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昼の点数:3.7
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 3.7
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|サービス 3.7
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|雰囲気 3.6
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|CP 3.9
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味3.7
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| サービス3.7
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| 雰囲気3.6
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| CP3.9
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| 酒・ドリンク- ]
ビジュアルに頼る必要がない旨さ
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2023/12/25 更新
山陽道鴨方ICにほど近いところにあるうどん店。
向かいには同じ「たぐち」を名乗る中華そば店。小麦麺一族なのだろうか。
駐車場はどちらも混んでいるが、甲乙つけるとなれば「手打ちうどん」に軍配。
なんとか止めて店舗に行くと入口にはみ出て並ぶ人の列。
冬で寒いのだが、と思っているとお店の方が頻繁にチェックしにこられ、詰めながら店内へ。
一人でも多く中に入れて寒くないように心配りをしていただいているようだ。
もっとも「密」とか言ってた数年前ならこれは無理なオペレーション。
列の前後で見知らぬ方と大きな声で会話することは普通ないのであり、これで十分であろう。
思ったよりはやく着席。相席系の島型席に案内される。
そのテーブル上は、胡麻やら七味やらがしっかり配備されて機能的なレイアウトだ。
そこに刻みネギを蓄えた金網ボールを発見。
なにぃ! これは「ラーメン大統領」じゃないかあ!
動揺を店員さんに悟られぬよう、心を落ち着かせ、
「天ぷらうどん(大)」をコールした。
周りの皆さんは、「天ぷら」か「肉」が多い印象だった。
この席の手前に「おでん」と「稲荷すし」などを取るコーナーがある。
おでん1本150円。大根と牛すじを取って来た。
それぞれ小さなこんにゃくで留めてある。なんだかいいなあ。
席に戻って、箸で大根を割ってみる。なかなかスムーズな割口。ひとかけら口に運んだ。
おお。出汁のしみ込みと硬さを絶妙に残した煮具合が素晴らしい。旨い。
と、そこで天ぷらうどんの登場だ。
実は注文してから気が付いたのだが、当店の天ぷらは半端ない。
丼に乗っかったシート状のかき揚げである。
いざ自分がこれから食べるものとして対峙すると、なんだか滑稽な感じすら受ける。
さて……。どう食うかな……。
端を割り砕き、そこにネギと七味を落とす。
穴から覗き見るうどんはやや太めで不整な感じがある。
手打ちで切り落としているのだろうな。看板に偽りなし、か!
で、もう少し天ぷらを割り、箸を滑り込ませて麺をすくいあげた。
つるり。ずずっ。
おおっ、このコシと歯触りは!
うまい、うまい。
どんどんかき揚げシートは割られ、出汁に溶け込む。
そして俺の口に吸いこまれていく。仕方ない。旨いのだ。
危うくおでんを忘れるところだ。牛すじも歯ざわりよく、おいしい。
さて、うどんだ。
かき揚げシートにはエビ、玉ねぎ、にんじんなどがほどよく分布しており飽きがこない。
僕はすべて出汁に落としたが、このままサクッと食べてももちろんOKだろう。
メタ坊のくせにうどんやそばは大盛にしないと気が済まぬ。
*ラーメンは並だけどね。
でもそうだ、これは並では満足できない。だってつるつる入ってしまうのだから。
結局出汁もほぼ完飲してしまった。
これは混雑必定のお店である。
なかなかインパクトのあるビジュアルだが、そんなことしなくても味で人を呼べる。
次は肉うどん。おまえはもう、入店している。