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昭和7年創業、90年以上のキャリアを誇る老舗であり、アクセスの良さと充実したメニューから、ローカル御用達のランチタイム人気店。非ローカル客にとっては、福井名物のおろしそばを気軽に食べられる店である。エッジがシャープな蕎麦は、出し汁とのバランスも良く、おろしそばのクオリティは申し分ない。ただし、この店ではいつもおろしそばを頼んでしまうため、ローカル民がオーダーしている定食や丼ものを頼んだ経験がなく、おろしそば以外のメニューについては言及を避ける。呑める向きには、そば焼酎のそば湯割りもオススメだ。一品料理がもう少し充実していると、そば屋飲みもそれなりに楽しめると思うものの、そこまで長居せずに退店することとしよう。
2023/08訪問
1回
福井駅の近くで、サクッとランチを食べたいときの選択肢のひとつ。ランチメニューでは、福井名物のソースカツ丼に目が奪われがちであるが、個人的にはぜひ、純けい丼を強く推したい。秋吉でも人気メニューとなる純けいは、卵を産んだ雌の親鳥のことで、噛むほどに旨みがあふれる独特の歯応えが特徴。なかなか都内で食べられる店は少なく、コリコリとした食感はクセになる。 一方、福井名物とされるソースカツ丼だが、発祥店のヨーロッパ軒をはじめ、ひと通り食したもののイマイチその美味しさを理解できず。焼鳥だけでなく、クリスピーに揚げられた純けいもぜひ一度は福井で試していただきたい。
2023/12訪問
1回
勝山に似つかわず、オシャレな内装と盛り付け。奥渋にある大半のレストランよりも、この店の方がインスタ映えする写真が撮れるに違いない。しかし、見栄えだけではなく、味もしっかり美味しい。メニューを一見して、値段設定を高く感じたものの、想定していたよりもボリュームがあり、パスタのゆで加減、味加減も好みで、総合的な満足度は高かった。スタッフの方々の気持ちよい接客やサービスもあいまって、とても良い時間を過ごせるだろう。デートや女子会にもおすすめ。
2023/06訪問
1回
北陸新幹線開通した3月16日、福井駅前にプレオープンしたフクマチブロック。そのエントランスロビーを兼ねた、カフェレストラン。高さ13mという、圧倒的な吹き抜けのオープンなスペースには、グランドピアノとDJブースも備えられており、音楽イベントも予定されているという。その傍らにはカウンターといくつかのテーブル席が用意されている。 ランチタイムには、福井の食材を使用したカレーやパスタなどのランチメニュー。ディナータイムには、本格ビストロ料理がアラカルトで提供され、ワインやカクテルとともに楽しめるそうだ。 今回は、ランチタイムにバターチキンカレーをオーダー。1,680円と福井周辺のランチとしては強気のプライシングであるが、クオリティの高いサラダと本格的なミネストローネもサーブされ、バターチキンカレーもカルダモンの香りが豊かな、上品でスパイシーな味加減。値段相応の内容である。 カトラリーやグラスも洗練されたデザインのものが選ばれ、選曲もセンス良く、音響もきちんと設計されている。ディナータイムにも訪れてみたいものだ。
2024/03訪問
1回
天ぷら百名店にも選ばれている、福井の名店。カウンター7席のみ、ランチでも予約した方が望ましいが、開店直後を狙って1、2名ならば予約なしでも入店できる可能性もあるので、運試しにチャレンジするのも良いだろう。職人気質の店主が目の前で揚げてくれる、香ばしいかき揚げ丼はランチの一番人気、1,100円。揚がり具合はもちろんのこと、トップに鎮座する半熟玉子の天ぷらに箸を割り入れ、トロッとしたまろやかな黄身をかき揚げにまぶし、天つゆの沁みた白飯とともに混然一体と掻きこむプレイは、反則級のエロ旨さである。漬物と赤だしの味噌汁は、箸休めに相応しい仕事を務めるバイプレーヤー陣であるが、食べ手によっては主役のかき揚げ丼を凌駕してしまうポテンシャルを秘めているのが、薄皮のあんこ餅を上品に揚げたデザートだ。薄くサクサクの衣を纏った、温かいあんこのまったりとした甘さを味わいながら、やや苦味の強いお茶で舌を洗い流す至福のペアリング。ランチタイムの素晴らしい締めくくりである。かように幸せなひとときを過ごした後は、夜の焼き鳥屋ハシゴのために、腹減らしの散歩でもしようではないか。