10回
2022/11 訪問
今回も大満足
恒例の食事会で訪問。いつもと変わらぬ落ち着いた雰囲気に心が癒される。
まずはエビスビール(生)で乾杯。美味しい。
最初は食事会の目的に合わせた祝膳。赤飯となますは定番の美味しさ。食前酒の黒龍貴醸酒は甘酸っぱく軽い口当たりで美味しい。
八寸は秋の彩りの器にほうれん草お浸し、イチョウを模ったさつまいも、酢みょうが、車海老、うずら煮玉子、鶏団子、牡蠣西京焼きに銀杏真薯。さっぱりから濃厚な味までどれも美味しいが、まったり濃厚な牡蠣西京焼きが一番美味しい。
これに合わせて日本酒から山川光男2022あき純米大吟醸をオーダー。名前の通り秋の料理に合う美味しさ。
お造りは淡路鯵、平目昆布締め、剣先烏賊を醤油、ポン酢、煎り酒で頂く。どれも美味しいが中でも鯵は秀逸。(がっついてしまい写真を撮り忘れて後悔。)
お造りに合わせて花笑み純米吟醸生熟をオーダー。芳醇で柔らかな口当たりが美味しい。
椀物はずわい蟹の真薯。優しい出汁と蟹の風味が口いっぱいに広がり美味しくお酒が進む。
と言う事で、ドリンクメニューを見た時から飲むと決めていた十四代中取り純米吟醸(一合)をオーダー。香り華やかでフルーティな酸味が爽やかで美味しい。
焼き物は甘鯛にカラスミ、春菊と胡桃の白和え、赤大根。甘鯛はフワッと柔らかく上品で美味しい。またカラスミはまったりして味が濃く、淡白な甘鯛と相性が良く美味しい。白和えは円やかで美味しく、赤大根はさっぱりと口内をリセットする美味しさ。
お酒の締めと思っていた十四代があっさり無くなってしまい黒龍吟風純米大吟醸をオーダー。旨味にキレがありスッキリした口当たりが美味しい。
ご飯は渡り蟹の炊き込みご飯。蟹の身がたっぷり入って至福の美味しさ。あっさりした野菜の味噌汁と香の物も締めに相応しく美味しい。
甘味は柿と葡萄(ルビーロマン)に和栗のきんとん。美味しい料理の締めに相応しく心落ち着く美味しさ。
毎回期待を上回る味とサービスで今回も大満足。
2022/11/18 更新
2021/11 訪問
恒例の食事会も今回は特別
恒例の食事会も今回は還暦の祝いと言う事で、オーダーは奮発して25,000円コース。
まずはいつもの様にエビスビールで乾杯。旨い。
また食前酒として祝い酒を頂く。軽やかで美味しい。
先付けは鮑と雲丹と白子の茶碗蒸し。それぞれの食材の火加減が絶妙で絶品の旨さ。これに合わせるのはやはり日本酒で悦凱陣手造り純米酒を頂く。美味しい。
八寸は京鴨ロース、車海老、子持ち昆布、里芋竜田揚げ、銀杏、柿に見立てた鶉卵と京壬生菜お浸し、胡桃豆腐。どれも美味しいが京鴨ロースは格別の旨さ。
美味しい料理にお酒が進んでしまい、二杯目の日本酒は勝駒純米吟醸山田錦をぬる燗で頂く。これまた美味しく料理にも合う。
お造りは河豚の芽葱巻きに小肌と烏賊。河豚はポン酢、小肌は醤油、烏賊は煎り酒がお薦めで、その通りに頂く。何れも絶品だが好みは小肌と思いきや、追加であん肝が提供され河豚と一緒にポン酢で頂くと、河豚のさっぱりとあん肝のまったりが絶妙に相まって至福の美味しさ。これに合わせて三杯目の日本酒は黒龍吟風純米大吟醸。美味しさの極み。
続く椀物は飾り包丁の蕪の中をくり抜き真薯を詰めた手が込んだ一品。出汁がふわっと優しく美味しい。
続いて黒毛和牛のローストビーフ。柔らかく肉の旨味がしっかり味わえて美味しい。合わせる日本酒は十四代純米吟醸酒未来。最高に旨い。
焼物はきんき。皮はカリッと香ばしく、身は脂が乗って日本酒に合う美味しさ。
美味しい料理に満足するも満腹になってしまい、ご飯はお持ち帰りにして頂き、自宅で美味しく頂いた。
それでもデザートは別腹で、柿と新種のブドウに練り切りを美味しく頂いた。
毎回大満足ではあるが、やはり今回は特別で感動も一際の食事会に感謝。
2021/11/23 更新
2020/11 訪問
恒例の秋懐石に舌鼓
恒例の秋の食事会で訪問。今回はどんな料理が提供されるのかワクワクしてしまう。
まずはエビスビールで乾杯。美味しいのは勿論だが、幸運にも提供された1本がラッキーエビス。噂には聞いたが数百分の一の確率らしく、お目に掛かるのは初めて。こいつぁ秋から(?)縁起がいいわぇ。
最初の料理はお祝い膳。赤飯になます、祝い席の食前酒に相応しい貴醸酒 ゆきの美人。果実酒の様な甘味となますの酸味が絶妙に美味しい。
続く八寸はさつまいもの銀杏切、鰊、蓮根真薯、車海老、牡蠣の西京焼き、揚げ銀杏、胡桃豆腐、京壬生菜お浸し。どれも美味しいが秀逸なのは牡蠣の西京焼きで、無茶苦茶旨い。
次はお造り。皮剥は肝醤油、小肌と雲丹は醤油、イカは煮切り酒で頂く。好みは小肌だが今日の主役は雲丹。小粒ながら口に入れると、甘味と上品な磯の香りが口いっぱいに広がり美味。雲丹を苦手とする連れも絶賛する美味しさ。お造りに合わせてぬる燗がお勧めの勝駒 純米をオーダーするも、美味しくて直ぐに飲み干してしまった。欠かさずに風の森 純米を頂く。無濾過無加水はシャープな味わいが美味しい。
椀の物は渡蟹の真薯。出汁の旨味が抜群で日本酒との相性も良く美味しい。
今日の締めのお酒は十四代と決めて、残りの料理を確認して悩んでいたら、角新 槽垂れ 本生原酒と中取り純米吟醸 播州山田錦の両方を半合ずつ提供しましょうか?と、とても嬉しい提案。角新は甘味が強く、中取りはスッキリ美味しい。
焼き物は金目鯛。脂が乗って美味しい。添えられた長芋も食感が良いアクセントになって美味しい。サービスで頂いた自家製イカの塩辛がまた絶妙な旨さ。十四代二種があっと言う間に無くなってしまう。と言う事で、中取り純米吟醸 播州山田錦を改めてオーダー。
抱き合わせのメインは牛タン。箸でほろほろと裂ける柔らかさ。旨味がギュッと詰まっておりとても美味しい。十四代にも合う至福の一品。
食事は香箱蟹飯、けんちん汁、香の物。香箱蟹は正身、外子、蟹味噌がご飯に乗り見た目も鮮やかながら、頬張ると蟹の旨味が爆発する美味しさ。芳醇な香りが鼻に抜けて二度楽しめる。けんちん汁と香の物もご飯を引き立てて美味しい。
締めの水菓子は和栗と季節の果物。和栗は渋味と甘味が程良い美味しさ。果物も季節感が溢れて美味しい。
美味しくて贅沢な料理は時が経つのを忘れてしまう。大変幸せなひと時を提供して頂いた澤さんに感謝。
2020/11/19 更新
2020/07 訪問
初めて夏の料理を堪能
これまでは秋冬しか訪れておらず、夏に訪れるのは今回が初めて。夏の料理に期待も膨らむ。まずはエビスビールで喉を潤し準備万端。
一品目は長芋の素麺仕立て。具は黒アワビ煮、車海老、利尻ウニ。見た目は素麺そのものだが、食感は山芋のシャキシャキがしっかり楽しめて、清涼感と相まって美味しい。具も全て美味しいが中でも黒アワビ煮は秀逸。味も食感も抜群。
二品目は季節感たっぷりの一皿。まずは団扇の器が夏料理を演出し目で楽しむ。盛り付けられた品はスイカに見立てたタラコの葛寄せ、サツマイモ、煮ダコ、煮穴子寿司、琵琶湖の稚鮎、摘み菜お浸し、岩もずく酢、鬼灯の中身は青梅煮。見た目はスイカのタラコ、味は煮穴子寿司が好み。楽しい一皿に合わせて鶴齢純米超辛口生原酒をオーダー。キレが良く美味しい。
三品目はお造りに三種の付けダレ。マコガレイはポン酢がお勧め、剣先烏賊はお好みで煎り酒、鳥貝と鯵は醤油。日本酒を引き立てて美味しいのは鯵だが、まったり美味しいのは剣先烏賊。日本酒が進み飛露喜特別純米をオーダー。口当たりが良く美味しい。
四品目はハモの碗物。七夕を意識した一品で、短冊に見立てた人参と大根は織姫と牽牛をイメージしたとの事。ハモは淡泊だが味わい深く美味しい。器も凝っていて蓋の裏の柄はひとつひとつ違い遊び心がある。合わせるて悦凱陣興うすにごり生酒純米吟醸をオーダー。フルーティでさっぱり美味しい。
五品目は鮎の塩焼きに蓼酢を添えて。焼きがしっかり入って頭から尾まで全て頂ける。一尾はそのままの味を楽しみ、二尾目は蓼酢を合わせて風味を楽しむ。季節感溢れる美味しさ。
六品目は口直しのとうもろこし摺流し。一見コーンポタージュだがしっかり出汁が効いて、それでいてとうもろこしの甘さがしっかり残る美味しさ。
七品目はご飯に赤出汁と香の物。ご飯は毛蟹とアスパラガスの炊き込み蟹味噌添え。毛蟹の風味とアスパラガスの爽やかさがあっさり美味しく、蟹味噌を和えるとコクが増して味わい豊かな美味しさ。シジミの赤出汁と香の物も美味しい。
八品目は水菓子。自家製水羊羹は程良い甘さと優しい口当たりが良く美味しい。メロンにサクランボも美味しいが、初めて食す食用鬼灯は予想を裏切る美味しさ。夏の料理を締めるに相応しい一品。
季節が異なっても期待を裏切らない美味しさと、目も楽しませてくれる凝った演出は、良い意味で期待を裏切り嬉しい。次の訪問が待ち遠しいお店。
2020/07/07 更新
2019/11 訪問
期待を裏切らない料理とサービス
誕生月恒例で一年振りの訪問。メニューが一新されて12,000円とお任せ(15,000〜25,000円)の2コースのみ。流石にお任せは家族三人だと厳しく、12,000円のコースをオーダー。
まずはヱビスビールで乾杯。旨い。祝膳の先付けは赤飯と紅白なますに祝い酒。赤飯はお凌ぎとして美味しく頂き、なますは太めで歯応えがあり、酸味が祝い酒のほのかな甘味を引き立てて美味しい。
続く八寸は紅葉狩りかテーマとの事。蓮根の真薯と銀杏は揚げたて、車海老、鰊、鶉の味玉、子持ち昆布、春菊のお浸し、胡麻豆腐。何れも美味しいが、テーマ通りの鮮やかな見た目が気持ちを昂らせる。これに合わせるのはやはり日本酒と、本日一本目は墨廼江純米吟醸中垂れをオーダー。中垂れは日本酒の一番良い所を瓶詰めしていると聞いた事があるが、確かにフルーティーでサラッと読み易く美味しい。
次はお造り。天然真鯛、釣り鯵、石垣貝、剣先烏賊に醤油と煮切り酒が添えられる。煮切り酒には真鯛と剣先烏賊がお勧めらしく、頂くと確かに風味が引き立てられて美味しい。珍しい石垣貝は食感がしっかりして美味しい。でも個人的な好みから一番美味しかったのは脂が乗った鯵。お酒が進んで二本目の山川光男2019秋生酛純米をオーダー。円やかな酸味が旨い。
次の椀物は松茸と赤亜候鯛。淡白な白身と松茸の風味は相性抜群で美味しい。肴としても最高で三本目の神亀手作り純米辛口を温燗でオーダー。濃醇な旨味が広がりしっかりした味わいが美味しい。
焼き物は白亜候鯛と自家製カラスミに万願寺唐辛子。鯛は焼き加減が絶妙で脂が乗って無茶苦茶美味しい。カラスミもまったりと美味しく、万願寺唐辛子との相性も良い。四本目の日本酒は必至で五凛生酛純米吟醸をオーダー。爽やかな酸味が鯛やカラスミの濃厚な旨味に合って美味しい。
締めの前の強肴は香箱蟹の蟹味噌添え、自家製烏賊の塩辛にあん肝。まさかここで好みの肴が提供されるとは思い至らず、お店の戦略にまんまとしてやられた。当然ながら五本目の鍋島純米大吟醸山田錦をオーダー。フルーティーで爽やかな口当たりが美味。香箱蟹はこの時期にしか食べられない稀少な蟹で、身はあっさりしているが蟹味噌と合わせて頂くと抜群に美味しい。塩辛はワタの臭みが全く無く、日本酒との相性も良く美味しい。一番好みのあん肝は言うまでもなく最高に旨い。鍋島をあっさり飲み干して六本目の新政No,6 X-Type 生酒純米大吟醸をオーダー。日本酒らしからぬ名前だが、ググると6号酵母を使っているからとの事。更にX-Typeは最上級を表しており、大変稀少価値の高い日本酒らしく美味しくない訳がない。料理がお酒を引き立て、お酒が料理を引き立てると言った相乗効果の旨さ。
締めのご飯はクエの炊き込みイクラと雲丹乗せ、蛤の味噌汁と香の物。ご飯ではあるがほぼ肴でもあり、新政を残して置いて大正解。炊き込みご飯が余りにも美味しく、既に満腹だが丼で提供されても完食出来たと思う美味しさ。もちろん味噌汁と香の物も美味しい。
最後の水菓子はメロンとシャインマスカットに和栗の練り切り。フルーツで口の中をさっぱりさせて、練り切りの上品な甘味で宴を閉じる。
毎年期待を裏切らない美味しさとサービスに感謝しつつ、年一では物足りなくなっており、次は夏の料理を頂きに訪れたい。また宜しくお願いします。
2019/11/11 更新
2018/11 訪問
素晴らしい料理に大満足
誕生日恒例で予約して訪問。お店からお祝いとしてシャンパンに、鯖棒鮨となますの祝膳を頂く。自分が鯖好きなのを覚えていてくれたのが嬉しい。その鯖棒鮨がまた秀逸で堪らなく美味しい。
乾杯シャンパンの後はエビスビール。そして先付けは壬生菜のお浸し、揚げたて熱々の蓮根餅に銀杏、車海老、鶉の味玉、牡蠣竜田揚げ、子持ち昆布と胡桃豆腐。どれも仕事が丁寧で美味しく、自分的には牡蠣竜田揚げが一押し。あと鶉の味玉が半熟なのが嬉しい。
最初の日本酒は廣戸川 特別純米。やや甘みが強いがサッパリして美味しく、料理にも良く合う。
続いての料理はお造り。クエ、赤貝、剣崎イカと雲丹。醤油と煎り酒が添えられて、剣崎イカは煎り酒がお勧めとの事。好物の雲丹が有って嬉しい。あと何気に赤貝の肝が美味い。やはり新鮮だから為せる業。
日本酒が進み2本目は小左衛門 純米吟醸 生原酒をオーダー。濃いと言う表現が正しいか分からないが、兎に角お造りに合う。
碗物は蟹真薯。フワフワの真薯は蟹味噌も練り込んでありコクがあって美味しい。
次の日本酒は黒龍 純米吟醸 38号。フルーティでマイルドな口当りが良い。
焼き物は金目鯛と自家製カラスミ。金目鯛は脂が乗って旨く、カラスミはまったりして如何にも日本酒の肴。と言う事で勝駒 純米を温燗で頂く。旨い。
続く料理は香箱蟹。蟹としては小振りだが味が濃くて美味しい。これも日本酒に合う一品で、少し飲み過ぎと思いつつ5本目は醸し人九平次 純米大吟醸をオーダー。これもフルーティで甘く軽やかで美味しい。
締めの食事は炊き込みご飯のイクラ丼。新鮮なイクラはプッチプチで美味しく、まさに幾らでも食べられる。
最後の水菓子は和栗とメロンに梨。今年も素晴らしい料理とサービスに大満足。
2018/11/18 更新
2017/11 訪問
今回も期待を裏切らない至福のひと時に大満足
今回は自分の誕生日祝いで家族と訪問。オーダーは前回と同じ1万円コース。先ずはエビスで乾杯。
最初に提供されたのは大将の粋な計らいの祝い膳。赤飯、丹波黒豆煮、膾に祝い酒。コース外のサービスが嬉しい。良く見ると箸帯にも㊗️の心遣いに感謝。
先付はこの時期にしか頂けない香箱ガニの茶碗蒸し。雄に比べてかなり小さめの雌ズワイガニだか、味がしっかりしており身も卵も美味。これは日本酒だな。
続いて季節感満載の前菜。京壬生菜と椎茸のお浸し、胡麻豆腐に、車海老、数の子、つぶ貝、カラスミ、鶉味玉、里芋糝薯、銀杏を盛った鉢。どれも酒に合う一品だがカラスミは炙りが香ばしく旨い。酒が進む。
お造りは剣先イカ、赤貝、甘鯛に〆鯖。甘鯛と鯖は松輪で水揚げされた物で、特に鯖は軽く〆ただけのほぼ刺身の味わいで美味しい。新鮮だからこそ成せる技。鯖好きの自分にとっては最高の一品で流石神奈川のブランド鯖。イカは生姜と塩、他は好みで醤油かポン酢で頂く。追加の酒は最近お気に入りの純米大吟醸の温燗。合う。
椀盛は黒鮑とその肝の糝薯。これは秀逸だ。汁に肝の癖が全く出ておらず良い出汁となっている。糝薯はふわっと口の中で溶ける。美味いなぁ。
焼物は造りでも頂いた甘鯛。身が引き締まって食べ応えがあり、味わいは淡白だか旨味は濃く美味しい。これは冷酒だな。
強肴はカワハギの肝和え。美味くない訳が無い。冷酒にして大正解。
締めは自家製醤油漬けイクラ丼。軽く漬けただけのイクラは旨味が最大限に引き出され、プッチプチの食感が堪らない。海苔で巻くと磯の風味が相まってこれまた美味。幾らでも頂けてしまう。(ダジャレで無く本音。)
水物はマスクメロン、シャインマスカットに栗の練り切り。果物でさっぱりして、練り切りは和風モンブランの味わい。焙じ茶が合う。
シンプルな料理は素材の味を活かし、手間を掛けた料理は味わい深く、何れも美味しく今回も大満足でした。
2017/11/18 更新
2017/02 訪問
2回目の訪問で更に気に入りました。
前回の¥8,000コースは腹八分目で少し余裕があったのて、今回は¥10,000のコースにしました。量的には丁度良く、質的にもグレードアップ感があり正解でした。
仕事も前回と同様に丁寧で、素晴らしい料理と和やかな空間と贅沢な時間を堪能させて頂きました。
大将は気さくで話し易く、お弟子さんも丁寧な受け応えに好感が持て、接客サービスも大満足です。
立地的には申し分ないのですが、小さなビルの2階にあって通りから店構えが見えない為か、お客さんの入りは今ひとつで、今回もカウンター席は私達だけでした。こんな事を言ってはお店に申し訳ないのですが、繁盛して予約が取り辛くなるより、今のままいて貰える方が嬉しいです。人に自慢したいけど教えたくない、そんな矛盾した気持ちにさせられるお店ですね。
2017/02/06 更新
2016/11 訪問
特別な日に利用したいお店
こじんまりとカウンターで料理を提供してくれるお店を探して澤さんを見付けました。
料理は8,000円、10.000円、13.000円から選ぶお任せで、初訪の今回は様子見で8,000円のコースをお願いしました。
少食の私達夫婦にとっては十分な量でしたが、大将曰く、お客様の好みとお腹具合に合わせてメニューは調整しているとの事。提供したメニューは記録しているので、2回目から内容は相談に応じてもらえるそうです。次回は量は今回と同じで10.000円のコースをお願いしてみようと思います。
料理はどれも素材の味を活かした美味しい物で、その中でも一番良かったのはお造りの鰹です。初でも戻りでもない迷い鰹と言うそうで、鮪の群れに迷い込み日本海で水揚げされた大変希少な鰹だそうです。初めて食しました。
お酒も色々あり、料理に合わせて美味しく頂きました。ご馳走様でした。また伺わせて頂きます。
2018/01/09 更新
今年も恒例の食事会。まずはヱビスビールで乾杯。澤さんで飲むヱビスは格別に美味しい。
これまた恒例のナマズと赤飯の祝膳は食前酒との相性も良く美味しい。
続く八寸はさつまいも、和栗、いんげん豆、子持ち昆布、つぶ貝、車海老、胡麻豆腐に春菊のお浸し。いつもながら色艶やかに見た目も美しく美味しい。これに合わせて綿屋純米吟醸山田錦をオーダーし秋の味覚を堪能する。
お造りはカワハギ、アジ、剣崎イカ。合わせるのは肝醤油、醤油、煮切り。濃厚な肝醤油で頂くカワハギは絶品の旨さ。アジは醤油、イカは煮切りでそれぞれ頂く。何れも日本酒が進む旨さ。と言う事で醸し人九平次オーデジール純米大吟醸山田錦をオーダー。仄かに酸味が効いて美味しい。
椀物は甘鯛の抱き合わせ。サッパリした見た目とは裏腹に甘鯛は脂が乗って美味しい。
揚げ物は甘鯛の鱗揚げ。鱗が香ばしくカリッと揚げられて無茶苦茶美味しい。これに合わせ鍋島クラシック純米大吟醸生酒山田錦をオーダー。甘味と酸味が調和して揚げ物にも合う旨さ。
ご飯ば香箱蟹の玉子丼にみそ汁と香の物。ご飯は香箱蟹の正身と味噌と内子と外子が相まって堪らなく美味しい。みそ汁と香の物も主張し過ぎず丼を引き立てる美味しさ。
デザートは柿、シャインマスカット、みかんに胡麻大福。果物は新鮮で美味しく、口内をサッパリさせてくれる美味しさ。胡麻大福はほうじ茶との相性が良く締めに相応しい美味しさ。
今年も大満足の至福のひとときでした。