9回
2024/01 訪問
越前蟹!
神谷町のお気に入りの和食屋さんで8回目の訪問。
京都『和久傳』や『麻布幸村』の料理長まで登り詰めたご主人岡本さんのお店になります。
本日のターゲットは冬の味覚の王様のズワイガニ!
平日夜にオヤジ1匹突撃です。
蟹を1人で申し訳ないと思っていたのですが、別にオヤジ1匹様がいて助かりました(笑)
ちなみにおかもとさんは今年もミシュラン東京2024で1つ星をキープ。
ご主人に聞くと12年前に2つ星を獲得して、コロナ中に1つ星になったけどずっと星は取り続けてるとの事で流石の安定感!
■感想
本日のズワイガニは何と越前港の越前蟹!
生きてる蟹の脚に付いてる黄色いタグが光ります!
刺身、焼き蟹、天ぷら、蟹味噌の甲羅焼きが登場しもうノックアウト!
どれも蟹の圧倒的な破壊力炸裂でクソうめー‼️
それしか言葉が無い(笑)
お値段もなかなか行きますが年に1回の蟹は納得の美味しさでした。
本日はその他も怒涛の分厚い攻撃!
冬のおかもとさんのスペシャリテとなったカブと白子のスープはもはや白子をそのまま飲んでるような濃度!
〆のお食事では2種類の炊き込みご飯の登場!
特に穴子と牛蒡の炊き込みご飯は素晴らしい相性の良さで、更に山椒が効いてて激うま!
美味すぎて勢い合計5杯食べたら腹パンで死にそうになりました(笑)
次回は4月の花山椒鍋だな!
■本日のコース内容は以下の通り
❶京都淀大根、揚げた鮑、タラの芽、堀川牛蒡、酢を効かせたセリの餡かけ。
❷鯖寿司
❸香箱蟹、蓮根、菊の花、三つ葉、柚子。
❹蕗のとうの佃煮、フグの白子、フカヒレの茶碗蒸し。
❺白甘鯛、海老芋、白味噌の椀。
❻唐墨蕎麦(大盛り)
❼越前蟹の刺身、キャビア、菜花。
❽越前蟹、こごみ、唐墨の天ぷら、山椒塩、酢橘。
❾焼蟹(脚、爪、胴体)
10.蟹味噌甲羅焼き、くわいのチップ。
11.八寸
・うるい、赤蕪の酢漬け、焼いた百合根のしらす和え、とびこ。
・マナガツオの味噌漬け、黒豆
・琵琶湖のモロコの山椒漬け、そ、明太子の炙り、柚子の赤味噌漬け。
・茄子と辛味大根
12.カブ、焼いた九条ネギ、鱈の白子スープ。
13.炊き込みご飯2種。
・鯛と筍の炊き込みご飯
・穴子と牛蒡の炊き込みご飯
14.ラムレーズンの入ったヨーグルトのシャーベット、黒蜜、林檎の赤ワイン煮。
15.小豆と栗の渋皮煮、オレンジピール
2024/01/31 更新
2023/10 訪問
松茸爆盛りコース
神谷町のお気に入りの和食屋さんで7回目の訪問。
京都『和久傳』『麻布幸村』の料理長まで登り詰めたご主人岡本さんのお店。
本日は昨年食べてぶっ飛んだ松茸の鱧巻きを食べにやって来ました!
平日夜にオヤジ1匹突撃です。
■店内の様子
まさかのカウンターに私を含むお一人様オヤジ3組(笑)
あと個室に4名様1組。
こちらは全ての料理を目の前で見物できるので、素晴らしいライブ感です。
■感想
本日は期待を裏切らない松茸尽くしコースと言う名の松茸爆盛りコース(笑)
使う松茸は岩手県産。
出てくるメニューは松茸の天ぷら、松茸の椀、松茸鱧巻き、松茸ご飯などでとにかく使ってる松茸の量が相変わらず半端ない!
値段は当然行きますが同じ値段のお店なんかよりもはるかに多いのでは。
そして松茸の鱧巻きは春の山椒鍋、夏の海鰻と並ぶおかもとさんのスペシャルメニュー。
1皿目を食べ終えると岡本さんが早速目の前でその準備にとりかかります。
大量の松茸を鷲掴みすると身のぶ厚い鱧で半ば強引にグイグイ巻いていきます(笑)
コレ見てテンション上がらない人はいないでしょう。
その後くし打ちして炭火で焼いて行きます。
当然岡本さんは全集中ですが、その間私も気が気で無く一緒に炭火で焼いてる気分(笑)
もう他のメニューを食べてても全然集中できない。
そして7皿目でいよいよ真打の登場。
酢橘を大量にぶっかけていよいよ食べるともう何も言えねー‼️
使っている材料は鱧と松茸と塩と酢橘のみのシンプルなメニューで、食材の味が無骨に口の中で混ざり合う。
こんなパワフルな食べ物があり得るのか⁉️
そして口の中が松茸で溢れる贅沢感と幸福感。
こんな料理はここと麻布幸村でしかできない経験(笑)
更に松茸以外の料理も全て美味い!
一皿として印象に残らない物はありませんでした。
いや〜素晴らしい満足感でしたぁ‼️
松茸をお腹いっぱい堪能するならここでしょ!
■本日の4万円?コース内容は以下の通り
❶茄子の炭火焼き、揚げた琵琶湖産子持ちの子鮎、胡麻酢。
正に『秋茄子は嫁に食わすな』が理解できる美味しさ。
焦げた茄子の香ばしさと甘味。
そして卵を抱えた小鮎!
初めて食べましたがコレが激うま!
❷鯖寿司
もう今更説明不要の定番メニュー。
❸本マグロ、酢に漬けた蓮根、胡麻油、山葵オイル、スッポンの出汁で炊いた塩昆布。
コレもやばかった!
複雑に味を重ねて来ていて、岡本さんの技術を感じたメニュー。
❹ 焼いた松茸の天ぷら、銀杏の天ぷら。
本日1番松茸の風味を強く感じたかも!
美味すぎる‼️
❺焼いた松茸と伊勢海老の潮仕立ての椀。
反則技の椀(笑)
美味く無い訳がない‼️
❻カラスミ蕎麦(大盛り)
初めておかもとさんで大盛りを頼みました。
素晴らしい満足感(笑)
❼松茸の鱧巻き
❽八寸
・塩茹での落花生、黒豆の枝豆、飛鳥のそ、鱧の肝の生姜煮、明太子の炙り
・ブラウンマッシュルームの茶碗蒸し、香茸、栗
・長芋、オクラ、クラゲの酢の物
・万願寺とうがらしの炭火焼き、炊いたアワビ、肝と豆腐のソース。
毎回楽しみにしてる八寸。
一品一品美味すぎて、ひたすらため息をつきます(笑)
中でも明太子の炙りが1番印象に残りました。
❾海老芋、香茸、鴨、丸茄子、山椒の実のソース。
炭火焼きした海老芋も甘くて美味いの何の!
香茸も松茸に負けない美味さ。
➓かます、松茸、水菜の炊き込みご飯。
どどめの松茸ご飯。
それにしても、松茸多過ぎってくらい入ってます(笑)
当然おかわり。
11.栗、銀杏、ばちこの炊き込みご飯。
一転して優しい栗の甘味と銀杏のハーモニー。
これもおかわりして、フィニッシュ‼️
12.柿の赤ワイン漬け、ラムレーズンとヨーグルトのアイス、黒蜜、レモン。
柿があんまり好きでは無い私。
しかしこのワイン漬けの柿は激うま‼️
13.小豆とカリカリ梅の春巻き。
最後の最後まで美味しい‼️
次回は1月にカニだな!
2024/01/29 更新
2023/07 訪問
私の和食の感動のリミッターをまた引き上げられてしまいました。
神谷町のお気に入りの和食屋さん。
3か月毎に通ってて今回で6回目の訪問になります。
今宵は昨年7月に食べて感動した岡山の天然海鰻が出てくるかなぁ〜とワクワクしながら、平日夜に久しぶりにオヤジ1匹で突撃です。
■感想
一言、マジですんげ〜感動の連打!!!
私の和食の感動のリミッターをまた引き上げられてしまいました。
お料理の一つ一つの味が深ったと言うか。
また本日は35度を超えた猛暑で暑さにばてた私の胃袋に、本日のおかもとさんのメニューは爽やかで夏らしいブッ刺さるメニューの連打。
いや〜改めて岡本さんの技術に圧倒されました。
お値段もなかなか行きますが、お値段に見合った高級食材と間違いの無い岡本さんの技術で引き上げられたお料理の数々であり、お値段以上の満足度でした。
次回は10月。
昨年度肝を抜かれた松茸の鱧巻です。
■本日のコース内容は以下の通り
❶炊いたアワビ、白芋茎、オクラ、土佐酢のジュレ。
透明感のある高そうなカクテルグラスが涼しげで、アワビがゴロゴロ入ってます。
更に土佐酢の酸味が爽やかで早速、私の食欲のスイッチオンです!
❷鯖寿司
おかもとさんの看板メニュー!
6回目ですが毎回感動します。
❸ マグロ中トロの炙り。
卵黄と粒マスタードのソースが素晴らしい!
ズワイガニのクリームコロッケは山葵がいいアクセント。
❹葛打ちにしたウニ、焼き茄子、冬瓜の椀。
実は火の入ったウニがあまり好きでは無い私ですがコレは別格でした。
半生に火が入ったウニのクリーミーな旨味と生姜風味のお出汁が口の中で混ざり合うと初体験のハーモニー。
感動しました!
❺ カラスミ蕎麦
コレもおかもとさんの看板メニュー。
夏だからか余計に蕎麦が刺さる!
大盛り頼むの忘れました(笑)
❻鱧の塩焼き、平兵衛酢(へベス)、蓼酢、万願寺とうがらし。
本日1番感動したメニュー。
実は鱧であんまり感動した事の無かった私。
お椀とかで食べてもなんかタンパクで世間で騒がれるほど美味しいと感じたことはありませんでした。
しかし今宵、おかもとさんで食べた鱧は別格!
身の厚い鱧を目の前で骨切りし、あの音を聞いてるだけでテンション上がる。
そして一口食べた瞬間、雷に打たれました!
鱧の優しい脂感と塩と柑橘だけの組み合わせですがコレが強烈!
最高の天然の食材同士がぶつかりあった時の共鳴と言うか。
そして酢橘かと思ったら聞くと平兵衛酢(へベス)と言う柑橘との事で、鱧と抜群の相性の良さ。
万願寺とうがらしもメタクソ美味い!
いや〜人生で初めて鱧を美味しいと思いました(笑)
❼八寸
・宮古島の茶豆、奈良のそ、干した明太子の炙り、琵琶湖産ゴリの生姜煮。
・アスパラ、フカヒレの茶碗蒸し、車海老、キャビア、車海老の出汁。
・甘鯛と紫蘇巻とおがきの揚げ物、10年熟成させた醤油のフリーズドライ。鱗煎餅。
・モロコインゲン、金時草、胡麻油と豆腐のソース。
・潤菜ともずくの酢の物。
毎回楽しみにしているのが、おかもとさんの八寸。
色んな種類のお料理が出てくるのですが、全部美味くて兎に角分厚い攻撃で完全にノックアウトされます。
今回特に感動したのは、甘鯛の紫蘇巻の揚げ物でしょうか。
この時点で私の満足度は120%に(笑)
❽揚げてから酢をくぐらせた鮎、鴨茄子、白瓜、茗荷。
鮎の塩焼きに飽きた大人には素晴らしいお料理。
鮎の頭と内臓をガブリと行くと、肝の苦味、頭の香ばしさ、酢の酸味・甘味、茗荷の味が加わり、これは味の飽和攻撃。
いや〜参りました。
❾岡山県産天然海鰻の地焼き、花山椒の佃煮、壬生菜と新生姜の炊き込みご飯。
真打の登場。
今年も鰻丼スタイル。
海で捕れた鰻であり川で捕れた鰻のような泥臭さが無くとにかく脂が貴族のようなエレガントさ。
そして地焼きの香ばしさとパリパリの食感、そこに花山椒の佃煮が加わり、
更にそれらを壬生菜と新生姜の炊き込みご飯が受け止めます。
もう完全に私の味覚が潰されます(笑)
美味かったぁ!!!!
➓煎茶のブランマンジェ、蜂蜜のキャラメルソース。
その辺の甘味屋さんなんかよりも遥かに美味い(笑)
11.炊いた青梅、黒蜜、きなこ。
これ初めて食べました。
何やこれ!
めちゃくちゃ美味しい!
最後の最後まで感動させてくれました。
2023/07/19 更新
2023/04 訪問
花山椒爆盛り鍋にノックアウト
5回目の訪問。
『京都和久傳』『麻布幸村』の料理長を歴任されたご主人のお店であり、その味は折り紙付き。
本日は昨年4月にこちらを初訪問してその時衝撃を受けたこちらの看板メニューである花山椒鍋を食べにフォロワー様とやって来ました。
あの刺激が忘れられず1年間待ち続け朝からワクワクが止まらない(笑)
■感想
超〜高級食材な花山椒をここまで爆盛りで出してくるお店を私は他に知りません。しかも京都丹波産。
マジで信じられないほど爆盛り(笑)
花山椒鍋では豚肉と牛肉の2種類を堪能するのですが、出てきたお皿を見るとお肉が花山椒に隠れて見えません。
見えないだけでなくて花山椒がほんとに山盛りで、肉を食べてると言うよりももはや花山椒を食べてる感じ(笑)
そして豚肉の脂の甘みと花山椒のハーモニー、更に牛肉と花山椒のハーモニーの二段階攻撃で、その違いに昨年以上に感動しました。
更に〆の炊き込みご飯でも花山椒をぶっかけて登場し、しかもおかわり可能!
これでもかと言う花山椒コースです。
火の入った花山椒の独特の食感、鼻腔を突き抜ける香り、そして口の中に広がる痺れ。
これは黒トリュフのパイ包み焼きと並んで中毒性のある食べ物であり、人を駄目にする。
おかもとさんの秋の松茸の鱧巻きもやばかったですが、花山椒鍋も半端ないです。
お値段もなかなか行きますが、ちょこっとだけの花山椒を中途半端に食べても不完全燃焼するだけ。
ここまでたくさん食べるともう悔いはありません。
花山椒鍋デビューを考えてる方、経験有りの方も後悔させないボリュームと味だと思います。
敷居も高く無いし予約も取りやすくて文句なしでオススメです。
おかもとさんの花山椒鍋は5月いっぱいやってます。
花山椒鍋以外も鉄壁の布陣。
スペシャリテの鯖寿司、カラスミ蕎麦は、もう5回目ですが毎回感動。
八寸も1つ1つが腑に落ちると言うか、和食の真髄を教えてくれると言うか。
次回は夏の岡山県天然海鰻でしょうか。
■本日のコース内容は以下の通り
❶牛スジ、ユリネ、キクラゲ、万願寺唐辛子の入った飛龍頭(がんもどき)におかきを付けてあげたもの、菜の花、天然のタラの芽。
❷鯖寿司
❸天ぷら
・コシアブラ
・花山葵と桜海老のかき揚げ、ワサビオイル
・自家製カラスミ
❹白魚と浜防風の茶碗蒸し、河豚白子のソース、黒七味。
❺京都塚原の焼いた筍、甘鯛、蕨、バチコの炙り、アオサノリ、叩き木の芽の椀
❻カラスミ蕎麦
❼サクラマス西京漬、炙り蕗の薹。
❽アワビの炙り、肝、糸削りの鰹節
❾八寸
・ナスとモズクの酢の物
・干したホタルイカの炙り
・そら豆
・カタクリ、胡桃、クラゲの白和え
・炊いたイイダコ
・伊勢海老、キャビア
・コゴミの胡麻和え
・飛鳥の蘇
・長芋の田楽
・琵琶湖の鮎の揚げ物
10.花山椒鍋
・豚肉
・牛肉
11.筍、鯛の子、蕗のとうの炊き込みご飯
12.甘味
キャラメルアイス、胡桃、ネーブルオレンジオレンジのワイン漬
13.小豆とネーブルオレンジのピールの春巻き
2023/04/22 更新
2023/01 訪問
兵庫県津居山港松葉蟹に完全ノックアウト。
4回目の訪問。
麻布幸村出身のご主人のお店で、私は和食ではここと茜坂大沼さんしか通ってません。
前回の10月は大量の松茸をハモでぐるぐる巻きにして、豪快に炭火で炙ると言う暴力的なお料理にコテンパンにやられましたが、今宵はカニが出るとの事でワクワク。
そして今回はおかもとさん初訪問のマイレビ様をエスコート。
私なんて足元にも及ばない食通の方なので、はたしておかもとさんに満足頂けるかドキドキです。
夜から雪になるとの予報で夕方から急激に怪しい雲行きの中、神谷町に向かいます。
■店内の様子
コロナの影響でまさかの貸切に。
お店には申し訳無いのですが、ご主人様とお店を独り占めできる最高の贅沢。
そしてBGMの無い静かな店内。
昭和の雰囲気が漂い、アラフィフの私には最高に居心地いいです。
■感想
目の前に現れた巨大な松葉蟹は、兵庫県津居山港の1キロオーバーで、聞くと10年モノとのこと。
その松葉蟹を蒸し、焼き、天ぷら、甲羅焼きで余す事なく食べ尽くしました。もう何も思い残すことは無い満足感で完全燃焼。
そして生きてる松葉蟹を目の前でおかもとさんが手際よく捌いて行くのを見てしまうと、もうその時点で私の頭脳はスイッチオフ!
松葉蟹が登場してから私はほぼ記憶喪失、自己崩壊、思考停止になりました(笑)
特に半生に蒸した松葉蟹の食感と味は、私の食べ歩き人生で経験した事の無い異世界の食べ物であり衝撃!
松葉蟹を食べてる最中は、冷静さを失いただ貪るだけの動物になってしまいました。
お値段もなかなか行きましたが、この松葉蟹は食べ歩きをする日本人として一度は経験してもいい食材に感じました。
それにしてもこのおかもとさんのお料理は正に質実剛健。
最近流行りの派手派手な八寸や変なパフォーマンスに走ることもない。サービストークもない寡黙なご主人。
しかし出てくるお料理はパワフル、豪快そのもので毎回このギャップがたまりません。
次回はいよいよ4月。
昨年衝撃を受けた花山椒を食べに行かねば!
■本日のコース内容は以下の通り
❶揚げたクエ、京都淀だいこん、熊本県産新筍、クワイの庵、炙った蕗のとう。
一月にまさかの筍と蕗のとうの登場。
ただ炊いただけだと言う筍が美味すぎる。蕗のとうの苦味で一気に春を感じてしまいました。
❷鯖寿司
当店のスペシャリテで、年間を通して出て来ます。
説明を聞きましたがめちゃくちゃ手間暇かけてます。
あ〜この鯖寿司だけでいいから、ランチに食べに来たい(笑)
❸香箱蟹、フカヒレ、ナス、フキの茶碗蒸し、菊の餡掛け。
香箱蟹の外子?でしょうか、つぶつぶ感と濃厚な旨味、そこにフカヒレと言うパワフルメニュー。
❹おかきをつけて揚げた白甘鯛、海老芋、堀川牛蒡、ばちこ、白味噌の椀、カラシ。
口の中でパワフルなテイストの食材達と、甘味と出汁の効いた白味噌が混ざり合い、もう口の中が溺れそうになるほど美味い。
はぁなんか正月気分になる豪華さ(笑)
❺唐墨蕎麦
これも当店のスペシャリテ。
蕎麦の実?の食感や風味も素晴らしいし、なんといってもカラスミそのもののレベルが半端ない。
その辺の唐墨蕎麦とはクオリティが違います。
❻軽く蒸した半生の松葉蟹、キャビア、ワサビオイル。
本日のNo.1感動メニュー。
恐らく一生忘れないインパクトがありました。
❼焼きガニ、スダチ、蟹酢で。
お箸で一生懸命ほじくるのですが、我慢のできない私はほじくった蟹肉を貯める事が出来ずにすぐに食べてしまいます(笑)
❽天ぷら。山椒塩、スダチで。
・松葉蟹
・酢漬けにした蓮根を挟んだ天然ホタテ
・タラの芽
この松葉蟹の天ぷらもやばかった!
太くて、フワフワの繊維質と絶妙な火入れ具合。
もう頭を抱えて悶絶するのみでした。
❾八寸
・長芋の酢の物、辛味大根
・フグの白子の入ったカニ味噌甲羅焼き、クワイ煎餅。
・うるいとくるみ、酢漬けにした赤蕪、白酢和え、イクラ。
・味噌漬けにした鰆の焼物。
・福島献上椎茸にフグの身を詰めたフライ。
・琵琶湖産モロコの山椒煮。
・そ
毎回楽しみにしている、おかもとさんの八寸。
全体的に茶色がかっていて、見た目は地味ですが、私には旨そうにしか見えない。
全部、印象にしっかり残るテイストで、決してその他大勢ではありません。
中でもフグの白子とカニ味噌の甲羅焼きは、やっぱり反則技の美味さ。
これは痛風一直線です(笑)
➓麺状に切ったガブと焼いた九条ネギ、タラの白子のスープ鍋。
同席された方は一言『こりゃ痛風鍋やな』と(笑)
タラの白子が溶け切ったスープは豆乳のようなまろやかさと暴力的旨味のバランスが素晴らしい。
そこにカブと九条ネギのシャキシャキ感と野菜の甘味。
これもこの時期のおかもとさんのスペシャリテらしい。
11.筍、ゴボウ、氷魚、実山椒、壬生菜の炊き込みご飯。赤出汁、香の物。
筍の風味、ゴボウの土臭さ、壬生菜の辛味、そして実山椒が引き締める。
素晴らしい組み合わせ!
12. リンゴの赤ワイン漬け、ラムレーズンとキャラメルアイス、胡桃。
この時点で燃え尽きた私は写真を撮り忘れ、マイレビ様から写真を頂きました(笑)
バカラの美しいグラス。そしてこのキャラメルアイスが絶品。
このアイスだけで原宿に人気店できます。
13. さつまいもと栗の春巻き。
これも滋味深い味わいで美味しい。
2023/01/26 更新
2022/10 訪問
松茸のハモ巻きと言う暴力
神谷町にあるお気に入りの和食屋さんで、7月以来3回目の訪問です。
本当はもっと通いたいのですが、お値段もなかなかなのでそんなに来れません(笑)
本日は尊敬するマイレビ様お2人をお誘いしての会食です。
今回は私がホスト役なので早目の到着。
ところが最寄り駅の神谷町駅の地下鉄出口の階段を登っていると、何やら聞き覚えのある声が後ろからします(笑)
振り向くとお2人が!
ありゃりゃ〜早めに着いてお店のご主人とバッチリ段取するはずが、まさかの皆さん15分前集合主義(笑)
そして、その後の行動が爆笑。
食べログ百戦錬磨の我々はお店の看板、入り口、店内の写真撮影、行動が全く一緒で爆笑(笑)
■店内の様子
本日は我々いれて3組。
大人のカップル的な1組は個室利用で、我々はカウンターど真ん中。
そしてご主人の装いがなんか記憶と違うので、尋ねると割烹着を新調されたとのことでなんか凛々しい。
■感想
本日も相変わらず感動の連打。
スペシャリテの鯖寿司やカラスミ蕎麦には、マイレビの皆さんも言葉を失っていて、それを横目で見ていてニヤニヤする私(笑)
どれも美味かったのは覚えているのですが、中盤で出てきた松茸のハモ巻きのインパクトがあまりに強烈過ぎて、感動の記憶が全てぶっ飛びました(笑)
16歳から料理の世界に入り現在48歳のご主人。
出てくるお料理の技術の高さは間違いなし。
実直で物静かな雰囲気であり、サービストークや何処ぞの和食屋さんのように、八寸で派手派手な演出とかしません。
しかし出てくるお料理は4月の花山椒鍋に引き続き松茸も爆盛りで強烈な爪痕を残します。
お値段もなかなか行きますが、この松茸のボリュームなら素晴らしいコスパでは無いでしょうか。
お腕の松茸も美味かったし、最後の松茸ご飯も衝撃的な旨さであり、松茸食べるなら私はここに決めました。
またマイレヒ様との話しが最高でした。
食べログやってる事の悩みとか、いろんなお話を聞けて共感できました。
いや〜とにかく楽しくて美味しかった!
次回は1月にカニを食べに来よ。
■本日のコース内容は以下の通り
❶琵琶湖産子持ち稚鮎、焼いたナス、白瓜、ネギ、茗荷、大葉。
ナスの焦げた風味が刺さりました。
❷鯖寿司
ここより美味い鯖寿司を私は知らない。
一本買って帰りたい。
❸ブラウンマッシュルームの茶碗蒸し、栗、焼いたマッシュルーム、キャビア。
天然舞茸のような濃厚な香りに感動。
❹腕
ふぐ、松茸、ふかひれ、生姜の葛豆腐。
フグの出汁が出ていてパワフル。そこにシャキシャキの松茸、フカヒレで、もうこのお椀で溺れて死にたい。
❺カラスミ蕎麦
次回は大盛り頼もう!
❻松茸のハモ巻き、スダチ
一皿目を出した辺りから、この料理の段取りが目の前で始まります。
もう全員釘付け(笑)
長野県産の物凄いボリュームの松茸を、これまた身の厚い鱧で強引に巻いて串打ちします。
それを見てるだけで、テンションアップ(笑)
ゆっくり時間をかけて炭火焼きしていきます。
目の前でカットして出てきた時には、もはや思考停止。
このお料理を目の前にして、果たして冷静でいられる日本人がいるでしょうか。
もう何も考えられず、夢中で貪ります(笑)
味付けは塩とスダチのみ。
松茸と鱧の素材を豪快に味わう料理で、一生分の松茸を食べた満足感に浸ります。
あ〜旨過ぎてもう何も覚えてません(笑)
動画をInstagramに上げてありますので、是非ともご覧ください。
❼八寸
・自家製ところてんのモズク和え、カラシ、茗荷
・干したホタルイカの炙り
・塩茹でにした落花生
・炊いてから炙ったアワビ
・ズッキーニの豚肉巻き
・天然舞茸、百合根、車海老のかき揚げ、スダチ
・ソ
・鱧の肝の生姜煮
・秋刀魚に胡麻を塗して焼いたもの
・クラゲ、白芋茎、菊の花の白酢和え
毎回楽しみにしている八寸。
見た目はめっちゃ地味ですが、これがメタクソ美味い。
例えば落花生でこんなに感動できるとは。
❽賀茂茄子、甘鯛、ワサビオイル、田楽味噌
この賀茂茄子と田楽味噌は反則技の旨さ。
❾炊き込みご飯、赤味噌
牛肉の山椒煮、松茸、酢につけた蓮根、春菊。
最後まで、松茸の攻撃は続きます。
衝撃の炊き込みご飯で、松茸のハモ巻きの次に印象に残りました。
炊き上がったご飯に寿司酢を混ぜての提供なのですが、この寿司酢がメタクソいい仕事します。
この時点でかなりの腹パンですが、酢の効果でモリモリ食べれちゃう。
➓ ラムレーズンのヨーグルトシャーベット、蜂蜜レモンのピューレ、柿の赤ワイン漬け。
和食屋さんの甘味はだいたい面白く無い事が多いのですが、おかもとさんの甘味は毎回素晴らしい。
11.カリカリ梅、焼き最中
これもお土産で欲しかった(笑)
2022/10/06 更新
2022/07 訪問
岡山県天然海うなぎ+花山椒の佃煮の破壊力
2回目の訪問。
ご存知『麻布幸村』出身のご主人様のお店で、今年4月に花山椒鍋を食べに来て、その他のメニューも含めて全て刺さりまくり。
あまりにも美味かったので、その場で本日の予約を入れてしまうほど。
なかなかのお値段なので、そんなにちょくちょくは来れないので、3ヶ月ぶりのこの日を首を長くして待ってました。
今回は岡山県の天然海うなぎや花山椒の佃煮も出すような事を言ってたので、ワクワクが止まりません。
平日夜にオヤジ1匹で突撃です。
■感想
本日はご主人の予告通り、瀬戸内のシャコを食べて育ち、上品な旨味とさわやかな後味を楽しめると言う、希少な岡山の天然海うなぎの登場。
そしてまさかの花山椒の佃煮と合わせた鰻丼での提供で、大のうなぎ好きな私はエキサイティング(笑)
これはマジで反則技の旨さであり、その味にぶっ飛びます(笑)
関西風で蒸さずにご主人が目の前で炭火焼きにした天然うなぎは、表面は繊細なパリパリ感。
そして食べると風味や脂感は、僕が食べている川や湖で取れる天然うなぎとは全く違い泥臭さが無く繊細で美味い。
又、スペシャリテの鯖寿司とカラスミ蕎麦は2回目だけど鳥肌が立つほど美味くて、コレは思考停止になります。
更にその他も感動メニューの連打。
先日、京味系の某和食店に行ってその味の薄さに苦戦しましたが、やっぱりこう言う主張のはっきりしたテイストが私は好き!
そして2回転でも一斉スタートでも無く、自分のペースで楽しめる。
予約も取りやすいし、詰め込まないから席間もゆったり。
やっぱりここ素晴らしいお店だわ!
次回は秋に予約を入れさせて頂きました。
早くも、もう待ち遠しい!
■本日のコース内容は以下の通り
❶岩手県産イワナの炙り、スナップエンドウ、白瓜、柚子胡椒の酢味噌がけ。
❷ 鯖寿司、昆布締めにした鱧の握り、昆布の土佐醤油漬け。
鯖寿司とカラスミ蕎麦は定番メニューで必ず出すとのこと。
2回目だけど食べた瞬間、鳥肌。
鯖寿司これだけをお腹いっぱい食べて帰りたい(笑)
鱧の握りも素晴らしい。
❸青森県産の蒸した白ウニと伊勢海老の出汁の煮凝り
食べた瞬間、ウニの旨さに感動。
蒸したからか、産地の良さか、それとも扱いの違いなのか、私が今まで食べて来たウニの味とは別格の旨さに悶える。
❹キス、冬瓜、広島潤菜の碗
軽く皮目を炙っていて、繊細な中にも香ばしさがいい。
❺ カラスミ蕎麦
これはもう完全に癖になる。
カラスミだけで無く、まるで天かすのような歯応えと香ばしさもあり、マジで官能的。
またしても鳥肌。
❻揚げてから焼いた鮎、実山椒のソース
先日、西麻布の『だでの葉』で、炭火焼きした鮎の塩焼きに感動しましたが、これも素晴らしい!
塩焼きとは又違った食感。
そして揚げてちょっと香ばしい鮎に実山椒のソースがやば過ぎる。
テクニカルな鮎の仕立て。
中骨もうますぎ!
たらの塩焼き、ワサビオイルでマリネしたネギ、茗荷、オオバ。
前回、味噌漬けのサクラマスに合わせたネギも美味かったですが、ご主人はこう言ったネギの扱い、合わせ方が上手いですね。
フレンチのサラダのようなぶつけ方してきます。
❼ 八寸
・トウモロコシと桜海老のかき揚げ
・干したホタルイカの炙り
・新潟の枝豆
・焼いた百合根と万願寺唐辛子の胡麻和え
・塩漬けにして乾燥させたサクラマスの炙り
・そと呼ばれる奈良の乳製品
・那須、レンコン、オクラの酢の物、キャビア
全て美味かったけど、特に胡麻和えは感動。
❽揚げた鱧、鴨ナスの炊き合わせ。
揚げた鱧は表面のパリパリ感と、骨切りした鱧の身の食感のダブル攻撃で、これは美味い。
提供寸前に振りかけた細かく刻んだ山椒も素晴らしい香り。
出汁も美味くて飲み干す(笑)
❾ 岡山天然海うなぎの蒲焼、花山椒の佃煮の丼
私の胃袋に合わせてくれたのか、ボリュームも満点で素晴らしい満腹感(笑)
➓生姜、レモン、ラムレーズンのソルベ
パイナップルの赤ワイン漬け
12.焼きたてあずき最中、カリカリ梅
お値段もぶっ飛びましたが、これは来年も外せないメニューとなりました(笑)
2022/07/09 更新
2022/04 訪問
一生分の花山椒を食べました♪
初訪問。
昨年春『銀座しのはら』で初めて花山椒を食べた私。
天然うなぎと卵焼きに花山椒の手巻き寿司だったのですが、食べた瞬間その旨さに雷に打たれました。
あの癖になる香りと痺れ、独特の歯ごたえは1発で虜になります。
そして来年も絶対食べようと決意する私(笑)
年が明けて春が近づき花山椒についていろいろ調べると、Instagramとかでは『花山椒鍋』なる食べ物の投稿をチョイチョイ目にします。
そして花山椒鍋でヒットしたのが、かの有名な麻布十番『幸村』。
しかしなんか敷居が高そうだしお値段も半端ないし、そもそもお一人様の一見さんでも予約取れるのか不明。
なので次にロックオンしたのが、マイレビ様からも高い評価を受けてるここ神谷町『おかもと』さん。
ご主人は京都の『和久傳』『麻布幸村』を経て、銀座で独立され、2017年に神谷町に移転してきた模様。
数ヶ月前に電話すると、お一人の一見さんでも予約OKとの事であり1ヶ月前から予約を受け付けてるとの事でした。
と言う事で訪問1ヶ月前ジャストに電話して花山椒コースを予約します。
場所は日比谷線神谷町駅2番出口から5秒。
壁1枚を隔てて駅と接しており、私の食べ歩き史上最速です(笑)
神谷町には私は行った事ありませんが、超〜有名な『スガラボ』がありますね。
この辺で私が知っているお店は私のピザランキング1位の『ナポリスタカ』くらいで、この辺には滅多に来ません。
ちなみに今のピザランキング1位は、駒澤大学の『ナポリスタカ』。
オーナーのペッペさんが駒澤大学店にいて、ここの水牛のモッツァレラのマルゲリータは最高です。
■店内の様子
ご主人様と若いお弟子さんの2人のオペレーション。
カウンター9席と食べログによると個室がある模様。
店内は無音ですが、目の前で焼き物、蒸し物、揚げ物など全て調理するのでご主人様の仕事ぶり、アシスタントさんとの連携プレーを目の当たりにする事ができて、臨場感がありとても楽しい。
ちなみに地下なので電波の入りがイマイチです(笑)
■感想
一言、素晴らしい感動の連打、そして素晴らしい満足感。
噂の花山椒鍋は、花山椒の量が兎に角半端ない❗️
〆の筍ごはんにまで花山椒投入のダメ押しで、昨年のしのはらの10倍以上は食べたような(笑)
ご主人曰く、他のお店には負けない花山椒の量が堪能できると。
恐らく一生分の花山椒を食べたような満足感であり、花山椒を堪能するなら間違い無くここ、おかもとさんでしょう。
これは贅沢この上無しの食べ物であり、まるで黒トリュフのパイ包み焼きのような人間をダメにする食べ物でした(笑)
そして花山椒鍋以外のメニューもすべて場外ホームラン。
花山椒鍋に行くまでにあまりの感動の連打で既に満足感で胸いっぱいになるほど。
山菜もたくさん登場し、その1つ1つの味の研ぎ澄まされた感と言うか、技術の高さと言うか流石は京都『和久傳』、麻布十番『幸村』のご出身を感じさせる間違い無さでした。
関西出身のご主人なので薄味を予想してましたが、お酒のススミそうなはっきりしたテイストで、濃いめの味付けが好きな私にはストライクでした。
神楽坂『虎白』や銀座『小十』など私には薄味過ぎて刺さらず、ここ数年なかなか感動する和食に出会えなかった私ですが、赤坂の『茜坂大沼』さんに続く和食のドストライクなお店との運命の出会い(笑)
お値段はかなり行きますが、正に横綱相撲的な内容に完敗でした。
あまりに感動しちゃったのでお会計を済ませて、勢いその場で次回7月の予約を入れちゃうほど(笑)
ちなみに本日は他のお客様の引けが早く、お客さんがいなくなるのを見計らって、シメシメとばかり食後1時間くらいご主人との楽しいトークタイムでした(笑)
実に実直な方でした。
7月にはご主人様出身の岡山の海で漁れる天然鰻に花山椒の佃煮を合わせたものを出してくるとの事。
何とシャコなどを食べている天然鰻で、他の鰻と全く味が異なり、激うまとの事であり早くもワクワクです。
■本日の33000円(税サ別)コース内容は以下の通り
❶あいなめ、ゴボウの揚げ物、菜の花、あおさ海苔の餡掛け
いきなり美味い。
舌に塩気とほのかに酢で酸味を効かした餡掛けが、ビシッと刺さりいきなり感動。
❷鯖寿司
ご主人様から手渡し。
人生で1番美味い鯖寿司。これだけお土産で売って欲しい(笑)
❸白魚の茶碗蒸し、蕗のとう、フグの白子、そら豆
蕗のとうの苦味が今シーズンマックス。
先日『たでの葉』で食べたすじ青海苔の茶碗蒸しに並ぶ感動。
❹皮目を焼いた白甘鯛、筍、ワラビ、半生のこのこ、ヨモギ麩の腕
白甘鯛がえげつない程美味い。
かなり凝縮した旨味の塊なので、お汁はかなり控えめなテイスト。更に目の前で軽く炙った半生のこのこが、香ばしくて美味いの何の。
それにしてもお椀がめちゃくちゃ可愛い(笑)
桜の花びらがお椀に描かれており、春限定のお椀との事。
❺カラスミ蕎麦
目の前でスプーンでこれでもかと言うくらいカラスミをお蕎麦に振りかけ、見てるだけでヨダレが出てくる(笑)
カラスミのパスタは良く見ますが、蕎麦との組み合わせは、ありそうで無かった初めて食べる贅沢メニュー。
食べるとエッジの効いた細めの蕎麦とカラスミの旨味&塩味が素晴らしいハーモニー。
予想を超える旨さでこれは反則技でした(笑)
聞くと常連から愛される銀座時代からのスペシャリテとの事。
❻味噌漬けのサクラマスの焼き物、揚げてから焼いた琵琶湖産稚鮎
本日1番か2番で感動したサクラマス。
サクラマスそのもの味と味噌の味がそもそも美味いのですが、そこにライムとゆずで和えたネギと一緒に食べると、まるでフレンチかイタリアのやうな味のレイヤー感。
このサクラマスは食べててにやける自分を抑える事ができませんでした。
更に山椒の実のソースで食べる、琵琶湖産の稚鮎はその内臓の苦味と山椒の素晴らしいハーモニー。
❼八寸
本日1番感動した物。
・蛤と花わさび、ウドの海苔わさび和え
・焼いた百合根とコゴミの黒胡麻和え
・琵琶湖産ゴリの生姜煮
・そと呼ばれる奈良県の乳製品。
・ホワイトアスパラガスに白味噌
・カニのコロッケ、春菊のペースト
見た目は地味ですが、どれも1ミリの手抜き感も無い手の込んだ味わいで、スーパー感動。
その中でも、百合根とこごみの胡麻和えは美味かったかでしょうか。
あまりの波状攻撃にここで私の感動は頂点を迎えてしまいました(笑)
❽花山椒なべ
豚肉と牛肉の食べ比べで、私的にはやっぱり脂を感じる牛肉との相性の良さを感じました。
今回は高知県産の花山椒との事。
それにしてもこれでもかって言うくらいの花山椒で、多分肉よりも花山椒の方が多い(笑)
花山椒の溶け出したスープも激うま。
❽筍、蕗のご飯
まずはそのまま。
当然ですが、家で食べる筍ごはんとは別物の旨さ(笑)
何というか筍の風味が違い過ぎる。
そして2杯目は何と花山椒鍋の出汁と鍋の中に残して置いた花山椒をかけて。
そして3杯目もおかわり。
おこげが入ってきてこのおこげと花山椒のハーモニーがヤバすぎ。
4杯目行きたかったけど、もう無理(笑)
残りはお土産で包んでくれました。
❾白酒のアイスクリーム、台湾パイナップル赤ワイン漬け、ラムレーズン
花山椒で痺れて締まりの無くなった舌を、優しく戻してくれる感じ。
素晴らしい構成です。
➓レンコンのでんぷん質を練り込んだワラビ餅のぜんざい、クワイのせんべい、玉露
以上を食べて大食いな私でもお腹パンパン。
ちなみに花山椒鍋は、季節によって産地を変えるので、5月いっぱいはおかもとさんで楽しめるとの事です。
花山椒鍋に興味ある方は、是非ともお試しください。
2022/04/13 更新
9回目の訪問。
この季節のおかもとさんの代名詞である『花山椒鍋』を食べにやって来ました!
平日夜にオヤジ1匹突撃。
■店内の様子
本日は個室も含めて満席。
この時期のおかもとさんは、花山椒鍋目当てで大人気です(笑)
■感想
3回目のおかもとさんの花山椒鍋ですが、やっぱりすんげー美味い‼️
鍋に入れる前に花山椒のたっぷり入った器ごと香りを嗅がせて頂きましたが、その瞬間ぶっ倒れそうな程エレガントな香り!
そして鍋で火の入った花山椒のジョキジョキとした独特な食感と鼻から抜ける香りとかすかな痺れ。
これは唯一無二の食べ物です。
お肉は牛肉と豚肉の2回戦で相変わらず花山が椒爆盛り!(笑)
マジでお肉よりも花山椒の方が多いのでは(笑)
先日、某和食屋さんでも牛肉の花山椒が出てきましたが、おかもとさんの花山椒鍋しか知らなかった私には、このボリュームがいかに尋常では無いことが良くわかりました(笑)
また通い出して3シーズン目ですが感じるのが、鯖寿司や唐墨蕎麦そして花山椒鍋など変わらない看板メニューと新たなメニューのバランスがとにかく素晴らしい事。
特におかもとさんの特徴は味を重ねてくること、そしてのセンスが素晴らしい事で一点を突き抜けて来ます。
正に経験と技術を感る。
〆のサクラマス、筍、壬生菜の炊き込みご飯では2杯目からは花山椒鍋の煮汁と追い花山椒(笑)
おこげと筍と花山椒のハーモニーにマジ感動!
あまりに美味過ぎてトータル4杯食べてしまいました(笑)
次回は夏の名物海鰻だ!
■本日のコース内容は以下の通り
1.京都筍、アイナメ、ゴボウ、天然タラの芽、四万十川産あおさのりの餡掛け。
2.鯖寿司
3.グジ(甘鯛)、ごま油、スッポンの出汁で炊いた塩昆布。
4.フグの白子、フカヒレ、ユリネ、海老の出汁の茶碗蒸し。
5.蛤の出汁、サヨリ、蕗のとう、蕨、ウド、フキの椀。
6.唐墨蕎麦(大盛り)
7.稚鮎の炭火塩焼き、稚鮎の素揚げ山椒のソース。
8.八寸
・カタクリの花の白酢和、干した明太子、飛鳥のそ。
・とりがいの炙り、山葵の花と蛤のソース。
・車海老、酢漬けにした赤蕪を挟んだカキフライ。
・茄子の酢の物、辛み大根。
9.花山椒鍋
10.サクラマス、筍、壬生菜の炊き込みご飯。
11.生姜と酒粕のアイス、黒蜜、ネーブルオレンジの赤ワイン漬け。
12.オレンジピールとアンコの春巻き、玉露。