1回
2020/01 訪問
ものすごくおいしかった！
今治タオルのおしぼり
☆9緑茶（文山包種
★7アンチョビを入れたグリーンオリーブ
★8.5ホンモロコ/百合根/黒トリュフ
★9鰆/せり/フロマージュブラン
☆8.5Royal ダージリン（一口味見）
★8.5真鱈白子/プンタレッラ
★8.5真鱈白子/プンタレッラ
★9パン じゃがいもとローズマリー
★9.5真蛸/菜花
★9.5真蛸/菜花
★9アイルランド ヘレフォード牛/薪/切れ味
★9アイルランド ヘレフォード牛/薪/切れ味
★9アイルランド ヘレフォード牛/薪/切れ味
★9花キラリ/葉にんにく/月輪熊
★9花キラリ/葉にんにく/月輪熊
★9TACUBO風ボロネーゼ
★9TACUBO風ボロネーゼ
★9紅まどんな/レモンリーフ
★9紅まどんな/レモンリーフ
★9.5ヨーグルト/村田農園 苺
★9.5ヨーグルト/村田農園 苺
★8.5ハンドドリップのコーヒー
★10フィナンシェ
2020/02/02 更新
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年明けの1月2日、ずっと行きたかったTacuboのお誘いをいただいた、いつもお世話になりっぱなしのマイレビュアーさんから。
そして実際のコース、どの料理も絶品続きで、大きな期待を上回る満足度♪
なんて幸先のいい1年のスタートなんだろう☆
ソフトドリンクはお茶中心のラインナップ。料理だけでなく、こちらも驚きのクオリティ。
16000円のおまかせ料理コースにソフトドリンク1杯、合計20440円。
同じイタリアンのせいか、2日前に伺ったプリンチピオと食材がけっこうかぶっていた。
☆9緑茶（文山包種）
まろやかでふんわりやさしい口当たり＆味。他にもすごいお茶をいただいたけど、これが一番好きだった、好みの問題。
★7アンチョビを入れたグリーンオリーブ
塩気強めで特段の感動もなく普通。2日前にいただいたプリンチピオのオリーブの方がまろやかでおいしかった。そのせいで最初、このレストランってどうなんだろうって思ったけど、その次からが絶品料理しかない＾＾
★8.5ホンモロコ/百合根/黒トリュフ
岐阜産もろこ、養殖だけどこの時期脂が乗っていておいしいとのこと。かりっかりのチーズが貼り付けてある。
北海道産の「月光」という百合根とともに。
サーブされた途端、トリュフを凌駕する百合根の香り。
こんなにおいしい百合根は食べたことがない。百合根の概念を覆す。
ほくほくしていて優しい甘さ。
★9鰆/せり/フロマージュブラン
さわらは唐津産、皮目を軽く炙っている。秋田産せりは茎の部分と根の素揚げ。
焼きナスのタルタル、酸味あるフロマージュブランとともに。
さわら絶品☆皮目の炙った感じも、ほぼレアで硬さのある身も。
焼きナスのタルタルは薫香絶妙☆
☆8.5Royal ダージリン（一口味見）
水出しでゆっくり、雑味を出さずに抽出しているそう。
香りは強めだけどまろやか。それでいてキレがあってすごく強い、しっかりお口直しになるレベル。
ボトル、1本3万円とソムリエの方に伺ったけど、ネットで調べたら軒並み3000円代だった。
★8.5真鱈白子/プンタレッラ
北海道産。贅沢にも女性のゲンコツの半分くらいの巨大白子。とろとろ柔らかく、衣はがっちり分厚く、揚げ物食べたっていう満足感もある。
埼玉産のプンタネッラには、アンチョビのドレッシング。
★9パン じゃがいもとローズマリー
中はふわっと柔らかく、外はサクサクデニッシュのよう。
デニッシュとフォカッチャのいいとこ取りをしたような絶品パン☆
★9.5真蛸/菜花
オレキエッテ、ケッパー、レモンの皮のパン粉、ディル。
サーブされたとたん、パン粉とオリーブオイルの香ばしい香り。そしてその香り通りの絶品☆
むちむちの分厚いオレキエッテ。
たっぷりのオリーブオイルベースのソースとディルが全体をまとめている。
★8キャビアのパスタ（一口味見）
コースに＋5000円で上記のパスタの代わりにできるメニュー。
ラトビア産のキャビアは全く塩気がない。
パスタは秋田の著名な「たかむらめん」だそうで、海藻を練り込んである。やわらかい茹で上がりで、独特のしなやかさ。
キャビアとパスタ、別々にごく少量いただいた感じだと、上記のパスタの方がおいしいと感じた。
ただ、このメニュー、自分でたっぷりとひと瓶パスタをキャビアに絡めていただくっていう楽しさがあるのと、たっぷりほおばったら別の美味しさがあったのかもしれない。
とはいえ、再訪する機会があったら、また普通のパスタを頼むと思う、普通のパスタがものすごくおいしかったから。
★9アイルランド ヘレフォード牛/薪/切れ味
いよいよスペシャリテの薪焼き登場♪
タクボ牛（上士幌産十勝ハーブ牛のサーロイン）を出すこともあるが、最近は脂が乗りすぎているとのことで、ヘレフォード牛登場。シェフが最近ハマってる牛で、赤身のサーロイン、グラスフェッド。軽い脂はグラスフェッド特有、脂身の間の筋の部分にもうまみがあるとのこと。
メニューの切れ味はナイフのこと。Ryusen japanと契約していて毎週研いでもらっている、今回は研ぎたてとのこと。
言われた通り、今までにないレベルの切れ味で爽快。お刺身を切っているかのような感覚。肉は切った断面の切れ味次第で味が変わってくる、とのソムリエの方の言葉も、味わってみるとたしかにそうだなと感じる。おもしろい体験。
ヘレフォード牛、内側のレアに近い部分の火入れ、外側のウェルダンな焼き上がり、脂身、しっかりしたコントラストがあって絶品☆ほぼレアな食感&味を楽しめる赤身。
赤身と脂身を一緒に食べたら1番おいしかった
清瀬産のにんじんは、薪の脇で2時間ゆっくり火入れ。
さつまいものような甘さ＆ほくほくの食感。にんじん嫌いの子供もこれ食べたら、人参嫌いが解消されるかも＾＾
あとは広島産マイクロリーフ。
★9花キラリ/葉にんにく/月輪熊
花きらりは山形産米。粘り気が出てリゾット向きとのこと。
岐阜産月輪熊はかたつむりから卸した夏の熊とのこと。夏、そう考えると半年ほど寝かせている？
☆10 月輪熊が爆発的なおいしさ。甘い脂身をカリッと揚げている。これでかたつむりが行きたいお店リストに追加された＾＾
葉ニンニクも肉厚でいい感じ。
★9TACUBO風ボロネーゼ
命を大切に、というコンセプトのもと毎日残った食材を入れるので、毎日味が異なる、という一期一会の一品。
山椒の香りが強くていい感じだなと思ったら、山椒ではなくネパール産の胡椒とパッションフルーツだそう＾＾
ミートソースは、かぶりの部位を1週間煮込んで旨みを出したもの、数時間煮込んだもの2種類をブレンドしている。ヘレフォード牛とタクボ牛のブレンド。
肉肉しさというか、肉の味が強くて絶品☆
★9紅まどんな/レモンリーフ
宇和島産紅まどんなと、パッションフルーツとレモンリーフのジュレ。ジンジャーも効いている。朝食べたいタイプの程よい酸味☆
★9.5ヨーグルト/村田農園 苺
茨城県産とちおとめ。練乳に酸味を効かせてさっぱりさせたような濃厚なおいしさ。
うまく表現できないけど、ものすごくおいしかった。
★8.5ハンドドリップのコーヒー
イルガチェフェというエチオピア産高級豆、ナチュラル製法の深煎りだそう。コーヒー店のコーヒーよりおいしい。レストランでこのレベルのコーヒーが出てくるとは☆細部に神宿る。
★10フィナンシェ
最後のフィナンシェもスペシャリテだそう。
口にしてびっくり！今までの絶品料理の数々をも凌駕する衝撃的なおいしさ！
アーモンドの風味がしっかり効いている、外側はばりっと力強く香ばしく焼き上げられている。過去最高のフィナンシェ☆
個室だったけど、最後にシェフが挨拶に来てくださって、お土産ですとシェフの地元の今治タオル(ハンドタオル)をいただいた。おしぼりにも使われていたものの小さい版。
私のバスタオルも今治タオルだけど、それと同じくやわらかく心地よい使い心地。
田窪シェフ、まったくスノッブなところのない、優しそうな方だった。もし再訪する機会があるのなら、カウンターで料理を作ってらっしゃるところも拝見したい。
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