2回
2019/08 訪問
鶏醤油系でこれほど中毒性のあるつけ麺は初めて! 淡麗つけ麺としてはおそらく県内No. 1の逸品
JR横浜線の大口駅から徒歩2分の中華そば高野さん。
昨年できたお店ですが、既に行列のできる横浜の人気店となっています。私が平日お休みだった9日に訪れたのですが、平日でしかも11時15分の開店15分後の早い来店だったため、もしかしたらそんなに並ばずに入れるのかな?と思ったのですが、考えが甘かったです。すでに店内店外合わせて12人待ちでした(^◇^;)!
恐れ入りました…まあ、もしかしたらこの日は昼営業で終わりで、夜からお店がお盆休みに入ってしまうのと、子供も親も夏休みという方が多かったのかもしれませんが…老若男女がそれだけ並んでるということは、万人ウケするお味のお店なのでしょう。
30分弱待ちでカウンター席に着席。つけ麺マイスターとしてお願いしたのはもちろん!「味玉鶏つけそば」900円と、このお店で人気だという情報を事前に得ていた「和え玉」300円という、麺の小鉢です。
お店の味の特徴としては、つけ汁のベースはラーメンスープと同じで、山梨のブランド地鶏「信玄どり」を贅沢に使われていて、表面は上質な鶏油膜が張ってます。昆布で香りと深みもプラスされており、コレがつけ汁の奥に私が欲しいひと味を見事に出しています。スープを炊く水にもこだわられているようで、すごくスッキリ洗練された仕上がりです。この鶏の芳醇な香りと上品なコクがたっぷりな逸品に、さらに6種を独自ブレンドした甘めの醤油ダレが加わり…つけ汁を、醤油系としては稀有な、とんでもなく中毒性のある出来にしています。隠し味にリンゴを使われているのかな?フルーティで、味の奥に隠し味的な甘みも感じます。
麺はテレビでも度々取り上げられている有名な「麺に日本一と言ってもよいこだわりと情熱をもつ社長さんのいる三河屋製麺所(笑)」に、特注した中細ストレート麺。つけそばの麺はラーメンよりほんの少し太い麺だそうで、風味が素晴らしい北海道産小麦「春よこい」の、最高グレードを中心に三種をブレンドした麺です。器の中で昆布水に見事なバランスで浸かり、また両者が良く絡んでいて、麺ををそのままで食べても、甘みがあり絶品で、喉越しもツルツルで最高です。けれども昆布水が絡んだ麺を、この中毒性のある鶏醤油つけ汁でズズッと啜ると、さらに三位一体でとんでもなく美味しく…思わず「わっ∑(゚Д゚)!旨っ!」と、ため息が出ました。
私は昆布水つけ麺の経験は、6年ほど前に東神奈川の名店「らーめん夢」さんの開店当初に経験して以来、2度ほどしかなく、そんなたいした経験値がないので、あまりそのジャンルを語れないとは思うのですが、かの店で初めて昆布水つけ麺を食べた時を思い出すと…美味しかったですけど初心者ながら「美味しいけど、つけ麺としては上品過ぎて変化球だな〜。また食べたいか?と言えば、王道の濃厚魚介つけ麺のが食べたいな(^◇^;)…」と、当時感じたのを覚えていますが…高野さんの昆布水つけ麺を食べて、その価値観がひっくり返りました。
その完成度の高さ…昆布水と麺との絶妙な絡み具合や相乗効果の旨味に、今までの昆布水つけ麺に対する考えが間違いだと、良い意味で衝撃を受けました。こちらの昆布水つけ麺の出来は、王道の濃厚魚介極太つけ麺の中毒性に負けず、私が今まで食べた中でも稀有な、あとをひく素晴らしい完成度のつけ麺です。
具で特筆すべきはモモとムネの2種の鶏チャーシューと味玉。チャーシューはそれぞれ異なるスパイスで味付け・調理され、肉本来の旨味が引き出されています。
味玉は、千葉県柏市のむこたま直送の卵を使われていて、パプリカ入りの栄養たっぷりな餌を食べて育った純国産鶏の卵は、あっさりながら甘みととコクがある濃厚な味わいで、とても美味しいです^ - ^。
また、つけ麺にちょこんと添えられたとろろ昆布も大変美味しく、良いアクセントになっています。麺やスープに混ざるとさらに旨味が増し、とろろ昆布が苦手な人も好きになる美味しさでしょう。
総括すると…このつけ麺は、醤油淡麗系のつけ麺としては私の中でトップにランクインしました。また、全体的な私のつけ麺ランキングの中でも、ベスト3に入ってくる美味しさでした!脱帽です。つけ麺の新しい可能性を再発見しました(*☻-☻*)。
大口遠いけど、もう期間をおかずに食べに行きたいです!夏休み早く開けて(笑)。こちらには相方様を必ず連れて行かねば( ̄O ̄;)!と強く思ってます。
また、プラスアルファで頼んだ、人気の和え玉も抜群に美味しく、コレも脇役でないねΣ(・□・;)
まるでカルボナーラのようで…塩レモンのアクセントも良く、美味しすぎて…つけ汁につけずにデフォでそのまま一気に食べきってしまいました(笑)。食べログでレビューするためにじっくり味わう間もなく、マジで一気に旨い旨いと、気づいたらなくなってました(笑)。なので何も書けません(−_−;)…また和え玉レビューを書くために食べに行きます(苦笑)
2019/08/12 更新
【リピート満足度】☆☆☆
(☆3つが普通に満足)
基本情報は前回レビューを併せてご覧ください。
平日の12時半、仕事で出先の途中に、時間を作りまた来ちゃいました!あの味が忘れられなくて(笑)。エイさんのつけ麺ランキング4位に彗星のように入ったこのお店(2019.11.16現在)。この日は待ち人が10人で20分待ちで入店しました。
つけそばの基本情報は前回レビューで書き尽くしました。ぜひ前回レビューで確認してください!
今回は追記情報として、10月の消費税増税による値上げで、中華そばが30円、つけそばが50円値上がった事と(和え玉は値段変更なしです)、前回書けなかった和え玉レビューを若干したいと思います。
前回、マイレビュアーのtaro.474さんに、「ラーメンのお供には中華おこわも美味しいですよ!」とオススメいただき、今回はそうするつもりだったのですが…券売機の前に立ち、ついつい前回美味しくて一気に食べてしまった和え玉のボタンをまた押してしまいました(^◇^;)。
今回は味玉をつけずに鶏つけそばと和え玉のコンビネーションです。和え玉は、必ずつけそばや中華そばを食べ終わった後に提供されます。これは徹底していて、今回オペレーションで、和え玉をお姉さんが作ってくださっていたのですが、手違いがあり一個早く、そばが提供される前の分を作ってしまったようでしたが、それを作り置きにして、数分後どなたかお客さんに提供するのでなく、ばさっ!と捨ててました!(◎_◎;)。「わーもったいない!俺食べるよ〜(汗)」と思った反面「徹底してるな!あったかい出来立てをお客さんに提供する姿勢が!カッコイイ(´⊙ω⊙`)‼︎」と感嘆してました。
和え玉は、茹であげられた温かい麺をボールの中でソースに手で揉み込み味付けられて提供されます。前回カルボナーラの様と表記しましたが、ボルチーニ茸のようなきのこのクリームソースも和えられているようです。レモンと黒胡椒、鶏油で味を整えられているので、洋風なパスタのようにも感じるのでしょう。青ネギや、細く細かく切り込まれた鶏チャーシューも、粘度の高いソースのおかげで、そのままでも麺によく絡み、掛け算の美味しさを演出しています。
鶏つけそばは、もう安定の素晴らしいお味。私のルーティン通りに、最後は昆布水割りで3割スープを堪能し、その後スープ割りをお願いして暖かなスープを楽しみましたが…今回変わったところとして、和え玉の新たな食べ方のため、このスープ割りを使いました。
和え玉はそのまま食べきっても美味しいのですが、今回私はあえて半分残して、あったかいスープ割りにこの和え玉をインしてみましたっ٩( ᐛ )و。
…邪道?でもイイんだ…もうやっちまったから(笑)
しっかしこれが案外美味しくて、やってよかったんですよね〜。なんか、思いがけず美味しいラーメンを食べれちゃったような錯覚にも陥りました∑(゚Д゚)。
そしてこの試みで発見したことは…
エイさん…きっとここのあったかい中華そばが大好きだと思う( ̄∀ ̄)…まだ食べたことないけど(笑)
次回は、つけそばはとりあえず置いといて、中華そばを食べてみよう…と固く心に誓いました(笑)