ゆうじ88さんが投稿したビストロ バッカス(愛知/新栄町)の口コミ詳細

ゆうじ88が訪問したレストラン、と名付けて頂きました

メッセージを送る

この口コミは、ゆうじ88さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

閉店ビストロ バッカス新栄町、千種、車道/ビストロ、フレンチ

2

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:5.0

      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2023/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

この日は仕事は休日。
大好きな妻を誘ってデートと洒落こもう。


先ずは二人が大好きな映画を観よう。
終わる頃には陽も落ちていて 街はクリスマスの雰囲気を演出するライトアップが施されていた。


車を移動して この日は私の中学校からの友人がオーナーシェフを努めるコチラ「ビストロ バッカス」さんで。

もう長い付き合いだ。
私達の年齢から もう半世紀近い年月が経つ。
その間、シェフも私もすっかりお互いの頭髪の白い部分の面積も増えてしまった。

しかし それでもまったく老けた感じがしないシェフは、中学当時から人気者で、特に女性には人気があった。

そんな訳なのか、この日のディナーは3組9名で、そのうち男性は私1人!

ランチならともかく ディナーでの この客層は驚きだ。


この日 コチラでディナーを取ることにしたのは もう1つの理由があった。

私の自宅のセラーで長い間眠っていたワインだが、そろそろ飲み頃を迎えているはずだ、という判断だが、私がいつも自宅で作るレベルの料理と合わせるには……。

そこで同級生のよしみにすがろうと 予約をする段階でワインの持ち込みを了解してもらったのだ。

勿論 放栓料は支払いが必要だが、シェフともう1人の二人でのオペレーションなのでこれに構っている暇はない。

しかし そこは勝手知ったる間柄。

「ワインはナイフだけ渡して あとは自分でやるだろうから ほっといていいよ」とシェフは若いスタッフに指示している。
「いいよ、デキャンタだけ貸してくれたらあとは自分でやるから」と返す私だ。

メドック格付け第三級 シャトーキルヴァンのセカンド「レ・シャルム・ド・キルヴァン」の2004年。

ひょっとしたらピークアウトしているかもしれないこのワインを開けたかったのだ。

慎重にデキャンティングしていく。
幸いオリは少なさそうだ……。

テイスティングしてみる。

……よし! 大丈夫だ! 

20年の眠りから覚めたクラレットはご機嫌だった。
マルゴー特有の繊細は微塵も損なわれてはいなかった。

さぁシェフ!
あとは美味しい料理をお願いね!


アミューズからのオードブルはヴァリエで。

シェフのスペシャリテの「若鶏の白ワインゼリー寄せ」「鴨肉と豚肉のパテ」は絶品!
「三重県産牡蠣のオーブン焼き」「アトランティックサーモンのマリネ」も美味しかった。


肉料理が得意なシェフ。コンソメの取り方もオーソドックスな手のかかるやり方をしている。
しかし それが旨いコンソメを作り出す最良の方法なのだ。回り道はしない、王道のスタイルだ。

その味わい深いスープに添えられたフォアグラ。
きちんとした火加減で焼かれつつ、とろけるような食感はフォアグラの魅力を最大限に引き出している。


ポワソンには今が旬の鱈を。

淡白な鱈の身にパン粉を纏わせたのは、ソースの乗りを考えてのものか。

それは浅利のジュを加えた軽いトマトクリームのソースだけに素晴らしいハーモニーだ。


メインは牛フィレ肉のポワレ。

私の好みでは この時期ジビエも得意なシェフのことだ、鴨や鹿肉かな、と思っていたが、ワインを考えればこれも悪くない。

トリュフの風味のマディラワインのソースがマルゴーとの相性ピッタリだった。


イメージとは異なるが、シェフはパティシエでもあった。

デセールの「モンブランクリームを纏ったモンブランアイスクリーム」は栗の風味が立っていて、上品な甘さに仕上がっていた。


再度デキャンティングして、もう少し飲める状態にしたワインをシェフにこの日のお礼として渡した。


わがままを聞いてくれてありがとう!
今度はプライベートで飲みにでも行こうや。

また美味しい料理を楽しみにしているわ!

  • キッチンで腕を振るう友人のオーナーシェフ。

  • この日のメニュー。

  • メドック格付け第三級のシャトーキルヴァンのセカンド「レ・シャルム・ド・キルヴァン 2004年」。

  • この日のワイン。友人のオーナーシェフに頼んで持ち込ませてもらった。

  • その日のお勧めアラカルトのメニューは黒板に。

  • 先ずはオードブル・ヴァリエから。

  • 牡蠣のオーブン焼き。

  • 鴨肉と豚肉のパテ。

  • 若鶏のゼリー寄せ。

  • アトランティックサーモンのマリネ。

  • フォアグラ入りコンソメスープ。

  • キノコと合わさりとても味わい深い仕上りに。

  • フォアグラの火加減も良い感じに。とろけるような柔らかさだ。

  • ポワソンは今が旬の鱈のパン粉焼き。

  • 浅利のジュを加えた軽いトマトクリームソースが淡白な鱈の身と良く合う。

  • 牛フィレ肉のポワレ。

  • トリュフの風味を纏ったマディラワインのソース。

  • この日のデセール。

  • モンブランクリームを纏ったモンブランアイスクリーム。

  • コーヒー。やや焙煎度合いの深い、食後に向く物。

  • この日観た映画。

  • 夕方からはディナーに向かおう。

  • 街はクリスマスの雰囲気を演出するライトアップが施されていた。

2023/12/02 更新

1回目

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

2018/08/17 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ