2回
2019/07 訪問
ダブルシェフが生み出す新イタリアンの世界
山口シェフと北野シェフが生み出す料理は毎回感動を覚えます。ピエモンテ州で修行された山口シェフと、魚介やハーブを使った料理センス抜群の北野シェフ。
その2人が話し合い協力して作り上げる毎月のコース料理は心踊るという言葉がふさわしく、何度も足を運びたくなる。
そして、ソムリエの方もまたその料理に寄り添い、決して主張し過ぎないワインをペアリングしてくださり、多くのナチュラルワインがとても心地よく感じます。
小さな劇場で行われる静かで丁寧な料理とワインの共演は、誰もが味わっていただきたい時間です。
なお、ワインのペアリングをするとこのくらいの金額になりますが、一杯、二杯でも、またお酒が飲めなくとも楽しめるのでご安心を。
2019/07/20 更新
テアトリーノの料理にはいつも驚きとワクワクを感じることができる。
その理由はダブルシェフの確かな技術とセンスなのですが、そのチャレンジが素晴らしいと感じる。
8月のコース料理には安芸高田鹿のブラーチェに感激した。一般的に鹿などのジビエは秋から冬をイメージされる方が多いと思いますが、夏鹿はおいしい。春から夏にかけてエサとなる草などが豊富で脂がのる。このことを多くの方に知ってもらいたい。
この料理を食べてまさにそう感じました。この8月に是非訪れてみてほしい。
さて、テアトリーノといえば、スタートに出る3種のスナックが定番だったのだが、この夏から2種に変更。グリッシーニと生ハムの合わせとグリッシーニの中にオリーブオイルが入っていてこれまた口の中でトロッと楽しい。
トルテッリーニインブロードは中盤に出るようにコースの構成を変えられていて、その変化もとても好き。
コロナだからこそ気づく日本食材の素晴らしさ。そんな食材たちを多用されつつ、しっかりイタリア料理で、ナチュラルワインを中心としたワインペアリングも最高です。
また伺います。