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夜の点数:4.7
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¥10,000~¥14,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク 3.0
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昼の点数:4.7
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク3.0 ]
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP3.0
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| 酒・ドリンク- ]
ふわふわでとろとろの鰻
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鰻重と肝吸い。塗りが非常にきれいで素晴らしい。
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鰻重
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肝吸い
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鰻巻き(食べかけ失礼)
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2015/11/16 更新
平成27年11月 再訪
関東風の鰻の最高峰の一つと名高い店。
正直に言えば、行ったことは2回しかない。
にもかかわらず、あれこれこの店を書くのは不遜かも知れない。
銀座一丁目のひょうたん屋に行き、無性に関東風の鰻が食べたくなった11月の某日昼。
11時半少し前に南千住を通過する機会に出逢う。
幸にして、時間的にそこそこのゆとりもある。
そこで、躊躇なく、南千住で下車し、回向院を通って線路脇のこの店に。
丁度開店直前の11時28分。
既に行列が店の外に道路に出来ている。
開店を待つ客の列だ。
一番後ろに並ぼうとしたところ、丁度、開店。
開店と同時に着席できた。
高騰化した鰻といえども、さすがの人気店、平日昼という時間帯であれども流石の行列であったが、開店と同時に着席できたのは実に嬉しい。
着席するや否や注文を聞かれる。
この店、最初の注文時に、鰻類は全て注文しておかなければならず、後から追加注文は基本的には出来ない。
この日は、戻った後に仕事が待っており、鰻重&肝吸いのみを注文。
前回来たのは4年程前の夕刻だったので、鰻ざく、鰻巻き、白焼き、蒲焼き、鰻重というようにフルコースで臨んだが、今回は自粛。
なお、写真の鰻巻き(食べかけで申し訳ありません)は、4年前の往訪時である。
この店は、注文してから調理を開始するそうなので、長いこと待たざるを得ない。
提供は、蒲焼きや鰻重が一番最後になるように上手く考えられている。
まず一斉に、鰻ざくを頼んだ客に鰻ざくが提供される。
その次に、鰻巻き、白焼き、そして蒲焼き&鰻重という具合だ。
隣客の鰻ざくや鰻巻きをうらやましく思いつつちらちら目を奪われつつも、やがて来るであろう鰻重を楽しみに待つ。
そこでちょっと異変が。
隣席の鰻巻きをみると、明らかにボリュームが少なくなっている。
写真が以前の鰻巻きであるが、細く切られて量も少なくなっているようだ。
やはり鰻高騰化のあおりであろう。ちょっぴり寂しい思いをしたのは否めない。
注文後待つこと40分くらいは経った頃、ようやく、鰻重と肝吸いが届く。
重箱や椀の塗りが非常にきれいで、良いものを使っているようだ。
重箱や椀のふたを開けたときの感動はひとしおである。
しかし、本当の感動は、口に放り込んだ後だ。
ふんわり、非常にふんわりしている。それだけでなく、とろとろである。ぷるぷるである。そしてなめらかである。
この天にも昇る心地のような食感は本当に素晴らしい。
そして、鰻の状態もとても良かったのであろう。
脂のノリが素晴らしく、かつ、しつこくない。
それでいて香ばしい。
タレの加減もほどよい甘さでたまらない。
ご飯とタレだけでも非常に美味しくいただける程に美味しい。
この蒲焼きは「絶品」という言葉以外に思いつく言葉が出ない。
自分の語彙の乏しさを痛感する。
しかし、そんなことはどうでも良い。とにかく美味い。美味い。そして美味い。
四分の一尾を山椒を敢えて振りかけずに一気に食す。
蒸さない蒲焼きもあれはあれでもちろん美味しいが、やはり小生はこちらが圧倒的に好きだ。
そして、四分の三尾は満を持して山椒を振りかける。
鰻の蒲焼きと山椒は、単に毒消しや臭み取りというだけでなく、風味のマリアージュである。
酒は一滴も飲んでいないのに、鰻の旨さに酔いしれた。
なお、この店は、大広間の座敷のみである。
テーブル席はないので、長時間の着座で足がしびれてしまうのは少々疲れる。
まあ、味で痺れて足も痺れるというのもまた一興であろう。