2回
2020/10 訪問
優雅な空間と心地よいサービスと素晴らしいお料理♪
2022/07/18 更新
2020/09 訪問
結婚記念日ランチ♪
トゥールダルジャンでランチ。ダイニングまでの
アプローチもお花も素敵。ダイニングはエレガントで
優雅。明るい時間は外の緑も見えて気持ちが
いい空間です。
ランチは木～日曜日のみ営業。元々結婚記念日の
翌日の土曜日に．．．と思ったら、9月で予約が
取れる週末はたった1日しか残っていませんでした。
伺った日ももちろん満席。Social Distancingは
十分取れているけど、結構なテーブル数で、
大丈夫？というくらいの人の入り。男性はジャケット
着用必須で、食事中も脱ぐことは許されません。
1582年開業ってすごいですね。日本は？と
調べたら本能寺の変があった年でした
今回は伊勢丹カード会員向けスペシャルオファー
（ランチ1万円＋ワイン3杯5000円）のコースで。
シャンパーニュはアンリオでした。
興味があったのでワインリストも見せてもらいましたが、
辞典のような分厚いリストは永遠に見ていたいような
素晴らしいワインがずらりと並んでいますが、お値段は
それなりに．．．
最初に出てきたのはバルサミコ酢で味付けしたドライ
トマト入りのフォカッチャ。ローズマリー入りの
オリーブオイルでいただきます。ドライトマトも
オイルも香りがよく、美味しい。目の前でオリーブ
オイルをお皿に注いでくれるプレゼンテーションも
素敵でした。
・帆立貝のグリエ ニース風サラダ仕立て
目の前でクロッシュが開けられるプレゼンテーションは
久しぶりかも。子供の頃、憧れていました（笑）
帆立はグリルしてあるけれど冷製で、帆立が香ばしく、
ツナとアンチョビのソースはなめらか。お野菜は
フレッシュ。もちろんシャンパーニュによく合います。
こちらのパンがとても美味しくて、お腹いっぱいに
なってしまうかもと1本で我慢しましたが、夫は
3本も食べていました（笑）最近食べたパンの中では
断トツに美味しかった。
・フヌイユの冷製ヴル―テ 生ハムと茄子のボヘミア風
目の前でスープを注いでくれます。フヌイユ（フェンネル）は
実はあまり得意ではないのだけど、これはクセが
強くなくマイルドで大丈夫でした。中に入っている
小さな生ハムがいいアクセントになり美味しかったです。
・アイナメ 黒オリーヴ風味のポテトコンフィと
エストフィナード
皮が香ばしく、身はしまっていて美味。干ダラの
出汁を使ったソース、蕪で作られたラビオリも秀逸。
見た目も美しいですね。
お魚と合わせたワインは、
Chateau la Fleur Lescours
ソーヴィニヨンブランで、ニューオータニ特別仕様の
エチケット。レングスが長く、酸は穏やか、コクが
あり蜜の香りも。
・幼鴨のロースト マルコポーロ
言わずと知れたトゥールダルジャンの看板メニュー。
目の前で胡椒をふりかけてくれます。パリの星つき
レストランで食べた血のソースの鴨は野生味溢れすぎて
苦手で泣きそうになったけど、こちらの4種の胡椒を
使ったソースは重くなくて美味しく、鴨も柔らかく、
今まで食べた鴨料理の中で一番好き。
鴨に合わせたのはCostieres de Nimes Domaine de Perilliere。
シラーとグルナッシュと言っていたような。市販では
1000円台のワインだけど、悪くはないと思います。
そもそもトゥールダルジャンでは3杯で5000円は
破格なので。
食べた鴨の通し番号を証明する記念カードはパリ本店で
1890年から始まり、東京店の番号は昭和天皇が
パリ本店で召し上がられた際の番号「53211」に
敬意を示し、その次の番号から続いているそう。
私たちは267901でした。
テーブルの上にもクリスタル製の鴨。
・マスカットのタルト ソーテルヌのジュレとアーモンドクリーム
板状のサクサクで香ばしいタルト生地の上に乗った
チーズケーキが爽やかで美味しい。アニスと
ヨーグルトのアイスクリーム、杏仁風味のアーモンド
クリームでちょっとエキゾチックな印象も。
・マドレーヌとサブレ
見た目も美しいお料理は味に奥行き、深みがあり、
どれも本当に美味しかった。今は東京フレンチの
レベルはとても高いけど、グランメゾンならではの
一流のサービス、エレガントで居心地のよい素敵な
ダイニングでいただくのはやはり格別（特に
記念日には）、総合的にこれは非常にCPが高い
プランだと思います。燕尾服のスタッフがいる
レストランは多くないですしね。
１つだけちょっと残念と思ったのは、予約の際に
結婚記念日と伝えたら有料のケーキを勧められたの
だけど持ち帰ってもふたりでは食べきれないので
お断りしたのだけど、せめて当日ひとこと
「おめでとうございます」と言ってくれても
よかったかな？と。安いプランのお客さんには
言葉もないのかしら（涙）現場スタッフに伝わって
いなかったのだとしたらそれはそれで天下の
トゥールダルジャンなのに！と思ったり（笑）
夏限定のこのプラン、毎年気になっていたので
行ってみることができてよかったです。次回
また同じ価格でランチがいただける優待券を
いただいたのでまた行っちゃうかも。
2020/10/03 更新
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9月に引き続き、10月もトゥールダルジャンへ
ランチに伺いました。
先月の夏らしかったお花は秋色に変わり、
ハロウィンに合わせかぼちゃも。つい何枚も
撮影したくなってしまう美しさ。
今回はトゥールダルジャン東京エグゼクティブ
シェフ ルノー・オージエのM.O.F.（フランス
国家最優秀職人章）受賞1周年を記念した
特別ランチANNIVERSARY M.O.F. TRADITION。
お料理10000円＋3杯のワイン5000円の
お値打ちプランです。
10月のシャンパーニュはシャルルエドシック。
前回美味しくて感激したパンは今回はしっかり
おかわりしました。ビール酵母を使用し、
ホテル内ベーカリーではなく、トゥール
ダルジャンで焼いているパンなのでホテル内
ショップでは販売していません。売って
ほしいくらい好き。
・マツブ貝のヴィネグレットマリネ 林檎のジュレとグリビッシュソース
コリコリのマツブ貝にモンサンミシェルのムール貝、
林檎、ジャガイモ、青リンゴのジュレなどが
添えられ、マヨネーズ、ケッパー、ピクルス、
玉子のソースでいただきます。ソースの
ピクルスの食感がいい感じ。１つ１つ丁寧に
料理されていることがわかります。
・イトヨリのショワジー風 カリフラワーのムースと甘美なビーツ
目の前でソースをかけて仕上げます。
蒸し焼きにしたイトヨリをレタス、
ジャガイモを使ったクリームソースで
いただきます。レタスを使ったソースは初めて。
飾り切りで作ったマッシュルームやもみじ
（ビーツ）がかわいい。こういう付け合わせが
本当に細かくてお皿のプレゼンテーションが芸術的。
・Chateau la Fleur Lescours
お魚に合わせたのはソーヴィニヨンブランで、
ニューオータニ特別仕様のエチケット。前回も
こちらでした。
・バターナッツのヴル―テ モンサンミシェル産ムール貝のカネロニ
こちらも目の前でスープを注いでくれます。
ムール貝、ほうれん草やマッシュルームで
作ったカネロニも繊細。
・Chateau la Fleur Lescours
お肉に合わせて出てきたのは先ほどの白と同じ
作り手でメルローベース。こちらもニュー
オータニ仕様のエチケット。
お料理は全て目の前でクロッシュを開けるプレゼンテーション。
・幼鴨のロースト 芽キャベツと彩り豊かなキャロット
備長炭で焼いた茄子、マスタード、チョリソーの
ソースなんて初めて食べます！鴨は胸肉。今回は
ちょっと鴨の香りが強くて、ソースも前回の
マルコポーロの方が好みかな。でも鴨の
柔らかさ、旨味は他のお店で食べるものとは
格段に違います。
前回267901だった鴨の通し番号は268775。
約7週間でこんなに食べられているんですね。
今回も１テーブルが空いているだけで満席でした。
・フランス産マロン トンカ豆のアイスクリームと爽やかなマルムラード
中にグレープフルーツ、オレンジ、周りにも
フルーツとそのゼリー、ミントが。マロンは
ペースト、クリーム、アイスクリームの3部作。
エピス風味。下のサブレがサクサクで美味しかった。
・コーヒーと小菓子
バニラとオレンジ風味のサブレとショコラマドレーヌ
マドレーヌは周りがカリカリ、中がふわふわで
大きいけど軽いのでぺろっと食べられます。
美しいお料理はソースや小さな付け合わせに
至るまで非常に丁寧で細やかな仕事が
なされていて素晴らしかったです。
グランメゾンならでは一流のサービスは心地よく、
素敵な雰囲気の中、美味しいお料理を堪能しました。