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1回
夜の点数：5.0
昼の点数：5.0
2015/08 訪問
夜の点数：5.0
昼の点数：5.0
もし自分がお店を持てるなら！
2023/01/18 更新
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創業1974年の老舗のレストランです。昨年で40周年を迎えた私と同じ年の…老舗…
そうか、私も老舗と言われるような風格を兼ね備えないとならない歳なんですね、しっかりせねば！
こちらは、私の大切な大切な場所で、秘密にしたいチャンピオンかな。
完全に私の思い込みですが、夜の店内は、まるでパリにいるような気持ちになります。
芸術家が好むインテリアに感じます。本当のオシャレとはこういうのかな、と。
広すぎない空間に大切にされてきた本物がさりげなく置いてある感じが憧れます。
なので、私もさりげないファッションでこの中にいたくなります。
京野菜を中心に旬の食材を活かしたお料理がこだわりの器に、美しく盛り付けされて登場します。
どれも鮮やかな絵画のようで、楽しくてたまらないです。
見た目だけではなく、とにかく美味しいのです！
開店当時からあるメニューと、研究、努力を惜しまず考えらてるなぁと感じる斬新なメニューがあり、飽きることは決してありません。
もしも、もしも私がレストランを経営できるようなことがあるなら、
こちらのようにいくつになっても向学意欲のあるお店を持ちたいなと思うほど、どこをとっても大好きなのです。
キリリとしたソムリエが優しい笑顔でお料理に会う飲み物をおすすめしてくれます。
彼の表現力は素晴らしく、ワインの風味やお料理への想像力を掻き立てられます。
なので、ほぼおすすめの通り頂きます。
お通しは、新鮮な京野菜を特製のソースで。
こちらで、必ず頂くのは「カニとカニ味噌のココット」こちらは、
開店当時からあるメニューです。グツグツと音を立てながらテーブルにやってきます！アツアツをバケットにつけて頂くのです。
「自家製の峰岡豆腐」そのままでも、塩とでも！
「京野菜のバーニャカウダ」バーニャカウダのNO.1だと思います！
「紅あずまのゴルゴンゾーラソースあえ」甘みと塩味とチーズの独特の香りがクセになります。
「エビとズッキーニのはさみ焼き」好物が一度に頂けます、海老のプリプリが気持ち良いです。
「京なすとひき肉のオーブン焼き」おうちで作るのとはやはり違う美味しさです！
「海老と伏見とうがらしのアヒージョ」バケットを追加してしまいます。
「れんこんのステーキ 京都ブランド豚のリエットを詰めて」これは、素晴らしいコラボーレション！
「丹波あじわい鶏のパリパリ焼き」食べないと損した気持ちになります。
「フォアグラと豆腐の重ね焼き」誘惑に負けて頼んでしまいます、リッチな味です。
「ツブ貝のこがしバター焼」食感を楽しみたいときに頂きます。
「韮そうめん」これは、お腹いっぱいでも頂いてしまう、困った美味しいメニューです。
とにかくどれを注文しても大成功で、こちらでのお食事は私にとってご褒美なのです。
お酒は詳しくないのですが、
フランスのワインはもちろん、イタリアやアメリカ珍しいワインも教えてくださいます。
先日はワシントン州のワインをすすめてくださいました。
それから、お手洗いでは、壁一面の絵とかすみ草が迎えてくれます。
なんでしょう、ここも隙がありません。すてき。
この憧れのレストランは、美しく凛としてどんな時も気丈で、深い心を持っている女性に感じます。
素敵に歳を重ねることを教えてくれているような気がします。
嬉しい気持ちで訪れた時は、「よかったわね〜がんばったんだもの、当然よ♪」と優しく微笑んでくれて、
切ないことがあった時は、「わかるわ、無駄なんてないはずだけど、悲しいわね…」と背中をそっと摩ってくれるような、
そんな声が聞こえてくるような気がするのです。
つい最近は、残念な言葉を耳をして、頭が落っこちるのではないかと思うほど凹んでいたのですが、
こちらから帰る頃、私に原因があったな…と素直に反省できて、改善したい気持ちでいっぱいになりました。
良い時も残念な時も静かに自分を見つめ直すこと、自分のことも大切にしなければいけないことを
教えてくれるこのお店が同じ歳というのは励みになります。
一緒に長生きしたいです、宜しくお願いします。いつも素敵な気持ちをありがとうございます！