2回
2023/06 訪問
たきやさん
さあ
いざ麻布十番の
日本一天のぷらの最高峰へ
お誘い頂きまして感謝しかございません♂️
乾杯はシャンパーニュ
Champagne: Ruinart Blanc de Blancs
八寸からスタート
お膳の上の小宇宙✨✨✨✨✨✨
この時期に超希少な産地ダイレクトにたきやさんだからこそ送ってもらえる山口県産赤雲丹に胡麻豆腐は甘露な赤雲丹と胡麻豆腐のコラボがたまらずニヤニヤしちゃう
炙りの北寄貝ともずく酢
富山産の白海老にキャビア
バチコの炙り
ほぐした甘鯛 三つ葉のお浸しは爽やかながら甘鯛との相性抜群で日本酒が欲しくなりませう
天麩羅がここからスタート
先ずは海老から
才巻き海老天ぷら
見た目が美しすぎて食べるのを躊躇するくらい
完璧とか究極っていうのはこれ‼️
海老の旨みを最高峰に引き出すマジシャン笠本大将に敬礼
海老の脚
やめられない止まらない
最高級かっぱえびせん
白ワイン: Ladix 2018
キス
電気グルーヴの歌詞が頭に流れる私
北海道産の馬糞雲丹の海苔巻き天ぷら
はわさび醤油で
香りたつ海苔と雲丹の凝縮した旨味に
悶絶ノックアウト
蓮根
優しい食感とほのかな甘さで少しおやすみ感がいい流れ
稚鮎
清流を泳ぐ稚鮎は毎日長野からおくられてくるそう
氷で稚鮎の活動を下げて
意識が無い状態で揚げるのですが
まるで泳いでいる様なこの形
ほぼ鮎のフィギュア
頭から抹茶塩でいただくのですが
ほろ苦さと爽やかな清流の苔の香りが
この時期ならではのスペシャリテです
太刀魚天ぷら
厚みがあってふっくら
食感もよくて塩でもお出汁でも最高の旨味を楽しめる逸品
九十九里の蛤天ぷら
事前に取り除いた蛤のとお醤油を合わせて甘味を加えたこの天ぷらに合う最高のお出汁をかけていただきます
ああ 蛤がこんなに奥深い味わいに仕上がって舌の味蕾が喜ぶ信号を伝えっぱなしー
細切りのウド と木の芽 が爽やかにこの蛤に華を添えてくれました
白ワイン: エルミタージュ 1997
うーんシェリーの味わいの白ワイン
熟成感と御料理が合う
毛蟹と新玉ねぎに湯葉を合わせたサラダ
箸休めにリセットでいい感じです
新玉ねぎは淡路島産で甘くて食感がシャリシャリ 辛味ゼロ0️⃣
トマトと湯葉♨️最高❣️
これにかけてあるドレッシングはとても手が混んでいて
ホワイトバルサミコに鰹節や昆布と他にもいくつもの隠し味を駆使つつ
さらにオイルとの乳化などの数々の手間をかける野ですが
酢の角をとりまろやかながら際立つ旨みの複雑な味わいがあり
これだけで飲めちゃうドレッシングは
販売してください♂️
シャトーブリアンの紫蘇巻き天ぷら こちらのスペシャリテ は山葵と塩で
いただくのですが
蒸し料理の最高峰だなって個人的に思う次第
熊本の赤茄子天ぷらは
まるではんぺんの様うなフワフワ食感
万願寺唐辛子 とともに
お出汁は干しエビを使い濁りが出ない様にう10時間をかけてとった絶品でナスにめちゃくちゃ合うんです
言われなければ赤茄子とは食べても分からないようなサクッとしてかつホクホクとした味わい 出汁をかけてある 生姜とおろしを乗せていただく幸せに感謝です
才巻き海老 もう一度最後に出してくれるのもこちらのやり方
穴子天と花山椒の天丼
花山椒は特別な処理をしてこの時期でも食べられる様にあつらえた
たきやスペシャルで優しい山椒の香りと軽い痺れ感がたまらない
宍道湖のスペシャル
特大のしじみの味噌汁
香の物は水茄子と茗荷
グレープフルーツのゼリー
今宵も幸せを与えて頂きありがとうございました♂️
またお伺い出来る日を夢見て頑張ります♂️
ごちそうさまでした
2023/06/07 更新
2022/06 訪問
The pinnacle of tempura cuisine!
念願のたきやさん初訪問です
ずっと行きたかったお店の佇まいは柔らかく感じる和の配色で落ち着きます
中に通されると長いカウンターの奥には千住博氏の絵画Metal foall#2がお出迎え、流れる時を静かに伝えてくれるような気持ちになります
笠本氏がこの絵画に込めた想いがただならぬものであることが伝わってきます
お誘いをいただきました先輩には心より感謝しております
先ずは席につきます、それもたきや笠本氏の前のど真ん中特等席です!
初めてな上に右も左もわからずど緊張です
その緊張感を笠本辰明氏の笑顔とおもてなしで和らげていただき楽しいお食事会がスムーズに始まりました
先ずは先付けから
焼きたてのバチコは厚みがあり海の味を臭みなく上品にもちサクっとした食感で味わえる最高級品でこれは意外にも白ワインやシャンパーニュとも相性がよくお酒が進みます
富山湾の白エビを昆布締めのにしてねっとり感がありキャビアの塩味と合わせて最高の美味しさを上品に引き出してくれます
山口の赤雲丹を胡麻豆腐の上に豪快に乗せて食べると濃厚な胡麻豆腐に甘さ引き立つ雲丹が
ホッキ貝炙りと沖縄産もずく酢 色出しと絶妙な火入れで貝の甘さを引き立てています
甘鯛 の焼き浸しは山うどの千切りとクレソンと和えていただきますシャキシャキした食感に清涼感が甘鯛の旨味と相まってシャンパーニュにとてもよく合いました
ここから天ぷらのスタートなのですが、以前からインスタや食べログで涎を垂らしながら見入っていたあの天ぷらの準備を間近で見られることが感動です!
食材の準備と温度管理
天ぷらの衣液のグルテンの生成を抑える扱い
食材への包丁の入れ方や紅花の一番油を業務用のIHコンロで管理して食材に合わせて異なる衣の付け方や粉の打ち方、火入れの仕方をたくみの技で繰り広げる姿に感動を覚えました
車海老の尾を2尾 圧巻の車海老は最初お塩で 2尾目は天つゆでいただきました
薄くてサクサクの衣は軽いのですが火は完璧に旨みを出す状態まで入っていて驚愕のうまさです
サクサクの車海老の足は食感よく香ばしくてエビの風味豊かです
キスはふわふわで身が厚くて今まで食べてきたキスの天ぷらって一体なんだったんだろう???
名物の馬糞ウニは厚みがあって香り高い和歌山の海苔巻でしっかり巻かれて挙げられて、海苔の香りと相まって潮の香に馬糞ウニの甘さが押し寄せる幸せな逸品!これも雲丹に絶妙な火が通っていて旨みを閉じ込めたり食材のポテンシャルを最大限に引き出す技の掛け合わせです
ここでとうもろこし、変化に富んでいて飽きさせません。甘味ときみひとつずつの食感が楽しいです
稚鮎はまるで泳いでいるような最上のものはヒレで立つそうで立派に立ってます!
太刀魚は身が厚くフワフワです衣がまたちがって食感が変わって楽しいです
蛤は蛤スープの出汁醤油でいただくのですが貝の旨味が溢れ出てきます。天ぷらにする時は食感が悪くならないように貝柱を外したり包丁が入っていたりと職人の技が際立ちます
トマトと毛蟹 新玉ねぎの湯葉和風カプレーゼ はサラダ仕立てでさっぱりと変化球を入れてお口をリセットして次の名物天ぷらの期待が膨らみます
名物牛肉(シャトーブリアン) の大葉巻 はトリュフ塩で いただきます
ミディアムレアの素晴らしいヒレ肉は柔らかく肉の旨さが閉じ込められていてまさに蒸し料理の最高峰です。
熊本産赤茄子と万願寺唐辛子の揚げ浸しは干し海老が加わった鰹出汁が優しいです
アオリイカは特別追加オーダーです
甘さと柔らかさに悶絶
〆のお食事は穴子天に花山椒をあしらった炊き込みご飯は花山椒の優しい香りと痺れ感とともに極上のアナゴ天をさらに美味しくまとめ上げてくれます
炊き込みご飯と相まって幸せのエンディング!
グレープフルーツのゼリーと自家製わらび餅と緑茶で最後の最後まで最上でした
ご馳走様でした♂️
また伺える日を夢見て日々精進します。
2022/08/29 更新
天ぷらは蒸し料理で、洗練と極みというのはこういうことだと納得します。
2022/06/10 更新