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雲に浮かぶ担担麺 正直まじでめちゃくちゃ美味しい名店。 担担麺はたしかに雲に浮かぶかのような白いスープ。ミルクのような白湯スープにエスプーマで泡々にされた仕上がりは、改めて極上のまろやかさを感じる。そこに担担要素として、ピリ辛ミンチ肉が入ってる感じ。まろやかさをベースとしつつ、独特のコクが加わる感じ。辛さとか痺さはあんまりないけど、もはやこのまろやかさが極上すごて何も言うことはないレベル。 そこに加わるのが結局、超極上のモチモチ麺。もはや信じられないような唯一無二のモチモチさ。製麺所併設の自家製麺ということやけど、どうしたらこの真空熟成みたいな独特のモチモチさが表現できるのか意味不明なレベル。 ラーメンが出てくるまでもスムーズやし、野菜たちもたっぷり乗ってるし、本当に申し分ないというほどの超絶名店でした。 鶏豚だしらぁ麺 いやーめちゃくちゃ美味かったなあ。完全に腰抜けた。 幹線道路沿いにありそうな見た目のポップな店構えに、緑と木を貴重とした暖かな内装。この居心地の良さに、逆に安定感のある感じねと気を抜いてたらあまりの本格的なラーメンに度肝抜かれる。 まず大衆的なよくある感じのWスープラーメンね〜と思っていたら何これ!?超クリーミーで真っ白かつ、驚くほどに泡々なスープがやってきてほんとに度肝抜かれる。そして一口スープを飲むとこれまた度肝。そしてもういいやろと思って麺を食べたら3度目の度肝。まさにそんな感じで驚きっぱなしのラーメンやった。 麺がまず異常なぐらいのモチモチ。全粒粉入りの中太麺なんやけど、もはやこれはラーメンのモチモチさじゃない。生パスタとか生そうめんとかで感じるあの独特のモチモチ感。でも味はしっかりとラーメンやからまた結局頭を抱える。 そしてスープも白湯風味が香るものの、それだけじゃなくしっかりとスープが昇華されてる感じでめちゃくちゃ美味しいし、両者のマッチングが凄いから極上の食後感に仕上がってる。 野菜がたっぷり乗った見た目にも美しいラーメンやし、最後の一滴まで気持ちよく飲み干せるミルクのようなスープ。まじでたまげるような美味しさの名店でした。
2021/06訪問
2回
特製 油そば(葱油そば)(麺大盛) 駅直結の広くてポップなお店だけあって、オペレーション早いし居心地の良い空間になってて素敵。 特製 油そばは、何よりもくじら食堂らしいピロピロ系のちぢれ麺で作られてるところが一番の特徴。どんな形になってもこのモッチリさと独特の食感の麺がやっぱり輝くほどの美味しさやなあと再度実感した。油タレ自体は、かなり醤油が濃いめのガツンとした味わい。麺が爽やかやから余計にギャップが際立つけど、生卵と合わさってマイルドになってくると丁度良くも感じてくる。 あとはトッピングたちの華やかさやなあ。シャキシャキの水菜とか刻みタマネギとか糸唐辛子はそらもう油そばならではの良さを引き立ててるし、麺のモチモチさとのコントラストが美味しい。ただそれ以上にチャーシューがさすがの美味しさで、特にレアチャーシューの方は、油そばのトッピングとは思えないほどにしっとりと上品で、確かな実力を感じたほど。 全体的にポップに纏まっていて、使い勝手の良さと美味しさを両立したような美味しいラーメンたちが揃ってるなあと実感。 特製 正油 (麺大盛) いやー美味かったなあ。流石の美味しさを感じた。 醤油ラーメンは煮干しの香るスッキリとしたスープ。 何よりも手もみの平打ち系ちぢれ麺が抜群にマッチして美味かった。弾力がある系の手もみ平打ち麺も美味しいけど、それらとは一線を画すスタイル。ピロピロとした感じで、すごくスッキリと入ってくる麺。透明感のある食べ口で、軽いイメージ。醤油スープも優しくてスッキリしてるんやけど、薄いかと言われたらそんなことは無くて、むしろ醤油らしいコクとかもしっかり持ち合わせてるのが素敵。 チャーシューも、一口食べたら脂が染み出るようなジューシーさ。それがこの醤油スープに包まれて、さらに一段上の美味しさに登ってる感じ。細いささくれメンマも素敵。 ラーメンの種類も多いし色々食べてみたい。しっかりとした実力を感じる名店。
2021/10訪問
2回
やっぱり何度行っても使い勝手がめっちゃ良い名店。 出てくるのもめちゃくちゃ早いし、美味しいし、値段も安いし、何よりちょうど心地の良いサービスが素敵すぎる。 麻婆春雨は、紹興酒がばちばちに合うような中国感溢れる味わい。繊細な春雨と挽肉が、中国の調味料で和えられてる感じ。 青椒肉絲はしっかりとした肉感ある。しっかりとした味付けやけど、ご飯がなくても食べられる絶妙なサッパリさ。空芯菜の炒めはもはや言わずもがなの美味しさ。油で炒めただけなのに! 餃子はニンニク不使用ということもあって、すごくシンプルで優しい。もう少しインパクト欲しいかな?と思うぐらいやけど、この心地よい店内の雰囲気とリンクしててこれはこれで好感持てる一皿。 五目チャーハンは美味すぎて、他の〆を頼めない弊害が発生しているレベル。 これからもずっと使い続けたい名店。 ビックリするぐらいに居心地の良い名中華。 歌舞伎町の入り口にある雑居ビルの中華料理屋という時点で、雑然としてて綺麗ではない感じのお店なんかなと思ってたけど、完全に正反対。広々としてて清潔感のある店内で、めちゃくちゃ快適。エレベーターを降りたとこの店名のロゴとかにもこだわりを感じる。場所柄を考えると意外なほどにキチンとしてる。 餃子は、ニンニクが使われてないこともあって、野菜のシャキシャキ感も楽しめるサッパリしたテイスト。焼餃子、蒸餃子、水餃子とか色んな種類あるけど、どれもこのベーシックなのが基本になってる感じ。ただ蒸餃子はちょっとモッチリしてたりとかやっぱり個性はある。個人的には水餃子のツルッとしててシルクのような舌触りが好きやった。 五目チャーハンも、カニの風味が香る味付けが絶妙で美味しいし、麻婆豆腐も、甘めの甜麺醤がベースながら麻と辣がどっちも効いてて美味しい。カキと春雨の炒めもオイスターソースで優しく味つけられた春雨が最高やわ。料理の種類もめちゃくちゃ豊富ながら、量はしっかり多いから大人数でワイワイと楽しむ中華として最高やと思う。 そして何より店員さんの気遣いが驚くほど細やか。ビールを先に頼んでて貰ってたら、到着時に無くなった泡を継ぎ足してくれたりとか、細やかな気遣いの声掛けとか。正直感動レベルの接客。 味も美味しいし、値段も安いし、気軽に使える中華としてかなりレベルの高い名店。
2020/12訪問
2回
ちく玉天ぶっかけ(大)(冷) ネギトロ丼 安定した味の讃岐うどん屋さん。良くも悪くも安定感。讃岐うどん界のマリオ的なポジション。無難に何でも卒なくこなす安定感があるものの、なにかに特化した個性がある訳ではなく、あくまでベースの基本となる味な感じ。 ぶっかけは、しっかりしたコシもあるし流石のさぬきうどん感。鰹出汁の濃いぶっかけ出汁も普通に美味しい。でもやっぱり讃岐うどんのど真ん中すぎてもう少し個性あったら美味しいなあという感じの印象。でももちろん普通に味は美味しい。そういう意味ではやっぱり讃岐うどんの名店の原点て感じする。 甘めの海鮮ダレで食べるネギトロ丼もスタンダードに美味しいし、そう考えると駅ナカのうどん屋さんとしてしっかり満たしてくれる名店でもある。 ネギトロ丼ちく玉天セット まあ安定感ある讃岐うどん。まあ定番の讃岐うどん。ちょっもともっちりした感じ。香川にも良くあるタイプのうどん屋。安定したぶっかけ。 半熟玉子の天ぷらはちょうどの半熟感ある。一番ちょうどの半熟。ちくわ天はやっぱそんなにいらん。笑 ネギトロ丼はサイドとしてちょうどいいサイズ。海鮮たれは甘め。というかもはや甘だれ感すらある。ネギトロ丼には普通の醤油のが合うかも。 まあちょっとちゃんとしてる定番の讃岐うどんて感じ。ただやっぱ東京駅やし値段高いね~。
2021/04訪問
2回
箱盛そば(大盛) 生麩の天ぷら 箱盛そばは、名前の通り箱に入って出てくるのが可愛い感じ。十割そばやから、そば本来の味わいが楽しめるらしい(小並感)。 扁平に切り落とされたそばは、表面の滑らかな食感が印象的。穏やかなコシがある感じで全体的に優しい味わい。そばつゆもしっかり濃いから、上品すぎずに普段使いのそばが楽しめる感じ。 ただあとは、生麩の天ぷらはもう腰ぬけるぐらいの旨さ。口当たりの軽い上品な衣に包まれた生麩の食感があまりにも素晴らしくてちょっと言葉を失うレベル。しなやかな弾力、とろけるような歯ごたえ、なんと表現していいんか分からんけどとにかく極上。やっぱりこういう逸品のレベルの高さを見ると、ああこれぞ蕎麦屋さんやなという感じ。 派手さは一切なく、どちらかというとしゃがれた空間の中で、逸品とともにちびちびとお酒を愉しむ。そんな素敵な時を過ごせるようなお店。あと蕎麦湯めっちゃ濃厚。 鴨汁そば(鴨肉入り温かいつけ汁)(大盛) とろろそば(梅しそ入り) ちゃんとした蕎麦屋。店内に蕎麦掘削機みたいなやつある。うどんでいうところのコシ?がしっかりある蕎麦。蕎麦だけで食べても十分美味しい。蕎麦の味もしっかりしてる。なんか十割蕎麦とかいうやつらしい。 鴨汁はやっぱり甘めで鴨の出汁と鴨肉と葱はごろごろ。鴨肉は結構ごろごろと色々入ってたけど、そんな鴨の旨味ドーン鴨のだしバーンて感じではなかった。まあそれが世にいう旨い鴨なのかは不明やけど。 とろろそばは、とろろ9:出汁1で楽しむ感じ。本格感。 落ち着いていて、本格的で、一品料理とかも揃ったちゃんとした蕎麦屋という感じ。蕎麦自体の味の良し悪しを確かめる能力持ててないみたいなところはある。とにかく旨かった。 甘皮そばも選べるからそっち食べてみたいところもあった。色がだいぶ濃くて、太いらしい。
2021/08訪問
2回
濃厚煮干蕎麦 特製変更 黒酢の和え玉 水天宮駅の交差点からT-CAT方面に少し歩いた先に出てくるラーメン屋さん。凛とした小綺麗な店構えと奥に細長く伸びるカウンター席が印象的。 濃厚煮干蕎麦は、セメント系煮干スープなのに雑味が一切なくて、煮干しの濃厚な旨味とそれを支える強すぎない塩味がぐっとやってくる。舌に魚粉が残るようなザラつきあるドロ系スープやけど、クドすぎないからサッパリと食べれるのも嬉しいところ。合わさる中細ストレート麺もかなりモチモチとした伸びやかな食感で、スープとの相性も抜群やしめちゃ美味しかったなあ。 薄切りのチャーシューは、やっぱりアッサリと食べられて美味しい。 黒酢の和え玉は、バルサミコ酢のしっかり効いた和え玉。麺がモチモチやから、このバルサミコで絡めただけの状態でも美味しいし、セメント系の煮干スープに加えても絶妙な味変が効いてそら当然美味しいでしょという組み合わせ。煮干スープが旨味と塩味の強いスープが故に、この酢の爽やかさが絶妙なのよ。最後スープを飲むときには、たっぷりの刻み玉ねぎも相まって一層爽やかに食べれるのも有難い。 素敵な接客も相まって活気がありつつも居心地良いお店でした。
2024/06訪問
1回
魚介とんこつつけ麺 特製(中) 石神井公園から少し南に歩いていった穏やかな住宅街の中に出てくるラーメン屋さん。温かくて柔らかみのある素敵な空気感が印象的。オープンで開放的な入口から繋がる店内は、地元の人々の溜まり場になってるようなコミュニティスペース感すらあって、もうこの時点でたまらない。 魚介とんこつつけ麺は、まずその麺のエアリーさに驚く。見た目はつけ麺らしい中太麺なんやけど、一口食べた瞬間に空気を食べてるかの如くふんわり溶けていくソフトな食感。すごく斬新なテイストでびっくりした。これに合わせるつけ汁は、クリーミーさもあるような滑らかな魚介とんこつ。塩味もありつつも、定番の魚介の旨味がしっかり追いかけてくる滑らかで安定した美味しさ。ソフトな麺と相まることで、かなり軽く爽やかに食べ進められるような一杯やった。 特製チャーシューはかなり大振りで食べ応えある。メンマは、甘めの下味がしっかり染み込んだ上品で丁寧な美味しさやった。チャーシューも含めて丁寧さを感じるトッピングたち。つけ汁には小さく刻まれたナルトとかチャーシューが入ってるのも嬉しいところ。 麺が余りにソフトやから茹で前300の中サイズでも全然ペロリと食べれてしまう軽さもある。あと店員さんの笑顔とゆったりとした余裕が素敵で、地元に愛されるのも良く分かるなあというほんとに素敵なお店でした。
2024/06訪問
1回
得ラーメン 中 水道橋駅前からすぐの飲食店が乱雑にひしめくエリアに出てくるラーメン屋さん。少し古めかしくも渋くて味のある店が多い素敵なエリアという印象。例に漏れず飾り気のない狭めの店内に、席がギュッと密集しているオフィス街のラーメン屋のような雰囲気が良い感じ。 得ラーメンは、豚骨スープの香りがスッと鼻を抜けていくのが印象的な一杯。しっかり家系なんやけど、カエシの醤油がそこまで濃くないからこそ豚骨が前面に香ってくるのかも。麺は家系にしては少し細めに感じるストレート麺。でもモチモチ感と優しい卵感はしっかりとある。スープにしても麺にしても優しいスタイルで統一されてる感じ。ただ豚骨感は強いのがまた憎いところ。ここにたっぷりのほうれん草とか刻みネギが乗っかってくるのがまた贅沢感。肉厚の豚バラチャーシューは、しっかりした食べ応えがまた味わいのアクセントに繋がってて美味しかった。 壁一面に張り出された野球帰りの人たちの古びたチェキ写真も素敵やし、なにより店員さんが明るい笑顔で小まめに声かけしてくれてるのも嬉しいポイント。これは地元に愛されるよなあと言うのがよく分かる素敵なお店でした。
2024/06訪問
1回
特製たまごかけ麺 大 神保町駅から九段下方面にほんの少し歩いた大通り沿いに出てくるたまごかけ麺専門店。カウンター席が奥に伸びる小ぢんまりと狭い店内ながら、テーブルに置かれた石皿だったり食器だったり黒と金を基調ときた高級感を醸し出す雰囲気。 たまごかけ麺は、かなりキンキンに冷やしてくれててとにかく爽やかに食べられる一杯。しっかりとモチモチで肌に吸い付くような麺自体がめちゃ美味しいし、ここに合わさる卵とタレがめちゃ爽やか。魚介感もある優しくてクリアな味わいのタレやけど、しっかりと旨味もあって食べごたえにも繋がってる。ここにレモンとかワサビの味変加えていくと、基本の爽やかを保ったままに雰囲気変わってめちゃ素敵。 あとはチャーシュー達が絶妙やったなあ。特に豚チャーシューは、照り焼きタレがかかってるから爽やかな一杯に対するアクセントてして最強。対する鶏チャーシューは、逆に一切の雑味を持たない淡白とすら言えるほどの一枚。爽やかさを全く邪魔すること無く違った食感を楽しませてくれる。 最後に投入するご飯は、しっかり粒が立ってて美味しいし、温かいからこそキリッと冷えたたまごかけ麺とはまた違った表情で味わえる。 いや〜ポップな味わいではあるものの、しっかりと満足度の高い美味しさでした。
2024/05訪問
1回
特製赤味噌ラーメン(大盛り) 生たまご 九段下駅の北側に広がる飲食店ひしめくエリアに位置するラーメン屋さん。小ぢんまりとした店内ながら、シンプルな綺麗さでどこか余裕のある雰囲気。 特製赤味噌ラーメンは、まず見た目の時点ではあまりの濃厚な色合いに驚いてしまうほどのこってり味噌感。そして味わいは、まさに名前の如く赤味噌のお味噌汁を更にしっかり濃くしたような強さを感じる濃厚スープ。ただ味噌のねっとり感が舌の上に残るかのようなテイストすらありながらも、ついついスープを飲んでしまう程に旨味も詰まっててサラリといけるのが癖になる。そして麺は、しっかりとしたブリ感のある中太麺で、この濃厚な味噌の味わいにめちゃよくマッチする絶妙麺。インパクトの強いこのスープにこの麺を合わせちゃうのは、もはや期待に応えすぎてくれてて逆に罪深い。 脂身の多めなチャーシューも絶妙な厚みが故に、濃厚スープと上手く溶け合って旨味がとろけてきてほんまにたまらん。極めつけは、炒め野菜の香ばしい香りとともにクタシャキの野菜食感がスープと一緒に訪れる味噌ラーメンの醍醐味もしっかりと楽しませてくれる。 生たまごをつけ麺風にして食べるのも美味しいけど、これはもはやご飯と一緒に食べたくなる。ユニークさも兼ね備えつつしっかりとレベルの高い一杯。ぜひまぜそばも食べてみたいところ。
2024/05訪問
1回
特製醤油らぁめん(大盛) 生駒市内の車通りの多い道路沿いに出てくるラーメン屋さん。店前に駐車場がしっかりと整理されてて、場所柄的にも完全に車で来るようなスタイルのお店。カウンターのみの店内やけどゆったりとした広さあるし、ホスピタリティ的にもかなり安心感ある雰囲気。 特製醤油らぁめんは、しっかりと抽出された鶏スープの旨味が綺麗な一杯。醤油スープに浮かぶ鶏油も黄金色に輝いててめちゃくちゃ美しい。醤油のカエシがそこまでキツくないからこそ、鶏スープの旨味出汁が主体に味わえる上品な美味しさに仕上がってる。醤油のキレ味も後ろに控えつつ、スープの後味にも鶏スープの優しさが印象に残るほど。 ここに合わさる麺は、細ストレート麺とは思えないほどにしっかりと弾力ある食感で唸った。まさに靭やかという表現が一番似合う美味しい麺。 鶏チャーシューは肉厚やけど、しっとりした美味しさも維持されてて美味しかったなあ。スープが優しい仕上がりになってる分、味玉からの卵黄が溶け出した時にはそのマリアージュがまた美味しかった。 地元に密着したようなローカルさも相まって、店内に漂う小気味良い雰囲気が素敵でした。
2024/05訪問
1回
チキンカレー 3種コンボ 新宿駅から小滝橋通りをずんずんと進み、大久保駅周辺エリアに差し掛かろうかと言う辺りに出てくるカレー屋さん。居酒屋ひしめく雑居ビルの2階フロアながら、独特の緑色の内装でカフェ感すら漂う雰囲気が印象的。 チキンカレー 3種コンボは、まさに如何にもスパイスカレーと言った一杯。スパイスとの偶然の出会いを楽しむというよりは、スパイスがしっかりルーに溶け込んでるような美味しさ。チキンカレーはジューシーなチキンがゴロゴロ入ってて満足感高め。少し奥底に和のテイストも感じるようなスパイスカレー。キーマはしっかりとミンチ肉ゴロゴロ入ってて美味しい。mix 豆カレーは、まさに豆カレーらしい派手さは無いけど穀物系の渋い味わいといった印象。 しっかり硬めに炊かれたライスは、お米の粒一つ一つが立ってて、カレーとの相性良くて美味しかったなあ。 しっかりとカレーがたっぷり味わえる割には値段も リーズナブルで素敵なお店でした。
2024/04訪問
1回
ロースらーめん(大盛) 人形町駅前の交差点から秋葉原方面に向かってほど近い場所に出てくるラーメン屋さん。縦にどーんと広い白壁が目立つ外観で、なんだかネオノスタルジックな雰囲気漂う独特の風貌。店内はしっかり輝く綺麗なカウンター席で、外観とはまた違った雰囲気で面白い。 ロースらーめんは、まず煮干しがしっかりと香るまろみ系スープが印象的。濃すぎず優しい味わいでありつつ、魚粉まで溶け込んだような独特のまろみ感が美味しい一杯。まさに穏やかな和のスープ。合わせる麺はモチモチ系の中太ストレート麺。かなりしっかりとした弾力が美味しいし、スープと一体となってるなかでもモチモチ麺らしい小麦のしっかりとした旨味と香りが主張してきててびっくりした。 自家製ロースは、良い意味でかなりシンプルで淡白に揚げられたような美味しさ。衣も薄くて素朴な味わい。決してスープの美味しさの邪魔をしないし、むしろ上手く溶け合って優しい世界を作ってくれるような一杯。 オペレーションも小慣れてて穏やかな気持ちになれる素敵なお店でした。
2024/04訪問
1回
全部のせ肉汁中華ソバ(醤油)(大盛) 末広町駅の交差点からすぐのところに位置するラーメン屋さん。ラーメン屋さんがひしめくエリアの一区画で、他のテナントと同様に奥に細長い店構え。 肉汁中華そば(醤油)は、まさにその名前の通り甘辛く煮付けたチャーシューから煮出されたような甘さと旨さが印象的な醤油ラーメン。コクある飲み口のスープでなかなかに美味しかった。麺もユニークな偏平細麺で、細麺が故の食べやすさもさることながら、独特の舌触りと食感が面白かった。舌触りは少しザラつきつつ、エアリーな食感もありつつといったテイスト。あとはしっとりのレア豚チャーシューとかシャキシャキモヤシとかとろーり味玉とか色んなトッピングがどっさりと散りばめられてて、麺も味わう中でのエンタメ的な楽しさある一杯やったなあ。レア目な鶏チャーシューもボリュームがしっかりしてて満足度高かった。 どこまでもポップな美味しさではあるものの、しっかりと満喫できる一杯で美味しかったです!
2024/04訪問
1回
香がし味噌らーめん(豚チャーシュー)(大盛) マーボー丼 渋谷ストリームの中に位置するラーメン屋さん。風が吹き抜けて光が貫くような近未来感溢れるエリアの中に溶け込む綺麗な店構えが印象的。店内は割とゆったりとして広めの空間。 香がし味噌らーめんは、熟成味噌の旨味がしっかりと広がる本格濃厚スタイル。コク深い飲み口のスープがたまらんし、ここにしっかり炒められた野菜たちが加わってくる辺り、丁寧な味噌ラーメンの王道を外さない美味しさがある。ここに合わせるのが加水率高めの中太ちぢれ麺というのは少し斬新やった。透明系の色合いで、しっかりとした弾力のモチモチ麺。味噌が濃厚がゆえに全然合うんやけど、札幌感に慣れてると少し意外や美味しさ。豚チャーシューは、水煮でしっかり炊かれたようなほろりとトロける美味しい臭みがあって、アクセントとしても美味しかったなあ。 マーボー丼は、しっかりと痺れる本格的な麻の逸品。甜麺醤のような甘さよりも麻とか辣とかがしっかり効いたキリッとした美味しさなので、ご飯のお供にする以上にお酒と一緒に流し込むのが最高かも。ご飯がしっかり多いから、マーボー丼として食べつつ残ったご飯を味噌ラーメンと一緒に楽しめるような楽しみ方できるのもありがたいところ。
2024/04訪問
1回
つけ汁 2種 つけめん(にんにく醤油、海老) 黒毛和牛サーロインご飯 いやああ、もう美味しかったああ。まじで叫びたくなるぐらいの圧巻の美味しさ。どこもとんでもない美味しさを誇る小池グループの中でも、満足度で頭一つ抜けてるのではと感じるほどの美味しさ。 御徒町駅からほど近いアメ横そばの雑居ビルの一階に出てくるラーメン屋さん。いかにも雑居ビルらしいガチャガチャとした店前とは打って変わって、コンセプトのしっかり作り込まれたイケてる店内も格好いい。 まずつけめんは、とにかく麺の美味しさが半端じゃなくて感動はここから始まる。きめ細やかで吸い付くような肌触りのツルツル麺。一度噛めば、モチモチ食感は勿論のこと、ギュッと詰まった小麦の美味しさが一気に溢れ出るたまらない美味しさ。しっかりモチモチやのに、少し細めのセクシーさすら感じる麺はこの時点で圧巻。 ただここから始まる2種のつけ汁が、もう完全に異次元の世界。どちらも極上の美味しさで完全に打ちのめされる。にんにく醤油は、とにかく分かりやすくてドカンとパンチの効いた正ににんにく醤油。刻みにんにくが大量に含まれてて全力で殴りかかられるような暴力的なインパクト。対する海老は、海老が全面に来るというよりも、甘味と一体になったような旨味がたまらん。正直つけ汁としての最高峰といった美味しさで、時屋を思い出すような極上のつけ汁。どちらも独特のまろみあるつけ汁になってて、しっかり麺と絡むのにサラリと楽しめる。これもまた極上のつけ麺たらしめる素晴らしさを誇ってた。 あとは黒毛和牛サーロインご飯ももう言葉を失うほどの美味しさやった。まず桐箱からサーロインの一枚肉を取り出すこの工程から圧巻すぎるのよ。体験価値としてだけで十分元を取れるような極上時間。そしていざ口に含むと、もう本当に世界が幸福で包まれる。肉としての圧倒的な美味しさだけじゃなくて、卵の旨味の濃厚さだけでも心やられる。タレとご飯と、この肉に関わる全てによって極上な異世界に飛ばされるような感覚。 正直こんなに一瞬で無くなる300gのつけ麺があると思ってなかった。食べれば食べるほどお腹減っていくほどの美味しさ。とにかく圧巻で極上の名店でした。
2024/03訪問
1回
台湾ラーメン(大盛) 焼売 武蔵小金井駅北口からスッと伸びる交通量の多い通りを歩いてすぐのところに出てくるラーメン屋さん。カウンターとテーブル席がそれぞれゆったりと広がる店内で、さながら飲んだ後にダベるのにも丁度良いんやろうなあという雰囲気。 台湾ラーメンは、ある意味では凄く台湾ラーメンらしいスッキリとしたスープに、透明感あるクリアな辛さが加わった一杯。ベースのスープは鶏ガラ醤油感が際立つようなテイストで、これだけでもノスタルジックな味わいで美味しいんやろうなあという感じ。ここに少し辛めの肉味噌が加わることで、台湾テイストに仕上げてくれてる。麺は昔ながらの中太麺を思い出すような小麦の茹で感がしっかり食感の麺に纏わりつくような懐かしさも感じる味わい。野菜のシャキシャキ感とか肉味噌とかも相まって、思わず飲んじゃうタイプのスープ。 焼売もかなりスタンダードな肉焼売やったけど、最後の締めにビール飲みながら楽しむにはベストなスタイル。 深夜でも楽しめる使い勝手の良さも含めて、全体的に良い意味でのチープな安定感を楽しめるお店でした。
2024/03訪問
1回
茜鶏ムネ天みぞれ(大盛) まかないぶっかけ えび天ざる 日暮里駅東口からほど近い幹線道路沿いに出てくるうどん屋さん。山手線前後の鶯谷とか西日暮里と違って、駅前ものどかな雰囲気で住みやすそうなエリア。そんな中に溶け込む日常の店構えをくぐれば、少しきちっとした上質さも漂う空間が広がってる。 茜鶏ムネ天みぞれは、これでもかと言うほどにしっかりと乗った天ぷら達が美味しい一杯。温かいかけ出汁は上品な優しい出汁ながら、口中にじわっと広がる旨味系というよりむしろスッキリとした塩味が立つタイプの天然出汁。うどんの優しい食感と溶け合いながらベストな美味しさに仕上げられてる。 ぶっかけとかざるとかは、キンキンに冷やされたうどんの美味しさがよりしっかりと伝わる一杯。しっかりと固い食感ではあるものの、少し細めとも言えるうどんが故に意外に食べやすいのも素敵。ぶっかけ出汁は爽やかでスッキリと食べられるようなスタイルやった。何よりも天ぷらがしっかりと上品で上質なのがかなり印象に残る美味しさやった。日本酒とかと一緒に楽しむのも乙なんやろうなあ。 あとは卓上の天かすなんかも綺麗な色できめ細やかに揚げられてて上品さが凄くよく伝わってくる。そしてウズラの卵も自由に使えるのなんかもびっくり。小上がりの座敷なんかも凄く上質な空間に仕上げてくれてる。店員さんは子どもがいても、かなり素敵に接してくれるし、悪い意味での敷居の高さは無くてまた素敵。こだわりが詰まりつつも、肩ひじ張らずに楽しませて貰える素敵なお店でした。
2024/03訪問
1回
特製 蛤麺(大盛り) 貝のしぐれ煮ごはん(小) 荻窪駅南口から地上に出たほんと真ん前のところに位置するラーメン屋さん。地下を下った先に出てくるのは、明るい木質カウンターが印象的でポップな小綺麗さある店内。 特製 蛤麺は、まず一口スープを口に含んだ時のスッキリと上品な美味しさが印象的な一杯。蛤と水と、そしてほんの少しの塩で仕上げたんじゃないかというほどにスッキリとして混ざりけの無い美味しさ。そこに合わさる麺は、しなやかで柔らかいストレート麺。丁寧に仕込まれたレアチャーシューも上品さがより加速させられるといった感じで美味しかったなあ。 貝のしぐれ煮ごはんは、これまた特に絶品の美味しさやった。貝のしぐれ煮は、確かに濃すぎるような味わいではないものの、これだけでもご飯と十分にマッチする美味しさある。貝らしいプニプニ食感がしっかり残ってるのも素敵なポイント。そこにこの優しいスッキリ出汁を注いで出来上がるのは、もはやシンプルな「極上」。圧巻の美味しさの一杯やった。 蛤を含むトリプルスープという中華そばも是非また食べてみたいところ。場所柄としてもすごく使い勝手の良いようなお店でした。
2024/03訪問
1回
特 牛貝清湯中華そば 和え玉 新宿西口駅から小滝橋通りを登ったエリアに出てくるラーメン屋さん。新宿らしい雑多な、でも雰囲気の素敵な店舗が立ち並ぶ素敵なエリア。意外にもちゃちい立て看板と奥に伸びるカウンター席の店内。 牛貝清湯中華そばは、まず鼻を抜ける牛骨らしい癖のある香りが特徴的な一杯。スープを啜った時にも感じられる独特の臭みがめちゃくちゃ良い味を出してる。そこに貝の旨味が控える様に出てきて、決して主張は強くないんやけどこの貝出汁のお陰でスープの旨味がしっかり増幅されて奥行きが出てくるんやろうなという感じ。しっかりとコクある醤油の美味しさも感じるんやけど、前面に立つ牛骨の臭みと貝出汁の旨味の後味が印象強い。そこに合わせる麺は、しっかり細めのストレート麺。この細さというのも独特で、靭やかで綺麗な食感ながらスッと入ってくる軽さもあって、麺自体の美味しさも光ってた。 あとはチャーシューも美味しかったなあ。これも薄さが絶妙やから、サクッとした食感もあり旨味もよく伝わってきたりとレベルの高い美味しさやった。 和え玉は魚粉がどっさりとかけられていて、味わいも和テイストの魚介出汁感が強くて美味しい一杯。たっぷりの刻みタマネギと合わせるのもまた美味しい。麺量も半分ぐらいに仕上げてくれてるから、最後までちょうど良く美味しく食べ切れるのも嬉しいポイント。 よくありそうなスタイルながら、随所にこだわりとユニークさを感じる素敵な一杯でした。 特製醤油中華そば 和え玉