『南米から祖国に思いを馳せる～日本庭園 と斬新な和食 in ブエノス・アイレス』セルジさんの日記

日本庭園に行ってみた。
従業員はスペイン語堪能な日系人。ラテン系で明るい！うちらにも当然のようにスペイン語で話しかけてきた。
すべての作りが大きめな印象で、日本にはないだろうなっていう日本庭園。
でも、サンパウロの東洋人街ほど日本とかけ離れてる感じはなかった。
どこかの南国（鹿児島とか）の藩のお屋敷ですって聞けば納得してしまいそう。（写真①）

庭園の一角に食事処があった。一番日本になさそうな2品をオーダー。（写真②③）

★6.5ボストンロールOf smoked pink salmon,philadelphia cheese and mango　 43ペソ（約730円）/5個
スモーク・サーモン、チーズ、マンゴーをのりで巻き、さらにごはんで巻き、ごまをまぶしたもの。
3つの素材、意外にマッチしている。バランスもいい。

★8.5カリカリ・ロール　49ペソ（約830円）/5個
KARI KARI HOT ROLL Of fresh pink salmon, philadelphia cheese and avocado,breaded; in delicate Japanese butter-fried
思いのほか、かなりおいしかった！日本に逆輸入したらいいのにってくらい＾＾！
サーモンの刺身・チーズ・アボカドを海苔で巻き、さらにご飯で巻いたものに、パン粉をコロッケのように厚めにつけ、揚げている。
ソースは甘辛なものを使っている。

出口付近には「思い出」という一画が（写真④）。見ると客の名前を漢字などで書いてあげる商売をやっていた。
かなり混んでるので、代わりに書いてあげようか、と言いたくなる＾＾
元イエローキャブのマネジャー、岡本まいさんの旅行記を以前読んだ。
彼女はお金がなくなったら、道端でこの商売をしてやりくりしていたそう。
たしかにこの繁盛っぷりなら、立派な商売になりそうな気もする。

日本庭園、たくさんの人でにぎわっていた。ベンチで庭を見ながらしみじみたたずんでるカップルもいたり。
お客さんは日系人ばかりかと思いきや、アジア系の顔立ちの人は1人も見かけなかった。
アルゼンチンにもこんなにもたくさん、和に興味を持ってる人がいるのかと思うと、心からうれしかった。

南米ではいろいろなことがあり疲れてしまったのか、2週間しか滞在していないのに、ここに来て不覚にも郷愁を感じた。
早く日本に帰りたい。。