レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
3回
2023/05訪問 2023/05/07
わざわざココを訪れるために遠出をしたくなる。葉山の浜辺にある1977年オープンのカジュアルな老舗フレンチレストラン。
葉山 "レストラン ラ・マーレ"
年間を通じて、五月晴れのGWが絶対的なオススメシーズン。
この季節のディナータイムは、海風がとても心地良く、海向こうの江の島の先に、優雅なシルエットで佇む富士山。その隣りにゆっくり沈みゆく真っ赤な夕陽が、この上なくロマンティックです。
今年はコース料理の2階のレストランフロアではなく、1階のカフェ&ブラッスリーを家族で予約。
夕陽が差し込む明るい店内。波と風の音色を聴きながら、スタッフ達の気さくでフレンドリーなサービスがとても好印象。
先ずは乾杯。
夕刻の浜辺のブラッスリーには間違いなくハートランドの生ビールが似合う。
さて、黒板にある本日のオススメを中心に、最適なオリジナルコースを組み立てましょう。
前菜ひと皿目のサラダは、
"いちご、生ハム、ブッラータチーズのサラダ"
この上なく相性の良い食材三兄弟。エレガントな盛り付けに心躍る。
前菜ふた皿目、地元魚介のカルパッチョは外せない。
"サワラとマコガレイの盛合せ"
それぞれ単品メニューですが「盛合せ」できるのが嬉しい。
皮目を炙ったサワラと鮮度抜群のマコガレイのコンビが最良。
スープは、
"新玉ねぎのポタージュ"
ほっとする美味しさ。名称に「新」とか「初」がつく食材を使った料理はやはり外しません。
そして家族でシェアして色々食べられるのもアラカルトならではの魅力。
"ソフトシェルシュリンプのフリット"
殻ごと食べられる海老にレモンを絞ってつまみます。
"アワビつぶ貝のエスカルゴ風オーブン焼き"
アワビ並に美味な「裳裾貝」をエスカルゴ仕立てにした可愛らしいひと品。
気付くと夕陽は沈み、夜空には星の瞬きと波の音。
潮の香と美味しい料理と家族同士の陽気な会話には、イタリアのキャンティが似合います。
パスタは当店名物"ペスカトーレ"
アサリ、アカエビ、イカなどの魚介類エキスたっぷりの漁師風トマトソーススパゲッティ。無茶苦茶美味しい。
メインは"松坂豚のグリエ"
滅多にお目にかかることのない「松坂豚」のグリルにアメリケーヌソース特有の甲殻類のエッセンス。少し火が入りすぎなのはご愛嬌。
食後のドルチェとコーヒーもしっかりと。
伝統的なフレンチとは一線を画す、地元相模湾の魚介と旬の三浦野菜をふんだんに取り入れた肩肘張らない気軽で自由なレストラン。
店内満席御礼かつアラカルト注文にも関わらず、サービス提供が極めて早いのも高評価。
また来年、五月晴れのよき日にまた。
やっぱり大好きです。この浜辺のレストラン。
特にこの季節のディナータイムは素晴らしい。
葉山 "レストラン ラ・マーレ"
1977年創業の歴史あるレストラン。初代総料理長はKIHACHIの熊谷喜八氏。
現在の総料理長は3代目。3年ほど前に代ったとのことです。
天気も良く澄んだ空気で、3Fのバルコニーから夕陽の沈む江ノ島はもちろん、その向こうに見える富士山もビューティフル。
まずはシャンパンを注文。
"ボーモン デ クレイエール"
辛口シャンパーニュ。ストローイエローの繊細に立ち上がる泡。ピノ・ムニエの果実味をシャルドネとピノ・ノワールが、分厚い骨格で支えます。
お料理は今回も、"ラ・マーレ コース" 8000円
先付け "桜海老のブルスケッタ"
旬の桜海老が綺麗に並ぶ。手で摘んでパクりと。この後の料理への期待に胸が膨らむ。
冷前菜 "金目鯛の炙りカルパッチョ"
湘南国際村にあるラ・マーレファームで栽培された無農薬春野菜と。
ペースト状にしたそら豆をふんわり固めるなど、前菜ながら実に凝っています。
温前菜 "蛤の燻製バター焼き"
見た目に楽しい初体験料理。パイ生地で蓋をされた蛤を自ら開くと燻された良い香りの蛤とプチトマトが♪
蛤だからこその玉手箱のようなユニークな一皿。
スープ "天使海老とホワイトアスパラのスープ仕立"
プリプリっとした海老、シャキシャキっとしたホワイトアスパラ、味噌の詰まった頭もカリカリで美味。
魚料理 "ヒラメの蒸焼き 海老とアスパラのソース"
フワフワに蒸されたヒラメをパリパリの骨のフリットと共にいただきます。
こちらも歯応えのギャップも愉しめました。
肉料理 "鴨のロティ マデラソース"
メインは牛肉か鴨肉をチョイスできますが、今回は鴨を。スーパーフード"キヌア"がマデラソースに絡ませてあるなど、やはり一捻りあります。
デザート "オリジナルスイーツ盛合せ"
美味しいプリンは熊谷喜八氏から受け継いだKIHACHIオリジナルのレシピとのこと。
とても感じ良くフレンドリーなスタッフさんのアドバイスで合わせたワインは、いずれも有機栽培ビオディナミ製法の白と赤。
"ドメーヌ フアシェ サンセール レ ロマン2014"
黄金色の白。ソービニオンブランのミネラル感豊富な、可愛らしい味わい。
魚介系の料理にベストマッチでした。
"ドメーヌ レシュノー モレサンド二2014"
鮮やかなルビー色のブルゴーニュ。
レシュノーらしい果実味たっぷりなバランス良い味わい。
大満足。アットホームな雰囲気に自然と会話が弾み、皆が笑顔になる至福のひと時。
東京からココを目的に遠出する数少ない価値のあるレストラン。
また来ます。
1977年オープンの葉山の名店。今年2016年3月にリニューアルオープンして素晴らしく生まれ変わったこちら、
葉山 "レストラン ラ・マーレ"
サザンオールスターズ「鎌倉物語」の歌詞に登場する"日影茶屋"系列店。旧名"ラ・マーレ・ド・チャヤ"として地元で親しまれ続けるフレンチレストラン。
相模湾の浜辺に佇む白亜の洋館。「海辺」ではなく「浜辺」がポイント、海が近い!
以前と比べ外観はほとんど変わらないものの、内装とソフト面は時代に合わせて大きく進化しています。
2階のコース料理フロアを予約して訪問。
陽光差し込む明るい店内。スタッフ達の気さくでフレンドリーなサービスがとても好印象。
更にバルコニー越しの海と夕日が最高のBGV!海の彼方に臨むは富士山!もちろん風と波音を直に感じるバルコニー席で食事もできます!
"ラ・マーレコース" 8000円
いつもフレンチの場合はシャンパンスタート派ですが、五月晴れした夕刻の浜辺には間違いなくビールが似合うw、その後はしっかり、白→赤と♪
伝統的なフレンチとは一線を画す、地元相模湾の魚介と旬の鎌倉野菜をふんだんに取り入れた肩肘張らない気軽なコース料理。
ポーションが進むにつれ夕日が沈み、夜の帳が下りると星空の下に聴こえる波音、、そして各テーブルの談笑。
お店のホームページにある
「気楽な雰囲気で、おいしくて心地よく、優雅で楽しい時間を過ごす。このことに徹底的にこだわったお店です。」という言葉通りのレストラン。正にその言葉に嘘偽り無し!
ラストのデザートは10種類以上あるスイーツから好きなだけチョイスできる嬉しいスタイル。会計を済ませた後の温かいお見送り。
このレストランに流れるひとときは本当に素敵で最後まで愉しい。
20代〜のプロポーズ世代?から70代〜の金婚式世代?まで全ての世代の男女にオススメできる「万人に愛される」レストランです。
そう、まるでサザンオールスターズのような(^^)
3位
1回
2016/08訪問 2016/08/27
お祝い事で利用しました。
雨上がり天気上々!クルージング日和!
日の出"シンフォニー東京湾クルーズディナー"
シンフォニー号は「クラシカ」と「モデルナ」の2艘あり、今回は贅沢に「モデルナ」内にある貴賓室「エロイカ」貸切使用。6名〜14名MAXキャパで室料は1万円程かかりますが、専用デッキ付でVIP気分のクルーズができ、せっかく乗るならとてもオススメです。
何と言っても、飛行機のファーストクラスのように乗船を一番最初に案内してくれます(^^)
エロイカ ディナーコース@18500
150分の東京湾クルージング+フレンチフルコースです。
"オードブル"
和製ハモンセラーノと海の幸、山の幸盛合せ。
何れもシャンパーニュに合う冷製料理。
"季節のスープ"
タロイモの冷製スープ。これも暑い季節にぴったり。
"魚料理"
非常に凝った魚料理3種でしたが、景色を見にデッキを出たり入ったりで、、あまり印象無し。
"肉料理"
国産牛とフォアグラ。これもオーソドックスでハズさないひと皿。
もちろんパン、デザート盛合せ、コーヒー付です。
まあ、正直申し上げて料理は「まあこんなもんかな」というところですが、部屋付きの女性スタッフのマニュアルにとらわれない気の利いたサービスがとても素晴らしい(普段は結婚披露宴などのサービスをされているのでしょう)。
また、この季節は夜の帳がおりる前の出航なので空の変化が実に素晴らしく、たまたま雨上がり後で空気も澄んでおり、東京湾から眺めるスカイツリー、東京タワー、レインボーブリッジ、ゲートブリッジ、TDLの花火などは「絶景かな」という感じ(^^)。
ここでしか味わえない非日常的なひと時を過ごせて大満足です。次回はサンセットクルーズで利用したい!
4位
1回
2016/11訪問 2022/11/10
▫️2016年11月 再訪※写真追加
もはや超人気店となり、ジワジワと値上げされています。それも納得。ズバリ美味いから。
本日は「普通の」ヤツを試してみようかと。
"ロースミックス定食" 1500円
並ロースとヒレのミックス。前回の「特選」と比べ肉腫は劣るもののコレでも充分美味いです。ただしポテサラと擦り胡麻は付きません。ちなみに昨日まで1400円だったらしいです(^^)
茎わさびと醤油で食すワンランク上のロースの脂身もヒレの柔らかさを堪能できる定食。
大満足です。高価で高品質なのは当たり前ですからね。
上方修正4.3⤴︎4.5
▫️2016年1月
食べログが無ければこの極上"ロースカツ"に出会うことは無かった事でしょう。それくらい入口の目立たないビルの二階のとんかつ屋。
、、、ありがとう食べログ!
大門 "のもと家"
久しぶりにガツンと「とんかつ」食べたいなと検索してヒットした高評価の店。
階段を上がると待ち客はいないものの満席で、とても感じの良いフロアの女性店員さんからメニューを渡され少し待つ旨を告げられる。
ではメニュー拝見。僕は何を隠そうとんかつは"ヒレカツ派"です。30後半あたりから肉の脂身にめっきり弱くなりました。でもメニューに記載のオススメは強く"ロースカツ"。初訪問なのでここは従いましょう。
"特選ロースカツ定食 160g" 2000円
待っている間に注文したので着席後10分と待たずに配膳。店員さんがオススメの食べ方を教えてくれました。
「鹿児島醤油を小皿に注いで、茎わさびをとんかつに付けて、、、」おっ「わさび醤油」ですか!?なんとも独創的な食し方。とんかつは「塩」と「擦り胡麻ソースとカラシ」で半分ずつ食べる派ですが、これも素直に従いましょう。
キツネ色に揚がった衣のつき方も完璧です。
さてお味は、、、おおおおおっ〜!
多くの方がレビューしている通り、サツマイモで育てるという鹿児島産「六白黒豚」、肉の旨味が堪能できて絶品です!
特にこの脂身は、ほんのり甘いどころか口に入れるとじんわりトロけて消えていく食感が抜群。
衣をハズして、このわさび醤油で目を閉じて食べたら、、その味はまさしく"大トロ鮪"。もちろん変な人だと思われるので実践してませんが想像です(^^)
それにしてもこの極上黒豚に合う独創的で最適な食し方の考案。脱帽です。念のため卓上の「塩」と「擦り胡麻ソースとカラシ」で一切れずつ食べてみましたが、確かにこの「茎わさび鹿児島醤油」との相性が抜群。
しかも、
御飯の固め炊き加減が僕の好み。
キャベツのドレッシングも良し。
ポテトサラダ内のハムも美味い。
具沢山の黒豚の旨豚汁ブラボー。
口直しに大根の酢漬けもグッド。
スゲ〜っ、隙がないじゃ〜ん(^^)
食は生命のもと"のもと屋"再訪決定!
次は「ヒレカツ」いってみよう。
5位
1回
2016/12訪問 2016/12/08
▫️2016年12月 再訪※写真追加
恐らく今年最後の"こうかいぼう"。
次第に煮干を強めに出すようになってきましたね。時代でしょうか。
まあ相変わらず美味いし、奥様のおもてなしも素敵です。
本日は
"らーめんセット"750円と"焼餃子"380円を。
らーめん、餃子皿、餃子のタレ皿、生卵器、ご飯茶碗、冷水、が並ぶとさすがにこのカウンターでは狭いですね(^^)
お腹いっぱい。
派手さは無いし、奇をてらった感じもしないのに実に個性的でハイレベルならーめん。
来年も何度か来るでしょう。
▫️2016年3月 再訪※写真追加
相変わらずの行列と設備工事休業に阻まれ、フラれ続けて、ようやく今年初の"こうかいぼう"
前回の"つけ麺"はブレブレ残念賞だったので気を取り直して新たな気持ちで挑みます(^^)
やはり基本の、、
"ちゃーしゅうごはんセット" 900円
"味玉" 100円
やっぱり旨いじゃないか!個性的で美味いよ!
なんとなく以前より色が濃くなったスープは動物を抑えて魚介出汁じんわり炸裂!この「じんわり炸裂」するのが"こうかいぼう"の特徴。前回のつけ汁のような焦臭無し。ぬるくも無い。
伊豆大島の塩"海の精"のまろやかな塩気。
銀粉浮かぶ煮干しが微妙な苦味のアクセント(コレが突き抜けると前回のようなピリつくエグミになるのかも?)。
菅野製麺製たまご麺はチュルチュルと進む。
特筆すべきは"焼豚"。味も食感も大きさも抜群。変えました?よって焼豚ごはんも大正解。
ただ、かつてのような「優しいラーメン」という表現は少し合わなくなってきてるような気がします。全体的に味が濃いめになっているような。おそらく色々ご夫婦で改良してるのでしょうね。決して「またおま」とは言わせない個性的ならーめんに進化中な気がします。
4.3⤴︎4.4
▫️2015年10月再訪※写真追加
初めての"つけめん"味玉トッピングを注文。
あら、、、これはイマイチ。
少量の汁はすぐ冷めるし、なんか焦げ腐し。
しかもスープ割は不自然なピリ辛具合、、、
ここはやっぱり"らーめん"の店か。
どうした?名店"こうかいぼう"
サービス面は相変わらず素晴らしいから−2、
45⤵︎43で、、。
▫️2015年5月以前
何度もお邪魔しています。
この麺屋の美味しさについては大量の舌の肥えた方々のクチコミを見ればご納得のことと思います。
とにかく、飽きのこない優しいらーめんに、オーナーご夫婦の絶妙なオペレーションとサービスが加わり、店を出たあと、とても心地良い気分にさせてくれる。
麺屋では今や当たり前の券売機を導入せず、支払いの際、わざわざ奥様が出入口でお釣りと心のこもったお礼と見送りの言葉をかけるのも、
待ってる客への痒いところに手の届く配慮の言葉の数々も、
二人組が座った四人掛けテーブル席を滅多に相席にしないのも、、、
全ては並々ならぬサービスポリシーを感じずにはいられません。
味とおもてなしを両輪に、二人で築き上げたこの店は、まさに麺屋の完成型だと思います。
よって今日も、、
ちゃーしゅうごはんセットください(^^)
6位
1回
2016/10訪問 2016/10/22
▫️2016年10月
2年ぶりのロカンダ(イタリアン郷土料理を出す旅館)。
扉をくぐり、店内エントランスの階段を上がるとそこは本番の南イタリアの店の様な雰囲気。そして陽気なスタッフ達と飾り気のないサービス。このレストランはホント楽しい。
今回も、"ビジネスランチ" 2500円
少し値上げしたみたいですが、このランチが大変お得なのです。
前菜かパスタのチョイス + サラダ + メインディッシュ + フォカッチャ&グリッシーニ + ドルチェ2種とエスプレッソ。
今回は冷製の前菜をチョイス。産地にこだわったモンゴウイカも茄子もとても美味しい。
イタリアンとしては珍しいメインの豚と牛が両方入りのポトフ風も肉そのものがしっかりしていて良い。
スプマンテからのシチリア赤と進めると、もうひと皿欲しくなったので、"パルマ産生ハム"を追加。これがまた絶妙な塩加減かつ上品な脂身が大変美味しい。
今回も大変満足。オススメです。
▫️2014年10月
土曜日ランチで6名で訪問。
"エリオ・ロカンダ・イタリアーナ"
一週間前に予約しておいてよかった〜、12時00分に入店後、次から次にお客様ご来店。あっと言う間に満席でした。さすがの人気店です。
"ビジネスランチ"2200円を注文。
今回はビジネスではないけど(^^)このコースがお得なのです。
泡→白グラス→赤ボトルとワインを進めます。
ソムリエおすすめのシチリアの赤ワインが旨い。こちらの料理ととても良くマリアージュしています。
店員さんは本場のイタリア人。
お客様もイタリアの方がこの日は多く、日本にいながらにして現地の雰囲気を味わいながら、楽しい時間を過ごしました。もちろん日本人スタッフのサービスも気が利いていて、是非また来たいお店です。
ちなみにビジネスランチは結構ボリュームあります。
7位
2回
2017/11訪問 2023/03/12
今年もこの季節がやってまいりました。
日本の秋、万平の秋。
神田淡路町 "とんかつ万平"
とんかつ好きの僕としては実に惜しいことに、過去に2回訪問しているこちらの老舗とんかつ屋で、とんかつを食べたことが未だ無い、、、
満席のため少し待って入店。
4人掛けテーブル席×4セットという店内には、お一人様客が多いため、ランチタイムは否応無しに相席。
あら?壁掛けの手書の品書が新しくなって全体的に値上した様子です、、、
去年はカキバター定食は1850円でしたね。
かといってここで他のものを注文する気は無い
"カキバター定食" 2000円
なんと!この注文をラストに本日の牡蠣終了!を大将が女将が告げてる、、、
超絶ラッキーーーーっ!(^^)
まだ12時30分ですよ女将さん。
ほとんどの客がカキバター目当てなのでしょうね。値上しても変わらぬ人気ぶり。
後客は「牡蠣売り切れ」を聞くと入店するなり退店。
途中から引戸の外に「本日のカキは売り切れました」の貼り紙。
すると客足は途絶えました。
焦がし醤油バターの香りが食欲をそそる、例年と比べ小ぶりに感じるカキバター。
鰻に続き牡蠣も不漁なのでしょうか?
味わいは相変わらず抜群に上手い。間違いないです。
やっぱりこの季節はコイツを食べなきゃ始まらない。
そしてこの甘い豆腐の白味噌汁にいつも感心。
しみじみうまいなぁ。
今年もこれで冬を迎えられます。
▫️2016年11月 再訪※写真追加
多くのレビュアー様方が絶賛されている冬季限定のこちらをついに実食!
"カキバター定食" 1850円
前回訪問時は少し季節が早くフラれましたので否が応でも期待が高まっての再訪ですが、評判通り、いやそれ以上のバカ美味さ。
通常、火を入れると縮む牡蠣ですが、バター焼きしてもそれなりの大きさである所を見ると、かなり大きい牡蠣なのでしょう。
ふんわりミルキーな味わいは蒸焼きにして旨味を閉じ込めているのでしょうか?
とにかく絶妙な極旨醤油ダレとあいまって「超絶美味い!」の一言。文句なし。
コレは一度食べるべき逸品でしょう。
上方修正4.0⤴︎4.2
▫️2016年10月
『とんかつ屋でハンバーグという選択』
子供の頃からハンバーグが大好きです。
焼いても煮込みでも、オーソドックスなドミグラスソースも、トマトソースも、おろしポン酢の和風でも、チーズや目玉焼きがのってるのもウェルカムだし、最近では和牛100%のレアなヤツも良い、、。要するに好き。
外食でのハンバーグはそれぞれの店によって特徴があり、いずれも一長一短で、甲乙つけ難いですが、実は今回の個性的なハンバーグが僕の中でNo.1になってしまったかも。
神田淡路町 "とんかつ万平"
4人掛けテーブル席が4つのみという昭和的な造りの店内。ということはお一人様は間違いなく「相席」となります。
本当はレビュアー様方にすこぶる評判のよい"カキバター"を求めてやって来ましたが、10月はまだシーズンではないらしく壁掛けの品書きにその文字はありません。
ということで本日は、、
"ハンバーグ定食" 1650円
高評価の「とんかつ屋」なのですが、本日は揚げ物気分では無かったので。ハンバーグをと。コレが大正解!
少しして登場した給食で見たようなステンレスの食器に盛られた、唯一無二の独創的なビジュアルのハンバーグを見てビックリ仰天!
「オムライス」や「オムそば」は巷によくありますが、これは正に「オムハンバーグ」。
そう「オムハンバーグ」ですよ!皆さん!!
しか〜も、スゲ〜うんめぇ〜。
むっちりしっとりとした旨い挽肉。厚めの玉子をしっかりと纏って焼き加減も絶妙。極めつけは極ウマな「タレ」。お好焼きの如く全体的に刷毛で塗られたようなソースというよりも極旨甘ダレ。ヤバいなこりゃ。完全に好みのど真ん中。
さら〜に、味噌汁もバカウマ〜。
何の変哲もない豆腐の味噌汁のはずが、幸福感すら感じる極上な白味噌スープ。これも驚き。旨味成分を添加しているかのように美味い。
、、からの〜、ご飯もくぅ〜っ美味い~。
「新米コシヒカリ入りました」の表示。
ああ、本日は完璧なランチです。
"牡蠣バター"いく前に充分満足。再訪確実。
お一人様用のカウンター席なぞあったらなお良いのですが、、ここは高望みせずといたしましょう。
驚きました。感動しました。
全く次の一皿の予想がつかない、食を体験型のエンターテイメント芸術に昇華させたフレンチ。
今年のクリスマスディナーメニュー初日に夫婦で訪問。
浅草 "オマージュ"
浅草らしい街並みに忽然と現れるコンクリート打ちっ放しの外観、一階が厨房、二階が客席という造りは神楽坂フレンチの"ル・マンジュ・トゥー"を彷彿とさせます。
無駄を一切排したシンプルな内装にBGMは無く、白いクロス上に見事なターコイズブルーの美濃焼位置皿のみが浮かび上がります。
予約した時間帯は二組しかおらず、大柄で朗らかな荒井シェフと着物姿の素敵な奥様が2階で感じよいお出迎え。
"MENU Noel" 18,000円を予約してあります。
手渡された今夜のメニューは素材のみの実にシンプルな記載。日本の素材は総て漢字で表記されているのもポリシーを感じずにはいられません。
アミューズ ブーシュ
キャビア、カリフラワー、林檎
鰤、唐墨、ポン酢
帆立貝、ベーコン、シャンパーニュ
赤座海老、法蓮草、赤ワイン
甘鯛、黄蕪、ガルム
蝦夷鹿、ビーツ、デーツ
甘味
奥様におススメされた雲丹の前菜2000円を追加した後、シャンパーニュのグラスをチンと合わせ、今年もがんばった?自分達へのご褒美スタート。
メニューをお見受けしたところラストの蝦夷鹿までは魚料理のようですので、白のムルソーをボトルでオーダーし、鹿は赤のジュヴレシャンベルタンのグラスと合わせる事に決めました。
供される食器は料理によって様々な素材のものが使われているものの、一切絵柄の付いたものはなく、正にキャンバスに絵を描いているかのように美しい料理が置かれます。
雲丹、鰤、帆立、赤座海老、甘鯛ともに全国の旬を早朝に築地から仕入れ、大根、法蓮草、黄蕪などの野菜や、林檎、紅マドンナなどの果物は厳選した生産者の逸品を使用しているのは素人でもわかります。
その選び抜かれた素材が和食のみならず世界各国の料理にインスピレーションを得たであろう独創的な料理に姿を変える。アメージング!
彩や形の見た目はもちろん、歯触り、歯応えといった食感や、香り、芳ばしさの嗅覚までが刺激される計算され尽くした品々。
そして遊び心溢れるサプライズな仕掛けとアイデアが随所に散りばめられたシェフの確かな技術。ファンタスティック!
荒井シェフのこの上ない探究心と自分の料理で客を驚かせ喜ばせ楽しませたいというサービス精神に脱帽。
これほどの技量を持ちながら、謙虚に気さくに客と接する人柄が、この飛び抜けた、でもどこか温かい人情味溢れる味を生み出すのでしょう。
また、着物でもてなす奥様のサービスもフレンドリーでソツなくさりげなく、シェフである旦那様の料理に心から惚れ込んでいる様子がサーブ時のポーションの紹介でよくわかる。
数多あるフレンチレストランの中で、若き日本人が営む浅草の小さなこちらの店が、ミシュランの星を獲得する理由が頷けました。
帰りはシェフと奥様が店外まで笑顔でお見送り。
この上なく心地良い、今年を締めくくるに相応しいレストラン。
メリークリスマス。