの考えからです。しかし、上海蟹自体がボリュームのある料理ではないので、コースのボリュームでも完食できるはずと考え直し、数日後店に再度電話をして上海蟹が含まれるコース「珊瑚」に注文を切り替えました。 「珊瑚」は上海蟹が含まれるコースの中で最も安価な11000円のコースでしたが、結果的にはこれで十分満足のいく内容でした。ただし、雄の上海蟹は+1600円のエクストラチャージが必要です。 ビールを飲んでしまうとお腹が膨らんで最後まで食べきれないと心配して、はじめから花彫紹興酒のボトルを室温でいただきます。そして、チェイサー代わりに中国茶も発注。ここは、普段あまり見ることのない「龍井添花茶(ロンジンジンファチャ)」にしました。このお茶は中国茶でありながら緑茶という珍しいお茶でしたが、胃の腑の脂を濯ぐ力は烏龍茶よりも強く感じました。香りも高く量もたっぷりで頼んで大正解。 前菜4種盛り合わせからスタートします。 クラゲ、インゲン、チャーシューの蜂蜜漬け、大根とにんじんの生酢の4種です。 はじめにインゲンを一口。 こりゃ美味い。はじめての味。 干し貝柱の旨味を感じる醤油ベースのソースがインゲンに絡んでいます。この一品だけで期待が高まります。 クラゲは2色で緑色と普通の茶色。 細くて繊細でこれまた美味い。 このコリコリ感はやっぱりはじめてのコリコリ感。 細いクラゲは、太いクラゲにありがちなややもするとモサモサする感覚が無く、非常に楽しい独特な食感。美味しい。 生酢、チャーシューはまずまず。 続いて才巻海老の湯葉巻き揚げ。 想像していた大きさとかなりのギャップがありびっくり。小さい・・・。 だけど、単に想像との差に驚いただけであって落胆とは違う。むしろ、ボリュームの多さを心配していたので、小さくて良かったと感じた驚き。 味は、しっかりと味がついている天ぷら風。 わけのわからない小さな海老の集合体ではなく、一本が一匹の海老からできているところが素晴らしい。 そして、北京ダック。 これから巻かれるアヒルの皮目を係の女性がテーブルまで運んで見せてくれます。飴色に焼かれた皮目はカリカリとした食感と香ばしさを予感させる出来栄え。 一度調理場に戻されてから、まもなく供された北京ダックは、歯で噛むと、しっとりとした食感からカリカリとした食感に変化して楽しめます。食感と同時にタレの旨味と皮目の脂が口中に広がり食べて良かったと思います。満足。 スープは海鮮が主体の塩味。 中華料理の最大の楽しみはスープのバリエーションの多さだと思っている私ですが、このスープも美味しかった。柚子の香りが際立ってスッキリとキレのある風味。 とろみがついたスープはほんとに大好物です。 メインの上海蟹は、甲羅の内側に脚肉以外がほぐされて盛られて供されます。 雌は、やや淡白な内子が主体。 大変美味しいものですが、内子だけはセイコガニの方が濃厚で美味しいと思います。 しかし、雄の白子は唯一無二。類似するものは私は知りません。まったりや濃厚と表現されることがありますが、次元が違うレベル。お年寄りや乳児ならば、食道を塞ぎ窒息しかねないほどの粘りを持っています。 白子自体に味はほとんど無く、このネバネバとした食感を楽しむものなんでしょう。 間髪を入れずに、脚肉と味噌を和えた小ぶりな茶碗蒸しと、紹興酒による甲羅酒へと続きます。上海蟹を食べ尽くした感が残ります。 その後の揚げ物とチャーハンも美味しかったですが、秀逸だったのはデザート。 デザートのマンゴーミルクタピオカグレープフルーツ添えは、コースならではのオリジナル。 複雑かつ爽やかな美味しさが口内を駆け抜けます。 こんな複雑なデザート、この店以外ではなかなか味わえません。 心配していたコース全体のボリュームも適量であり、前菜からデザートまで驚きの連続という素晴らしい中華料理でした。何より上海蟹を楽しむことができました。 サービスも行き届いていて良かったのですが、ただ唯一改善を希望する点が口臭のきつい黒服さんが1人だけいたこと。これには正直参りました。 次回を楽しみにしていますので、改善のほどよろしくお願いいたします。 中国飯店でランチ。 1200円のサービスランチから鶏肉とピーナッツの辛味炒めとピーナッツの辛味炒めをチョイス。 ランチは値段ごとに様々な選択肢がありますが、1200円のコースは2種類のおかずから選べます。 それに単品でほうれん草の水餃子麻辣ソース500円を加えました。 着席するとポットに入った中国茶が供されます。 たっぷり入った美味しいお茶。 落ち着いた調度と美味しいお茶に気分が高揚します。 しばらくすると、ザーサイときゅうりの漬け物、スープ、ライスが供され、後はメインを待つだけです。 さっそくスープをいただくと、とろみが付いた酸っぱいスープ。いやー、この味好みです。いきなりスープからストライクど真ん中。椎茸や竹の子が細かく刻まれてスープの具材になっています。スープが盛られている碗が小さいのであっという間になくなります。 ザーサイときゅうりの漬け物は主張が少なめ。いわゆる箸休めの役をこなしています。 メインの鶏肉とピーナッツの辛味炒めが登場。 エリンギと緑と赤のピーマンが、ピーナツより少しだけ大きな賽の目に刻まれています。鶏肉は賽の目よりやや大きいものの基本的にはこちらも賽の目に切りつけられています。そして、ピーナツ。 食材な切りつけ方で味が変わる良い例ですね。 味付けは豆豉。 味噌の甘味とコクが本当に美味しい。 深い深い味わいです。 辛味炒めとメニューには書かれていますが辛味はほぼ無いに等しいレベル。 いくらでも食べられてしまう美味しさですが、一人前とは思えないほどたくさん盛られていて結局完食できず。 またいつか必ず食べたいと思う、唯一無二の美味しさです。 ほうれん草の水餃子麻辣ソースは、皮にほうれん草がたっぷり練り込まれていて、餡にはほうれん草は登場せず。餡は、ゴリゴリっとした筍の感触が楽しい味。 ほうれん草はヨモギを思わせる香りを放ち、好き嫌いが分かれるところかも。 こちらも大振りの餃子が一人前5個盛られており、食べきれず残してしまいました。 メインの炒め物と水餃子を残してしまってますが、ライスとスープはお代わりをいただいています。ライスもスープも抜群に美味しかったものですから。 デザートは何だろう。 杏仁豆腐? ココナツプリン? とても滑らかできめ細かい食感で比較的甘味は強いタイプ。具の類は全く無く、上から底まで同じ味ですが飽きない美味しさ。ココナツの主張が強いのですが、どこかに葛の味も隠れているように感じました。 水餃子は蛇足の感がありましたが、1200円のランチコースは3000円以上の価値があるように感じ、大満足のランチタイムでした。
2019/12訪問
2回
TV番組で大味さんが取り上げられていたので興味はあったのですが、もともとは鴻園さんに行くつもりでした。 しかし、残念ながら鴻園さんは本日貸し切りのため大味さんに流れてきた次第です。 といっても、大味さんはこの地域の中華料理店では食べログスコアNo.1の実力店。むしろ、店に入れてラッキーでした。 TVで見た印象よりも店内は狭く、4人がけテーブルも肩幅の広い2人ならばかなり窮屈な空間。 街中華にありがちなカウンター席は無く、狭くてもテーブルだけというところにおもてなしの心を感じます。 メニューは、レギュラーメニューとサービスメニューがあり、サービスメニューは小さな黒板に手書き文字で書かれています。 店を出て家に帰ってから写真に撮ったサービスメニューをじっくりと見て、3つのサービスメニューはどれも大変魅力的なことに気づきました。特に、ピーマンの肉詰めがどんなものなのか大変興味深く、失敗したなあ、単品で注文すればよかったなあと後悔。今後もしも出会ったら確実に注文しましょう。 レギュラーメニューは、ラーメン580円から五目うまにそば780円という良心的な価格帯。ご飯ものも同様。点心ものも焼き餃子420円とありがたい価格。 一品料理はエビ系の料理以外はどれも千円以下とやっぱり良心的な価格設定です。 この日は、ピータン、焼売、チーズ春巻、エビ玉、チャーハン、焼き餃子を注文。ビールと紹興酒を合わせます。 ピータンのタレはやや甘めのタレ。 ピータン1個が切り分けられています。これは至って普通。 噂の焼売は3個で500円。 頭でっかちな形状の焼売で、いわゆる皮は焼売本体の足元にあるかないかくらいで、ほとんどが肉。てっぺんにカニ肉が載っています。 独楽の様に下がすぼまった形状のため、いちばん大きな外周部分が強調されひとつの焼売がとても大きく見えますが、実際は醤油皿よりも小さいサイズ。 写真にある様に、ホールケーキみたいに一部を扇型に食べ進むと全体の形がよくわかります。 味は全くしつこくなく、塩味も甘さもちょうど良い感じ。これはいけますね。美味しい。 チーズ春巻は、春巻きの皮とチーズだけという潔さ。 とろっとろでたっぷりのチーズが春巻の中から出てくる様はなかなか楽しい食感。 これが中華料理なのかは別として、これはこれで美味しくて良い。子供らの大好物ですね。美味しい。 エビ玉は、大皿にたっぷりのキャベツと卵3個くらいの量のエビ玉が盛られて供されます。見た感じ洋風で、エビ玉自体にも中華料理の味はあまり感じません。ケチャップをつけていただきたい味。 これはこれで美味しいのですが、中華料理店で供されるいわゆる卵料理とは違う料理。 チャーハンはその量に驚き。 供された瞬間のけぞります。 ほんとに一人前? 深めのラーメン丼に山盛りにして、皿にひっくり返した様な形状。色は茶色がかっていて醤油ベースの味付けであることが見た目で明らか。 量が量ゆえにパラパラ感は乏しいものの、香ばしい醤油味が意外と軽くサクサク食べ進められる味。 付け合わせのスープも超でかい。東京人でもついほんまかいなと口走るでかさ。 最後にいただいた焼き餃子は、カリッと焼き上がっていて皮が美味い。餡は思いの外ジューシーではなかったものの、皮の美味さで満足できる餃子。 注文はしませんでしたが、他のお客さんが注文した焼きそば系の皿の大きさにも驚きました。 この店は3人以上で来ないと楽しめないと思います。 次回はサービスメニューから注文しよう!
2020/02訪問
1回
かれこれ30年以上前から通っている随園別館さん。昔は今よりも新宿三丁目駅に近いところにありました。 ランチタイムでは、決まってあんかけご飯をいただきます。長いこと700円でしたが、値上がりして870円になっていました。それでもc/pは抜群に高いですね。 大振りの野菜とイカ下足、エビなどがいくつも入っていますが、なんといっても他店に無いのはガツ、マメ(腎臓)などの豚のモツが入っていること。醤油味のあんに豚のモツは相性抜群です。しかも、ボリューム満点。町の気軽な中華飯店のノリですね。 上海蟹の季節に伺いましたよ。 カニ以外は体を温める品々を注文。 いつ来ても安定の美味しさで期待どおりの随園別館さんでした。
2019/02訪問
2回
夕方の早い時間であるにもかかわらず、店の入り口には予約を持たない当日客が順番待ちのためにあふれています。 予約をしていた私は名前を告げるとスンナリ二階に通されました。二階はあまり高級感のないカジュアルな内装の店内です。 皆さんの口コミを参考に予習した結果、私が必ず食べると決めていた、皮付き豚バラ肉の塩あぶり焼き、海老のウエハース巻き揚げ、北京ダック、五目チャーハン、クリーミーピータン、小籠包をまずは人数分注文します。 そして私がメインと考えていた清蒸石斑は同行者の意見で却下され、代わりに大海老のマヨネーズに決定。 スープは、とうもろこしのスープか、フカヒレ系か迷いましたが、何故か海鮮と豆腐のスープに決定。 さらに、青菜の大蒜炒めが食べたいという意見を尊重して店の方に相談すると、今日は青梗菜かターツァイのどちらかしか出来ないというので青梗菜に決定。 これに、海老の水餃子とビールのお供のザーサイ、青島ビール、紹興酒3種の飲み比べ、ウーロン茶を発注。 店の方から、料理を出す順番は出来た順で構いませんか、と問われたのでハイと返答し料理を待ちます。 あらかじめテーブルに用意されているおしぼりは紙製のおしぼりですが、袋を開けると分厚くて大きいおしぼりが現れました。こんなおしぼりは見たこともありません。これだけしっかりと作られている紙おしぼりなら、布製のおしぼりより機能的で衛生的かもしれません。 はじめに、青島ビールと紹興酒3種の飲み比べ、ザーサイ、ウーロン茶が供されました。 ザーサイはなかなか良い味です。 塩味が薄くて、胡麻油が効いてます。 ご飯が進む味で帰りにお土産で買って帰ります。 クリーミーピータンは美味しかった。 ピータンだけでもトロトロとして美味しいのですが、ペアで供される甘辛のタレを掛けていただくと、これまた複雑な味に変わり美味しさが倍増します。 紹興酒3種の飲み比べは、5年、10年、15年の3種になりますが、当たり前といえば当たり前の差。差は感じますが、5年だから美味しくないということはなく、5年で十分満足できることを確認できた飲み比べでした。 後は、私の好物のドラゴンハイボールに切り替えます。 紹興酒の炭酸割り。これ、大好きです。中華料理に相性抜群でバカバカ進みます。 続いて北京ダック。 高級店によくある、薄皮に巻く前の焼き立てのダックを店の方がテーブルに持ってきて客に見せるサービスはありません。 揚げ煎餅が巻かれているとの口コミがありましたが、食べた感じ違和感は無く、北京ダックそのもののカリカリ感を感じことができました。外側のもっちり感と中身のカリカリ感が楽しい食感。味も甘過ぎず美味しくいただきました。 青梗菜の大蒜炒めと、大海老のマヨネーズは、まあまあのレベル。他店と特段の違いは見出せません。正直、大海老自体はイマイチの質でパサパサ感を感じました。 しかし次に供された皮付き豚バラ肉の塩あぶり焼きは美味しかった。白眉ともいえる出来栄え。 皆さんの口コミどおり、皮目のカリカリ感と肉のジューシーさの対比が格別で、塩味が良く調和しています。胃の腑にもたれることもなくパクパクいけてしまいます。 クリーミーピータンと皮付き豚バラ肉の塩あぶり焼きだけを再び食べに来たい、そんな想いを抱きます。 海老の水餃子、海老のウエハース巻き揚げは期待ほどではありませんでした。 いずれも、プリプリ感あふれる海老がたっぷり存在しますが、海老の質自体に特別感はありません。至って普通の味の普通の質の海老。だから、海老がたくさん入っていれば入っているほど全体の味が普通になってしまうジレンマ料理だと思います。 続く、スープ、小籠包、チャーハンも美味しいのですが至って普通。美味しいけど驚きはありません。スタンダード。 追加で注文した、なめらか杏仁豆腐とココナッツババロアはココナッツババロアが楽しかった。 真四角に切られたババロアをスプーンで掬って口に含むたび、冷たいココナッツの香りが口中に広がって美味しかった。 食べログで、横浜市 中華料理で検索すると2位に表示され3.76をマークする菜香新館さんなので私の期待が大きすぎたのかもしれませんが、美味しさや感動という点ではさほどでもないように思います。料理はハズレが無くレベルの高いものばかりですが、ひょっとしたら3.76の中にはc/pの高さが多く含まれるような印象を受けました。 リーズナブルで味も良いので、仲間達とワイワイ中華料理をいただくシーンが最も似合うお店だと思います。
2019/12訪問
1回
で、同じ日の夜にリベンジ。 広東麺を食べに来ました。 夜は空いているな。ガラガラ。 来た来た広東麺! これこれ。 これが食べたかったんだよなあー。 スープを一口。あー、美味い。 具もとりどりで楽しいね。 昼と夜を同じ店で食べることは年に一度もないけど、広東麺にはそれだけの価値がありますね。私には。 船橋でランチ。 シャポーの中にも魅力的な店が何軒かありますが、結局いつもの栄華光さんに。 昼どきは混んでますねー。料理が供されるまで20分かかりますと入り口でアナウンスしています。 ほんとは広東麺が食べたいのですが、ランチの牛肉と野菜の炒め物定食を注文です。 最近、老化現象か、麺類を食べるとワイシャツにシミが付くんですよ。かっこ悪いですねー。で、定食。 バランスが良い優等生的な定食ですね。 値段の割にはとても美味しい。 丁寧に作られている感じがします。 卵スープも美味いな。中華ではコーンスープの次に好きかな。 いや、満足。 でも、広東麺が気になるなあ。
2019/06訪問
2回
大好物のモツの茹で物がいただける貴重な店。 八角がほんのり効いていて、同發のモツより塩気が少なく上品な味付け。 発注は1階の入り口でしますが、いつもおられる店のおばちゃんには、なかなか日本語が通じません。 辛うじて意思疎通を図り、アサヒスーパードライとモツの盛り合わせ(小)ときゅうりを発注。 この店の方々はお愛想ゼロ。 中国系の方々とはにこやかに話されてますが、日本人は完全にアウェー。 17時半前に店に着いたのですが、時間制限40分と告げられます。18時閉店ということですね。 次の店を予約しているので18時には退散しますよと返答し、2階に上がり料理を待ちます。 移転後のため店内は清潔。 調度もまったく中国の雰囲気が無く良い感じ。 運ばれて来たモツの盛り合わせはバラエティ豊か。 レバ、ハツ、ミミ、ハチノス、腸詰め、などなど。 ん、今日はガツが無いようですね。残念。 どれも柔らかくて新鮮。 モツって美味しいなあ。 きゅうりにかかっているタレがめちゃめちゃ美味しくて感動もの。この味は家庭ではなかなか出せないな。ほんと、美味しい。 帰りがけにおばちゃんから肉の盛り合わせの手土産を渡されお金を請求されました。 どうやら、発注時に行き違いがあったようですが、注文していないとキッパリと断ります。 実はこのやりとりは過去にも経験していて、意思疎通の難しさは実感として持っていました。次回は筆談が良いのかな、なんて考えながら2階でいただいた分だけを支払い、土産は断って帰ります。 この店はただひたすらに美味しいモツを食べるための店。これで、じゅうぶん。文句はまったくありません。
2020/01訪問
1回
めんたく、と読みます。 てっきり、麺豚かと思っていましたが、豚ではなく琢の字なんですね。失礼しました。 びっくりしたのは、もやしそばが2種類あること。 いわゆる餡掛けのもやしそばが、もやしラーメン。 そして、餡掛けではなく炒めたタイプがもやし炒めラーメンというわけです。 もちろん、餡掛けのもやしラーメンを注文。 店内は女性的な雰囲気があり、花が飾ってあったりしています。 8名ほどのグループ客と単独のお客さんが3名ほど。 調理場とホールがそれぞれ1名の体勢では待たされるかもしれないなと嫌な予感が走りましたが、予感は的中しもやしラーメンが供されるまでに30分ほどかかりました。 その間、つまみもなくウーロンハイをチビチビやっておりました。 やっとこさ供されたもやしラーメンは、広口の丼に盛られ彩りは寂しげ。 具材にニンジンが無いだけで彩りがこんなにも寂しげになるんですね。 さて、熱々のスープを一口啜りますと、一般的なもやしそばと味わいが違うことに気づきます。 いわゆる醤油味なんですが何かが違う。 私のバカ舌は1/3ほど食べ進んでやっと気づきました。 ニンニクだ。 このもやしそばには強烈にニンニクが効いている。 ニンニクが醤油味を打ち消して、味を複雑にしている。 しかも、餡自体に味がついている。 一般的なもやしそばの餡にも味はついているが、この店では強めに味がついていてはっきりと主張してくる。 サンマー麺とは違ったジャンルのもやしそば。 炒めの方のもやしラーメンはどんな味なんだ? 興味がそそられるめんたくさんでした。
2020/06訪問
1回
家族で鎌倉散歩の帰りに横浜中華街に寄り夕飯です。 あなたは萬珍楼派ですか?聘珍楼派ですか? 私はなんとなく萬珍楼が良いかなと思っているだけで、味の違いはわかりません。ただ、なんとなくです。 スタンダードな料理が普通に美味しい。こんな中華料理店だと思います。 パプリカが多用されていて彩りが鮮やかなのですが、私にはパプリカの彩りが少し奇異に感じます。 北京ダックはやっぱり薄皮に巻いて食べたいよなぁ。なんで、揚げ煎餅なのかな? 個人的にはモツ料理が充実している同発さんや金陵さんが好みですが、家族と一緒じゃスタンダードに徹します。 生演奏のサービスもあり、店員さんのサービスは満足できるものでした。家族も大満足の様子でめでたしめでたし。
2015/03訪問
1回
本店の萬里さんは子供の頃からお世話になっていますが放題亭さんは初訪問。 深夜に近いというのに、多くのお客さんであふれていて活気があります。 ここでも紹興酒を発注。 本日なんと3本目。 さらに、餃子を注文。 なんと、1分しないで供されます。作り置きであることは明らかです。 しかし、噛むとジュワッと溢れ出る肉汁たち。 あれっ?萬里の餃子ってこんなんだっけ? でも、これはこれで美味い。作り置きも許す。 五目焼きそばも発注。 これは失敗。 やわやわな麺がやわやわ過ぎる。 ニンニクの効きはいい感じだけど、やっぱり柔らか過ぎ。具だけ拾っていただきました。
2020/01訪問
1回
個人店とチェーン店が並んでいたら、基本的に個人店を選ぶ私ですが、ぎょうざの満洲は数少ない例外。 食材に信頼を置いていて、好きな店のひとつです。 が、しかし、今夜は調理方の腕が今ひとつ。 麺の茹で方がなってない。 丼の下の方から出てきた麺は、部分的に麺同士がくっついた状態で茹で上げられています。 しかも、もやしラーメンの上に載っている餡も今ひとつ。いつもより餡のとろみがゆるい。 わざわざとろみがついた餡掛け系のラーメンを個別にメニューに掲載しているんだから、もっと違いを押し出して提供して欲しいものです。 今夜はちょっと物足りなかったな。
2019/12訪問
1回
理想の街中華に出会ってしまいました。 これは嬉しい出会いです。 大好物である蒸し鶏をはじめとする点心類がとても美味しくて安い店。 味は本格的の一歩手前ですが、c/pは優に100を超える超満足なお店です。 もともと餡掛け好きな私は、デカデカと路面に表示されたターロー麺の文字を見て、きっと大滷麺(ダールー麺)のことに違いないと思っていましたが、想像どおりスープ全体が餡掛け状のまさに大滷麺でした。 そんなことでピンときましたので、お腹は一杯でしたが入店してみました。 紹興酒と蒸し鶏を注文。 狭い厨房には2人の図体のデカイ中国人コックさんがいて、私語を中国語でしていますが、ホールからの注文が入ると何故か日本語で対応します。その姿がなんだか微笑ましく笑えます。 蒸し鶏は本格的。 骨付きで供されます。 全体的に小さめの鳥ですが、半身をぶつ切りにして皿に盛ってあるようで、ムネや手羽の部分など、いろいろな部位が楽しめます。 どこの部分も瑞々しくて柔らかく、プリプリというか、プルプルというか、新鮮そのものといった印象で骨までしゃぶり大変美味しくいただきました。 何も付けずにそのままでも十分な美味しさですが、タレを付けるとまた違った味で楽しめます。 焼売は肉肉しい食感で、旨味をぎゅっと凝縮させた味。 つなぎ無しって感じがしますが、実際は僅かなつなぎで調理されていると思います。洋辛子が良く似合います。 仕上げにターロー麺を小の方でもいただきたかったのですが、まだこれからも飲まなきゃいけないのでターロー麺で仕上げるわけには参りません。 ターロー麺は次の楽しみに取っておいてここら辺でこのお店は引き上げます。 近いうちにまた来ます。