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全部のせ肉汁中華ソバ(醤油)(大盛) 末広町駅の交差点からすぐのところに位置するラーメン屋さん。ラーメン屋さんがひしめくエリアの一区画で、他のテナントと同様に奥に細長い店構え。 肉汁中華そば(醤油)は、まさにその名前の通り甘辛く煮付けたチャーシューから煮出されたような甘さと旨さが印象的な醤油ラーメン。コクある飲み口のスープでなかなかに美味しかった。麺もユニークな偏平細麺で、細麺が故の食べやすさもさることながら、独特の舌触りと食感が面白かった。舌触りは少しザラつきつつ、エアリーな食感もありつつといったテイスト。あとはしっとりのレア豚チャーシューとかシャキシャキモヤシとかとろーり味玉とか色んなトッピングがどっさりと散りばめられてて、麺も味わう中でのエンタメ的な楽しさある一杯やったなあ。レア目な鶏チャーシューもボリュームがしっかりしてて満足度高かった。 どこまでもポップな美味しさではあるものの、しっかりと満喫できる一杯で美味しかったです!
2024/04訪問
1回
台湾ラーメン(大盛) 焼売 武蔵小金井駅北口からスッと伸びる交通量の多い通りを歩いてすぐのところに出てくるラーメン屋さん。カウンターとテーブル席がそれぞれゆったりと広がる店内で、さながら飲んだ後にダベるのにも丁度良いんやろうなあという雰囲気。 台湾ラーメンは、ある意味では凄く台湾ラーメンらしいスッキリとしたスープに、透明感あるクリアな辛さが加わった一杯。ベースのスープは鶏ガラ醤油感が際立つようなテイストで、これだけでもノスタルジックな味わいで美味しいんやろうなあという感じ。ここに少し辛めの肉味噌が加わることで、台湾テイストに仕上げてくれてる。麺は昔ながらの中太麺を思い出すような小麦の茹で感がしっかり食感の麺に纏わりつくような懐かしさも感じる味わい。野菜のシャキシャキ感とか肉味噌とかも相まって、思わず飲んじゃうタイプのスープ。 焼売もかなりスタンダードな肉焼売やったけど、最後の締めにビール飲みながら楽しむにはベストなスタイル。 深夜でも楽しめる使い勝手の良さも含めて、全体的に良い意味でのチープな安定感を楽しめるお店でした。
2024/03訪問
1回
特製真鯛らーめん 真鯛special茶漬け 錦糸町駅南口から東西に伸びる大通りを越えたエリアに位置するラーメン屋さん。飲食店も疎らになりつつある中で少しの静寂と、そんな夜に輝くスカイツリーの華やかさがずどんと見渡せる素敵な立地。スカイツリーが一番綺麗に見える場所なのでは!?とすら感じてしまう。 特製真鯛ラーメンは、かなり澄んだ味わいのスープが印象的な一杯。まさに鯛と水で炊いたというのにも納得のクリアでシンプルなテイスト。だからこそ柚皮の爽やかさとも相性の良い美味しさ。ただ、大量の薄切りチャーシューとその下に敷かれた炙り鯛のほぐし身のお陰で徐々にスープにも旨みが乗り移って来て、最終的にはしっかりと濃い出汁のまろやか鯛スープになってくる美味しさ。そこに合わさる麺はスタンダードなストレート中細麺。ただ薄切りチャーシューが大量が故に、このチャーシューのしっとり感と一体で味わうような美味しさになっててこれはこれで乙な一杯。 真鯛special茶漬けは、かなりシンプルな味わい。炙った鯛切り身と爽やかな出汁とで味わう一杯。炙った薫りが鼻に抜けて、それはもう言わずもがなの美味しさ。
2024/02訪問
1回
特製スペシャル塩つけ麺(中盛) 名物水餃子 四ツ谷駅を貫く大通りを新宿方面に歩いて行った先に出てくるつけ麺屋さん。四ツ谷駅とか四谷三丁目駅のちょうど間ぐらいに位置するような距離感。L字カウンターのシンプルな構成の店内。 塩つけ麺は、まさにその名の通り塩ダレが主体になったクリアなつけ汁が印象的。しっかりと強い塩ダレの鋭いキレ味と、その後味としてほんのりと広がる魚介の旨みが絶妙なバランス感。クリアな塩の切れ味が際立つ分、より一層この後味の柔らかさが良い役割を果たしてて流石やった。つけ麺は、まさにモッチリと吸い付くような舌触りながら、扁平なスタイルになってるが故に爽やかな食べやすさも共存しててポップな美味しさを感じた。 チャーシューは脂身の美味しさが染み渡るようなスタイルが印象的。クリアなスープと対照的なテイストで、そのギャップがアクセントとして上手くハマってて美味しかったなあ。 名物水餃子は驚くほどに美味しい逸品やった。モチモチの餡にたっぷりかけられた辣油がまずめちゃくちゃ美味しい。少し甘いコクすらあってレベルが高いし、癖が強めな緑色の餡とも抜群にマッチしてる。想像以上にエスニック感の漂う逸品で、ビールの友として極上の美味しさでした。
2024/02訪問
1回
特醤油らぁ麺 目黒駅東口からすーっと綺麗に伸びる大通り沿いに位置するラーメン屋さん。目黒駅からめちゃ近いと思うと、意外に遠く感じる絶妙な距離感。キュッとした小さめの店構えから奥に伸びるカウンターが印象的な鰻の寝床スタイル。 特醤油らぁ麺は、一口たべた瞬間に口の中で広がる鶏の旨味が印象的。鶏から溢れ出るとろける旨味が丁寧に抽出されたような一杯で、口の中で染み渡った後に生醤油の美味しさと相まって美味しさが一気に膨らんでくる。まさに生醤油らしいフレッシュさも一つの特徴になってるのかも。そして塩らぁ麺もきっと美味しいんやろうと感じさせる丁寧ながらもしっかりと強い鶏スープ。合わせる麺は、ツルツルとした中細で扁平な麺。柔らかめな茹で加減が故に、この醤油スープを絹のような滑らかさで持ち上げてくれてこれまた美味しい。 チャーシューはしっとり食感で美味しかったんやけど、それ以上に圧巻だったのはワンタンたち。餡から溢れ出る肉汁は、結構しっかりとした旨味のパンチもあって、もはや小籠包かと錯覚するほど。ただワンタンらしい柔らかくて淡い美味しさも兼ね備えているのがまた凄い。 安定した美味しさでレベルの高いラーメンを繰り出してくる流石のお店でした。
2024/02訪問
1回
特製醤油らーめん 釜揚げしらすご飯 学芸大学駅東口から伸びる小綺麗な商店街を歩いていった先に出てくるラーメン屋さん。屋号の掲げられたトタン屋根だったり、全体的に飾らないレトロな雰囲気の店構えが素敵だったりする。 特製醤油らーめんは、すごく味にまろみのあるような醤油スープ。クリアで雑味のない節系の優しい旨味が前面に出てくるものの、その裏で動物系スープがしっかりと支えてくれてるが故に、膨らみのある旨味に仕上がってるのが特徴的。シンプルな構成に感じられつつ、甘めの醤油の美味しさもあったりとか捻られた感じも美味しかった。合わせる麺は細めのちぢれ麺で、少し固めの食感から徐々にスープに馴染んでくるまでの変化も楽しめる一杯やった。そしてチャーシューも美味しかったなあ。豚バラとか肩ロースとか鶏とか色んなチャーシューがしっかり入ってるものの、どれも独特の甘みのある特製タレに漬けられてるのが特徴的で美味しかった。 釜揚げしらすご飯は、そらもうある意味当然の美味しさ。ふわふわのしらすが美味しいのは勿論のこと、アクセントに足す醤油がかなり美味しくてこだわりを感じた一杯。 ゆず香る白醤油らーめんも是非食べてみたいというところ。
2024/01訪問
1回
特製らーめん 醤油 鶏ひき肉丼 本郷三丁目駅から本郷通りを南に少し下っていった先に出てくるラーメン屋さん。昔からある店舗のような少しレトロテイストな店構えながら、白地に凛と輝く屋号の潔さが格を引き立てるような雰囲気ある。 特製らーめん 醤油は、一口スープを飲んだ瞬間に、あまりの旨味とコクにもはやお手上げ状態。見た目でも分かるぐらいに、たっぷりの層を作り上げてる鶏油の甘みとコクが鉢の中で躍り出てくる。そこに醤油らしいキレ味とまた別のコクが合わさってきて極上醤油スープに昇華されてる。最初はもはや鴨スープかと思うぐらい、鶏の旨みと甘みが濃厚に引き出されててめちゃ美味しかったし、名古屋コーチンすげえという驚きにすら行き着くレベル。醤油の紫と鶏油の黄色が混ざり合う見た目も美しい一杯。麺も、しっかりとしたコシを感じるストレート麺。表面の滑らかな質感も相まって麺も流石のレベルの高さやった。 後はチャーシュー達も圧巻の美味しさ。特に豚バラチャーシューの美味しさは本格的で圧巻の一言。豚肉として美味しい上に、少し甘めに感じられる下味が、豚肉らしい旨味もより上手に引き出しててたまらん。 鶏ひき肉丼は、パウダースノーのようにキメ細やかな鶏ひき肉が、まさに新雪のようにフワフワ積み上げられてる。独特で新感覚な食感に驚くとともに、これまた鶏の濃厚な旨味が詰まった一杯。 限定メニューとかも多いからやっぱりそういった創作ラーメンも絶対美味しいし、でも定番の塩も醤油とはまた完全に違ったスープでめちゃくちゃ食べてみたい。シンプルながらも絶妙な美味しさの名店でした。
2023/12訪問
1回
味玉つけめん 大盛 錦糸町駅北口に広がる繁華街をずどんと抜けていった先に出てくるラーメン屋さん。東西に連なる大きめの通りを超えた瞬間に一気にシャビィな静寂漂わすエリアになるのが物寂しい。そんなエリアに小さな明かりを灯すような雰囲気がたまらん。 味玉つけめんは、まずスープの圧倒的な白身魚感に驚く。白身魚スープってイメージつかんなと思ってたけど、一口食べた瞬間に完全に納得のテイスト。鱈とかを食べた時に感じる、淡白ながらも後味にしっかり残る旨味が詰まってる。もはやラーメンかのような粘度のサラサラスープも相まって、かなりサッパリとした美味しさに仕上がってるのが印象的。鶏や豚のような定番つけめんスープの方向性をちらつかせつつ、圧倒的な白身魚感でバチッと差別化してるのが凄い。麺は中太ストレート麺ながら、定番つけめんの様なモチモチ感と言うよりかはしっかり芯のある固さが印象的。かなり冷やされてることもあって食感はもはやガチガチ。ラーメンとして熱々の中でもしっかり活きるような麺でした。チャーシューやメンマはまあ一般的。 これラーメンも同じ白身魚スープということで、絶対に美味しいんやろうなあと確信。この麺自体も、ラーメンでもかなり活きてくる感じあるし、ラーメンも是非食べてみたいと思える一杯でした。 ただ焼き石の圧倒的な熱さリバイバル効果にも割かし感動した。めちゃグツグツしてたし、何なら少しスープが燻されて新しい美味しさが加わった味変の感覚すらある。
2023/11訪問
1回
頂上味噌麺 ご馳走盛り 中野駅北口からすーっと伸びるアーケード街の半ばぐらいに出てくるラーメン屋さん。雑居ビル一階のゴテゴテした入口から地下に降り立っていく道中は中野らしくて素敵。ただその先の地下一階の店内には、ちゃんとした製麺室とか意外としっかりした内装の広々スペースが整ってるのが印象的。 頂上味噌麺は、まさにこれぞ求める味噌ラーメンだよなあという定番を押さえた一杯。しっかり濃厚な味噌の風味がありつつも、ちゃんと飲みやすく仕上げてくれるスープとのバランス感が素敵。そして自家製麺という角ストレート中細麺は、これも意外なまでに美味しくて驚く。角張った食感がしっかりとしてて、小麦の自然な弾力を楽しめる中細麺なのに、味噌の力強さにも全然負けてない。 そして何よりもチャーシューの荒々しさがやっぱり良い意味での味噌ラーメンの醍醐味を体現してて素晴らしいんだよなあ。一口食べた瞬間に炙った香ばしさが薫る豚肉感がたまらん。薄切りながら脂身と赤身が猛々しく攻めたてる感じ。そこに大量の白髪ネギがドッサリと乗ってるし、タマネギ、パプリカのアクセントたちも併せてシャキシャキ感が押し寄せる。そこに柚子皮的な柑橘の美味しさも合わさってくるのが極上。 ポップな味わいではあるものの、まさに味噌ラーメンに求める力強さがしっかり詰まった素敵な一杯でした。ご飯と一緒にかきこみたくなるような美味しさ。
2023/11訪問
1回
得 中華そば(中盛) 新橋駅前の喧騒を抜け、虎ノ門ヒルズへと繋がる目抜き通りを渡った先に出てくるラーメン屋さん。かなり閑静で落ち着いたエリアの中に浮かぶ提灯の灯りは風情漂うし、全体的に素敵な居酒屋感溢れる店構え。 中華そばは、まずクリーミーさすらあるきめ細やかで上品な魚介豚骨スープが印象的。丁寧に濾されたかのような口当たりも滑らかなスープ。決して濃い訳ではないのに、サラリとした美味しさとその円やかな余韻が素敵。そして何よりも麺の美味しさがかなり際立ってて美味しかったなあ。しっかりとしたモチモチ弾力とツヤツヤな表面の口当たりが同居しているかのような中太ストレート麺。食べた瞬間にレベルの高さが伝わってくるほど。さすが麺恋処と言えるほどの逸品。 独特なテイストのチャーシューは、これも何だか丁寧に濾されたスープの上品さというコンセプトを、そのまま肉に当てたかのような円やかさある。 つけ麺も絶対に美味しいんやろうなあというのが凄くよく分かる素敵なお店でした。
2023/11訪問
1回
特製徳島ラーメン(大盛り) 新宿駅から青梅街道を通って西新宿方面へと逃げていく先に出てくる徳島ラーメン屋さん。ワンオペが故の少し乱雑な雰囲気の店内が、いかにも新宿のラーメン屋さんらしい雰囲気でちょとエモい。 徳島ラーメンは、その名の通り基本に忠実ながら少しポップなテイストの徳島ラーメン。見た目も含めてしっかり濃厚な豚骨醤油スープに、少し柔らかめの弾力あるストレート麺。甘辛く煮られた豚バラ肉はやっぱり美味しい。スープも豚バラ肉ももっと突き抜けたギルティーなまでの個性があっても良いかなとすら思うけど、むしろその対極としてしっかりバランスを取った美味しさに纏まってる。麺にがっついた先のモヤシとかメンマとかとの出逢いのアクセントも素敵やったりする。ただ味玉はまあまあ濃いめ。 やっぱり生卵を落とした濃厚スープが徳島ラーメンの醍醐味よなあとも改めて実感。卵自体がそんなに大きくはないから、ライスに生卵を落として、スープをぶっかけたりするのとかが極上なのかも。
2023/10訪問
1回
鶏白湯そば 大 特製盛り 後楽園駅からすぐの大通り沿いで、東京ドームの裏手に位置するラーメン屋さん。まるで駅前のチープな蕎麦屋さんかのような雰囲気の店内が印象的。 鶏白湯そばは、一口食べた瞬間にしっかりとした鶏白湯中華そばといった旨味が広がりつつも、とにかく綺麗なスープが印象的。天下一品を思い出す鶏の旨味が感じられるのに、後味含めて雑味がまったくないからスーッと美味しさが入ってくる感じ。合わせる麺も、表面のツルツルさがすごく印象に残る凛としたストレート麺。スープとのバランスも抜群やしなかなかに美味しい麺やった。とにかくスープと麺に無駄がなくて一貫性を感じる綺麗さ。トッピングも最小限に抑えられた見た目のシンプルさも納得やし、添えられた白キクラゲみたいな存在にも頷く。 特製盛りに寄せられた薄豚チャーシューとかも、鶏チャーシューとかも優しい味付けでとにかく綺麗な美味しさの一杯。なかなかに美味しかったなあ。
2023/10訪問
1回
みっくすちゃーしゅーめん(背脂入り)(大盛り) 高田馬場駅から早稲田通りに沿って、ずーーーっと西方面に歩いていった先の路地に出てくるラーメン屋さん。立地や店内の雰囲気的には、まさに路地の隠れ家的な雰囲気で心くすぐるシャビィさがあるものの、店名看板のフォントがポップ体なのは謎ポイント。 みっくすちゃーしゅーめんは、とんこつベースのクリーミーさがあるようなスープ。背脂入りにするとこれでもかという程の背脂層が出来てかなりギルティーなテイスト。更にそこに固形背脂も浮かんでるから、まじでインパクト強い大脂。ただこの背脂層が故に、とんこつらしい旨味の裏に甘みだったりコクだったりが追いかけてきて、すごく美味しいスープに仕上がってる。 みっくすちゃーしゅーは、直前に網焼きしてくれるのが素敵やし、赤み部分はしっかりとした肉感溢れる食感で美味しい。そして皮付きの方はラフテーのような脂身たっぷりのプルプル感。背脂スープと相まったときには、かなり攻撃力の高いスープになる。 これあっさりスープも美味しいやろうし、あっさり×皮付きとか背脂入り×通常ちゃーしゅーとかが、脂感ととんこつスープの旨味とのコントラストも楽しめて更に美味しいのかもと感じた。
2023/10訪問
1回
ラーメン半カレーセット 高円寺駅からずーっと南下していき青梅街道にぶつかるほぼ手前のところに位置するラーメン屋さん。駅でいうと新高円寺駅がほど近い。深夜でもトラック運転手さんとかが利用してるかのような雰囲気で、さながらパーキングエリア感すらある。 ラーメンはもう多くを語るものではなく、まさに極上の平々凡々を貫いてくれてる。かなりシンプルで淡い味わいの醤油スープ。スープの旨味みたいなところとは対極な存在で、とにかく優しくクリアな薄味醤油スープ。ただこれが飲んだあとの深夜の〆には最高やし、このラーメンが極上になる瞬間をただただ待ち続けてくれてる感じがたまらん。まさに高円寺の心の支柱的側面を感じる。ズボッとした麺も、定番の煮付けられ方したメンマもチャーシューも全てが愛おしい。 カレーも超スタンダードな一皿。小麦粉感も感じられる定番の優しいルウに心ばかりのお肉が散りばめられた感じ。 少し気だるい街の空気感も相まって、大学生の生ぬるい青春感をどこか思い起こさせられてしまうようなエモい一杯でした。
2023/10訪問
1回
そるとそば+水餃子と白飯のセット 下北沢駅から南方面に続く商店街を少し歩いた先に出てくるラーメン屋さん。飲食店から古着屋、ガールズバーまで何でも揃う活気ある商店街でホントに素敵。この雑然具合がたまらなすぎる。 そるとそばは、めちゃくちゃクリアな鶏清湯スープが印象的。一口目には見た目通りのクリアなあっさりさが感じられつつ、後味は少し甘めの旨味がしっかり残るテイスト。そういう意味では清湯塩ラーメンながらも、繊細さというよりかはしっかりさも感じるのが特徴的。合わせる麺は、しなやかな細ストレート麺で、スープのクリアさと相まって凄く食べやすい一杯に仕上がってる。 野菜トッピングたちも斬新やけどうまくマッチしてるし、少し甘めに煮られた鶏チャーシューも含めて甘味や酸味、色んな食感と一杯の中で色々楽しめるところも素敵。 水餃子は、滑らかな皮に包まれつつ、しっかりとご飯との相性も抜群なシャキシャキ肉餡で安定した美味しさを誇ってた。
2023/08訪問
1回
烈火らーめん(麺大盛) 庄内駅前のスナック溢れるディープな飲み屋街の中に位置するラーメン屋さん。駅を出てから176に面するまでのディープさが素敵すぎる。 烈火らーめんは、想像してた以上にしっかりとした旨辛らーめん。10段階の2辛でもかなり刺激的な旨辛感で汗吹き出るレベル。ただそのベースとなってる、みそ魚介の味わいもめちゃくちゃ強い。魚介らしい出汁の強さがかなり全面に出てきてるのが印象的。味噌も辛味も結構に強いのにそれでも負けない魚介感は流石やった。逆にこの魚介の強さが、旨辛さの奥に潜む甘さを引き立ててたのかも。 そしてそこに合わさる麺は、かなりしっかりと硬めな歯ごたえの中太ちぢれ麺。パンチあるスープに負けない麺の剛力も印象的やった。 トッピングはこれまた旨辛スープとの相性抜群な役者達。サラッと脂に溶け出しそうな軽いチャーシューに、大量のシャキシャキ刻みネギ。でも何より美味しかったのは、甘めに煮られたメンマ。この甘さと辛さのマリアージュが素敵やった。 山形への愛を感じる店内とメニュー構成。ひっぱり混ぜそばも魚介醤油も是非食べてみたいと思えるお店でした。
2023/08訪問
1回
桐玉(冷)(1.5玉) 桐丼 十三駅西口の商店街を抜け、176の高架も交わる巨大交差点を超えた路地に出てくるラーメン屋さん。このあたりのエリアは十三らしい雑多な雰囲気がめちゃくちゃたまらん。 桐玉は、もはや語る必要のないほど圧巻のシンプルさを誇るビジュアル。逆に言うと、このビジュアルが全てを語ってくれてる。卵をかき混ぜて麺をかきこむと、まず真っ先に感じるのはほんのりとした甘さ。卵の甘さか麺の甘さか、そんなことはどうでも良いほどにとにかく優しい甘さに包まれる。そして極上のツルツル麺の美味しさでどこまででも食べ続けられるような究極感。出汁醤油の塩味もあるけど、まさにこれ以上ないシンプルな一杯。TKGの美味しさと言ってしまえばそれまでやけど、やっぱり圧倒的な麺の美味しさで為せる力技なんやろうなと感じる。 桐丼はなんだか少し懐かしい気持ちにもなるような美味しさの一杯。甘辛い醤油タレで味付けられた一杯は、たっぷりの甘辛チャーシューが主軸を形成するものの、ここに合わさる刻みネギとメンマが真の立役者。刻みネギのシャキシャキ感とメンマのしっとり食感で全くクドくない美味しさに仕上げられてて唸る。令和の超最先端をいくような桐麺の裏で、平成名店感を感じさせる丼ものを味わえる名店。
2023/08訪問
1回
味噌八デラックス(大盛) 新宿駅から小滝橋通りを上っていき、大久保駅との中間地点ぐらいに出てくるラーメン屋さん。店構えは、どーんとした大味インパクトのあるスタイル。店内の乱雑さも、新宿らしさを感じさせるスタイルで嫌いじゃない。 味噌八デラックスは、何を言うよりもまずパンチの効いたスタイルの味噌ラーメン。背脂もしっかり散らされて、ガツンと一殴りしてくるかのようなインパクトある。そういう意味では、すごく分かりやすくて剛球ストレートな味噌ラーメン。そして麺は、かなりしっかりとした噛みごたえあるモチモチ系ストレート中太麺。この麺の力強さも、ラーメン全体のインパクトを補強してて相性良かった。 トッピングには大量のモヤシとチャーシュー。味噌ラーメンとの相性抜群なモヤシがこれでもかと載せられてガツガツ感を加速させてる一方で、ホロホロと崩れるしっとりチャーシューが絶妙なマイルドさを演出してて良かった。 あと何よりも味玉が美味しくてビックリした。この味噌ラーメンのインパクトからは考えられない程に優しい和風出汁が効いてて、この味玉だけでも十分食べ続けられるレベルの美味しさ。絶妙な組み合わせが素敵でした。
2023/07訪問
1回
桐白湯醤油つけ麺(麺大盛) いや美味い美味い美味い美味い美味い まじでビビるぐらいの美味しさで完全に腰抜ける。麺とつけ汁だけのシンプルな構成やのに、なんでこんなに破壊力抜群の魅力を誇っているのか。飽きが来るどころか、食べれば食べるほどにお腹が空いてくるとんでもない一杯。 神崎川駅から超ローカルな商店街を抜け超ローカルな住宅街を抜けた先の大通り沿いに出てくるラーメン屋さん。レトロシャビィな富士山の絵がどーんと掲げられてる感じ、関西の素敵なラーメン屋さんに来たなあと感じる。一方、店内は厨房をぐるりと広めに囲う、柔らかい木製カウンターと白塗りの壁でスッキリとしたオシャレさある。 桐白湯醤油つけ麺は、もう麺を一口食べた時点で感動が凄い。セクシーなぐらいに輝くツルツルな平打ち麺は、ひとくち食べた瞬間にあまりの食感の軽さに驚く。これでしっかり小麦の濃厚な味わいが追いかけてくるってどういうこと!?そして麺がこれだけ凄いのに、つけ汁がその感動を遥かに超えてくるクオリティ。鶏白湯の少し甘みあるスープに少しのザラつきが残る舌触り。優しい旨味が口の中を包んだあとに、そっと残るしっとりとした甘みが極上すぎる。ちょっと考えられない美味しさ。シャキシャキの刻みタマネギも素敵やし、クタクタ系の穂先メンマもたまらん。ただ何よりもしっかりと厚い豚チャーシューが美味しすぎる。肉々しい食感とつけ汁に浸って甘い煮豚になってる味わいのコントラストが至高すぎて本当に腰抜ける。そしてこのつけ汁は濃さが絶妙すぎて唸るんよなあ。麺の美味しさを一切邪魔せずに、むしろお互いの存在価値を高めあってリスペクトしあってるかのような関係性。つけ汁も麺も、お互いの食感が驚くほど軽くて本当に繊細なバランスで成り立ってる感じ。正直、麺大盛なんか気付いたときには無くなってるほどの美味しさでした。 他にも色んなメニューがあるけど、もうこのつけ麺が美味しすぎて他のメニューは頼めない。何回行っても同じものを頼み同じように幸せを感じて帰る。そんな永遠のローテーションを繰り返したいとすら思える極上のお店。 ラーメンを食べてうますぎて気絶する、なんてことも全然夢なんかじゃないと心の底から感じた一杯。圧巻の名店でした。
2023/05訪問
1回
魚介とんこつつけ麺 特製(中) 石神井公園から少し南に歩いていった穏やかな住宅街の中に出てくるラーメン屋さん。温かくて柔らかみのある素敵な空気感が印象的。オープンで開放的な入口から繋がる店内は、地元の人々の溜まり場になってるようなコミュニティスペース感すらあって、もうこの時点でたまらない。 魚介とんこつつけ麺は、まずその麺のエアリーさに驚く。見た目はつけ麺らしい中太麺なんやけど、一口食べた瞬間に空気を食べてるかの如くふんわり溶けていくソフトな食感。すごく斬新なテイストでびっくりした。これに合わせるつけ汁は、クリーミーさもあるような滑らかな魚介とんこつ。塩味もありつつも、定番の魚介の旨味がしっかり追いかけてくる滑らかで安定した美味しさ。ソフトな麺と相まることで、かなり軽く爽やかに食べ進められるような一杯やった。 特製チャーシューはかなり大振りで食べ応えある。メンマは、甘めの下味がしっかり染み込んだ上品で丁寧な美味しさやった。チャーシューも含めて丁寧さを感じるトッピングたち。つけ汁には小さく刻まれたナルトとかチャーシューが入ってるのも嬉しいところ。 麺が余りにソフトやから茹で前300の中サイズでも全然ペロリと食べれてしまう軽さもある。あと店員さんの笑顔とゆったりとした余裕が素敵で、地元に愛されるのも良く分かるなあというほんとに素敵なお店でした。