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流石の名店。もはやあんまり長々とした説明は不要。 閑静でオシャレな街にたたずむ厳かな店構え。のれんをくぐった瞬間に一気に雰囲気が変わり、荘厳な雰囲気の階段を降りていく。たどりついたその扉の向こうに広がる洗練された空間。 出てくるお肉は流石の美味さ。やっぱ超一級的なお店の焼肉は別格。特に序盤の赤身ハツとか、もう肉の旨味と生の質感と弾力あふれる焼き加減で、一気に心捕まれる。もはやどれも美味すぎて何が何やら分かってないレベル。 締めの阿波そうめんとほうじ茶のかき氷もさすが。そらもう名高い名店ですよねっていう感想が全てでこれ以上の説明は不要。 ちなみに駅からは結構歩く。
2020/05訪問
1回
特ロースかつ もうこれは完全に言葉がない。心の底から驚いた。自分がいま何を食べているのか分からない。それぐらいの衝撃を受けた。 店構えは昔ながらの老舗感あふれる趣深いイメージ。地場に根付いた歴史の暖かみを感じさせられる。切り盛りするのも老店主とその奥様らしき方。必ずしも愛想が良いわけではなく、ともすればぶっきらぼうに捉えられかねない雰囲気もあるが、謙虚で実直な人柄が見えかくれしていた。 そしていま思えばとんかつを揚げていることを忘れてしまうほどの静けさの中で、突如上品で美しいとんかつが登場する。このとんかつを一口食べた瞬間に、人生で感じたことのなかった衝撃を受けた。もはやパウダースノーがよく積もったその年初めての新雪のような食感。衣はサクサクさを残しつつ、どこまでも軽くフワフワ。口にいれた瞬間の一瞬の衝撃で溶けていく氷柱のような衣。そしてその先、ちょっと戸惑わずにはいられないような次元の違う柔らかさを持った豚肉。踏み入れるとどこまでも沈み込む柔らかさはまさに新雪。羽毛をたべているのか、綿花を食べているのか、そう錯覚するぐらいの感じたことない柔らかさ。あまりにも柔らかく、どこからが衣でどこからが豚肉かすら分からなくなるようない感覚すらあった。当然、味も上品で脂身も甘い。豚肉自身も赤みの残る状態。あまりの上品さに、前半は塩で食べる以外の選択肢がなかった。 その他お漬物とかも、フルーツのような爽やかな風味のキュウリとか、その反対にしっかりとした味の濃さのゴボウの味噌漬けとかバラエティも十分。具だくさんの豚汁に、自家製ウスターソースをかけられるキャベツ千切りまで含めてとにかく美味しかった。もうこんなとんかつ他では絶体食べられないと思うほどの圧倒的な名店。今後、他でとんかつが食べられなくなってしまうリスクを負ってしまった感もあるが、それでもなお出会えてよかったと胸を張れる名店。
2020/11訪問
1回
らーめん 大盛(特増し) スタンダードな魚介豚骨ラーメンといった感じ。シンプルでよく口にしたことあるがような印象。麺も自家製麺とのことやけど、まあよく食べたことある感じの定番麺という感じもする。ツルツル系の中太の若干のちぢれ麺。 チャーシューは低温調理系の生チャーシューやけど、これは極美味い。上等なローストビーフかのような生肉の食感と、ローストビーフには無いような肉自体の旨味の溢れた一品。メンマも結構入れてくれてるからアクセントとしては楽しい。 まあでも普通レベルの美味さの魚介豚骨スープ×普通レベルの美味さの中太ツルツルちぢれ麺て感じの普通レベルの美味さのラーメン。魚介豚骨は若干の上品さがある気もする。 当たり前のことを当たり前にする美味さの店かあと思う反面、辺鄙な立地にあるラーメン屋の食べログ評価高騰する現象のお店かあという印象もある。 店構えは昔から地元の駅前にずっとある店って感じで、おっちゃんとおばちゃんも地元にある感じで印象に残った。
2020/02訪問
1回
特製鶏そば(替玉) 中華そばの臭みあって好きやなあ。でも基本あっさりとした醤油ラーメン。醤油感が奥の底で香ってくる素敵な感じ。麺も少し独特な感じある。場所柄もあってか新宿のはやし田とかと比べちゃうけど、そうなるとやっぱ中華そばの臭みとか醤油の濃さとかで一線落ちちゃうかなとの印象。 鶏チャーシューはささ身感ある。しっとりうまい系やけどもっとインパクトあっても良いかも。豚チャーシューはしっかり系。ワンタンは具もしっかり入ってるし、絹のような感じがこのスープにはあってるかも。最後まで飲んじゃう系のスープ。 味玉はマキシマムこいたまご。やっぱここまで濃いと少しおっと思えるところはある!ただ濃いのはまあ別に見た目だけ(悪口ではない)。
2019/07訪問
1回
特製醤油そば(大盛) いや、もうくそほどびびったわ。なんなんこのラーメン。旨すぎて腰抜かすレベル。店主の志と秘めたる情熱すら伝わってくる一杯。 ここまで特製を推してくれたらそら特製にするし、そして完全に後悔しない。むしろ感謝して止まらんレベル。 本当に食べ進める度に新たな発見があり、新たな出会いがあり、それらが織り混ざりあって、新しい一つの味を作り上げる感じ。食べ終わる頃にはそれらの出会いが幾重にも折り重なって、奥行き溢れる完成形になってる。 まじでいろんな味に出会う。 チャーシュー四枚は全部ちがう。本格的な味わいで旨味溢れる鴨肉、さっぱりとした鶏ささみ肉、しっかりとした食べ耐えかつ味わいの豚ロース肉、脂が口のなかでとろける豚バラ肉。四重奏がすごい。強豪校のブルペンでも届かぬレベル。 そしてここまでうまい味玉ははじめて。最初は真っ白のつるつる玉子やのに、ちょっとスープに使ってるだけで、むちゃくちゃスープの色が染み込むのはなんで??そして味も濃厚で驚いた。 その他もお浸しとか二種のメンマとか輝きがすごい。医龍かよ。 そして驚くことにここまでまだ本体の紹介してない。 麺は細目の平打ちストレートで、透明感あるタイプの麺。スープは甘い醤油系のスープ。たまに出会う系統ではあるんだが、奥行きといったらいいのかコクが異次元。恋した。 ラーメンの味を平均したら圧倒的に関西の方が余裕で旨いと思うけど、ここまで完成度高くてほれぼれするような極上のラーメンって東京でしかないわって感じ。高潔な志によってこそなせる崇高な世界って感じすらある。 自分が死ぬときは、このラーメンの食べ終わりのような最後にできたらそれは幸せ。そういう人生目指して今日も輝こうと思える一杯。
2019/09訪問
1回
特製煮干らーめん 和え玉 西永福駅北口からすぐの商店街に出てくるラーメン屋さん。いい意味で凄くシャビィで、暗闇の中に提灯の淡い灯火がぽつりぽつりと出てくる渋さがもうたまらん。そんな年季の入った店構えの商店街に溶け込むような渋い入口が印象的。 特製煮干らーめんは、まさにセメント系のような灰色スープらしく塩味のしっかり強い煮干スープ。ただ塩味の強さとは裏腹に、エグみとかは全く無くてむしろ煮干の旨味が強く入ってくるのが印象的。強い塩味と強い旨味が一体になりつつも、全くクドくなくてサラリとした飲み口のスープなのもめちゃすごい。麺は、少し太め感もあるストレート麺で、サラリとしたスープに対してはしっかりとした食感を楽しめるスタイル。三種類のチャーシューは、どれも完全に表情が異なってて美味しかったなあ。特に噛めば噛むほど味がじゅわっと染み出してくるチャーシューが唯一無二感あって素敵やった。 和え玉も同じ塩味の強い煮干スタイルかなぁと思いきや、かなり淡い味付けでもはやオシャレさすら感じるほどのコントラスト。少し弱めにすら感じるほどの素朴な味わいながら、逆に色んな楽しみ方出来るしめちゃ美味しかった。特に煮干し酢を入れて、淡い旨味を上手く引き出せれたマロミある美味しさは唸った。 シャビィな町並みの中でひっそり営まれる感じが素敵なお店でした。
2024/03訪問
1回
食べログ アジア・エスニック TOKYO 百名店 2023 選出店
新大塚、向原、大塚駅前/インド料理、インドカレー
さすがの名店でした。まずタンドリーチキンのあまりの美味さに脳天ぶち抜かれる。スパイス系の味付けのチキンとシンプルな味付けの二種のチキン。味付けが美味しいのもあるけど、たしかに火加減が絶妙でプリプリかつジューシーなお肉の食感に感動させられる。 そして真打ちのカレーも当然美味いながら、その前にナンの美味さが異常。チーズクルチャはとろとろのチーズにガーリックの風味も強めに漂う独特の風味のナン。もう詳細説明不要やけど、これだけで楽しめる至極の食べ物。通常のナンもすご美味しいし、なんか改めてナンって唯一無二の食べ物やなあと実感。 カレーを食べるまでで満足感がすでにえぐいが、やはりカレーも最強。それぞれのカレーはむちゃくちゃ濃厚なのが印象的。特にバターチキンとかめちゃくちゃ濃厚やったし、牡蠣とか海老とかチキンとかもごろごろ入ってる。食材ごとの旨味×カレーのスパイスという楽しみを満喫できる。カレーの種類も難しいスパイス名とかの分け方じゃなくて、食材名で別れててそれぞれにベストな状態のカレーを出してくれる感じも分かりやすくて好感。カレーの一皿ごとの量が多めやから贅沢に楽しめるのも魅力。 あと何より店構えもメニューもかなりポップなのも使い勝手が良い。 あとカレーは飲みながらでも仕上がりが全然安いのが素敵。
2020/03訪問
1回
特製 鰹昆布水つけめん(350g) 小川町駅からすぐの路地の一角に出てくるこぢんまりとしたラーメン屋さん。店内も小綺麗なコの字カウンター席のみで、小さく纏まった雰囲気。 鰹昆布水つけめんは、もう出された時点で圧巻の一品。綺麗に揃えられた麺が浸るのは、とろみのある鰹昆布水。そしてその頂上に輝く生チャーシュー。もう見た目の時点で美しすぎる。そして鰹昆布の出汁もしっかり濃いから、ホントに麺だけで食べても十分美味しい。ほのかな薄口醤油タレが良い仕事をしてるのかも。 特に藻塩を少し振って食べると、これだけで完成したつけ麺と言えるほどの満足感がすごい。つけ麺としては細めなのに、しっかりと角の立つようなシコシコ感もある麺に、藻塩のアクセントで鰹昆布出汁の旨味が最大限に引き出される感じ。もうたまらん。 そしてその先に出てくるつけ汁は、まさに白出汁感もある優しい味わい。決して味は濃くないのに、魚介の優しさを包み込む白醤油が良い仕事をしてて、昆布出汁とのマリアージュで満足感がめちゃくちゃ高い。 まじでプリプリの海老に齧り付いてるかのような海老ワンタンも美味しいし、肉ワンタンも食べごたえ抜群。もはや食べ終えた頃には、テーマパークを一通り巡ったかような満足感に包まれる。店員さんのレベルの高さも含めて、流石の名店でした。
2023/01訪問
1回
チキンカレー 3種コンボ 新宿駅から小滝橋通りをずんずんと進み、大久保駅周辺エリアに差し掛かろうかと言う辺りに出てくるカレー屋さん。居酒屋ひしめく雑居ビルの2階フロアながら、独特の緑色の内装でカフェ感すら漂う雰囲気が印象的。 チキンカレー 3種コンボは、まさに如何にもスパイスカレーと言った一杯。スパイスとの偶然の出会いを楽しむというよりは、スパイスがしっかりルーに溶け込んでるような美味しさ。チキンカレーはジューシーなチキンがゴロゴロ入ってて満足感高め。少し奥底に和のテイストも感じるようなスパイスカレー。キーマはしっかりとミンチ肉ゴロゴロ入ってて美味しい。mix 豆カレーは、まさに豆カレーらしい派手さは無いけど穀物系の渋い味わいといった印象。 しっかり硬めに炊かれたライスは、お米の粒一つ一つが立ってて、カレーとの相性良くて美味しかったなあ。 しっかりとカレーがたっぷり味わえる割には値段も リーズナブルで素敵なお店でした。
2024/04訪問
1回
しお全部のせ 町田駅から郊外へ伸びる通り沿いを、ぐーーーんと10分超は歩んだ場所に位置するラーメン屋さん。店構えはガチャガチャしてるし、黒を基調とした色合いも相まって少しハードロックな印象すらある雰囲気。 ただラーメンは打って変わって繊細な旨味の一杯。まず最初に目に入ってくるのは鶏油の輝き。クリアなスープの表面で、大小様々な光を反射して輝いてる。そして実際にスープを一口飲んでみると、この鶏油のあまりに贅沢な旨味に驚く。鶏自身の旨味が全部凝縮されたような世界観。この鶏の旨味が、塩スープの美味しさを引っ張り上げてて極上。これ以上ない贅沢な鶏スープといった感じで、イチにも何もこの鶏出汁の旨さが決め手になるような一杯。 そしてそこに合わさる麺は、まるで素麺かと感じるほどに滑らかで軽快な口当り。実際の味わいも素麺ぽさがあって、かなり印象的でした。 最後に、大量に乗せられた豚生チャーシューと鶏チャーシュー。食べごたえあるしっとりとした食感が美味しいし、特に鶏チャーシューはやっぱりスープの旨味の源泉感を感じた。 塩ラーメンとしての王道を突き詰める中でも、一杯の中に哲学を感じる極上のラーメンでした。
2022/12訪問
1回
特製らーめん もも(大盛り) 家系やねえって感じやけど、家系の中ではダントツで旨かった。家系なだけあって豚骨醤油のスープなんやけど、スープのクリーミーさは別格。 麺もこのスープに非常によくマッチしてる。典型的な家系麺のようで、ここまでマッチされたらこだわりが詰まってるんかなあとか思ったり。 チャーシューも独特な感じした。ギュッと肉の詰まった食感が全面に来るお肉。低温調理の生感が溢れる仕上げになってる。からし風味の隠し味を感じる後味。これはやっぱばらチャーシューを食べてみたい。あとはほうれん草なり海苔なり定番の家系トッピングはやっぱりこのスープによく合うわ。 大盛りにするよりも、中盛りぐらいでご飯をつけるのが至高かもしれん。このクリーミーな豚骨醤油と肉感溢れるチャーシューをご飯にのせて掻き込むのは絶対うますぎる!笑
2020/02訪問
1回
醤油ラーメン これは上手い。さすがの美味さ。濃いめの見た目の黒醤油感溢れるコクと甘さ。後味はなんとも言えん若干のクセがあってこれがまた極上に美味い。中華そば独特の豚臭さのようで、それともまた違う独特の風味。人類みな麺類を思い出すけど、単純で分かりやすい爆発的な美味さの人類みな麺類に対して、より複雑な構成の醤油スープという印象。でも黒醤油のコクと甘さが控えてるから、柔らかな麺とよく絡み合って最高の逸品に仕上げてる。 ささがき状に細かくされたメンマも独特。唯一無二の食感が印象に残る。チャーシューも見た目はよくある普通のチャーシューぽいけど特筆すべき仕上がり。何よりもお肉の甘味が感じられてびっくりする美味さ。薄切りの食感も相まって、とろける感ある。これレア風で食べたらどうなるんやろうとかすら思ってしまう。 替玉したら、味変用のチリソースくれるのが特徴的。醤油ラーメンにチリソース!?っていう驚きやけど、こんな提案をしてくる時点で確固たる自信を感じるし、何よりもこの店が言うんやから絶対に美味いんやろう。ただ元の醤油スープが美味すぎて、チリソースを入れる勇気がなかった。頂上での悩み。でもレンゲの上でちょっとチリソース混ぜてみたら、たしかに意外なマッチングに驚いた(盲目感)。 ただ替玉は変に硬めとかにせず、普通が一番かもしれん。パキッとした麺だとやっぱこのスープの柔らかさをはじいちゃう感じが出ちゃう気がする。新たな勉強のあった一杯。
2020/01訪問
1回
中華そば、和え玉(醤油) クリア系の醤油ラーメンにありがちなパツパツ系の麺。クリア系の煮干しスープなんやけど、塩分的な味は濃いめやった。クリア系×煮干し×醤油×パツパツ麺って感じ。 なんかしらんけど、チャーシューがめっちゃ旨かった。鶏チャーシューと豚チャーシューがあるけど、豚チャーシューの濃厚にぎゅっと詰まった味わいが印象的。 穂先メンマとか長く入ってるし、玉ねぎとかも散らされてるけど、なんとなく特製食べたかった印象。 和え玉は特別な感じがすると言うより、まさにかえしを和えた玉って感じ。これだけで味の違う別料理が成り立ってる感じではなかった。意識飛びそうになるような、なんかよく分からんあの感じもなかった。
2019/09訪問
1回
特製煮干しそば 替え玉 まあ安定感ある旨さという感じ。煮干しの味がしっかりする裏で、鶏スープの下支えが際立つという感じか。パツパツした麺にマッチしてるし本当に安定感って感じ。 特製にしてやっと他のラーメン屋の普通の華やかさに追い付いた感はある。 生チャーシューはしっかり生でやっぱり旨い。でも逆に厚切りすぎて、ちょっと食べごたえがありすぎる感じもある(言いがかりやけど)。やっぱ児の木@落合みたいな薄切り生チャーシューは、より生肉の繊細な味を楽しめて良かったなあーと思い返された。 依然として替え玉は旨い。醤油を纏ってるのもあって、全体的に醤油が濃くなるのはあるが、それによりスープが際立つ感じもある。 軍鶏そば まあ旨いんやけどなあ。見た目通りの味。そういう意味では、仙川のしば田と少し似た感じを感じてしまった。するするあっさりと飲めちゃうスープなんやけど、これと行って印象に残るわけでは無い感じやねん。これだけ雑味なくスッキリしたスープにできることが凄いのかもやけど。 そしてまあ旨いのは旨いけど、ここまで評価受ける!?てやつ。 しば田とは違ってパツパツ系の麺。 替え玉はつけ麺スタイルという個性はある。そして替え玉は醤油で纏われてるから、全体的に醤油感濃くなる。これで醤油さ濃くなったスープの方が美味しいと思ってしまったんやけど、これは味覚がずれてるだけなのだろうか。 あと特製にせんと見た目に寂しさ出ちゃう。それでもちゃんとチャーシュー二種×メンマは入ってるけど。チャーシューは親鶏と雛鶏みたいな二種のチャーシュー。どっちもしっかり旨い。 全体的に美味しいのは美味しい。もちろん。
2019/12訪問
2回
特製塩と貝のラーメン(大盛) いやーまじで美味かったなあ。気軽な気持ちで行ってしまったのに、あまりの本格的な美味さが押し寄せるから本当にビビる感じある。 まず何よりもスープの旨味と深みがすごい。塩スープからは、まずトリュフの様な芳醇な香りが漂ってきて衝撃。ただ、このスープの凄さはそんなところに留まらない。乾物だったり、烏賊だったり、そしてベースとなってる貝だったり、ほんとにありとあらゆる食材の旨味が一つに合わさって巨大な一つの旨味に練り上げられてる感じ。幾重にも重なるというより、ほんとに練り上げられた一つの旨味といった感じ。まさに表現が見当たらないぐらいに完成されたスープやった。白泥したスープの見た目にも現れるぐらいに貝の出汁も濃いのに、そこにとどまらない凄さ。 ここに合わせるのはシャキシャキのパツパツ麺。しっかりとした食感がありつつも、スープとマッチするしなやかさもありこれも素敵やった。 あとはチャーシューが凄かったなあ。低温調理の生チャーシューが一般的になる中でもこのレベルはすごかった。豚も鶏ササミもどちらも独自のタレに漬け込まれてるような独得の味わい。なんだかほんのりとした甘みが後味で香る感じ。鶏ササミのチャーシューってありがちやけど、別格に美味しかった。 店員さんも肩肘張らずに素敵な接客をしてくれるし、これは流石のラーメンでした。
2021/06訪問
1回
濃厚魚介つけ麺(大盛り) 麺はつけ麺感たっぷりでプリプリシコシコな感じでまあ旨い。スープも魚介豚骨でベーシックな感じでまあ旨い。チャーシューもまあ旨い。 全体としてまあ旨いんやけど、まあ旨いレベルだからこそ、まじでやっぱこれが全国一位のつけ麺とみなされてるのが意味不明。まあ旨いけど、他にもっと旨いつけ麺屋はもっとある!! 大盛頼めばつけ汁二つ出してくれるのは斬新やけど、なんかもったいない感でるしそんなにいらん笑 なんならスープもセブンイレブンのつけ麺とそんな大差無い気がする。魚介豚骨スープながら、後味クリーミーな感じがしてそれがうまいんかなあとかも思ったけど。 全国一位として、普段つけ麺を食べない人が食べたらやっぱ美味しいんやってなるかもやけど、つけ麺自体がこれぐらい美味しいと言う問題。口コミも美味しかった!!最高!!っていうのばっかで、他のつけめんとどう違って旨いのかよく分からず。。 まあ旨いんやけどね。
2019/04訪問
1回
特製醤油らーめん 釜揚げしらすご飯 学芸大学駅東口から伸びる小綺麗な商店街を歩いていった先に出てくるラーメン屋さん。屋号の掲げられたトタン屋根だったり、全体的に飾らないレトロな雰囲気の店構えが素敵だったりする。 特製醤油らーめんは、すごく味にまろみのあるような醤油スープ。クリアで雑味のない節系の優しい旨味が前面に出てくるものの、その裏で動物系スープがしっかりと支えてくれてるが故に、膨らみのある旨味に仕上がってるのが特徴的。シンプルな構成に感じられつつ、甘めの醤油の美味しさもあったりとか捻られた感じも美味しかった。合わせる麺は細めのちぢれ麺で、少し固めの食感から徐々にスープに馴染んでくるまでの変化も楽しめる一杯やった。そしてチャーシューも美味しかったなあ。豚バラとか肩ロースとか鶏とか色んなチャーシューがしっかり入ってるものの、どれも独特の甘みのある特製タレに漬けられてるのが特徴的で美味しかった。 釜揚げしらすご飯は、そらもうある意味当然の美味しさ。ふわふわのしらすが美味しいのは勿論のこと、アクセントに足す醤油がかなり美味しくてこだわりを感じた一杯。 ゆず香る白醤油らーめんも是非食べてみたいというところ。
2024/01訪問
1回
特製らーめん 醤油 鶏ひき肉丼 本郷三丁目駅から本郷通りを南に少し下っていった先に出てくるラーメン屋さん。昔からある店舗のような少しレトロテイストな店構えながら、白地に凛と輝く屋号の潔さが格を引き立てるような雰囲気ある。 特製らーめん 醤油は、一口スープを飲んだ瞬間に、あまりの旨味とコクにもはやお手上げ状態。見た目でも分かるぐらいに、たっぷりの層を作り上げてる鶏油の甘みとコクが鉢の中で躍り出てくる。そこに醤油らしいキレ味とまた別のコクが合わさってきて極上醤油スープに昇華されてる。最初はもはや鴨スープかと思うぐらい、鶏の旨みと甘みが濃厚に引き出されててめちゃ美味しかったし、名古屋コーチンすげえという驚きにすら行き着くレベル。醤油の紫と鶏油の黄色が混ざり合う見た目も美しい一杯。麺も、しっかりとしたコシを感じるストレート麺。表面の滑らかな質感も相まって麺も流石のレベルの高さやった。 後はチャーシュー達も圧巻の美味しさ。特に豚バラチャーシューの美味しさは本格的で圧巻の一言。豚肉として美味しい上に、少し甘めに感じられる下味が、豚肉らしい旨味もより上手に引き出しててたまらん。 鶏ひき肉丼は、パウダースノーのようにキメ細やかな鶏ひき肉が、まさに新雪のようにフワフワ積み上げられてる。独特で新感覚な食感に驚くとともに、これまた鶏の濃厚な旨味が詰まった一杯。 限定メニューとかも多いからやっぱりそういった創作ラーメンも絶対美味しいし、でも定番の塩も醤油とはまた完全に違ったスープでめちゃくちゃ食べてみたい。シンプルながらも絶妙な美味しさの名店でした。
2023/12訪問
1回
牛もつ味噌煮込みはまじでえぐかった。完全に腰を抜かした。ホルモン自体に全く臭みが無いのはもはや当たり前で、ホルモン自体の旨味とか食感が極上に美味しかった。そこに味噌煮込みの絶妙な味付けがめちゃくちゃ上手くマッチしててたまらん。そらご飯が欲しくなる味噌煮込みやわというのを実感。こんな美味しいもつ煮は、後にも先にも無いんやろうなあというぐらいの名店。 もちろんミックスホルモンもめちゃくちゃ美味いし、完全にホルモンでは飛び抜けて美味いなあと思った。 赤身肉とかカルビとかも超絶美味いけど、そこはやっぱり東京には色んな名店あるし優劣つけがたいところはある。ただホルモンに絞ると完全に優勝。とはいっても、中切り落とし(カルビに相当するらしい)とかミスジとかもさすがの美味さ。やっぱり最高級の肉を少しだけ食べるのが良いんやなと実感。 ホルモンという軸がしっかりしてるから、赤身肉含めてすごく高いレベルに感じられる感じ。 生野菜も海苔がたっぷり入ったサラダで、食感も面白くて美味しかった。あと場所柄なのか、店員さんのノリも関西に近くて、意外なまでにフレンドリーで面白さと気遣いを両方を感じた。まあ店構えも含めてそら名店やなあというのは、しかと感じさせられました。