よっしー♫さんのマイ★ベストレストラン 2016

よっしー♫の食べ歩きレポート              2020年6月をもって食べログ活動は終了しました。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

食べログに投稿した口コミは2000件を超えてきたので、振り返るといろんな地域・お店に行ったなぁと感慨深い気持ちになります。
マイ★ベストレストラン2016に於いては、私の好みというか嗜好や高評価になる要件が浮き彫りになったように思います。
私の場合プロフィールにも書いておりますが、味だけではなく、評価の高いお店がそのまま高評価になるわけではなく「帰る時にどれだけ満足出来たか!」というのが重要なポイントであることが明確に示されたと思います。
それと共にお店の客に対する「ホスピタリティー」というのが特に重要であることを再確認した年になったように思います。
来年も精力的に食べ歩いていこうと思ってますので今後ともよろしくお願いします。

マイ★ベストレストラン

1位

一心鮨 光洋 (宮崎 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2016/01訪問 2016/08/15

宮崎を代表する寿司屋

こちらは宮崎はもとより全国的にも評価の高い寿司屋です。
以前から気になってたので行ってきました。

少し早めに来て店を発見しましたが、見るからに高級料理屋の佇まいですね。
こじんまりとした小さな寿司屋ではなく大人数にも対応してるようです。

入ってすぐに待合のテーブルが1つ、奥には横一列のカウンター12席、テーブルは6人席×1、4人席×2で喫煙場所は店の入口脇にあります。
大きさはわからないが個室も5つほどあるようです。
長い横一列のカウンターからは中庭が見えるんですが、これがまたいいんですよ(^^)

まずは残草蓬萊(神奈川)1500円。
純米吟醸で米のうま味はもちろん確かにフルーティー。
初めて飲んだがイケますよ(^^)

くじらのはりはりスープ。
うねという部位が入ったもので上品なあっさり味。

宮崎のたけのことほうれん草。
地の物を使用したお通し的な料理。

ここで何故かワイン。
づけの濃いめの味わいに合わせたしっかりした味の白ワイン。
このあと出す握り一つに対して一杯とのこと。
これを飲むことにより握りの味わいが増すということです。
いやぁ~考えられてますねぇ。

そして出されたのが金目鯛の漬け。
これは見事なマリアージュですね(笑)
寿司でもこんな組み合わせがあるんですねぇ。

真鯛の腹。
これは刺身で。
しっとりしたピンク色の身は優しい甘み。
鮮度のよさもわかるしほんと美味い。

あらの焼き物。
あらとはクエのこと。
甘みのある脂がいいですね。
これは酒が進みます(^^)

花邑(秋田)1500円。
純米吟醸でこれもフルーティー系。
私の中では「旨口」と表現してる味ですね。
これは柔らかな米のうま味が堪りません。

ふぐの白子。
まったりとした甘みのある白子はすだちを絞って頂きます。

なまこの酢の物。
クセがなくコリコリとした食感でほどよい酢加減。
わかめも入っていて夏向きなつまみ。

自家製からすみ。
しょっぱさはなくてまろやかな優しい味わい。
酒のつまみには一つで十分だと思ったが柔らかな甘みです。

きんきの煮付け。
とろけるくらい脂ののった身は甘みもありますね。

貴(山口)1500円。
純米吟醸でけっこうな辛口。
シャープな味わいですからフルーティー系から切り替えると違いがよくわかる。

次いでいわしの塩煮、のどぐろの肝、子持ち昆布、マナガツオの南蛮漬け?
前菜的なつまみが一気に出てきて酒が足りない(>_<)
のどぐろの肝はレアな珍味ですがほんとイケますよ(笑)

ここから握り。
まずはすずき。
上品な白身です。

あおりいか。
まったりとした甘みがある。

あかす海老。
宮崎産だそうで甘海老のようなまったりとした甘みがある。

まぐろの赤身。
づけによって一段と味わいが深まってる。

まぐろの中とろ。
普通に美味しい寿司の人気ネタ。

しめ鯖。
大衆的な印象もある〆鯖ですが、このようなお店ではやはり全然違ったものが出てきますね。

さより。
上品で繊細な味わい。

赤貝。
見た目がいいですね。
味はそこまでしっかりしたものではないが十分だと思います。

鰆。
これは柑橘系の味つけ。

車海老の漬け。
色が鮮やか。

ぶり。
上品な脂ののりです。

穴子。
ふっくらした柔らかな身。

握りって始まると次々出てくるからゆっくり味わってられないのがやや残念。
なので一つ一つの感想は簡単に書いてます(^^;)
しかしどれもレベルの高いものです。

味噌汁。
わかめと豆腐で赤だし使用。

巻物はまぐろ。
手巻き寿司タイプで登場。
この日は土曜日じゃなかったけどね(笑)

玉子。
ふんわりやわらかな質感で噛まなくてもなくなってしまう感じ。
甘みはもちろんだが握りにしないで単体で食べるのが向いてるということなんでしょう。

デザートはアイスもなか。
アイスクリームと天然の蜂蜜を使用しています。
蜂蜜と合わさることでかなり甘みが増してます。
しかししつこさのない甘み。

締めて25370円。
やはり地方のお店はCPも素晴らしいですね。
都会でこれだけ食べたら確実に30000円オーバーですよ。

さすがの料理でほんと満足でした。
大将のいろんな話も興味深いもので、場の雰囲気が一段とよくなり楽しく過ごせました(^^)
やはりいい雰囲気で食べる料理はそれだけで美味しいですよね。
それがこだわりの食材にひと手間かけた仕事を施すわけですから美味しくないわけがありません。

店の設えも立派だが料理、接客などトータルでしっかりしたお店ですね。
宮崎でいいものを食べたいならここがおすすめです(^^)

  • きんきの煮付け
  • うに
  • あらの焼き物

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2位

日和庵 (下関 / フレンチ、レストラン)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2016/05訪問 2016/10/30

料理と接客が素晴らしい、下関で夜景を見ながら楽しめるフレンチ

こちらは下関で評価の高いフレンチということで行って来ました。
場所は急坂を上がった高台にあるため行くのは大変だが眺める景色は最高です。

店内は土足厳禁かと思うような古風な日本的な設え。
靴のまま上がると2階は待合のスペースと客席は2つのスペースに分かれています。

私はお一人様にも関わらず夜景が見える特等席に座らせてもらいました(^^)
この席からは左に関門橋、正面に門司、右に海峡夢タワーと素晴らしい眺めが堪能出来ます。
もっとも急坂を歩いて上がって来るとけっこうしんどいですけどね(>_<)

まず飲み物はソムリエ特選ワインセットにしました。
料理は10800円のコースにしましたが、さらに上のコースは前日までに要予約だそうです。

スパークリングワインは辛口を指定しました。
辛口のためかアルコール感が強めでキリッと締まった味わい。
これで晩餐モードに突入です(^^)

前菜は北海道産の蝦夷鹿とりんごを使ったもの。
それとパンケーキの上にアボカドといさきがのったもの。
トマトのソースとグレープシードオイルを使ったマヨネーズ?でいただきます。

伊勢海老とグレープフルーツのゼリー。
ゼリーというのが斬新ですよね。
はちみつとバルサミコ酢を泡立てた殻の方にはいくつもの野菜や海老の味噌が入っていて身を絡めて食べると至福のひとときです(^^)

これには白ワインが合いますね。
フルーティーなテイストですが味わいは大人しめ。
控えめな香りとあとからジンワリ来るうま味を味わうワインですね。

バゲットはやや大きめ。
焼かずにカットしてそのまま。
オリーブオイルはフルーティーなタイプ。

3皿目は長州地鶏と桜鱒のミルフィーユ仕立て。
アスパラガスを生地で包んで揚げたものと鱧のフライ。
マスタードソースがピリッといいアクセント。
オランデーズソースは鱧のフライに合いますね。
優しい味わいの鱧ですがフライは初めてかも。

お次はコンソメスープに桜海老のリゾットと太刀魚を焼いたもの。
濃厚なうま味のコンソメスープにリゾットという変わり種。
桜海老の風味と太刀魚の風味が魚介系のスープかと思わせる。
こんな創作料理は初めてです。

赤ワインはうま味よりはタンニンが強めで後味すっきり。
これは以前飲んだことがあった気がする(気のせいかな?)

魚料理は函館から直送の魚と蝦夷あわびの蒸し焼き。
あさりやオリジナルのソースが彩りを添える。
あわびは柔らかくてゴリゴリしなくても楽に切れます。
魚は淡白な白身です。

口直しは青りんごのジュレと白ワインのシャーベット。
冷たくてシャキッとするので口直しには最適。
白ワインのシャーベットなんてのも初めてですね。 

肉料理は鹿児島県産のフィレ肉とハンガリー産のフォアグラのソテー。
マディラッシュのソースが大人の味わいです。
フィレ肉は柔らかくてうま味がしっかり感じられる。
この2つの素材のハーモニーは美味くないわけがありません。
しかもワインが進みます(笑)

デザートはコーヒーか紅茶が付きます。
紅茶はストレート、レモン、ミルクがあるがストレートにしました。

バナナのアイスクリーム、抹茶のアイスクリームにキウイのソース、ヨーグルトのシャーベット?の3品。
食後にすっきりさっぱりするものばかり。
ソースは濃いめのはっきりした味わいである木苺。
紅茶もアイスクリームに合わせたようにすっきり系。

締めて14855円。
滞在時間は約2時間。

創作料理という店ではあるが、オリジナリティー溢れる斬新な料理に味はもちろん目でも楽しめました。
旬の素材も使っていて次は何が出てくるんだろうと期待感を持って待っていられたのもよかったですね(^^)
料理の提供はテンポがよく、料理やワインの説明もしっかりしてます。
ただ料理はいいんですが、ワインは素人の私でも微妙な気がしました(^^;)

こちらが話し掛ければきちんと丁寧に応じる接客の姿勢は素直に評価出来ます。
こちらは眺望もいいし、接客が特にいいので、カップルでの訪問が断然おすすめ。
記念日などでもきっと外さないと思いますよ(^^)

  • 鹿児島県産のフィレ肉とハンガリー産のフォアグラのソテー
  • 函館から直送の魚と蝦夷あわびの蒸し焼き
  • 前菜は北海道産の蝦夷鹿とりんごを使ったもの

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3位

天寿し 京町店 (小倉、平和通、旦過 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2016/05訪問 2016/08/31

酒が飲めないのは賛否が分かれるが、それを補う店主の会話で楽しい時間が過ごせる

こちらは小倉駅から徒歩3分ほどのところにあります。
駅前からすぐの通り沿いで、外観は高級感がなく普通過ぎるので「ここでいいの?」って感じ。

店内はカウンター5席のみ。
意外なほどこじんまりとしています。
人気店だから長いカウンターでテーブル席なんかもあるのかと思ってたので「あれ!?」って感じ。

今回は20000円のコースを予約してました。
常連が時間外に来てたようで、店に入ると食べ終えて談笑してました。
そしてその常連が帰ると予約してた人らが席に案内されました。
私の他にはお一人様と3人組。
3人組は常連のようだがお一人様は私同様初めての様子。

席に通されると店主が台の上に塩ときゅうりを置きました。
甘みにも似た優しい味のきゅうりで塩を付けて食べるそうです。
これは箸休めみたいなものだと言ってました。

まずは石垣の生まぐろ。
170kg級だそうです。
中とろでうま味がすごいです。

次いで大分のかぼすを使用した赤いか。
飾り切り丁寧で見た目がいいですね。
先ほどのまぐろとメリハリのある食感。

さらに車海老。
客が来てから湯がくという徹底した仕事がなされています。
ややレア気味で甘みがある。

見てると焼きを担当してるのは若いお姉ちゃん。
若い男性店員ではないのは意外な気がします。

しめ鯖。
軽く炙ってみょうがと羅臼昆布をのせている。
やや酢が強めというかシャープに感じた。

あげまき貝。
ツメは味が濃くなくて素材の味を邪魔してない。
なのでおもったより優しい味わいです。

平目と平目の肝をのせたもの。
これはほんと酒が飲みたくなります(>_<)
やはり肝はいいですよね。
こんな握りは反則だと思いますよ(笑)

太刀魚を焼いて梅肉をのせたもの。
太刀魚は身がホクホクでこれも酒に合いそうな握り。
梅肉がいいアクセントです。

椀物はお吸い物と赤だしから選べます。
私はお吸い物にしました。
上品なだしのうま味で白身魚の身と木の芽が入ってます。

まぐろのづけ。
これはまぐろのだしとかぼすで付けたそうです。
醤油のづけとは違うが、柔らかい味わいですからこれはこれでいいですね。

きす。
これもかぼすでさっぱり食べさせるもの。
身はしっかりしていて、やや弾力のある食感です。

あじ。
しっかりした食感なのでしまあじか?
粉醤油がのっていてあじのうま味がより強調されてる気がする。

真鯛。
軽く炙ってこれにもかぼすを搾ってました。
それと塩を降ってました。
身が厚くしっかりしたうま味のあるもの。

さざえ。
オクラをのせてるがなくてもいいくらい単体で十分。
コリコリした食感でほどよい磯の香りが感じられる。

うに。
甘みは旬の全盛期に比べると落ちるが、逆に上品な甘みが感じられる。
鮮度のよさがよくわかる一品。

穴子。
やや柔らかめの蒸し加減で口に入れるとふわふわでとろけます(笑)
これは他の握りに比べてネタが大きい。
ちなみにネタが大きいためか、女性には巻物にして半分に切り醤油と塩の2つの味で提供している。

ねぎとろ巻き。
脂ののったとろと海ぶどうを巻いたもの。
海ぶどうの塩気がとろの脂をリセットさせてくれるし食感もいい。
これは包む前の段階で写真を撮らせてくれました(^^)
そんなサービス精心旺盛な店主です。

だし巻き玉子。
冷やしてるのでふわふわではないがだしが効いてるのはわかる。

デザートはメロン。

締めて21600円。

個人的には夜の寿司屋で酒を飲まないことはほとんどありません。
出来れば酒と共に楽しみたいんだけど、こちらに酒はないんですよねぇ(>_<)
先代が酒を出してなかったから踏襲してるというような話をしてたが、やはり飲みたいよねぇ。。。。
そんな大きなマイナス面もあるが店主は重々承知のようで、それを補うべく場を盛り上げるために積極的に話しかけてきます。
そんなこともあり隣りに座ったお一人様とも話せる雰囲気を作ってくれてました。
ちなみに隣りに座った方は名古屋の普通の人は行けないような店によく行ってると言ってました。

握りは独創性のあるシンプルさとは別次元でオリジナリティー溢れるもの。
素材のよさを活かした握りは期待感を刺激してくれますね。
店主の話を聞きながらなので一人でも退屈することなくアッという間の時間でした。
やはり店側のおもてなしを感じる接客は重要ですからね。
そんな楽しい時間でしたので「また来たい」と思えるお店です(^^)

  • 生まぐろ
  • うに
  • 平目と平目の肝をのせたもの

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4位

虎屋 壺中庵 (佐那河内村その他 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥15,000~¥19,999

2016/03訪問 2016/08/15

とっておきの日に使いたい徳島の日本料理店

こちらは徳島市街から17kmほど離れた佐那河内村(サナゴウチソン)というところにあります。
のどかな山間の静かなロケーションで、道の向かいにある神社の駐車場が使えるようです。

川に面した民家風の一軒家で、雰囲気のある庭からして期待が高まります。
玄関を開けるとすでに仲居さんが正座して待ってまして、いきなり接客に関してレベルの違いをまざまざと見せつけられました。

靴を脱いで上がり、すぐそばの六畳の部屋に通されました。
大きなテーブルに椅子が2つ。
絨毯が敷いてありいい雰囲気です。

まずはあられの入った白湯が出てきました。

そしてしばらく間を置いて一品目はあわびとにら。
あわびは柔らかく煮てあり優しい味付けで、にらの色合いとシャキシャキ感が春らしさを感じさせます。

それといっしょに出されたのは日本酒。
これは食前酒ですね。

そして日本酒が飲みたいと言ったらこの酒が出てくるとのこと。
なので常温か燗かを指定するだけ。
この酒は「お殿田」という地元産の酒米で作られてるとのこと。
希少な日本酒のようで、徳島市内でも売ってる酒屋はわずかに1軒だそうです。

せりの白和えと鯛寿司。
家庭的な白和えと違い上品な作りはやはり日本料理店ですね。
鯛寿司は優しい味付けで米のよさを実感出来るもの。
ここまででも料理人の腕が確かなのは十分伝わりますね(^^)

続いてはかにのしんじょう。
上品なだしのうま味はいかにも日本料理といった一品。
優しいかにの甘みと優しいだしの組み合わせは普段食べてる食事と違い非日常へと誘ってくれますね。

鯛と車海老のお造り。
こんな山奥でも鮮度のいい刺身が食べられるなんて素晴らしいですね。
鯛はしっとりとして柔らかく、車海老はしっかりした食感が楽しめる。

豆腐の田楽。
味噌の味がしっかりしているが豆腐も負けてませんね。
味噌が強いと感じないのはその証拠だと思います。

あまごまんじゅう。
腹の中に味噌が入ってるので頭からどうぞと言われました。
たっぷり太った魚の中には、これまたたっぷりの味噌。
焼き立てで熱々だから身はホクホク。
付け合わせの椎茸もいい脇役です。

筍とわかめ。
大振りにカットされた筍は食感も香りもいいですね。
説明はなかったが恐らく近くで採れたものなんでしょう。
わかめもシャキシャキの食感がいいですね。
木の芽の香りと共に春の爽やかさを感じます。
しかし写真を撮り忘れました(>_<)

食事は鱒の炊き込みご飯。
檜のお櫃で出てきて3杯分ありました。
米がいいですねぇ。
水分の多い炊き加減だが米の美味さはよくわかります。
まぁこの辺りなら水もいいんでしょうしね。
それに漬物はきゅうり、椎茸、蕪。

デザートははっさくのゼリー。
はっさくの皮を器にして見た目がいいですね。
ほどよい酸味が食後にさっぱりさせてくれます。

最後はよもぎまんじゅうと抹茶。
よもぎまんじゅうは作り立てなのか餅の部分が柔らかく温かかった。
中には粒あんがたっぷり。
抹茶は渋味と共に緑茶特有の甘みが感じられるもの。
本格的な抹茶はよくわからないが、この渋味は大人の味わいですね。

締めて17060円。
滞在時間は2時間ほど。
ご飯は残さず食べたのでほんと腹一杯でした。

料理はレベルの高さは十分わかるし、季節感のある食材をしっかり活かしています。
正統派の日本料理ですので見た目の美しさもありあっという間の2時間でした。

ただ接客の丁寧さはいいんだけど、料理の説明はほとんどないのが残念(>_<)
料理名すら言わない時もありました。
こちらが聞けば答えてくれるがこれだと物足りなさは否めない。
せっかくレベルの高い料理ですから食材の話などをすればより美味しく頂けたと思います。

でも総合的には十分おすすめ出来るお店です。
とっておきの日に利用しても外すことはないと思います(^^)

  • あまごまんじゅう
  • かにのしんじょう
  • 鯛と車海老のお造り

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5位

粟 ならまち店 (近鉄奈良、京終 / 郷土料理、鍋、野菜料理)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2016/08訪問 2016/09/23

大和伝統野菜の店で過ごす優雅なひととき

2016年 8月

今回食べたのは大和牛のコース、一週間前に予約しての訪問です。

まずは篠峯八反無濾過純吟生酒(1合)700円。
「パイナップル、柑橘系のような甘酸っぱい良い香りです。店主おすすめの女性にとても呑みやすいお酒」との説明書き。
八反錦らしい膨らみのある米のうま味が堪りません(^^)
個人的には好きな酒米であるのだが、やはり生酒というのがいいんですよね。
生酒のよさを実感する酒でおかわりしたいくらい(笑)

最初に冷たいお茶が急須に入れて出てきました。

次いで大和野菜の籠盛り。
内容はブルーベリージュース、ざる豆腐にひも唐辛子、大和丸茄子、大和牛、豆みたいなきゅうり、湯葉、こんにゃく、そうめんかぼちゃ、唐辛子の煮浸し、大和牛のしぐれ煮、赤たまねぎとピーマン、小松菜とお揚げの煮浸し、ほうれん草の胡麻和えなど盛りだくさん。
それぞれがうま味や甘みがあって個性を感じますね。
ちょっとづつ食べられるのもいいと思います。
舌はもちろん目でも楽しめる。
これだけあったらどれから食べようか迷っちゃいますね(^^)

野菜の炊き合わせ。
吉野葛を使用した餡がかけてある。
上品なだしの味と香りが野菜のうま味を引き立てている。
使用している野菜は、かぼちゃ、大和丸茄子、凍り豆腐、にんじん、こんにゃく、きゅうり、ノーザンルビー(じゃがいも)など。

メインは大和牛の陶板焼き。
大和牛は厚みのあるものが5切れ。
付け合わせの野菜はひも唐辛子、かぼちゃ、紫唐辛子、パプリカ、小松菜、キャベツ。
塩、金山寺味噌、ポン酢が付いてくる。
うま味が強いという大和牛は、金山寺味噌をちょっと付けたくらいでは肉のうま味の方が上。
塩かポン酢なら肉のうま味を上回る。
そんな赤身が美味く感じてきた今日この頃です(^^)
こんな肉にはやはりうま味のしっかりした生酒がいいですよね(笑)

食事は赤飯みたいな米、味噌汁はすりおろした山芋、みょうが。
それに瓜?の漬物とゆかりのふりかけも出てきた。
それにしても山芋の入った味噌汁っていいですね。

食後にはデザートとコーヒーか紅茶が付きます。
デザートはチーズケーキとメロン。
紅茶を選んだが、冷たいお茶もあるのでしばし余韻に浸りながらお茶することが出来ます。

締めて4968円。

今回も風情のある店内で気持ちよく食事が出来ました。
料理も接客も安定していますから、自信を持っておすすめ出来るお店です(^^)

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2013年 5月

こちらは人気があるということで予約の電話をしましたら10日以上先まで埋まってるとのこと。
いつ電話してもだいたいそんな感じみたいです。
10日も先では風邪をひくこともあるだろうし、予定外の仕事で行けなくなることもあるだろうし、あまり先の予約は心配ですね。
まぁ旅行などは何ヵ月も前から予定を組みますけどね。
かなり先の予約しか出来ないのかと思ってたが、2回転目ならそれほどでもないらしい。
だいたい13時くらいになるかと思うがその時間からが狙い目だそうです。

「粟 ならまち店」では「奈良の食材を広く紹介したい」という想いから、大和牛や大和肉鶏などの奈良県産の食材を提供しております。
歴史ある風土で育まれてきた、奈良の食文化をお楽しみください。
とのこと。

今回鶏肉は出て来なかったが、地産地消の意識が強いお店だと思います。
地酒も飲めるし、奈良は地元意識が強い土地柄だと思います。
まぁ誇れるものがあるという強みがありますから当然ですね。
誰ですかねぇ、「奈良にうまいものなし」なんて言ったのは。
全然そんなことないですよ。

場所は広い通りから一軒入ったところ。
築130年の町家を改装したというお店は確かにサイズが小さい作りで昔の家という感じ。
思ったより小さい店だと思ったが、奥行きがあり屋根裏的な2階の部屋もある。
入口で名前を告げると席に通される。
最初に挨拶と予約した料理の確認、コース内容の説明がありとても丁寧な接客ぶりが感じられる。
気持ちのいい応対と自然な笑顔は癒されるし、予約が大変だったけど来て良かったと思いました。

今回食べたのは「収穫祭御膳 2900円」です。
まず前菜の籠盛りはブルーベリージュース、蕪とわさび菜、切り干し大根の甘酢和えと蕨、なすの煮浸しと豆腐に空豆のソース、汲み上げゆばと辛し菜、ワラビを使ったオムレツ風がんも的なもの、ブロッコリーとうどはごまドレッシング、里芋の田楽、厚揚げと小松菜の煮浸し、自家製の刺身こんにゃく。
ちょこっとづつ色々なものが食べられるし、これだけ並ぶと目でも楽しめますね。

次は肉料理。
大和牛のステーキ赤ワインソース、ローストビーフ粒マスタードソース、わさび菜としぐれ煮。
赤身のうまみが強い牛肉との説明があったがその通りで、ステーキはソースよりも味が濃く美味しい。
しぐれ煮は薄味ですが肉のうまみがしっかりしてるのでご飯に合いそう。

炊き合わせは、餅、かぼちゃ、大根、にんじん、ほうれん草、しいたけ、さつまいも、凍り豆腐などが全て一口サイズ。
熱々でとろみのある餡がたっぷりかけられている。
餡自体の味はほとんどなく、野菜の味をストレートに味わえる。

天ぷらはスナックえんどう、なす、アンデスレッドというじゃがいも、蕪を塩で食べる。

ご飯は古代米、味噌汁は熱々で大和芋の擂り身が入ってた。
あと漬物。
ご飯はおかわり自由。

日本酒は半合で頼めるのでちょこっとだけ飲みたいという人にはおすすめ。

野菜の味がしっかりしているので味付けは薄めでも物足りなさはない。
野菜の味がよくわかるような色々な調理法で食べさせてくれるので十分満足出来ると思う。
こんな野菜を食べてたら野菜嫌いにはならないのではないか?というくらい優しい味わいの野菜ばかり。

デザートはティラミスと奈良の苺「古都華」。

全体的には女性に支持されるような料理の数々で、つい長居してしまいそうな居心地のよさがあります。
温かいものはちゃんと温かい状態で出てくるし、一品一品説明をしてくれるので味わって食べました。
そのせいか食事を終えたら1時間近く経ってました。
こんな料理を食べてならまちでのんびりした時間を過ごすなんてすっごく贅沢なことですよ。
たまの休日、こんな過ごし方してたら充実感がかなり違いますね。
ほんと幸せな気分でいられます。

  • 大和野菜の籠盛り
  • 大和牛の陶板焼き(アップ)
  • 野菜の炊き合わせ

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6位

籠や太郎 可夢庵 (阿波富田、徳島 / 日本酒バー、居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.4 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2016/10訪問 2016/11/23

徳島の〆はこちらで日本酒三昧

こちらは徳島市の飲み屋街籠屋町にある日本酒専門店です。
徳島での二軒目ということでお誘い頂いたレビューさんも含めて三人で訪問。
ここは仕事の関係で後から合流したレビュアーさんのおすすめのお店です。

徳島駅からだと徒歩13分ほど。
ビルの2階にあり、入口の玄関?で靴を脱いで上がります。
座ったのはL字のカウンター7席で掘りごたつ風。
他にも4人席の掘りごたつ風テーブルもあります。
全席禁煙というのもポイントが高いですね。

まずは特選地酒三点飲み比べセット。
眉山純米原酒生、御殿桜純米、鳴門鯛純米吟醸。
一軒目でそれほど飲んでないのはこちらで飲みまくるつもりだったから(^^)
どれも徳島の酒でそれぞれしっかりしたうま味でイケますね。
「これいいなぁ」「こっちもいいなぁ」なんて言いながら飲んでるとすぐになくなってしまいました(笑)

それにしてもこちらの大将はほんと日本酒へのこだわりがすごいですね。
品揃えは基本的にこちらのお店で「蔵元を囲む会」などやった酒蔵がほとんどだとか。
そんな生産者と顔の見える付き合いをしてるところから仕入れてるんだそうです。
だから普通の店では買えないような貴重な酒もあるんですね(^^)
日本酒専門店ではあるが焼酎もいいのが置いてありましたよ。

お通しは三種盛り。
ニンニクの味噌漬け?、しらす、ねぎとろだったかな?
大将や同行の方との会話が止まらなくてちっともメモを取ってなかったのでかなりあやふや(^^;)
けっして酔ってたわけではありませんよ(笑)

いかの沖漬け、厚焼き玉子、黒豆の枝豆など軽くつまめるものを適当に頼んで後は日本酒の話で盛り上がりました。
他サーモンのサラダ、押し寿司なども。

神龜上槽中汲なんて貴重な酒があって思わず注文。
これはほんと美味いですね。
やっぱり日本酒っていいなぁ(あはは・・・)

個人的に飲むときは料理がないとダメな人なので追加でもも肉塩焼。
これは徳島の銘柄鶏である阿波尾鶏。
あっさりした塩味で肉のうま味が出てますね。
これは日本酒のつまみにいいですよ。

ひこ孫 米吟醸槽口酒「語」(埼玉県)
これは阿波山田錦50%精米ということで徳島に関係のある酒。
辛口の酒でとても飲みやすくどんな料理にも合ってました。
何よりも管理がしっかりしてるのでどれも美味しく飲めました。

まぐろの山かけ。
とにかく美味い酒には美味い料理、という考えなので酒に合うものを片っ端から頼んでましたね(笑)

とろ〆さば750円。
これは脂ののった鯖でした。
厚みもあって食べ応え十分。

締めて一人5000円くらい。

日本酒の話で盛り上がり、飲むのと食べるのがテンポよく進みます。
まだまだ飲み足りない感じでしたが時間となりお開きに。
ほんと楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますねぇ・・・(>_<)
時間があればもう一軒行きたかったですよ。
今回はほんと楽しい時間が過ごせました。
セッティングして頂いたレビュアーさんに感謝です(^^)

  • 阿波尾鶏のもも肉塩焼
  • 厚焼き玉子
  • とろ〆さば

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7位

京料理かねき (平和台、流山 / 日本料理、寿司、天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2016/05訪問 2016/08/15

千葉県では貴重な京料理の店

こちらは県道5号線流山街道沿いにある京料理の店です。
以前から気になってたので行って来ました。

電車なら流山電鉄平和台駅から徒歩4分ほどのところにあります。
駐車場は最近整備されたようでアスファルトや線が新しい感じ。
店の前と横合わせて20台以上は停められそう。

店内はL字のカウンター11席、テーブルは4人席×4だが2階にも席があるようです。
店内禁煙で喫煙スペースは入口にあります。 

今回は2人での訪問で同行者が運転なので遠慮なく飲ませて頂きました(^^)
まず日本酒は久保田翠寿(新潟)量は1合。
夏向きの酒ということで注文しました。
米のうま味はそれなりにあるがすっきりした味わい。
これは比較的飲みやすいですね。

一品目は牛テールで取っただしにとろろを混ぜたものと青森のじゅんさい。
冷たくてこの時期にはいいですね。
とろろなので食べるというより流し込むといった感じです。

次いで八寸は煮だこにそら豆、鱒のオイル煮に新玉ねぎと山椒、茄子のこん煮と車海老、わらび。
茄子の煮浸しみたいなのは京都の古い仕事と言ってました。
○○煮とか言ってたけど、茄子の色を残しながら煮るという料理法なんだそうです。
どれも冷たくて、まさに初夏の料理といった感じです。

お造りは真鯛と本鮪。
真鯛は塩昆布で頂くもの。
本鮪は脂ののった中とろでとろける味わい。
塩昆布だけでも酒のつまみになるが鯛と合わせることでさらにうま味が引き立ってます。

次いで料理名はわからないが、これも京料理の技法を使った一品。
一見しんじょうにも見えるもので、ある豆をすり潰して裏漉ししたものを使用。
中には甘鯛が入ってる。
汁のようなとろみのついた餡は上品でいい感じのだしが効いてます。

勝鹿生酒(野田市)2合。
これは本醸造の生貯蔵酒。
2合と言ってたけど300mlの小瓶ですね。
地元の酒ということで飲んでみました。
悪くはないけど、出来れば純米が飲みたかったなぁ。

焼き物は鰆。
これには筍の煮物と生麩も盛られている。
鰆には花山椒がのっていてピリッとした刺激がある。
山椒がなくても普通に美味しいので日本酒が進みます(^^)
ホクホクの焼き加減でご飯が欲しくなる一品。

豚の角煮にスナップエンドウ、角豆、茄子。
角豆は沖縄の食材だそうで、素揚げしてありました。
豚の角煮は柔らかくしっかり味が染みたもの。

食事は鯛めし。
それになめこの赤だしと漬物。
鯛めしはおかわりも出来るのでボリュームは十分ですね。
これも調味料は控えめで上品に仕上げています。
逆に赤だしは味噌の味が濃いめ。
しかし嫌な感じではなく、味噌のうま味が強いのに後に残らない。

デザートはわらび餅。
こちらの自家製というわらび餅はなめらかな舌触りできな粉をまぶしたもの。
わらび餅ってほとんど食べたことがないというか初めてだったかも。

締めて12582円。
予約しておいたミニ懐石は5000円。
それに飲み物ですからこの値段になってます。

全体的に上品で優しい味わいの料理で統一されてたように思います。
料理の説明はあったりなかったりですが、こちらが聞けばそれなりに答えてくれます。

お高い店ではあるが、かしこまった感じはなくむしろ食堂や居酒屋的なフレンドリーな面も感じられました。
このようなお店ですからそういう接客は微妙かと思うが私はその方がいいですね。
料理はちゃんとしてて多少は話もしてくれる。
その方が印象はいいし、楽しく過ごせますからね。
そんな接客の方が料理もより美味しく感じると思います(^^)

  • 八寸 煮だこにそら豆、鱒のオイル煮に新玉ねぎと山椒、茄子のこん煮と車海老、わらび
  • しんじょうのようなもの
  • お造り 真鯛と本鮪

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8位

地鶏料理専門店 無玄 (阿波富田 / 鳥料理、焼き鳥、水炊き)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.4
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2016/03訪問 2016/08/15

薩摩地鶏を使用した刺盛りがおすすめ

こちらは徳島の夜の繁華街鷹匠町にあります。
小洒落た焼鳥屋ということで人気のお店です。
この日も予約なしでは断られてたような感じでしたので予約必須かと思います。
今回は重鎮レビュアーさんに予約して頂いて3人での訪問する予定でした。

しかしもう1人はいつ合流するんだろう?
店内に入ると重鎮レビュアーさんが「師匠」と呼ぶ女性の方がいて、カウンターの隅ですでに飲んでる様子。
重鎮レビュアーさんは、何故か私をこの師匠の隣りに座るように言います。
いきなり会った知らない女性の隣りでいいのかなぁ?と思いつつも座りました。
「こちらはどなたさんですか?」と聞くと、この人が合流する予定のもう1人のレビュアーさんでした(笑)
そう、師匠とは女性レビュアーさんなんですよ。
あの方がこんな超美人だとは思いませんでしたからびっくりしましたよ(^^;)
いや徳島の奇跡と言った方がしっくりくるな(マジで)
ちなみに写真をアップしたくて撮ろうとしたら断られました(あはは・・・)

店内はカウンター6席と奥にも席があるようだが、入ってすぐのカウンター席に座ったので奥の様子はわかりません。
喫煙OKだがこの時に吸ってる人がいなくてよかったです(^^)

まずは焼酎生すだち酒の素をロックで。
徳島と言えばやはりすだちですよね。
せっかく徳島に来たんですから、地元産のこの手の酒を飲みたいですよ。

そしてつまみは鳥の刺身12種盛り。
これはまな板のような大きな木の皿?にたくさんの刺身が盛られて出てきました。
見た目もすごいが味もいいですねぇ(笑)
酒が進む最高のつまみだと思います。
これはこの日一番のつまみでした(^^)

鳥のユッケ。
これは卵黄を絡めて食べるものでなかなかのアイデア商品。
卵黄のまったりした味わいとのコラボレーションですから嫌いな人はいないんじゃないかな?(^^)

次いで溶岩焼き(1.2人前)
これは鶏肉や野菜を自分で焼くもの。
狭いカウンター席なので焼いたものを出してくれた方がありがたいなぁ(^^;)
まぁ自分で焼く楽しさはありますけどね。

石鎚純米吟醸(愛媛)680円。
以前にも飲んだが四国に来るとよく見かける酒なので注文。

鶏の唐揚げ。
大根おろしがたっぷりでさっぱり食べられる。
こんな唐揚げは日本酒でも全然OKですよね。

義俠純米原酒(愛媛)680円。
これも四国ではメジャーな日本酒。
旨口で生酒らしい味わい。

締めて11260円。
他にも食べたような気はするが、話に夢中でよく覚えてません。
楽しい時間であっという間に過ぎてしまいました(>_<)
ほんと楽しい時間てすぐなんだよね(悲)

今回同席した重鎮レビュアーさんと徳島美人さんとは話も弾んで徳島に来たこと自体が好印象となりました。
機会があれば徳島に再訪したいですよ(マジで)
酒も料理も美味いし、ほんと大満足で店を後にしました(^^)

  • 鳥の刺身12種盛り
  • 溶岩焼き(1.2人前)
  • 鶏の唐揚げ

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9位

トラットリア フラテッリ ガッルーラ 大名古屋ビルヂング店 (名鉄名古屋、名古屋、近鉄名古屋 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2016/04訪問 2016/08/15

ガッルーラが名古屋駅前にやって来た!!!

予約困難ということで知られる名古屋を代表するイタリアン。
いつかは行きたいと思っていたが、まさか名古屋駅前に出店するとは思ってもみませんでした(笑)
しかも予約困難ではなくて並んだ順とのこと(ヤッホー!!!)
これは行かなきゃと早くから並んで行って来ました(^^)

この日は1階のエントランスにはテレビ撮影も来てて、エレベーターが動く開店時間には楽に150人以上が並んでました。
皆さんどこの店が目当てだったのかな?(笑)

八事よりもカジュアルということだが、コンセプトは以下の通り。
「ガッルーラ八事の味を受け継いだ、よりカジュアルなトラットリア。
本店の味を受け継いだ本格的なイタリアンをカジュアルに楽しめます。
カジュアルだけど上質で個性的、お客様が気楽に質の良いお料理を楽しんで頂けるトラットリア。
フォアグラ&マンゴーや玉ねぎのフォカッチャなど本店の人気メニューも存在しながら、季節を感じる食材や地元の魚介類を使用したイタリア料理をご提供いたします。」だそうです。

店内はカウンター4席、4人席×4、2人席×5。

今回食べたのはメインのあるランチ4800円とワイン3杯3600円です。
ワインは
スパークリングワイン:ロゼ・スプマンテ・プリュット/レ・コンテッセ1100円 
「心躍る、ピンクの春色らロゼ♪コクと華やかさを併せ持つ、どんなお料理にも合う、フルーティー&フローラルな魅力たっぷりの1本」
白:ソアーヴェ2014/ラ・カップチーナ1100円
「イタリアを代表する白ワイン。フローラルでビター、後味にほんのり感じる塩味が食欲アップしてくれます」
白:コスタ・ディ・ジューリア2013/ミケーレ・サッタ1400円
「個性のある、ミルキーな香りとコク、優しく滑らかな口当たりのワイン。春色の桜鯛やフレッシュチーズと是非!」
にしました。

アンティパストはガッルーラのスペシャリテ「フォアグラのスモーク」とマンゴー ハチミツのソース
冷たい鮮やかなグリーンのガラスの皿に盛られて出てきました。
フォアグラはマンゴーといっしょに食べるとクセは感じないし相性がいいですね。

自家製玉ねぎのフォカッチャとbaguette rabbitのパン。
玉ねぎは透き通るくらいの仕上がりで柔らかい。
フォカッチャは表面はカリッと焼き上げていました。
baguette rabbitのパンは見た目はバケットだが柔らかな食感。

パスタは「イカ墨を練り込んだシャラテッリ」手長海老と三河産魚介のトマトソース(+500円)
手長海老はぷりっぷりの焼き加減できれいに取れてよかった。
しかし手の方は中の身が取りにくく悪戦苦闘しました(>_<)
パスタは太くトマトソースを絡めて食べれば気分はイタリアン(って当たり前か 笑)

ここでパンのおかわり。
最初に出て来たのと同じ。

メインは「金目鯛と新玉ねぎ」ヴィーノ ビアンコと菜花のサルサ。
金目鯛は皮はパリッと香ばしく焼かれていて、身はふっくらしてホクホクの食感。
菜花やソースが春らしさを感じさせてくれます。

ドルチェはいちごのミルフィーユ 練乳のジェラートフラテッリ風。
苺は甘さ控えめで食べやすい大きさにカットしてあります。
練乳のジェラートはさっぱりしてていいですね。

ドリンクはコーヒor紅茶(ダージリンorアールグレイ)からアールグレイを選択。
季節感のある料理ばかりでしたので、すっきりさせてくれる紅茶にしました。
ポットには多めに入っていてうれしいですね(^^)

締めて9072円。
滞在時間は70分ほど。
料理の提供は適切な間でしたのでゆったりとストレスなく食事が出来ました。

料理はカジュアルなイタリアンとは言え、それなりの質は保ってるように思います。
春らしい明るい印象の料理で目でも楽しめましたし、ワインは料理に合わせて選んでくれましたので、昼から素晴らしいマリアージュを堪能出来ました(^^)
このようなテナントに入ってるのでCP的にいいはずはないんですが、それでも高いと思わせないのは接客のよさもあるからですね。
ストレスを感じない気配りはさすが人気店だと思いました。

今後は予約での訪問になるので個人的にはなかなか行けそうにはない(>_<)
どうせなら今後は頑張って八事の方の予約でもしてみようかな?(^^)

  • 「金目鯛と新玉ねぎ」ヴィーノ ビアンコと菜花のサルサ
  • 「イカ墨を練り込んだシャラテッリ」手長海老と三河産魚介のトマトソース(アップ)
  • ガッルーラのスペシャリテ「フォアグラのスモーク」

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10位

ヒサ ラボ (南宮崎 / イノベーティブ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2016/01訪問 2016/08/15

普段着で利用出来る気取らないフレンチレストラン

こちらは南宮崎駅から徒歩15分ほどの京塚通りにあります。
こじんまりとした洋食の店であるのがわかる外観で、駐車場は離れたところに7台分。

店内はテーブル席4人席×2、2人席を3つくっつけたテーブルとL字のカウンター席もある。
店主と女性店員は奥さんかな?
2人で切り盛りするにはちょうどいいキャパだと思います。

ランチは6種類のコースがあります。
折角なので思い切ってフルコース5000円にしました。
パスタは白身魚のプッタネスカ、魚はたら白子の香草パン粉焼き、肉は宮崎バーブ牛のグリエ(+700円)にしました。

まずは白ワイン。
グラスワインは一つだけ?で基本的にはボトル売りなのかな?
フルーティーさもあるがすっきりした味わい。
ぶどうの味・香りは控えめながらもバランスがいい。
高いワインではないが飲みやすくていいですね。

グラスに入った細長いものはお通し的な料理なのかな?
カッペリーニというパスタを揚げたもの。
軽い塩味でビールに合う感じ。
飲兵衛にはこれだけで十分かも(笑)

そしてサラダ。
かぼちゃ、さつまいも、トマト、ヤングコーン、きゅうり、ブロッコリー、水菜、かぶ、生ハムなど具たくさん。
彩りがよく量も多い。

鰹のたたき。
これは洋風のドレッシングで頂きます。
スモークした香りもありワインが進ます。

にんじんのポタージュ。
カレー的な香りのするオイルが入り単なるスープとは違った印象。
にんじんのクセはなく優しい甘みがいい感じ。

パンとオリーブオイル。
パンは温かくリーブオイルはバターと合わせてるそう。
もちろんおかわり出来ます。

白身魚のプッタネスカ。
魚はすずきで皮はパリッと焼かれて身はふっくらホクホク。
パスタは細めでトマト系のあっさり味。

たら白子の香草パン粉焼き。
黒い線になってるのは黒酢系のソース。
黒酢というと味が強いイメージだが白子のまったりとした味の影響で思ったほど主張してない。
じゃがいものピューレと白い泡の甘さが白子と合っている。

赤ワイン。
これは白ワインと比べてクセがあるタイプ。
タンニンが効いてていかにも肉料理に合いそうな感じ。

宮崎ハーブ牛のグリエ。
塩胡椒してあるのでそのままでも十分だが、3種類のソース?で味に変化を付けることも出来る。
先ほど出てきた黒酢系のソース、わさび、和風の味わいの山椒を使ったソース。
ハーブ牛は外はいい感じの焼き目が付いていて中はレアなピンク色。
柔らかくて噛んでるといつの間にかなくなってる(^^)

デザートはアイスクリームとブランマンジェとフルーツ。
食後の飲み物は紅茶。

アイスクリームはすっきりした柑橘系の味。
フルーツはみかん、キウイ、いちごに生クリームもある。
ブランマンジェはどこで食べても(表面のカリカリの砂糖が)甘ったるくて好きじゃないが、紅茶を飲むことで舌はフラットになる。
皿の回りには和のテイストである抹茶粉が散らされている。
それと予期せぬ音符マークに素性を悟られてるのかと一瞬ドキッとしました(笑)

締めて6900円。
フルコースでワイン2杯飲んでこの値段はうれしいですね(^^)
肉も魚もそれぞれ素材のよさが出ていて美味しかったです。

今回はお高いコースにしたけど安いコースもあるので気軽に利用出来ます。
どれも女性に好まれそうな料理だと思います。
オープンして間もないが街中から離れている穴場的な存在なので狙い目です(^^)

  • 宮崎バーブ牛のグリエ
  • 白身魚のプッタネスカ
  • たら白子の香草パン粉焼き

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