セルジさんのマイ★ベストレストラン 2017

インスタもぜひ☆食事&旅行&ダンス撮影

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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今年は東北の名店や、お寿司を中心とした極上和食店を訪れる機会が豊富なめぐまれた1年だった。
地方のお寿司屋さんのすばらしさを知った☆
10軒中7軒が和食、6軒が魚介系、4軒がお寿司という偏りっぷり^^

東京のランクインは3軒のみ!
行動範囲が広がった分、ベストレストラン自体の質が他の年よりかなり良くなっている♪(←あくまで主観)

マイ★ベストレストラン

1位

食楽 しお彩 (志津川 / 海鮮、海鮮丼、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.9

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2017/07訪問 2021/04/29

南三陸の大粒&超絶絶品うに!!

2017年3月にオープンした南三陸志津川さんさん商店街。これまで仮設だった商店街が本設となった。
見るからに新しい、美しい、明るさたっぷりの木造建築。
このエリアでは、「さんさん」「きらきら」を固有名詞につけているものが多い。

南三陸でのランチは、今旬の「きらきらウニ丼」を食べようと決めていた。さんさん商店街のお店での価格は一律2700円(ホテル観洋のきらきらうに丼はがぜうに付きで3000円)。
きらきら商店街のランチスポットがいっせいに開店する11時前。「弁慶鮨」というお店には行列ができていて、並んでいる人が「さんさん商店街で一番評判がよい」と言っていた。情報がこの行列くらいしかないので相当迷ったけど結局、がらがらだけど唯一「今日とれたての雲丹を使っています」と貼り紙してあったこちらに入った。
そして出会ったのが人生最高に大きく、最高においしいうに!!
ここのお店が大正解だったのか、南三陸のうにはどこでもこんなにおいしいのか。こんなにおいしいなら、他の海産物も食べてみたいし、他のお店のうにも気になってしょうがない。ただ南三陸まで来るのは本当に大変なのが玉にきず。

★10 きらきらうに丼
最初、見た目的にうにが思ったより少なくてがっかりする。
でも粒が大きい!ひと粒で小さめの軍艦作れるくらいの、普段食べてるウニの2.3倍の大きさ。
うまみ、コク、段違い。口の中ですぐとろけてジュース状になる。
ひと粒まるまるほおぼると口中にウニが広がる。
少量の醤油とわさびで食べるのがいい感じ。

★7 黒いとろろ状の海藻たっぷりのお味噌汁もおいしかった。宮城県のお味噌汁って必ず何かの海産物がごろっと入っているのが、リッチなおいしさでいい。

この1投稿が、復興の一助となることを期待しつつ。

  • ★10 きらきらうに丼
  • さんさん商店街から望む景色。6年超経った今、盛り土している段階
  • さんさん商店街

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2位

鮨匠 のむら (天文館通、いづろ通、甲東中学校前 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2017/09訪問 2018/02/03

見たことのない絶品地魚のオンパレード★

見たことのない絶品地魚のオンパレード★
鹿児島のお寿司の名店。台風のけがの功名で、奇跡的に4日前予約で滑り込むことができた。
店主いわく、1年に1回来るなら9月がベストだそうで、運よくベストな時期に滑り込めた。
見たことのない地魚のオンパレード&特に握りを中心にとてもおいしい。
個性的でこだわりのある店主が1つ1つ丁寧に説明してくださる。
コースは前半つまみ、後半にぎりのおまかせコースのみ。黒豆茶も入れて21000円。

席につくと、調味料がしっかりセットされている。
写真左下から反時計回りに、☆6.5酢味噌
☆8 醤油 
自家製。薄味でほんの少しだけ甘味のある独特の風味。最後にお土産でペットボトル1本分お持たせ。これで料理すると、ふだんの料理もワンランクアップしておいしく仕上がる♪
☆8.5 ポン酢 王道のおいしさなんだけど、かなりおいしい。
☆7.5 ごまと塩。これもこだわりあり。どちらも味がとても濃い。
☆7.5 梅肉 
これも見た目通り、かなり味が濃かった。特に塩味と甘みが効いている。次の料理を待っているあいだ、ついついわさびと混ぜてちびちび食べてしまう。

☆7 ところてん(写真右) 
店主が日本一気に入っているところてんだそう。お好みで辛子をつけて。のどごしがよくやわらかい。冷たさが心地よい。
☆7.5トビウオのさつま揚げ、だしまき(写真左)
☆5葉わさび(写真左奥)
☆7 茎わかめ ミネラルたっぷりで元気になる

★8めいちだい
1日寝かせている。背の部分とはらみの部分。ねっとりした浅めの熟成感。
★8シロボシフエダイ
背の部分に白星のついた「シロボシフエダイ」が希少でおいしいのだそう。
★9鹿児島産たこ
やわらかな食感と人肌よりちょっと温かいくらいの温度感が最高☆ほんのり塩味。いろんな調味料と合うけど、何もつけないかポン酢がいいと個人的には思う。
★8.5 たこのたまご 
海藤花と書くそう。はじめて食べた。はもの卵に近いかも。食感はたらこと同じだけど、味はもっとやさしい感じ。
★9しょっこというカンパチの稚魚のはらみ
天然ものって初めて食べた。
養殖より脂なくてひきしまって筋肉質。臭みなくうまみもたっぷり。

★7.5茶碗蒸し
うにと筋子が一緒に入るというこの時期ならではの贅沢さ。
☆9唐津産うに
6秒間口に含むようにとのこと。たしかに温度の効果で甘味が増してくる。

★9はがつお
鹿児島近海をゆっくり泳ぐ、普通のカツオとは異なるものだそう。伊豆諸島などでも捕れるそうだが、主に鹿児島で捕れるものだそう。
普通のかつおより色が薄く、味もさっぱり。ポン酢と合わせるととてもおいしい。

ここからは握り。女性の親指、男性の小指くらいの見たこともないような小ぶりのかわいらしく美しい握り。
シャリは軒並み人肌より暖かく、中にはほかほかごはんのような熱さのものも。

★9あおりいか
甘い、ねっとり、柔らかい。すだちと合いすぎ。

★9赤ムツ(のどくろ)
鹿児島産。脂控えめなのが特徴的。

★9真鯛
しっかりとした甘さ。硬さのある弾力感。紅葉おろしとの相性最高☆

★9なみくだしえび
鹿児島で一隻の漁船でしか取れない、幻のエビだそう。
甘みと苦味がやわらかく押し寄せる複雑な味わい。

★7コハダ
柔らかくて、浅くしめてる。苦み強め。

★8さより
繊細な包丁の入れ方が、舌にダイレクトに伝わってくる効果。

★8車えび
ゆでたての温度にこだわる。つまみの絶品タコと同じ原理。
温かいからこその甘さ。

★8シャコ
今日一番の驚き。これまで食べていたシャコとは明らかに一線を画す。
まず色からして全然違う。普段の茶色っぽいしゃこは泥の中で生きているので、味も色も泥臭くなるのだそう。
今日のしゃこは、シャコっていうよりおいしいエビに近い。

★8.5シャコのつめ
シャコで一番甘い部分。蟹のような食感、甘さで、かに独特の風味をなくしたような感じ。

★10.ウニ
唐津産。茶碗蒸しのウニと同じものなはずなのに、全然違う印象。とろっとろで甘い。温度の違いの影響だそう。

★8かます
★9まあじ 甘い

★9シマアジ
幻の天然物だそう。旨みが段違い。

★7.5筋子

★8唐津産黒アワビ
6時間煮込んでるそう。

★8はがつおの稚魚

★8.5鹿児島県産本マグロ漬け
10日間熟成した後、少し(1時間ほど?)漬けにしたそう。

★10しもふりのトロ

★8たちうお
のむら一番の自信作だそう。しっかりした火入れでアナゴに近い食感。

★9九州産アナゴ
冒頭で出てきた自家製のしょうゆで炊いている。なのでツメなしでもしっかりと味がついている。

★8.5 うに&すじこごはん 超贅沢。

★9.5 しめのきゅうりでまたびっくり。持ち上げた瞬間水がしたたり、メロンに近いジューシーさ。こんなきゅうりは初めて!農家直送なのがポイントだそう。
13 5 13 13

  • ★10
  • (説明なし)
  • ★8めいちだい

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3位

寿司割烹 魚紋 (郡山 / 寿司、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2017/07訪問 2019/01/26

何気なく立ち寄った珠玉の一軒☆

郡山に行くことになったので、郡山市食べログ1位のこちらに行ってみた。
郡山、3年前に訪れたときと、食べログのランキングが大きく入れ替わっている。

まずは一番安価な3500円のコースにしてみた。でも最初の3貫が絶品だった時点で、10貫5000円のコースに変更し、さらに本日のおすすめ料理を2品追加した。
全体的にとろっとやわらかいネタ。
出す10貫が何とは特に決まっていないようすで、好きなネタを聞いてくださって、そのネタをすべて入れてくださった。
価格設定も良心的なので、値段を気にせず食べられるのもありがたい。

ついてくださったのは、一番年配らしい職人の方。
お店の方は丁寧に説明してくださって、いろいろな立ち振る舞いに誠実なお人柄を感じた。
食べログ上は一見に冷たいというコメントがあって不安だったが、実際は逆だった。

★8.5揚げなすのソーメン
おいしい!きりりと冷えた夏らしい一品。思えば今年初めてのソーメン。

職人さんが目の前でわさびを大量にすりおろしている。

★9若狭湾産さまとうだい
大粒の塩をがっつり効かせているのが、このネタとよく合う。

★9オーストラリア産天然インドマグロ
天然は1割程度しか流通していないそう。

★9岩手産石垣貝
貝はあんまり興味がなく、ここまで絶品と思った貝は初めて。

★9.5勝浦産金目鯛昆布締め
一本釣りだそう。おだやかな昆布締め風味が最高☆

★9若狭湾産剣先いか
あおりいかと並んでいかの王様だそう。藻塩と振りゆずで。
いかが驚くほど柔らかくて甘い。今までの人生の中で一番のイカ。
振り柚子との相性も最高☆

★8.5エゾバフンウニ 冷たくて甘い
★8佐賀産コハダ しっかり締めてある

★6北海道産エゾ真つぶ貝
つぶ貝の仲間だそう。かなりこりこりと硬い。この食感がおそらく売りなんだけど私の口には合わず、なぜ絶品続きの中いきなりこれが出てきたの?っていう印象。

本日のおすすめよりぶどうえびを追加。なんと、ぶどうえびの卵とうにとのセットで♪握りで。
★8ブドウエビの卵は時期によって色が変わるそう。今はキャビアのような見た目で、そのせいか味もキャビア 笑
★9 うにとブドウエビ どちらもねっとりした食材で相性がいい。
職人さんいわく、ぶどうえびって珍しいから重宝されるけれど、特別おいしい食材ではないそう。
とろっとした食感や甘さが、ぼたんえびと甘えびの中間のよう。

★9 中トロ

★8 ブドウエビの頭 焼き
★8.5羽田沖産江戸前穴子
★10大トロ これに限らず、赤身、青身には赤酢のシャリを使っていて、ネタとの相性最高☆

★8.5 鮎の塩焼き
職人さんが丁寧にきれいに骨を取り除いてくださった。肝や頭もおいしく食べきった。

★7 トマト 常連さんが大量に送ってくださったそう。甘め。

握り以外も豊富な和食のコース(三種類ある)も気になる。お客の好みに合わせて、ひと手間かけた肉料理を出したり、フレンチ&イタリアン風の料理を出したりもするそう。

かなり古くからこの地にあったお店のようだが、郡山に初めて訪れた3年前にはまったく気づいていなかった。。
そのころは食べログの点数が高くなかったのかもしれないし、当時はまだそこまでお寿司に興味がなかったのでスルーしていたのかもしれないし。
去年末に新装開店し、スタイルを変えたそう。

街のようす。3年前はかなりうらさみしい印象だったけど、今回は活気がある。行った場所が駅の反対側だったからそう感じたのかもしれないし、街自体の活気が出てきたのかもしれないし。たぶん前者。
8454

  • ★9.5勝浦産金目鯛昆布締め
  • ★8.5ブドウエビ ブドウエビの卵&うに
  • ★10大トロ

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4位

鮨 臥龍 (四谷三丁目、曙橋、新宿御苑前 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2017/02訪問 2017/12/30

期待をはるかに超える感動の嵐☆

魯山出身の大将のお店と聞いて行ってみた。絶品続き☆期待をはるかに超える感動の嵐☆
まわりは私たち以外常連さんぽい人ばかり。
大好きな食材や知らない食材もいい感じに出てきた。
ぜひまた行きたい!

最初にちょこんと4つ。1つ1つが本当においしく、これからの期待感高まる♪
写真右上から時計回りに。
☆9のれそれ 天然アナゴ稚魚。愛知産。 今の時期逃すと食べられないそう。つるんとひんやりした食感最高☆
☆9はまぐり 九十九里産。今まで食べていたはまぐりとは別物のおいしさ。大きくて肉厚。
☆7たらこ 北海道白老産。はとこが住んでいるところ^^
☆8磯つぶ貝酒蒸し 北海道産 味も食感も、いい意味でしっかりとした存在感☆

和モダンアートのような美しいもりつけにまずやられる。
☆9のどぐろ 長崎産。脂しっかり乗った&絶妙な火入れ加減(生の部分を残しながらも香ばしい焦げ目もある炙り感)の王道のおいしさ
☆8赤貝 宮城産
☆9しめ鯖千枚漬け しめさばは三陸産、千枚漬けは京都産
☆9ボタン海老 見た目どおりの肉厚さで満足度ひとしお
☆8毛ガニの塩辛 根室産
☆7さわら

★8.5ボタン海老味噌と卵 
★8.5蒸し鮑 三陸産の新物。ゆずの香りがほのかに♪
★8白子焼き わけぎ、さんしょうで
★7.5車海老とそら豆の唐揚げ 指宿産。繊細な海老のひげが針のように口に突き刺さって痛かった

★9オレンジジュース オレンジジュースまでもが濃厚で味がぎゅっと凝縮されている感じで絶品☆デルモンテのものだそう。買えないのかな!?

ここからは握り。細長い流線形が美しすぎてうっとりする。
この小ぶりが感じ、かなり好み♪
★7江戸前すみいか 富津産。塩、すだちで。
★9金目鯛昆布締め 銚子産。見た目も美しすぎ、味も絶品☆
★8.5みる貝 岡山産
★9白えび 富山産。小さなつぶつぶなので、口の中でしゃりとの中に沈んで溶け込んで一体化する。
★9本鮪 長崎産

★10とろ 今日一番の絶品☆甘くてやさしい味の醤油が途中からほんのり効いてくる感じが最高☆計算しつくされている。

★8江戸前コハダ 富津産。これも美しすぎる☆
★9天然バフンウニ 北海道産
★8あなご 対馬産
★7干瓢巻き

11 490

  • ★10とろ
  • ★8江戸前コハダ
  • ★9金目鯛昆布締め

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5位

レストラン ナンペイダイ (神泉、渋谷、代官山 / イノベーティブ、創作料理)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2017/12訪問 2017/12/23

フュージョン☆ケミストリー

極上和食店のシェフプロデュースのフュージョン。
まず、エントランスの美しさに圧倒される☆エントランスも庭の景色も極上アジアンリゾート風。そしてアジアンリゾートにはない、細やかなところまで神経の行き届いた品の良い高級感がある。沖縄のリゾートをアップグレードした感じ。この品の良い高級感って細かなところまで繊細に作りこめる日本人じゃないと無理なのかなーと改めて思う。聞いてみるとやっぱり、一度はった緑ベースのソファーカバーをはりかえて茶色にしたり、ダイニングの光の当て方(料理の真上から光を当てたい、かつ女性が美しく見える角度)、お庭の水への光の映り方など、本当に、ふつうにこのダイニングで過ごしてるだけでは全く気付かない細かなところまでこだわって作られてる。そんな1つ1つの細かなこだわりの集合体が、この上品な高級感&極上感なのかなーと思う。

料理も絶品続き☆基本的に和洋折衷スタイルなんだけど、それが六雁みたいに洗練されたいい感じの軽さに仕上がってる♪和洋折衷の失敗バージョンにありがちな古臭さはゼロ。
ときどき、イタリアンっぽいものや中華っぽいものも出てきて楽しい。食材の組み合わせも斬新で、しかもそれが化学反応のように新たな感動を生み出してるのを味わう発見もとっても楽しい♪さらにその食材同士が好きなもの続きだったりするから感動する☆
プロデュースしたシェフの極上和食店とほぼ同じ感動のものを格安でいただけるコスパの良さもすばらしい♪

★9ずわいがに、アボカド、カリフラワー、土佐酢ジュレ
好きな素材同士の組み合わせ。
土佐酢のジュレには隠し味、とは言えないほどのカレー風味。そしてこの2つが本当に合う!カレー風味が土佐酢にまろやかな深みと奥行きを持たせる脇役的な役割を果たしている。

★9アワビのコロッケ
ベシャメルソースとあわびの肝で濃厚な仕上がり。下にはすだちが敷いてある。

★8.5手長海老のスープ
3皿目にして食後のコーヒーのような見た目の1品が登場するっていう楽しさ♪
どんなに手間暇かけて濾したんだろうって思わせる濃厚な味と色。

★9.5のどぐろ炙り、トリュフ、深川ごぼうの揚げ物
これも好きな素材の組み合わせが化学反応を起こして昇華されている一品☆
生を燻したようなのどぐろのねっとり感と、ごぼうの揚げ物のさくさく感。
★9カッペリーニ、生キャビア、白えび、きゅうり
和とイタリアンの折衷のような一品。生キャビアと白エビの素材の極上感。きゅうりの繊細な切り口。

★7うに、ホタテのムースを舌平目で巻いたもの 白ワインとバターのソース
サーブされたとたん、ソースの酸味のある強い香り。これはこの日唯一、和洋折衷フレンチの古臭さが出てしまった一品。うにはとってもおいしかったけど。

★10鴨肉のハンバーグ
つなぎで豚肉とフォアグラを使用。鴨肉を使うことで、肉の強さが出てる。この日一番好きだった一品☆4種類のきのこ。

★8.5サフランのスープ
銚子産金目鯛、モンサンミッシェル産ムール貝。
真っ赤なにんじんなど、食べると元気になる極上野菜の数々。

最後の食事。普段は1種類選ぶそうだけど、今回は3種類少しずついただくことができた。
★9トリュフごはん、ホタテ、あんかけ
最初に出てきたこちらが結局一番おいしかった!ということで満場一致。トリュフが目の前でたっぷりすりおろされる。そのとき放つ香りがすごい☆
トリュフごはんってすばらしいしホタテも好きなんだけど、いちばんよかったのが甘い餡(これも満場一致)
★8.5白子のリゾット チーズがしっかり効いたイタリアン風。
★8すっぽんとビーフコンソメのラーメン
最後に和中折衷的な一品。スープがおいしすぎて、品性的にどうなんだろうと思いつつも全部飲み干した^^唇がくっつきそうになるくらいコラーゲンたっぷり。

★8ブラマンジェ アマレットジュレ
石かわのブラマンジェのような濃厚さ。

★8.5練乳のバニラアイスクリーム
卵黄たっぷりらしくオレンジ色。たしかに色通り、卵のアイスクリームっていう名前にした方がいいんじゃないかと思わせる味。
器の極上感も感性に訴えるものがある。江戸時代の骨董品だそう。

☆7ブラウニー
☆8.5ココナッツのスノーボール
☆8コーヒー

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  • ★8.5サフランのスープ
  • ★9カッペリーニ、生キャビア、白えび、きゅうり
  • ★7うに、ホタテのムースを舌平目で巻いたもの 白ワインとバターのソース

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6位

神楽坂 石かわ (牛込神楽坂、飯田橋、神楽坂 / 日本料理)

3回

  • 夜の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥40,000~¥49,999 -

2021/09訪問 2022/11/20

今回も感動だが、かつてほどではなかった

極上王道和食の石かわさん。今回3回目の訪問、ご縁に感謝。
石かわといえばこれまで、なじみの食材がありえないレベルに昇華する、感動の正統派極上和食というイメージだった。

以下いろいろ書いてしまったが、今回も感動だったし今後もファンであり続けるし、石かわグループの全店舗に死ぬまでに訪れたいという夢も変わっていない。

今回も、引き出された素材のおいしさに感動した。変に濃い味付けをすることなく、素材の滋味深さがそのまますっと体に入って行く至福。
一方でなんでだろう、今回に限っては、食材をありえないレベルに昇華するってほどの感動ではなかった。大将の雰囲気や印象もこれまでとは違った。何かが変わってしまったのか、この日たまたまなのか、私が変わったのか。。

それでいて価格は1.5倍以上になってしまった(3.5~4.5年前と比べ)。コース+ソフトドリンク2杯で43000円。
そんなこんなで、今回は今まで訪れた石かわグループでの極上体験の中では、一番満足度の低いものとなった(石かわグループで初めて、総合点4.5いかない満足度)。これまでは私の中でも、驚異的なレベルの高さの石かわグループの数々の中でも頂点だったのに。

最近は、石川親分のお弟子さんの名店の数々含め、素晴らしいお店が他にもたくさんあり、東京はそういう面で、環境に恵まれすぎているのだろう。あと個人的に、おいしいっていう感動のみならず、新たな発見が重要なので、この手の正統派和食は、もっと料理人の方にいろいろ教えていただきながらでないと、満足できなくなってしまったのかも。

☆8りんごジュース サービスの方が好きとおっしゃっていたりんごジュース。どろっとしたタイプ。

★8.5渡蟹、佐渡産もずく、餅米

★9.5すっぽんベースのかきたま汁
お椀の絢爛な美しさ、そして蓋を開けるとかきたまの可憐な花びらのような美しさ。
口にすると絶品☆すっぽんのエキスが凝縮することで、濃いめな味に仕上がっている。しみじみ感動し、これが石かわさんだよなと改めて思う。

すっぽん、シンプルに水、塩、昆布、しょうがで2時間コトコト煮込んだそう。
長崎産、大分安心院(あじむ)産をブレンドしているとのこと。あじむ、味がすっきりながら良質なすっぽんの産地、と大分ご出身の料理人、江藤さん。

石かわさん、月火の夜は江藤さんが店主となり、大分の食材、郷土料理をベースにした「江とう」になるそう。
さっそく予約を入れさせていただいた。年内は満席なので、来年訪問予定。今から楽しみすぎる♪

★9お造り
熟成めいきだい(別名ふえふきだい)と函館産うに。
シンプルに、王道の函館産うにのおいしさに感動☆
全体的なバランスにも。

★9伊勢海老の焼き物
伊勢海老のみそとともに。手前の黄色いペーストは、酒盗の黄身和え。
これも伊勢海老そのものに感動☆外は香ばしく焼かれ、内側はレアっていう最高においしさを引き出す焼き加減。

★8対馬穴子の炭火焼き
タレではあるけど、さらっとした醤油ベースでさっぱりした仕上がり。ふわふわの大根おろしと酢橘でさらに軽く。筋肉質な弾力。
うなぎは絶滅危惧種なので、石かわさんではしばらく出さない方針とのこと。

★8.5萩産鮑、かぶらあん
これもシンプルに鮑の上質素材を楽しむ。

★8お椀 白甘鯛と群馬産翡翠茄子の揚げ浸し
滋味深い出汁をたっぷり含んだ翡翠茄子、幸せすぎる。

★9島根県産戻り鰹
淡路島玉ねぎと柚子のタレ。このタレのさっぱりした甘酸っぱさがすごく好み。

★8.5新物生いくらのそうめん
いくらって食べるのに抵抗を感じる。それは、塩漬けにされたいくらは、私にはしょっぱすぎるから。
でも、これは全くしょっぱくなくて、いくらの素材のよさのみを堪能できる。生いくら最高☆

★8食事 和牛の炊き込みご飯
ここで定番、大将のご登場。今回は撮影映えのための特別ごはんとのこと!たしかに牛肉の赤、とっても華がある。
すべての素材がシンプルに滋味深いおいしさ。

★9.5ハネージュという盛岡産桃&静岡産メロン
サーブされたとたん、宝石のような美しさにテンションあがる。鮮やかで、ジューシー。
その見た目そのものの絶品☆どちらも半分くらい汁気ではって思わせるくらいジューシーで柔らかくておいしすぎる。

★8.5ごまもち
サーブされたとたん、粗挽きのごまの香ばしい香り。とろけるようなやわらかさ、ミルクの風味も感じさせる甘くて優しいごまもち。
販売もしているそう。販売の物であってもこの食感をキープしているとのこと、改めて高すぎる技術をリスペクトせずにはいられない。
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前回訪れたのは2016年1月。かれこれ2年ぶりの訪問。
ほぼ同じ季節だったけど、メニューがほとんどかぶってなかったのがありがたい。
前回同様、なじみの食材をありえないおいしさに昇華させた料理の数々。常に、あらゆる食材で。これができるって驚異的☆
お会計28000円。
★9あん肝、車海老、菊菜
車海老、かつて経験したことないようなやわらかい食感×やさしい甘さ★
あん肝、やさしいポン酢との相性抜群☆

★8甘鯛、銀杏

★9海老芋、牡蠣、白味噌 好きなものどうしの組み合わせ。最高☆
牡蠣がぷっくら大きかった。

★8豊後水道産の鯛
☆9エゾバフンウニ
これは薬味も含め前回同じ。前回は鯛が明石産だったけど。

★8.5穴子の飯蒸し

★9たらの白子 とろっとろでやわらかい。紅葉おろしとの相性も最高☆

★9.5のどぐろと椎茸
サーブされたとたん、特に椎茸の香ばしい香り。
脂しっかり、身もやわらかくてとろっとろののどぐろもすごいけど、むしろしいたけ!
柔らかくて肉厚。醤油ベースのシンプルな味付けで素材のうまみが引き出されてる。これまで食べてたしいたけとは全くの別物。

★10かぶらと牛しゃぶ
サーブされたとたん、餡の香りがふわっと。
数々の絶品メニューの中でも今日のいちばん!
レアな火入れ加減の牛肉がおいしすぎる!
あんは濃厚、みたらしみたいなとろっとろの質感。

★8ずわいがにのお椀 ずわいがにの素材の良さにほっとひといき。

★7ほたての炊き込みごはん
ここまでで全然おなかいっぱいにならなかったので、2膳食べたらいっきにおなかがふくれた。1膳にしといた方がよかった。
☆8貝柱、お漬物、味噌汁 ひとつひとつが素材の良さしみじみ感じるおいしさ。

★7 粟ぜんざい 考えてみたら粟ぜんざいって食べたの初めて。むっちりぷつぷつ、黄金の粟。
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常連さんが連れていってくださった。この日いただいたほとんどのメニューを数回召し上がったことがあるそう。
正統派の純和食。絶品続き☆奇をてらわず、純粋においしさだけでここまで感動させるってすごい。はんぱない実力&オーラに完全にノックアウト。
今回は個室を使用。機会があったら、今度はカウンターにも行ってみたい。

白子が入ったのでいくらかプラス料金、全部で25000円くらい。
★8.5ふぐの身と皮を湯引きで。
辛くないもみじおろしとポン酢ベース。

★9すっぽんのかき揚げ
レンコン、しいたけ、みつばも入ってる。
醤油ベースの味付けの甘じょっぱい味つけも(昆布と鰹とすっぽんのだしだそう)。
かりっと揚がった食感も。                                                           すっぽんのコラーゲン感も。
レンコンのアクセント的な食感も。
すべてが絶品☆

★8早採りタケノコとはまぐり
☆タケノコは鹿児島蒲生産だそう。かなりの薄味。
☆8.5はまぐり 食感最高☆ずっと噛んでたい食感

★9 お造り
☆9.5北海道産馬糞ウニ 驚きの甘さ
☆9淡路島産鯛 絶妙な弾力ある食感と深みある味
☆7薬味は大葉、みょうが、生のり

★9アオリイカ
表面を炭で炙っている。
かための食感がいい。弾力とねっとり感のバランス。

正統派で、純粋なおいしさでここまで感動するってすごいと思わせるものが次々と。

★8ふぐ白子の炭焼き(コース外)
カニのだしの餡で。
トロッとしている。味はタラの白子よりあっさり。

★8.5のどぐろ
ダシ巻き玉子のようなジューシーさ!こんなの初めて☆口の中ですっと溶けてなくなる。
☆9一度炊いたレンコンをさっと炭で炙ってるもの すっぽんの揚げ物の味付けと近くて満足感大☆

★9 炊き合わせ
☆9出汁でさっと炊いた海老芋
炊いた後揚げている。甘くてほくほく柔らかい。
☆8.5松葉蟹と蟹味噌 蟹味噌濃厚

★8.5穴子の鍋
ダシもおいしくて思わず飲み干す。
野菜もこれだけたくさん食べたいくらい。

★食事
☆6.5味噌汁 ☆8.5お椀は越前塗り。軽くて美しい
☆7.5 漬物 優しい味
☆8.5食事。土鍋の中ではまだレアの牛肉!こういう演出、テンションあがる♪
生姜焼きの細かいのみたい。1センチ角くらいのごろごろ入った大根がジューシーでとってよい。

★9いちごと黒蜜の寒天 ココナッツミルクのスープ
濃厚な甘さの黒蜜に負けないくらい、濃くて甘いココナッツミルクのスープ。がつんと来るインパクトが締めにちょうどいい感じ。そのせいか大粒のいちごはかなりすっぱく感じた。
6322

  • ★9.5すっぽんベースのかきたま汁
  • ★9.5すっぽんベースのかきたま汁
  • ★9.5ハネージュという盛岡産桃&静岡産メロン

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7位

寿司一 (青森 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2017/06訪問 2017/06/29

東京とだいぶ違って面白かった!

東北一のお寿司との呼び声も高い、青森市の名店。
観光客はいないような閑静な住宅街にぽつんとある、庶民的な古民家。まずこのたたずまいに驚く。
つまみも握りもすばらしくおいしかった。素材の良さを活かしたオーソドックスなもの。地のものが食べたいと伝えたけど、今はほとんどないとのこと。
周りの空気を読みながら、時にはおまかせで、時にはお好みで食べていくスタイル。お会計が怖いタイプ。そもそもお会計が怖い人は来ないお店なのだと思うけど。
店主も女将も常連のお客様も素朴で温かくフレンドリー。同席したのがこの地でかなり成功した方々だったこともあり、青森のセレブ生活の一画を垣間見た感。そういう意味でも貴重な経験だった。
サーブはゆっくりで、その間会話を楽しむ感じ。大将が下駄を履いていて、足音がからころ鳴るのも風情がある。
東京にはこんなお店ないなっていうディープ感。

まずはつまみ。大将に任せてみた。
★7卵 かつおぶし ふわっとおいしい。
★9.5うにどうふ うにが甘くて絶品☆

★9.5ヒラメ昆布締め(青森県産)+塩昆布
ねっとりしたひらめ。いい感じに効いた昆布締め。絶品☆

★9極上岩海苔の佃煮 日本橋の山本海苔のものとのこと。

最初女将と相談し、つまみは少しにしようと思っていたけど、あまりにおいしかったのでつまみを続けることに。

★6.5じゅんさい(津軽産)

最初に店主が鍋から引き揚げて見せてくださった特大あわび(ぱっと見体長10センチ超)。こんなにゼラチンが乗っているのは珍しいとのことだった。かなり無粋だけど、値段を聞いてみたところ、原価8000円だそう!
★9アワビ
絶妙な弾力感最高☆しかも、噛むのがもったいなくなるおいしさ。

★9たくあん
こういう何気ない一品もかなりのおいしさ。味付け絶妙。浅すぎず、強すぎず。いい感じの柑橘風味。

★7渡り蟹の醤油漬け すだちの香り
生。蟹とは思えない味&ねっとりしたつぶつぶ。
塩辛に近い。おいしいけど、個人的には塩気が強すぎる。

★7.5 かつお

そろそろ握りにシフトをお願いした。食べたいネタをはっきり伝えたら、それのみが出てきた。

★9.5 中トロ とろける王道のおいしさ。醤油味しっかり。

小川のウニ食べ比べ。東京産の方がものが良く、高いそう。
★9青森産
★9.5東京産
食べ比べると味の違いよくわかる。こういう食べ比べ楽しい。
東京の方が甘い。どちらも液体に近いジューシーさ。
☆9海苔 大森の吉田商店のものだそう。味がしっかりしていておいしい。このウニとの相性抜群☆大将が以前いらっしゃった九兵衛も海苔のおいしさは印象的だった。九兵衛では有明海苔だったけど。

★7.5 アジ 
ネタを透明のタレに2,3秒つけてから。すだちの皮としょうが。

★8穴子(タレ)
葉っぱの上において焼いていたのに、まるで牡蠣を持っているようなとろけ感。おそるおそる口に運ぶ。すぐにとろけてシャリに沈んでいく。
★8 穴子(塩)

★8.5 オレンジジュース
★7 ようかん
★8.5 栗ようかん 栗そのものをかじっているに近い味&かたさ。甘さも控えめで、かなりおいしい。
★7 きゅうり もろみそ?

他にもエビ(生&ボイル)、鉄火巻き、カブなど常連さんにおまかせスタイルで出されるもので気になったものがあったけど、「それ私も」と言っていい世界なのかよくわらなかったので断念した。
ここでは私の図り得ない何かがうごめいているように感じたから。
貝、白身の握りなども気になったけど、けっこうおなかいっぱいだったので頼まなかった。

最後に。いろいろと親切にしてくださった女将さんが持たせてくださったおみやげ。
★6.5 干し餅 青森ならではのお菓子だそう。瓦状の食べたことのないタイプのもの。米そのものを練り固めて塩をかけたような、生感残る感じ。手がとまらなくなるやみつき系。着色料部分の味はいまいち。
★6.5 りんごジュース ふつう

これでお会計は19440円。
東京だと庶民でも高級店に普通に行ってしまう文化があるけど、たぶん青森は違うんだと思う。青森では本当においしいものは常連さんなどと一緒に行かないと食べられないようす。なんか京都みたい。
街並みを見ても、こういった食事情を見ても、青森は昔の日本的なものを色濃く感じさせる。

  • (説明なし)
  • ★7卵
  • ★9.5うにどうふ

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8位

ナクレ (あおば通、広瀬通、仙台 / フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥4,000~¥4,999

2017/08訪問 2018/07/29

かつて出会ったことのない演出☆

インテリア、コスパ、シャガールのお皿、絶品料理
仙台で洗練されたフレンチを食べたいなと思ったのと、大好きなシャガールのお皿に魅かれて行ってみた。
結果期待をはるかに上回る大満足☆
料理は絶品、お店のインテリアはかつて見たことのない斬新なおしゃれ感。東京オリンピックで話題になった隈研吾氏がデザインしたのだそう。
そして驚きのコスパ。東京だったら倍以上の値段すると思う。
料理の絶品ぷりと驚異のコスパ、大阪で7年前に訪れて感動したリュミエールを彷彿させる。

訪問は仙台激混みの七夕祭りの日曜、しかもミシュラン☆獲得直後。なのに、2日前予約で入れ、しかも満席ではなかった。仙台では高級店はそんなに混まないので、ここも、こんなにコスパ良くても、仙台では高級店の位置づけだからなんだろう。

ミシュラン1つ星のお店だったこと、っていうかそもそも仙台がミシュランに掲載されていることを知ったのは訪問後。


まず、エレベーターの扉を開けると。見たこともないおしゃれな空間に驚く。店内に入ったとたんこんなにもテンションが上がったのは初めて。
店内は、プラスチックの透明の筒で囲われている。そして、色とりどりの造花が飾られている。すべて派手なものではなく、可憐なタイプの花で大人の女性好み。

そして席に着くと、シャガールのお皿に出迎えられる。同じお皿は1つとしてなく、見比べるのがとっても楽しい♪

料理はおまかせコースでちょこちょこ10品超出てきた。なので、10000円弱のコースかと思ったら、お会計なんと4000円(たしか)!!!

★9ブリオッシュ
☆甘くない生クリーム+ピスタチオ
☆焦がしたパンくずとトリュフバター
生クリームがエアリー感たっぷりでふわっふわ。ブリオッシュもふわっふわ。

★アミューズ3皿
☆8トマトのマリネ、ボタンエビ
☆8.5エビのスープ、カレー風味 ちょっとだけエスニックテイスト
☆8エビのブリック、バジルとともにフリット パプリカパウダー、カシューナッツ

★9 ホタテ、うに なすと鮑の肝ソース
☆9ホタテ 少し火を入れ塩をふっている。
そばのお米
☆8.5なすと鮑の肝ソース
和テイストのお皿は茨城県の笠間焼だそう。

★8.5真鯛 青のりとバターのソース
塊で焼いてるそう。
海藻感たっぷりなのがいい。

★9カンパーニュ
まず手に持った時のむちっとした弾力と柔らかさがすごい。焼く前の生地そのものみたいな。
天然酵母なのでかなり酸味のある個性の強いパン。何もつけなくてもおいしいし、カルピスバターをつけるとお互いの強い個性が見事にる調和する。
おいしくて手が止まらなくなるタイプ。

★8.5玉ねぎ
2時間半火入れした玉ねぎ。玉ねぎの甘みと食感を楽しむ
上にかけられているのは、乾燥ポルチーニの粉末。
サーブされたとたん香ばしい焼き玉ねぎの香り。

★8.5宮城野ポーク
オーブン2時間半1分入れて5分出すを繰り返して柔らかく。この火入れにしろ、玉ねぎの火入れしろ、カンテサンスを彷彿させる。
白菜の白い部分と、パプリカ、パルメザンチーズのソース。
ものすごくなめらかでやわらかい繊細な肉肌。ナイフやフォークで押しつぶさないようにして、なるべく出されたままの食感でいただく。

★8.5フロマージュブランとヨーグルトのアイス
シャガールのお皿、ふたたび!
このアイスの盛り付け最高☆アイスのちょっと溶けだしたような感じ。お皿がパレット、アイスが絵具のよう^^
☆7栗の花の蜂蜜マドレーヌ、たっぷりにフルーツとともに。
☆7写真手前のデザートは、上層から順に、牛乳の泡、カラメル、エスプレッソのシャーベット。

  • エントランス
  • (説明なし)
  • ★8.5フロマージュブランとヨーグルトのアイスなど

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9位

りんたろう (青葉通一番町、あおば通、広瀬通 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/08訪問 2017/08/27

仙台ミシュラン一つ星で感動再び☆

仙台ミシュラン一つ星のナクレに感動したので、同じく一つ星のこちらにも訪問&大正解。
外観も内観も白基調、ミニマムで洗練されきっている。

★9 煮穴子丼 1280円
とろとろやわらかい煮穴子、表面はバーナーで炙っている。シンプルに絶品だった。
鱧の卵(たらこみたい)の煮凝りがつけ合わせ。

ランチ、メニューが10種類強と豊富。
こんなにおいしいなら、もし職場の近くにこんな店があったら、全メニュー制覇したくなる。
ディナーも機会があったら行ってみたい。
コスパもすばらしい。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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10位

森の神話 (十和田市 / カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 2.0
    • | 雰囲気 4.9
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2017/07訪問 2017/07/17

一面の窓から臨む緑が圧巻の美しさ☆

奥入瀬渓流の観光拠点にある、星野リゾート系列の「奥入瀬渓流ホテル」のカフェ。
一面の窓から差し込む緑が圧巻の美しさ☆なので、当然窓際の席が人気でこの席しか埋まらない^^

☆8.5湧き水 今まで飲んだこともないような超軟水。富士ミネラルウォーターもおいしい軟水だけど、比較にならないほど。
☆8湧水珈琲 ↑の湧水と丸山珈琲の豆のコラボ。コクのあるおいしさでがっつり目が覚める。
☆7苔涼し 湧水珈琲にお茶菓子としてついてくる。クルミとメレンゲを丸めたものに抹茶のパウダーをふりかけたもの。奥入瀬渓流では、渓流の石に生えている苔の美しさも名物で、その苔にちなんだお茶菓子。
★9 幸福林檎のミルフィーユ
「生のりんごとバニラ風味豊かなパイ」
りんごのサクサク感と、パイのサクサク感(というよりざくざく感)の2種のサクサク感の食感の違いを楽しめる。バニラ風味たっぷりの生クリームもとてもおいしく、味も食感も楽しめる絶品の一皿☆正直、このカフェは雰囲気重視で味はそこまで期待していなかったけど、味も絶品で感動♪

「奥入瀬渓流ホテル」は「森の神話」以外にも↓のような魅力が満載。
・渓流を望める露天風呂。シャトルバスで行く離れの露天風呂もある。
・朝食&昼食用の渓流テラス
・フルーツウォーター&コーヒーを飲め、高村光太郎の大きな彫刻も臨めるラウンジ。こちらも窓からは一面の緑。
・西洋膳所おいらせ

このホテルを知ったのをきっかけに、星野リゾート系列のホテルに興味が出てきた。次はユカワタン(軽井沢)や雲海トマム(北海道)に行きたい。

  • 窓一面の緑!
  • ★9 幸福林檎のミルフィーユ
  • ☆8湧水珈琲

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