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昼の点数:4.6
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¥15,000~¥19,999 / 1人
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料理・味 4.8
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|サービス 4.7
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 4.7
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[ 料理・味4.8
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| サービス4.7
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| 雰囲気4.5
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク4.7 ]
特別な日にこそ相応しい 上質な馳走と歓待
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オマール海老のガトー仕立て
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鱸のバジリコ風味
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仔羊のロースト
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仔羊のパイ包みマリアカラス風
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ワゴンスイーツ
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陽光差し込む店内
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2022/11/10 更新
この界隈に仕事に来るたび、一度お邪魔したいと思っていました。
オーセンティックなグランメゾンとして名高いこちら、
京橋 "Chez Inno シェ・イノ"
念願叶って記念日に夫婦でランチ訪問。
グランメゾンらしいウェイティングのバーカウンターを横目に陽光差し込むダイニングに入ると、天井高く華美になり過ぎない程度に豪華な内装に否が応でも気分がアガる。
まず、スタッフ達のサービスが素晴らしい。
電話予約時の応対から、当日の支配人の出迎え、タイミングの良いサーブと程よくフレンドリーな会話、ソムリエの必要充分な解説、そして見送りまで、このレベルのレストランに求める期待を軽く超えてきます。
9290円のランチコースをオーダー。
最近の新鋭フレンチではランチでも8皿ぐらい少量のポーションを次々と提供するところも多いですが、
やはりこちらは「正統派」と言うべきか、前菜、魚料理、肉料理、デザートという堂々たる腰の座った4部構成。
魚と肉はそれぞれ3種類からチョイスできます。
前菜 "オマール海老のガトー仕立て コートドール風"
鮮やかな彩りが見た目にも美しいひと皿。
春キャベツに巻かれた野菜類とオマール海老などの甲殻類のテリーヌが個性的な4種類のソースと相まって抜群に美味しい。
特にウニソースとアボカドソースが卓越。
魚料理 "鱸のバジリコ風味"
ウイキョウによって程よくスパイシーに香りづけされた鱸のポワレ。
ふっくらと火入れされた白身魚はバジル風味かつエスニックなニュアンスの複雑なソースが絡んで申し分なし。
肉料理 "仔羊のロースト ディジョン風"
大きなラムチョップ二本。一目で美味しいと判る色形。
見事に火入れされた仔羊の内部は柔らか、外側は粒マスタードでからりとした焼き上がり。
そして脂身部は融解点が低く口内でとろり溶ける旨さ。
レモン入フィンガーボールが供されるので、手掴みで骨周りの肉をガブリつきます。この上なく幸せ。
妻の肉料理は追加料金で、スペシェリテ"仔羊のパイ包み マリア カラス風"をオーダーしたので、行儀の悪いのを承知で上記チョップと半分ずつシェア。
さすがです。久しぶりの感動レベル。
しっとりとしたパイ生地で包まれた予想以上に柔らかい仔羊とフォアグラ&トリュフがペリグーソースと絡み、この上なく絶品。
ワインはグラスで、ソムリエとのワイン談義を楽しみながら、シャンパーニュ、ロワールのソーヴィニオンブラン、ラングドックのグルナッシュと進めて、それぞれの料理とのペアリングを存分に愉しめました。
当然ながら品質、温度ともに管理完璧で、何よりもグラスにたっぷり注いでくれるのが嬉しい(^^)
パテシェ渾身のデザートワゴンは選択に迷いますので、少量ずつ全種類いただきました(^^)
粒ぞろいでしたが、その中でも小麦不使用のガトーショコラとチーズケーキが美味でした。
しっかり正統派フレンチの仕事がなされたひと皿ひと皿は正に素晴らしいの一言。
妻もご満悦。是非また来たい。