raccostarさんが投稿した鮨 しゅん輔 阿佐ヶ谷(東京/阿佐ヶ谷)の口コミ詳細

美味いものは小デブに訊け

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鮨 しゅん輔 阿佐ヶ谷阿佐ケ谷、南阿佐ケ谷/寿司

24

  • 夜の点数:4.9

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 5.0
24回目

2024/02 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に昇り龍を見た、の巻

土曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜は二か月ぶりのこちら、【鮨 しゅん輔】さんにお伺いしました。

中野駅南口の【大勝軒】で、つけ麺の美味しさに目覚めたラッコ。
膨らんだお腹を右手でさすりながら、大久保通りを西へノテノテノテ。環七を渡ると遭遇したのが高円寺の商店街。

北口は詳しいけれど、南口にもこんな昭和の商店街が延びているなんて、高円寺ってやはり素敵な街。

ぐるぐると周辺をめぐって更に西に向かい、阿佐ヶ谷駅に到着。意外に近い・・・
喫茶店でちょっとだけ休んで、六時前にお店に向かうと、いつも通り一番乗り。毎回毎回そうだけど、ラッコってせっかちなんかな、アハッヾ(≧▽≦)ノ

六時の時報が有線で流れ始めると地下からトントントンと階段を登ってくる音。カワユイ女子が引き戸を開けてご案内。

ラッコはお一人様の指定席に座り、生ビールで喉を湿らせます。

右手を見ると、ご常連様からのプレゼントらしきバカラの龍の置物が鎮座。その横には食べログシルバーの楯が輝きます。

『これって、猫なんですよ』と高岡氏。
『そう思えば猫にみえてきた、グフッ』とラッコ。
『角度を変えるとラッコですよ』
『ええっ、ホンマや』
『そんな訳ないじゃないですか』

イジり返そうと思ったけど、やはり寄り切られてしまった、アハッ(^◇^)

さてさてそれでは本題です。
いただいたコース内容は以下の通り。ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
年男の高岡氏。龍年生まれなので、まさに昇り龍の如き勢い。
今夜のお客さん十二名を脇板とふたりで的確に差配するさまは、若き親方としての威風さえ漂います。
ツマミの味付けは、素材の地味を壊さない最小限の足し算。
『味を入れ過ぎちゃうと、何を食べているのか分かんなくなっちゃうじゃないですか』とにこやかに微笑みます。
コースのお値段は24に上がりましたが、それでも破格の設定。
しばらく通うな、酒飲みのラッコとしては、グフッヾ(≧▽≦)ノ

<つまみ>
なんといっても今夜は加治木の湯霜と漬け。これは抜群にウンマイ!
数の子の酒粕白味噌漬けにも呆然。これはお酒の親友やねん。
鰊と鰯のなめろうも癖の強い薬味は控え、その地味と滋味を最大限に引き出します。

⚫︎茶碗蒸し:蛤
⚫︎真鯛:塩
⚫︎加治木:湯霜、漬け、山葵
⚫︎煮蛸:山葵
⚫︎白海老:昆布〆、煎り酒和え、富山
⚫︎平貝:炙り、海苔佃煮、柚子胡椒、七味
⚫︎数の子:酒粕、白味噌
⚫︎なめろう:鰯、鰊
⚫︎蒸し鮑:蝦夷鮑、北海道
⚫︎鮟肝:お稲荷、胡瓜、寿都
⚫︎鰆:西京味噌焼き

<握り>
ネタにより白シャリと赤シャリを使い分け。更にシャリの温度も変化させます。ネタとシャリと薬味のバランスも良く。やはり他店との違いは明らか。
今夜は八幡浜の白甘鯛が飛びぬけて美味しかったヾ(≧▽≦)ノ

⚫︎墨烏賊:小柴、塩酢橘
⚫︎白甘鯛:真昆布〆、八幡浜
⚫︎中トロ:背ナカ、勝浦
⚫︎大トロ:腹カミ、塩釜
⚫︎小肌
⚫︎金目鯛:藁炙り、柚子胡椒
⚫︎しめ鯖巻き:大葉、ガリ
⚫︎車海老:宇部
⚫︎馬糞ウニ:手巻き
⚫︎穴子
⚫︎鮪:全部入り太巻き
⚫︎玉子
⚫︎潮汁:真鯛

<お酒>
・生ビール
・豊能梅:純米吟醸、おりがらみ、香南
・作:純米吟醸、雅乃智、鈴鹿
・十四代:純米吟醸、槽垂れ、生原酒、村山
・惣邑:純米吟醸、長井
・南方:超辛口純米、和歌山
・たかちよ:純米大吟醸、南魚沼

  • 最初は生ビールでスタート

  • この器はなんでしょう?

  • 茶碗蒸しでした

  • 茶碗蒸しの中身は蛤のチャンク。その旨味が玉子に染み込んで、これも抜群にウンマイ

  • 左が真鯛、右が加治木です

  • 真鯛は千葉だったかな。塩でいただきました

  • 加治木です。湯霜にしてから薄めの下地に軽く漬けこみます

  • 煮蛸です。甘さは控え目。たっぷりの山葵でいただきます

  • 高知の銘酒です

  • 真昆布〆に富山の白海老。煎り酒で和えているのでお酒に合う

  • 平貝の炙りです。薬味は海苔の佃煮と柚子胡椒と七味

  • 三重の銘酒

  • 日本酒はすりきりです

  • 数の子の酒粕と白味噌漬け。お酒を呼びます

  • 鰊と鰯のなめろう。青魚の香りが口中に充満しました

  • 山形の銘酒

  • 手前が寿都の鮟肝と蝦夷鮑

  • 鮟肝の最初の一切れは山葵でいただき、二切れ目は胡瓜と一緒にお揚げに包んでいただきます

  • 北海道産の蝦夷鮑です。これも日本酒に合う

  • 鰆の西京味噌漬け

  • 勝浦の背トロが並びます

  • 包丁を入れるときの真剣な眼差し

  • 山形の銘酒

  • 小柴の墨烏賊。塩と酢橘でいただきます

  • 真昆布〆の白甘鯛。八幡浜です。今夜の最高のネタでした

  • 勝浦の中トロ。背ナカです

  • 塩釜の腹カミの大トロです

  • 和歌山の銘酒

  • 小肌

  • 藁で燻した金目鯛。薬味は柚子胡椒です。この香りがタマラン

  • 〆鯖巻き。大葉とガリが巻き込まれています

  • マグロ部位全部入りの太巻きの準備です

  • 宇部の車海老。中に尻尾の身を挟みます

  • 肉厚の車海老でした

  • バフンウニの手巻きです

  • 新潟の銘酒

  • 穴子です

  • 鮪の太巻き

  • 真鯛の骨の潮汁です

  • 〆の玉子

  • まさに昇り龍のしゅん輔さん

2024/02/25 更新

23回目

2023/12 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に名馬を見た、の巻

日曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜はおよそ二ヶ月ぶりのこちら、【鮨 しゅん輔】さんにお伺いしました。

六時丁度に扉が開き、地下への階段をトントントン。高岡氏の正面に座って、先ずは生ビールで唇を湿らせます。

カウンターにはご夫婦が三組、仕事仲間と思しき男子二人と女子の三人組、それからオヤジの二人連れとラッコの計十ニ名。

個室には他にも五、六名のお客さんがいらっしゃるようです。

ラッコはいわゆる、クリぼっちっす\(//∇//)\

『あっしがお相手しましょう』と、優しく呟く高岡氏。

『えっ、ホント(^◇^)』
『タップリ、呑ませますから、アハッ』

何だよぉ〜、呑ませるだけかヨォ。グフッ\(//∇//)\
いつになったらサウナにご一緒してくれんねん。

ちょっと話が変な方向にズレていきそうなので、それはともかく、本題です。

今夜のコース内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
今夜は何と言っても福井の鰤の湯霜の漬け。
一瞬、カジキかと思いましたが、その桜色に艶めく地肌が何とも言えず、美しい。
それに舌に乗せると、漬けの仄かな塩味が味蕾をくすぐります。
松島の大穴子の炙りもウンマイ。炭で焼き切った皮目のパリパリが最高、アハッ\(//∇//)\

<つまみ>
⚫︎茶碗蒸し:白子、擦り流し
⚫︎鰤:湯霜、漬け、福井
⚫︎真鯛
⚫︎煮蛸
⚫︎煮牡蠣:牡蠣出汁の葛粉餡
⚫︎鰆:炙り、答志島、四日目
 ・西京味噌添え
⚫︎香箱蟹
⚫︎鮟肝:お揚げ、胡瓜
⚫︎蒸し鮑
⚫︎タラコ:炙り
⚫︎穴子:蒲焼き、松島、450g

<握り>
⚫︎墨烏賊:出水
⚫︎九絵:昆布〆
⚫︎中トロ:戸井、延縄、大トロ寄り
⚫︎中トロ:戸井、延縄、腹ナカ、シャリ温度高め
⚫︎小肌:赤シャリ
⚫︎金目鯛:藁燻し
⚫︎しめ鯖巻き:五島
⚫︎車海老
⚫︎馬糞ウニ:手巻き、丸共海苔
⚫︎穴子:対馬
⚫︎太巻き:赤身漬け
⚫︎玉子

<お酒>
・生ビール:小グラス
・羽州誉:純米大吟醸、山武
・上喜元:純米吟醸、酒田
・十四代:純米吟醸、槽垂れ原酒、生酒、村山
・駿:純米、福岡
・帰山:純米吟醸、超辛口、佐久
・菊の司:心星、岩手
・竹泉:純米、朝来

  • 同じ中トロですが、シャリの温度を上げました

  • 戸井の延縄。大トロに近い部位の中トロ

  • 藁で燻した金目鯛。この香りが好き

  • 昆布〆の九絵

  • 鰤の湯霜の漬け。えっ、エロい(^◇^)

  • 最初は真鱈の白子の擦り流しの茶碗蒸し。意を温めて準備は万端

  • 真鯛のお腹部分

  • 煮蛸です

  • 踊り子さんの準備です。こちらは戸井の延縄。大トロ寄りの中トロです

  • 煮牡蠣。そのお出汁を葛でまとめました

  • 答志島のトロ鰆。手前の西京味噌と抜群に合う

  • 答志島のトロ鰆。さばいて四日目。皮目を炙りました

  • 香箱です

  • 蒸し蝦夷鮑と鮟肝きつね、炙ったタラコ

  • こちらの鮟肝はプリンのようなプルプル仕上げです

  • 蒸した蝦夷鮑

  • 炙ったタラコ

  • 松島の大穴子の炙り

  • 穴子と山葵は合う\(//∇//)\

  • 墨烏賊です

  • 小肌です

  • しめ鯖巻き。五島であがりました

  • 車海老です

  • 馬糞ウニの手巻きです。丸友の海苔とよく合います

  • 馬糞ウニを手巻きにしたところ

  • 対馬の穴子

  • 赤身の漬けの太巻き。実は端っこ部分です

  • 玉子

  • このグラスで半合かな?

  • 羽州誉。初めてのお酒でした

  • 山形の銘酒

  • 酒田の銘酒

  • 福岡の銘酒

  • 佐久の銘酒

  • 岩手の銘酒

  • 兵庫の純米。古酒のような雰囲気です

2023/12/25 更新

22回目

2023/10 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に奔馬を見た、の巻

木曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜は前回からほぼ一ヶ月の短いスパンですが、こちらの″鮨 しゅん輔″さんにお伺いしました。

これまでの訪問は二十回を超えますが、それでも通い続ける理由は、ひとつ、【叔父貴と慕ってくれる】ふたつ、【場を乱すハシャギ過ぎの客をたしなめる男気】、みっつ【お客の笑顔が大好物】、といったところでしょうか。

複数での予約だと来年後半になりますが、ラッコは一人枠ということで、なんとかかんとか、座席を確保出来ている現実に感謝。

ところで今夜も十二席の内、半数の六席が女子。
絡みつくような熟女ビームを軽くいなしながら、爽やかな笑顔ですべてのお客に等しく応対する高岡氏。

今宵も素敵な時間を共有させていただきました。

さてさてそれでは本題です。
いただいたコース内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
前月にお伺いした際、『内容はほぼほぼ同じになるかもしれません\(//∇//)\』なんて、一厘刈りの頭を下げられる高岡氏。
『オッケーっす。だってこちらのお店の空気に浸かりに来ているんですから・・・』なんて、還暦ジジイの余裕を見せるラッコ。
とは言え、マナ鰹の炙りはお初だし、マグロの蛇腹は明らかに脂乗りが違うし、こんだけ希少な銘酒も呑むことがかなったし、いやぁ、コイツは毎月お伺いしても楽しめるんやないかな、なんて・・・
おっと待ったぁ!
いくら一人もんでも、そんなショートスパンで予約は通らないじゃん、アハッ\(//∇//)\

<つまみ>
⚫︎茶碗蒸し:浅利出汁と生海苔
⚫︎真鯛
⚫︎カジキ:漬け、気仙沼
⚫︎水蛸
⚫︎煮蛸
⚫︎マナ鰹:皮目炙り、西京味噌焼き味噌
⚫︎姫サザエ:酒蒸し
⚫︎新イクラ:湯引き、塩茹で
⚫︎鰯:ナメロウ
⚫︎鮟肝
⚫︎メガイ:蒸し
⚫︎秋刀魚:根室
⚫︎焼き穴子:酢漬け茗荷

<握り>
⚫︎墨烏賊:出水
⚫︎甘鯛:昆布〆、煎り酒
⚫︎鰊:あたりネギ
⚫︎赤身:塩釜
⚫︎蛇腹:塩釜
⚫︎小肌
⚫︎キンキ:藁炙り、柚子胡椒
⚫︎縞海老:海老味噌乗せ
⚫︎馬糞ウニ:手巻き
⚫︎穴子
⚫︎太巻き:鮟肝、奈良漬け
⚫︎玉子

<お酒>
・生ビール
・陸奥八仙:ピンクラベル、火入れ、吟醸、青森
・十四代:中取り純米吟醸、山形
・天賦:純米大吟醸、鹿児島
・惣邑:特約飲食店別誂、純米吟醸、山形
・磯自慢:純米吟醸、東条特A山田錦、静岡
・初亀:純米吟醸、からからべっぴん、静岡


  • 縞海老です。海老味噌をトッピング

  • ニシンです。薬味はあたりネギです

  • マナ鰹です。皮目を炙って薬味は西京味噌を焼きました

  • 新イクラです。軽く蒸して塩漬けに。

  • 穴子の炙り

  • 最初は胃を落ち着かせるために、茶碗蒸しでスタート

  • 浅利出汁です。アオサは浜名湖産かな?山葵を勝手にトッピングしました

  • 真鯛です。塩と酢橘でいただきます

  • 気仙沼のカジキマグロの漬けです

  • 北海道の水蛸です

  • 煮蛸です

  • 日本海側の山口の姫サザエです

  • 姫サザエを剥いたところ

  • イワシのナメロウ。これはお酒が進みます

  • 楽しそうにあん肝を切りそろえる高岡氏

  • 鮟肝とメガイ、根室の秋刀魚です

  • 蒸した鮟肝

  • 根室の秋刀魚。皮目を軽く炙って脂を溶かします

  • 蒸したメガイです。産地は書けません

  • 皮目がパリパリです。これはラッコの大好物!

  • 墨烏賊です。出水産です

  • 甘鯛の昆布〆です。軽く煎り酒を塗っています

  • 塩釜の赤身

  • 塩釜の蛇腹。軽く蒸して脂を溶かして提供

  • 小肌です

  • 藁で炙ったキンキ。薬味は柚子胡椒

  • 馬糞ウニ

  • 穴子です

  • 鮟肝の太巻き

  • 玉子

  • 駆けつけの生ビール

  • 山形の銘酒です

  • 青森の銘酒でスタート

  • 鹿児島の銘酒です

  • これは他店ではお目にかかれません

  • 静岡の銘酒です

  • 静岡の銘酒

  • 外観

2023/12/25 更新

21回目

2023/09 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に麒麟児を見た、の巻

土曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜はおよそ三ヶ月ぶりのこちら”鮨 しゅん輔”さん。
六時の会にお伺いしました。

時間丁度に地下からトントントントンと階段を駆け上がる音。照明を灯してカワユイ女子お二人が受付をスタートします。

『チョメチョメさんですね?』
『あっ、ハイ・・・』

顔ばれか?
お一人様はひとりきりなので、それから推察されたのか?

それはともかく階段を下りて、いつもの通り、高岡氏の正面に席を引かれます。

生ビールの小グラスで喉を湿らせていると、カウンター十二席のお客様が勢ぞろい。奥の個室にも数名のお客様がいらっしゃるようです。

ところでそのカウンターですが、八名が妙齢の女史。
オヤジ達も蕩けるその熱い視線を、一厘刈りの高岡氏が爽快な笑顔で一手に引き受けます。
いつもながら、良い漢ですね。今回のタイトルは”麒麟児”にしちゃお、アハッヾ(≧▽≦)ノ

さてさてそれでは本題です。
いただいたコース内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
高岡氏の男気に惚れて通い詰めているラッコですが、酒飲みの我儘なハートに刺さる、滋味と地味を活かしたツマミの仕立てに惹かれているのもまた事実。

今宵の出色は五点。
先ずは出始めの鰆の味噌漬け炙り。
捌いた鰆を軽く炙ってから白味噌に投入。味噌のエグ味を浸透させ過ぎない和食の技ですね。
軽く漬けこみ白味噌の風味だけを纏わせ、皮目を炙ってご提供。ムッチリモッチリ食感とねっとりとした旨味に悶絶。

次いで鰯とガリのタタキの酢和え。
酢漬けではありません。〆ているわけではなく、酸味の調整がしやすいよう、後から酢で和えました。
『箸休めですよぉ~』と注意されたものの、酢が好きなラッコはアムアムハムハム、これは好き!

三点目は新イクラ。
軽く塩水で湯通ししているので、プチプチというよりややネットリとした食感。振り柚子の香りを何故か木の芽山椒と感じてしまうラッコ。ええっ、これってまさかのケミカル・リアクション?

そして松島の大穴子の炙り。
500gの大物。五時間かけて皮目をじっくりと炙り、パリパリ食感を演出。鰻だと脂をくどく感じる時があるけれど、穴子の脂は切れが良くて間違いなし。

最後の五点目は根室の秋刀魚。
嬉しいヾ(≧▽≦)ノ
今年初めての秋刀魚。内臓ソースを中に挟みます。やはり、サンマはウンマイ。


<つまみ>
⚫︎茶碗蒸し:浅利出汁、生海苔
⚫︎真鯛:淡路
⚫︎加治木:漬け、三陸
⚫︎水蛸
⚫︎煮蛸
⚫︎鰆:白味噌漬け炙り
⚫︎姫サザエ:酒蒸し、山口
⚫︎新イクラ:塩湯引き
⚫︎鰯:ガリタタキ、大葉、酢、銚子
⚫︎メガイ鮑:蒸し、佐渡
⚫︎鮟肝:稲荷
⚫︎焼穴子:松島

<握り>
⚫︎墨烏賊:塩酢橘、出水
⚫︎甘鯛:真昆布〆、煎り酒
⚫︎北寄貝:酢橘
⚫︎赤身:樋長、ボストン
⚫︎中トロ:樋長、ボストン
⚫︎小肌
⚫︎キンキ:藁炙り、柚子胡椒
⚫︎秋刀魚:根室、内臓ソース
⚫︎縞海老:寿都
⚫︎穴子:対馬
⚫︎太巻き:鮟肝
⚫︎玉子

<お酒>
・生ビール:小グラス
・義侠:純米、岐阜
・雨後の月:純米大吟醸、ひやおろし、広島
・天賦:純米大吟醸、鹿児島
・酔鯨:純米吟醸、高知
・三井の寿:純米吟醸、大辛口、福岡
・作:純米大吟醸、中取り、三重
・たかちよ:純米大吟醸、新潟

  • 最初は生ビール

  • 『ええっ、生ビールですか?』とスマホをのぞくお茶目な麒麟児

  • 最初の器は何やろ?

  • 生海苔の茶碗蒸しです。浅利の出汁が効いています

  • 加治木の漬け。山葵でいただきます

  • 淡路の真鯛。塩でいただきます

  • 岐阜の銘酒

  • 生の水蛸です

  • 真蛸の煮物です

  • 鰆の白味噌漬け。

  • 呉の銘酒

  • 山口の姫さざえ。定番の白バイ貝からの変化球

  • こんな感じ。出汁も残さず飲み干します

  • 塩水で軽く湯通しした新イクラ

  • 鰯とガリと大葉を和えて、酢でまとめました

  • 鮟肝を触って思わず笑みのこぼれる高岡氏

  • 鹿児島の銘酒

  • 佐渡のメガイ鮑を斬り付けます

  • こちらも定番になりました

  • 佐渡のメガイ鮑。旨味が芳醇なので、何もつけずにそのままいただきます

  • 鮟肝はラッコの大好物。”すが弥”というより”鮨あらい”に近い仕立て

  • 鮟肝を稲荷で包んでアンムッ

  • 松島の大穴子の炙りです

  • 不動明王のような横顔です

  • 高知の銘酒

  • 出水の墨烏賊

  • 真昆布〆の甘鯛です

  • 福岡の銘酒

  • 人気銘柄です

  • 北寄貝です。酢橘でいただきます。肉厚!

  • 樋長です。最後のボストン産です

  • ボストンの中トロ

  • 小肌です

  • キンキの藁炙りです

  • 三重の銘酒

  • 今年の初秋刀魚です。根室です

  • シマエビです。寿都産です。禁断の二尾つけ

  • バフンウニです

  • こんな感じ

  • 対馬の穴子です

  • 新潟の銘酒です

  • 鮟肝の太巻き

  • 玉子です

2023/09/24 更新

20回目

2023/06 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に若狛を見た、の巻

土曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

これまで何度かご一緒した猫顔女子が香港に帰国されるとのことで、こちらの”鮨 しゅん輔”で歓送会を設けます。

六時前に改札前で待ち合わせ、高架下をノテノテノテ。
総武線の遅れの影響で六時スタートを少々過ぎての入店となりましたが、ちゃんと高岡氏の正面がニ席ほど空けてありました。

有難く着席し、先ずは生ビールをゴキュゴキュゴキュ。

前回が四月なのでおよそ二か月ぶり。
さてさて今夜はどんな魚が登場するのかな?

それでは本題。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
ご一緒した女子と波長が合うのか、いつにも増してお茶目な高岡氏。柵を斬り付ける際の涼しい視線とのギャップに、男でなくても思わず萌ええええええっ、ってか、アハッヾ(≧▽≦)ノ

それはともかく今夜の出色は板鱒サイズのキングサーモン。釧路の昆布森で揚がりました。
いわば鮭界の超肥満児。その20cm以上はある体高に惚れ惚れしてしまいます。背身と腹身をひと切れずついただき、おもわず隣の女子にショルダーアタック。その女子もお口に手をあて真ん丸でつぶらな瞳を大きく見開き、お返しのショルダーアタック。
これは抜群にウンマカッタ。肥満児、好き。ポッチャリ女子も大好き、グフッ・・・

それに加えてこの六月初旬にも拘らず、鱒子の登場にはビックリポン。晩夏の新イクラになる前の小粒。卵としてのコクはまだまだ幼いものの、そこは粕漬けで風味を添加。
これはお酒を呼びます。隣の女子が『小声で十四代、呑みたいですぅ』と呟きます。
すかさず『純吟、お持ちしましょう』と高岡氏。カワユイ女子にはやはり弱いのか・・・、妬けるな、ダハッ!

<つまみ>
⚫︎茶碗蒸し:蛤、九十九里
⚫︎伊佐木:薄塩
⚫︎桜鱒:漬け、20kg超えの板鱒サイズ、昆布森
⚫︎水蛸:酢橘
⚫︎煮蛸
⚫︎バイ貝:島根
⚫︎白海老:昆布〆、煎り酒
⚫︎鱒子:粕漬け
⚫︎鮟肝:寿都、お稲荷
⚫︎蒸し鮑
⚫︎太刀魚炙り

<握り>
⚫︎白いか:山口、三枚重ね
⚫︎鳥貝:舞鶴
⚫︎春子鯛:煎り酒、昆布〆
⚫︎蛇腹:腹ナカ、壱岐
⚫︎蛇腹:腹ナカ、壱岐、シャリ温高め
⚫︎小肌:天草
⚫︎金目鯛:藁焼き、柚子胡椒
⚫︎車海老
⚫︎馬糞ウニ:手巻き
⚫︎鮟肝:胡麻、奈良漬、太巻き
⚫︎干瓢巻き

<お酒>
⚫︎ひと夏の恋:純米吟醸、宮城
⚫︎十四代:中取り、純米吟醸、山形
⚫︎初亀:純米吟醸、からからべっぴん、静岡
⚫︎十四代:中取り、特別純米、山形
⚫︎義侠:はるか、純米、東条特A山田錦、愛知
⚫︎十四代:純米大吟醸、山形
お酒は三合強ぐらい

  • 最初は生ビール

  • 蛤の茶碗蒸し。中には九十九里の蛤がゴロゴロしておりました

  • 右は伊佐木、左は桜鱒(キングサーモン)です

  • 20kg超の板鱒サイズ。産地は昆布森です。塩と山葵でいただきました

  • こちらは伊佐木。薄塩仕立て。旬の白身はウンマイ

  • 生の水蛸です。噛めば噛むほど旨味が滲み出ます

  • 煮蛸です。繊維がほどけてホロホロでした

  • 伯楽星と同じ酒蔵の銘酒

  • 島根のバイガイ

  • 白海老の昆布〆。薬味は煎り酒です

  • 鱒子の粕漬け。この時期にいわゆる新イクラの子供がいただけるなんてビックリポン

  • UFOが地球を攻めて来たみたい、アハッヾ(≧▽≦)ノ

  • 寿都の鮟肝と蒸し鮑

  • 蒸し鮑です

  • 寿都の鮟肝。ひとつは山葵で。二つ目はお稲荷さんに包んでいただきます

  • 十四代の純吟です

  • 太刀魚の塩焼き

  • 藤枝の銘酒

  • 山口の日本海側の白イカ。薄く斬り付けた三枚重ね

  • 舞鶴の鳥貝。今が旬。ウンマイ!

  • 十四代の中取り純米です

  • 春子鯛。煎り酒

  • 腹ナカの蛇腹。樋長さんからピンピンの壱岐産がとどきました

  • 腹ナカの蛇腹の握り

  • 大トロの蛇腹。シャリの温度を高めて食べ比べ

  • 天草の小肌

  • 義侠、大好き

  • 金目鯛です。山葵は使用せず柚子胡椒でいただきます。藁で燻した香りが素敵

  • ふぉつおい車海老です

  • 北海道産のバフンウニ。海苔は船橋の丸友

  • 包むとこんな感じ

  • 穴子です

  • 十四代の純大吟です

  • 鮟肝と奈良漬けを太巻きで

  • 玉子。プリン仕立て

  • 追加の干瓢巻きです

2023/06/04 更新

19回目

2023/04 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に天馬を見た、の巻

日曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜は昨年末、美会さんの貸切会にお呼びした猫顔インフルエンサー女子をお誘いし、鮨しゅん輔さんにお伺いしました。

阿佐ヶ谷駅の改札外で待ち合わせ、六時チョイと前に到着。幸い通り雨も止んだので、傘も刺さずに佇んでいると、ものの数分でお弟子さんが階段を駆け上がり、ご案内。

いつもの手前側の列に陣取り、いきなりの日本酒でスタート。

さてさてそれでは本題です。
いただいたコース内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
前回から二週間しか空いておりませんが、それでも大阪湾の生鳥貝の登場には舌を巻きました。
湯掻くとゴムのような食感に変化する鳥貝。なんと言っても活のはんなりとした味わいが真骨頂。
カジキはシーズンオフということで、好みの生ハム仕立てこそ有りませんでしたが、そこは白バイ貝で定位置を穴埋めします。
ご一緒した猫顔女子も大喜び。
実は二回目とのことでしたが、その前回はしゅん輔さん前ではなかったとのことで、今夜、ようやく本懐を遂げた嬉しさがヒシヒシと伝わります。

<つまみ>
鰊と鰯のなめろうはこれから定番ツマミの仲間入りかな?

●茶碗蒸し:蛤
●真鯛
●桜鱒:漬け
●煮蛸
●白バイ貝:酒蒸し
●白海老:昆布〆、煎り酒
●鰊と鰯:なめろう
●蛍烏賊:ウルイ、新ワカメ
●鮟肝:稲荷したて
●鮟肝:塩と酢橘
●鱈子:唐墨仕立て、炙り
●太刀魚:塩焼き

<握り>
活の鳥貝はただただ甘く、大阪湾の底力を垣間見ました、
それに加え、黒ムツの藁燻しに絶句。薬味の七味が抜群の組み合わせ。山葵は無用。悶絶級の破壊的な美味しさでした。

●墨烏賊
●鳥貝:大阪湾
●春子鯛:昆布〆、煎り酒
●中トロ:銚子
●大トロ:銚子
●小肌
●馬糞ウニ:手巻き
●黒ムツ:藁燻し、七味
●車海老:ツマミしたて、シャリ無し
●穴子
●鮟肝:太巻き
●玉子

<お酒>
翌日がお仕事なので、控えめに三合で打ち止め。

・豊能梅:純米吟醸、おりがりみ生酒、高知
・金澤屋:特別純米、福島
・菊の司:心星、岩手
・南方:純米、和歌山
・十四代:純米吟醸、山田錦、山形
日本酒は三合弱

  • 高知の銘酒でスタート

  • 最初のお通しです

  • 蛤の茶碗蒸しでした

  • 桜鱒の漬け。たっぷりの山葵でいただきます

  • 真鯛です。熟成が進み、ネットリ食感に変化しておりました

  • 蛸の煮物

  • 白バイ貝です。高岡氏の大好物なんだそう

  • 白海老の昆布〆。煎り酒が振られておりました。お酒がひたすら進みます

  • 福島は喜多方の銘酒

  • 鰊と鰯を8対2で混ぜ合わせたなめろう。最強の日本酒のアテです

  • 蛍烏賊とウルイ、新ワカメです

  • 鮟肝と鱈子の唐墨仕立て

  • 鮟肝です。プリンみたい。半分は山葵で、残りの半分はお揚げに包んでいただきます

  • 酢橘を振った鮟肝。塩でいただきました

  • 太刀魚の塩焼きです

  • 岩手の銘酒

  • 墨烏賊

  • 大阪湾の活の鳥貝

  • 春子鯛の昆布〆

  • 銚子の中トロ

  • 和歌山の銘酒

  • 銚子の大トロ。ちょっとだけブレました

  • 小肌です

  • 藁で燻した黒ムツ。薬味は山葵ではなく七味です。これが抜群に合う!

  • 車海老です。大きなサイズなので、ツマミでいただきました

  • 穴子です

  • 鮟肝の太巻き

2023/04/17 更新

18回目

2023/03 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に優駿を見た、の巻

金曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

暫く腰の具合が思わしくなかったラッコ。

先週は銀座と木挽町の二軒をドタキャンしてしまい、予約していただいたにも関わらずお一人でお伺いさせてしまった女子、急遽打席に立っていただいたフォロワー様、ご迷惑をおかけしてしまいました。

行けるかなぁ~、行きたいなぁ~、とギリギリまで引っ張るラッコの食い意地のせいと、笑ってお許しくださいませ。

大人しくしていたせいか、腰の具合も次第に改善されてきたので、今夜は一週間ぶりの外食再開。お伺いしたのはおよそ二か月ぶりのこちら、”鮨しゅん輔”さん。

いつもの通り、高岡氏の正面に席をひかれ、生ビールでスタート。

さてさてそれでは本題です。
いただいたものは以下の通り。ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
なんでもかんでも値上がりする中、この内容で諭吉三枚でお釣りのお会計には、いつものことながら大満足。
初めての珍しいツマミに、グビグビグビッとお酒もハイピッチ。
ラッコをふくめ、十二名の方達の素敵な笑顔に囲まれながらあっという間の二時間半。
さあってと、それではのんびりと巣に戻りますかね。

<つまみ>
今夜の出色はなんといっても、加治木。
無駄な汗を落とす仕込み時の振り塩が完璧。食感は極上の生ハムそのもの。
加えて鰊のミンチがやばかった。
旨味の塊の地味に加え、少量の鰯で青魚風味を添加。酢味噌と煮切り醤油で味を調え、半分はそのまま、残りの半分は大葉と海苔で包んでアムアムアムッ。
毎度のことながら、酒呑みのハートと胃袋を掴んで離しませんね。

●茶碗蒸し:蛤
●真鯛
●加治木
●桜鱒:漬け
●煮蛸
●煮牡蠣:大船渡、葛餡
●鰊:ミンチ、鰯、酢味噌
●蛍烏賊:酢味噌
●鮟肝:お揚げ
●蝦夷鮑
●鱈子:唐墨仕立て、炙り
●太刀魚:塩焼き

<握り>
春子鯛の完璧な脱水に思わず唸りました。この数年、あらゆるお店で口にしましたが、この夜の春子に勝るものなし。
加えて春のマグロとは思えない天端のムッチリ感、腹ナカの中トロに悶絶。

●墨烏賊
●春子鯛:昆布〆、三日、煎り酒

●天端:塩釜
●中トロ:塩釜、腹ナカ
●小肌
●金目鯛:藁燻し、柚子胡椒
●鯖巻き
●車海老
●馬糞ウニ:手巻き
●穴子:対馬
●鮟肝:太巻き、奈良漬
●玉子

<お酒>
・生ビール:小グラス
・惣邑:純米吟醸、別誂、山形
・しらぎく:純米吟醸、高知
・十四代:中取り純米、無濾過、山形
・義侠:はるか、純米、愛知
・心星:菊の司、純米、岩手
・南方:超辛口純米、和歌山
・たかちよ:無調整生原酒、新潟
日本酒は四合弱

  • 最初は生ビールで気道を確保

  • 最初のお碗です

  • 蛤の茶碗蒸し。夜は冷えてきたので温かい仕立てが嬉しい

  • 真鯛です。3kg超の大物なので、すばらしき肉厚さ

  • 加治木です。これは破壊的な美味しさ

  • しゅん輔さんにお伺いしたら、やはり特約飲食店別誂の惣邑

  • 漬けの桜鱒です

  • 真蛸の桜煮

  • 大船渡の煮牡蠣です。もちろんお汁まで飲み干します

  • 鰊のミンチのフワフワ仕上げ。これだけで一合のお酒が消えちゃいました

  • 鰊のミンチです。残りの半分は大葉と海苔で包んで

  • 高知の銘酒です

  • 蛍烏賊の酢味噌です

  • 口開けをいただきました

  • お酒のアテシリーズ

  • タラかの唐墨風仕上げ。風干しして余分な水分を飛ばし炙りました

  • 蝦夷鮑です

  • 鮟肝です

  • 太刀魚の塩焼き。これは塩が良いのかな、抜群に美味しかった

  • 東条特A山田錦です

  • 墨烏賊です

  • 三日寝かせの春子鯛の昆布〆。煎り酒を塗りました。これは抜群にウンマイ

  • 岩手の銘酒

  • 天端です

  • 中トロです

  • 和歌山の銘酒

  • 小肌です

  • 金目鯛を藁で燻しました。柚子胡椒の風味が効いています

  • 鯖巻きです

  • 車海老です

  • バフンウニの手巻き。半分齧っちゃいました

  • 新潟の銘酒

  • 穴子です

  • 鮟肝と奈良漬けの太巻

  • 玉子です

2023/04/01 更新

17回目

2023/01 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に若駒を見た、の巻

日曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

上野から阿佐ヶ谷に移動。今夜は二か月ぶりのこちら、”鮨 しゅん輔”さん。

駅のコンコースを抜けて通りに出ると、アイヤァ、建物の前に人だかり。数えてみると十五、六名。
そうか、個室のお客様も既にお見えなんですね。

六時ちょうどに階段を駆け上る足音が聞こえ、若い衆がご案内。ラッコは高岡氏の正面に席を引き、松が明けてから随分と断ちましたが、『今年もよろしくお願いいたします』とご挨拶。

小さいグラスで生ビールをいただき、白子の摺り流しで胃を温めます。

さてさてそれでは本題です。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
いつにも増してなんとも心地良い雰囲気。
カウンターの十一名はみなさんご常連の様子。実に明るく楽しく、満面の笑みを浮かべながらツマミを頬張り、十四代などの銘酒の海に漂います。
今夜のウリは何と言っても千葉の加治木。生ハム仕立ての白身が舌の上で溶けてしまいました。
他にも子持ち昆布の酒粕味噌漬け、鱒の介の漬けが秀逸。
時期的にイカの塩辛を期待しておりましたが、それは残念、敢え無くヤマ。
握りはクエ、腹シモの中トロ、金目鯛の藁の燻製が何とも言えず口に合いました。

<つまみ>
●茶碗蒸し:白子の擦り流し
●鮃:福島
●加治木:塩〆、生ハム仕立て、千葉
●煮蛸
●鱒の介:漬け
●煮牡蠣:葛粉餡、大船渡
●子持ち昆布:酒粕白味噌、三日漬け
●平貝:炙り、海苔の佃煮、柚子胡椒パウダー、七味
●蒸し鮑
●鱈子:唐墨風炙り
●鮟肝:余市、お揚げ
●鰆:西京味噌焼き

<握り>
●墨烏賊:酢橘、塩味
●九絵:昆布〆、天然18kg、煎り酒
●赤身:塩釜
●中トロ:腹シモ、塩釜
●小肌:佐賀
●金目鯛:長崎、藁燻し、七味、柚子胡椒
●しめ鯖
●車海老:養殖、宇部
●馬糞ウニ:手巻き、浜中
●穴子:対馬
●太巻き:鮟肝、胡麻、奈良漬け
●玉子

<お酒>
・生ビール
・羽根屋:純米吟醸、生酒、富山
・瀧自慢:純米大吟醸、名張
・十四代:生酒、おりからみ、荒走り、村山
・福寿:純米吟醸、神戸
・石鎚:純米吟醸、西条
・十四代:角新本丸秘伝玉返し、村山
・天狗舞:石蔵、山廃純米、白山
日本酒は六合弱

  • 最初は温かい器です

  • 白子の摺り流しの茶碗蒸しです

  • 奥は鮃、手前はカジキです

  • このカジキはまるで生ハム

  • 鮃です

  • 煮蛸です

  • 鱒の介の漬け

  • 煮牡蠣です。牡蠣出汁の葛粉餡かけ。大船渡産です

  • 子持ち昆布の酒粕味噌漬けを斬り付ける高岡氏

  • この子持ち昆布は酒に合う

  • 平貝の炙りです

  • 左から余市の鮟肝、蒸し鮑、たらこの唐墨風の炙りです

  • 一見、カラスミかと思いましたが、たらこでした

  • この煮鮑の食感も素敵

  • 鮟肝はプリンのようなフワフワ仕立て

  • 鰆の西京味噌漬け。抜群に酒に合います

  • 墨烏賊です

  • クエです

  • 赤身です

  • 腹シモの中トロです

  • 佐賀の小肌です

  • 藁で燻した長崎の金目鯛

  • 鯖の棒鮨です。胡麻が効いている

  • 宇部の養殖車海老

  • 浜中の馬糞ウニです

  • 浜中の馬糞ウニの手巻き

  • 対馬の穴子です

  • 鮟肝の太巻き

  • 玉子

  • 最初は生ビールで気道を確保

  • 富山の銘酒です

  • 名張の銘酒です

  • 村山の銘酒

  • 神戸の銘酒です

  • 西条の銘酒

  • 二種類目の十四代

  • 白山の銘酒

2023/01/30 更新

16回目

2022/11 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に好男子を見た、の巻

日曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜は凡そ二ヶ月ぶりのこちら、鮨しゅん輔さん。日曜日にお伺いするのは初めてかもしれません。

小雨降る中待つこと数分。六時ちょうどに地下から若い衆が駆け上がって来てご挨拶。地階に降りて、いつものしゅん輔さんの正面に座ります。

なんだか微妙にふっくらとされて来たような、アハッ

『10kgも太っちゃいました。もうユルユルっす、グフッ』と、微かな照れ笑い。イケメンでもやはり冬が近づいて来ると脂肪を溜め込むのかな、ラッコとおんなじように?

アハッ、そんなわけないない。
それにふっくらと言ってもね、ラッコから見れは痩身であることに変わりなし。

さてさてそれでは本題です。
いただいたものは以下の通り。ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<まとめ>
最初の茶碗蒸しで胃を温めるところからスタート。
浅利の出汁も効いていて、なんだかホッとする味わいに早くも加齢臭漂うオヤジの吐息が漏れて来ます。
続いて、めくるめくツマミの数々。
とりわけカジキの漬け、塩漬けイクラ、蝦夷鮑に鰆の西京味噌漬けで、もうね、お酒が止まらない。明日も四時半起きなのに、四合弱も呑んじまったやないかい。
でもね、仕方ありませんね。だって居心地が良いんだもん、アハッ\(//∇//)\

<つまみ>
●茶碗蒸し:浅利出汁、生海苔
●真鯛:外房
●カジキ:漬け、青森
●水蛸:酢橘、山葵
●太刀魚:蒸し、タタキネギ
●漬け:手巻き、大間
●バイ貝:酒蒸し
●イクラ:塩漬け
●鰯:タタキ、穂紫蘇、茗荷、胡麻、大葉
●蝦夷鮑:北海道
●鮟肝:余市
●鰆:西京味噌漬け

<握り>
●墨烏賊
●クエ:真昆布〆、下関、11日寝かせ
●中トロ:大間、延縄、腹カミ三番
●中トロ:大間、シャリ温度高め、厚み増し
●小肌:佐賀
●鰤:藁炙り、柚子胡椒
●しめ鯖:芽ねぎ、北海道
●牡丹海老:味噌乗せ
●馬糞ウニ:手巻き、浜中
●穴子
●太巻き:鮟肝、胡麻、奈良漬け

<お酒>
『ラッコさん、惣邑、お好きっしょ?』
『はっ、はい。大好きっす!』
ラッコの好みを覚えていらっしゃるので、日本酒はお任せに限ります。

・生ビール:小グラス
・惣邑:純米大吟醸、山形
・東一:純米大吟醸、佐賀
・十四代:中取り純米、無濾過
・福寿:純米吟醸、神戸
・磯自慢 水響華:大吟醸、静岡
・たかちよ:魚沼清酒、新潟
お酒は四合弱

  • 中トロです。腹カミ三番です

  • 大間の延縄。中トロです。厚く切ってシャリの温度も上げました

  • 特大ボタン海老とその味噌乗せです

  • 鮟肝の太巻き。痛風と仲良しです

  • クエです。鶏肉のような食感

  • なんかなぁ?

  • 茶碗蒸しでした。生海苔の香りが大好きっす

  • 外房の真鯛です。11日経過しているので、太い肉繊維まで程よく舌の上で溶けて来ました

  • カジキの漬け。三陸沖か青森とのこと。これは抜群にウンマイ\(//∇//)\

  • 北海道の水蛸です。振り酢橘と山葵でいただきました

  • 半合よりも入っていそう

  • 蒸した太刀魚です。程よく水分が身に残り、炙りとはまた異なる食感でした

  • 叩いたネギです

  • 大間のマグロの漬けを海苔で手巻きにしました

  • バイ貝です。この肝はヤバイ

  • 塩漬けしたイクラ。半熟卵黄に塩を振りかけたような味わいでした

  • 嬉野の銘酒。百周年記念ボトルです

  • 鰯のタタキです。脂が乗って来たので、胡麻や茗荷や大葉との相性もバッチし

  • 余市の鮟肝に蝦夷鮑です

  • この蝦夷鮑も立派ですね。炊いてこの大きさですから

  • プリンのような食感の鮟肝。一切れはそのまま山葵で。もう一切れはお揚げに包んでいただきます

  • 鰆の西京味噌焼き。焦がさずにしっかりと火が入っているのが凄い

  • 墨烏賊です

  • 佐賀の小肌

  • 藁で燻した鰤

  • しめ鯖です。振り柚子の香りが合う

  • 浜中産の馬糞ウニです。中のウニが見えない\(//∇//)\

  • 穴子です。撮影に手間取っているとツメが流れてしまいました

  • 玉子です。フカフカのベッドみたいです

  • 他店ではなかなかありつけない山形の銘酒。それも限定品だもんね、アハッ。

  • 魚沼の銘酒

  • 焼津の銘酒

  • 神戸の銘酒

  • 此方に来たら十四代は外せません

  • 階段の手前の看板です

2022/11/14 更新

15回目

2022/09 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に男伊達を見た、の巻

土曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜はおよそ二か月ぶりのこちら、鮨 しゅん輔さん。
ここ二回ほど続けて二人でお伺いしていたので、久しぶりのお一人様時間。誰に気を使うこともなく、のんびり、マッタリ、心地良い時間に漂います。

いつもの通り高岡氏の正面に座り、ご挨拶。
蒸し暑い夕暮れだったので、迷わず小さめの生ビールをお願いし一気呵成に飲み干します。

今夜は余裕をもって配置された十席のカウンター。
ラッコの他のお客様は、ほとんどが地元の方達のようです。みなさん静かに盃を重ねておられました。

ラッコのスマホのトップ画面を覗く高岡氏。

『xxxさんの奥様のお写真、いつも素敵だなぁ、と思って』と、口角が上がります。

『えっ、そうすか。そいではスマホを高岡さんに向けて置くようにしましょうか、アハッ』と照れるラッコ。

『なかなか家内と二人で出かけられるような商売じゃないんで、ホント、羨ましいっす』とちょっとだけ寂しそう。

男伊達の好漢は例外なく優しい。
きっと高岡氏の奥様もお子様も幸せなこと、間違いありません。

さてさてそれでは本題です。
いただいたものは以下の通り。

ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
台風の接近で魚が揃うのか心配しておりましたが、そこは万全の準備で臨まれた高岡氏。
『海が荒れることは分かっていたので、その前からちょっと多めに仕込んだり、いろいろと八方手を尽くしました。これでご満足いただけないようでしたら、もう店をたたむしかありません』
『そうですか、そいじゃ期待しちゃお、アハッ』
『お手柔らかにお願いします』
いつにも増して楽しい会話。
そして、肝心のつまみも握りも一切の隙なし。これは通い続けますね。

<つまみ>
●茶碗蒸し:浅利出汁、生海苔
●真鯛:五日寝かせ、塩
●九絵:五日寝かせ、昆布〆、本山葵
●水蛸:酢橘
●煮蛸
●加治木:漬け
●煮バイ貝
●新イクラ
●鰯の薬味和え:茗荷、ガリ、大葉、胡麻
●岩モヅク酢
●蒸し鮑
●鮟肝:稲荷、胡瓜
●真魚鰹:西京味噌焼き

<握り>
●白イカ:塩、酢橘
●カマス:昆布〆
●石陰貝:三陸
●赤身:漬け、戸井
●大トロ:戸井
●小肌:舞阪
●ボタン海老:海老味噌乗せ
●喉黒:藁炙り
●手巻き:ムラサキ、馬糞ウニ
●穴子
●太巻き:鮟肝、干瓢
●玉子

<お酒>
日本酒はお任せでお願いしました。

・生ビール:小サイズ
・ゆきの美人:純米吟醸、ひやおろし、秋田
・駿:純米、福岡
・十四代:吟撰、夏季限定、山形
・日高見:超辛口純米、石巻
・石鎚:純米吟醸、西条
・惣邑:純米大吟醸、山形
・竹泉:2012BY古酒、純米、兵庫
日本酒は五合弱くらい

  • 最初は生ビール。小さめのグラスでお願いしました

  • 最初は茶碗蒸しからスタート

  • 生海苔の茶碗蒸し。お出汁は浅利です

  • 生海苔の香りが好き

  • 秋田の銘酒でスタート

  • 五日寝かせた真鯛です。塩でいただきました

  • やはり五日寝かせたクエ。表面のチリチリが素敵。こちらは山葵でいただきます

  • 水蛸です。塩と振り酢橘で味わいます

  • 加治木です。メカジキとのこと

  • 加治木です。こいつはネットリして最高の味わいでした

  • バイガイです。地味をいかすため、薄めの出汁で煮付けています

  • 福岡の銘酒

  • 新イクラです。濃ゆい、上質な卵黄です

  • 鰯を千切りにして、大葉、ガリ、茗荷、胡麻と和えました。日本酒を呼びます

  • 夏季限定の十四代が出てきました

  • 岩モヅクの酢のものです

  • 手前は余市の鮟肝。お揚げと胡瓜を巻いていただきます。奥は蒸し鮑

  • 蒸し鮑です。塩をまぶして脱水し、蒸し上げます。余分なお酒は使いません

  • マナガツオの最強味噌焼きです

  • 石巻の銘酒

  • 新イカです。薄く削ぎ切りしているので、全く歯にあたりません

  • 愛媛の銘酒

  • カマスの昆布〆。片面しか昆布をあてないので、昆布の旨味が入り過ぎず仄かなかおりが漂う仕立て

  • 石陰貝。鳥貝と青柳と北寄貝を足して割ったようなお味

  • 赤身の漬け。戸井に揚がりました

  • 戸井の大トロ

  • 大トロです。結構、厚切りです

  • 戸井の大トロ。シャリの温度が上がりました

  • 山形の銘酒です

  • 舞阪の小肌

  • ボタン海老が勢ぞろい

  • ボタン海老に海老味噌がトッピング

  • 藁で燻したノドグロです

  • 左が馬糞、右がムラサキだったかな?

  • ウニ二種の手巻きです

  • 十年物の古酒です。ビールのような色合いでした。この熟成香が好き

  • 穴子です

  • 鮟肝?を和えた干瓢太巻き

  • 玉です

2022/09/18 更新

14回目

2022/07 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に稀代の寵児を見たのだ、の巻

土曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜は食べ友女子とふたりで”鮨 しゅん輔”さんにお伺いしました。

いつもの通り、俊輔さんの正面に座り、ご挨拶。
日本酒で乾杯しながら、いきなりその女子が食いつきます。アハッ、ツマミじゃなくて俊輔さんにですけどね。

『包丁で魚を斬ってるときに口角が上がってる。きっと斬ることが好きに違いないわ』と呟く、自称、元峰不二子。

『うん。確かにあの笑顔で、数多の女子を斬りつけて来たに違いない、グフッ』とラッコ。

フッ、フフフ、と小さく肩の震える俊輔さん。必死に笑いをこらえているようです。

さすが山梨が育んだ、自称、元峰不二子嬢。
破壊的なダイナマイトバディ(色んな意味で)と上目遣いの眼差し(カウンタに座っているので自然とそうなります)で、お初にもかかわらず、いきなり俊輔さんの懐に飛び込みます。

『ねっ、どうしてそんな小麦色の肌なのかしら?』

『エッ、アッ、イヤ、アハッ、休みの日に公園で子供を遊ばせていたら・・・』

『なんだ、お子さんがいらっしゃるのね、ザン、ネン』

ルパン三世のように手玉に取られる俊輔さん。でもなんだか嬉しそう。きっと気が合うんだな。

さてさて、それでは本題。

ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
星鰈とトキシラズの旨味に悶絶。地焼きの穴子のパリッパリの皮に思わず頬の緩むラッコ。
元不二子嬢と俊輔さんの掛け合いも楽しく、実に和やかな時間となりました。
さぁってと、駅前で二次会かな。

<ツマミ>
●茶碗蒸し:蛤
●星鰈:宮城
●トキシラズ:北海道
●煮蛸
●水蛸:北海道
●カジキマグロ:西京味噌漬け
●白バイ貝
●白海老:昆布〆
●平貝:海苔佃煮
●黒アワビ:勝浦
●鮟肝お揚げ
●穴子:地焼き、対馬

<握り>
●白イカ
●カマス
●北寄貝
●鯵:出水
●中トロ:境港、121kg
●背トロ:境港
●小肌:佐賀
●牡丹海老
●金目鯛
●三陸ムラサキウニと利尻の馬糞ウニ:手巻き
●痛風巻:鮟肝

<お酒>
・土佐しらぎく:純米吟醸、微発泡生
・豊能梅:純米吟醸、おりがらみ生、高知
・平井六右衛門 心星:純米吟醸、岩手
・十四代:純米吟醸、龍の落とし子、山形
・義侠 はるか:東条特A山田錦、愛知
・惣邑 雪の女神:純米大吟醸、斗瓶取り、山形
・菱湖 JUICE:純米吟醸、生酒、新潟
日本酒は六合弱

  • 夏の濁り酒でスタート

  • 茶碗蒸し。そこにタップリの蛤が潜みます

  • 高知の銘酒

  • トキシラズです。これはウンマイ

  • 星鰈です。塩と山葵でいただきます

  • 高知の銘酒

  • 煮蛸です。歯がいらない

  • 北海道の水蛸です。酢橘と塩でいただきます

  • 塩で余分な水を出し、その隙間に西京味噌を浸透させました。生ハムのような食感です

  • 岩手の銘酒

  • 白バイ貝です

  • 白海老の昆布〆

  • 平貝。海苔の佃煮乗せ

  • 鮟肝お揚げと勝浦の黒アワビです

  • 山形の銘酒

  • 対馬の穴子の地焼き

  • 愛知の銘酒

  • 白イカです。薄い水平切りを二枚重ねました

  • カマスです

  • 北寄貝です

  • 山形の銘酒

  • 鯵です

  • 中トロです

  • 背トロです。シャリの温度を上げました

  • 本峰不二子が邪魔をします\(//∇//)\

  • 小肌

  • 牡丹海老です

  • 金目鯛です。本峰不二子がちょっかいを出してきます\(//∇//)\

  • 七本目に突入してしまった。新潟の銘酒です

  • 二種類のウニの手巻きを頬張るオヤジ

  • 利尻の馬糞と三陸のムラサキです。隣のおじさんが開いて見せてくれました

  • たしかに耳たぶがデカい\(//∇//)\

  • 対馬の穴子

  • 対馬の穴子、二貫目かな?覚えてないや、アハッ\(//∇//)\

  • 痛風の敵。鮟肝ご飯

  • 玉子

2022/07/10 更新

13回目

2022/06 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に迸る男気、の巻

土曜日の夜です。

今夜はおよそ三か月ぶりのこちら、鮨 しゅん輔さんにお伺いしました。

いつもは一人でゆっくり、マッタリ、阿佐ヶ谷の夜を愉しむところですが、今夜はくだんのひまわり娘とご一緒します。

駅の改札でひまわり娘を待つラッコ。
LINEが届きます。

『お店の前で待っててチョー...』
『オッケー』とネコウサギのアイコンで返信したものの、えっ、まっ、まさか...

玄関先で待っていると、アイヤァ~、スマイルホテルの角を右折するひまわり娘を発見。
髙橋尚子さんのシドニーの姿が重なります。

はっ、速い。
ラッコの百メートル走より明らかに速い。

バンザ~イ、と諸手を上げてラッコのもとに駆け込むグリコ印のひまわり娘。

『イエィ~!』
自宅から11キロ、歩道を走ってきたみたい。

『小一時間かな、アハッ、でもっ、トッ、トイレ、トイレ』

地下に案内し、トイレで汗を拭き拭き、着替えも済ませます。

高岡氏の正面に座り、駆けつけの生ビールを二杯立て続けに飲み干すひまわり娘。

『ウッミャイ、アハッ』と、ニコニコ微笑みます。

呆然と固まる高岡氏。
でも何だか嬉しそう。

そりゃそうですよね。
会話の流れでタメと知り、更に距離が近づいたようです。

さてさてそれではいただいたものは以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお読みいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<まとめ>
今夜は何と言っても宮城の星鰈。4.7kgの大物なので、小さめの座布団くらいの大きさかな。鮃や眞子とは明らかに異なる旨味に朦朧としてしまいました。
プリンのようにフワフワ仕立ての鮟肝もまた嬉し。
それにラッコは初めてでしたが、対馬の焼穴子も抜群にウンマかったっす。

<つまみ>
●茶碗蒸し:蛤
●縞鯵:愛媛
●星鰈:宮城
●水蛸:塩、酢橘
●煮蛸
●白バイ貝:酒蒸し、島根
●加治木:塩〆して西京味噌漬け
●白海老:昆布〆、富山
●平貝:海苔佃煮、柚子胡椒
●鮟肝:お稲荷、胡瓜
●メガイ:酒蒸し、勝浦
●穴子:雉焼き酢茗荷、対馬

<握り>
●白イカ
●エボ鯛:昆布〆
●鳥貝:舞鶴
●鯵:出水
●中トロ:塩釜
●中トロ:塩釜、シャリ温度違い
●小肌
●牡丹海老:海老味噌乗せ
●加治木
●バフンウニ:手巻き
●穴子
●鮟肝:太巻き、奈良漬
●干瓢巻き

<お酒>
・愛宕の松:ひと夏の恋、純米吟醸、宮城
・駿:純米、福岡
・十四代:純米吟醸、酒未来、山形
・福寿:純米吟醸、神戸
・大号令:純米、広島
・磯自慢 水響華:大吟醸、焼津
日本酒は約五合くらい

  • 最初は生ビール。だって蒸し暑いもんね

  • 最初の器は何でしょう?

  • 茶碗蒸しでした。蛤の切り身が中に潜んでおります

  • 宮城の星鰈、珠玉の味わい

  • 愛媛のシマアジです。健全な甘い脂

  • 水蛸です

  • 真蛸の柔らか煮

  • 島根の白バイ貝の酒蒸しです

  • 加治木の西京味噌漬け。お酒に合う

  • 福岡の銘酒。しゅん輔さんだけに”駿”

  • 富山の白エビの昆布〆

  • 平貝の海苔佃煮のせ。粉末は乾燥させた柚子胡椒です

  • 山形の銘酒です

  • フワフワの鮟肝

  • 勝浦のメガイの酒蒸し

  • 対馬の穴子の付け焼きです。こいつは大好き

  • 神戸の銘酒

  • 鮟肝は半分残してお揚げに包んでいただきます

  • 白イカ

  • エボ鯛の昆布〆

  • 舞鶴の鳥貝

  • 出水の鯵

  • 塩竃の中トロ

  • 中トロ二貫目。シャリ温度違い

  • 小肌

  • 広島の銘酒

  • ボタンエビ

  • 加治木

  • ウニの手巻き

  • 焼津の銘酒

  • 穴子

  • 鮟肝の太巻き

  • 干瓢巻き

2022/06/19 更新

12回目

2022/03 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に駿馬を見た!、しゅん輔だけに、アハッ、の巻

土曜日の夜です。

中野から移動し阿佐ヶ谷へ。
お店の前で待っていると、時間ちょうどに階段を駆け上がる音。

『お待たせしましたぁ』と若い衆。

昨年十二月以来の”しゅん輔”さん。
板の正面に座り、『今更ですが、今年もよろしくお願いします』と呟くラッコ。

『こちらこそ。でも今年、お初でしたっけ。なんだか毎週お会いしているような気が...アハッ』と若き駿馬。

相変わらず、落ち着いた爽やかさ。
気持ち良いっすね。

さてさて今夜のコース内容は以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお読みいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<つまみ>
一昨日がお雛様ということで、蛤の茶碗蒸しからスタート。
『季節柄、むっちゃ、高かったっす』と駿馬。
上物をお使いだから仕方ありません。伊勢だか鹿島灘か分からないけど、この蛤の汗は凄い。まさに濃縮蛤汁。
4.5kgの房総の鮃。メジの腹カミの若くて健全な脂にも悶絶。
子持ち槍烏賊や鮟肝など、ひと手間掛けたツマミは、素材の滋味と地味をいかした薄味の仕立て。
『味をつけ過ぎると、ナンの味だか分かんなくなっちゃいますからね』と、眼を見て几帳面に呟く駿馬。
お酒が進む進む。

●蛤:茶碗蒸し
●鮃:房総
●メジ鮪
●水蛸:北海道
●水蛸:柔らか煮
●太刀魚:炙り、竹岡
●煮牡蠣
●平貝:炙り、海苔佃煮、乾燥柚子胡椒
●ノレソレ:三杯酢
●子持ち槍烏賊:菜花添え
●鮟肝と蒸し黒鮑:お揚げと胡瓜
●鰆:西京焼き

<握り>
白魚の昆布〆が最高でした。子を持っている個体もあるので、シャリシャリ感がまた心地良い。
金目鯛は藁で燻してひと手間を加えます。この薫香に最早、意識が朦朧とするラッコ。

●墨烏賊
●白魚:真昆布〆、宍道湖
●北寄貝
●赤身:三崎、天端近く
●中トロ:三崎
●小肌
●金目鯛:藁焼き
●〆鯖
●車海老
●ウニ:手巻き
●穴子:対馬
●鮟肝:中巻き
●卵焼き

<お酒>
日本酒は駿馬に全て一任。
広島の大号令が取り分け口に合いました。

●ハイボール
●あたごのまつ:はるこい、純米吟醸、濁り生、大崎
●十四代:純米吟醸、おりからみ荒走り、村山
●大号令:純米生原酒、広島
●日高見:辛口純米、石巻
●磯自慢:純米吟醸、東条特A山田錦、焼津
●初亀:純米吟醸、からからべっぴん、藤枝
●義侠:純米原酒、東条特A山田錦、愛西
日本酒はグラス七匁として五合くらい。

  • ハイボールでスタート。濃ゆい、この濃さが大好き

  • これは何かな?

  • 茶碗蒸しでした

  • 中からは蛤が。そうか、一昨日はお雛様でしたもんね

  • 鮃です。4.5kgの大物

  • メジマグロです。畳んだ状態でこの大きさ

  • メジマグロを拡げたところ。腹カミ部位ですね

  • 水蛸を塩と柚子でいただきます

  • 蛸の柔らか煮。歯が要らないっす

  • 竹岡の太刀魚。皮目を炙ります

  • あたごのまつです

  • 良いですね。この薄桃色

  • 名残の煮牡蠣

  • 平貝の炙り。海苔の佃煮乗せ。薬味は乾燥させた柚子胡椒です

  • のれそれ。デカい!

  • 山形の銘酒

  • 季節ですね。子持ち槍烏賊です

  • 鮟肝と黒鮑の蒸し

  • 広島は熊野のに大号令。初めてのお酒です

  • 鰆の西京焼き

  • 石巻の銘酒

  • 墨烏賊です

  • 宍道湖の白魚の真昆布〆

  • 北寄貝です

  • 焼津の銘酒

  • ルビー色の軍団

  • 赤味です

  • ど~れにしようかな、アハッ

  • 三崎の中トロ

  • 藤枝の銘酒

  • 小肌です

  • 金目鯛。薫香を纏います

  • しめ鯖です

  • 愛西の銘酒

  • 車海老。太い

  • バフンウニの手巻き

  • 対馬の穴子。大人の離乳食のようなフワフワ食感

  • 痛風さん、こんにちは。鮟肝巻です。

  • たまご

2022/03/06 更新

11回目

2021/12 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に若鷲を見た!、の巻

金曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

およそ一ヶ月ぶりに訪れたのは、こちらの“鮨 しゅん輔“さん。以前、水天宮のお寿司屋さんでお世話になったフォロワーさんと二人でお伺いしました。

9時スタートなので、終電に間に合わないことは織り込み済み。フォロワーさんはホテルをお取りですが、ラッコは小田急で行けるところまで行って、あとはタクシーで巣に戻ることに。

さてさて今夜のお客さんですが、ラッコ達の他は皆さんお若いカップルさんが五組。

お鮨をつまんだ後は、ハッスル、ハッスル、なんちゃって、お昼の洋食屋さんの気分がまだ抜けきれていませんね、アハッ\(//∇//)\

今夜のおつまみですが、一週間寝かせた下関の九絵、スルメイカの塩辛、大船渡の煮牡蠣、氷見の鰤の漬けが秀逸。素材の地味を失わない薄味の仕立てが、ことの他口に合います。

握りは、なんと言っても久慈産の大トロ。
津軽海峡を無事抜けて尻労で親潮にぶつかり南下したところで、アイヤァ、岩手の延縄に捕まっちゃいました。コイツは、ウンマイ。銀座や東麻布の名店にも引けを取らない、素晴らしい魚体でした。

詳しくは写真欄にコメントを記載しておりますので、画像とともにお楽しみいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<つまみ>
●茶碗蒸し:白子摺流し
●九絵:真昆布〆、15kg、一週間寝かせ、下関
●鮃:一日寝かせ、宮城
●水蛸:生、柚子の香
●煮蛸
●煮牡蠣:大船渡
●香箱
●スルメイカ:塩辛
●蝦夷鮑:蒸し、北海道
●鮟肝:余市
●寒鰤:漬け、氷見
●鰆:西京焼き

<握り>
●墨烏賊
●勘八:22kg、3日寝かせ、三重
●北寄貝
●大トロ:腹かみ一番、久慈、樋長
●大トロ:カマスジ、久慈、樋長
●小肌
●金目鯛:藁焼き
●鯖寿司
●天然車海老
●馬糞ウニ:手巻き
●穴子:対馬
●鮟肝:中巻き
●玉子

<お酒>
●生ビール
●磯自慢:純米吟醸、東条特A山田錦、焼津
●十四代:中取り純米吟醸、山形
●十四代:中取り純米、山形
●惣村:限定中取り、純米吟醸、山形
●義侠 はるか:純米吟醸、東条特A山田錦、愛知
●松の司:純米大吟醸、滋賀
●義侠:純米、愛知
●たかちよ:純米大吟醸、新潟
日本酒は八匁として六合超え

  • 最初は生ビール

  • 最初は胃を温めるために温かいお椀が出てきました

  • 白子の摺流しの茶碗蒸しです。猫舌なので、ハフハフ、ホフホフ、冷ましながら食べますが、十二人のお客さんの中で一番遅かった、アハッ

  • すかさず、焼津の銘酒にシフト

  • 左側一日寝かせた宮城の鮃。塩でいただきます。右が一週間寝かせた下関の九絵。15KGって、デッカいですよね、アハッ

  • 1日寝かせて適度に余計な水分が抜け落ちました。弾力のある歯触りな感嘆

  • この九絵はもはや、肉。昆布〆ですが、真昆布なのでしつこいあみのさんはなく、程よい香りに朦朧としちゃいました

  • 九絵に山葵を乗っけてアンムッ。まるで鶏肉やねん\(//∇//)\

  • 煮蛸。色見ほど味は濃くなく、蛸本来の地味を生かします

  • 水蛸の生。振り柚子の香りでいただきます

  • 大船渡産の煮牡蠣。エキスの染み出たお汁当然全て飲み干します

  • 季節ですからね、香箱です。脚肉と外子。内子と脚肉の混ぜシャリが敷かれております。これくらいの量がちょうど良いかも

  • 山形の銘酒

  • スルメイカの塩辛。ひとつづつ大事につまみながら、銘酒と合わせます。もうね、最高の夜なのだ

  • 氷見産の鰤の漬け。日本海を降りてきました、お腹が真っ白な寒鰤様。まるで生ハムみたいっす

  • 寒鰤を広げたところ。これはもうね、抜群の美味さっす(^◇^)

  • 右は蝦夷鮑の蒸し。左は余市の鮟肝

  • 十四代はなんでもウンマイ

  • 余市の鮟肝をキツネさんで包みます。まるで鮟肝がスフレかプリンみたい。溶けて無くなってしまいました

  • 寒鰆の西京焼き。お酒が進みます

  • しゅん輔さんにお伺いしたら、この特約店別誂えの惣邑をいただかない訳にはまいりません

  • 墨烏賊。つるんつるんの食感。酢橘の酸味でいただきます

  • するめいかの塩辛。ちょっとずついただいているので、握りに入ってからもお酒でチビチビやってます

  • 三重産の22キロのカンパチ。デッカイっすね。三日寝かせで旨味が充満

  • 義侠の東条特A山田錦の銘酒です

  • 北寄貝。内臓のモフモフがウンマイ

  • 久慈の腹カミ一番。これはもう言葉になりません

  • 同じく久慈のカマ筋

  • 握りになってからも日本酒が好き

  • 小肌です。ちょうど良いサイズ。塩梅も最適

  • 金目鯛の藁焼きです。脂が多目なので、赤酢のシャリに合わせました

  • 鯖すし。サバはホントにエライ!

  • 五百万石の義侠

  • 日本酒は摺り切り一杯のグラスで供されます。八匁くらいでしょうか?

  • 天然の車海老。デカいっす

  • バフンウニの手巻き。半分ほどいただいたところです。汚くてごめんなさい

  • 新潟の銘酒です

  • 対馬の穴子。このツメだけで一合、呑めちゃいそう

  • 鮟肝の中巻き。もうね、スフレというか、プッチンプリンというか、舌の上で溶けてなくなりました

  • たまごです

  • イケメンのしゅん輔さん。次回が早くも待ち遠しい

2021/12/12 更新

10回目

2021/11 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に若鯱を見た!、の巻

土曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

前回が八月でしたので、およそ三ヶ月ぶり。
おひとり様なので、いつもの通り、しゅん輔さんの正面に案内されます。

『すいません。キャンセル待ちをお願いしておきながら、相方の都合がつかず、ご迷惑をお掛けしました。イケメン大好きな女子をお連れする予定だったのですが・・・』

『いえいえ、おいくつくらいの女子ですか?』
『ハンカチ王子と同学年と言うておりました』
『えっ、タメだ。おんなじですぅ』
『あっ、そいでは、是非是非、連れてきます』

なんて約束しながら、二人の席だと土曜日縛りで七月って、アハッ\(//∇//)\

それはともかく、今夜も素敵な時間をありがとうございます。

しゅん輔さんの柔らかく、素材の邪魔をしない優しい味付けが好きなラッコ。取り分け今夜は、鰤と鰹が口に合いました。

もちろん、名酒揃いなのも嬉しい限り。

次回は来月。
遅い時間にお伺いいたします。

いただいたものは以下の通り。
ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお読みいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<つまみ>
●養老蒸し:山芋と銀杏
●九絵:昆布〆、下関
●真鯛
●水蛸
●煮蛸
●戻り鰹:気仙沼
●蒸し牡蠣
●塩イクラ
●鰤:藁焼き
●鮟肝:余市
●蝦夷鮑:蒸し
●鰆:西京焼き

<握り>
●墨烏賊
●鯵:出水
●赤身:延縄、戸井
●中トロ:腹シモ、延縄、戸井
●小肌:天草
●喉黒:藁炙り
●秋刀魚
●〆さば:青森
●車海老
●雲丹:手巻き、噴火湾
●穴子:対馬
●鮟肝:中巻き
●玉子

<お酒>
●ハイボール
●福寿:純米吟醸、神戸
●十四代:中取り、純米吟醸、山形
●十四代:超特選、純米大吟醸、山形
●磯自慢:水響華、大吟醸、焼津
●東一:純米吟醸、嬉野
●南方:純米、和歌山
●たかちよ:おりがらみ、新潟
日本酒は五合程度

  • この鰤も最高。北海道産です

  • 気仙沼の戻り鰹。赤身なのに脂がすごい。煌めいております。これは悶絶級の美味さ!

  • 戸井の中トロ。厚切りです

  • 海のプッチンプリンでした

  • 鯵。出水です

  • 養老蒸し。すりおろした山芋の上にカツオ出汁を張り、銀杏をトッピング。胃が喜ぶ味わい。

  • 真鯛です

  • 下関産のクエの昆布〆。四日目です。まるで求肥のような食感に変化しておりました

  • 真鯛に塩をトッピングします

  • クエには山葵をトッピング

  • 生の水蛸です

  • 此方は煮蛸

  • 蒸し牡蠣

  • 塩イクラ。イクラ本来の地味を楽しめます

  • 鰤に山葵が合う

  • 余市産の鮟肝。プッチンプリンのような食感に仕上げてありました。一切れは山葵で。もう一切れはお揚げに包んでいただきます。奥は蝦夷鮑の酒蒸し

  • 鰆の西京焼き

  • 墨烏賊。切り込みを入れず、ツルンツルンの食感を愉しみます

  • 戸井の延縄。樋長さんから届きます

  • 天草の小肌

  • 喉黒です。藁で燻しました。ヒントが甘く、すいません

  • 秋刀魚です。内臓の苦味が秀逸

  • シメサバ、青森です

  • 車海老。デカい

  • 噴火湾の馬糞ウニの手巻き

  • 対馬の穴子

  • 鮟肝の中巻き

  • 玉子

  • 今夜はハイボールでスタート

  • 出ました。山形の銘酒

  • 十四代の純米大吟醸です

  • 新潟の銘酒

  • 神戸の銘酒でスタート

  • 和歌山の銘酒

  • 佐賀の銘酒

  • 焼津の銘酒、磯自慢です

2021/11/07 更新

9回目

2021/08 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に若き麒麟を見た

土曜日の夜です。

上野の国立科学博物館で三時間ほど知識欲を満たし、神田で乗り換え、阿佐ヶ谷に到着。

予約時間の十分前に到着すると一番乗り。
別に早く来てもギリギリにきても座る席は決まっているので、もう少しノンビリ歩いてきても良かったかな。

杉並区の有線放送から♪夕焼け小焼け♪が流れる中、階段を駆け上がる音がトントントン。

引き戸を開けて顔を覗かせる高岡氏。
正面に立つラッコを見て、思わず笑みがこぼれます。

『xxxさん、いっ、いつも面白いっすね』

えっ、何のことやろ。
立ち姿のことかな?
確かにカワウソ君みたいだし...

まじめな顔に戻った親方。

『いつものところにお座りください』
『はい。分かりました』

トコトコトコと階段を降りるラッコ。

おやっ、今夜は八席のようですね。

『やはりコロナ対策で間引かれているんですか?』

『いえ、そういう訳では無くて、一週間前にショートメールをお送りするんですけど、そこでキャンセルが出まして...』と悲しげな瞳。良い男はどんな表情も絵になる!

『七名がギリギリでしょうか。六名になるとお待ちのお客様にご案内するようにしているんですけど』

なるほど、カウンターは十二席なので、さすがに半分になるとちょっと寂しいですもんね。

さてさて、八月下旬の魚はどんなんでしょう?
いただいたものは以下の通りです。

ひとつひとつの詳細なコメントは写真欄に記載しておりますので、画像と一緒にお読みいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。

<つまみ>
今夜のツマミはいつにも増して強力なラインアップ。
定番は勿論のこと、カマスの炙りと黒鮑に悶絶。カマスの皮はウンマイ。独特な芳香なんですよね。
黒鮑はメガイに近い個体のようですが(鮑は交雑が複雑でなにがなんだか素人には分かりません)、地味と滋味に溢れておりました。塩もみしてそのまま蒸し器にかけるだけ。お酒も水も入りません。内側に閉じ込められた鮑の汗を堪能します。
ハシリの新イクラにも舌鼓を打ちます。まだまだ若いので、粒も小さく、濃厚な黄身の旨味と言うよりは良質なウズラ卵のような柔らかい味わいでした。これはこれでウンマイ。

●養老蒸し:山芋と枝豆
●真鯛:塩
●縞鯵:山葵
●鰹:タタキ
●水蛸:酢橘
●煮蛸
●白海老昆布〆:煎り酒
●新イクラ
●平貝:炙り、海苔佃煮乗せ、柚子胡椒と七味
●黒鮑:蒸し
●北寄貝
●カマス:炙り
●マナガツオ:西京焼き

<握り>
甘鯛、カナダから空輸された大トロ、鯵、ノドグロ、穴子に悶絶。なかでも藁で燻したノドグロには我儘な舌も胃も喜びます。

●白イカ:薄切り三枚重ね
●石垣貝
●新子:三枚付け、天草
●甘鯛:昆布〆
●大トロ:カナダ、樋長
●大トロ:カナダ、腹ナカの蛇腹、樋長
●鯵:兵庫
●喉黒:藁炙り
●鰯:中巻き
●車海老
●ムラサキウニ:手巻き
●穴子:対馬
●マグロ:中巻き
●玉子

<お酒>
割愛します

  • 最初は小さなお椀からスタート

  • 中身は養老蒸し。山芋の摺り流しです。枝豆の青臭さと合う

  • 真鯛です。塩でいただきます。捌きたてのカチカチではなく、良い感じに馴染んでいます

  • シマアジです。軽く煮切りを塗っているので、これは山葵をたっぷりとのっけてアンムッ。健全な脂に舌鼓

  • 鰹のタタキです。まだ脂はそんなの乗っておらず、むしろ青魚の酸味を感じます。鰯や秋刀魚を食べているのかな?

  • 水蛸です。定番のツマミですね。酢橘の香りと塩でいただきます

  • 煮蛸です。甘さは抑えめで、蛸自体の地味を引き出した仕立て

  • 白エビの真昆布〆です。仕上げに煎り酒。こいつはもうね、タマラン!

  • 初秋が旬の新イクラ。もうそんな季節になりました。ハシリなので、まだ小さく味わいも濃厚な黄身と言うよりはウズラ卵のような爽やかさ

  • 平貝を軽く炙り、柚子胡椒を混ぜた海苔の佃煮でいただきます。七味のピリッと感と合う

  • 左から北寄貝。蒸し黒鮑、カマスの炙りです

  • 北寄貝。肉厚でした

  • カマスの炙り。焼けた皮の香りがたまりません。こいつは好き!

  • 常磐の黒鮑。塩もみしてそのまま蒸すだけ。鮑の滋味と地味が閉じ込められた身に悶絶必至

  • 北寄貝の裏のモフモフ。鮮度の証です

  • マナガツオの西京味噌漬けの炙り。ウンメイ!

  • マナガツオのお腹部位です。最高っす!

  • 白イカの薄切りの三枚重ね。イカの身は内側に旨味が充満しているので、この仕立ては大正解

  • 岩手の石垣貝。鳥貝と北寄貝の中間のような味

  • 天草のシンコ。三枚付け

  • 甘鯛の昆布〆。ほのかに漂う昆布の香りが食欲をそそります

  • 大トロ。カナダです。仲卸は樋長さん。今は近海物より、ボストンやアイルランド、カナダがベストと感じます

  • こちらもカナダの大トロ、蛇腹部位です、腹カミではなく腹ナカとのこと。どんだけおデブなマグロさんなんやねん

  • 兵庫産の鯵です。日本海側かな?

  • ノドグロです。脂が多いのでシャリは酸が強めの赤酢を効かせます。藁で炙ったその香りに悶絶

  • 鰯の中巻きです

  • 車海老。でっぷりと太っておりました

  • 中は見えないけどムラサキウニだったはず

  • 対馬の穴子

  • 鮪の中巻き

  • 〆の玉子です

2021/08/22 更新

8回目

2021/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に若き益荒男を見た

土曜日の夕暮れです。

今夜は三か月ぶりの阿佐ヶ谷の夜。
訪れるのは勿論、こちらの”鮨 しゅん輔”さん。

予約時間の十分ほど前に到着すると、すでに二組が外でお待ちでした。

ほどなくすると、杉並区の有線放送から『夕焼け小焼け』の童謡が流れ始めます。

♪カラスと一緒に帰りましょう~♪
うん。お鮨をいただいてからね、アハッヾ(≧▽≦)ノ

トントントンと階段を上がる音。
扉を小さく開け、顔を覗かせる高岡氏。

どうやら個室をご予約のお客様を確認されているようです。入り口が別なのでこれは欠かせません。若いお弟子さんに指示を済ませると、カウンターへのご案内がスタート。

ラッコはお一人様なので、いつもの指定席、親方の正面に椅子を引かれます。

『お久しぶりです』と、まな板に両手を置き、頭を板に擦り付けるように下げる高岡氏。ラッコも軽く会釈を返しますが、依然として頭を下げ続けていらっしゃいます。

慌てて頭を下げ直すラッコ。

頭を上げる呼吸をつかもうと上目遣いでチラ見しますが、高岡氏は頭が重過ぎるのか(ゴメン)、平身低頭のまま、しばし五、六秒くらいが経過。

『アヤヤッ、間合いがつかめないっす』と泣きに入るラッコ。

やおら顔を上げ、ええっ、何事、とガン見している両脇のお客様に、『叔父貴なんです』と呟く高岡氏。

『えっ、ホントですか?』と驚く両脇のカップル。
『アッ、いやいや、血はつながっていませんが、心は繋がっていると思います』と返すラッコ。

ニヤリとキラースマイルの高岡氏。

ズッキュン!
まるで若き益荒男。

高鳴る胸。初恋みたいやないかい、アハッ。

初っ端からいじられますが、この阿吽の呼吸が大切。
カウンターは相性ですものね。この出会いは大切にしたいと思います。

さてさて、それでは今夜のコースは以下の通り。

出色は真蛸の柔らか煮、春子鯛、鯵、カマ筋の大トロ。
地味を損なわない薄めの味付けに舌も喜びます。

次回は八月。
夏の魚も楽しみですね。

ひとつひとつのコメントは写真欄に記載しましたので、画像と一緒にお読みいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。

<つまみ>
●生海苔の茶碗蒸し:浅利の出汁
●鰈
●桜鱒:青森、漬け
●水蛸:北海道
●真蛸:気仙沼
●白海老:昆布〆
●バイ貝:酒蒸し
●のれそれ:土佐酢と振り柚子
●平貝:炙り
●鮟肝と蝦夷鮑:お揚げ添え
●太刀魚の塩焼き:竹岡

<握り>
●白イカ:薄造り
●春子鯛:昆布〆、出水
●鯵:淡路
●大トロ:カマ筋、塩釜
●大トロ:腹カミ、塩釜
●小肌:江戸前
●鰯:梅巻き
●車海老:姫島
●馬糞ウニ:手巻き、浜中
●穴子:対馬
●玉子:プリン仕立て

<追加>
●皮ギシ:手巻き

  • 最初のお椀です。中身は次の写真で

  • 浅利出汁の茶碗蒸しです。トッピングは生海苔。この潮の香りが大好き

  • 左は眞子鰈、右は青森産の桜鱒の漬け

  • 眞子鰈です。塩と山葵でいただきます

  • 桜鱒の漬け。そろそろ名残の時期でしょうか?

  • 北海道産の生の水蛸。まだ生きているかのようでした。塩と酢橘でいただきます

  • 気仙沼産の真蛸の柔らか煮。なんでこんなに柔らかく仕上がるんやろう?

  • 富山湾の白エビ。繊細な味を損なわないよう真昆布を軽くあてています。薬味は鰹節と梅と日本酒で作る煎り酒

  • バイ貝の酒蒸し。これはデッカイ

  • のれそれ。土佐酢と振り柚子でいただきます

  • 平貝の炙り。トッピングは海苔の佃煮です。磯辺巻きの変化球ですね。薬味はパウダー柚子胡椒と七味でした

  • 手前は宮城県産の蝦夷鮑の酒蒸し。奥は青森産の鮟肝。この鮟肝はプリンのような食感でした

  • 千葉の竹岡の太刀魚。シンプルな塩焼きが一番旨い

  • 白イカです。写真では分かりにくいのですが、表面の硬い皮を剥ぎ、内側の柔らかい部位の薄造り(コンマ数ミリ)を複数枚重ねています

  • 出水の春子鯛。こちらでは旬の四月と五月しか使用されないとか。真昆布で軽く旨味を添加。完璧な味わいです

  • 淡路産の鯵

  • カマ筋の揃い踏み

  • 塩釜のカマ筋大トロ

  • 腹カミの大トロ

  • 江戸前の小肌

  • 鰯の梅巻き

  • 姫島の車海老です

  • 浜中産のバフンウニを手巻きでいただきます

  • 対馬の穴子

  • プリンのような卵

  • 追加のネギトロの手巻きです。部位は皮ギシ。スプーンでこそぎ取りました。文句なくウンマイ

2021/05/16 更新

7回目

2021/02 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に若武者を見た

土曜日の夜です。

阿佐ヶ谷です。

今夜はおよそ三か月ぶりのこちら、”鮨 しゅん輔”さん。

都の指導に従い、夜の二回転を一回転に変更。六時スタートも五時に前倒ししての営業です。

以前と同じ高岡氏の正面の座席に案内され、ハイボールで唇を湿らせます。
シーバス、それともグレンフィディック?
このスモーキーさで胃も目覚めますね。

『すいません。五時に前倒ししてしまいまして...』と、低く頭を下げられる高岡氏。
マスク姿でもわかる、若武者のごとき凛々しさ。

声も良いんだよなぁ~!
惚れてまうやないかい!

絶対、一緒にサウナに入ったる!
ちゅうか、以前、オッケーを貰っていたかな、
アハッヾ(≧▽≦)ノ

なんだか妖しい方向に進みそうなので、軌道修正。

さてさて肝心のつまみと握りですが、変わらず納得の味。酒飲みオヤジの琴線を捉えて離さない技量と適切な距離感のサービス。

出るのはただただ、感嘆のため息のみ。
なんと居心地の良いことか。

取り分け、藁で燻して軽く漬けた寒ブリの旨味には目を瞠りました。他にもイカの塩辛、自家製唐墨の炙りなどなど、お酒が進む進む。

握りもビックリポン。

『このネタが分かれば、今お飲みのお酒、お会計は頂戴いたしません』とドヤ顔の若武者。

見れば乳白色の身。桜色にも煌めきます。
表面に浮かぶ脂のせいか、身の繊維は見えません。
身の付き方からして、ホウボウかなぁ、でもこんなに脂ギッシュじゃ無いよなぁ?

手に取り、頬張るラッコ。

『う~ん。この脂は深海魚系かなぁ、目鯛!』
『ブウ~ッ』
『えっ、えええっ、何やろう?』
『ラストチャンスです』
『うっ、ううっ、ゲンゲ?』
『生ではちょっと...』

ここで隣のカップルの女子が右手を挙げて、
『八角ですぅ~』と一言。

『大正解っす』と破顔一笑の若武者。

訊けばその女子、以前小樽寿司屋通りで食したことが有ったんだそうです。

『ウワッ、嬉しい。感動っす』とラッコ。

『珍しい魚が入荷したら分けてね、と仲卸にお願いしているんです』と若武者。

初めていただいた八角の旨味に悶絶したラッコ。
冬場の北の魚の実力に完敗です。

お酒も入手困難な数々の銘醸をいただき、ほろ酔い加減で気持ち良くお会計。

次回は初夏の魚を愛でに五月かな。

いただいたものは以下の通り。
詳細なコメントは写真欄に記載しましたので、画像とともにお読みいただければ幸いです。

そしてご馳走様でした。


<おつまみ>
●茶碗蒸し:白子の摺り流し
●鮃:三日寝かせ
●寒鰤:軽く燻して漬け
●水蛸:生
●水蛸:柔らか煮
●煮牡蠣
●烏賊の塩辛
●平貝:新海苔の佃煮添え
●煮鮑
●鮟肝:キツネ包み
●鰆:西京焼き
●唐墨:炙り

<握り>
●墨烏賊
●白魚:軽く昆布〆
●八角
●赤身
●中トロ
●小肌
●金目鯛:藁燻し
●〆鯖
●車海老
●馬糞ウニ:手巻き
●穴子
●玉子

<お酒>
●ハイボール
●三井の寿:純米吟醸、大辛口、福岡
●十四代:純米大吟醸、大極上、山形
●磯自慢:純米吟醸、焼津
●惣邑:純米吟醸、山形
●東洋美人:純米吟醸、萩
●墨廼江:大吟醸、石巻


  • 今夜はハイボールでスタート

  • 新しい容器かな?

  • 蓋を開けると鰹節の太い香りと白子の甘いコクが立ち上がります

  • つまみの斬りつけが終わります。おひとりキャンセルされたようで、十一人分でした。奥は鮃。手前は対馬産の寒ブリです

  • 板には塩と本山葵。この山葵、香りが良い。これだけで日本酒が一合、いけちゃいそう

  • 三日ほど寝かせた鮃。余分な水分が抜けて、求肥のような食感に変化。旨味も充満しています

  • 寒ブリを藁で燻して軽く漬けこみます。背中とお腹の部位をひと切れずつ。これはウンマイ。今夜のナンバーワン。海の生ハムかな

  • 生の水蛸。酢橘を絞っています。塩でいただきました

  • 同じく水蛸ですが、こちらは柔らか煮。山葵をトッピングしてアンムッチョ。大根と紅茶?の香りが鼻腔を駆け抜けました

  • 煮牡蠣。でかい。温かい海のミルクが充満しておりました

  • たまらず日本酒にシフト。福岡の銘酒です

  • 摺りきり一杯です

  • イカの塩辛。昨年の秋口にいただいたゴロより遥かに濃厚。やはり冬場のイカの内臓はウンマイ

  • 塩辛の残ったエキスに本山葵を混ぜていただきます

  • 山形の銘酒。入手困難な純米大吟醸でした。これはホントにもう、ヤバイっす

  • 平貝の磯辺のしゅん輔ふう仕立て。新海苔の季節なので、生海苔の自家製佃煮を添えます

  • 生海苔に本山葵をトッピング。もうどうにもお酒が止まらない、ウッ!

  • 左は鮟肝。下敷きはキツネです。右は蒸し鮑

  • 鮟肝のどアップ。砂糖や醤油の味付けは薄く、鮟肝そのものの地味を生かした仕立てです

  • 蒸し鮑。噛むと迸る鮑の滋味。もう悶絶もの!

  • 冷蔵庫から取り出したのは何でしょうね

  • 下田だったかな、177kgの魚体の腹ナカです。津軽海峡を横断した本マグロさんは、尻労沖を南下して下田までやってきちゃいました。鰯でも追いかけているのかな?

  • 柵どりです。動画から切り取りました。動画はインスタのraccostar_にアップしています

  • ああっ、この左手に撫でられたい、グフッ、軽い冗談ですヾ(≧▽≦)ノ

  • 鰆の西京焼き。これも日本酒に合う!

  • 自家製の唐墨です。炙ってあるので、クッキーのような食感。握りのネタを準備される間、ちょこちょこちょこと齧って大人しく待ちます

  • 墨烏賊。ネットリ感が半端ありませんでした。強めの酢との相性が抜群

  • 山形の銘酒。特約店のみの限定品

  • 白魚です。きれいに並んで出番待ち

  • 白魚。軽く昆布で〆ています。内臓の苦味と背骨のシャリシャリ感が堪りません

  • これが八角です。切れの良い脂と芳醇な旨味に悶絶しました

  • 下田で水揚げされた赤身です。このルビー色というかワインレッド色にはときめいてしまいます

  • 萩の純米吟醸。銘酒が続きます

  • 同じく下田の中トロ。脂が豊富なので強めの酢が効いたシャリとの相性も抜群でした

  • 天草産の小肌。ちょうど良いサイズでした

  • 石巻の銘酒。一度火入れした大吟醸です

  • 金目鯛です。香り良し。訊けば握り直前に厨房の奥で藁で燻したとのこと

  • 〆鯖です。この仕立ても面白くて好きですね

  • 車海老。でっかいサイズでした。中には尻尾の身を潜ませます

  • 浜中産のバフンウニ。軍艦ではなく手巻きで供します。もうなんも言えねぇ~!

  • バフンウニの手巻き。海苔は千葉のxxx商店ですが、江戸前ではなく有明産です。ウニは海苔との相性が抜群ですね

  • 対馬産の穴子。文句なし

  • 仕上げの玉子。芝海老と帆立が入っています

2021/02/08 更新

6回目

2020/11 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に若大将を見た!の巻

土曜日の夜です。

今夜はおよそ四か月ぶりの阿佐ヶ谷の夜。
握り寿司のダブルヘッダーとなりましたが、そんなの全く問題無し。

っていうか、栄養的にはバランス悪いよなぁ〜、なんて一応反省してはみるものの、単なるポーズ。

だって酢飯が好きなんだもんね。

六時からの会ですが、十三席が満席となる大盛況。
それも宜なるかな。

決して出過ぎず、むしろ控え目な若大将の笑顔に、皆さん、魅了されているのでしょう。

今夜の出色は、鰤の炙り漬け、煮蛸、青柳、香箱蟹、甘鯛昆布〆、黒むつでしょうか。

素材の持ち味を生かした品の良い薄味に、殊の外、ラッコのワガママな舌も喜びます。

前夜に引き続き、八種類、四合のお酒をきこしめ、余は満足じゃ、なんてノテノテとフラつきながら改札に向かうラッコでした。

いただいたものは以下の通りです。
コメントは写真欄に記載しておりますので、併せてお読みいただければ幸いです。

そしてご馳走さまでした。


<つまみ>
●白子:摺流し
●真鯛
●鰤
●水蛸
●煮蛸
●イクラ:塩漬け
●煮牡蠣
●青柳
●イカの塩辛
●香箱蟹
●鮑と鮟肝:稲荷添え
●鰆:西京焼き

<握り>
●墨烏賊
●甘鯛:昆布締め
●本鮪:赤身
●本鮪:大トロ
●小肌
●黒むつ:藁炙り
●鯖:押し寿司
●車海老
●馬糞ウニ
●穴子
●玉子焼き

<お酒>
最初のハイボールが残り少なくなったあたりで『今夜はいかがいたしましょう』と若大将に問われます。
『八種類でお願いします』とラッコ。
日本酒のストックが40〜70本?とのことなので、そこから変化をつけてお出しになる順番を考えていただきました。

●ハイボール
●日高見:純米、宮城
●墨廻江:純米、宮城
●義俠:純米、東条特A、愛知
●十四代:純米吟醸、口開け、山形
●上喜元:純米吟醸、山形
●惣邑:純米吟醸、山形
●瀧自慢:純米大吟醸、口開け、三重
●南方:純米、和歌山
日本酒は合計四合

  • なんだろう。学が無いので花の名前が分からない\(//∇//)\

  • 最初はハイボールで気道の洗浄

  • 白子の摺流しです。人肌より若干、温かいくらい。胃が活動し始めました。

  • 左は鹿島産の真鯛、右は余市産の鰤です

  • 鰤は一度炙ってから漬け込みます。無駄な脂が落ちて、その隙間に漬け汁が染み込みます。文句無しにウンマイ!

  • 真鯛には塩を乗せていただきます

  • ここで一本めに突入

  • 半合計算ですが、摺り切りなので、6匁は有りそう。

  • 生の水蛸です。噛むほどに味わい深い甘味が滲み出てきました

  • いくらの塩漬けを並べているところ

  • 煮蛸です。太い。大根のジアスターゼのような香りにただただ溜息

  • 名残りの新イクラです。皮目はまだ固く無いものの、九月の秋鮭に比べると、それはやはり・・・。塩のみで脱水しているので、混じり気のない卵黄のような味わいでした。

  • 大船渡産の煮牡蠣です。ズッシリとした重量感。牡蠣の旨味が閉じ込められておりました。お酒を呼んじゃいます\(//∇//)\

  • 苫小牧産の青柳。デカイ、分厚い、太い、そして潮の香りも強い。柚子の搾り汁で和えた大根おろしが添えてありました。

  • イカの塩辛。旬ですね。ゴロがまったく生臭くない。これはウンマイッス!

  • イカのゴロから滲み出た脂です。なんだろう、小さなイワシでも食べてるのかな?

  • 三本目です。東条特A山田錦100%の純米。おおっ、なんてこったい(⌒▽⌒)

  • タップリの香箱蟹。この半分しか出さないお店が多い中、奮発してらっしゃいます。『ムクの大変っすね』と水を向けると』楽さしてもらってます』と若い衆に笑顔を向ける高岡氏。こりゃあ、みんなついていくよな。

  • 嬉しい口開け。この山形の銘酒はウンマイ

  • 三陸産の蒸し鮑と鮟肝。お揚げに包むのはお止めになったようです

  • この艶やかな鮟肝の肌。まるで赤ちゃんの頬っぺたみたいです。

  • 鰆の西京焼き。もう、タマンねぇ(⌒▽⌒)

  • 山形の銘酒が続きます

  • 大間の279kg。腹中の大トロと赤身が出番待ち

  • 出水産の墨烏賊。甘い。今年ナンバーワンの墨烏賊でした

  • これも山形の銘酒です

  • 甘鯛の昆布締め。確か真昆布だったかな。魚の地味を引き立てる名脇役です

  • 大間の本鮪の赤身。良いっすね。ルビー色の煌めきに朦朧としてしまいます

  • 大間の本鮪の腹ナカ。厚切りです。もうなんも言えねー\(//∇//)\

  • 三重の純大吟

  • 出水産の小肌。赤酢を強めのシャリに変更

  • 黒むつ。炙った藁の香りに溜息が出てしまいました

  • 和歌山の銘酒。これで八種類となりました

  • 鯖の押し寿司

  • 天然の車海老

  • 馬糞ウニです。浜中産の天然もの。

  • 対馬の穴子

  • 玉子焼きです

2020/11/16 更新

5回目

2020/07 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

阿佐ヶ谷の地下に”絵になる男”を見た!の巻

金曜日の夜です。

鮨 なんば 阿佐ヶ谷改め、鮨 しゅん輔 阿佐ヶ谷にお伺いします。

師の難波氏からお店を任されて三年目の初夏、高岡俊輔氏が満を持してご自身の名をお店に冠せられます。

『正直、急なことでしたし、暖簾にはあえて”なんば”の文字を残しました。師への憧れもありますし...』と伏し目がちに唇を結んで呟かれる高岡氏。

良い男だなぁ~!
ラッコの若いころに似ている...、訳もないか。

『そんなの失礼でしょ』なんて、ラッコの今の姿をご存じの方から、お叱りの声が聞こえてきそうです。

前回お伺いしたのは、コロナ騒動の前の三月。お会計時に、金曜日か土曜日の一回転目縛りで空きスロットを探します。

できれば五月か六月が良かったのですが、十二席二回転とはいえ、そこは阿佐ヶ谷の名店、最短で四か月後の今日のこの日となりました。

六時数分前にお店の前に到着。
霧雨を避けて庇の下に立っていると、続々と今夜のお客様が集まり始めます。

六時を知らせる区の有線放送が遠くに流れる中、お弟子さんが地下から駆け上がり、木戸を引かれます。

階段を降り、”なんば”の文字の残る暖簾をくぐります。

高岡氏が柔らかな笑みを浮かべながら『どうぞこちらへ。お久振りです』と、正面の椅子に掌を差し出されます。

『ご無沙汰しておりました。この数か月はいかがでしたか?』

『もう、それはもう、ホントに大変でして、お弁当でなんとか凌ぎました』

『お弁当、私も近ければお伺いしたのに、残念です』
『お届けも出来ますよ』
『えっ、二時間かけてですか?』
『小田急線でお運びしましょう』

なんて軽い冗談で身も心も優しくマッサージ。

八銘柄程度の日本酒をお任せでお願いし、この一週間を振り返りながら、美味い肴と質実な酒、繊細な握りに舌鼓を打つこと三時間弱。

いただいたものは以下の通りです。

そしてご馳走様でした。


<総論>
暖簾をくぐるといきなり本山葵の爽快な香りが鼻腔をくすぐります。

エッジの立つほどキリッと冷えたおしぼりは、ミント?で香りづけ。

壁のアンスリウムと木いちご?が控え目で上質な空間を演出します。調べれば、アンスリウムの西洋花言葉は”hospitality(温かいおもてなし)とのこと。

完璧なプロローグに早くもTKOの気配。

さて本番ですが、これまでで最高のつまみの数々。
”しゅん輔”としての意気込み、というか静かなる秘めた熱を眼と肌と舌で感じ取り、フゥ~~~ッ、と緩く細く長いため息を吐きだし虚空を見つめる小デブ。
思わずうれし涙が零れ落ちそう。

<つまみ>
詳細なコメントは写真とともにどうぞ

●生海苔の茶碗蒸し
●星鰈
●時鮭
●水蛸
●真蛸
●バイ貝
●甘海老
●真魚鰹
●鰯
●鮟肝お稲荷
●鮎の有馬煮
●蒸し鮑
●太刀魚

<握り>
●白イカ
●エボ鯛
●鯵
●中トロ
●中トロ:シャリ温度高め
●小肌
●喉黒
●ワカメ:梅酢ジュレ
●車海老
●馬糞ウニ
●穴子
●玉子焼き

<お酒>
●ひと夏の恋:純米吟醸、宮城
●惣村:純米吟醸、特約飲食店別誂、長井
●美潮:純米吟醸、高知県
●文佳人:純米吟醸、高知県
●上喜元:純米吟醸、酒田
●山川流:純米、四国中央
●松の司:純米大吟醸、滋賀県
●東一:純米吟醸、嬉野
合計五合弱

  • 伯楽星の酒蔵からスタート

  • 100mlです

  • アンスリウムと木いちご? 落ち着きます。センス良し。奥様の手になるのかな

  • まずは胃を覚醒させます

  • 生海苔の茶碗蒸し。浅利出汁と生海苔の塩味のみ。これは胃に優しい

  • 茨城の星鰈。三、四キロはありそうな上物でした。四日寝かせです

  • 星鰈を拡げます

  • 星鰈に山葵を挟み、たたんでアムッ、ウンマイ

  • 時鮭の軽い漬け。スモーキーな脂に悶絶

  • 時鮭のお腹。いわゆる大トロ部を分けていただきました。『xxxさんがいらっしゃるので取っておきました』なんて嬉し涙が出てきそうです

  • 水蛸。タコは生もウンマイ

  • こちらは真蛸の桜煮。以前より味付けが濃くなったのかな、ドストライクです

  • 長井の銘酒にシフト。別誂。都内には数本しか入らず

  • バイ貝。山口県の日本海側

  • 真昆布締めの甘海老。のっかるのは頭の味噌をすり鉢であたり、若干のお酒でまとめたもの。最強のアテ

  • マナガツオ。西京味噌を塗って軽く炙ります。香ばしさが際立ちます

  • 鰯の酢洗い。旬の魚はウンマイ

  • 美潮。高知の酒蔵です。初めてでした。うんまい

  • 鮟肝胡瓜のお稲荷と若鮎の有馬煮、蒸し鮑の三点盛り

  • 舞鶴産の蒸し鮑。歯茎を押し返す弾力というか、グムッ、というグリップ感が素晴らしい

  • 若鮎の有馬煮。サイコー

  • 宮城産の鮟肝と胡瓜をお稲荷さんで包みます

  • 山葵を乗っけました。お稲荷の甘煮と鮟肝の脂、胡瓜の瑞々しさが高い次元でがっちりと握手

  • 高知の銘酒

  • 千葉は竹岡の太刀魚の塩焼き。ほど良い油

  • 山形は酒田の銘酒

  • 手になじむサイズ

  • 白いか。開いて三枚に水平切り。真ん中の最も柔らかい部位を握ります。超絶、アンまい

  • 愛媛の梅錦酒造

  • エボ鯛の昆布締め

  • 浜田さんの鯵

  • 境港の腹シモの中トロ

  • 滋賀県の銘酒

  • 腹シモの中トロ。シャリの温度を上げて脂を溶かします

  • 佐賀産の小肌。赤酢は強めの浅漬け

  • 喉黒。藁で炙ります。薫香と赤酢のコラボレーション

  • 口直しの若芽の梅酢和え

  • 絵になる男

  • 嬉野の銘酒

  • 知多半島産の車海老。デカいサイズ

  • バフンウニの手巻き

  • 対馬の穴子

  • 玉子焼き

  • 小デブの予約をなんとか土曜日に入れようと悩んでいただきます

  • 看板

2020/07/22 更新

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