蛙の親分さんが投稿したケラン（福島/安積永盛）の口コミ詳細

【R5.7.11 火曜日 15:15 訪問】

この日は、この時間でも結構な客入りで。
券売機で食券を買い、好きな席へ。

注文したもの。
価格は税込みです。
◆冷し中華(ごまだれ)￥900
◆ギョーザ(５個)￥350

水は提供されます。

《冷し中華(ごまだれ)》
前々回に食べていますので、安心しての注文です。
具材は、肩ロースチャーシュー、メンマ、細切り胡瓜、わかめ、サニーレタス、プチトマト、煮卵半個。
薬味として、刻み海苔、紅生姜、白胡麻、練り辛子。

多加水の平打ち縮れ麺が、冷水で締められて、ごまだれと絡めると、この上ない美味さです。

チャーシューやメンマをはじめ、素材の質が良いこともありますが、どの具材もきっちりと仕事をしており、食感、味付け共に抜群で、いつも美味しくいただけます。
紅生姜でさえ、上質なものを使っています。

《ギョーザ》
皮がもちもちして、餡に味がある、素直に美味いと思えるものです。

こちらから帰る時は、いつも又食べたいと、そんな気持ちになります。
御馳走様でした。

【R5.4.25 火曜日 16:00 訪問】

ほぼ３年振りで、賢い人間が訪問する時間帯です(笑)。
先客２組、後客３組。

寡黙な御主人と、自然体の接客をする奥様は変わりなく。

客席は、Ｌ型カウンター席で、コロナ対策の仕切りボードがあることと、券売機が導入されたことが、変わったことでしょうか。

水、箸、レンゲが先に提供されます。
先に書いておきます。
かなり前から、同じ箸ですが、箸を変えて下さい！
プラの箸で、先に何も細工されていない、ツルツルの、麺を食べるための箸ではありません。

せっかくの絶品のラーメンが、美味いと思えなくなります。
服も汚れる可能性がありますし。

注文したもの。
価格は税込みです。
◆醤白らーめん￥750
◆ギョーザ￥350

６分程でメインのラーメンが、更に２分後に餃子も。

提供されたものを改めて確認しますと、現在の世の中の多数のラーメン店の価格より、それぞれ￥100程度は安いかと。

《醤白らーめん》
具材は、チャーシュー、メンマ、煮卵半個、ほうれん草、ワカメ、海苔、刻み葱。
一つ一つの具材は、きちんと手をかけられたもので、どれも美味いと思えるもの。

柔らかくて、でも崩れたりしない、優しいけどしっかりと味の分かるチャーシュー。

メンマは色を見れば、どれだけの時間で味付けされたかが分かるかと。
それで、見た目の色から想像するしょっぱさは全くない仕上がりで。

スープは、本当に飲み干せる、しょっぱくもなく、薄くもなく、絶妙な塩梅で、優しい旨味がずっと続きます。

麺も変わらずに秀逸かと。
加水率は中程度で、ツルツルと喉越しが良く、味もある自家製平打ち縮れ麺。

味付けが出来るチャーシュー、メンマ、煮卵。
それぞれが、きちんと味付けされていますが、優しいスープを邪魔しない、スープの優しいレベル内にきちんと収まっている出来で。

これを、物足りないと思うか？
私は、全体が一体化した、とても美味しい一杯だと思います。

本当に変わらない美味さです。
煮卵にしても、変わらずにずっと同じ質のものを提供するというのは、難しいことかと。
それを外さずにずっと続けておられる。

スープは、｢春木屋郡山分店｣等とは対極にありますが、美味いものは美味いのです。
久し振りに食べて、改めてその美味さを確認出来ました。

《ギョーザ》
５個で￥350、安い方かと。
みっちりと餡が入っているタイプではありませんが、皮はもちもち、餡の味がきちんと伝わる美味しい餃子だと思います。

間を開けないで又伺いたいと思います。
新規開拓は、余程じゃないとする気が無くなっておりますので、好きな店をローテーションで回るだけでも大変ですから。

御馳走様でした。
口が一つ故に、次を醤油にするか、味噌にするか、迷います。

【R2.8.28 金曜日 16:35 訪問】

賢い人は、こういう時間にしか訪問しません(笑)。
極めて暑いこの日は、流石に温かいラーメンは止めにして、こちらにも冷し中華があることを思い出しての訪問です。

その理由は、温かいスープでも、喉越し抜群のこちらの麺ならば、冷し中華に合わない筈はないと思ったからで。

先客２組、後客３組。
券売機になってからの初めての訪問ですから、本当に久し振りの訪問です。

冷し中華は、夏場でも以前には無かったメニューですが、それを除いた他のメニューの価格を見て驚きました！
消費税が10％になっても、殆ど値上げされていません。

注文したもの。
価格は税込みです。

＊冷し中華(ごまだれ)￥800

茹で上がった麺を、水道水である程度冷やしてから、氷水で締める際に、手袋を着用されていました。

具材は、チャーシュー、メンマ、細切り胡瓜、ワカメ、サニーレタス、ミニトマト、煮卵半個。
薬味として、刻み海苔、紅生姜、白胡麻、練り辛子。

提供された姿を見て、最初に思ったこと。
胡麻ダレが何処にも見えなくて(汗)。
後で、別の器で提供されるのでは…等とまで思ってしまいました(笑)。

チャーシュー等を移動してみましたら、充分な量の胡麻ダレがありましたが…。
勝手な想像の真逆でして。
全体的に、サラっとして、たっぷりの量がある胡麻ダレスープを想像していました。
私が大好きな、山形市の｢桂林｣の冷たい担々麺のスープの様な…。

こちらの麺が絶品なことは、以前に何度も書いています。
それに対して、この濃厚な胡麻ダレ。
胡麻ダレ自体は、相当に、充分に美味いんですが…。
胡麻ダレならば、もっとサラっとしたスープ的なものの方が合う様な気が…。
好みの問題になりますが…。

更に好みを言えば、胡麻ダレではなく、一般的な醤油ベースの甘酸っぱいタレの方が合うと思うんですけどねぇ…。

せっかく氷水で締められた絶品の筈の麺に、濃厚な胡麻ダレが絡み付いて、麺が泣いておりました。

ただ、胡麻ダレに練り辛子？…と思った練り辛子が、中々の役目を果たし、少しずつ混ぜれば、その濃厚さを緩和してくれて、それはそれで成る程…と思った次第です。

厚みがある肩ロースチャーシュー。
冷たいままでも、脂は気にならなく、優しい味付けですが、胡麻ダレを絡めて食べれば、これはこれで御馳走です。

メンマは、又一段と美味くなりましたでしょうか。
見た目の濃い色の通りに、かなりしっかりと味付けされていますが、しょっぱくはなく、又驚く程にシャキシャキの食感で。
これは絶品です。

胡瓜は苦味等は全くなく、新鮮でシャキシャキ。
ミニトマトは、大きさもあり、甘さもあり、驚くのは、皮が全く硬くないこと。
ミニトマトって、良く皮が残りますでしょ。

煮卵まで進化していました。

常に、美味しく、美味しく…と考えているこちら。
それで価格は、ずっと据え置き…。
頭が下がる店だと思います。

【H25.8.19 ～ 初投稿文章】《５回目投稿》

「ケラン」とは、アイヌ語で「美味しい」という意味だそうです。
御主人は、洋食の料理人として30年のキャリアを持ち、圧力鍋を使って一気に煮込むチャーシューや、甘みと香りの良い西洋葱のポロ葱や、白醤油を使ったりと、その経験を生かされている様です。


【H25.8.16 金曜日 15:55 訪問】

11年振りの訪問です。
間が開いた理由は、昼時はいつも混んでおり、又客席はＬ型のカウンター席のみで、厨房と完全にオープンで、客同士の顔も丸見えで、非常に落ち着かないこともありました。
その時は、ポロねぎみそらーめん￥600を食べて、赤味噌系のスープで、余り感動しなかったことも又、間が開いた理由でもあります。

通しの営業をしていることは最近になり知り、ならばこの時間にと伺いました。
メニューは壁のメニューだけですが、今回は決めておりましたので、迷わず醤白らーめん￥600を注文。
11年前から値上げされていないんですね。

撮影のお願いを奥様にしましたら「どうぞ構いませんよ」と上品な笑顔で応えていただきました。
必要なことをきちっと対応される、感じの良い接客をされます。

４分で提供されました。
キラキラと底まで透き通ったスープに、具材が綺麗に盛り付けられた一杯です。
具材は、チャーシュー、メンマ、味付卵半個、ほうれん草、ワカメ、海苔、刻み葱。

豚骨と鶏ガラがベースのスープは全く癖が無く、白醤油の味もしょっぱく無くて、グッと来るものはありませんが、優しい旨味があります。飲み干せます♪

手揉みも加えているという平打ち中太縮れ麺。
麺の記憶はありませんでした(笑)。
これはこれは美味しそうです♪
加水率はそんなには高くはないと思う色白の麺。
ツルツルしてコシもあり、良いですね。

大振りなチャーシューは、圧力鍋で一気に煮るそうで、所謂ほろほろと崩れるタイプで、箸では持ち上がりません。
臭みは全く無く、優しい味付けですが、あとは好みの問題だけでしょう。
私の好みは、噛み応えのあるタイプ。

大振りなメンマはかなり濃い色をしていますが、しょっぱい訳ではなく、丁度良い味付けで食感も良いです。
小振りですが味付卵半個。
優しい味付けです。
ほうれん草は勿論国産でしょう。
こちらで茹でたものだと思います。
刻み葱も柔らかくて良いものを使っていると思います。

スープや麺は勿論、具材の一つ一つに至るまで、きちんとこちらで手を加えられたもので、最終的に盛り付けられた綺麗な完成形を見れば、こちらのお店の姿勢が伝わって来ます。
これで￥600は素晴らしいと思いました。
もっと早くにお邪魔すれば良かったと…。
又、伺います。


【H25.9.16 月曜日･祝日 15:15 訪問】

台風一過直後、晴れ間が見えての訪問です。
先客１名、後客３名。

次回は…と決めていた、しょうゆらーめん￥550を注文。
５分かからないでの提供です。

具材は、醤白らーめんと同じで、チャーシュー、メンマ、味付卵半個、ほうれん草、ワカメ、海苔、刻み葱。

スープは、透明感があり、脂浮きも殆どありません。
早速、一口。あぁ、成る程♪
醤白らーめんよりも、こちらの方が好みですね。
スープのベースは同じだと思いますが、優しい旨味と甘味が、しょうゆらーめんの方が引き立つ様な気がします。
ずっと飲み続けられますね…このスープは♪

麺も同じものですが、この麺はやはり中々良いと思います。
ツルっとした食感が良いです。

チャーシューもメンマも、相変わらずきちんと仕事が成されていて、美味しいですし、これだけの具材が載って￥550は、更にお徳感があります。
前回も書きましたが、もっと早くに食べるべきでした。
「美味しかったです」と申し上げ、お店をあとに…♪


【H25.10.2 水曜日 15:30 訪問】

先客無、後客１名。通し営業が有り難いです♪
ポロねぎみそらーめん￥600を注文。

改めて厨房を見ると、とにかくピッカピカです。
それから、一つ一つの食材の管理もしっかりとなされていますね。蓋が付いたステンレスの器の中にあり、水分が飛びやすい葱などは更に袋に入っています。
チャーシューは、注文の都度に切り分けています。

11年前に余り感動しなかった、ポロねぎみそらーめんの登場です。
具材は、３枚分のチャーシューを６分割したものと細切りにしたポロねぎを何かのタレで絡めたもの、メンマ、味付卵半個、ワカメ、白胡麻。

スープの表面が白く濁っているのは何だか分かりませんが、スープを邪魔する味ではないですね。
これがチャーシューとポロねぎを絡めたタレなのでしょうか…。
赤味噌は好みではないのですが、余計な味が加えられていないため、味噌の味がストレートに伝わって来ます。
これが本当の味なんだよ…と言われているような。
未だ未だ足りませんが、色んなラーメンに出会って来た今なら、理解出来る様になりました。
素直に美味いと思います。

みそらーめんの麺は、しょうゆらーめん等の麺よりも太いですね。
２種類の麺を使っていることになります。
ツルツルとした食感は同じで、中々良いと思います。
スープに隠れて見えませんでしたが、メンマと味付卵半個もありました。
これで￥600ですか…安い♪

他店との比較や、一つ一つの食材のレベル、店内の清潔さ等を考慮すれば、評価を上げるべきだと思い、大幅修正しました。
支払いの時に毎度思うことは、本当にこんな料金で良いの？…と。
心から、素晴らしいと思います。

昼時は混みますが、こんな時間ですとゆっくりと出来ます。
ジャンクに飽きた方、おすすめです(笑)。


【H26.1.10 金曜日 15:30 訪問】

先客５名、後客無。
いつもこんな時間に訪問するのは、こちらは人気店だから。
郊外で、決して良い立地とは思えませんが、昼時ともなれば、「春木屋郡山分店」並みの待ちが出ます。
通しの営業でもありますから、わざわざ混む時間帯に伺う必要などありません(笑)。
それから、この時間でも、こちらのスープは、非常に安定していることも理由の一つです。
それにしても、いつも厨房がピッカピカで♪

しょうゆらーめん￥550を注文。
麺は大鍋で泳がせて、チャーシューは都度に切り分けます。
５分かからないで提供。
何度見ても、これで￥550とはね…。
米沢の大部分のラーメンの価格と一緒です。
ならば、私はこちらに軍配をあげます(笑)。
今日は一段とほうれん草が美味そうに見えますよ。

これこれ、やはりこのスープは、安心するというか、じわ～と旨味が後から来ます。
飽きない美味さがあります。
更に今日は、麺が良い出来でして。
チュルチュルの度合いが♪
大きな葉のほうれん草に、しっかりと塩抜きされた肉厚のワカメ。
他の具材もきっちりと仕事がなされ、葱までが美味いです。

ポロねぎみそらーめんの￥600も安いですが、やはり、この￥550は素晴らしいと思います。
又、伺います。


【H26.6.28 土曜日 17:55 訪問】

先客２組６名、後客２組３名。
常に混んでいない時間に訪問しています(笑)。

消費税が８％になってから初めての、久々の訪問になります。
（H27年になってからも訪問しているのですが…）
各メニューが￥50だけアップされていますが、元々が、一杯の質に対してリーズナブルな訳で、値上げ幅も少なく、改めて、こちらの姿勢が分かります。

久し振りに、醤白らーめん￥650を注文。
５分かからないでの提供です。

スープ、麺、チャーシュー、メンマ、半卵、ほうれん草…等々、全ての部分で手抜きは一切ありません。
スープは極めて優しいですが、一つ一つの具材を食べる度に、良くここまで手をかけているなと…毎度ですが、感心します。
又、スープのブレも、極めて少ないかと、いつも思います。

意図は分かりませんが、メニュー表記が、「しょうゆらーめん」が「醤油らーめん」に、「ポロねぎみそらーめん」が「ポロ葱みそらーめん」に変わりました(笑)。

「春木屋郡山分店」の様な…麻薬的な煮干し系スープも大好きですが、こちらの様な…手をかけて極めた域の…癖の無いスープも好きです♪
あっさり系が好きな方…、麺は延びにくいので、一つ一つの具材を味わいながら、是非楽しんでみて下さい♪