りらくまっくすさんの「行った(口コミ)」お店一覧 [食べログ]

うなぎ魚政

2024年Bronze受賞店

うなぎ百名店 2022 選出店

うなぎ魚政

四ツ木、八広/うなぎ

4.17

826人

夜￥10,000～￥14,999

昼￥8,000～￥9,999

定休日: 火曜日、水曜日

昼の点数：4.2

外側香ばしく、中はふわふわ、まさしく至高の鰻重うなぎが好きで2か月くらい経つと無性に食べたくなる。　いつもは、馴染みの日本橋の鰻屋に行くのだが、こちらのお店の噂を聞いて、いつか行って見たいと思っていたので、今回思い切って予約しました。迷いましたが、食べログの口コミを参考にブランドうなぎにしました。 11:30の予約でお店に入りましたが、確かに説明通り、鰻重が出てくるまで40分くらい待ちました。お重を開けた時の香りと少し香ばしく焦げた部分が食欲をそそります。見た目はいわゆる下町のうなぎ。たれが少し濃いめなんだろうと察して、しょっぱいか甘めかどちらかなぁと一瞬思いながら、一口いただくと、かりふわ、タレの焦げた部分が最高！わたし史上、最高のうなぎに出会った瞬間でした。タレよりもまずうなぎの仕上がりと質の高さに感動しました。ほんと、はるばる四つ木まで来た甲斐がある。普段は、比較的全体に山椒を掛けていただくのだが、いつもの食べ方はやめて、しっかりうなぎを堪能するため、少しずつかけて、またはかけないまま、など、交互に試しながら、じっくり一口一口噛み締めながら堪能。完全目を閉じて、美味しさに感謝しました。次回はきっと、事前にご飯にはたれをほんの少しだけ、またはかけないくらいでお願いしようと思います。最初に書いた下町のうなぎと初見で思った通り味が濃い。変な甘みはないから、スッキリしている方だと思うんですが、最初の半分と違い、残り半分は少し飽きるというか、味が濃いなぁと。お新香の方が塩味が薄いという気がしました。それで、とりあえず、お茶沢山飲んでしまいました。ちょっと余談ですが、日本橋のいつも行く鰻屋はこういうことがないんだよなー。最後まで、しょっぱいとか味の濃さとか気にならなくいただける。それもある意味、計算し尽くされた料理人の技なんだな。魚政さんはガツンと来る衝撃が半端ないし、四つ木という街で40年以上続く味なんでしょう。ご飯とうなぎと別々に頼むこともできるらしいですが、うなぎとご飯が一緒になってお重の中で少しまとまる感じ、お重を開けた瞬間の香りを楽しみたいので、別々に頼むのはわたしの好みではないな。まとめとして、うなぎ、うなぎの仕上がり、たれ、どれも美味しかった！ただし、途中からしょっぱいなと思ったので、次回は予約時に注意が必要！ご飯もうなぎにマッチした柔らか過ぎないちょうど良い固さ！ブランドうなぎなのに、四つ木という場所でこそ実現できるCPだと思いました。とは言え、高いですけどね。店内きれい。愛想なしの放置接客です。八重洲にもうなぎのブランドにこだわる有名な鰻屋さんがありますが、魚政さんは、それを最高に美味しく仕上げる技、料理人の力量が違います。最後に、席に通して10分くらい経ってもお茶が出なかったので、ピンポンしました。このお店ってそんな感じなのかなと思ったら他のお客さんには普通に対応してたので、ソロ客には冷たいのでしょうか？あと、ところ狭しと、有名人のサインが飾ってあってがっかりしました。こんなに素晴らしい、都内最高のうなぎ屋さんなので、わざわざ飾らなくても、素人でもこのうなぎの素晴らしさはわかります。接客はほぼないみたいな対応なのに、サインは飾る、少しアンバランスですね。江戸っ子気質のわたしには、こういう見せつけるっていうところがあんまりよくわからないです。なんか下手に飾ってあるから、お客さんの中には、有名人が来てる人気店だと盛り上がってる人がいて、魚政さんってそんな風にみられる必要ないのになって思いました。わたしのあくまで個人的な感想です。たまのご褒美にまたお邪魔することにします。ごちそうさまでした！

2020/12訪問

1回

ルピニョン