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＜ 鰻重 ＞ 丁寧に骨抜きされた鰻は絶品です
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＜ つくね ＞ つなぎを使わず、とろけるような柔らかさ
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＜ 手羽先 ＞ こちらも骨抜き。表面はカリッと。中は柔らかい♡
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＜ 白焼き ＞ 熱々の白焼きは沖縄の岩塩とヒマラヤの塩を6:4で。
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＜ しめ鯖 ＞(3人分) 浅〆で肉厚！これも美味しい
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＜ 手羽の先の先 ＞ ぷりっぷりの皮のよう。生八味でいただきます
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＜肝焼き＞と＜ヒレ焼き＞ これは日本酒に合いますね～
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＜ 先付け ＞ ねぎぬた・しらすおろし・わさび漬け
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鰻重
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お新香 と お吸物
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素敵な御夫婦でした！
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お酒は、この3種と瓶ビール3種。梅酒はソーダ割りも可。
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御猪口は好きなものを選べます
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外観は完全に普通の一軒家です
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食べログ2017【silver】を受賞した鰻屋さん。
元々は野鳥の「つぐみ」を専門とする
焼鳥屋さんだったようですが
つぐみの禁猟により鰻屋さんになったようです。
ずっと行きたいと思っていたお店に
ありがたいお誘いをいただき平日の夜に3名で訪問。
駒込駅から線路沿いを歩いていきましたが
思った以上に暗い道で住宅街の中の普通の一軒家。
お店の看板は出ているものの灯りも付いてないので
地図が無かったら通り過ぎてしまう感じです。
外で写真を撮っていたら、気配に気付いたのか
女将さんが出ていらして中に招き入れてくださいました。
玄関を入るとすぐ脇が厨房になっていて
大将も顔を出して声を掛けてくださいました。
私達が通されたのは、1階の和室の居間。
テーブルをふたつ繋げて大きなテーブルになっています。
カウンター風になったところから厨房が望める造りで
他の方も書いていますが、親戚の家に遊びに来たような
どこか懐かしく少し生活感のある落ち着ける雰囲気です。
こちらのお店にはメニュー表が無く
ビールはサッポロ赤星・キリンクラッシックラガー
エビスビールの3種類。大瓶で600円ぐらいの模様。
日本酒は鳳陽の1種類。梅酒は白鶴の梅酒原酒。
焼酎は芋焼酎で薩摩の古秘。
詳しい金額は聞かなかったので不明。
お料理のメニュー表も無く、どうやら1万円以内らしい。
ちなみにこの日のお会計は3名でお酒も飲んで31200円でした。
この日にいただいたものは
◇先付 (わさび漬け・しらすおろし・ねぎぬた)
◇しめ鯖
◇手羽の先の先
◇つくね
◇手羽先
◇肝焼きとヒレ焼き
◇白焼き
◇お新香・お吸物
◇鰻重
手羽と言っても、こちらの手羽は骨抜き。
繋ぎを使用していないという つくねはとても柔らかく
白焼きは熱々で塩味。沖縄の岩塩とヒマラヤの塩を
6:4の割合で配合されているのだそう。
そしてメインの鰻重には蓋はしない。
柔らかいだけが鰻の美味しさではないという
ご自身が作る鰻の一番美味しい食べ方へのこだわり。
光り輝くような、丁寧に骨抜きされた鰻は
見た目にも美しく、本当に美味しいと思えるものでした。
ひとつひとつのお料理が運ばれる際に感じる
女将さんの心遣いと温かさ。
大将のお料理に対する確固たる自信とこだわりは正に職人。
焼き場に立つ大将の後ろで様子を見ながら
控えめに団扇で扇ぐ女将さんの姿を見て歴史を感じ
なんだかほっこり温かい気持ちになりました。
現在は、昼に1組・夜に1組しかお客さんを取っていない。
もちろんこの日も私達3名の貸し切り状態。
大将は笑いながら「20時には飲み始めたいから」
とおっしゃっていましたが
実際は、全ての鰻の骨を手作業で抜くという大変な作業と
大将の体の具合のこともあるのだと思われます。
残念ながら、3月は1ヶ月間お休みされるとのこと。
事情は教えてくださったけれど、ここでは控えます。
予約は電話のみ。毎月1日の9:30からだそう。
私は小さい頃から鰻が大好きで
池袋の『かぶと』さんにも伺ったことがあるけれど
ある時から精神的なトラウマで鰻を食べる事が無くなった。
でも、もう大丈夫。素敵なきっかけをいただいた事に感謝。
帰りは、おふたり揃って外まで出て来てくださった。
本当に素敵な御夫婦に「また来ますね！」と御挨拶。
また食べたくなる。またお会いしたくなる。
心が温かくなる、そんな素敵なお店でした。
くれぐれも身体に気を付けて。再開と再会を願います。
ごちそうさまでした☆