ゆうじ88さんの行った(口コミ)お店一覧

ゆうじ88が訪問したレストラン、と名付けて頂きました

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「ラーメン」で検索しました。

これらの口コミは、訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。詳しくはこちら

120 件を表示 124

新福菜館 本店

ラーメン WEST 百名店 2021 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2021 選出店

新福菜館 本店

京都、七条、九条/ラーメン

3.59

3229

~¥999

~¥999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.5

昼の点数:4.5

京都の紅葉を巡る旅に出た。 京都は大好きな街だが最近は食傷気味で、今回は約1年ぶりになる。 というのも、ここ数年観光客が増えすぎている感があり、人混み嫌いな私は自ずと脚が遠退いてしまう。 自家用車は駐車場が満車で道路も渋滞、公共バスなどは乗ることすら出来ない。 なので今回は電車、もしくは徒歩で廻れる場所を選ぶ事にしていた。 京都駅に到着したら、先ずはブランチだ。 観光地の飲食店は予約がなくてはランチタイムは行列必至で、価格も高い。 そこで新幹線が到着次第、真っ先に向かったのがコチラ。 私が「日本の醤油ラーメンではNo.1!」と思っている(勿論諸兄なりの好みによる違いはあるだろう…)「新福菜館」さんだ。 コチラで「中華そば」と「焼きめし」を食べれば、この時間帯(9時45分頃だった)なら十分ブランチになるだろう。 私が店先に到着した時点で、既に4名が席を待っていた。 これはお隣「第一旭」さんと共に この界隈では当たり前の見慣れた光景だ。 むしろこの日は4連休(職業によって異なるが)開けの月曜日とはいえ紅葉シーズン真っ盛りだ。 ブランチ的なこの時間帯を選んだのが むしろ正解だったと言えるだろう。 (ちなみに第一旭さんの行列はもっと凄まじかったが…。) やはりラーメンは回転が早く、私も15分程で着席することができた。 今回の注文は「中華そば(並)」に、+50円で九条ネギ多めにしてもらい、同時に「焼きめし」もお願いした。 やがて先に「中華そば」が運ばれてきた。 以前は京都に来ると必ずと言える程これを食べていたが、 本当に久しぶりの対面だ。 九条ネギが全てを覆い隠すほど乗せられた丼、そこに七味唐辛子を振りかける。 最初の頃は胡椒を振りかけていたが、このスープには七味唐辛子の方が私の好みに合うのだ。 そのスープを先ずはひとすすり。 うん! 旨い!  これだ! これなのだ! 私が愛して止まないのは この「中華そば」なのだ。 この「中華そば」という言葉も好きだ。 私もラーメンを食べること半世紀を過ぎたが、私が物心ついた時から大好きだったのは、「ラーメン」ではなく、近所のうどん屋さんで食べていた「中華そば」だった。 そこではうどん屋さんにも関わらず客のほとんどが「中華そば」を注文するという、ちょっと珍しいお店だったが、そこでもメニューには「ラーメン」ではなく「中華そば」と表記がしてあった。 (うどん屋さんだから当然か……) その味が私のラーメン(中華そば)好きの原点にさせているのだから、当時を思い起こさせるこの味が大好きになっている理由だ。 濃い溜まり醤油の黒い色。 中太のストレートな麺。 九条ネギに肉、メンマだけのシンプルな具材…… 全てが「毎日でも食べることができる」味わいなのだ。 続いて「焼きめし」が。 これもまたシンプルの極みのようなものだ。 具材は卵に九条ネギ、肉は「エンドカット」を細かくしたもの。これだけだ。 特徴としては「色が黒い」ことだが、これも仕上げに中華そばのベースを入れるからだろう。 しかし そのベースを入れることで、とても深い味わいになっている。 中華料理店の炒飯は、仕上げの醤油は香りを付ける程度に用いる為、色的にはこれ程の仕上がりにはならないが、コチラでは そのベースを味の決め手に使用しているのでこれ程の色が出るのだろう。 中華そばと同じベースを使用しているので相性も悪い訳がなく、共に良さを引き出している。 全てを完食した。 焼きめしを一緒に食べているのにスープまで。 無理はしていない。 この美味しさを味わい尽くさないともったいないと思ったから。 やはりコチラは私にとって永遠に不動のNo.1だ。

2023/11訪問

2回

麺屋 浜堂 高松中央卸売市場店

昭和町/ラーメン

3.48

83

-

~¥999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.4

出張期間中の高松。この日は休日だ。 午後からは雨の予報。 お天気はどんよりとしていて、どこかに出かける気分にもなれない。 また朝から営業しているうどんのお店にでも行こうかな…と考えていた。 高松にいる間は どうしても「うどん寄り」の食生活にシフトしてしまう。 それはそれで決してイヤではないのだが、無類の麺料理好きな私とはいえ、実は一番好きな麺料理はラーメンだ。 そう言えば高松では あまりラーメンを食べたことがない…。 そこで出逢ったのがコチラ「麺屋 浜堂 高松中央卸売市場店」さんだ。 幸いなことに、卸売市場近くのお店ながら、日曜日も朝から営業しているようだ。 ヨシッ! 今日はコチラで朝食としよう! 投宿しているホテルから自転車で約10分程の距離にお店はあるようだ。 軽い運動かわりに丁度良い。 「うみまち商店街」という、いろんなお店が集まっている施設の一角にコチラはあった。 やはり市場近くの日曜日とあって、他のお店はほとんど営業していなかった。 お店の中も客がいる気配がない。 それでも扉を開けると「いらっしゃいませ!」と元気な声が出迎えてくれた。 先ずは券売機でチケットを買う。 私が選んだのは一番シンプルな「煮干そば」だ。 時刻はまだ8時。ヘビーな物は避けたい時間帯だ。 L字型のカウンターのみの店内でテーブル席は無い。 その真ん中あたりに案内され、腰をおろした。 厨房内には香川県の名産品「伊吹いりこ」の段ボール箱が大量にストックされている。 この「伊吹いりこ」を使用した「煮干そば」が食べたかったのだ。 やがて着丼となったラーメン。 おぉ! 美しくも澄みきったスープだ! キラキラと表面に輝くのは鶏油か?…… あまりの美味しそうなビジュアルに、思わず香りを利き、そしてスープから先に口に運ぶ。 うーん! 旨い! 旨いぃ! いつも私が料理の一番のポイントに掲げる「バランス」。 そのバランスが素晴らしいのだ! 伊吹いりこの風味、鶏油のコク…… それらが渾然一体となり、何かが出過ぎている訳でもなく、何かが足りない訳でもない。 まさしく味、色、香りの全てに 非の打ち所の無い仕上がりだと思った。 そんな絶品のスープには、ストレートな細麺をあわせてある。 この組み合わせがまたもや抜群だ。 繊細、かつ上品な仕上がりのスープには、この麺がベストだろう。 太麺では麺の味が勝ってしまい、ちぢれ麺ではスープが絡み過ぎてしまう。 このデリケートなスープには「これしかない!」という、いわばマリアージュのようなものだ。 その主演俳優を引き立てる名脇役が「油揚げ」だ。 最初は「何?」と思ったが、どうしてどうして、とても面白い存在だ。 私に言わせれば、うどんで言うところの きつねうどんとタヌキうどんの「いいとこ取り」のような存在に思えた。 きつねうどんの油揚げように、出汁を吸った旨さと、タヌキうどんのように、スープに油のコクを加えたような別の旨味…。 これはコチラのような上品なスープだからこそのアイデアだと思った。 麺を啜り、同時にスープをたっぷり含んだ油揚げを合わせると、なんとも言えない美味しさだ。 あまりの美味しさに、気がつけば丼を高々と抱え上げ、スープを全て飲み干していた……。 久しぶりに「とても美味しい!」と言えるラーメンに出逢えた。 いや…… ちょっと大袈裟かもしれないが、コチラのお店のラーメンは 私が理想とするラーメンを具現化した物かもしれない。 毎日でも食べ飽きないような味わい。 昨今の原材料高騰のあおりを受けてでも この価格。 素晴らしい! 高松は決して うどんだけではない! と、大きな声で言いたくなる程だっだ。

2024/03訪問

1回

ラァメン コハク

可児、新可児/ラーメン

3.68

188

~¥999

~¥999

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.3

もう何度目の訪問だろう。そしてこの日も雨降り。 不思議とコチラを訪問する時は雨降りが多い気がする。 そんな天気でもあるのに今日も開店10分前に到着したのだが、私達の前にはすでに4人が待っていた。 妻と一緒に軒下で待ちながら「今日の限定ラーメンはなんだろうね?」などと、いつ訪れてもハズレの無い限定ラーメンを注文するのは私達夫婦のお約束になってしまった。 この日も限定ラーメンと供に、心の中では「今日は止めておけよ…」ともう1人の私が囁いているのに、それでも誘惑に耐えられず禁断の「和え玉」も1つ注文し、食べ終わった後に満腹になったお腹をさすりながら「セルベール(整胃剤)」を服用している情けない私だ……。(泣) もう何度目か忘れてしまうほどの再訪。 今や私の居住している地域では一番店と思われる。 この日は祝日ではあるが、朝から降りしきる雨が凄みを増して、同県の山間部では大雨警報が発令されるほど。 さすがにこんな雨の日にわざわざ行列を作ってまでラーメンを食べに来る物好きはいないだろう、という読みから 向かうことにしたのだが、まさかのことを勘案して開店20分前には到着できるように家を出た。 到着したらなんと! いるよ! この雨の中、待っている人が! たった一人だけど、やっぱりいるんだぁ、こういう人が。 (って、私達も同類だったりして。笑) 更に驚いたのは、前記の人に続いて私達が並ぶと、私達より前に到着はしていたが、私達が並ぶことに危機感を覚えた人達が二組三名ほどいたらしく、それぞれ車から降りて並びだした。 この時点で開店20分前にはどしゃ降りの雨の中、6名が待つことに。 結局、開店時間には約20名が待つことになっていた。 今のこの店の人気の高さを思い知らされたと共に、これからは相当の覚悟がいることも…。 (何せ私は行列が好きではないので) ドアを開けて右側にある券売機に向かい、いつものように 限定ラーメンと「和え玉」のボタンを押す。 カウンターのみの席にはには右詰めで座り、ご主人はワンオペで店を廻しているので席数は8席。 その後方2~3mにはウェイティングの椅子があり、私達8名はその人達の視線を背中に感じながらラーメンを食べるのだ。 まだコチラのお店をよくご存知ない諸兄の為に説明させて頂きますが、この「和え玉」なるもの、よくある「替え玉」とは似て非なる物で、替え玉のような茹で上げた麺を小さめの丼に移して、そこに別の味のソースというかタレを加え、和え玉用のトッピングを添えた物が提供される。 客は先ずはそれを丼の中で「よく和える(ことから和え玉の名前の由来がある)」。 その後、そのまま食べても良し。ラーメンの残したスープの中に投入し、その味変を楽しむも良し。すればその相性の良さから別のラーメンが頂けるということだ。 この日に頂いたラーメンは以前にも食べたことがあるサンマのラーメンであったが、以前の時の和え玉はポルチーニ茸の和え玉だったのに対し、この日は大葉の和え玉であった。 先ずは和えた麺だけをすすると、よくできたジェノベーゼのパスタのような味わいで、これだけでもとても美味しい。 更にラーメンのスープの中に投入すると、サンマと大葉である。間違いのないマリアージュに箸が止まらない。 結局、この日も最後のスープまで飲み干してしまい、席を立つ前にセルベール胃腸薬を服用するという毎度のパターンを反省することもなく繰り返すことになる。 バカだよな、俺って……。     追記 前回の焼きサンマのラーメンの時に別添えだったのはポルチーニ茸のペーストだったが、今回の別添えのはサンマの肝(?)をベースにしたペーストでしたよ。 大好きなラーメンのお店。もう何度目だろう。 このお店の「限定ラーメン」は、今の私達夫婦を虜にしている(もっとも妻はラーメンは本当はあまり好きではないのだが、コチラだけは別のようだ) 今回の限定ラーメンは焼きサンマのラーメン。 それとは別の、限定ではないが最新のメニューの 「金目鯛のラーメン」があり、せっかくなので私が限定ラーメン、妻が金目鯛ラーメンを頂くことにした。 まもなく着丼したラーメンは、いろんな魚の節(今まで気が付かなかったのだが、コチラのラーメンのスープは「のどくろ」のような高級魚の節も使用しているようだ)に加えて、焼きサンマの香ばしい風味と、別添えのサンマのペーストを加えることでさらに味が深まる相変わらずの秀逸な物。 更に更にコチラの名物(?)の「和え玉」には、ポルチーニ茸のペーストが添えられており、コレだけを和え玉としてよく混ぜ合わせて食べても美味しいのだが、コレを焼きサンマのラーメンのスープに投入することで、全く別の顔を見せてくれるラーメンに変身した。 妻の金目鯛のラーメンは、基本的なスープをベースに潮ラーメンのように仕上がっており、とてもあっさりしている。更には別添えとしてスダチがあり、それをラーメンに搾りこむと、爽やかな風味が鼻腔を駆け抜ける。 どちらも大変満足できるラーメンで、またまた私達夫婦のハートは鷲掴みにされてしまった。ご馳走さまでした。 大好きなラーメンのお店。もう何度目になるのかな? 今回もお昼に伺い、お目当ての限定ラーメンを頂いた。 今回は桜エビと貝出汁の効いたラーメンで、相変わらずの美味しさ。「和え玉」も勿論美味しく、先のラーメンのスープに投入しても相性抜群でした。 近くにはミシュランの「ミシュランプレート」を獲得したラーメンのお店があり、そちらも美味しくて暫く通っていたこともあったが、最近は妻が「コハクさんじゃなきゃイヤ!」と言うほどに。(苦笑) ごちそうさまでした。またお伺いさせて頂きます。 3回目の訪問。開店の15分前に到着したが先客は1名のみ。開店時間には私達の後ろには2名いた。 この日は迷わず「限定ラーメン」を妻とセレクト。 この日の限定ラーメンは、本体は「まぁまぁ」の出来であったが、和え玉の出来が秀逸!茸にはおそらくポルチーニを使用したと思われた。この和え玉ならパスタのようにそのまま食べた方が美味しく食べられた。 名古屋市東区徳川町から移転してきた人気店。 通常提供しているラーメンは勿論美味しいのだが、 限定で提供しているラーメンが秀逸! 替え玉ならぬ「和え玉」は必食で、自分の中では かなり上位ランクの店。 相変わらずの美味しさ。やはり限定ラーメンが良かった。

2021/07訪問

7回

江南 JRセントラルタワーズ店

名古屋、名鉄名古屋、近鉄名古屋/ラーメン、餃子

3.59

699

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
-

昼の点数:4.2

所用があり、名古屋駅まで出かけた。 三連休の初日、外は雲1つ無い青空が広がり、強い陽射しは まだ夏を引き摺っているかのようだ。 そんな「お出かけ日和」の名古屋駅には行きたくない。 きっと溢れかえる程の人・人・人だろう。 私は極端な人混み嫌いなのだ…。 所用は一時間程で終わった。 時間的にも食事にしてもいい頃だ。 同じ建物内にあるお店で頂くことにしよう。 と、思ったが、案の定どのお店も開店前から待っていると思われるお客がいっぱいいる。 所用がいつ終わるかわからなかったので、お店の予約を取ることもできず、多少待つことは仕方ないと覚悟を決め、コチラを選んだ。 実は私、コチラにはおよそ半世紀(50年)ぶりの再訪になる。 まだ小さな子供の頃、両親が居酒屋を営んでいた実家は たまに多忙な日にはお店を閉じた後、名古屋の柳橋にある コチラに2度、3度と連れてきてもらった記憶がある。 それ以来だったのだ。 なんとなくノスタルジックな感情が湧くなか、注文したのは勿論その頃に食べた「柳麺(当時のメニューにはラーメンの事をそう表記していた)」と餃子、それに小炒飯だ。 先ずは餃子とビールをお願いし、程よいタイミングでラーメンと小炒飯を持ってきてもらうことにした。 そのビール。 キリンのクラシックラガーだ。 その頃の私はまだ小学生だ。 勿論ビールを美味しいと思える訳がなかったのだが、父親がいつも飲んでいたのがキリンのラガーだった。 それがノスタルジックな私の感情をますます揺さぶる。 そこへ熱々の餃子も運ばれてきた。 私の記憶では、当時はこのような鉄板に乗せて提供していたことはなかったと思う。 しかしながら当時と全く変わらない独特の包み方、美味しい味には驚きと感動を覚えた。 1つに箸を伸ばす。記憶が蘇る……  美味しい。大好きな餃子だった…。 不意に思わず涙が溢れそうになってしまった。 やがて最後の餃子に箸を伸ばした頃に柳麺と小炒飯も。 この柳麺も変わらない。 (あえて私はこれを本編では「柳麺」と呼ばせてもらいたい。) あっさりとしているのにコクが深く、スルリと入るストレート麺。 これなら夜中に店を閉じた後の遅い時間の食事でも、両親が胃もたれすることもなかっただろう。 炒飯をコチラで食べた記憶は無い。 ややオイリーな炒飯だが、卵の含有率が高く、米の一粒一粒にも味が行き渡っている美味しい炒飯だ。 いや、人混み嫌いな故に やや機嫌を害していた私だが、コチラを出る頃にはすっかり気分を取り戻していた。 ありがとう。ごちそうさまでした。 なんだか亡き父親の墓参りがしたくなってきた……。

2023/11訪問

1回

神楽 海老で鯛を釣る麺堂

栄町、栄(名古屋)、矢場町/ラーメン、台湾まぜそば、居酒屋

3.50

93

-

~¥999

定休日
-

昼の点数:4.2

勤め先に向かう途中、従業員食堂で昼食を食べてから勤務に就こうと思って歩いていた。 その私の足を止めたのがコチラ「神楽 海老で鯛を釣る麺堂」さんだ。 お店の入り口に掲げてあるメニューに「鮭」の文字を見つけたからだ。 コチラの兄弟店が以前、別の店舗で新しいラーメンの提供を始めたのだが、その時に食べたラーメンと小丼がとても美味しかった。 しばらくしてそのお店を再訪したがすでに閉店しており、きっと新しい試みのアンテナショップ的なものだったのだろう、と勝手な解釈をしていた。 その銀鮭ラーメンが食べられるのか!? もう従業員食堂で昼食を食べることなど 頭の中には無くなってしまっていた。 ためらうこと無くお店に足を踏み入れた。 コチラでは海老のラーメンも頂いたことがある。 その時のラーメンもとても良い印象が残ってはいるが、私のこの日の気持ちは銀鮭ラーメン1択だ。 そして嬉しいことに、当時ラーメンと一緒に食べて、その美味しさに感激した「漬け銀鮭丼」もオンリストされている。 あの時も「この組み合わせでこそ…」と思っていたゴールデンコンビに再会できる。 迷うこと無く両方共に注文だ。 やがて運ばれてきたゴールデンコンビ ラーメンも丼も当時のままだ。 そして小さなサイズながらも この「漬け銀鮭丼」の存在感はどうだ! ほど良く漬かった鮭の朱に卵黄が映える。 この卵黄を突き崩し、漬けの鮭に絡めて口にするのだが、ここで私は新たな試みをしてみた。 鮭丼を口にした時、同時にラーメンのスープもほんの少量だけ口にして一緒に食べる、ということを思いついた。 するとどうだ! たっぷりの鮭の旨味を含んだスープが漬け鮭丼の美味しさを増幅してくれる。 更なる美味に箸が止まらない! 銀鮭ラーメンも勿論美味しい。 やはりこのゴールデンコンビは最高だ! ラーメンと小丼の組み合わせが1,800円を越えるのは私のような勤め人にはちょっと贅沢なランチかもしれない。 しかしこのクオリティ、この満足感に浸ることができるなら、たまには足を運びたくなるのも仕方ないかな…。 ごちそうさまでした。 頑張って働いてお金貯めて また来ますねw 大きな声では言いたくないが、最近の会社の従業員食堂の内容が良くない。 はっきり言ってお金を払って食べる価値がないメニューの時もある。 そんな近況から私は多少面倒でも、コスパが悪くても、会社から出歩いて昼食を取ることが多くなった。 ほんの数百円を支払えば自分の満足できる食事ができる方が幸せだ。 ただでさえ私もあと少しで定年の年齢。食事自体もあと何回取ることができることやら……。 そんな訳でこの日はまたもや大好きなラーメンだ。 コチラは以前は別の場所で営業していたのだが、訳あって移転せざるを得ない事になり、現在はこの場所でお昼時だけの営業にとどめているようだ。 その以前のお店の時にも一度伺ったことがあり、とても美味しいラーメンを提供してくれるお店であったことは記憶に新しく、移転先も私の勤め先から程近い場所で再開してくれたことはなによりだ。 その時にも思ったのだが、コチラのお店のメニューには 「素」なるメニューがある。 想像に容易いと思うがその通り。少量のネギ以外は何も無い、麺とスープだけのラーメンだ。 しかしこのラーメンこそがまさに「我が意を得た」メニューなのだ。 よくよく考えてみると、私はラーメンは その麺とスープが好きで、トッピングになるチャーシューやメンマ、海苔などの具材はあまり好まない、というより必要ない物かもしれない。 自宅で作るラーメンも、わざと何も入れず、刻みネギだけを入れて食べている。 もちろん「嫌い」というレベルではないので残したりはしないが、ラーメンそのものの評価に加えることはない。 あくまでも麺とスープがラーメンの命だと思っている。 故に私は まぜそばとかの汁無しの麺料理を好まない。 スープに麺が浸っている物がラーメンなのだと頑なに思っている。 だからこそコチラの「素」ラーメンは私にとって「究極の」と言って差し支えのない物だ。 当然、何も無いからと言って手抜きをするお店ではない。 写真をご覧頂ければ解ると思うが、シンプルなのに美しいビジュアル。 一杯のラーメンに心を込めて作る職人の姿が思い浮かぶ。 味も勿論素晴らしい。この一杯が650円で食べられることを幸せに思わずにはいられない。 最近、有名店になっているお店の大半が1000円を越える価格でラーメンを提供している現状、コチラのようなお店はこれからも頑張って営業を続けて欲しいと願っている。

2023/09訪問

2回

おか田 大曽根店

大曽根、平安通、ナゴヤドーム前矢田/ラーメン、中華料理

3.48

148

¥1,000~¥1,999

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.2

昼の点数:4.2

バンテリンドームでの野球観戦を終えて、大曽根にある行きつけの居酒屋さんで寛ぎ、最後の〆に寄ったのがコチラの「おか田」さん。 私のなかではこの「おか田」の台湾ラーメンが、他の台湾ラーメンとの比較でアタマ1つ2つ抜けた存在に思われる、というくらい美味しいのだ。 まずは麺。元々製麺業者が始めたお店なので、美味しさは折り紙つきだ。 それにスープも特徴的で、隠し味に使用していると思われる味噌が良い。 台湾ラーメン自体は他にはトッピングなどはあまり無く、豚ミンチやニラ、ニンニク等が入っている程度だが、そんなシンプルなラーメンだけに、麺とスープが美味しい、ということがなによりなのだ。 今日は注文しなかったが、炒飯もとても美味しい。 そしてこの唐揚げ! (小)サイズなのにこのボリューム! 食べきれなければ少額でパックをもらって持ち帰えっても良いのだ。 ただなぁ…… ランチも営業してくれたらなぁ。 〆にはするにはちょっと罪作りだょ…(苦笑) 名古屋めし、と言われる物の中に「台湾ラーメン」という物がある。 豚の挽き肉に唐辛子、ニラやにんにく等が一体となったスープが特徴の、かなり辛味の強いラーメンだ。 この台湾ラーメンの有名店に名古屋の「味仙」というのがあり、地元民の他に観光客にも人気があるようだが、私は台湾ラーメンが一番美味しいのはコチラの「おか田」さんだと思う。というか名古屋で一番美味しい台湾ラーメンだ。 台湾ラーメンのスープは先程の味仙をはじめ澄んだ醤油味のスープが多いのだが、コチラの台湾ラーメンはそのタイプのとは区別した「おか田台湾」と呼んでいる物があり、それがとても美味しいのだ。 味仙の台湾ラーメンと食べ比べてほしい。 その良さが実感できることだと思う。そんなラーメンだ。

2021/04訪問

3回

鶴亀堂 勝川店

勝川(東海交通)、勝川(JR)/ラーメン

3.10

87

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.4

昼の点数:4.0

金沢での長期出張から帰ってきた。 それゆえご無沙汰していた亡き父親の墓参に出かけることにした休日、手を合わせた後には必ずコチラに立ち寄り 美味しいラーメンを頂くことにしている。 私が名古屋辺りの豚骨ラーメン店では一番好きなお店だ。 まずスープが美味しい。 豚骨独特の力強さを持ちながら、それでいてしつこくない。 あくまでも好みだが、このラーメンに擦りゴマや紅生姜などを投入し、麺を「ハリガネ」で注文するのが私流だ。 その麺も本場九州の物を使用しているのがまた良いのだ。 最近はよる年波には勝てないので、今回はシンプルに麺とスープを存分に堪能したかったので、あえて「肉無し」をチョイスし、ついでに替え玉も券売機で購入して席に着いた。 人気店らしく、お昼を過ぎてはいたが それでも8~9割はカウンターが埋まっている。 先ずは券売機で購入した食券を渡し、麺の固さの好みを伝える。 やがて着丼となったが、やはり肉無しはルックスが寂しく映る。 しかしこれで良いのだ。 もはや若くない。食べた物を消化する能力が落ちている事を自覚しなければ……。 コチラのお店のチャーシューは勿論美味しいのだが、今日は遠慮しておこう。その分、麺とスープを楽しむのだ。 替え玉をお願いしたら、先ほどの擦りゴマと紅生姜の他に辛子高菜とすりおろしニンニクも投入し、味変も試みる。 ベースのスープが力強いので、そういったトッピングも受け入れてしまう。 やはりコチラの豚骨ラーメンはとても美味しいと改めて感じた。 が、しかし 残念なことに居住している地域にはまだコチラのお店は無い。 当面は墓参を言い訳に通うしかなさそうだ。 ……そんな事言ってたら罰が当たるかなぁ(苦笑)。 この日は妻と共にお互いの亡き父親の墓参に出掛けた。 先日、善光寺詣りの際に購入した線香を、私の亡父と妻の亡父の両方の墓に手向けてあげたかったのだ。 父親のことが大好きだった妻は、自分の為の土産よりも むしろその事を喜んでくれて、お天気も良かったこの日に 墓参に行くことにした。 先ずは私の父親の墓参に。花と共に線香や蝋燭、大好きだった酒を供え手をあわせる。 最近はあまり墓参に来なかったことを心の中で詫びながら 妻と子供達の健康だけを見守って欲しいと願う。 墓参を済ませたら、妻の父親の墓参の前に昼食だ。 私は最初からコチラ一択でラーメンを食べるつもりだったが、妻はお墓のある寺の近くにある美味しいパンのお店の物を買って、お寺の隣にある公園(もしくは車内)でそれを食べるつもりらしい。 炭水化物を避けている妻とはたまにこうした別行動もすることがあるのだ。 さて、私も久しぶりの訪問になるので食べログで営業時間を確認して開店が11時30分からとなっていたので、その15分前までは妻に付き合っていて、時間になったのでお店に向かった。 お店の駐車場には既にたくさんの車が停まっている。 皆さん時間待ちをしているのかな?…… しかし店の入り口前には誰もいない。不思議に思い店内を覗くと…… なんと!既に営業は始まっていて、しかもカウンター後方のウェイティングスペースには数名のお客さんもいる! 入り口の扉の営業時間を見たら、開店時間は11時からになっているではないか! これを知っていたら、わざわざ妻に付き合って時間潰しをする必要などまったくなかった。 ちょっとしたショックを受けながら券売機でチケットを購入してウェイティングスペースに並んだ。 やがて順番がやってきて、席へと着くことができ、券売機のチケットを渡す。 麺の固さは「ハリガネ」でお願いした。 ふとカウンターに置いてある三角形のポップを見ると、替え玉とは違う「和え玉」を始めたようだ。 コチラも最近の流行りに乗り遅れないよう営業努力をしているんだなぁ。 と、違う辺を見たら、ラインのお友達登録をすると、その日から、1日1度ならいつまでも使用できる替え玉のサービスを始めたらしい。 これはラッキー! すぐさまラインのお友達登録を済ませ、さっそく替え玉をサービスで頂いた。 ラーメン自体も私の中での評価は高く、名古屋とその周辺の博多豚骨ラーメンでは一番好きなお店だから、毎回替え玉をする私にとっても非常に嬉しいサービスだ。 人気店ゆえに常に混雑しており待ち時間も必要なのだが、 やはり美味しい博多ラーメンが食べたくなったらコチラだな。 年末、大晦日。 亡き父親の墓参を済ませ、その近くにある「鶴亀堂 勝川店」に。 本場の九州ラーメンのように、豚骨がよく煮出された、いわゆる「ど豚骨」のラーメンである。  麺の茹で加減が選べ、私はいつも「バリカタ」が好きだ。 それにたっぷりの紅生姜、擦り胡麻を添えて食べ、替え玉はマストだ。もちろんバリカタで。 うん!旨い! 私が知りうるチェーン展開しているラーメンの店の中でも上位にランキングできるクオリティだ。 家の近くに無いのがまったく残念だ。

2023/05訪問

4回

ラーメン東大 大道本店

阿波富田/ラーメン

3.49

786

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.1

高松に出張に来ている私にとって、初めての連休。 さて、何をしようかな…… と考えてやって来たのが阿波・徳島だ。 四国4県のうち、未だに行ったことのない徳島で休日を満喫しよう。 無類の麺料理好きを自認する私。 先ず目指したのは勿論ラーメンだ。 「徳島ラーメン」は もはや全国的にも有名で、その徳島ラーメンを代表する名店…との誉れ高い、コチラとは違うお店に最初に向かったのたが、残念ながら私のイメージする物とは少々噛み合わなかった。 「こんなものか、徳島ラーメン…。」 いやいや、たった一軒で判断したくない! 幸いなことに先に伺ったお店から歩いて行けるほどの距離に、もう一つの名店があるようだ。 最初のお店ではラーメン一杯だけで済ませた私。 久しぶりにラーメンを連食だ! 歩けばちょうど良い時間に到着出来るであろう距離に コチラ「ラーメン東大 大道本店」さんはあった。 前のお店からの連食になるので、腹ごなしにもなろう。 思惑どおり、お店に到着した時は開店5分前。 私の前の客は2人だけ。 これなら問題なく直ぐに案内してもらえそうだ。 先ずは入り口横にある券売機で食券を購入する。 このご時世、生たまご、ニンニク、ライスがそれぞれ無料という企業努力には頭が下がる思いだ。 そこで連食の私は「ライスは半分だけください。ニンニクもお願いします!」と。 「徳島ラーメンはライスと生たまごとを共に食す物」 なる極意を体得したのだ。 二軒目のコチラでそれを確信めいた物にしたかった。 しばらくして待望の徳島ラーメンVol.2 が着丼した。 ラーメンのビジュアルとしては、スープの濃厚さが見て取れる。 更にそこへ ニンニクもお願いしたのだ。 先ずはプレーンな状態の部分のスープを啜ってみる。 ?……  見た目と違って意外にあっさりしていた。 上手く表現できないから「あっさり」という言葉を使ったが、決してそうではなく、あくまで「見た目よりも…」という範疇だ。 そこへ添えられたニンニクを溶かし込む。 再びスープを味わえば「これが徳島ラーメンの名店と言われるお店の味わいなんだ…」と感じる程 味変したのだ! 麺は先程のお店もコチラも同じ製麺業者なのか、あまり差はなかったように思われたが、もう1つの特徴である「肉」は明確な違いがあった。 先程のお店の肉は、結構な濃い目の味付けがされていたが、コチラの肉はさほどでもない。 そんな意味では、ライスに合うラーメンは互角と言える。 最初のお店では生たまごが始めから全卵で入っていたが、コチラでは生たまごを卵黄だけ入れてみた。 その白身が入る、入らないの食感の違いは大きいが、あえて個人的なジャッジをすれば、徳島ラーメンの美味しいお店は? と訊ねられたら私なら「東大ラーメン」さんに軍配をあげたい。 コスパからいってもライスや生たまごがいずれも無料で、ラーメン単体の価格でもコチラの方がお値打ちだ。 この年齢になって ずいぶん無茶をした… と反省もしたが、ある程度「徳島ラーメンとは…」を体験できたことは とても嬉しい、良い思い出にできることになった。

2024/03訪問

1回

らーめん 鉢ノ葦葉

ラーメン WEST 百名店 2023 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2023 選出店

らーめん 鉢ノ葦葉

あすなろう四日市、近鉄四日市、赤堀/ラーメン、つけ麺、丼

3.77

1008

-

¥1,000~¥1,999

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.1

今年2回目の旅(と言えば大袈裟かな…)は、いつものように妻と一緒に三重県は四日市市に向かった。 たまたま勤めが連休だった、それだけの理由での事なので あまり遠出はしたくなかったのだが、それでも四日市を選んだのはコチラのお店に一度は伺いたかったからだ。 ラーメンの美味しい店として その名は東海地方を代表する存在として轟きわたっている。 しかし私のような岐阜県に在住し、勤め先が愛知県の名古屋市だと、よほどの理由がない限り足が向かない街なのでもあるのだ。 しかし無類のラーメン好きを自認している私としては、これだけのお店は看過できない。 やはりどうしても一度は伺いたかった。 ある程度の行列は覚悟していた。 近鉄電車で四日市駅に到着したのが10時13分の急行電車で、一旦荷物を宿泊する都ホテル四日市のフロントに預け、バックインしておいてもらう事にして、その間にタクシーを手配してもらった。 そのタクシーに乗り込み、お店に到着したのが10時30分。 その時点で既に約10名程の行列が出来ていた。 驚いたのは、私達が到着したことが解っていたかのように、お店から女性の方が出てこられ、現在の待ち人数の状況(コチラは待っているのは代表者だけでも良い、というルールなので、実際に見える人数以上の利用者がいる場合がある)と、それゆえに私達は一巡した後になるが、それでも待てるかを確認しに来た。 すると私達の後から来店者が現れる度に先ほどの女性が店から出てきて同様の説明をし、駐車場はどこを利用すれば良いのか等々を案内している。 場所柄、自家用車での来店者が多いのだろうが、契約をしていない場所に停めようとはさせないように一生懸命だ。 おそらく近隣に違法駐車すると、すぐさま通報されますよ、という注意喚起なのだろうが、故に監視用の防犯カメラが複数台確認できた。 やれやれ、人気店というのも大変だ……。 さて、一巡目のお客が食事を済ませ、いよいよ私達の順番が近くなった。その時点で開店から30分が経過していた。 先ずは扉を開けた左側の券売機で注文するラーメンを購入するのだが、それを持ってしばらく待っていると前クチの席がリセットできたら席に案内してもらえる。 見渡すとカウンターが5席、二人掛けのテーブルが4つと店内は決して広くはない。 そのカウンター席に案内され腰をおろす。 ラーメンを作っている様が見える絶好の席だ。 そのカウンター席で注文したラーメンを待つ。 私が「ちゃーしゅーわんたん麺」、妻には「わんたん麺」に味玉を追加した物をお願いした。 やがて提供されたラーメンだが、作り方を間近で見ていたので解るのだが、ベースとなる塩ダレとほぼ同量の鶏油を丼に入れていたので、そのコクが加わった魚介系のスープと相まって しっかりとした味わいになっている。 ワンタンはとても肉々しい。 1つひとつが結構なサイズなので、頬張ると口いっぱいになる、とても美味しいワンタンだ。 チャーシューは2種類。 1つは肩ロースと、もう1つの部位は腕だが、どちらも又焼とは言えない物。特に腕はハムのような味わいだった。 (ちなみに一度煮る事で肉に火を通し味付けした物を、再び釜の中で吊るして焼くから中国では「又焼」と書いてチャーシュー。この技法で作るのが本当のチャーシューと呼べる物で、それ以外は煮豚やローストポークだと思っている) しかし肩ロースは火加減が良いのか、とてもしっとりとした美味しいもの。 ただし残念なのは、とても大きなサイズ故に、合計4枚のチャーシューが入るとスープの温度が下がる。 季節を問わずラーメンは熱々で提供されるべきと思っているので、この1点だけが残念だった。 総じて「さすが!」と思わせる美味しいラーメンだったが、生意気な事を言わせて頂けるのならば、まだまだ改良の余地があるのでは……と思わせるラーメンだった。 ごちそうさまでした。

2023/01訪問

1回

一品香

伊豆急下田/ラーメン、中華料理、四川料理

3.43

83

¥2,000~¥2,999

~¥999

定休日
木曜日

昼の点数:4.1

凝り性の私(しつこい性格、とも言う)は、どうしても最後にコチラのワンタンを食べずに地元には帰れない、と思った。 そこで会社には最後の仕事の日を早朝からお昼迄の時間帯にしてもらい、荷造りは後回しにして コチラに向かった。 塩ラーメンのトッピングとしてのワンタンではなく、ワンタンを堪能する為の特別メニューを作ってもらうことにして頂いた。 それが写真の「ワンタンスープ」だ。 ワンタンを6つ入れたスープは十分満足できるので、そのお供には これまたメニューには無いが、作ってくれる とのご好意で炒飯も注文した。 ご主人はとても腕の立つ人のようで、炒飯の美味しさも この地域では群を抜く。 又焼のエンドカットをふんだんに使用した炒飯はパラリと仕上がり、もう少しだけ具材が入っていれば炒飯には少々うるさい私でも納得する理想的な出来映えだ。 ワンタンを堪能しながら美味しい炒飯を頂く……。 このお店での一番の楽しみ方かもしれない。 こんな良いお店とお別れするのがとても寂しく思った。 ありがとうございました。 また下田に来たら必ず伺いますね。 下田での勤務が終わろうとしている。 短い期間ではあったが、この素晴らしい街での思い出は忘れ難いものになるだろう。 そんな短期間で私が是非もう一度、と思っているお店を 下田を離れる前に訪ねておきたい。 それが町中華のお店ではコチラ「一品香」さんだ。 今日は前回食したワンタン入りの塩ラーメンと餃子、それに 壁のホワイトボードに記載されていた「金目鯛と海老入り焼売」を追加した。 先ずはビールと共にちょっとしたツマミが。 昆布を炊いた物だが、おそらく出汁として使用した昆布をリサイクルした物だろう。 これは私の妻も同じことをするが、最近の SDGs の観点から食材を無駄にしないという意味で立派なことだ。 餃子と焼売が提供された。 ちなみに焼売は注文してから15~20分程時間がかかるようで、時間が無い時やせっかちな性格の人は注意が必要だ。 その焼売だが、私のイメージしていた物とは若干のズレがあった。もっと金目鯛や海老を感じられる物なのか、と思って注文したが、オーソドックスな豚肉の焼売に金目鯛が練り込まれているようで、豚肉に金目鯛の風味が消されてしまっている。 海老も小さなものが1つだけ。海老を入れたという意味がアピールできていない。 かといって、では不味いのか?と問われたら 決してそんなことはない、むしろ美味しい焼売だ。 なので過度に金目鯛や海老を意識して注文するよりも、普通に美味しい焼売を注文する、というイメージが良いと思った。 餃子は前回同様、焼き目も美しく、自家製の辣油と共に食べる美味しい餃子だ。ビールと共に味わえば至福の時間が楽しめるだろう。 そして〆には私のコチラのお店でのイチオシ! 「金目鯛と海老のワンタン入り下田の天然塩のラーメン」だ。 このラーメンの素晴らしさは なんといってもワンタンにある。 大袈裟な話しになるかもしれないが、このお店のワンタンは 香港で食べた 本場のレベルの高い雲呑麺と同じ味がするのだ。 そう思うほど 私はコチラのワンタンに惚れ込んでしまった。 というより、私がコチラを訪れるのは このワンタンを食べるためだと言っても過言ではない。 ラーメンとしての美味しさも 勿論あるので、このワンタン入りの塩ラーメンは是非食べて欲しい逸品だ。 今回も満足できた食事でした。 これを最後にはしたくない……。 もう一度、もう一度だけでも……。 今日からの2ヶ月の間、静岡県は伊豆半島の下田市で仕事をすることになった。 この日はその為の移動日だったので、伊豆急下田駅に到着したら先ずは腹ごしらえを、と思って伺ったのがコチラ。 メニューには下田市自慢の日本一の水揚げ量を誇る金目鯛や伊勢海老等を使用した内容がお勧めのようで、駅近くでもあることから ある意味観光客目当てのお店なのかな?とも感じた。 注文はそのお勧めの「キンメ、エビのワンタン入り下田天然塩ラーメン」と焼き餃子をお願いした。 店内にはカウンターのような席が無く、私のようなお一人様は円卓に案内された。同じような客が来たらその円卓で相席になるのだろう。 やがて先にラーメンが届けられた。 麺が見えない程、具材で覆われたラーメンは、ワンタンが三個、チャーシューが二枚、少しのメンマに青海苔がビッシリと敷かれていた。 先ずはワンタンから頂く。 おぉ! とても美味しいワンタンだ! 最初のアタックはエビのブリブリとした食感が楽しめる。 それと相まって金目鯛のすり身の風味がとても良い。 スープを啜ると青海苔の風味が塩味のスープと抜群の相性を見せる。 この青海苔を麺と絡ませながらスープと一緒に口に運ぶと、港町ならではの風情を感じることができる。 チャーシューも美味しいのだが、やはりこのメンバーの中では脇役に甘んじてしまうのも仕方ないか。 次に焼き餃子が運ばれて来た。 敢えて「焼き餃子」と記したのは、コチラは水餃子もあるからで、どちらも自家製の辣油をたっぷりと一緒に食べることを勧めている。 言われた通りに酢と辣油をたっぷりで口にする。 想像していたより辛くはない、一時期ブームになった「食べる辣油」のような物だ。 焼き目も鮮やかな餃子自体はやや大きめの、野菜が多めに入っている比較的アッサリした美味しい餃子だ。 ラーメンもそこそこのボリュームなので、私のような初老のおじさんにはこのコンビで十分な量だろう。 当初のイメージとはかけ離れた、美味しい町中華のお店だった。 こだわりなのか、こうしたお店のわりには炒飯がメニューに無いのはご主人の考え方なのかな……。 2ヶ月お世話になる街で、またまた良いお店に巡り会えた。 下田市、良い街だなぁ……。

2022/09訪問

3回

人生餃子

六番町/中華料理、ラーメン、餃子

3.54

706

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
月曜日

昼の点数:4.1

今日はいつも通っている医者に診てもらう日。 名古屋の金山駅の近くにある。 そこから地下鉄で二駅に「六番町」という駅があり、そこで下車してから西へ歩くこと約10分。 奇しくもお互いから100mと離れていない場所に行列の絶えない名店が二軒ある。 今回はその1つ、「八剱ロック 人生餃子」さんを先ずは訪問した。 診察が終わり、店の前に到着したのは10時30分頃。 私の前には既に二組(3名)の名前がウェイティングボードに書き込まれていた。 それから11時の開店時間までにどんどんお客が集まってくる。開店する頃には20~30名が待っていたと思われる。 開店10分前になると、待っている順番の人から先に注文を聞き出した。そこで注文すると追加の注文は受け付けてもらえないらしい。 私は皿台湾の中辛、ニンニクはO.K.(普通の量ということ)に、焼豚の1枚をトッピングと、餃子の4個を注文。 ついでにビール…と言ったら「(まん延防止措置の間は)アルコールの提供は出来ません」とのこと。 先ずはサービスのスープが。動物由来の、少しクセのあるスープだ。 そして皿台湾が。トッピングの焼豚はかなり大きな物。 ルックスは炒めた豚ミンチ、ニラ、もやしで覆い尽くされ麺は見えないほど。 それらをよく混ぜ合わせ食らいつく。 かなりの油分を感じるが、辛さやニンニクのパンチも効いてとてもジャンクな食べ物だ。 私のような初老の男性には胃腸にかなりの負担がかかと思われるが、それでも禁断の味わいに箸が止まらない。 途中、卓上の調味料の中に中国の花椒があったので、ミルで挽きながら味変を試みる。 すると先程までの辛さ、ニンニク等のコクに痺れが加わりますます箸のスピードが加速する。 箸休めの餃子もなかなかの美味しさだ。 正直、私は名古屋メシの中でも台湾ラーメンはあまり好きではない。スープの辛さに騙されているようだが、いい加減な出汁の取り方の店や業務用の缶入りのスープの店もたくさんある。 そんなスープの旨味が感じられないお店の台湾ラーメンだったら自分で作った方が美味しく出来るからだ。 しかしコチラの皿台湾は「台湾まぜそば」とも違う。 炒め合わせた具材が奏でるハーモニーが感じられるのだ。 これは良い経験を積まして頂いた。 料理の世界はかくもまた楽しからずや、だ。

2022/03訪問

1回

麺屋大河

ラーメン WEST 百名店 2023 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2023 選出店

麺屋大河

北鉄金沢、金沢、七ツ屋/ラーメン、つけ麺

3.72

1470

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.1

金沢に長期間の出張をしている。 ようやく仕事にも慣れ、土地勘もついて落ち着いてきた。 そうなれば街の美味しいお店を廻りたくなるのは当たり前か。 いろんなお店があるなか、私が最初に行きたかったお店がコチラ 味噌ラーメンの名店「麺屋 大河」さんだ。 ちょうどこの日から1年前に 久しぶりに妻を連れだって金沢に旅行に来たが、その到着したお昼に頂いたのが金沢駅からも近いコチラの味噌ラーメンだった。 当時は まだコロナの影響が色濃く残り、観光客も少なかったからか、お店に開店の5分前に到着した際には誰も待っている人はいなかったので、すぐに席に座ることができた。 しかしこの日の行列はどうだ! 今や金沢でのNo.1のラーメン店の地位を確立したコチラ。 さすがの行列ぶりだ。 当時と同じ開店5分前に到着したら、私の前には16名の人達が開店を待っていた。 (先頭の人は いったい何時から待っていたのだろう…) お席は12席のカウンターのみなので、私はふた回り目になった。 それでもスタッフの人達のオペレーション、手際の良さでさほど待つことなくお店に入ることができた。 外で待っている間にスタッフの人が注文を聞きに来てくれるので、提供もスムーズだ。 私はその1年前に食べてとても美味しかった真っ黒な独特の色をした「黒味噌ラーメン」に煮卵を追加した。 当時、妻が食べた「赤味噌ラーメン」にも興味をひかれたが、この「黒味噌ラーメン」は他にはない、このお店の スペシャリティに思えるのだ。 先ずはサービスの野菜ジュースから。 この心遣いが嬉しい。 食べる人の健康を考えたサービスは他では見られない事。 こうした ほんのささやかな事が実はお店を、ご主人をも表しているのだ。 やがて久しぶりの再会が嬉しい黒味噌ラーメンが着丼。 レア気味のチャーシューの下には白髪ネギともやしが。 そして追加した煮卵だが、これにはスタッフの女性が 「この煮卵は ちょっとだけ形が崩れてしまっただけで、味は全く同じです。なので「くずれ玉」としての扱いにさせて頂きますね」 と説明してくれた。 いやはや、写真をアップしておいたが、この程度の崩れは私的には全く問題ないのだが、わざわざそうしてくれる その心遣いも また一流だ。 ラーメンの味もしかり。 相変わらずの美味しさは、ちょうど1年前に妻と一緒に食べて感動したことを想起させてくれた。 このイカ墨のコクと味噌のバランスは素晴らしく、おそらくはメニューとして客に提供するまでに幾度となく試作を重ねたのではなかろうか。 そう思わずにはいられない抜群のスープは、せっかく最初に健康に気遣い野菜ジュースをサービスをしてくれたのに 気がつけば最後までスープは飲み干していた。 このラーメンは私を夢中にさせる。 金沢に来たら、先ずはご挨拶替わりに立ち寄るべきお店になってしまったぞ……。 妻と一緒に北陸の金沢に向かった。 私にとっては20数年ぶり、妻は初めての金沢だ。 前日までの天気予報ではずいぶん雪が降るようなことを言っていたが、当日はお天気に恵まれた。 電車は定刻どうり運転しているとのことで先ずは胸を撫で下ろす。 金沢駅に到着したのは11時48分。そこから徒歩でお店に向かった。 ちょうどお昼時でもあり行列が出来ていることを覚悟していたのだが、これも新型コロナの影響なのか以外な程早く着席できた。 今日は普段炭水化物を取りたがらない妻を無理やり誘った手前、美味しいラーメンを食べさせてあげないと後が怖い。 私は最初から食べてみたかった「黒味噌」を。 辛い物が大好きな妻は「赤味噌」をそれぞれ注文した。 やがて着丼したラーメンたが、私の黒味噌はイメージしたとうりの美味しさ。イカスミがスープにえもいわれぬコクを与えている。やや太めの麺がよく絡み、食べごたえも十分だ。 妻の赤味噌は想像したより辛い味になってはいたが、辛 さの中に干した小海老の旨味が加わって箸が止まらない。 二人して汗をかきながら美味しく完食させて頂いた。 妻がラーメンを完食するのはとても珍しいことで、「そんなに美味しかった?」と尋ねたら「今まで食べたラーメンの中でも三本の指に入るよ!」と興奮気味に喜んでいた。 やはり北陸の寒い冬にはこれくらいのチカラ強い味のラーメンが美味しいのだろう。 金沢に来ることが再びあれば是非とも寄りたい、そんなお店だ。

2023/03訪問

2回

中華そば 白華楼

千種、車道、今池/ラーメン

3.63

305

~¥999

~¥999

定休日
日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.8

昼の点数:4.3

コチラに伺うのは久しぶりだ。 この日はいつもお世話になっている居酒屋さんに行った帰りに「たまには〆のラーメンもいいかな…」とたち寄った。 一番最初に食べた、あの時の味が忘れられない…。 そう思い出し、楽しみにしていた。 夜は20時30分を過ぎていた。 扉を開けると客は誰もいない。 入り口右手の券売機でチケットを購入。 一番スタンダードな、サイズも料金が同じになる大盛にはしなかった。 〆のラーメンだ。このくらいにしておかないと。 もう若くはない。〆のラーメン自体、無茶なのだ、と…。 しかし静かだ。その後も誰も入っても来ない。 こんなに暇なお店だったかなぁ……。 やがてラーメンが着丼した。 あれ? 丼が変わっている。 ちょっと嫌な予感がする。 まぁいいや、味さえ変わっていなければ……。 しかし その嫌な予感が的中することに。 ラーメンも変わってしまった(ように感じた)。 こんな感じだったかなぁ……。 ちょっとショックだ。 美味しいと思っていた記憶・イメージが完全に消去されてしまった。 でも次回… 次回こそだ。 諦めずに少しの間を空けて再度訪問しよう。 あの時の感激は間違いの無いものだったはずだ……。 こんなラーメンを待っていた‼️ 以前、イオン熱田に京都のラーメンの名店「新福菜館」の味を彷彿させる、溜まり醤油の色濃いラーメン。 大好きな味であり、長く営業を続けて欲しいと願っている。

2023/09訪問

2回

ダシと麺 くじら

栄町、栄(名古屋)、高岳/ラーメン、つけ麺、油そば・まぜそば

3.34

96

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

最近、会社の近くにオープンしたラーメンのお店。 私はこうしたお店は開店直後には伺わず、少し経ってオペレーションが落ち着いた頃であろうタイミングを狙って伺うことにしている。 この日もそんな感じで伺うことにしていた。 その読みが正解となったのか、店内はこの時点で余裕があり、私も券売機でチケットを購入し、すぐに席へと案内された。 先に利用した諸兄のレビューを拝見すると、コチラでは塩ラーメンが人気のようだか、あえて私はその流れに逆らって「背脂ダシ中華そば」と「和え麺(玉?)」を注文した。 この時点で驚いたのは、スタッフが全員女性であったことだ! スープの寸胴だったりと、力仕事のイメージがあるラーメン店での仕事を全て女性だけで行っているのか……。 さすがにこの疑問点はスタッフの人に聞いてみたところ、たまたまこの日が女性ばかりの日で、勿論男性スタッフもいる、との答えで解決した。 良かった。 私のような初老のオジサンには、このオシャレなカフェのようなお店の内装と女性ばかりのスタッフでは これから先 落ち着いてラーメンを食べることができないだろう。 しかし女性故に丁寧に作っているのか、提供するまでには少々時間を要した感がある。 お店の周辺はオフィス街だ。 仕事の昼休みのランチ利用で しかも店内が混雑しているなら、時間を考えた方が良いかもしれない。 ようやく着丼したラーメン。 「背脂ダシ中華そば」の割には背脂が想像したより少な目に思えるが、それでも十分美味しいスープに仕上がっている。 指南書には「レアチャーシューは早めに…」としてあったので、その通りに頂いたが、私にはむしろもう1つのチャーシューの方が美味しいと思えた。 低温調理器で作られたレアチャーシューより、もう1つのチャーシューには香ばしさが感じられ、「チャーシューらしい」味がするのだ。 あと、玉葱のアッシェも。 コレも昨今の流行りなのだろうが、私にはこの「背脂ダシ中華そば」には玉葱よりは九条ネギではないかと思えた。 コレも選べるようにしたら、更に美味しいラーメンになると思うがいかがなものだろう。 その証拠(?)に、和え麺(玉)には玉葱ではなく青ネギが添えてあるではないか。 ベースになっている麺やスープは美味しいのだ。 私の個人的な嗜好に合わせて欲しい訳ではないが、ラーメンの工夫次第ではまだまだ伸びしろがあるお店ではないかと思えた。 頑張ってください。ごちそうさまでした。

2023/11訪問

1回

貪瞋癡

ラーメン WEST 百名店 2023 選出店

食べログ ラーメン WEST 百名店 2023 選出店

貪瞋癡

氷見/ラーメン、ダイニングバー

3.80

660

~¥999

~¥999

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

金沢に出張に来ている。その休日のある日、能登半島の氷見に出かけた。 早朝から電車に揺られ、到着した最初には美味しい海鮮丼を頂くのが目的だったが、もう1つの目的がコチラ。 北陸地方で美味しいラーメン店を探すと、かなりの支持を得ている人気店で、その位置付けは最上位かもしれない。 海鮮丼を食べ終わってからの時間からすると、ほぼ連食の状態になってしまうが、特に急いでいる訳でもない。 街中に氷見出身のマンガ家の藤子先生の作品のオブジェが溢れているのを散策し楽しみながらゆっくり歩いてお店に向かった。 お店は街の観光名所になっている からくり時計の近くにあった。 お店に着いたこの時点での時間は朝の10時20分頃だ。 お店の開店時間は11時30分だから まだ1時間以上もある。 しかし すでに行列は出来ていて、私の前には16名の人が ラーメンを食べる為に待っていた。 すると驚くことに、なんと時刻にしたら10時45分頃だった だろうか、お店が準備が出来たのか、時間を大幅に短縮して開店してくれたのだ! なんという臨機応変さ! 長時間待ちを覚悟していた私にはとても嬉しいことだ。 それでも一巡目には入れず、二巡目の案内になるのは仕方ない。このお店の応対に感謝した。 さて、順番がやって来てお店に入ることができた。 メニューを見る。どのラーメンを食べようかと迷う…。 が、しかし 私の前で並んでいた地元の女子高生に 待っている間に「失礼ですが、今日はどのラーメンが食べたくて来たんですか?」と聞いてみると「うーん…煮干しかなぁ…。今日もそれ目当てです。美味しいんですよ」と教えてくれた。 そっかぁ。ありがとうございます。 じゃあオジサンもそれにしよう! やがてラーメンよりも先に届けられた具材は別盛りであった。 レア気味に仕上げられたチャーシュー。味付け卵、岩海苔と刻みネギ。 ある意味シンプルだ。 遅れて届けられたラーメンは、スープに刻みタマネギが少々。 先ずはスープだけを啜ってみる。 煮干しはさほど際立っているとは思えないが、それが私にはちょうど良い。 スープに使用した他の材料とのバランスが良いからだ。 私はいつもこのバランスという感覚を大切にしている。 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」だ。 別盛りの具材を乗せてみる。 ラーメンらしいビジュアル。 最初からこのように提供されないのがご主人のこだわり なのだろうか。 麺を啜ってみる。 ツルツルとした食感、のど越しが良い麺だ。 レア気味に仕上げられたチャーシュー等、具材も美味しい。 しかし何故だろう…… 何かが足りない。 もう少しの何かが……。 麺もスープも美味しい。具材も美味しい。 正直、何が足りないのか自分でも上手く説明できない。 しかし、私の本能が その何かが足りないょ… と 訴えてくるのだ……。 食べ終わり、コチラを出て驚いた。 行列はなんという長さになっているのだ! およそ7、80人ぐらいの人が列を作っている。 最後尾の人は いったい何時間待つ事になるのだろう。 この光景は、コチラの人気ぶりを象徴しているのだが、 私はもうこの行列に加わることはないだろう。 その「何が足りないのか…」が わかる日が来るまでは…。

2023/03訪問

1回

山の幸うり坊屋

高山/居酒屋、ラーメン

3.47

15

-

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定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.0

高山への旅、二軒目。 一軒目のお店で楽しいひとときを過ごした後は、以前は近くの「でこなる横丁」という、いわば屋台村のような中にある一軒のお店が移転して、現在の場所でリニューアルオープンした「山の幸 うり坊」さんを訪問した。 私にとって以前の場所にある時からのお気に入りのお店だったが、リニューアルしてからは初訪問となる。 お昼のうちに街中を散策途中、場所を確認しておいたが、なんと! あの高山中華そばの名店「桔梗屋」さんの隣ではないか! しかも角地。 これは分かりやすくて良い場所を見つけたものだ。 はしご酒とはいえ、まだまだ余力十分な私。 妻も付き合ってくれている。 お店に到着すると、中では地元の人と思われる方々が四人いた。 以前のお店ならそれだけで満席だ。 幸い店舗拡張してくれたので、私達の席も大丈夫だった。 そのカウンター席の背後には、ラーメン店よろしく券売機が設置してある。 「なになに、お昼も営業することにしたの?」と訪ねたら 「まだ準備段階で、いずれは…」とのこと。 ただし夜のメニューでも同じラーメンを提供してくれるようだ。 赤ワインをグラスで注文すると、お通しが出てきた。 熊肉や猪肉に若干抵抗感がある妻の為に、鹿肉の料理を中心にオーダー。 先ずは「鹿肉の赤ワイン煮込み」から。 これには妻がとても喜んで「帰りに買って帰りたい!」 とまで言い出した。 次は「鹿肉の唐揚げ」。 しっかりと下味が漬け込まれた鹿のモモ肉をクリスピーな歯ごたえにして揚げてある。間違いなくビールに合うだろう。 「獣肉の希少部位の串焼き」。 この日は鹿肉のハツ。鶏肉のように柔らかであり、豚肉のような食感も同時に楽しめる。 妻に私の好みにも付き合ってもらおう。 熊肉の中でも比較的取っ付きやすそうなメンチカツにした物をお願いした。 スパイスを上手に使用した、獣臭などは全く気にならない揚げ物に仕上げてある。 最後は串焼きの三種盛りだ。 これもそれぞれの特徴を食べ比べることができる、ジビエを初めて食べてみるという人にお勧めしたい。 カウンター越しのお店の人との会話も楽しく、興味がある人には あっという間に時間が過ぎてしまうだろう。 改めてリニューアルオープンおめでとうございます。 これからも宜しくお願い致します。

2023/01訪問

1回

銀鮭ラーメン専門店 銀時

栄町、栄(名古屋)、矢場町/ラーメン、居酒屋、海鮮

3.33

34

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-

昼の点数:4.0

この日は朝から大変な大雪に見舞われた。 通勤に利用している路線は運転見合せ状態。会社まで行けるのかを心配したが、幸い復旧するのが早く、再び運行に支障が出る前に会社に向かうことにした。 そうなると 通常よりも早く到着し過ぎてしまう。 朝食も取らずに家を出たこともあり、ブランチでも… と、思い 早めの時間から営業しているコチラに伺うことにした。 勤め先からすぐ近いこともあるが、なによりもマイレビュアーさんが訪れていて、好印象のレビューを目にしたこともあった。 営業は10時からだが、お店に到着したのは午前10時30分頃。 入り口にはウェイティングボードがあり、普段なら行列を作っているのかもしれないが、さすがにこんな大雪の日だ。 私が扉を開けた時には 先客は二組三人だけだった。 席に座りメニューを見ると、その横に注文を記入する用紙がある。 どうやら それに記入してカウンター内のお店のスタッフに手渡しするシステムのようだ。 (ちなみに会計はキャッシュオンリーだ。) 先ずは一番スタンダードなラーメンと、鮭の漬け丼(小)も一緒に注文した。 しばらくして提供されたのは、1つのトレイに乗ったラーメンと小丼。小丼は思ったよりも小ぶりな印象だ。 さっそくスープから。 そのスープを啜る前から鮭独特の香りが鼻腔をくすぐる。 おそらく日本人なら皆が好きな香りではなかろうか。 更に鮭をフレーク状にした物を、提供する前にバーナーで炙り香ばしさを加えている。 麺は平打ちの やや太目の物だが、この麺がツルツルとしていて鮭から取った出汁と とても良いバランス。美味しい。 この組合せは何種類もの麺を試した結果のベストマリアージュなのだろう、と勝手な想像をしてしまう。 更に驚いたのは、小丼ぶりの美味しさだ。 漬け込み具合が良いので、過ぎてもいないし 足りなくもない。 その漬けダレを少量と共に卵黄が丼の真ん中に鎮座している。 この卵黄を割り、ご飯と漬けダレを軽く混ぜ合わせてから鮭と一緒に口に運ぶと えも言われぬ美味しさなのだ。 これは素晴らしい。コチラに伺う際はラーメンと共に注文するべきマストアイテムだろう。 いやぁ、美味しかった。 諸兄のレビューにもあるように、価格は高めとは思うのだが、この味を提供する為の仕込みにかかる材料費などを勘案すると致し方ないのだろう。 日常的に利用は出来ないかもしれないが、たまにちょっと贅沢なラーメンが食べたくなったら再訪したいと思っている。

2022/12訪問

1回

圓家

春日井(名鉄)/ちゃんぽん、中華料理、ラーメン

3.53

236

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
水曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

以前に伺った時には 月に一度の木曜日の定休日をうっかり忘れて しまっていたので、今回はリベンジの再度の初訪問だ。 今回は近くにある映画館のチケットを予約で購入していたのでそれに間に合うには開店と同時に入らないといけない。 妻と一緒に到着したのが開店の15分前。 その時点で1台の車が駐車場で待機していたようだが、二番目の私達は寒さもなんのその!気合いで開店前の一番のりで入り口に並んだ。 するとさすがに人気店。すぐさま私達の後ろにも列ができ、開店時間にはおよそ10人ぐらいの人が列を作っていた。 私達はあらかじめ決めていたメニューを注文する。 ニンニクチャーハンのふわとろ玉子のせ、ピリ辛ちゃんぽん、 それに餃子とビールも。 行列していた人の注文も同時に厨房に伝えているので、調理する側も一度に大量のオーダーが入り 大変だ。 そのせいか、ちょっと待たされた気分になったが、なんとか最初のオーダーの餃子とビールが到着。 きれいな焼き目の餃子は野菜が多く軽い口あたり。 スターターとしてはまずまずだが、これが5個で440円は ちょっと高いかなぁ…。 やがてニンニクチャーハンが着丼。続いてピリ辛ちゃんぽんも。 先ずはニンニクチャーハン。 総合的な評価としては とても美味しい! ふわとろ玉子は 卵を何個分使用しているのだろう。 かなりの大きさだが、この玉子を崩し 更にその下に隠されてある肉野菜炒めとチャーハンを共に混ぜ合わせることで なんとも言えない絶妙なバランスになるのだ。 私は炒飯は自分でもこだわって作るほど大好きな料理で、ご飯はパラパラに仕上げるのが良いのだが、コチラのチャーハンはご飯はパラパラではない。が、しかしその必要性はない。 肉野菜炒めが乗った時点で その油分が加わるし、更にはふわとろ玉子が添えられてしまえば おのずとパラパラは無理だ。 というか、意味が無い。 しかしその味わいは、もう1つのチャーハンとしてのジャンルではトップクラスの美味しさだ。 これはいい!美味しい! 続いて ピリ辛ちゃんぽん。 これまた秀逸だ! 当初、妻との話し合いでは ちゃんぽんは普通のにするか、ピリ辛にするかを議論したが、結論としてピリ辛に。 しかし それが良かったのだ! ピリ辛は辣油とか唐辛子の辛味ではなく 山椒の辛味だそうだ。 その辛味の加減が これまた絶妙で、今にして思い返せば 普通のちゃんぽんでは 少し物足りなかったかもしれない。 それほどベストマッチしたちゃんぽんはスープまで完食! 最後まで飲み干してしまいたくなる美味しさだった。 いやぁ、久しぶりに町中華の名店に出逢えた。 機会があればぜひ再訪したいものだ。

2022/12訪問

1回

中華そば かつぶし太郎

松阪/ラーメン

3.53

136

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
火曜日

夜の点数:4.0

松阪市民のソウルフード、鶏焼き肉のお店で晩酌を済ませ、家に帰るつもりだったが、元来食いしん坊の私だ。 最後の〆も頂いてから帰ることにしよう。 と、付近をうろついていたら、なんとなくオシャレなお店が。 店内の様子が見える場所に移動すると、なんとラーメンのお店のようだ。 最近のラーメン店は一見するとカフェのようなオシャレな造りになっていて、昭和生まれのオジサンにとっては違和感がある。 それに夜の19時頃とはいえ、店内にお客は誰もいない。 「見てくれだけのお店かなぁ… 大丈夫かなぁ…」。 そう思いながら入り口に廻ると、そこにはウェイティング用の椅子がある。 うん、この様子なら大丈夫だろう。 意を決してお店の扉を開いた。 元気の良いスタッフの皆さんの声に迎えられ、一番スタンダードな「醤油そば」を注文する。 いつもだが、初めてのお店では 先ずは一番シンプルな物を注文することにしている。 それを基準にしたいからだ。 やがて運ばれて来たラーメンはメニューの写真通りの物。 最近は刻みネギの代わりに玉ねぎのみじん切りをラーメンに添えるお店が増えたが、コチラもそんなトレンドを取り入れているようだ。 さて、先ずはスープから…… うん!旨い! なんという旨さだろう! 続いて麺を。 コレもいい! なんと表現したら良いのだろう。 全体的なバランスが素晴らしいのだ! 鰹節の風味、たまり醤油、動物由来の出汁、香味野菜……。 その全てがお互いを引き立てあい、かつ主張する部分は訴えてくる。 なるほど、コレなら刻みネギも良いが玉ねぎはもっと良い。 チャーシューもきちんと作られた物で とても美味しい。 いやはや驚いた。 失礼を承知で 松阪にこんな美味しいラーメンのお店があるとは知らなかった。 このお店、私の居住している街、もしくは勤務している街にも出店しては頂けないものか。 と、思えるほど美味しいラーメンだった。素晴らしい!!

2022/11訪問

1回

スガキヤ 可児パティオ店

可児/ラーメン、スイーツ

3.01

12

-

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:4.0

宮古島での勤務が終わると、怒涛のように名古屋めし愛が押し寄せてきた。 コチラ「スガキヤ」さんもその1つ。 名古屋市民のソウルフードと言って良いだろう。 このご時世でこの340円という価格で提供してくれるのは嬉しいかぎり。 企業努力に頭が下がる思いだ。 いわゆる「安かろう悪かろう」では決してない。 このラーメン。是非他府県の人達にも食べて欲しいものだ。 我が愛するスガキヤさんだ。 もう今さら説明も感想も必要ないのではないか。 それくらい名古屋を中心にする近隣市町村民のソウルフードだ。 安い、旨いは言うまでもない。 いつも安心して食べることができる、私の永遠の相棒だ。 下田から一時帰宅を許された日。 私のような食いしん坊が一番恋しいと思うのは やはり名古屋飯だ。 下田のスーパーにはインスタントの赤だしが無い。 あるとしてもほんの少し。 永谷園の「あさげ」と「ゆうげ」は販売されているが「ひるげ」は無いのだ。 一時帰宅の時間は短く、寄ることができるお店も限りがあったが、なんとか食べることができたのが名古屋人のソウルフードの「スガキヤ」だ。 この日は猛烈な暑さの為に、いつもなら迷わずラーメンを注文するのだが、さすがに同伴した妻も暑さには参っている。 食欲もさほどではなかった。 そこで私達は夏限定の「冷しラーメン」と、ミニラーメンをシェアすることにした。 正直、スガキヤの店舗で冷しラーメンを食べたのは初めてだ。 スーパーで販売されている物を自宅で調理するのが専らで、今回はじめて冷しラーメンの中には氷が入っていることを知った。 食欲がなかったから、とミニサイズにしたラーメンだが、ソウルフードと言える物のチカラは脳に、記憶に訴えてくる。 普通のサイズにしなかったことを後悔する。それほど久しぶりに食べた「スガキヤのラーメン」は美味しかった。

2023/09訪問

3回

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