North Windさんが投稿したしば乃家(北海道/呼人)の口コミ詳細

North Windの勝手な独り言

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閉店しば乃家鱒浦/そば

1

  • 昼の点数:3.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 2.8
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/07 訪問

  • 昼の点数:3.5

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス2.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

豪快!! ”かに天そば”を久しぶりに!!

本日、念願の再訪実現。

ここを初めて知ったのは、およそ4~5年前のこと。
家内の実家の人に連れてこられたのが初めて。

その時、ここの”かに天そば”を食べて、衝撃を受ける。
元来、私はシンプルなものを好み、派手な載せ物系は、あまり積極的に食べることはない。

多分一人で来ていたら、”ざるそば”位しか食べないだろう。
しかし、実家の人に、この”かに天そば”を御馳走されて、その私の価値観がくつがえされてしまった。

そして、「いつかまた再訪を・・・」と、その機会をうかがうことになるが、なかなかタイミングも合わず。
年に数回、コンスタントに、この網走を訪れているが、あれ以来、ここへ来る機会が一向に実現できていない。

そのため今回は、「昼食をここで食べてから、札幌へ帰ろう!!」と、かなり前から計画。
今回は、首尾よく計画通りに物事が進行し、うまく実現に至った次第である。

そして、ようやく念願の店舗へ到着。
小さいワンコを車に残し、家内と二人で店内へ。

時間にして、ほぼ正午。
車のエアコンは、かけっぱなし・・・・。

エコには反するが、なにぶん小さい命も守らなければならない。
ここは、ごめんなさいをしよう。


しかし、今日も暑い。
店内は残念ながら、エアコンがない。

この状態で”温かいそば”を食べるのに、瞬時の躊躇いが・・・・。
でも、あれだけの食べたい想いがあったことを思い出し、私は初志貫徹。

家内はダメだったようだ。
「自分は”ざるそば”を・・・・。」とのこと。

そして家内から、さらに”おにぎり”を追加することを提案される。
私はともかくとして、家内が言い出すのは珍しい。

そう、確かここは、ボリュウムに少し、不足感があったことが思い出される。
家内はそれを覚えていたようだ。

結局、

私:”かに天そば”(1,050円)と、”おにぎり”(うめ:200円)
家内:”ざるそば”(750円)と、”おにぎり”(かつお:200円)

と、結果的に家内はともかくとして、私の分は、やや高めのお昼になってしまった。

まっ、まぁ・・・・。
念願の再訪なんだからと、いい訳を口にする・・・。

そして、待つ。
小上がりに座ったため、窓の外の中庭が良く見える。

小さいが凝った創りの和風庭園。
熊の置物がアクセントになっていて、小鳥用の餌場が設置されている。
残念ながら鳥は来てなかったが、緑の庭園の中に、それがあるだけでも結構な癒しの空間である。

これは、カウンター席に座ると、おそらく気が付かないかも。
小上がり席の特権である。

そして、じっとしていると時々だが、冷たい風が窓から吹き込まれてくるのを感じる。
日差しとは裏腹に浜風であろう、幾分暑さも一時的にではあるが落ち着く。

しかし・・・・・。
結構、待ち時間が長い・・・・。

入店してから、20分が経過した頃からは、暑さも手伝ってか、少しソワソワしてきだした。
今日は、特に時間に追われているわけではないのだが、家内が車中のワンコが心配になり見に行く。

結局、30分が経過しようかという頃に、ようやく”おにぎり”が、先に到着。
”そば”もすぐ来るかと思っていたら、まだのようなので、先に”おにぎり”からいただくことに。

まず、ほおばる。
あ~、やっぱり日本人。

結構、お腹も減ってきていたため、今は”そば”のことは忘れ、”おにぎり”に集中。
ふっくらしたご飯と、適度な塩加減。

うまい。
なかなか、具の”うめ”が出てこないが、それでもおいしい。

しかし・・・・・。

”おにぎり”が結構大きく、にぎりも甘いため、一口、ガブリといったところで、もうボロボロに崩れだした。
思わず、お茶碗と箸を要求したくなるほど。(それじゃ、おにぎりの意味ないが・・・)

おいしいんだけれど、これはちょっと、いただけない。
手がご飯でベタベタになり、家内が店員さんにオシボリを依頼。

そう、これだけ暑い日なので、オシボリかペーパータオルは、事前に出しておいてくれるとありがたい。
”おにぎり”でこんな展開になるのであれば、なおのこと。

それと、付け合せに漬物をつけてくれたのはありがたいが、”大根の粕漬”だけでよかった。
もう一種類は、ネバネバがすごかったため、おそらく”長芋”の何かであろう。

多分、珍しいものなのであろうが、私は”長芋”だけは食べられない。
好き嫌いとかのレベルではなく、身体が受け付けない。

子供の頃、料理に隠して混ぜられても、吐いてしまっていた。
以来、親公認のダメ食材となり、今もそのまま食べておらず。

そのため、余談だが”山かけ”とか”とろろ”は、”ご飯”も”そば”も、私にはNGメニューである。
さて、”おにぎり”と悪戦苦闘しているところに、かなり遅ればせながら、ようやく、”かに天そば”と”ざるそば”が到着。

さぁ、”そば”を食べよう。
これが、食べたかったという念願の”そば”。

相変わらず、豪快。
網走、前浜で獲れた地物の”ズワイガニ”の天ぷらが、贅沢に4本載っている。

これがまた、大きい。
この天ぷらにカプッと、かぶりつく。

”かに”特有のスジ状の骨があるため、ツツーっとスライドさせて、程よい天ぷらの衣に包まれた身を口に運ぶ。
”そばつゆ”が、また、ちょうどよく衣に染みており、とても美味。

これは、たまらない・・・・・。

そして、”そば”。

この店では、斜里郡清里町産の「秀峰そば」を、店主自ら石臼で”そば”を挽く自家製粉を使用。
そして水は地元各所の、湧き水天然水を使用しているとのこと。

”そば”の三たてを、見事に体現しようという、店主の強い姿勢が現れている。
そばの実は、玄そばを使用しているため、麺全体にうっすらと黒味がかり、そば殻の黒いつぶつぶが目立つ。

私が食べたのは、温かい”そば”であったが、のど越しは、正直、あまり良いとは言えない。
モチモチっとした麺で、コシもあまり感じられない。

しかし、その分”つゆ”とのからみがよく、”そば”の風味とうまみは確かなもの。
噛むと、”そば”の風味とうまみが、口の中でしっかりと広がる。

だが、この”そば”で、冷たい”そば”だと、どうなんだろうか?と、目の前で”ざるそば”を食べている家内に聞くと、「おいしい、おいしい」と・・・・・、結構夢中に。

本当は、家内も”かに天そば”を、食べたかったはずなのだが、この暑さで”さるそば”に変更。
でも、それはそれで、「ここの”そば”は、おいしい!!」と、満足しているようだ。

これはいつか、自分で確かめるしかない。

”そばつゆ”は、この店、独特の”つゆ”。
醤油の尖った部分を抑えて、ダシを強く前に出す感じ。

そしてそのダシは、鰹をベースにコンブの風味を効かせ、”そば”の風味を殺さないよう、”つゆ”全体として、さっぱりとした仕上げ。
見た目も薄味に見えるが、味わいはしっかりとしていて、”そば”のうまみとの相乗効果をうまく発揮している。

また、ここの店主が地産池消にこだわり、地元の海産品を積極的に取り入れていることから、その種物のおいしさをも、引き立てるよう、計算されつくした”つゆ”のように思われる。

”そば屋”だから、”そば”にこだわっていればいい!!というのではなく、丼の中全体のそれぞれのうまさに、こだわるというのが、この店のポリシーのようだ。
確かに、それぞれがうまい。

暑い中で、温かい”そば”を「ふうふう」言いながら食べていたが、”そば”に夢中になり、流れ落ちる汗も、ほとんど気にならず。
大満足である。


ただし、ちょっと・・・・・。
と、思うところも。

まず、”そば”の量が、もう少しあってもいいのでは。
今回は、”おにぎり”を食べていたので、腹持ちは何とかなったが、本来、”おにぎり”なしで、もう少し”そば”を食べてみたかった。

それと、待ち時間・・・・・・。
これは仕方ないのかなぁ・・・・・・。

店内は、どうみても混んでいるという状況ではない。
女性店員の接客も、どこといって悪いところがある訳ではない。

しかし、待ち時間以外の様々なことでも、客目線の意識は、やや薄いように思える。
多分、いい意味でも、悪い意味でも、マイペースなんだろうと思う。

まぁ、その分を差し引いても、ここの”そば”はいい。
また来たい、食べてみたいという想いにさせられる。

”かに天”のみならず、この店イチオシの、季節ものではあるが”牡蠣そば”も魅力的だ。
また、今日、家内が食べた、シンプルな”ざるそば”も、ぜひとも味わってみたい。

札幌ー網走間の距離が恨めしい。
次に来れるのが、いつになるだろうか。
いいタイミングが現れることを、期待したい。

  • かに天そば(1,050円)

  • かに天アップ

  • かに天そば麺ズーム

  • ざるそば(750円)

  • ”ざるそば”アップ

  • ”ざるそば”麺ズーム

  • おにぎり【左:うめ、右:かつお】(各200円)

  • 外観

  • 玄関の置物(タヌキ)

  • 玄関の置物(壺)

  • カウンター

  • 座敷

  • 中庭

  • 壁掲示

  • メニュー

  • メニュー裏

  • 案内カード

2014/07/21 更新

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