3回
2022/03 訪問
在りし日の刺し盛り
コロナ等で往訪頻度が減ってしまって残念だが、今も昔も通ってます。
この日の刺し盛りは、赤貝、生ゲソ(!!)、白ミル、鰺、アオリイカ、サヨリ、のどぐろ(!!!)
赤貝も立派だが、生ゲソと、のどぐろは単純に慶びである。
茹でたり炙ったゲソも美味いのだが生ゲソは別格である。
ノドグロも軽く炙っており、非常に美味。
なお、サヨリは、皮目を串巻きにして出してくれる。
しかし、
この日はなんといっても立派な鰺。
松輪の鰺そのものではなかったが、松輪級。型のいい立派な鰺で絶品。もちろん握りでもお願いしたことは言うまでもない。
そして、言うまでもなく、この日も5合コースであった。
2022/07/13 更新
2016/02 訪問
隠れ家にしておくのは実にもったいない
平成28年2月某日
実はこの店、冬場は鍋物にも力を入れている。
特にオススメは、あんこう鍋。
わざわざ、アンコウ一匹を仕入れ、つるし切りを店で行っているそうである。
ただ、物が物だけに事前予約が必要なので、中々機会に恵まれなかった。
そこで、冬場のこの時期、あんこう鍋目当てに予約。
あんこう鍋は、醤油仕立てですっきりとした味付け。
ぷるっぷるの身と皮と軟骨。
申し分ない。
あん肝もふんだんに入っている。
最初は溶かずに。後で溶いて食せば幸せの極地である。
締めは雑炊で。
ただ目当ての鮨も少しはつまみたいので、ご飯の量は控えめにしてもらった。
この日は、車エビの味噌を別添えで提供。これまた美味しいが、普段のようにもともと頭身に付いている状態で提供された方が個人的には好みか。
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開店して5~6年経過しているが、開店以来何度となく通っている店。
住宅外の中で、西新宿5丁目・中野坂上・中野新橋が強いて言うなら最寄りである。
もともと都心で修行していたという店主兼板長がカウンターで握る。これに女将厳選の日本酒を冷酒でいただく。
魚はこだわりの魚で、質も非常に高い。
新子や生鳥貝といった季節ものや、珍しい魚種もあることもある。
また、珍味も時々出してくれる。
にぎりも上品に小ぶりでにぎり加減もほどよい。
魚以外の旬の食材も提供する。
空豆、だだちゃ豆、キヌカツギ。
松茸土瓶蒸しなど絶品である。
平成27年10月某日往訪。
この日は生シラスがつきだし。
刺し盛りには天然真鯛、本鮪、子持ち昆布、〆鯖、げそ、生鳥貝。どれも実にうまいが、ことに生鳥貝はいよいよ季節が始まったようで嬉しい。みずみずしさと歯ごたえと風味がたまらない。
焼き物を何かというと。この日は秋刀魚焼の肝がけと、本ししゃもがあるというのでそれも注文。「ししゃも」という名の別魚のいわゆる「ししゃも」とは別物。本ししゃもはオスが良かったが、今日はメスの子持ち。実は本ししゃもの子持ちは初めて食したが、きめ細やかな卵がふんわり甘くとても美味い。
酒は、この日は伯楽星の冷やおろしと花の舞をいただく。もちろん、女将のオススメに従ってのものであり、これで外れたことは一度もない。
にぎりは、真鯛と鳥貝とイクラをもらい、巻物をトロ鉄火と〆鯖ガリを細巻きでいただく。
いつもながらの満足度であった。
この日は注文していないが、こちらの海老は、基本的に車海老のボイルである。このゆで加減、味噌の残し方が絶妙であり素晴らしいく特筆したい。
なお、全面喫煙可である。
2016/04/19 更新
夏の前半でシンコが入る前のこの店の季節限定のキラーアイテムは稚鮎!
「稚鮎」にかかる修飾語が長くなってしまうのはやむを得まい。
この日も稚鮎があるという情報を聞きつけて、いつもどおりの刺し盛り
からのつまみ三昧で最後に寿司。
写真は稚鮎しかないが、もちろん他も食べています。
こちらのお店は日本酒が充実しており、稚鮎のほろ苦さと旨味に益々お酒が進むこと進むこと!
この日もお進めの日本酒をひととおり。5合コースでしたたかに酔った!