「中華料理」で検索しました。
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今回は中華丼セット。 ブレがないなあ。高品質を維持。 私の生まれた街にも新華園という名の中華屋がありました。両面焼きという名の焼きそばがあり、美味しくてよく通ったものです。両面焼きは、横浜中華街梅蘭の焼きそばを連想していただければニアリーです。 しかし、もう生まれ故郷に新華園はありませんし、こちらの新華園さんには両面焼きはありません。残念。 して、こちらは香取市の新華園さん。しばしばランチに通います。老夫婦2人で営んでいて、旦那さんが厨房に入ります。 味は抜群です。 旦那さんの腕は確かです。ブレが全く無くいつもビシッと同じ味です。 が、難点がふたつ。 ひとつは店内がやけにカビ臭いこと。 もうひとつは、厨房の旦那さんは厨房から出ないこと。 ホールをこなす女将さんが、注文、配膳、会計をひとりでこなします。そのため、会計で待たされることも。旦那さんを呼んでも旦那さんは返事もしません。 ピカイチは、五目そば。いわゆる広東麺。 醤油味と具材、調理が抜群です。かなり美味い。 紋甲烏賊、キクラゲ、白菜、豚肉、フクロ茸、タケノコ、人参、鶉の玉子。オールスターですな。 麺類は、海老そば、鳥そばなど塩味系もあり、こちらも美味です。ただ、海老そばも鳥そばもシンプルなため、五目そばに比べボリュームがなく、結局いつも五目そばを注文してしまいます。 今日は腹が減ったので中華丼です。 五目そばのアタマがご飯に載ったどんぶりですが、これも美味いね。ご飯が水分でビチャビチャになるのが嫌な方なんですが、片栗粉がビシッと効いていますのでご飯は無事です。さすが。 大満足のランチでした。
2019/07訪問
2回
山梨県の国母通りを通るたびに気になっていたお店。 この日のランチタイムは、国母の若鮨さんがお目当てでしたが、混雑していてだいぶ待たされそうだったので方針を変更して台湾料理福福さんに入りました。 店は角地にあり、車が停め易い立地です。 店内に入ると意外と大箱。 ファミレスのような背の立った4人掛けボックス席がざっと見回しただけでも10以上あり、更に小上がりもある大きさです。 この広いホールを女性2名がテキパキとさばいており不都合は感じません。 壁に貼ってあるメニューから坦々麺+中華飯をチョイス。注文してから5〜6分で供されました。 なんとなくボリュームが多い店なのかなとは感じていましたが、実際に料理が運ばれてきてびっくり。 それぞれがしっかり一人前ずつあります。 考えてみれば、メニューにも「半」の文字はありませんから、当たり前と言ったら当たり前なんですが、残念ながら最後まで食べきることはできませんでした。 フードロスをしてしまいました。ごめんなさい。 坦々麺は、どちらかというと坦々麺風というか、なんちゃって坦々麺の部類。コクが全く感じられません。 芝麻と辣油と挽肉で坦々麺風を装っている一品。 ま、台湾料理屋で坦々麺を注文する方がいけないのですが、坦々麺だけはレギュラーな値段に50円プラスされるのでもう少しはまともであって欲しかった。 中華飯はなかなかのもの。 具材もまともだし、味も深みがあって美味しい。 単品でも650円以上の価値はありますね。 ということで、坦々麺のマイナスをしっかりと中華飯が補ってめでたしめでたしという感じ。総じて◯。 この値段でちゃんとしたおしぼりが出されたことや、坦々麺と中華飯用に、れんげとスプーンの両方が付いてきたことなど、細かい配慮も◯。 この手の台湾料理屋は近辺に地味にチェーン展開している場合がありますが、こちらの福福さんもその形態の様です。 茨城県や千葉県に同形態の四季紅さんがありますが、山梨県の土地柄か、福福さんの方が千葉県香取市佐原の四季紅さんより100円安いですね。 安くてボリュームたっぷりの福福さんはますます発展しそうですね。
2020/09訪問
1回
個人店とチェーン店が並んでいたら、基本的に個人店を選ぶ私ですが、ぎょうざの満洲は数少ない例外。 食材に信頼を置いていて、好きな店のひとつです。 が、しかし、今夜は調理方の腕が今ひとつ。 麺の茹で方がなってない。 丼の下の方から出てきた麺は、部分的に麺同士がくっついた状態で茹で上げられています。 しかも、もやしラーメンの上に載っている餡も今ひとつ。いつもより餡のとろみがゆるい。 わざわざとろみがついた餡掛け系のラーメンを個別にメニューに掲載しているんだから、もっと違いを押し出して提供して欲しいものです。 今夜はちょっと物足りなかったな。
2019/12訪問
1回
JR新小岩駅の南側には長いアーケード街があり、平日でも多くの人出があり大変賑わっています。最近ではシャッターが降りたままの店舗が目立つ寂しい商店街が多い中、この賑やかさは懐かしくもあり、私自身の気分が高揚する嬉しい風景でもあります。 それぞれの店舗の業種もバランス良く配置され、衣食住がこのアーケード街でほぼほぼ完結する使い勝手の良さが想像されます。大資本のチェーン店ばかりではなく、地元に根ざした個人店舗が頑張っている姿も素晴らしいですね。 さて、そんなアーケード街の中程に一際目立つ赤い看板の珍来さん。 珍来さんってチェーン店ではなかったかなと、一瞬記憶を辿りますが、やっぱり複数店舗が存在するということは後で調べて確証を得たことであり、店に入った時点では明確ではありませんでした。 店内は結構な大箱で2階もあるようですが、ランチタイムの今は1階だけで営業されているようです。 奥行きのある店内の入り口右側が奥行き方向に厨房になっていて5名が配置に就いています。 ホールは2名の女性が店の中央付近に配置され、入り口を中心に店内を良く観察しています。 あえて配置という言葉を使ったのは、もっとも合理的に働ける場所を店が決めて全ての店員さんがそれに従って働いていると感じたから。 ホールの女性がオーダーを通すのも、厨房の担当者に対してであり、麺類は麺類担当のコックさんの前で、飯類は飯類担当のコックさんの前で、それぞれを明確に分けて注文を告げます。 当然、麺類と飯類は独立して調理されるため、注文の料理が供される順番は飯、麺担当のコックさんの忙しさによって決まります。事実、私の注文した広東麺は、私の5人後に入店したお客さんが注文したカレーチャーハンに追い越されてしまいました。たまたま麺類のオーダーが重なった結果ですね。分業制が徹底していますね。 厨房で鍋を振るうのは男性3名。 真ん中にご主人と思われる体躯の良いご年配。海坊主を連想させるコワモテです。 そのコワモテの両側に、顔立ちの整った若くてまるで少年のような男性がお揃いの紺色のTシャツを着て黙々と調理に励んでいます。もしかしたら紺シャツのお二人は双子さんでしょうか。 絵的に大変面白く、お不動様と脇士の制咜迦童子、矜羯羅童子の様に見えてきました。 ホールの女性もクルクルと良く働きます。 お客さんの水が少なくなれば直ぐに注ぎに行きます。 その都度、お水を注ぎますとお客さんに断ります。 後ろを通る時も、後ろを通りますと断ります。 これは素晴らしい所作ですね。間違いがありません。店の教育が大変しっかりしており、お客のわれわれも気持ち良く食事ができます。 さらに面白いのはホールの女性2人の発音。 全て、同じ音階で発音します。しかも、一音をやや長めに発音します。お二人とも同じ。 あーりーがーとーごーざーいーまーすー、っ感じです。 これも、教育の成果でしょうか(笑 店員さん全員が店名をオレンジ色の文字で冠した紙製のお揃いの帽子をかぶって仕事をしているところも好感が持てますね。 メニューにもやしラーメンがありましたので餡掛けか否かを問いあわせたところ、餡掛けではないとの返答。 それではと、もやしそばが餡掛けでない場合の控えのオーダー広東麺を発注しました。 供された広東麺は見るからに熱々で、熱々ファンの私の期待が高まるのが自分でわかります。 丼は大きめ。深さがあります。 餡掛けは丼の口径のほぼ全部を覆っています。 丼の淵の方からわずかにスープが覗いていますが、スープは澄んでいるタイプです。 一口スープを啜りますが、私にはやや甘い印象。 麺をいただきますが、さすが自家製の手打ち麺というだけあって美味しい麺です。 中太ストレートで表面はツルツル。 もちもち感が強く、しばらく夢中で麺だけを啜っていただいてしまうほどの美味しさ。 ただ、後半になってからは、麺の伸び感が早めに出てきて、美味しさが半減してしまいました。 この麺は炒めて炒麺にしたらいちばん美味しくいただけそうです。 具材は野菜とウズラと豚肉と肉団子。 野菜は白菜中心で、ピーマン人参の細切りとキクラゲ、タケノコ。タケノコが良いアクセント。 面白いのは肉団子ですが、食感もやや粗く好み。海鮮はありませんが、肉団子がカバーしています。 餡はオイスターソースが効いた甘めの味。 白菜の甘さと相まって後半は甘さだけが全体を支配してちょっと厳しい感じ。 他のお客さんの注文を何気なく聞いていると、タンワンメンなる注文がありました。 メニューをよくよく見ると、他の麺との組み合わせもできますと隅っこに書かれています。 タンワンメンはその類なんでしょうか。塩味のワンタン麺なんでしょうか。興味しんしんです。 いろいろな意味で魅力的な珍来さん。 たまたま新小岩駅で降りて、たまたま通りかかって初めて入ったお店ですが、また再び伺って今回とは違う料理をいただいてみたいものです。
2021/03訪問
1回
新木場と豊洲の中間のような場所でランチタイムを迎えます。 龍永さんの店内に入ると、すぐにきちんとした人が経営されているお店だとわかります。 厨房の金属製の垂直な壁は油がちゃんと掃除されてきてピカピカです。 食材の注文用なのか、食材の名前が書かれたホワイトボードは手書きの楷書文字で丁寧に書かれています。 そして、いちばん強くきちんとさを感じる点はコロナ対策で、入り口にはアルコールが置かれ、カウンターは隣の席とアクリル板で仕切られています。 こんな店は絶対美味しいに違いないと自ずと思ってしまいます。 サラッとメニューを眺めると、もやしそば750円税込があるので迷わず注文します。 先客があるため10分ほどで供されたもやしそばは、想像とはやや異なり焦げ茶色の不透明なスープ。 上に載った餡掛けの具材は、もやしを中心に、にら、にんじん、きくらげ、豚肉と至って一般的なのですが、いかんせんスープが違います。 麺も、中太のやや縮れ麺で想定どおり。ゆで加減も文句無し。やはり、関心はスープに集まります。 そして、そのスープを一口啜ると、味噌の風味が感じられます。味噌は、どちらかというと八丁味噌系の風味ですが、甘さは一切ありません。 純粋な味噌ラーメンのスープではなくて、醤油スープをベースに味噌を足し込んだような、境界線が曖昧な味。 全体的に熱々のもやしそばを、スープに気を取られながらも夢中でいただいた、全集中できる美味しいもやしそば。 私、もやしそばは結構数多くいただいていますが、デフォルトで味噌が加わったもやしそばを東京でいただくのは初めての経験となりました。
2021/02訪問
1回
生まれ育った地に新華園という名の町中華があって、その店に両面焼きというメニューがあった。 今は無き新華園さんだが、両面焼きは新華園さんのおすすめ料理で子供の頃はちょくちょく食べていた。 普通の焼きそばでもなく、かた焼きでもない、両面がカリッと焼かれた唯一無二の焼きそばだった。 その香ばしい香りと、カリッとした食感は頭の奥の方にしまわれていた。 大人になってからもう一度食べてみたいと、ほんとにたまーに考えることもあったが、ほぼほぼ記憶からは消えていた。 しかし、ある時車で横浜中華街を訪れ、車を停めた駐車場の位置の関係で今まで通ったことのない入口から中華街の金陵さんへと向かっていた時、偶然にも梅蘭さんの前を通り、ショーウインドにある梅蘭焼きそばの食品サンプルを歩きながらチラッと見た時思わず固まってしまった。 あ、新華園の両面焼きがある。 梅蘭さんの焼きそばは有名で、店舗もたくさんあるが、私の住まいは神奈川県ではないので今の今までまったく梅蘭さんを知らなかった。 こんな店があったんだ。 ガーンとこの邂逅にショックを受けつつも、とにかく金陵さんに行きモツをお土産で買い求めてから、迷わず梅蘭さんにイン。 もちろん、梅蘭焼きそばを発注。 5分ほどで供された梅蘭焼きそばは表面がモジャモジャなUFOの様。 香ばしい香りは、無き新華園の両面焼きを彷彿とさせる胡麻油の香り。 新華園の両面焼きは、焼きそばの上に餡が載っているタイプであったが、梅蘭さんの焼きそばは餡が中に入っている。箸で表面のそばを割り、中を覗くと具が顔を出す。面白い。 表面のカリカリ感と具のしっとり感の対比が楽しく、どんどん食べ進む。 懐かしさと、偶然の出会いに対する感謝に浸りつつ、美味しく梅蘭焼きそばをいただいた幸せな1日でした。
2018/09訪問
1回
新宿の随園別館さんと微妙に字が違う埼玉県北の隋苑さん。 しっかりとした中華料理をいただけるお店だと期待していましたが、残念ながら餃子は業務用の冷凍物。 さすがに手作り餃子は専門店でもないと期待できないのかな、今日では。 オープンキッチンになっていますから全てがお客さんに見えてしまうのですが、冷凍庫から業務用と大きく書かれたビニール袋に入った餃子を取り出して餃子鍋に入れるのはどうかと思います。 五目そばはそれなりなんですが、一口すすったスープがぬるいのが残念。私は何でも熱々チリチリでないとダメな方なんで、いきなりぐったりします。 そして、麺が細い縮れ麺。 具材がたっぷりでしかも立派なだけに、細い縮れ麺はちょっぴり合わないんじゃないかと思います。 餡掛けは味も具材も満足できるもの。 たまにお目にかかる、豚肉ではなく鶏肉を使ったもの。 麺とスープの温度が残念でしたが、餡掛けの出来栄えの良さで十分カバーされておりました。
2020/09訪問
1回
交通量の多い幹線の坂道の半ばにある中華店。 あらかじめ入ろうと決めていないと、ブレーキが間に合わず店を通り過ごしてしまう立地。 そんな、少しだけ車では入りにくい立地にありながら、いつも店内にはお客さんの姿が見られます。 11時30分、先客3名。 L字型カウンターの短辺側に座る様にホール係の女性に言われます。ソーシャルディスタンスへの配慮なのでしょうか。 私の席と厨房の間はコロナ対策のための柄付きのビニールシートで仕切られていて、シートにできたわずかな隙間からだけ厨房内を見ろことができます。 丁度シンクやまな板が見える角度なんですが、外皮を剥いた真っ白な玉ねぎが十個以上お行儀良く一直線に並んでいる姿が見られます。 メニューにはもやしラーメンがありますので、餡掛けなのかと尋ねてみるとNOとの返答。それではと、広東メンを発注。餡掛けは譲れません。 10分弱で供された広東メンは、広口で平べったい丼に盛られて登場。 丼が広口のため、頭と呼ばれる餡掛けと具材が丼の円周全体には行き渡らず、行き渡らなかった所から麺が顔を出しています。 麺は中細のストレート。 本来は好みの麺ですが、茹で過ぎにより明らかに柔らかい。 具材をほぼ作ってから、麺を茹で始めたので、よくありがちなマルチな調理による余裕の無さからの茹で過ぎでは無いことは明らかです。とすると、本来の手順どおりに調理されていると考えられますので、この柔らかさ加減がスタンダードなんでしょうか。 スープは塩味が若干強め。 夏場に欲しい味。 はじめはそれほど塩味を感じませんが、いかんせんスープがたっぷりとありますから、終盤には塩を感じてしまいます。しかも、出汁味薄めの単調な味。 餡と具材はちょっとがっかり。 餡自体、スープの延長上の味が強く、甘味やコクが感じられない。これまた単調。 具材は、豚肉一片とウズラ一個と野菜のみ。 エビ、イカの類は無し。 ここでつながるのですが、野菜はほとんどがタマネギで、白菜、ピーマン、ニンジン、椎茸がほんのわずか。 広東麺でタマネギは初体験かも。 日本の中華屋さんの多くが供される広東麺とは似て非なる、オリジナリティあふれる広東メンでした。
2020/10訪問
1回
良いお店を偶発見したときのよろこびは、もしかしたら欲しいものを手に入れた時のよろこびよりも上かもしれない。 しかも、C/Pも良しとなればなおさらだ。 春満楼さんとの出会いはそんな感じでした。 麺類のメニューのトップに書かれた、当店特製五目あんかけそば650円税別を迷わず発注。 メニューのトップに五目あんかけそばが書かれるなんて、高級中華飯店くらいなもの。しかも、当店特製なんて期待できそうじゃないですか。 店内は空いているのですぐに配膳されました。 見た目はオーソドックス。 王道の五目あんかけそばのお姿です。 スープをひと口。 澄んでいるスープは、コクがあり深い味。 あんと混じると、甘味が増してさらに美味しくなる。 麺は中太でキツめ縮れ麺。 ゆで加減はちょうど良い具合。 あんかけの具材は、豚肉、海老、イカ、それぞれがたっぷり投入してあり、野菜類も筍を中心に具沢山。 あんかけも含めると、やや塩が強いかなって感じますが許容範囲です。 いや、この五目あんかけそばは出来ばえが素晴らしい。 もし、五目あんかけそば選手権があれば、600円代 の部の3位以内には必ず入る実力。 恐れ入りました。 あらためてメニューを見ると、小皿料理350円税別があります。 豆苗の炒め、鶏肉の紹興酒つけ、モンゴゲソの唐揚げの3品を注文して、ドラゴンサワーをやりたいものです。 目標がひとつ増えました。
2020/12訪問
1回
ここら辺の個人経営の街中華は水曜定休が多く、車で1時間近くグルグル回った挙げ句たどり着いたのは北朝霞駅前の来来軒。振り出しに戻ってしまいました。 席に着いてメニューを開くともやしそばが無い。残念。 仕方なく唯一の餡掛け麺である、五目あんかけラーメンを発注。 一息ついて店内を見渡すとガラガラに空いています。 カウンター席は一つ飛ばしで座るよう張り紙がしてあります。 あっという間に料理が供されました。 ですよね。店員さんより客の方が少ないくらいなんだからね。 スープは澄んだ醤油色。味もそのまま醤油味。甘味はあまり感じず醤油の立った風味が勝ります。 具材の野菜はキャベツが中心。 五目そばにキャベツはなかなか見ない組み合わせですが、他にも普段はなかなか見ない具材が入っています。 ブロッコリーにペラペラの紅白の蒲鉾。珍しいですね。 キャベツが甘味を出しているので、スープと混ざれば柔らかい味に変わります。 1.5センチほどのエビが二匹だけ入っています。イカは不在。いわゆる広東麺と呼ばれる五目ソバの具材とは別な具材で構成された五目あんかけラーメンですね。 麺は中太のやや縮れ系。 麺自体が透明感を持つ私の苦手なタイプの麺です。 ここは日高屋系列の店なので同じ麺を使っているのでしょうが、苦手です。麺は私には合わないな。 水曜日にもやしそばを食べたくなった私がいけないと反省。
2020/05訪問
1回
東中野にはその昔2年くらい暮らしたことがありますが、おそらく当時は無かったお店だと思います。 この近辺で憶えているのは「ラッキーセブン」という名の洋食屋さんですが今はもうお店が無い様です。 何しろ30年以上も前の話ですから記憶も曖昧です。 ここら辺は神田川沿いの桜が春になると見事に咲いて楽しめる場所です。 まさにかぐや姫の神田川の歌のように、当時は銭湯に通い、たまにラッキーセブンに寄って洋食を楽しむのが贅沢でした。 本日、淀橋市場は休市日。 この近辺は人もまばらです、 カウンター席に陣取りもやしそばを発注します。 年配の女性が厨房の中を半ば片付けながら開店準備を兼ねて調理開始です。 はじめにきゅうりの漬け物と稲荷がひとつ供されました。後からの客にも同じように普通に振る舞われていたので、これが流儀なんですね。 お世辞にも綺麗とは言えないごちゃごちゃした厨房の中を、ザルやら鍋やら定位置に収めながら、さらに冷蔵庫からキクラゲや千切りのニンジンやらを出してこちらも定位置に並べながら中華鍋を振るいます。 やや時間がかかりそうなので、稲荷寿司をいただきながらもやしそばを待ちます。 稲荷寿司は小ぶりですが胃を目覚めさせる役割には十分なものでした。 しばらくして供されたもやしそばは、残念ながら餡掛けタイプではありませんでした。 それでも作りたての、もやしたっぷりのもやしそばは美味しくできており満足いく味。 シャキシャキのもやしは絶妙な炒め加減で食感バッチリ。 麺も好みの中太ストレート。 期せずして当たりのもやしそばをいただけました。 今どきこれで税込600円は価値ある600円でした。
2020/09訪問
1回
雨の分倍河原駅前、11時25分。 昼飯に許された時間は20分間だけ。 傘をさしたくないので、この時間に営業している駅前の中華屋に飛び込んだ。 先客無し。食べかけの賄いがテーブルに残っている。 考えもせず、ランチメニューから五目そば650円税込を発注。3分で供される。良いペース。 スープを一口。 熱い! よく見ると脂の層が1cm弱も丼を覆い尽くしている。 なんじゃこりゃ。これが五目そばの脂か? 家系ラーメンじゃないんだから、ひでー五目そばだなと思いながらも必死で熱い麺を啜る。あと15分。 餡掛けの餡もほぼほぼ無く、これはなんという料理なのか分からなくなる。 中国人の若きコックは、中国語をひとり捲し立てながら賄いの席に戻り食事を再開する。 食べながらも、ひとり中国語を捲し立てる。なんなんだ、この店は。 私は一応客なんだけど… ほとんど、客無視のマイペース中国領でした。
2020/10訪問
1回
外からは店内が見えないため、初めての人が店に入るには多少の勇気と覚悟が必要。 朽ちたテントシートをチラッと横目で認めながら、呼吸を整えてガラッと引き戸を開けると、小さな店内が現れた。カウンター6席。小さめなテーブルが3つで12席。計18席のキャパ。先客は1名。店の人はオヤジが1人。 キレイな店か古めかしい店か、どちらかを選べと言われれば後者を選ぶタイプの私です。 店内に入った瞬間にトイレの芳香剤の臭いが充満していたのには閉口しましたが、メニューの多さとサインの多さに驚いた。サインは、近隣の立教大学の体育会系部員によるお店への感謝を表すものが大半。 メニューをいちいち眺めるのも億劫なので、心に決めていたもやしそばを注文。 供されたもやしそばは、ほぼイメージどおり。 麺の美味しさは並の上。スープも並の上。具材も並の上。だけと、それらが合わさって、トータルでは上の下に昇格といった感じです。 その後、続々とお客さんが来店し、たちまち店内は一杯に。近所では皆さんに慕われているお店のようです。
2020/04訪問
1回
麹町駅付近で11時00分にランチの店を探す。気分は中華。 麹町から永田町、赤坂見附の辺りは中華の名店がひしめいている。目の前には登龍さんや、足を延ばせば維新號や四川飯店もある。だが、いずれも11時00分には営業していない。 どうしようかと考えながら、ふと振り返るとランチの立て看板を発見。行ったことのない店だけどチャレンジしてみました。 地下への外階段を降りていくと、自動扉が開き店内へ。 どうやら私は口開けの客のようですが、奥にひとり食事中の女性が。 そうです、新しくて小綺麗な中華店によくありがちな、店員さんの賄いの最中にもかかわらず営業中としてお客さんを入れるパターンの店です。この手の店にあまり良い印象を持っていないので、少しだけぐったりとした気分になります。 そして案の定、賄い中の中国人の店員さんは座ったまま、私の座る席を指定します。そんな時、私は一切指示を無視して私の好きな席に座ります。還暦は過ぎましたが、まだ反抗期が少しばかり続いているようです。 4つのランチメニューから選択することに決め、あれこれ考えましたが、麺が付かない1番は即除外。 2番から4番の間で考えましたが、3番だけは麺が1人前で、2番4番は麺は半分。麺は半分で十分でしょということで4番に決定。エビ玉子チリソース丼+半醤油刀削麺を発注します。 一番乗りですから3分ほどで料理が供されましたが、思ったよりもボリューム満点。 多分食べきれないなと思いながら、まずは刀削麺から片付けます。 スープを一口啜るとかなりの薄味。 雑に調理したんだろうなという考えがよぎります。 麺は歯応えあり。 今まで食べた刀削麺の中でも1番の太さ。うどん以上の太さです。 ワシワシと一生懸命咀嚼しながら周りを見渡すと、結構お客さんが入ってきています。やっぱり、11時00分開店は貴重なんですかね。 刀削麺を片付けた時点で結構満腹。 うどんのような麺を咀嚼するのに時間がかかったため、満腹中枢が働きだす前に食べないととても食べきれませんが、ただでさえゆっくり食べるタイプなので15分では食べきれませんね。 エビ玉子チリソース丼は白飯がたっぷり。さらに、その上に餡掛けのエビと玉子がたっぷり乗っています。 味は甘め。 初めのうちは美味しくいただけるのですが、だんだんと飽きがきます。 味の変化が無く、味変の材料を卓上の調味料から探しますが、そうこうしているうちにお腹が一杯になりレンゲが止まります。 今考えると麺も丼もどちらもたくさん盛られていた訳ですが、麺が刀削麺でなければ食べきれた量。 刀削麺、恐るべし。
2021/01訪問
1回
メニューブックの表紙を開くと経営者である店主の想いが書き記されているお店。 「おいしい料理を一番おいしい状態で提供する」 という店主の宣言は大変素晴らしく、簡単そうでなかなかできないことではないかと感じます。 難しいことをちゃんとやり遂げるんだという店主の気概に頭が下がります。 そしてまたいろいろな面から、店主がこの店を単なる街中華ではなく中華料理店にしたいんだという想いが伝わってきます。 大栄翔が優勝したもののまだまだ無名の朝霞市で中華料理店が成立するのか。 広々と取られた厨房とカウンター席の無い店内。 清潔な店内。 紹興酒の品揃え。 メニューの充実。 何台分もの駐車場。 そして、料理の出来栄え。 五目うま煮そば780円税別を注文します。 13時過ぎではありましたが、休日のランチタイムをアルコールと共に楽しむ先客が3グループおられましたので、私の注文した五目うま煮そばは15分ほどしてから供されました。 牡丹の花でしょうか、赤い花の絵があしらわれた器に盛られた五目うま煮そばは、餡掛けの具材の部分がまあるく島状になっていて南極大陸のように見えます。 半透明のスープの下に麺は見えません。 具材は、海老、イカ、豚肉、白菜、キクラゲ、そして、たけのこや絹さやから成っています。 澄んだスープを啜りますと、結構甘めな醤油とオイスターソースの味が口中に広がります。 スープも餡掛けもさほど熱さを感じません。 メニューブックの麺類の部の上方にひときわ大きく掲載されている五目うま煮そばですから、この店の象徴となる料理だと思いますが、それ相応の完成度があると感じます。 しかし、私の舌にはやっぱり全体的に甘すぎます。 甘い=この店の五目うま煮そばの特徴でもあり、セールスポイントでしょうから、狙った甘さだとは思われますがやっぱり私には必要以上に甘い。 スープ自体の甘さに、具材の白菜の甘さが重なって、甘さが追いかけて来る感覚におそわれます。 広東系の高級店でいただいた記憶のある甘さですから、これはこれで良いのでしょうが、私の庶民感覚にはちょっとだけ距離がある将ちゃんの五目うま煮そばでした。
2021/02訪問
1回
大いに腹が減ってしまったときは、胃の腑が中華屋のセットメニューを求めます 本日は海老そばと炒飯のセットを発注。 サラダと焼き餃子がひとつ付いて、相変わらずボリューム満点です。 海老そばは想像どおりの味。 本来の海老の出汁ではなく、中華旨味成分の味です。 が、これはこれで想像の範疇で街中華では問題ありません。 大振りの小海老(?)もゴロゴロ入っており、海老そばの名前に偽りはありません。ただし、海老はもう少し火を通して欲しかった。生っぽい感触の海老もたまに泳いでいました。 海老以外の具材も豊富で美味しくいただきました。 炒飯のボリュームは半炒飯の域を超えています。 具が沢山入っているタイプの炒飯ですが、炒飯ばかりはシンプルなタイプの方が美味しいかも。 ペアリングの海老そばが基本塩味なので、メリハリをつけるためか炒飯には醬系の調味料が効いていました。しかも、もしや甜麺醤かもと感じる甘めの醬。 具沢山+醬が入った甘めの炒飯はちょっとピンボケな感じで完食できず。半分残してしまいました。 焼き餃子は冷たく、餡もスカスカ。 これは蛇足でしたね。 だけど、このラインナップで税抜き800円。 総じて満足感のあるランチでした。 幕張近辺でランチに中華が食べたいと、キョロキョロしながら車を運転。 おお、偶然にも一軒家(ほんとか?)の中華料理屋を発見。近くの駐車場に車をぶっ込み、本人もそそくさと店に突っ込んだのでした。 ランチメニューは7種類。 麺+αのメニューは、内3種類。 鶏ねギ麺にも惹かれるが、暑い時は辛いものと、すっぱくて辛いラーメンを選択。αは、チャーハンに決定。 メニューのひらがなカタカナ混在の文字を見てわかるように、この店は日本の方以外で営業されています。 5分で供されました。 やっぱり、真っ赤なラーメン。だよな。 一口、スープを啜ると、極端な辛さではなく食べられるレベル。よかった。ほっとした。 具材は、椎茸、タケノコ、パプリカ、キクラゲ、卵。 肉の類は入っていないようでスープは思いのほかサッパリ味。適度に餡かけ状態になっていて、餡かけ好きにはたまらない。でも、アチィ。もちろん、お酢が効いていて酸味があり、いわゆる酸辣湯麺。 麺は中太で好み。丼がでかいので、スープは半分いただいてが限度。 αの半炒飯も盛りが良い。 一人前の2/3以上はありますね。 こちらはやや甘さがあり、まともなチャーシューの甘さの影響か?なんだろう、この甘さ。わからない。 ミニサラダと唐揚げひとつが付き、税込810円。 汗かきかき、胃袋にランチセットをぶっ込みました。
2019/10訪問
2回
次のアポまで1.5時間。 年末の新宿は混雑していて、昼飯を終えた後に店を変えてお茶を飲むには1.5時間では足りない。ここはひとつ、長居できそうな店を探すことに。 こういう時は、飯店系の中華料理店が目的に合致すると考え空いていそうな京王百貨店の8階食堂街へゴー。 南国酒家が良さげでしたが、予算の関係でこちら龍鳳さんへイン。 店内は年配の方ばかり。 昼間からおばあちゃん達が景気良く生ビールをやっています。予想どおり長居できる雰囲気です。 私は酢豚セットを選択。 セットの麻婆豆腐は辛さはないが、そんなに悪くはない。ご飯が進みます。 しかし酢豚はアウト。 肉は硬いし、野菜の火の通りは浅すぎるし、餡は具材と混ざり合って無く、肉と野菜の上に餡が乗っかった状態。自分で餡を具材に絡めて食べる酢豚ははじめて食べます。 目的の長居は達成できましたが、南国酒家の方が良かったかもなとちょっぴり後悔の龍鳳さんでした。
2019/12訪問
1回
少し前までは、もつラーメンなるスペシャリテがあってこれが抜群に美味かった。 500円の値付けであったためにおまけのような存在になっていて、日によってはあったりなかったりして至極不安定なメニューだった。 いっそのこと、1000円くらいの値段にして、レギュラーメニューにしてもらったほうがよっぽど嬉しいのだが、どうやら望むべくもないようだ。 また、食べたい。もつラーメン。 ま、過去は過去として今回はランチメニューから塩あんかけ野菜ラーメン半ライス付きを発注。 餡掛け系が大好物な私としては楽しみ楽しみ。 一番乗りであったので素早く着丼。 がーん! 餡掛けが無いではないか。 どういうことだ? 単なる間違いか? これじゃいわゆるタンメンではないのか? あまりのショックに文句も言えない私は、それなりに美味しくいただき、店を後にしたのでした。おしまい。
2019/11訪問
1回
お客さんは外国人ばかり。 皆さん東洋の方。 味は美味しいので良いのだが、居心地がどうも悪い。 席が狭過ぎるのでは。 普通ならばカウンターのみとする店内に、無理にテーブル席を設けた感じ。 妙にアジアっぽい大塚駅前の中華屋でした。
2019/04訪問
1回
八福と書いてハップクと読むんですね。 レビューを書いている今初めて知りました。 店は成田の駅前のビルの2階に位置していて好立地。 夜も遅くまで営業しているし、大箱ゆえ入れないことは無いので使い勝手が良くこれまでも何回か利用していました。 今日も14時30分過ぎの遅めのランチゆえ、まだ昼休憩に入っていない店が限られているための利用という状況です。 この店にはもやしそばがありません。 ということは、五目そばを発注。 メニューをよく見ると、台湾ラーメンがありますね。 千葉県や茨城県には、同じハップクという名前の台湾料理店がありますが、やはりその系列なんでしょうかね。 台湾料理店が作る広東麺。どんなお味でしょうか。 供された五目そばはイメージどおりのもの。 やや広口の丼は高さが少しだけ低めです。 スープはと言うと、いわゆる広東麺の味。 この店のスープは出汁が立っていて醤油が控えめ。やや甘めの好みのスープ。いつまでも啜っていられるコクが深いスープです。 麺はあまり特徴の無い、中太ストレートの若干縮れあり系。最後まで伸びることなくいただける造りの麺ですね。 具材は多彩。 数えてみたら、なんと15種類も入っておりました。 しめじ、袋茸、マッシュルーム、キクラゲ、エリンギとキノコ系もたくさん。 白菜、竹の子、ねぎ、ニンジン、小松菜と野菜類もたくさん。 嬉しいのは、クワイが入っていること。シャクシャクと食感が良いですよね。 そして、豚肉、イカ、エビ、うずらの卵のラインナップ。 これらの具材をまとめる餡掛けも割としっかり目で、最後まで熱々でいただけます。 五目そばが税込み979円とは成田にしては高めの値付けですが、ホスピタリティと使い勝手の良さもあり納得の一杯でした。 単品ではなくランチ系のメニューは割安感がありますので、次回はランチ系を注文してみることにしましょう。