Redfoxさんのマイ★ベストレストラン 2017

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Redfox (女性・東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

大好きな「竹清庵」は個人的には殿堂入りしていて除外。他にも「L'ASSE」などBEST10に入れたいお店はありますが、2017年に初めて行ったお店を中心にリピートしたい(またはすでにしている)お店を選んでみました(「ラール・エ・ラ・マニエール」(夜は初訪問)と「三藤」は除く。)

マイ★ベストレストラン

1位

ますぶち (奥沢、緑が丘、自由が丘 / 日本料理、海鮮、居酒屋)

4回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/09訪問 2017/10/16

9月のますぶち

毎月恒例になったますぶち訪問。

今回はカウンターで。いつものジェイコブスクリークの
「わ」をボトルで。

・つきだし
もろへいやのお浸し、山栗の白和え
クリーミーな白和えはまるでデザートのよう。つきだしから
いつも裏切らない美味しさです。

今回はアラカルトで注文。

・お造り
イシガキ貝、真鯛昆布〆、〆鯖、タコ、平貝、ハチビキ、
ノドグロ炙り 
薬味も含め、美味しいとしか言いようがありません。

・自家製するめいかの塩辛
柑橘系の風味が効いていて最高に美味しかった!
これだけで永遠に飲める!ご飯の友にもよさそう。

お造りと塩辛にはぬる燗 辻善兵衛プレミアムエス(栃木)を
合わせて。1合では足りず、2本いただきました。

・鱧と松茸の小鍋仕立て
松茸の芳醇な香りに悩殺。お出汁も美味しすぎる!!

そして絶対に毎回食べたいはまぐりの吟醸蒸し。
何度食べても本当に幸せな味。

・箸休めにこじゃが唐揚げ アンチョビソース
割烹でアンチョビソースが出てくるとは!

本当はこの後も追加注文するはずでしたが、諸事情により、
この日はここで切り上げることに。そんなわけで
月1のお楽しみは若干消化不良だったけど、相変わらず
CP最高の美味しいお料理をいただきました。
今月も楽しみにしています♪
3度目のますぶち。今回は両親も一緒に。

私たちはいつものジェイコブスクリークのわでスタート。
父は冷酒、母はジンジャーエール。

・つきだし
ズッキーニのお浸し、ながらみ貝、生しらす
ながらみ貝は初めて食べたけど、クセがなくてつぶ貝
みたいな食感。肝も美味しかった。

・熊本産馬刺し 
久しぶりに美味しい馬刺し。

父は引き続き、そして私も冷酒、夫はぬる燗に。それぞれ
違う銘柄を選び、私は新政No.6R-Type Essence。酸味が
しっかりしていてフルーティー、乳酸飲料のような風味も。

母がすっぽんが苦手と伝えたからか、それとも2週間前に
いただいたお料理とかぶらないようにという配慮からか、
お椀は松茸と平目。

今年初の松茸はーとっお出汁がとても美味しい!平目も
身が厚くてふっくら。途中からすだちをしっかり絞って
爽やかな味わいに。

・お造り 
石鰈、シマアジ、平貝、本鮪大トロ、〆鯖、赤貝、
アオリイカ 
軽く炙った〆鯖が一番好みでした。

・愛知産うなぎ白焼き 
アラカルトメニューには天然と養殖があり、コースに
組み込まれていたのは養殖。外側はパリパリ、中はふかふか。
これはやっぱり日本酒よねー。

・牛タン 
今回は馬刺しや牛タンとお肉が2種類も。もしかしたら
魚の入荷が少なかったのかな。

・いちじく白和え 
安定の美味しさ!

私も食べたかったし、両親にも食べてもらいたくて追加で
地はまぐりの吟醸蒸しを注文。はまぐりの大きさ、
お出汁の美味しさに感動していて、追加してよかった。
この日はしっかりかつお出汁を感じました。これは毎回
必ずいただきたい1品。

・子柱とアスパラのかき揚げ 
サクサク!

・魚介出汁の中華蕎麦 
私たちは「今回はぶっかけすだちうどんじゃないんだー」と
がっかりし、両親は「最後に中華蕎麦?もう食べられない」
と反応。でもあっさりした魚介出汁が美味しくて、するする
お腹に入り、全員完食。ぶっかけに劣らず美味!

訪問が続いちゃうからどうかな?と思ったけど全く違う
内容で、今回も本当に大満足。(夫がこの後1週間あけずに
天然鰻目的で再訪した際はさらに違う内容だったそう。)

何度も言うけど、1万円以上出せば高級食材を使っていたり、
それなりに美味しいお店はあるけれど、4000円でこの
クオリティーは素晴らしいと思います(お酒入れて大体
一人6~7000円くらい。)

お店の人も、そしてお客さんもみなさん感じがいいのも
リピする理由の1つ。毎月の訪問が楽しみです。
美味しさと居心地のよさ、そして抜群のCPのよさに感動し、
その場で次2回分の予約を入れてしまったますぶち。

今回はカウンターで。蒸し暑かったのでまずは生ビール(小)。

今回も最後にお食事がついた4000円のコース。

・つきだし
生湯葉雲丹乗せ ゴーヤおろしポン酢
ゴーヤもこうして食べると爽やかで美味しいのね。

ビールはお腹がいっぱいになってしまうのでジェイコブス
クリークのわをボトルで。和食に合うワインで、温度が
上がってくるとピノグリの風味が強くなる気がします。

・京都産岩ガキ 
超クリーミー!

・北海道毛ガニ 
食べやすいようにほぐしてあるカニの身が甘い。
カニ酢は生姜ベースでしたが、私はこのままでいただく方が
好き。

ここでお勧めのぬる燗をいただきました。
青森の亀吉。

・すっぽん
お出汁が美味。肉は身がしまった地鶏のような味わい。
すっぽんに限らずとろとろのゼラチン質状のものは苦手なので、
一口だけ味わって残りの身は夫へ。

・お造り盛り合わせ
真鯛昆布〆、トキシラズ、ホタテ、赤貝、〆鯖炙り、
平貝、金目炙り

・稚鮎の春巻き 
前回もいただきましたがからりと揚がった春巻きにかぶり
つくと鮎のいい香りが鼻を抜けていきます。

・まこがれい塩焼き 
身が厚くふんわりやわらかい。夫はこれが今日イチと感動。

・いちじく白和え 
白和えがクリーミーでデザート感覚。

・煮はまぐりとレタスの吟醸蒸し
前回もはまぐりの吟醸蒸しが美味しくて感動したけど、
これも出汁が最高!!しゃきしゃきレタスは食感の
いいアクセントに。

前回は〆は選ぶことができたけど、今回は決められたものが
出てきました。が!前回食べて今回も食べたい!と思って
いたぶっかけすだちうどんだったのでよかった~。
これ、本当に好きです。

今回も大満足。今回私は吟醸蒸しとすっぽん、夫は
まこがれいとすっぽんが特に印象に残ったお料理。
これで4000円で本当にいいんでしょうか?

今回はカウンターだったので少しお手隙の時に
ご主人とお話させていただきましたが、控えめながら
とても感じがよく、ご主人と女将のお人柄が出ている
いいお店だなと改めて実感。

皆さんのおっしゃる通り、秘密にしておきたいいいお店です。



人気がありすぎて全然予約の取れないますぶち。
夫は行ったことがあるけど、私は今回やっと予約を
入れることができました。

この日も店頭には「満席」の文字。

カウンター8席、テーブル2つとこじんまりした店内。

お酒は日本酒が充実。ワインはボトルは泡、白2種類、
赤の4種類のみだけど、和食にあう白ワインジェイコブス
クリークの「わ」があるのが嬉しい。

アラカルトメニューを見ると美味しそうなお料理が沢山!

今回は8時からの予約の方がいらっしゃる前に食事を
終えるという約束で予約を入れてもらったので、
アラカルトよりもコースでお願いした方が時間配分を
お任せできていいかなと思い、4000円のコースを注文。
(他に3500円、5000円)

・つきだし 
わらび おろしポン酢、子持ち昆布、ごま豆腐雲丹乗せ
もう最初から「むむむ!」とうなるほどの美味しさ。

・地ハマグリ吟醸蒸し 
とても立派なハマグリに、滋味深い汁。これは永遠に
飲んでいたいくらい美味でした。

・お造り 
タコ、ぐじ、シマアジ、真鯛、赤貝、平貝、シャコ
大好きなぐじ(甘鯛)は昆布〆、シャコは子持ち、
びっくりするくらい大きな平貝、どれも本当に
クオリティーが高い!

お刺身に合わせてお勧めの青森の「ん」をぬる燗で。
私にはちょっと甘く、この後宮城の日高見をいただきました。

・ごまふぐ焼き白子 
巨大なのが3つも!塩が振ってあるけどお好みでポン酢も。
クリーミーな白子は皮の部分が香ばしい。これも日本酒ですねー。

・京都の岩ガキ 
ぷりっぷりでこちらもクリーミー。

・雅鮎の春巻き
まるごと雅鮎が入っている春巻きは一口食べると鮎の香りが
ふわ~。春巻きはサクサク。これも印象に残る1品でした。

・いちじく白和え 
ふわっふわな白和えといちじく、最高です。
これは甘いワインとも合いそう。

・天ぷら盛り合わせ 
海老真丈万願寺包み揚げ、もろこし、紫アスパラガス
薄い衣はさっくり。

本当はこの後はお食事でしたが、時間もあるし、
もう少しだけつまみたいね、とアラカルトメニューから
A5ランク前沢牛ザブトン塩焼きとグラスで赤ワインを注文。
お肉の焼き加減も絶妙で美味しかった。

〆の食事は選ぶことができ、ぶっかけすだちうどんに。
このぶっかけすだちうどんがまたとても美味しくて、
おうどんはつるつるもちもちだし、すだちの香り、
軽い天かすとのバランスが完璧で、毎日食べたい!
というくらい好み。

最後に出されたお茶の温度も完璧でした。

おまかせはアラカルトメニューのいいとこどりなので、
今回のようにおまかせ+アラカルトで組み合わせて
いただくのがいいかも。

女将は控えめながら丁寧で気持ちの良いサービスで
落ち着いた雰囲気は居心地もよく、このお値段で
このクオリティーなので予約が取れないのも至極当然。
一度訪れれば必ずリピしたくなりますから。

豪華絢爛な懐石もたまにはいいけど、ますぶちの
ほっとするような優しい和食は決して食べ飽きることなく、
通い続けたくなる素晴らしい割烹だと思います。

お客さんは年齢層が高めで、地元の舌の肥えた方々
という印象でした。気に入ったので向こう2ヶ月分の
予約を入れて帰りました。遅い時間帯なら比較的
予約が取りやすそうです。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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2位

ラール・エ・ラ・マニエール (銀座、銀座一丁目、有楽町 / フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥8,000~¥9,999

2017/09訪問 2018/01/12

素直で優しいフレンチ♪

銀座のラール・エ・ラ・マニエールが8周年を迎え、9月は
ワインが全て半額と魅力的なオファーが出ているのを知り、
結婚記念日に伺いました。数年前に友人とランチに訪れて
以来の訪問です。

相変わらずロマンティックなあしらい。この日の目の前の
バラはとても香りがよくうっとり。

夫は事前にお店のワインリストを熟読(笑)夫が飲みたいと
思った数本の中から、その日のメニューとの相性などから
最終的に決めたのがシャンパンの王様クリュッグ。
久しぶりにいただきます♪

クリュッグ・グランド・キュヴェは10以上のヴィンテージにわたる
約120種類のワインをブレンドし、セラーの中で少なくとも6年
熟成させるため、1本のクリュッグを造るまでに、20年以上(!)
要すると言われています。

他のシャンパンのヴィンテージものを上回るほどの熟成感、
複雑な香りと奥深い味わい。長期熟成のため泡立ちは
最初に注いだときのみしっかりしているけど、すぐに弱く...
でもそこからが本領発揮。強い酸と熟成度の強いリザーブ
ワイン、絶妙なリキュールのバランスによってフラットに
なっても十分に美味しい。後で2本目のVougeotと比べた
けど、全然負けてなかった!

あまりにも美味しくてお料理が来る前からぐいぐいといって
しまい、さらにどのお料理との相性もよく、あっという間に
1本空けてしまいました(苦笑)

半額キャンペーンの料金は一般小売価格よりもかなり
安かったので本当にお得に飲むことができました。

さて、お食事は旬の食材を使った「旬」コース10,000円に
心惹かれつつ、8周年記念コースの田村牛にも惹かれ
(旬コースのメインは鴨)、わがままを言って、旬コースに
追加料金で(一人3000円でした)メインを田村牛に変えて
いただくよう事前にお願いしました。

・Amuse Bouche ご挨拶 お楽しみの小さな一皿
柑橘系のサクサクのサブレの上に南瓜と食用花が乗った
アミューズは見た目もかわいらしく、南瓜の甘みと柑橘の
爽やかさが印象的。

・はじまりの1皿 トトリコ黒豚 ナス 茗荷
どんぐりを飼料にしたトトリコ黒豚の自家製生ハムにナスの
ペースト、茗荷、蓮根。生っぽいもっちりした食感で、
イベリコ豚に通じるどんぐりを食べた豚の風味とナスの
ペーストを茗荷の爽やかさが繋いでくれます。この茗荷の
使い方が絶妙。

・前菜1 仄香 北海道 鮭・いくら フヌイユ 菊 ハーブ
北海道の鮭、パスティスに漬けたいくら(!)、薄くスライスした
ウイキョウ(フヌイユ)、黄色いソースは菊とマスタード、紫の
ソースはオゼイユと菊。

サーモンは大好きなタスマニアサーモンのようなあっさり系。
(脂の乗りすぎたサーモンは匂いが苦手で...)

パンは以前は丸ビルのPOINT ET LIGNEのパンでしたが、今も
そうなのかしら?確認するのを忘れてしまいました。最初に出て
きたのはバゲットとチーズのパン。どちらも美味しくて、パンは
好きだけどフレンチではお腹がいっぱいになってしまうので、
いつも食べないようにしているのだけど、我慢するのが大変でした。

バター2種類。茶色いのはセップのバター。そう言えば以前訪れた
時は紙に包んだバターが出てきた記憶が。

・前菜2 モン-ブラン 毬栗 フォアグラ オレンジ
オレンジの風味をつけた横浜の栗。秋らしいお皿。ソースは
ホワイトバルサミコとホワイトポート。お菓子のように
見えるけどモンブランの中はフォアグラ。ふんわりした食感で、
フォアグラと栗の甘みとクリュッグの相性もGOOD。

次のお料理にひとくちクリュッグを残し、2本目に。いつもは
白と赤を1本づつ開けるけど、この日のメニュー構成と飲みたい
ワインを優先し、2本目は白に。

夫が飲みたかった白3本は1本目のクリュッグに負けちゃうかも
と考えた末に飲んだことがなかったDomaine de la Vougeraieの
Vougeot Clos du Prieure Monopole 2010に。最初にバニラが
香り、酸もしっかり。といっても強すぎることもなく、エレガントな
タイプ。キリっとした感じはニュイぽいかな。まだまだ若く、
7年物とは思えず。半額〈19000円⇒9500円)なら満足です。

・前菜3 芳香 松茸 コンソメ ジャガイモ   
コンソメに岩手の松茸の生のスライス。お皿がテーブルに
運ばれてきた途端に辺りに漂う官能的な香りにうっとり。
どうしてもこれにクリュッグを合わせたくて我慢して残した
甲斐がありました。コンソメだけなのに鰹出汁のような
魚介系の旨味も感じました。

焼きリゾットの上に秋刀魚、パルミジャーノレッジャーノ。

松茸、芳ばしくサクサクのリゾット、秋刀魚の苦み、秋刀魚と
シェリーのソースのバランスが素晴らしく、和を感じる1品

・魚料理 待ち焦がれ
まながつおのロースト ムールやアサリなどの貝汁の泡、
パプリカのソース、エディブルフラワー

まるで一夜干しのような水分が程よく抜け、ぷりぷり食感の
まながつおの美味しいこと!これもかなり和ぽい印象。

白を飲みつつ、この後のメインの田村牛に合わせグラスで赤も
いただくことに。3種類提案してくださいました。

ボルドーはほとんど飲まないので、たまには飲んでみようと
シャトーマルゴーのサードワインMargaux du Chateau
Margaux 2012。紫がかったガーネット色で、果実味があり、
まろやかでエレガント。

・肉料理 田村牛のロティ
カブリ、リブロース、ロースの3種類♪付け合わせは
ジロール茸とトランペット茸、だだちゃ豆、台湾生胡椒。

脂が乗ったカブリ、芳ばしいリブロース、しゃきっととした
食感のロースとそれぞれ味わいが全く異なり、食べ比べるのが
楽しい。いずれも旨味が濃く、美味しいのなんのって!!
ライムのような香りの台湾生胡椒がいいアクセントになり、
つけあわせもとても美味しかった。

ここで夫がパンのおかわり。くるみとさつまいもをもらったので
私も味見♪

普段ならこの辺りでお腹がいっぱいになり食べきれない分は
夫のお皿へ...ということが多いのだけど、今回は美味しすぎて
ぺろりと完食。

・シェフからのサービス 牛タンシチュー
クラッシックなデミグラスソースの牛タンシチューがミニサイズで。

・晩夏 桃 フロムダンベールチーズ ベルベーヌ
桃、ライチのソルベ、そしてブルーチーズ!

デザートに合わせてサービスでTerres Quartz、Loire Meridionale
Chenin 2015 Jeremie Mourat Vigneronをいただきました。
カリンのような風味で、時々家で飲むロバートモンダヴィの
甘口ワインにも似たような印象も。

・陽向秋 無花果 ショコラ キャラメルサレ ほうじ茶
2つめのデザートは結婚記念日仕様。文字が美しい!

・小菓子
ライムベルべーヌとホワイトチョコのマカロン、アプリコットと
シェリーのゼリー、フィナンシェ

・カプチーノ

お食事はモダンで軽やか、どのお料理からも和を感じ、一言で
言えば「素直で優しいお料理」でした。シェフともお話させて
いただきましたがまだ若く、これからがさらに楽しみなお方です。
サービスの方とのお話も楽しく、気づけは4時間半が過ぎて
いました。それだけ居心地もよかったということですね。

ちなみに他のテーブルはバイザグラスやマリアージュでの注文で、
ボトルでワインを頼んでいるお客さんはいませんでした。
もったいない!今はボトルで注文する人が減っているとか。

帰りに手作りのいちじくのジャムをいただきました。
また季節を変えて伺いたいと思います。
友人とランチ。人気で予約が取れず、落ち着いたら行ってみようと思っていたら、
お店で4周年と伺い驚きました。そんなに経っていたのね。

プレゼンテーションが素敵。このお花はこのあと真ん中の花器へ。

まずはシャンパンをいただきましょうHenriot(1,800円)でした。

こちらの3,500円のコースにワインペアリング2,400円をオーダー。

アミューズは4種のピンチョス。

サーモン?マス?忘れちゃいました^^

生ハムのムース

ケークサレ

リンゴ飴風なプチトマトがとてもかわいい

キャンディーみたいなかわいい包みはバター。無塩、レモン風味、
クリームチーズ入り、海藻入りの4種類。パンはバターとミルクたっぷりの
ミニミニ角食、コーン入り、オリーブ入り。同資本のpointetligneの
パンだそう。

白はこちらのルーサンヌ主体のCISTUS。

時間がたって温度が上がってきたら芳醇な感じもしてよかったです。

すだちでマリネしたミ・キュイのカツオ 大葉のソースと穂紫蘇
エシャロットのフリット ジンジャー風味の梨

とてもさわやかな一品。

これ、お皿の端に置いてあり(2枚前の画像を見て!)ガーキンのように
見えたのだけど、切り口を見るとこんな風になっており...

絞ると中から粒粒が出てくるんです!キャビアライムというそうです。

メインに合わせて赤ワインが登場。確かワインは白と赤1種類づつのはず、と思ったら...

なんと’87のエシェゾーはonthehouse二人ともワインが好きなので大喜び。嬉しすぎます

メインは岩中豚ロースのグリエ 金糸瓜のシュークルート 紫マスタードの
ソース

デザートはメニューとは異なり、瀬戸ジャイアンツとブラマンジェと
かき氷とぱちぱちキャンディー!

ハーブティーをいただいていたらさらにクリームブリュレとガトー
ショコラが登場。ボリュームがすごい。個人的にはデザートは
ボリュームよりも繊細さが欲しいところ。

地下のこじんまりした空間は心地よく、サービスもしっかりしていて
このお値段でこの内容なら人気なのも納得。また季節を変えて
伺いたいです

  • (説明なし)
  • (説明なし)
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3位

AZUR et MASA UEKI (乃木坂、六本木、表参道 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2017/08訪問 2017/08/27

記憶に残る組合せの妙♪鬼才が創り上げる繊細フレンチ

フランスやイギリスの3星フレンチをはじめ、国内外の
レストランで食事をしてきましたが、記憶に残るお店の
1つになりました。

夫が時々ランチに行くお店やかかりつけ医の近くに素敵な
レストランができ、気になっているというので、
8月の週末に伺ってみたのがAZUR ET MASA UEKI。
広尾、六本木、乃木坂いずれからも若干距離があるので
タクシーで訪問。

2016年ベストワインメーカーに選ばれたジュリアン・
フェイヤード氏が手掛けるカリフォルニア・ナパバレーの
AZUR WINES(アズールワインズ)と、ご出身の金沢を
中心に日本の食材をフレンチのテクニックで仕上げる
「和魂洋才」がテーマのフレンチの鬼才植木将仁シェフが
コラボした西麻布にあるワイナリーフレンチレストラン。

AZUR WINESのセラーを模したウエイティングスペースや
暖炉のある洗練されたシンプルモダンな店内は温かみの
ある雰囲気。

テーブルの間隔も離れているので他のお客様がいらしていても
気にならず、くつろいで食事をすることができます。

夫は仕事上会食の機会も多いので、参考のために個室も見せて
いただきました。お忍びで来れるように裏口のある個室も♪
また個室は子供連れもOKとのこと。

オープンキッチンなのでてきぱきとお料理を創り出すシェフ
たちのお姿も拝見できます。

サービスプレートは有田焼のオリジナル。器にもこだわっていて、
有田焼をはじめ、「和」を感じる器などオリジナルでオーダーして
いるそう。ロゴを刺繍したナプキンもかわいい。

ミントを添えたおしぼりは蒸し暑い夜を爽やかにする嬉しい心遣い。

さてお料理はおまかせのコース(15,000円)1種類のみ。
予約の際にも聞かれましたが、当日もアレルギーのある
食材や苦手な食材を確認されます。

コースにはタイトルがつけられており、今回いただいたものは
【太陽に抱かれて Plein Soleil】。詩的な響きのお料理名と
ともにシェフのセンスが伺えます。

夫とフレンチレストランに伺う時は大体白、赤1本ずつ注文する
ことが多いけど、こちらはAZUR WINESをはじめとした
ペアリングがお勧めと伺い、今回はアルコールペアリング
(6900円)をお願いすることに。

まずはシャンパンからスタート。

Champagne Janisson&Fils Brut Tradition
ピノノワール70%、シャルドネ30%で、リザーブワインの
熟成感が特徴のシャンパンで、コクがあるので食前酒
だけでなく、料理も合わせやすい味わい。

盆栽が出てきた?と思ったら、木にはオリーブが!接待などの
会食や初めてのデートなら、必ずやこのアミューズで一気に
場がなごむことでしょう。

しかも単なるオリーブではなく、オリーブの中にニース風
サラダを再現したものが入っているという凝り様。
オリーブそのものもジューシーでとても美味しく、さらに
この小さなオリーブの中にじゃがいも、ツナ、卵などのニース風
サラダの世界観を詰め込むとは!のっけからプレゼンテーション
とともにその独創性に驚かされます。

【華やいだ微笑み】 
夏野菜とアワビのクリスタルジュレ

器と言い、盛り付けと言い、涼やかで彩り美しい1皿目は、
固めの透明のトマトのゼリーの上にオクラや枝豆、
ズッキーニなどのシェフのご出身の能登の夏野菜と小さく
カットされた黒アワビ。

黒アワビは小さくカットされていてもコリコリとしっかりと
食感を感じられます。ソースはアメリケーヌソース。
コクはあるけど、濃すぎず、野菜とアワビの風味を消すことなく、
むしろうまく素材をひきたてていて、この最初の2品で好みの
お料理と確信。

【甘美なる憂愁】
フォアグラのコンフィ 毛ガニ マンゴーショコラシャンティ

五味を再現したという美しいお皿は下からマンゴー、
キャラメリゼしたフォアグラ、毛ガニ、そば粉のガレット、
チョコレートムース。

全てを一緒に口に入れると素晴らしいハーモニー。どれか1つが
主張するのではなく、全ての調和が取れ、それぞれの味、
美味しさ、五味を感じることができる優れたお料理。金箔を
イメージしたゴールドのお皿は有田焼。

AZUR ROSE 2013
シラーで作ったAZURのシグネチャーワイン。フォアグラには
ソーテルヌなどの甘いワインを合わせるのが一般的ながら、
このロゼを飲むと口の中でフォアグラがより香り、
フォアグラの余韻も長く感じました。

【枯山水】
天竜川放流 鮎のコンフィ シャンパンブルーベリーソース

4時間かけてコンフィにした鮎は頭からしっぽまで食べられる
柔らかさ。鮎との香りつながりでスイカのチップ、マイクロ
きゅうりを添え、緑色のソースは鮎と言えばの蓼のピューレ。
そこまではわかるけど、そこにシャンパンブルーベリーソースを
合わせるところにシェフの感性が光ります。このソースが
美味しいこと!

川を泳いでいるかのような鮎。まるで絵画のような
清涼感ある美しい盛り付けです。

NIWARINGO
ここで合わせたのはワインではなく、信州中野産の「美山錦」を
使用し、北信州の超軟水の湧き水で仕込んだ日本酒。リンゴ酸を
多く産み出す酵母を使用したことから「ニワリンゴ」と命名。
夫曰く「上質などぶろくの上澄みを飲んでいるかのよう」

【はんなり】
淡路産鱧ととうもろこしのムース 鱧と金時草のコンソメスープ

まずは素敵な南部鉄器がテーブルに登場し、目の前で
鱧と金時草のコンソメスープをお料理に注ぎます。
器は瓦を使った素材。鱧とコーンのすり身に備長炭でじんわり
温めたスープは奥深い味わい。

【奥八女茶】
このお料理には3日間(!)かけて水出しした奥八女茶を
合わせます。水出しのお茶は味がまろやかで、玄米の香りが
心地よい。冷蔵庫に常備しておきたい~!と思う美味しさ。

【海への悲歌】
日本海直送マゴチのガストロバック 蛤ペルノソース

マゴチは皮がパリッとしていて身が締まっていて、マゴチの
下にあるとても大きな蛤は火の通りが絶妙。魚好きの夫は
「マゴチを皮つきで食べさせるのは珍しく、初めての経験」と
興奮。ソースは蛤の旨味が凝縮していて非常に美味。
無農薬、オーガニックのあんがとう農園のマイクロトマトと
マイクロペコロスの酸味が全体をひきしめ、磯海苔のパウダーが
風味に広がりを持たせ、満足度の高い魚料理。

Odette Adaptation Chardonnay
典型的なクリーミーなタイプのアメリカのシャルドネながら
樽香をほどよく押さえたワインは蛤のソースにぴったり。

【ゆらめく微光】
能登湧水のジュレ アズールのレディクション

ここでまた楽しいプレゼンテーションが♪
口直しに、能登の湧水で作ったジュレをところてんの
ように自分でグラスに出すという楽しさ満載の1皿。
能登の和三盆とカルベネソーヴィニヨンの蜜が口の中を
リフレッシュ。

【饗宴の花】
京都由良川天然うなぎと短角牛テールの赤ワイン煮

「お香のような香りがしない?」と夫が話しているとやってきたのが
こちら。目の前で蓋を開けるとヒッコリーで燻されたお料理が登場。

網脂で牛テールと鰻を包み、下にはバナナとひしお、上には
短角のラム芯。

赤ワインのソースとひしおがうなぎのかば焼きに通じる風味。
ヒッコリーの香りは蓋をして運んできた時が一番強く感じ、
食べるとそれほど強くは感じません。

鰻とテール肉の赤ワイン煮にバナナ、ひしお...非常に斬新な
組み合わせのようでいて、熟す前の甘みのバナナを使用し、
甘いバナナだったら成立しない、そんな計算しつくされた素材
選びで、幾重にも重なる複雑な美味しさ、想像を遥かに上回る
組合せの妙にただただうなるばかり。

AZUR Cabernet Sauvignon 2013
パワフルなカベルネソーヴィニヨンではなく、メルローのように
なめらかなタイプでお料理に寄り添います。

【幸いなる出会い】
天橋立天然すっぽんとサマートリュフのリゾット。

ゆでたまごの下にはサマートリュフがたっぷり。すっぽん
スープを目の前で注いでくれます。

白身を開けると中にはリゾットが入っている楽しい仕掛け。
柔らかく優しいサマートリュフの香りにすっぽんの出汁が
調和し、繊細な味のハーモニーを奏でます。まるで和の
出汁のような旨味で、お椀に通じる滋味深さ。夫は「サマー
トリュフがお椀にかけた削り節のような仕事をしている」
と感じたとのこと。これも計算しつくされ完成度の高い1品。

A Cote Pinot Noir 2013
繊細な風味のリゾットには穏やかなタンニンで清楚なアロマの
ピノノワールをあわせて。

【爽涼】
白桃のコンポート レモングラスのヨーグルト 赤パプリカと
プラムのソルベ

香り高い白桃のコンポートにレオングラスの香りが清涼感を
与えます。タピオカの食感がアクセントに。

アルカブランカドース
日本固有の葡萄「甲州種」を使用した勝沼醸造の甘口アイス
ワインとともに。

【南島に粉雪を】
シークヮーサーと和梨のソルベ 泡盛のサヴァイヨン 
黒糖のクランブル

夏の沖縄に降る雪をイメージしたデセール。泡盛や黒糖の中に
シークヮーサーがふわっと香り、口の中で南国に降る雪を感じます。

KISHU 紀の司 紀州産南高梅 梅ワイン
最後は爽やかな梅で作ったワインを合わせて。

田無 新倉農園のハーブティー
ポットでサーブされるハーブティーですっきり。

小さな宝石たち プティフール
かわいらしい木製のお裁縫箱を開けると中にはプティフールが!
最後までいろいろな形で楽しませてくれます。

チョコクッキー、レモンケーキ、ラベンダーマカロン、食用花、
紫芋ケーキ。袋入りのワインゼリーはお持ち帰りできるように
なっています。

マカロンもこうして棒がついていると表情がかわりますね。
童心に戻った気分でぱくり。

「いかがでしたか?あたりが出ましたか?」と聞かれ、よく見ると
私の棒に「アタリ」の文字が!アタリが出た人にはクランベリーと
ジン、ジンジャービアのジュレカクテルをいただけるサプライズ。
最後の最後まで楽しませてもらいました。

植木シェフのお料理は、メニューと素材からの想像を遥かに
超えた美味しさ、完成度で、冒頭にも書きましたが、非常に
記憶に残る素晴らしいお料理でした。

最後にシェフがテーブルまでご挨拶にきてくださり、夫が
「足し算ではないアッサンブラージュの料理に感動した」と
申したところ、「素材の足し算ではなく、料理の完成形の
イメージが先にあり、素材をどう組み合わせて完成形に
持って行くかを試行錯誤しながら作り上げていきます」
とのこと。一般的にフランス料理は足し算の料理と言われますが、
シェフのお料理は引き算の和食に通じるものを感じました。

全体的に軽やかなお料理なので、フレンチなのに、そして
これだけの品数を食べているのにも関わらず、身体に負担が
かからない点も魅力的です。

季節を感じる和の素材、情緒ある盛り付け、器、おもてなしの
心を感じるサービス、ワインのみならず日本酒や日本茶との
マリアージュなど全てに「和」を感じることができ、海外からの
お客様にも喜んでもらえるフレンチレストランだと思いました。

記念日や大切な方との会食にも最適で、季節ごとに伺いたい
レストランです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

MushaMusha (下北沢、東北沢、池ノ上 / 日本料理、フレンチ、ワインバー)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.9
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/11訪問 2017/11/30

美味しいものとワイン好きならきっと気に入る!今年お気に入りTOP5の1つ♪

今年初めて行ったお店の中でお気に入りTOP5に間違いなく
入るお店に出会いました♪

友人行きつけの下北沢のMusha Mushaは北口から数分。
ビルの2階にあります。

キッチュなロゴが印象的。

カウンターとテーブル席のこじんまりしたお店で、いたるところに
描かれたイラストが独特の雰囲気を出しています。

壁にはワインがずらり。野菜とワインが美味しいフレンチ
和創作料理のお店とのこと。

メニューはアラカルトとコースがあり、アラカルトメニューは
種類が驚くほどに豊富で、おばんざいをはじめ、魅力的な
お料理がいろいろ。シェフおひとりでこれだけの種類を仕込んで
いらっしゃるのだとしたら本当にすごいと思います。

ふたりだとアラカルトにするとあまり品数が注文できないので、
少しずつ色々なお料理が楽しめる4,500円のコースと3,240円の
ペアリングドリンクを一緒にお願いしました。

まずはクレマンドダルザスでスタート。
・Cremant D'Alsace Brut Nature Selectionne Par Marc Tempe
ビオディナミのクレマンで、爽やかさとミネラル感、細やかな泡で
最初の1杯にぴったり。

・旬の野菜のポタージュ
イタリアのグリーンピースと生姜のポタージュは後から生姜の
香りがふわっと香る優しいお味。身体がぽかぽかしてくる冬に
嬉しいスターターです。

・冷たいぶり大根
ユニークなネーミングのお料理はぶり大根を冷やしたものでは
なく、ブリのお刺身と千切りの5種類の大根を使ったお刺身
サラダ的なお料理。一番上はツルムラサキのつぼみ。ブリは
新鮮で臭みもなく、大根はしゃきしゃき♪

冷たいブリ大根に合わせたのは日本のワイン2種類。
・ソレイユ甲州 
日本のワインを飲むといつも感じる日本酒のような香り。
(「吟醸香」というワードをソムリエさんに教えてもらいました♪)
日本酒ぽいから当然お刺身に合うわけです。

・K16 AK DD
こちらは皮も種も一緒に漬けこんでいるそうで、にごりのある
サーモンピンク。リンゴやすもものようなニュアンス。ワイン
ペアリングだと自分では頼まないようなワインとの出会いが
楽しい。

シェフ自らが目の前でぱかっと蓋を取ってくれたのは季節野菜の
玉手箱。大根5種類、カブ、人参をはじめ、見たこともないような
色とりどりの美しい野菜が詰まっていて、思わず歓声を上げて
しまいました。

どの野菜もみずみずしく、しゃきしゃきと歯ごたえがあり、
そして味が濃い!そのままでもとても美味しいのだけど、
アンチョビとにんにく、生クリームで作った優しいソースが
また美味しくて、どんどんお箸が進みます。

小さな小さなスイカのようなウリ系の野菜は皮がしゃきっ!
中は柔らかく、きゅうりのような味わいでした。シェフ
野菜にこだわっていて、季節に応じて様々な野菜を直接
生産者から仕入れているのだそう。スーパーで売っている
野菜とは味の濃さが違うのも納得です。

野菜に合わせたのは私の大好きなアルザスのピノグリ
Laurent Bannwarth & Fils こちらも自然派。柑橘系と
蜂蜜のような香り。

・フォアグラ、安納芋、半熟卵のオーブン焼き
もみじという古代品種の安納芋の上にフォアグラ、そして
半熟玉子、一番上はタスマニアマスタード。フォアグラと
安納芋の甘みがマッチし、卵黄の濃厚さがそこに加わり、
まるでスイートポテトのようでもあり、一方でタスマニア
マスタードが味をひきしめ、これは完成度が高く感心。

合わせたのはアルザスのゲヴュルツトラミネール。バラや
ライチのような華やかな香りと甘みがフォアグラにぴったり。

・ユリ根だけの贅沢茶碗蒸し
具は名前の通りユリ根だけ!茶碗蒸しと言っても普通の
茶碗蒸しとは異なり、和の香りがするスクランブルエッグ、
あるいは固めのフランとユリ根という感じ?!ユリ根が
ほくほく♪今まで食べたことのない個性的なお料理が続き、
テンションがあがります。

・長野小布施ワイナリーSogga Père et Fils Clos de Cacteau Syrah
「シラーというよりピノノワールみたいな印象です」と説明され
ましたが、確かに典型的なシラーとは違う感じ。

・沖縄産ロイヤルポークのフライパン焼き
肩ロースの豚肉はいい色に火が入り、ジューシーで甘みが
あります。たっぷり粒マスタードをつけて。つけあわせは
大好きなゆりのつぼみ。

・Cuvee Lulu Domaine La Boheme 
ガメイ・ド・オーヴェルニュを使った自然派ワイン。ガメイと
言ってもボージョレみたいな若々しい果実味ではなく、
もっと個性的。

・焼きウニぎり
ネーミングがかわいい焼きおにぎりはチーズ、ブラックペッパー、
生雲丹、春菊のペーストが乗っていて、日本酒に見えるけど
徳利には昆布茶が入っていて、ひつまぶしのように途中から
焼きウニギリゾットとして食べるという試み。

そのまま食べるとパリパリの焼きおにぎり。香ばしくて
美味しくて、全部食べそうになりました(笑)慌てて昆布茶で
焼きウニギリゾットに。

この昆布茶自体とても美味しくて、ワインの合間にちょうど
よくて、余った分もしっかり飲み干しました!

焼きウニぎりに合わせたのは石川の大吟醸 手取川。
辛口できりりとしていてエレガントな味わいで私好み
日本酒は飲まない友人の分も一人で飲んでしまいました

・ピスタチオプリンとコーヒー
ピスタチオと卵黄だけで作った濃厚なプリンに苦みのある
カラメルが最高!

物腰の柔らかいシェフとソムリエのおふたりのサービスが
とても心地よく、居心地がいいので、長居してしまいました。

フレンチでもあり和食のようでもあり、ジャンルを越えた
創造性の高い創作料理の数々はどれも非常にレベルが高く、
気の置けない仲間と月1くらいのペースで行きたいお店。

ワインペアリングもお料理に寄り添い、素晴らしいセレクション
でした。これだけ食べて飲んでも身体に負担がかからず、
翌日もすっきりだったのは、野菜中心のメニューと自然派
ワインが多かったからかな。あとBGMも好みでした♪

下北は井の頭線の乗り場までが遠くて行くのが億劫だけど、
この美味しさとCPのよさのためなら我慢できます!ぜひまた
伺いたいと思います。

  • (説明なし)
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5位

あつあつ リ・カーリカ (学芸大学、祐天寺 / イタリアン)

2回

  • 夜の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2018/01訪問 2018/01/18

再訪。やっぱり美味しい♪

前回の初訪問の際は2軒目で食事はちゃんとできなかったので
今回はお腹を空かして訪問。

ワインは自然派。白ワインをボトルで。

・レバーのコンフィ 
これがとても美味しかった。これだけで永遠に飲めます。

コンフィのオイルをつけたくて注文したパンは小麦の味が
しっかりしていて美味しいと思ったら、わざわざ福岡から
取り寄せているのだとか!

・牡蠣とカリフラワーのグラタン
大きな牡蠣はたっぷりのバターでソテーした後にオーブンで
焼いていました。カリフラワーはほぼソース状態でこれが
またワインが進む味。

・太刀魚の塩焼き
お寿司屋さん?!と思うような木箱から魚が登場。
太刀魚はメニューはフリットだったけど、塩焼きもできると
言うのでお願いすると和食の塩焼きとは全く異なり、
菜の花をくたくたにしたソース、オリーブオイルと
レモンでいただけば100%イタリアン♪

・アリスタ・ディ・マイアーレ
名物料理は大きな塊をオーブンで焼いたもの。しっとり
焼き上がった豚肉はボリューム満点!ハーブなどの
香りがいい♪ワインが進むお料理ばかりで2本目は
赤ワインに。上にかかったホースラディッシュや
青トウガラシと一緒に。お豆はほくほく。

・トマトのスパゲティ
太めのパスタを使用。シンプルだけどとても美味しかった。

味もサービスも雰囲気もよく、食べ終えてまたすぐに
行きたくなるお店です。


食事の後に、前から気になっていたので2軒目として利用。

学大のリカーリカと都立大のカーリカリに続く3号店は
オープンキッチンを囲むL字カウンターの椅子席と壁際の
立ち飲みスペースだけの小さなお店。外からガラス戸越しに
活気のあるいい感じが伝わってきます。

着席カウンターは満席だったので立ち飲みスペースで
白ワインをそれぞれグラスでいただきました。
ワインは自然派。

・冬野菜のくたくた
1杯だけのつもりだったけど、しばらくすると席が空いたので
着席。せっかくだからちょっと何かつまんでみようかと
注文したのが冬野菜のくたくた。滋味深くほっこりする味わい。

・アンチョビバターのブルスケッタ 
たっぷりのバターがアンチョビの塩気をほどよく和らげ、
ワインが進んでしまって仕方ない。ブルスケッタに使用した
パンも美味しかった~。

そんなわけで赤ワインを1杯ずつ追加し、最後にマルサラ酒を
一杯。

すでにワインを1本空けてきた後だったのに、シェフや
スタッフの方々も常連さんと思われるお客さんもみなさん
感じがよく、居心地がいいからお酒が進んでしまいました。

メニュー数は多くはないものの、美味しそうなお料理が
多く、がっつり食事にも、ちょっと1杯にも使える魅力的な
カジュアルなイタリアン。とても気に入りました。
定期的に通ってしまいそうです。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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6位

玉笑 (明治神宮前、表参道、渋谷 / そば)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.7
    • | 酒・ドリンク 3.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2017/05訪問 2017/06/14

お蕎麦も蕎麦前も絶品♪

今まで何度も予約しようとしたけどいつも満席、
または電話に出ない状態で、念願叶って初訪問。

こじんまりしたお店で、確かにこれではなかなか予約も
入らないはずです。落ち着いていて清々しい雰囲気。

美味しいシャンパンを飲んできた後だったので、ワインも
あったけど絶対に負けちゃうと思い、熱燗を注文。

焼き味噌600円と一緒に。

卵焼き(800円)は銘々のお皿に分けて持ってきてくれました。
これでハーフサイズ。ふわふわで出汁が効いていて美味。
今まで食べた卵焼きの中でもTOPクラスです。

6日間かけて炊きあげたつまみにしん1300円が絶品!
添えてある昆布も最高!これだけでいくらでも飲める酒呑みの
ための逸品。

えびの味噌漬け焼き(2本1,200円)は西京味噌に才巻きエビを
3日間つけて焼いたもの。おひとり様に限っては1本での注文可。
殻はカリカリ、身は甘く、これもお酒のアテにぴったり。

お蕎麦のメニューも魅力的で、せっかく念願かなって来ることが
できたので、ふたりで3つ頼んでシェアすることに。

まずは粗挽きせいろ(1,000円)。今まで食べたせいろの中で
1、2を争う美味しさ。粗挽きと言っても、ぼそぼそ感はなく、
喉越しがよく、お蕎麦の香りがいい!蕎麦つゆにつけず
そのまま食べてここまで美味しいお蕎麦はなかなかない気が
します。

蕎麦つゆもまろやかで、辛すぎず、甘くもなく、ちょうどいい塩梅。

蕎麦湯も濃厚だけどどろっとしすぎていなくて美味しい。

あつもりせいろ(1000円)は粗挽きせいろとはお蕎麦が異なり、
こちらの方はかなり太い。

こちらはなんと溶き卵に熱いつゆを注ぎ、つけて食べるんです。
TKG(卵かけご飯)ならずTTS(卵つけ蕎麦)ですね(笑)
もっちりした温かいお蕎麦と溶き卵の相性が抜群で、粗挽き
せいろとは全くの別の美味しさ。

そしてメニューにあったら頼まずにはいられない大好きな
花巻そば(1500円)。海苔とわさびでいただく温かいお蕎麦は
出汁が理想的な上品さで、温かいお蕎麦も美味しい。こちらの
お蕎麦もやや太めのもっちり系。(ただし花巻に関しては
やはり鶴見の「竹清庵」の方が好みです。)

蕎麦前もお蕎麦も本当に美味しくて、ミシュラン1星というのも
納得!お蕎麦の量が少ないという声もあるみたいだけど、
お酒と蕎麦前をいただいてからお蕎麦を食べる前提では?と
思うほど、ここでおつまみを食べないなんてもったいない。
1品ずつの完成度が高く、今まで食べた蕎麦店の中で最も
好きかもと夫と意見が一致。当然リピ決定です!

  • 焼き味噌
  • 玉子焼き
  • つまみにしん

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7位

bar à vin PARTAGER (表参道、明治神宮前、原宿 / ビストロ、バル、フレンチ)

2回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥4,000~¥4,999

2020/10訪問 2020/10/19

シャンパーニュフリーフロー♪

2年半ぶりに訪問。過去2回ほど訪れていますが、
1回目がとてもよかったのに対し、2回目は
お料理が出てくるのがあまりにも遅くて途中で
帰ってしまった経験があったので、今回は
ちょっと心配しながらの訪問でした。

今回の目的はシャンパーニュフリーフロー
プラン(7000円)。

オープンキッチンの店内はスタイリッシュで
カジュアルなスタイル。キッチンを囲んだ
カウンター席とテーブル席があります。

1杯目はもちろんシャンパーニュを注文。
銘柄を聞いたところMUMMでした。白ワイン、
赤ワインはイタリアワインと聞いていたので
あとで飲んでみようと思っていたけど、結局
最後までシャンパーニュでした(笑)

・アミューズ
バターナッツかぼちゃのスープ

・フォアグラのマカロン
このお店の名物と言えばこれ!マカロンにコクと
甘味のあるなめらかな口当たりのフォアグラが
挟んであります。

・前菜3種盛り合わせ
生ハムの下にはポテトサラダ、ビーツのサラダ、
クスクス、さらにピクルスも。ビーツって
土臭いことがあり、警戒しながら食べたらこれは
美味しかったです。

・鮮魚のカルパッチョ
色鮮やかなビーツの下にはカルパッチョ。(何の
お魚だったか失念)ビーツが続きましたが、
味付けはGOOD。

・グリーンサラダ
チーズがたっぷりかかったサラダはドレッシングが
しっかり絡み美味。

・季節野菜のフリット
蓮根や牛蒡などの野菜のフリットにチーズがたっぷり。
チーズが続いてしまったけど、美味しかったです。

・鰆のクリームソース
大きめの鰆一切れずつでかなりお腹がいっぱいに。

・豚肉
お魚の後にはお肉もついてくるんです!とろとろの
豚肉でした。

・デザート
チョコレートケーキは山椒と柚子の風味の大人の味。

友人の誕生日に立派なデザートプレートを用意して
いただき感謝。

メニュー的にちょっとかぶるものが続いたものの
(今の状況下では仕方ないかもしれませんね)
それぞれちゃんと美味しく、野菜多めなのが嬉しいし、
ボリュームたっぷり、シャンパーニュ他フリーフロー
つきでこのお値段はコスパがとても高いと思います。

今回はお料理が出てくるスピードも問題なかったし、
スタッフはみんな感じがよく、また再訪したいと
思います。
友人と新年会を兼ねたランチで訪れたお店が新年早々大当たり!

表参道ヒルズ3階にあるbar a vin PARTAGER(バールアヴァン
パルタージェ)は大阪で大人気のフレンチバール「ル・コントワー」の
姉妹店で、お昼からタパスサイズのフレンチとワインをカジュアルに
楽しめると聞き、以前から行ってみたいと温めていた一軒♪

オープンキッチンの店内はスタイリッシュなカジュアルスタイルで、
自然光が入り明るく気持ちのいい空間。フレンチは敷居が高いと
感じる人もここはカフェ感覚で気軽に入れると思います。

カウンター席はシェフのお料理を眺められる特等席。

スタッフの方と相談し、ランチメニュー7種類(1000円~2200円)の
うち、1日限定20食の人気の野菜たっぷりのワンプレートランチを
前菜代わりにシェアして、さらにアラカルトでいくつか注文することに。

ワインはボトルだけでなく、泡、白、赤、いずれもバイザグラスで
数種類ずつ用意されています。たとえば白なら480円の気軽に
楽しめるチリワインから1,500円のムルソーまで幅広いラインナップ。

サイズも2種類から選ぶことができ、ハーフサイズは50ml。
お料理に合わせて少量ずついろいろなワインを飲むのもいいですね。

まずはシャンパンで乾杯。1,500円のワンプレートランチは
1ドリンクつきで、嬉しいことにシャンパンも選ぶこともできるんです!

サーモンとズッキーニのロールは薄くカットされたズッキーニの中に
サーモンとドライトマト、上には黄色いズッキーニが散らしてあって、
彩り鮮やか。さっぱり爽やかで、食欲をいい具合に刺激してくれる
スターターにぴったりな前菜。シャンパンとの相性も最高これを
食べて好きなタイプのお店と確信。

ワインリストに掲載されていないワインも沢山あると聞き、
シャンパンの後はお料理に合わせてグラスワインをおまかせで
お願いしました。

フォアグラのマカロンにはドイツの甘口ワインアウスレーゼ。

レモン風味のさくっと軽いマカロンの間にフォアグラが挟んである
見た目はスイーツのようにかわいらしい一品。コクと甘みのある
フォアグラは滑らかな口あたりで一口食べて思わずにやけてしまう
至福の味。相性抜群の甘口ワインをグラスでいただけるのも嬉しい。
このマカロンはスタッフの方にお勧めいただきましたが、メニューに
掲載していないのに大人気の裏メニューだそう。フォアグラ好きの
方にはイチオシです。

1日限定20食のたっぷり野菜のプレートランチについてきた
スープはきちんと二人分に分けて出してくださり、その心遣いが
素晴らしい。かぼちゃの甘みが優しい温かいかぼちゃのスープでした。

プレートの上にはポテトグラタン、グリル野菜 アンチョビソース、
大根のラぺ、グリーンサラダ、バゲット、豚肩ロースのソテーと
豚と相性のよいリンゴ。表参道でこのボリューム、シャンパン
つきで1500円とはお得すぎる!1日20食限定だけど、予約して
取り置きしておくことも可能だそうです。

生ハムが乗ったじゃがいものガレットにはローヌのグルナッシュや
シラーを使ったブラックペッパーと相性のよいスパイシーなワイン
とともに。

千切りしたじゃがいものガレットはカリカリで香ばしいものが好きな
私にはたまりません。生ハムの塩気、とろ~りとした温泉卵とも
相まってワインが進みます。

メインはハンガリー産鴨胸肉のロースト。低温調理された鴨の
ピンク色が美しいこと。皮目を直火で焼いているのでパリッと
香ばしく、甘口ワインのバニュルスのソースがしっとり柔らかい
お肉の甘さを引き立てます。玉葱は190度のオーブンで1時間
焼いているので甘みが凝縮していて美味しかった。

鴨にはイタリア・プーリアのワインを合わせて。プリミティーヴォ
100%で、グラスに顔を近づけただけで漂う甘い香り。濃厚な
果実味とボリューム感のあるワインで、鴨にぴったりな味わい
でした。

お料理に合った飲み物をいただくことで、お料理も飲み物も
より美味しく感じることができ、普段自分では選ばないワインが
多かったのも楽しかった。

デザートはクレームキャラメルとカプチーノ。苦みのあるカラメルと
バニラビーンズたっぷりのプリンは大人向きのプリン♪

11時から23時半まで通し営業なので、時間を問わず本格的な
フレンチを少しずつ色々つまみながらワインをいただける点が
とても気に入りました。お値段も1皿400円~1,800円とリーズナブルで、
カジュアルにワインとフレンチを楽しむことができ、非常に満足度が
高かったです。遅いランチやディナー前のアペリティフなど様々な
形で使い勝手がいいのも魅力的だと思います

スタッフはフレンドリーで親切だし、女性一人でも利用しやすい
雰囲気なので、今年はここで昼飲みが増えてしまいそうな予感。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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8位

ビッフィ テアトロ (白金台、目黒 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 昼の点数: 3.7

    • [ 料理・味 3.7
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2017/09訪問 2017/10/05

CP最強ランチ♪

週末に予約して伺いました。

ここを訪れたならオープンキッチン前のカウンターに
座るのがベスト...ですが、今回は3名だったので
おしゃべりしづらいかなとテーブル席へ。

本日のグラスワイン白はピエモンテのガヴィ(900円)。

ランチは2種類。3900円のコースは前菜2、パスタ、メイン、
デザートと量が多そうで、夜にも会食を控えていたので、
軽めのTEATRO (2000円 前菜、パスタ、デザート)に。

前菜、パスタはそれぞれ3種類から選ぶことができます。
前菜はどれも美味しそうで迷ってしまい、1つづつ注文
することにしました。サービスの方は察してくださった
ようで、こちらが何も言わなくても取り皿を用意して
くださり、その心配りに感心。

・インサラータ(大地の恵み) 
色々な野菜がたっぷり乗ったサラダは目にも美しく、
個人的にはこれが一番好きだったかも。

・たまねぎのパンナコッタと自家製ローストビーフ 
ブラウンマッシュルームを散らして

・いちぢくとゴルゴンゾーラのムース 生ハム添え
ゴルゴンゾーラのムースと生ハム、いちぢくの組み合わせは
王道の美味しさ。

いずれも2000円のランチの前菜にしてはクオリティが
高いと思います。

温かいパンも美味。オリーブオイルも私好み♪

パスタは3人とも同じものを選択。

・鱧の炙りと白きゅうり、万願寺とうがらしのカラスミがけ
パヴェティーネ 
オイルベースのパスタは茹で加減が絶妙で、鱧は炙ってある
ので芳ばしく、白きゅうりの食感とからすみがとてもいい
アクセントに。見た目よりもパスタの量が多く(お皿が深い)、
お腹いっぱいに。

デザートも3種類から選択することができ、これはそれぞれ
食べたいものが異なりました。(ここでも気を利かせて
取り皿を持ってきてくださいました。)一口ずつ味見。

・ティラミスの再構築 テアトロのオリジナルティラミス
ティラミスに使われる素材をコーヒーゼリーやチョコなど
違った形で表現、一緒に口に入れてティラミス感を味わいます。

・大麦のブランマンジェ ほうじ茶のジェラートに
プラリネのアングレーズソース
思ったよりはほうじ茶感が薄かったけど、上に乗った
メレンゲを始め、優しい味のデザート。

・クレマコッタ 塩キャラメルのジェラートとヘーゼル
ナッツのクランブルを散らして
塩キャラメルのジェラート単体はかなり塩を効かせていて、
甘いクレマコッタと一緒に口に入れることでちょうどいい
バランスになるように計算されています。このクレマコッタが
とても美味しかった!

食後のドリンクはコーヒー、紅茶、エスプレッソ、カプチーノ、
ハーブティー(+200円)から選ぶことができるのも嬉しい。

2000円でこのクオリティーは素晴らしく、CPの点から見たら
満点と言っても過言ではないでしょう。サービスする際に
きちんとお料理の説明もあり、サービスはとてもスマートで、
雰囲気もよく、満足感が高かったです。

次回はぜひカウンターに座って、メインも食べてみたいと
思います。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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9位

中華蕎麦 三藤 (緑が丘、大岡山、奥沢 / ラーメン)

2回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2017/05訪問 2017/05/17

夜はワインとおつまみも♪

大好きな中華蕎麦の三藤。和風のさっぱりしたテイストが
好みで、我が家の週末ランチの定番で、数え切れないほど
訪れていますが、ようやく念願かなって夜に訪問♪

カウンターだけの中華蕎麦店なのに、ドリンクメニューに
ワインもあるんです。

・NZのソーヴィニヨンブラン オールドコーチロード(700円)
グレープフルーツの香りとシルキーな口当たり。グラスも
ちゃんとしたのを使っているのが嬉しい。

・ おつまみ3種盛り合わせ(700円)
内容は日替わりで、この日はクリームチーズの味噌漬け、
味つけ卵、ピクルス。どれもおいしいけど、特に
自家製ピクルスが気に入りました。

・冷製埼玉県産武州鴨のロースト(1000円) 
中華蕎麦店でこんな鴨のローストがいただけるなんて♪

鴨に合わせて赤ワインを注文。
カリフォルニアのメルロー スモーキングルーン(650円)

最近はいつも醤油ばかりなので、夫が食べた味噌を久しぶりに
味見させてもらいました。白味噌ベースなのでちょっと
甘めだけど、やはり美味しい。

そして醤油。あっさりだけど、だしがしっかり効いていて、
麺の食感も独特で、やっぱり私はここの醤油がとても好き。

種類は多くはないけれど、厳選された一品料理とお酒で
ちょい飲みするにも適していて、昼夜ともにますます
通ってしまいそうです。



初めて食べて以来、虜になった三藤の中華蕎麦。
かなりの頻度で訪れているのに、レビューしていなかったので
一通り食べたメニューを食べた順(新→古)にご紹介します。
重複しているものは省略。

ラーメンほど好みが分かれるものはないし、人気のぎとぎと、
こってり系がお好きな方には物足りないかもしれませんが、
あっさり系のラーメンがお好きな人にはお勧めです。

お店の男性ふたりは寡黙だけど、にこやかで丁寧、帰りには
ドアまで開けてくれる親切ぶり。女性ひとりでも入りやすいと
思います。

ラーメンの食べ歩きはしていないので、比較対象数は少ないけど、
個人的にはラーメン(ここは「中華蕎麦」だけど)はここのが
一番好きなので、思い切って4.0つけちゃいます。


【2016.7】
1年ぶりの三藤の冷製中華蕎麦。ガラスの器が涼やかで美しい。

かつおがふわっと香り、茗荷、ねぎ、かいわれの薬味野菜で
すっきり、さっぱりな味わい。麺のつるんとした喉越しもよく、
夏にぴったりです。

そういえば去年は塩か醤油で選べたのだけど、今年は
醤油だけなのね。

そしてメニューがまた変わった?と思ったら、今回は税抜
表記もするようになったみたい(笑)


【2016.5】
ここ数回、行くたびに満席で諦めていたので、久しぶり。

全種類どれも美味しいのだけど、醤油が個人的には一番好きで、
最近はほとんどいつも醤油ばかりだけど、今回は塩気分。
以前食べた時よりも、かつおだしの香りが強く、塩というよりも
白醤油を使っているような印象で、美味しく感じました。

夫はいつもの醤油。

以前は麺増量無料だったけど、有料になったりして、若干
お値段が変わったみたい。味噌は夜だけになったそう。

一瞬空いたものの、帰る頃に4~5組のお客さんが続々とやって
きて、再び順番待ちに。人気があるのはいいことです♪


【2015.7】
念願の冷製中華蕎麦。

塩、醤油の2種類。迷った末に、ここの温かい塩のスープを
思い出し、塩をチョイス。かつおぶしの香りと柚子が効いていて
美味しい。ガラスの器も涼やかで、ここのお兄さんたち
みたいに爽やか。

もちろん味玉も忘れずに。

夫は醤油。冷たい醤油味ってどんなんだろう?と思ったけど、
塩以上にかつおぶしが立っていてこれまた美味しい。
温かいのは塩、醤油、味噌の中では私は醤油が一番好きなの
だけど、冷たいのもいけます!

これで温かいの3種類と冷たいの2種類制。

すっかりルーティーン入りです。

こってり、がっつりな「ラーメン」がお好みの人には物足りない
かもしれないけれど、あっさり系「中華蕎麦」がお好きな人には
お勧め。そんなわけで客層も学生は見かけず、年齢層は高めです(笑)


【2015.4】
醤油 、塩 に続き、味噌に挑戦。

お味噌は京仕立ての白味噌。アイスディッシャーのようなもので
お味噌を1つ半入れていたので、甘味が強く、濃いスープなのかと
思ったら、意外にもあっさりで、醤油、塩同様、まろやかで優しい
味わいで最後まで飽きずにおいしくいただけます。時々青唐辛子が
ぴりっときていいアクセントに。麺は醤油に比べると細めで、この
スープとの相性は抜群。いい感じにスープに絡みます。

今回も味玉つき。(1,150円)

いずれも美味しいけれど、一番好きなのは醤油かな~。

ラーメンにしてはちょっと高めだし、パンチの利いた味がお好きな
人には物足りないと思うので、行列ができるようなお店には
ならないかもしれないけど、ぎとぎとこってりなラーメンが苦手な
私たちには定番のお店の1つになりました。


【2015.4】
先日食べた中華蕎麦の初めての味わいに衝撃を受け、今度は
塩を食べに行ってみました。

塩と言っても一般的な塩ラーメンとは全く別。魚介系のスープで
まろやかで優しい、だけど深い味わい。下のほうに柚子が隠れて
いて、後半に柚子の香りを堪能できます。

麺は醤油味より若干細めのものを使用しているそう。醤油同様
スープを最後まで飲みほしちゃいます。

今回も味玉つき♪

次は味噌に挑戦予定!


【2015.3】
夫が「ビブグルマンのマークのついたラーメン店があるよ!」
と言うので行ってみました。

緑が丘交番前の6差路をヤマダ電機に向かった右手。自由が丘、
都立大学からだと徒歩15分くらいでしょうか。和食店みたいな
佇まい。

モダンでスタイリッシュな店内で、厨房と給仕はそれぞれイケメンの
おにいさん。そしておしぼり、お水、お茶、紙ナプキンまで出て
くるので、まるでイタリアンかフレンチに来たみたいな錯覚に。
これは女性一人でも入りやすい!

中華蕎麦は醤油、塩、味噌の3種類。

「蕎麦屋仕立て江戸前の生かえしで和テイストに仕上げた中華
蕎麦」という醤油味の味玉つきにしてみました。

醤油:並:¥900 味玉付き:¥1100 上:¥1300
(上は味玉つき+チャーシューの量が増えるそうです。)
麺の量は普通、多め、少なめが選べました。

豚チャーシュー2枚と鶏チャーシュー1枚、かいわれが乗った
美しい中華蕎麦登場!

色は濃いけど、味は濃くなく、まろやかで優しいスープ。魚介系の
香りがふわっときて、確かに和風な感じです。そして稲庭うどんの
ような表面がつるつるとした平麺。最初に口にした時は「私、今
何食べてるの?」と頭が混乱しちゃったほど全く初めての味わい。
イヤなものが一切入っていない優しくて、食べながらにっこり
しちゃうような味で、最後までおいしくいただきました。

味玉は別添えでした。美しい半熟♪

その他のメニュー
塩:宮城県塩竃産の藻塩にゆずと香味油を加え、あっさりと香り
豊かに仕上げました。
並:¥900 味玉付き:¥1100 上:¥1300

味噌:京仕立ての白味噌に青唐辛子をアクセントに加え優しい
味わいに仕上げました 
並:¥950 味玉付き:¥1150 上:1350

雑炊 小ごはん 薬味付き ¥200
佐賀県産のお米を羽釜で炊きあげた白ごはん ¥300
自家製佃煮と生七味の卵かけ御飯  ¥500

など。夜はちょっとしたおつまみもあるので一杯飲んでから
中華蕎麦というのもよさそう。ビールはハートランド、ワインも
ありました。

塩も味噌も、そして羽釜で炊き上げたご飯も食べてみたいので
またすぐに伺います。

  • (説明なし)
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10位

金平 恵比寿 (恵比寿、代官山、中目黒 / 寿司、海鮮、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2017/08訪問 2017/08/23

初めてでも居心地のよい恵比寿の鮨店♪

よかった!と満足できる飲食店とは、味、CP、雰囲気などが
自分好みかどうかが決め手だけど、お寿司屋さんの場合は
カウンター越しに向かい合うだけにご主人との相性がかなり
重要な要因の1つ。

他が及第点でもご主人の感じが悪かったり、いまひとつ会話が
かみ合わないとリピはしません。常連さんと一見さんへの
応対の落差が露骨に激しすぎるお店も居心地が悪くてイヤ。
だから初めて訪れるお寿司屋さんはいつも緊張してしまうの
だけど、今回訪れたお店は大正解でした。

恵比寿駅から徒歩数分。大通りから脇道に入った場所にある
鮨染井金平。知る人ぞ知る隠れ家的なロケーション。
友人にお勧めされ、生ものが好きな別の友人と訪問。
ドアの横に小窓があり、中の様子が見えるのが粋。
初訪問の時は中の様子が見えるのでちょっと安心感も
ありますね。

モダンな外観、そして内装もコンクリート打ちっぱなしで
お寿司屋さんとは思えないスタイリッシュな雰囲気。
半円形のカウンターはわずか6席。奥に個室もあるようです。

もちろん私たちはカウンターで。ご主人とお話をしながら、
また職人技を見ながらお寿司をいただくのが醍醐味よね。
美しいネタを間近で見ることができるのもカウンター
ならではの楽しみ。

この日はお料理と握りがコース仕立てになったおまかせ
9,800円でお願いしました。ワインも揃っており、
スパークリングワインのシャンドンをボトルで。

まずは美しい前菜が登場。

カニ砧巻き、冬瓜肉味噌乗せ、とうもろこしのかきあげ
雲丹真丈、アスパラ黄身酢

一口サイズの手の込んだ前菜に舌鼓。スパークリング
ワインにもよく合います。

次に彩りが美しいお造りが登場。本鮪中トロ、赤身、
水ダコ、甘エビ、平貝、平目の6種類。ツマも1つ1つ
細工がしてあり、ご主人の技とセンスのよさが光ります。

キレイに包丁が入っているので柔らかく食べやすい
水ダコ。どのお魚もとにかく新鮮でおいしいの一言。

・焼き物 姫サザエ旨煮、銀だら味噌漬、うなぎ蒲焼
どれもお酒が進んでしまって仕方ない美味しさ。前菜同様
いろいろ少しずつがとても嬉しい。

・温物 はもと丸ナスの揚げ出汁
軽く揚がったふわふわの鱧ととろりとした丸ナスの食感が
たまらない。そして上品なお出汁がとても美味しくて、
最後は飲みほしてしまったほど。

・酢の物 北海道厚岸生牡蠣
濃厚でクリーミー、後味はすっきりの厚岸の生牡蠣。
本当に酒呑みにはたまらないコース仕立てです。

ここで感激したのが、おしゃべりが止まらない私たちの
会話の中で、「ヒカリモノがダメ」と最初に告げた友人が
実は食べたことがないだけで、一方私は鮨ネタでは鯖が
好き!と話しているのを聞いたご主人がすかさず
「食べてみて」と生鯖を出してくださったのです。
こういう心遣いができるご主人は案外多くないように
思います。

美味しい生鯖を友人も一口食べて「美味しい♪」
その後の握りの新子も全く問題なく食べられ、
ヒカリモノの食わず嫌いを克服したのでした。

・揚げ物 うにいさき包み揚げ オクラ
ふわふわのいさきの中に雲丹という贅沢。火の入り
具合も絶妙です。

美味しいお料理の数々を満喫した後は、いよいよお寿司の
スタートです。江戸前なので全て味はついています。

・新子 柚子の香りがふわっと鼻に抜け、たまらない美味しさ。
・白イカ
・のどぐろ ほくほくで甘くて最高。
・ホタテ 
・車エビ ぷりぷりで一口では食べきれないほどの大きさ。
・中トロ
・雲丹 とろけます!
・イクラ
・穴子 塩とタレの2種類。タレももちろん美味しいけど、
塩が絶品でした!ふわふわ。
・しじみの赤出汁

あれだけお料理を食べた後ながら、しゃりが小さめなのと
とにかく美味しいのでぺろりと完食。まだまだ行けそうな
くらい(笑)

甘味 抹茶アイス最中 中に求肥入り♪

味、コスパはもちろんのこと、一見コワモテのご主人が
とても感じがよく、博多ご出身と伺い、母方が北九州の私は
親近感もあり、緊張せず楽しく食事をすることができました。

席数が多くないこともあり、常に満席の模様。味、お値段、
そして敷居が高すぎず、気軽に訪れることができる雰囲気
なので、確かに一度訪れればリピしたくなるお店です。
訪れた日はデートらしきカップル、さくっと少しだけ
お寿司をつまみに来た常連さん、個室はグループ...と
いろいろな層で賑わっていました。サービスは若いスタッフ
なので、若干慣れていない様子が伺えましたが、場数を
踏めばよくなっていくと思います。

今度は365日お寿司でもいい!というくらいお寿司好きの夫と
伺いたいと思います

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