North Windさんが投稿した鮮魚食堂 かわしま(北海道/小樽)の口コミ詳細

North Windの勝手な独り言

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鮮魚食堂 かわしま小樽/海鮮、海鮮丼、居酒屋

1

  • 昼の点数:3.8

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.9
      • |雰囲気 3.3
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/05 訪問

  • 昼の点数:3.8

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.9
    • | 雰囲気3.3
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ちょっと遅めの昼食は、とても素敵な時間となりました!!

さて、GW2日目。
今日は、いまや恒例となった、魚の買い出しを兼ねて、久しぶりに小樽まで。

今回の小樽行は、最初からこの三角市場のどこかで、丼を食べようと計画。
しかし、小樽市内へ入ったのは13:30を過ぎた頃。

今回、どうしても、サッポロ湖周辺の景色を楽しみたかったため、あえて、渋滞の危険を承知で定山渓を経由してのコースを設定。
ところが、案の定、その危険が的中。

大渋滞へ巻き込まれる。
当たり前である、普段でもすぐに渋滞するこちら方面。

どうしても通らなければならない時以外は、避けるのが普通の判断。
でも、どうしてもサッポロ湖の景観を見ておきたかったのである。

大渋滞の中、瀕死の思いで定山渓到達。
そこから朝里までは、スムーズに行けたが、そのサッポロ湖の景観はいかがだったのかというと・・・・・。

まぁ、素直に高速使えばよかったかな、という結果に・・・・。
まだ、昨日来からの花めぐりモードがどこかに残っているようだ。

結局、小樽到達までに3時間を要した。
とにかく、まず食事!!車中何も口に入れていない。

空腹と疲労の中、まず真っ先に三角市場へ足を向ける。
ところが、さすがにGWだ。

この時間でも、どこの店も長蛇の列。
聞き慣れない方言やら、外国語を話す人たちの、山・山・山・・・・である。

待ち時間を聞いている人の、店の回答に聞き耳を立てると、大体が「30~40分待ち・・・」とのことのよう。
時計は13:45分を指している。

いや、これはきついなぁ・・・・・。

あきらめて、別なところでとも思ったが、今回、ここまで苦労をしたのなら、今更方針転換も情けない。
徹底的に待とう!!と覚悟を決める。

そして、もともと「この店!!」と、決めて来ているわけでもないため、比較的待ち時間が短そうな、ここ【かわしま】の店前へ足を向ける。
人の好さそうなお兄さんに、待ち時間や客の出入り状況について話を聞く。

ここは列になって客を待つのではなく、店内のあちこちにブラブラして待っているのだそう。
そのため、パッと見、どのくらい先客がいるのか、わかりずらい。

お兄さんの話によると、先客も3組待ちの状況だそうで、先にメニューを通して、その順番に店内に呼ばれるというシステムらしい。
ただし、食べる場所はそんなに広くないため、やっぱり、ここでも待ち時間は30分位かかってしまうとのこと。

うん、「ここまできたら、待ちましょう!!」と、お兄さんへオーダーを告げる。
家内も私も同じもので、”2色定番丼”(1,500円税込)で、”カニイクラ”を選択することに。

そして、奥の店内に行き、大きな壁メニューを眺めていると、同じ値段で”3色定番丼”というのがあり、”ボタンエビ”・”ウニ”・”ホタテ”・”トビッコ”・”カニ”・”サーモン”・”イクラ”から3種類好きな具材を選べるというのを発見!!
「こっちの方が~!!」と、急きょ、オーダーの変更をお願いする。

で、結局、”3色定番丼”(1,500円税込)で、具材を”カニ”・”イクラ”・”ウニ”を指定。
これは家内も同じ。

それに”ホタテ貝”を刺身Mサイズ(200円税込)を追加でもらうことに。
店内を色々見学しながら、店の席が空くことを待つことに。

時々のれんの隙間からイートインスペースが覗けるが、確かに広くなく先客で一杯。
でも、みんな結構のんびりと、召し上がっている。

こういう場所での観光客だ。
おそろしく回転も悪そう・・・・・。

すると、私たちの後客で、東洋系の外国の方がお一人。
次は私達というところまで、来ていたが、この店の主人と思われる人が、先にその人を通してしまった・・・・。

注文の時に何かゴタゴタしていたようで、何か気を使ったのか、それとも単純に間違ったのか・・・・。
しばらくすると、先ほどのお兄さんが顔色変えて飛んできて、「すいません、順番こちらの方が先だったと思います。間違えてしまったようで・・・。お一人で、ホタテ単品だけなので、席すぐに空くと思いますので・・・」と。

その後、おかみさんと思われる女性からも「本当にすみません・・・・」と、ていねいにお詫びを。
内心、「えっ!!」とは思ったものの、「いや、大丈夫ですよ・・・」と応答。

そう、こういうことって、起きてしまうのは仕方がないし、起きてしまった後の対応が大事。
ちゃんと目が届き、気が付いていてくれて、申し訳ないって思っていてくれていることを、きちんと表明すること。

それだけでいい。
一番、まずいのは、全く気が付かない、あるいは無視されること。

そうなったら、怒りは頂点に到達してしまう。
もともと30分は待つつもりでいたわけだし、この出来事も、ゆうにこの30分以内の出来事。

私達も少し驚きはしたものの、「別に、いいですよ~」モードで待機を継続。
そして、本当におよそ30分が経過した頃、ようやく店内へ。

その時も、そのお兄さん「大変、お待たせして、申し訳ありません・・・・」と、かしこまりながら案内してくれる。
若いのに丁寧な人で、こちらも「いえいえ、大丈夫です~」と、答えながらテーブル席へ着席。

そして、5~6分も経過したであろうか、”丼”の到着である。
あっ、これは~、スゴイ!!

もう、その見た目の外観だけで、渋滞のことや順番間違いのことなど、完全に頭から吹っ飛んでしまう。
食べ物の持つパワーって、おそろしいほど凄いもの・・・・・・。

しばらく、食べるのも、もったいない程で、写真をとりながら鑑賞モード。
そして、”わさび”を溶いた、醤油を、少しだけ・・・・。

素材の味を殺さぬように、本当に少しだけ、”カニ”と、”ウニ”の上に、ポチリと数滴落とすのみ。
で、まず、”カニ”からいただこう・・・・。

あ~、これはおいしい~。
今日は長い時間かけてきた甲斐があった。

今日まで生きててよかった。
日本人でよかった、と痛切に実感・・・・。

待ってでも、ここで食べてよかった。
本当に、うまい!!

そして、次は”イクラ”。
プリップリ。

最近、こういうのを口にする機会って、回転寿司くらいでしかないのだが、もう、それとはまったくの別物。
普段、何を食べてるんだ?

”ウニ”も、また然り・・・・。
”ウニ”って、こんなにおいしかったか?

もともと、”ウニ”は好きなのだが、ここしばらくは、どこで食べても感動がない。
そのうち、お寿司でも、もう”ウニ”は選ばなくなっていたところ。

いや、おいしい。
これぞ”ウニ”である。

”ウニ”がおいしいものだというのを、改めて思い出させてくれる味である。
久しぶりに、食べながら感激する食事であり、私も家内も食べることに集中。

お互い、異様に口数が少ない。
食べきるのが、もったいない思いを振り切り、丼を完食。

”味噌汁”は”カニ汁”で、これまた、”カニ”のダシがたっぷり。
ちょっと、しょっぱかったのが玉に傷であるが、いかにも家庭の味噌汁っぽくていい感じ。

そして、この丼、結構、お腹が一杯になる。
空腹時であったが、充分満足の量。

さすがに、この小樽の魚屋さんが出す、海鮮ものの実力である。
圧倒的、有無を言わさぬうまさである。

ちなみに”ホタテ貝の刺身”。
こちらは、流石にこういう場所であるため、それなりの活きのよさだが、ちょっと期待は下回る。

家内はオホーツク圏の出身。
これはもう産地の違いであるということから、最上位にはならないが、それでも家庭では味わえない味ではあった。

いや、それにしても、おいしい。
この丼が1,500円。

少し遅めの昼食になってしまったが、大満足である。
ぜひ、また来たいところであり、今度は魚の刺身を中心とした丼にしたい、あっ、焼き魚もいいかな・・・・。

帰り際に、先ほどの、おかみさんらしき人に、またもや「長い時間お待たせして、また失礼をしまして・・・」と。
「いやいや、全然気にしないでください、こちらこそ、おいしかったです、ごちそうさま」と返答。

起きてしまったことに、きちんと正面から向き合い、丁寧な対応と正直な仕事をする・・・・。
これは、仕事の基本だよなぁ~と、休日ながらも、わが身の背中にシャンと一本筋が通った気分。

今日は色んな意味でありがとう。
ごちそうさまでした。

  • 3色定番丼:トッピングは、かに・いくら・うにを選択(1,500円税込)

  • かにアップ

  • いくらアップ

  • うにアップ

  • かに!いただきます!!

  • いくら!いただきます!!

  • うに!いただきます!!

  • カニ汁

  • 付け合せ

  • ホタテ貝刺身:Mサイズ(200円税込)

  • 入り口

  • 店内

  • 壁メニュー

  • 壁メニュー

  • 壁メニュー

  • 壁メニュー

  • 売り場

  • 売り場

  • 売り場

  • 売り場

  • ズワイ蟹:おしり

  • ズワイ蟹:正面

  • あぶら蟹:ブクブク

  • あぶら蟹:しゅわ~

  • 賞状

  • カウンター

  • おまけ:サッポロ湖の様子

  • おまけ:山にはまだ雪

  • おまけ:道道小樽定山渓線の朝里よりの付近

2015/05/06 更新

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