2回
2017/03 訪問
小さなお茶会
以前は土曜日のみ、現在は土日のみの営業なのでなかなか行くことができなかったカフェで、やっと訪問することができました。
先に太田の呑龍さまにきちんとお参りをした帰りに参道を歩いて向かいました。
こじんまりしていて中はお茶道具や雑貨、南側には本棚があってもう茶室のような静かな雰囲気であります。
店主さんのお茶メニュー、お菓子の見本を見せていただき丁寧な説明に恐れ入りました。
そして、念願の抹茶と上生菓子の「ももとせセット」を注文しました。
この日の上生菓子はきんとんの「菜の花」と練り切りの「糊こぼし」でした。
頼んだのは「糊こぼし」の方です。
店主さんの説明によると、「糊こぼし」とは東大寺二月堂糊お水取りの際に使われる椿の造花にちなんでいます。
花弁がまるで織物の染色の際に糊を落として染まらない様に白い斑が入っているからそう呼ばれているそうです。
しっとりした練り切りは黒文字で切りながらいただきましたが甘くて黄身あんもほんのりしていて美味しくいただきました。
抹茶は2種類あるうちから「宇治 孫右衛門詰 蒼穹」にしました。
抹茶の程よい香りとよく点てられていて苦味が少なく蒼穹の銘の通りすっきりとした味わいです。
苦味よりも甘みを感じ飲みやすい薄茶でした。
釉薬で金属光沢のあり威厳さえ感じる抹茶茶碗にお茶の色が映えてとても綺麗でした。
壁の本棚から茶道関係の本を読みながらゆっくりと自分の時間を過ごせました。
店内に茶道具の販売もあり茶道をやってみたいという気持ちにもなりました。
2017/03/27 更新
写真追加です。
この日は三重伊勢の甘みのある煎茶をいただきました。