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2種選べるダル・バート ※チキンキーマ ※サンバル 仙台市北部の泉区の中でも、駅からだいぶ外れた住宅街の中に出てくるカレー屋さん。こんなところに!?という様な立地の中に位置する、柔らかで小綺麗な雰囲気の一軒家調のお店が素敵。店内はアジア文化でガチャガチャした感じなのに、ゆっくりと寛げる空気感もあって居心地は良い。 ダル・バートのプレートは、色んなおかずを様々に散りばめてくれた華やかで楽しい一皿。インドで食べられている本来のカレーという豆カレーは、すまし汁のようなクリアな美味しさの一杯。ここでまずフワフワに揚げられた豆のドーナツをいただく。これも飾り気のないクリアなテイストで素敵。次におかずというプロトコルがしっかり確立されたおかずはどれも野菜のフレッシュなシャキシャキ感が美味しくて、レベルが高かった。 チキンキーマは濃厚な味わいの中でゴロゴロと入ったチキンが嬉しい一杯。世界観に沈み込んでいくかのような奥深い旨味がある。サンバルは、野菜から出る心地よい旨味が混ざり合って美味しかったなあ。柔らかなんやけど、しっかりと強い旨味が詰まってる。まさにインドの長い歴史で培われた圧巻の文化を感じる美味しさ。 マスターがとにかくカレーにこだわりまくってて、この話を聞きながら食べることでまた格段に美味しくなる一杯。いつまでも聞いてたくなるようなエピソードと共に味わう一杯は、まさに外国に旅したかのような満足感。人生の中で大事にしていきたいなあと思える流石の名店でした。
2024/05訪問
1回
特 牛貝清湯中華そば 和え玉 新宿西口駅から小滝橋通りを登ったエリアに出てくるラーメン屋さん。新宿らしい雑多な、でも雰囲気の素敵な店舗が立ち並ぶ素敵なエリア。意外にもちゃちい立て看板と奥に伸びるカウンター席の店内。 牛貝清湯中華そばは、まず鼻を抜ける牛骨らしい癖のある香りが特徴的な一杯。スープを啜った時にも感じられる独特の臭みがめちゃくちゃ良い味を出してる。そこに貝の旨味が控える様に出てきて、決して主張は強くないんやけどこの貝出汁のお陰でスープの旨味がしっかり増幅されて奥行きが出てくるんやろうなという感じ。しっかりとコクある醤油の美味しさも感じるんやけど、前面に立つ牛骨の臭みと貝出汁の旨味の後味が印象強い。そこに合わせる麺は、しっかり細めのストレート麺。この細さというのも独特で、靭やかで綺麗な食感ながらスッと入ってくる軽さもあって、麺自体の美味しさも光ってた。 あとはチャーシューも美味しかったなあ。これも薄さが絶妙やから、サクッとした食感もあり旨味もよく伝わってきたりとレベルの高い美味しさやった。 和え玉は魚粉がどっさりとかけられていて、味わいも和テイストの魚介出汁感が強くて美味しい一杯。たっぷりの刻みタマネギと合わせるのもまた美味しい。麺量も半分ぐらいに仕上げてくれてるから、最後までちょうど良く美味しく食べ切れるのも嬉しいポイント。 よくありそうなスタイルながら、随所にこだわりとユニークさを感じる素敵な一杯でした。 特製醤油中華そば 和え玉
2024/05訪問
2回
焼餃子 水餃子 手羽先 博多駅西口からオフィス街方面に少しばかり歩いた先に出てくる餃子専門店。飾り気の全く無いシャビィそのものの店構えからは、逆に本格的な雰囲気が漂っててめちゃ素敵。地元民から愛される雰囲気。ただ店内には広くてゆったりした小綺麗空間が広がってて、定食屋さんみたいな感じで全く印象が違ってて意外。 とにかくシンプルすぎるほどのメニュー構成の中で双璧をなすような焼餃子と水餃子は、どちらもかなり小ぶりなまさに一口餃子。 焼餃子はパリパリに仕上げられた皮の香ばしさが美味しい。餡が印象に残らないほどに、ほんとに小ぶりでペロリと永遠に食べ続けられる軽さがたまらん。水餃子は若干のザラつきを感じるモチモチ系の皮が印象的。餡はシャキシャキとした野菜の食感が美味しくて、かなりヘルシーなスタイル。 手羽先は世の中によくあるスタイルとはかなり違ってて美味しかったなあ。少しパリッとした香ばしさがあるテイストで、もはやジャーキーのような乾きみすらあるスタイル。しっかりとした噛みごたえと広がる旨味の美味しい一本。 肩肘張らずにサクッと飲むのに最適で、0次会とか最後の〆とかにも最適なんやろうなあというスタイルでした。あ
2024/05訪問
1回
チキンカレー 3種コンボ 新宿駅から小滝橋通りをずんずんと進み、大久保駅周辺エリアに差し掛かろうかと言う辺りに出てくるカレー屋さん。居酒屋ひしめく雑居ビルの2階フロアながら、独特の緑色の内装でカフェ感すら漂う雰囲気が印象的。 チキンカレー 3種コンボは、まさに如何にもスパイスカレーと言った一杯。スパイスとの偶然の出会いを楽しむというよりは、スパイスがしっかりルーに溶け込んでるような美味しさ。チキンカレーはジューシーなチキンがゴロゴロ入ってて満足感高め。少し奥底に和のテイストも感じるようなスパイスカレー。キーマはしっかりとミンチ肉ゴロゴロ入ってて美味しい。mix 豆カレーは、まさに豆カレーらしい派手さは無いけど穀物系の渋い味わいといった印象。 しっかり硬めに炊かれたライスは、お米の粒一つ一つが立ってて、カレーとの相性良くて美味しかったなあ。 しっかりとカレーがたっぷり味わえる割には値段も リーズナブルで素敵なお店でした。
2024/04訪問
1回
特製中華そば 味付き替玉(鶏油) いや〜美味しかったなあ。流石の一杯といった感じ。 井荻駅南口から歩いてすぐの落ち着いた住宅街に出てくるラーメン屋さん。旧いアパートの一階に位置する悠久の歴史すら漂う渋さ溢れる店構えが印象的。ただ店内はガチャガチャしつつも、めちゃ心地よい空間になってて素敵。 特製中華そばは、まず一口目から圧倒的な鶏スープの旨味が感じられて唸った。芳醇な香りが鼻を抜けるし、鶏らしい甘味と旨味が一気に押し寄せてくる。上品な気品すら漂わせつつ、しっかりと力強いインパクトも出せてる鶏醤油スープが完全に圧巻。そしてここに合わさる麺もめちゃくちゃ圧巻。偏平型のストレート細麺なんやけど、ツルツルした舌触りと少し芯のあるような凛とした固さの麺。麺自体の美味しさがハンパじゃないし、このスープとのマリアージュったらありゃしない。たっぷり載せられたトッピングたちもどれも丁寧に仕上げられてて美味しいし、何よりも楽しくなっちゃうほどにバラエティ溢れるゴージャスさ。ワンタンは小粒ながら噛んだ瞬間に、ジュワッと肉汁溢れる美味しさでこれも極上。あと穂先メンマとかも美味しいけど、たっぷりの刻みネギのフレッシュさも良いアクセントで美味しかった。 味付き替玉も、ねっとりとした鶏油で表面がコーティングされてて丁寧さを感じる一杯。味は濃くないからスープに浸しても美味しいし、そのまま食べても十二分に美味しい味付き替玉のお手本のような一杯。方向性としてはよくある系のテイストに見えつつ、高い実力の名店でした。
2024/04訪問
1回
全部のせ肉汁中華ソバ(醤油)(大盛) 末広町駅の交差点からすぐのところに位置するラーメン屋さん。ラーメン屋さんがひしめくエリアの一区画で、他のテナントと同様に奥に細長い店構え。 肉汁中華そば(醤油)は、まさにその名前の通り甘辛く煮付けたチャーシューから煮出されたような甘さと旨さが印象的な醤油ラーメン。コクある飲み口のスープでなかなかに美味しかった。麺もユニークな偏平細麺で、細麺が故の食べやすさもさることながら、独特の舌触りと食感が面白かった。舌触りは少しザラつきつつ、エアリーな食感もありつつといったテイスト。あとはしっとりのレア豚チャーシューとかシャキシャキモヤシとかとろーり味玉とか色んなトッピングがどっさりと散りばめられてて、麺も味わう中でのエンタメ的な楽しさある一杯やったなあ。レア目な鶏チャーシューもボリュームがしっかりしてて満足度高かった。 どこまでもポップな美味しさではあるものの、しっかりと満喫できる一杯で美味しかったです!
2024/04訪問
1回
香がし味噌らーめん(豚チャーシュー)(大盛) マーボー丼 渋谷ストリームの中に位置するラーメン屋さん。風が吹き抜けて光が貫くような近未来感溢れるエリアの中に溶け込む綺麗な店構えが印象的。店内は割とゆったりとして広めの空間。 香がし味噌らーめんは、熟成味噌の旨味がしっかりと広がる本格濃厚スタイル。コク深い飲み口のスープがたまらんし、ここにしっかり炒められた野菜たちが加わってくる辺り、丁寧な味噌ラーメンの王道を外さない美味しさがある。ここに合わせるのが加水率高めの中太ちぢれ麺というのは少し斬新やった。透明系の色合いで、しっかりとした弾力のモチモチ麺。味噌が濃厚がゆえに全然合うんやけど、札幌感に慣れてると少し意外や美味しさ。豚チャーシューは、水煮でしっかり炊かれたようなほろりとトロける美味しい臭みがあって、アクセントとしても美味しかったなあ。 マーボー丼は、しっかりと痺れる本格的な麻の逸品。甜麺醤のような甘さよりも麻とか辣とかがしっかり効いたキリッとした美味しさなので、ご飯のお供にする以上にお酒と一緒に流し込むのが最高かも。ご飯がしっかり多いから、マーボー丼として食べつつ残ったご飯を味噌ラーメンと一緒に楽しめるような楽しみ方できるのもありがたいところ。
2024/04訪問
1回
台湾ラーメン(大盛) 焼売 武蔵小金井駅北口からスッと伸びる交通量の多い通りを歩いてすぐのところに出てくるラーメン屋さん。カウンターとテーブル席がそれぞれゆったりと広がる店内で、さながら飲んだ後にダベるのにも丁度良いんやろうなあという雰囲気。 台湾ラーメンは、ある意味では凄く台湾ラーメンらしいスッキリとしたスープに、透明感あるクリアな辛さが加わった一杯。ベースのスープは鶏ガラ醤油感が際立つようなテイストで、これだけでもノスタルジックな味わいで美味しいんやろうなあという感じ。ここに少し辛めの肉味噌が加わることで、台湾テイストに仕上げてくれてる。麺は昔ながらの中太麺を思い出すような小麦の茹で感がしっかり食感の麺に纏わりつくような懐かしさも感じる味わい。野菜のシャキシャキ感とか肉味噌とかも相まって、思わず飲んじゃうタイプのスープ。 焼売もかなりスタンダードな肉焼売やったけど、最後の締めにビール飲みながら楽しむにはベストなスタイル。 深夜でも楽しめる使い勝手の良さも含めて、全体的に良い意味でのチープな安定感を楽しめるお店でした。
2024/03訪問
1回
特製 蛤麺(大盛り) 貝のしぐれ煮ごはん(小) 荻窪駅南口から地上に出たほんと真ん前のところに位置するラーメン屋さん。地下を下った先に出てくるのは、明るい木質カウンターが印象的でポップな小綺麗さある店内。 特製 蛤麺は、まず一口スープを口に含んだ時のスッキリと上品な美味しさが印象的な一杯。蛤と水と、そしてほんの少しの塩で仕上げたんじゃないかというほどにスッキリとして混ざりけの無い美味しさ。そこに合わさる麺は、しなやかで柔らかいストレート麺。丁寧に仕込まれたレアチャーシューも上品さがより加速させられるといった感じで美味しかったなあ。 貝のしぐれ煮ごはんは、これまた特に絶品の美味しさやった。貝のしぐれ煮は、確かに濃すぎるような味わいではないものの、これだけでもご飯と十分にマッチする美味しさある。貝らしいプニプニ食感がしっかり残ってるのも素敵なポイント。そこにこの優しいスッキリ出汁を注いで出来上がるのは、もはやシンプルな「極上」。圧巻の美味しさの一杯やった。 蛤を含むトリプルスープという中華そばも是非また食べてみたいところ。場所柄としてもすごく使い勝手の良いようなお店でした。
2024/03訪問
1回
讃岐うどん出汁×武蔵野うどん麺
2024/03訪問
1回
特・味噌らーめん 茶碗鶏カレー パリッと餃子 新宿西口駅からほど近い小滝橋通りの西側に広がる暗くて渋くて、でも素敵な雰囲気の居酒屋エリアの中に出てくるラーメン屋さん。年季を感じる渋い木製カウンターの店内が逆に歴史を醸し出してて本格感ある。ただ何よりも昭和の日本そのままのような立て看板とかが一番エモくてたまらんかったりする。 特・味噌らーめんは、スッキリとした飲み口の味噌らーめん。淡い鶏ガラ的なスッと入ってくるスープに溶け込んだ味噌の優しい味わいが、まさにたまらないスタンダードといった逸品。小学生の土曜日のお昼に食べるような懐かしい一杯。合わさる麺もまさにこんな感じで素朴な中太麺といった感じ。でもまさにこの素朴な美味しさこそが一番の幸せやったりする。 ただ、シャキシャキ野菜とかメンマとかとろとろワンタンとか具材がとにかく豊富に乗ってて、どれも味噌スープにマッチする美味しさでたまらん。しかも価格は異常に安くて、なんでこの値段で提供できてるのか謎なほどの圧倒的なコスパ。 茶碗鶏カレーは、鈍痛で刺しにくるような地べたを這うような辛さのキーマカレー。しっかり辛いけど、水分が少ない分、ジワッとくる旨味と辛味が印象的。 パリッと餃子は、その名の通り表面がパリッとした焼餃子。それだけでも食べれるけど、タレを付けて食べるとよりマッチするようなご飯に合う絶妙な餡。 少し前時代的な感じの店内の空気感も含めつつ、でもこういう店があるから日本の良さは引き継がれていくんやろうなあと感じるようなお店でした。
2024/03訪問
1回
肉まいたけ天温玉ぶっかけ(冷)(大盛り) 滝井駅を降りてすぐ目の前に出てくるうどん屋さん。下町感溢れる町並みの中で、青いビニール屋根が目を引くローカル感溢れる店構えがもうたまらん。ただ店内はきちんと綺麗で、ゆったりと居心地いい空間になってる。 ぶっかけは、澄み渡る様にクリアな綺麗さある一杯。全くクドくなくて爽やかさ溢れるスタイルのぶっかけ出汁。合わさる麺は、ぷにゅぷにゅ食感のしっかりしたうどんながら、麺幅が狭くて食べやすさもあるのがまた爽やかさを加速させてて美味しい。牛肉も、甘辛さはなくて寧ろシンプルな牛肉そのものの味わいといった感じ。まいたけ天もサクサクと素材そのものという感じやし、日常に溶け込む美味しさの一杯といった感じ。あとやっぱり温玉がぶっかけ出汁に溶け込んだりしてくると、出汁のコクがより引き出されて来たりしてめちゃ美味しいというのを再実感。 うどん自体がかなり爽やかやから、コントラストがはっきりする甘めの出汁効いた生醤油なんかで食べるのもそら美味しいやろなあと感じた一杯。
2024/03訪問
1回
ワンタン麺 下井草駅から北方向に続く住宅街を少し歩いたところに位置する大通りに面したラーメン屋さん。かなり遠くからでも豚骨の臭いが辺り一面に漂いまくってて、もはや心配になってしまうほどのド豚骨。一方で店内はプチファミレス感すらあるようなポップな雰囲気。 ワンタン麺は、とにかく濃厚なド豚骨スープの臭さがまず鼻を付いてきてたまらん。ただそこに合わせるタレは最小限といった感じで、濃厚なド豚骨スープに対して飲み口はかなり淡い旨味になってるのが印象的。ある意味、水墨画のような濃淡の引き算のみで表現する美味しさがあったりする感じもある。そこに合わさる麺は、まさに博多細麺といった感じでパツパツ感あるストレート麺。かなりちゃんと細いし、スープ自体はサラリとしてたりするから、バランス感はすごく良かったなあ。 エビとお肉の2種ワンタンの餡は、しっかりすり潰された滑らかなスタイル。どっちもスープ自体を全く邪魔せず、むしろ裏方で下支えるようなシンプルな味わいに徹してたのが印象的。 辛子高菜とか紅しょうがとか味変も卓上でめちゃ入れやすくなってるし、最初がすごく淡い旨味が故に色々組み合わせながら足し算を楽しむのも良いなあと感じたお店でした。
2024/03訪問
1回
特製煮干らーめん 和え玉 西永福駅北口からすぐの商店街に出てくるラーメン屋さん。いい意味で凄くシャビィで、暗闇の中に提灯の淡い灯火がぽつりぽつりと出てくる渋さがもうたまらん。そんな年季の入った店構えの商店街に溶け込むような渋い入口が印象的。 特製煮干らーめんは、まさにセメント系のような灰色スープらしく塩味のしっかり強い煮干スープ。ただ塩味の強さとは裏腹に、エグみとかは全く無くてむしろ煮干の旨味が強く入ってくるのが印象的。強い塩味と強い旨味が一体になりつつも、全くクドくなくてサラリとした飲み口のスープなのもめちゃすごい。麺は、少し太め感もあるストレート麺で、サラリとしたスープに対してはしっかりとした食感を楽しめるスタイル。三種類のチャーシューは、どれも完全に表情が異なってて美味しかったなあ。特に噛めば噛むほど味がじゅわっと染み出してくるチャーシューが唯一無二感あって素敵やった。 和え玉も同じ塩味の強い煮干スタイルかなぁと思いきや、かなり淡い味付けでもはやオシャレさすら感じるほどのコントラスト。少し弱めにすら感じるほどの素朴な味わいながら、逆に色んな楽しみ方出来るしめちゃ美味しかった。特に煮干し酢を入れて、淡い旨味を上手く引き出せれたマロミある美味しさは唸った。 シャビィな町並みの中でひっそり営まれる感じが素敵なお店でした。
2024/03訪問
1回
ネギラーメン(黒) ネギごはん 三鷹駅北口からずどんと真っ直ぐ伸びる通りを歩いていき、警察署前の道が交差するエリアに出てくるラーメン屋さん。 ネギラーメン(黒)は、まるで徳島ラーメンかのようなしっかりと濃いめの豚骨醤油。コテコテのベースではあるものの、少しスッキリとした爽やかさもあるのがユニーク。ただここにニンニクドーン、ごはんドーンと合わせるのはたまらんなあと言うジャンキー感が強く襲ってくる。そして合わせる麺もズボッとした中太ストレート麺で、この罪深きスープにこんな麺も合わせるなんてもはやとんでもない。実際ほんとにギルティーなまでの美味しさに仕上がってる。それぞれも美味しかったけど、まさにこのスープにこの麺が出会うことでインパクトある美味しさが何倍にも高められててたまらん。あとネギは割と見た目通りしっかり辛かったりする。 ネギごはんは、まさに牛タンの上に乗ってるアレの一杯。このネギご飯単体以上にここにぶっかけたスープとの邪悪なマリアージュこそが最高な一杯。 くじら食堂とは全く異なる印象に仕上げた一杯で、このあたりコンセプトに応じてしっかり振り切れる辺りはもう流石の一言。ラーメン界の竹中直人とも言える一杯でした(尊敬)。
2024/02訪問
1回
鶏清湯 醤油らーめん(大盛) 高円寺駅南口からずどんと南北に伸びる大通りを少し歩いたところに出てくるラーメン屋さん。ラーメン屋さんがひしめいて盛り上がるエリアで、高円寺らしいガチャガチャ感も素敵。その中でもしっかりとしたデザインが印象に残る店構え。 鶏清湯 醤油らーめんは、一口ラーメンを啜った瞬間に香る鶏の爽やかな旨味が印象的な一杯。鶏清湯らしく爽やかなんやけど、鶏らしい旨味がかなり強く主張してて素敵。そしてこの醤油スープは、鶏の旨味がベースになりつつも、色んな旨味がポップに合わさっててすごく気持ちがよくて綺麗な美味しさ。そこに合わせるストレート中細麺は、少し固めで小麦のギュッと詰まった強めの舌触りが印象的。でも滑らかなしなやかさもあるので、麺としてもきちんとしたレベルの高さを感じた。余計なものは載せないシンプルな構成なのも、この清々しい美味しさのスープと麺に集中出来て良かったなあ。 深夜まで営業してくれてるのに、決して妥協しない拘りとそれを踏まえたレベルの高い美味しさが感じられる一杯。まじでリスペクトを感じる流石のお店でした。
2024/02訪問
1回
特製真鯛らーめん 真鯛special茶漬け 錦糸町駅南口から東西に伸びる大通りを越えたエリアに位置するラーメン屋さん。飲食店も疎らになりつつある中で少しの静寂と、そんな夜に輝くスカイツリーの華やかさがずどんと見渡せる素敵な立地。スカイツリーが一番綺麗に見える場所なのでは!?とすら感じてしまう。 特製真鯛ラーメンは、かなり澄んだ味わいのスープが印象的な一杯。まさに鯛と水で炊いたというのにも納得のクリアでシンプルなテイスト。だからこそ柚皮の爽やかさとも相性の良い美味しさ。ただ、大量の薄切りチャーシューとその下に敷かれた炙り鯛のほぐし身のお陰で徐々にスープにも旨みが乗り移って来て、最終的にはしっかりと濃い出汁のまろやか鯛スープになってくる美味しさ。そこに合わさる麺はスタンダードなストレート中細麺。ただ薄切りチャーシューが大量が故に、このチャーシューのしっとり感と一体で味わうような美味しさになっててこれはこれで乙な一杯。 真鯛special茶漬けは、かなりシンプルな味わい。炙った鯛切り身と爽やかな出汁とで味わう一杯。炙った薫りが鼻に抜けて、それはもう言わずもがなの美味しさ。
2024/02訪問
1回
特製スペシャル塩つけ麺(中盛) 名物水餃子 四ツ谷駅を貫く大通りを新宿方面に歩いて行った先に出てくるつけ麺屋さん。四ツ谷駅とか四谷三丁目駅のちょうど間ぐらいに位置するような距離感。L字カウンターのシンプルな構成の店内。 塩つけ麺は、まさにその名の通り塩ダレが主体になったクリアなつけ汁が印象的。しっかりと強い塩ダレの鋭いキレ味と、その後味としてほんのりと広がる魚介の旨みが絶妙なバランス感。クリアな塩の切れ味が際立つ分、より一層この後味の柔らかさが良い役割を果たしてて流石やった。つけ麺は、まさにモッチリと吸い付くような舌触りながら、扁平なスタイルになってるが故に爽やかな食べやすさも共存しててポップな美味しさを感じた。 チャーシューは脂身の美味しさが染み渡るようなスタイルが印象的。クリアなスープと対照的なテイストで、そのギャップがアクセントとして上手くハマってて美味しかったなあ。 名物水餃子は驚くほどに美味しい逸品やった。モチモチの餡にたっぷりかけられた辣油がまずめちゃくちゃ美味しい。少し甘いコクすらあってレベルが高いし、癖が強めな緑色の餡とも抜群にマッチしてる。想像以上にエスニック感の漂う逸品で、ビールの友として極上の美味しさでした。
2024/02訪問
1回
特醤油らぁ麺 目黒駅東口からすーっと綺麗に伸びる大通り沿いに位置するラーメン屋さん。目黒駅からめちゃ近いと思うと、意外に遠く感じる絶妙な距離感。キュッとした小さめの店構えから奥に伸びるカウンターが印象的な鰻の寝床スタイル。 特醤油らぁ麺は、一口たべた瞬間に口の中で広がる鶏の旨味が印象的。鶏から溢れ出るとろける旨味が丁寧に抽出されたような一杯で、口の中で染み渡った後に生醤油の美味しさと相まって美味しさが一気に膨らんでくる。まさに生醤油らしいフレッシュさも一つの特徴になってるのかも。そして塩らぁ麺もきっと美味しいんやろうと感じさせる丁寧ながらもしっかりと強い鶏スープ。合わせる麺は、ツルツルとした中細で扁平な麺。柔らかめな茹で加減が故に、この醤油スープを絹のような滑らかさで持ち上げてくれてこれまた美味しい。 チャーシューはしっとり食感で美味しかったんやけど、それ以上に圧巻だったのはワンタンたち。餡から溢れ出る肉汁は、結構しっかりとした旨味のパンチもあって、もはや小籠包かと錯覚するほど。ただワンタンらしい柔らかくて淡い美味しさも兼ね備えているのがまた凄い。 安定した美味しさでレベルの高いラーメンを繰り出してくる流石のお店でした。
2024/02訪問
1回
魚介とんこつつけ麺 特製(中) 石神井公園から少し南に歩いていった穏やかな住宅街の中に出てくるラーメン屋さん。温かくて柔らかみのある素敵な空気感が印象的。オープンで開放的な入口から繋がる店内は、地元の人々の溜まり場になってるようなコミュニティスペース感すらあって、もうこの時点でたまらない。 魚介とんこつつけ麺は、まずその麺のエアリーさに驚く。見た目はつけ麺らしい中太麺なんやけど、一口食べた瞬間に空気を食べてるかの如くふんわり溶けていくソフトな食感。すごく斬新なテイストでびっくりした。これに合わせるつけ汁は、クリーミーさもあるような滑らかな魚介とんこつ。塩味もありつつも、定番の魚介の旨味がしっかり追いかけてくる滑らかで安定した美味しさ。ソフトな麺と相まることで、かなり軽く爽やかに食べ進められるような一杯やった。 特製チャーシューはかなり大振りで食べ応えある。メンマは、甘めの下味がしっかり染み込んだ上品で丁寧な美味しさやった。チャーシューも含めて丁寧さを感じるトッピングたち。つけ汁には小さく刻まれたナルトとかチャーシューが入ってるのも嬉しいところ。 麺が余りにソフトやから茹で前300の中サイズでも全然ペロリと食べれてしまう軽さもある。あと店員さんの笑顔とゆったりとした余裕が素敵で、地元に愛されるのも良く分かるなあというほんとに素敵なお店でした。