サル男さんが投稿したクイントカント(大阪/福島)の口コミ詳細

食いしん坊の外ごはん。

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クイントカント渡辺橋、肥後橋、中之島/イタリアン

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  • 昼の点数:3.9

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2020/11 訪問

  • 昼の点数:3.9

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

友達みたいな感覚で会話がを楽しめる、この接客がこのお店の一番の魅力。

実は2020年の目標として"ミシュラン三ツ星店を訪問することを掲げていました。しかしながらコロナ禍で敢え無く挫折。その代わりと言っちゃ失礼ですが大阪の美術館に行った際、近くにあった「クイントカント」さんに訪問することにしました。

「クイントカント」さんはイタリアンの人気店。"大阪、中之島、ランチ"で食べログ検索したところ、こちらのお店がランキング一位でした。4.16評価で2020ブロンズ受賞店です。私的には初めての4点越えの店。

予約後、訪問数日前に好き嫌いは無いか等確認の電話あり。こんな連絡を頂いたのは初めての事。まあ私の場合、あまり高級店にも行きませんし事前に予約をするといったことも無いのですが。

煉瓦造りの入口の重厚な扉を開けると中は白が基調のモダンなインテリア。テーブルセッティングされたナフキンの上にオレンジ色の封筒。その封筒の中に本日のメニューが入っています。お洒落な演出。

5000円のランチコースを予約しています。高級店ですがリーズナブルな値段設定ですね。お手頃価格で一流の味が楽しめる。こういうのは有難いな。

飲み物は、少し贅沢をしてワインのカップリングを選択しました。但し、それ程お酒が強いわけではありませんので一口サイズのカップリングを選択。これも、こういう少量サイズの設定があることが嬉しい。結局このカップリングをプラスすることによって支払金額は13000円(税・サービス料込)を越えました。

本日のランチコースのメニューは以下の通り。

「フォアグラのカタラーナ」
このお店のコースはこのアミューズからスタートするのが定番です。ソースはエスプレッソと塩味クリームの二種。

「オマール海老と紅玉」
料理が運ばれた瞬間に広がる爽やかな紅玉の香り。海老の泡ソースの中に、林檎の酢漬け、林檎のパンナコッタ、オマール海老が隠れていました。

「リードヴォーとキャベツのバリエーション」
リードヴォーをカーボロネロ(トスカーナ地方のケール系の野菜)で包んだ一品。イカ墨を煮込んだソースが美味しかった。

「アニョロッティ」
卵で練った四角い形をした手打ちの生地2枚を使って上下から詰め物を挟んで閉じたパスタが「アニョロッティ」。ブルーが素敵なガラスの容器でサーブされました。 詰め物にはスペックハム(北イタリアが産地の燻製生ハム)が使用されています。スープパスタになっており、このカボチャのスープが絶品でした。

「赤ワインのリゾット ピーツと鴨」
このリゾットがこの日の一番。只、濃い味です。このお店、全般的に味つけは濃い目のイメージですね。どの料理も量は少な目で、最初は"どうだかな"と思ったけど、この味付けならコレぐらいのサイズが丁度良いと思う。量は少な目でも色んなメニューを試せた方が絶対いい。

「子羊のストゥファート 牡蠣のソース」
シチリアの家庭料理。水を加えず香味野菜の水分のみで蒸し煮します。実は、この少し前から子羊が食べたくて食べたくてしょうがなかったの。だから楽しみにしていたんだけど、煮込み料理のせいか子羊感は、それほど感じられなかったのが残念でした。いや、コれはコレで美味しかったのですけどね。

「スパゲッティポモドーロ」
30g・60g・90gから選択可能。一品の量が少なかったので60gを選択したものの30gで良かったかも。量は少な目に見えても意外にお腹一杯になっていたのですね。

「パネットーネ トピナンブールとホワイトチョコ」
「パネツトーネ」とはイタリアの伝統的な発酵菓子パンの一つ。ミラノ銘菓。クリスマス特有の菓子の一つ。「トピナンプール」とは菊芋のこと。プラリネのジェラートを添えて。

カップリングのワインはイタリアのワインがメイン。オレンジワインも多かったです。
「カルトノワールブリュットNV」「クリミーソ2017」「アニーゾス2016」
「アルカイカ2015」等。
注がれる量は一口サイズなのですが、ある時、ソムリエさんがお話に夢中になってしまい 一口サイズ以上の量を注いでしまった。そしたらソムリエさん、"注ぎ過ぎました!"と慌ててグラスを下げてしまった。いや、もう、そのままサーブしてくれて良かったのに・・・。

コースの開始時と終了後にシェフの挨拶がありました。料理の提供時、ワインの提供時、各々スタッフが詳細を説明をしてくれます。聞いても殆どチンプンカンプンですけどね。一応神妙な顔をして説明を聞きます。そんな私みたいなお客さま用か、料理については一品一品写真付きの説明が書かれたカードをテーブルに置いていってくれます。このサービスも有難いな。このお店、高級店なんだろうけどサービスがアットホームでフレンドリーでお高くとまったところがないんですよ。だから私みたいな高級店に慣れていない者でも臆せずに料理を楽しめます。スタッフもサーブの度に必ず一言、声を掛けてくれます。"どういうお料理がお好みですか"とか"今日のご予定は"とか、そして、そこから会話が始まるのです。正直、私はあまりそういうことが得意ではないので(極度の人見知り)、放置してもらった方が気が楽なのですが(笑)、そんな私でさえ、友達みたいな感覚で会話を楽しませていただきました。この接客がこのお店の一番の魅力のような気がします。

2021/01/12 更新

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