6回
2023/06 訪問
水無月の静かな雨に洗練の粋(域)
去年今年と結構何度も来てるので、詳しい話は割愛で。今回のメニューは写真に写した御献立に。なんで、中でもとくに気になったものだけかいていければと思います。
◉八寸
の中に花海老共焼き
というのがあったのですが、香ばしく、エビの香りが際立って、とてもおいしかったです。ちょっと食べる順番、間違えて黄身の後に食べてしまって残念でした。最初にあれだけ味わっておけばよかった〜
◉向付2
ハモ落とし
柔らかくて、骨のないはもでした
◉蓋物
穴子豆腐木の芽餡
アナゴってハードじゃないですか、それがほんとにつるっとした柔らかいお豆腐に包まれて優しいあじに。なんとも言えない絶妙なバランスでおいしかったです。
◉焼物
久しぶりに鮎を食べられて嬉しかったです。
先月軽井沢の和食で鮎が出てきましたが、とっても鮎がゴツくて、骨がかたく、おいしい鮎を食べたいなぁと思っていたので、さすがのこぶりで、骨も気になんないおいしいあゆでした。
蓼酢は、もうちょっと濃い方が好きなんですけど、京風ということで。
◉強肴
ひとくち食べると漁師町。
磯の香りがふんわりと鮑と混ざる。
花山椒と一緒にいただくと雅なお味。
『いとおいしい』
これなんですよね!味で遊ぶこの余裕。
いま毎日の生活を豊かにしたくて、お料理教室に行き始めたのですが、おいしいものを1つ作るのがやっとでこういう風にお料理の中に遊びを入れながら完成させていくのなんて難しいんだと思います。
◉全体的な感想。
今回はマイルドで優しく洗練された味。
『静の中に技術あり、控えめでありながら
パンチあり。』て感じかな。なかなか味わえない洗練を大将がいたせいかいただかせていただきました。
CP都内随一の和食の技術を持っていながらこの金額はありえないと相変わらず思います。
またうかがわせていただくのを楽しみにしています。
2023/06/30 更新
2023/02 訪問
老舗の洗練とコスパに完敗=乾杯
実は前回味にキレがなかったとか
書いたのですが
今回の味は圧倒、
overwelmedです
(ちなみに何回か書いているので、詳しい話は割愛で)
あの、、すごいんですけど、、
個人的にフィギュアスケートが結構好きなんですけど、そうだなぁ。目の前でトリプルアクセルと4回転ジャンプを見せられてしまった感じ。
技術に味に労働力、これでもかぁってレベルで絢爛豪華美味な食事が。
おうどん!
〆はライスです❤️な普段ですが
このうどんがすごかった
食感がジュルジュルした飲み越し
一口食べるとやや違和感
二口食べると はてな?
三口食べたらもう一度確かめたくなって
四口食べたら、もっと食べたくなる。
私、基本お食事は美味しければ、月に数回程度だったら片手から両手収まれば大丈夫なのですが、その時々に一緒に行く人の都合もありますので、最高のコスパにびっくりです。
しかし、今回2人で六万円
まるで、若干無銭飲食したような感覚にも襲われるような
いやあ菊乃井さん本気出したらコスパと技術のバランスにどこも勝てないんじゃないかなぁ?
わたしごとになりますが、知人が物件を建築中なのですが、昔からの知り合いの建設会社を泣く泣くお断りして大手の建設会社に決めた、と、理由は大手はまとめて買うから材料が安かったんです。
絢爛豪華な素材を吟味した食事をこの金額でいただけるのは、ひとえに、このお店がいろんなところにお弁当とかをおろしているからだと言うことで、なるべく行った時に、次の予約を取るようになっちゃったりして、大いにあり得る。
今回どれもこれもうなってしまって、お見逸れいたしました〜しかし、なんだかこの日つまみ食いをしたせいで、お腹がいっぱいで最後のデザートが食べられなかったんですが、アイスクリームめちゃくちゃおいしかったんです、後味惹かれております。その名もシンプルにミルク、アイスクリーム!素朴な素材で、ミルクの味、たっぷり手間のかかった懐かしのミルク味、昭和の香りも残しつつ吟味された。和食の甘さ。あぁ、思い出したら酔いしれる〜またいかねば
2023/03/02 更新
2022/08 訪問
ローマは1日にしてならずとは
言いますが、こちらのお店の素晴らしさは
引き出しの多さと、ぶれない味。
以前書いたことがあるので詳しい話は割愛させていただきますが、今年久しぶりに菊乃井さんに食べに行ってみましたら、もう捉えてはなしません。何一つまずいものがなかった。
またお料理は、前回は苦手なすっぽんをほんとに美味しく食べさせていただき、今回は、ほおすきを目で楽しみ中を開くと全て違う八っ寸が入っていてなんて2度3度楽しめるお料理をご提供いただきました。
手間がかかっていますよね、聞けば地下ではお惣菜を作っているらしいのです。ですのでファイナンス的にも余裕があるからコスパの割にここまで楽しましてもらえるのかしら?なんて思いました。
メニューは、オーナーみずからきめているそうです。
毎回のメニューが年々進化をとげていき、何をたべても
唸るほど美味しいお料理が増え、通う頻度も増えております、あとコスパめちゃくちゃ良いです。これだけの料理がお酒もう少し飲んで1人30,000円で食べられると言うのは正直破格だと思います。
また行きたいです。
2022/08/29 更新
2022/08 訪問
今回も盛り付けは美しかったです。
もう何回も言ってるので、詳しい話は割愛させていただけたらです。
夏頃、久しぶりに行ったら味に感動して、しばらく数回位通ったんですが、今回のはちょっと全体的に味に締まりがなくて、微妙な感じでした。ばらつきがあるの珍しいなと思ったんですけど、今回たった1回そんな感じだったので、たまたまかな?
◉今回感動したのは、店内に鈴虫の音が響き渡り、テープかと思ったら、実際鈴虫を飼っているとの事。また
 重陽の節句ということで菊の花のあしらったお酒なんてでて、相変わらず雅の世界観をいただきました。
こういう演出って憎いですよね、、う〜ん、素敵❣️
◉ また行きたいか?来月は行くか分かりませんけど、
全体的にこんなにグレードの高いお店は無いので、行きます。
2022/10/01 更新
2014/05 訪問
平安絵巻のようなお料理
2014年5月7日
3度目の来訪~にて3度目の正直~なんて;-)
実は1度目は京都本店に10年前に家族旅行で泊まり
(宿泊施設は6年前にやめたそうです~本日聞きました)
しかし、その時の朝食のおいしかったこと!!!!
シンプルでいながらお米の炊き方、お味噌汁の味。
これぞ基本というものか?と感動しました:
2度目は二年前~
行ったときは「京都はおいしかったのに赤坂は手抜きされたか?」
なんておもちゃったんですが~
そして3度目の今回。
そこはさすがの菊の井さん、素晴らしぃぃ味付けと素材でもちなおし??
ランチからやられてしまいました~
**********今回詳細*****************************************
■ 食事 1万円のコース(昼は5千円と1万円のみなそうな)
印象に残りましたお料理から申し上げますと(お品書きはお写真でおのせしましたのでよろしかったらご拝見くださいませ)
①お刺身のアジとタイ・・跳ね返るような弾力でおそろしく新鮮でございました
② 蓋物、新茶蒸しアマダイ(触感とダシの合わさり方のおいしいこと!)
③アナゴの花山椒~ダシのあつさとおいしさ、癖になりそう―
④そして鯛めし~少々濃い味が好きな私でも薄味なのに非常においしくいただかせていただきました~
やはりこのお店にきて感じるのは「基礎のしかっりした御所料理」って思ってしまうんです~
日本料理、でも余興があって華やか~お料理が平安貴族の蒔絵のようですね~
普段よくおとずれるかどわきさんや龍吟さんとは志向が異なり、よりトラディショナルなんですが
和食の基本の中に斬新なベートーベンの音楽のようなダイナミックさと情熱を感じてしまうのは私だけでしょうか?
素晴らしかった!! ランチでここまでとは~参りました(笑)
2014/05/07 更新
もうさすがに書かなくてもいいかなと思ったんだけど、いっぱい書いてるんで、ほんとに12月はおいしかったんで、やっぱり残しておきます。
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相変わらず行ってきました。今年最後の菊乃井さん。
12月のメニューは、今年の締めくくりだけにまたやってくれました、、
素晴らしいお食事でした。
①雲子のトリュフ餡
こちら以前を出していただいたことがあるん思うんですが、和食なんですけど、トリュフがとても合っていて非常においしいです。
私の心の中のスペシャリテです
(こちらのお店は、全てがスペシャリティと言う趣旨で作っているそうなので)
② 八寸
椿に見立てたスモークサーモンのお寿司。からし蓮根、またまたなまこの酢の物と言ってメニューだけ聞けば、きっと何の変哲もなく感じるのでしょうが、なまこの柔らかくておいしいことを海鼠なんて嫌いだったんですけど、
印象が変わりました。
③ふぐのおつくり
肉厚でおいしかったです。
④寒ブリのおつくり
からし大根と相まっておいしかったです。
⑤蕪蒸し
こちらもここのスペシャリテと思うんですが、、一つ一つの料理に精魂込めるということでしたが、全部崩して口の中で雪解けするような感じで、ジュワッ〜と。後を引く美味しさです。
⑥白子焼き
『小ぶりでプリンと香ばしく。』
ふぐが結構好きで食べに行くんですが、さすがにこの白子は皮もちょっと厚めで食感も良く、焼き加減もちょうど良くおいしかったです♪
⑦香箱蟹
香箱蟹、やはり下処理が抜群に良く、美味しくあっさりいただけました。
⑧そしてここがすごかった。まさかのアドリブ。
このところ豚肉と鴨肉が食べられなくなり
鴨は夏の間中避暑地で鴨に餌をやっていたら、鴨さんたちと仲良くなり、、
そしてまさかの鴨鍋でした
で、急遽食材を変えてもらうことに
さすがにアドリブだったので、悶絶とかそういうレベルではなかったけど、普通に食べさしてもらえました。
⑨ 締めがフグ雑炊。やっぱ炊き込みっしょ?なんてテンション下がるなぁと思いながら真っ白なスープが運ばれてくる、気分がアゲアゲ。
ふぐ屋さんで出してくれる雑炊とは違って、
出汁のきいたお雑煮のようなおいしいふぐ雑炊でした。
⑩いちごソースのアイス
-がいっぱいだったのですが、ずっと食べていたくなるような甘酸っぱくてとってもおいしいアイスクリームです。イチゴスープの中にアイスがちょこんと乗っている感じで、誠に美味。
CP これで1人30,000円をちょっと切るんだから、ほんとにありがたい金額ですよね。
今回出てきた中で、好きなランキング3つ
①イチゴソース、アイスクリーム
②雲子のトリュフ
③鯛の蕪蒸し
あと、もう一つ、白子焼きかな。
あーおいしかった。また来年も来ないとだわ。
この日は、一瞬たぬきさんのようなお腹になっても幸せを感じるのでした。