ゆうじ88さんが投稿した氷雪の門(北海道/豊水すすきの)の口コミ詳細

ゆうじ88が訪問したレストラン、と名付けて頂きました

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氷雪の門豊水すすきの、すすきの(市営)、すすきの(市電)/かに、日本料理、郷土料理

1

  • 昼の点数:4.6

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/01 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

北海道・札幌へのご褒美旅。

その中でもかなり楽しみにしていたコチラ「氷雪の門」さんでの食事。


前年の正月、我が家は通販のたらば蟹を購入し、食べる事にした。
が、そのたらば蟹、解凍したら方法が悪いのか蟹そのものが悪いのか、水分が一緒に抜けてしまい、情けない程の姿に変わり果ててしまった……。

その時、妻と「蟹はやはりお店で食べるのが一番」との結論づけた、そのリベンジでもあった。


食べログで「札幌・たらば蟹」のワードで検索すると
様々なお店が。

決め手は料理内容だった。

たらば蟹が食べたかった私達の欲求を十分満たしてくれそうな内容で、宿泊するホテルからもとても近い。

随分早い段階で予約を入れさせて頂いた。


当日は酷い猛吹雪の天候になってしまったが、ホテルから近くだったので問題なし。
改めてコチラにして良かったと思えた。

お昼に予約したのも「蟹をかなりガッツリと食べよう、その日の夜はホテルのレストランでアラカルトで少し食べればいいから…」との考えがあったから。

それだけ この日のスケジュールはコチラのお店での食事にシフトした1日にしておいた。


入り口の扉を抜けると、こんな悪天候でも「お席は満席で…」としてある。

コチラの人気の高さが伺える。

店舗は立派なビルになっており、先ずはエレベーターを利用して3F まで登り、そちらで受付をする。

予約した旨を伝えると、同じフロアの個室へと案内して頂く。

この日お願いしたメニューが卓上に用意されてあり、目を通すと おぉ!活けの毛蟹の入荷があったようだ。

最近は毛蟹が不漁だそうで、万が一入荷がなかった場合、他のメニューに切り替えさせて頂きます、との話を聞いていたので、先ずはひと安心。
これで毛蟹とたらば蟹の食べ比べも出来そうだ。


さっそく料理を始めてもらおう。

その前に北海道のお約束「サッポロクラシック」で喉を湿らせておかなくては。


先付けが。

蟹の真丈だ。
ご挨拶代わりの名刺のようなものだ。
コレを肴にビールを流し込んでいると……


うおーっ!! これは豪快だ!

氷で出来た鉢の上には北海道を代表する魚介類のオールスター達の刺身が盛り合わせてある。

たらば蟹の親爪、蝦夷鮑、松川カレイに生の北寄貝、ボタン海老は特大サイズだ。

箸を伸ばす前に しばし見惚れてしまった……。

いきなりの贅沢過ぎるスタートに、この先は何が…と期待値は上昇一途だ。


その期待通り!

次なるは これまた豪快な火鉢が運ばれて来た。

その上には たらば蟹の太身が鎮座している。

……これだ。

私達が昨年の正月に食べたかったのはまさにコレだったんだ。

蟹が焼ける香ばしい良い匂いが部屋いっぱいに漂ってくる。

もう、この香りだけで一杯イケそうだ。

御指南頂いた通りに焼き上げ、口に運べば それはもう至福としか言い様のない気持ちになれる。


日本酒だ。土地の酒を飲もう……。


蟹身の甘味、殻が焼けた香ばしい匂い、時折「パチッ」と火鉢から弾ける音も聞こえる。

まさに五感全てが喜びに満たされている。


そしてカセットコンロに出汁の入った小鍋が用意された。

たらば蟹の太身のしゃぶしゃぶだ。

太身ゆえに通常のしゃぶしゃぶのようにはいかない。
小鍋の出汁が沸いたところで蟹を投入し、中火で約2分くらい待つ。

頃合いを見て引き上げ、食べる。

うーん、これもいい。

個人的な嗜好では、先に食べた「焼き」の方が好きだが、コレはコレで美味しいし、寒い時などは更に美味しく食べられるだろう。


次なる料理は 担当してくれた仲居さんがイチオシの
活け毛蟹のセイロ蒸しが登場だ。

北海道民は皆さん たらば蟹より毛蟹の方が好きなのかなぁ。 結構毛蟹推しの人が多いと思う。

しかし私達夫婦は やはりたらば蟹だなぁ。

この毛蟹。剥くのが大変だ。チクチク痛いし…。

誰かが剥いてくれた物を食べさせてくれるならともかく、自分でするのはちょっと……。

そんな意味では私達は蟹の「ツウ」ではないのだろう。

でも頑張って剥いた蟹身を甲羅の中で味噌と和えれば それは文句無しに旨い。


日本酒も進む。 箸休めの酢の物で一息つく。


お後の料理は再び蝦夷鮑が。

「水晶焼」と銘打たれたこの料理は?
と仲居さんに問いかけると「耐熱ラップで包んだことで水晶に見立てることが出来たから…」との答えが。

ちょっと安直な回答に思わず笑ってしまったが、その耐熱ラップを紐解くと、中に閉じ込められた磯の香りが広がり、鮑の旨味が野菜達にも移る相乗効果と相まって コレもとても美味しい。鮑も柔らかだ。


まだまだ料理は続く。

次なるは たらば蟹の天ぷらだ。

天つゆではなく、藻塩が添えてあり、サクッと揚がった衣と肉厚のたらば蟹が 天ぷらという料理の技法によって魅力をより一層引き立てられている。


コース料理の最後として たらば蟹の炙り寿司が。

どこまでもたらば蟹だ。

軽く炙ることで、生よりも旨味と甘味が引き出され、一緒に出てきた吉野蟹という、私達が聞いたことの無い蟹の吸物が供された。


仲居さんの「それではそろそろデザートでも…」の声に反発するかのように、食いしん坊な私は更に雑炊セットも追加注文した。


この雑炊セットには たらば蟹のほぐし身も付いていて とてもお値打ちだと思う。


最後の1滴まで蟹を堪能した私達夫婦。

まさに北海道堪能コースのタイトルにふさわしい、大満足の食事だった。

コチラは本当に良いお店だ。
機会があれば是非是非もう一度訪れてみたいものだ。

  • お店の外観。つららが下がっている…。

  • 入り口。

  • こんな悪天候でも「この日は予約で満席」とのこと。

  • 個室に案内して頂いた。

  • この日のメニュー「北海道堪能コース」は2日前までの要予約。

  • 先ずはお約束の「サッポロクラシック」で喉を潤した。

  • 先付け。

  • 蟹の真丈だ。

  • 大迫力の氷鉢盛が運ばれて来た!

  • お造りの盛り合わせだ。

  • たらば蟹の親爪に…

  • 活けの蝦夷鮑。

  • 松川カレイに…

  • 北寄貝は肝からヒモまでを串に刺して提供する。

  • 鮑。

  • ボタン海老。特大サイズだ。

  • 炭火の焚かれた火鉢が運ばれて来た。

  • たらば蟹の太身の炭焼きだ。

  • 香ばしい良い匂いに 部屋いっぱいが満たされる。

  • 焼き上がったたらば蟹。

  • 今、振り返っても これが一番美味しかった!

  • この料理内容なら日本酒だろう。地元・札幌の蔵「雪ふるる」からだ。

  • たらば蟹の太身を今度はしゃぶしゃぶで。

  • 太身なので、いわゆる「しゃぶしゃぶ」とやっても食べられない。

  • 「出汁が沸いたら蟹を入れ、中火で約2分くらいで…」と食べ方の指南を受ける。

  • これまた旨い!

  • 日本酒のリストから……

  • 次なるは やはり土地の酒「まる田」を所望。

  • 活け毛蟹のセイロ蒸し。

  • 500gのまずまずのサイズを1人半身で。

  • ほぐした後は甲羅で味噌とあわせて…。

  • 箸休めにもずくの酢の物が。

  • 鮑の水晶焼。

  • 耐熱ラップを紐解くと 閉じ込められた磯の香りが花開く。

  • 鮑も火を入れた方が美味しく感じる。

  • たらば蟹の天ぷらだ。

  • 文句の付けようが無い美味しさだ。

  • 身の付き具合も十分にある。

  • 迷わずコレにして良かった……。

  • たらば蟹の炙り寿司。

  • 最後の最後までたらば蟹を、北海道を堪能した。

  • たらば蟹はやはり寿司でも炙った方が美味しい。

  • 吉野蟹、という私達が聞いたことの無い蟹の吸物。

  • 全てを食べ尽くすべく、雑炊セットも追加した。

  • これにまでたらば蟹のほぐし身が!

  • 出来上がった雑炊。

  • たまらなく美味しい……。

  • 私が選んだデザートの柚子シャーベット。以外に美味しかった。

  • 妻が選んだデザートはフルーツの盛り合わせ。

2024/01/21 更新

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