山形県・山形市の東にある山寺(立石寺)。
これまで3回の東北紀行ではなぜか訪れる機会がありませんでした。
どうせ行くならちょっと変わった風景を見たい・・
ということで、年明け第2週の土曜日に訪れました。
この日は3連休の初日、”18きっぷ”が使える最終日で、
仙台までは東北本線、それから仙山線を乗り継いで”山寺駅”に到着。
駅に着くとすぐ目の前に山寺を見上げることができます。
かなり雪が降っていて、真っ白です。
まず”瀧不動そば”さんでお蕎麦をいただいて、
さぁ、1000段の階段を登ることにしましょう。
山門近くの受付で入山・参拝料(300円)を払い、
ここで足元をスパッツで覆い、トレッキングシューズには
滑り止めを装着します。
階段は除雪してはくれているものの、
お昼近くになるとガチガチに凍っています。
山寺の階段は一段当たりはそれほどの高くはないのですが
所々、かなり急なところがあります。
山寺一番の見晴らしが望める”納経堂”、”開山堂”
まで辿り着くと、かなり息も切れます。
・・が、雪も少し小降りになり
山寺の街並みが見渡せます。
周りはモノトーンのまるで水墨画の世界です。
さすがにこんな日は観光客の数は少ないです。
また、あまりの雪と凍った階段で、途中で引っ返す人も
たくさんおられました。
途中で写真を撮りながら登ってきて
最上部にある”奥の院”を参拝してから
下山します。
降りてきて駅の近くのお休み処”えんどう”さんの
おばあちゃんも言っておられましたが、
冬の山寺は独特の情緒があります。
今日のように雪が降る日でも
深みのある景観が望めます。
それなりの装備をしていけば
無難に登れますので
機会があれば是非オススメです。