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夜の点数：-
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料理・味 -
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昼の点数：4.0
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￥1,000～￥1,999 / 1人
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料理・味 4.0
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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［ 料理・味-
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清流名栗川の畔に佇む隠れ家蕎麦屋
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2016/06/28 更新
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飯能市名栗地区。旧名栗村の中心部に小物橋という橋がある。名栗の街道を走って行くと突然蕎麦の看板が一瞬見える。以前は無かったんだけど此の手の店は結構当たりな場合が多い。街道から店は見えない。急で細い生活道路をおそるおそる下った先に車が二台停まるのがやっとの軒先に古民家を改造した御店が現れる。丁度大将がのれんを畳む所だった。終わりと聞くと一人ならどうぞと店に招かれた。格子戸をくぐると土間、靴を脱いで広間に入ると六畳二間に地元の西川材をふんだんに利用した客間とその回りを縁側で囲う。そこにも椅子席が並ぶ。上品な女将と蕎麦談義を楽しんで、此の店は当たりだと確信した。基本に忠実な二八の蕎麦は鴬色だ。汁は鰹の出汁と返しのきちっとした江戸の流儀だ。秩父辺りは味醂が効いた甘口の汁やゴマを散らした汁が多いので私にはうれしい本流だ。薬味は白ネギ、わさびに大根おろし。翁系のお店に比べるとやや量が多いが、蕎麦を手繰って嬉しくなった。大きな客間に涼しげな風が吹き抜け、川岸の夏草が揺れてその向こうに鮎釣りの釣り師が。その、客間で私一人蕎麦を啜る音が部屋にひびく。女将曰く蕎麦は喉ごしを楽しめるようにブレンドしているとのこと。北海道斜里と常陸のキタワセですね？と聞くと当たりだった。蕎麦は名栗川最上流の天然水を利用しているとのこと。今後活躍が期待される隠れた名店の誕生です！