やまねお父さんさんが投稿したMAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFIC(兵庫/旧居留地・大丸前)の口コミ詳細

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MAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFIC旧居留地・大丸前、元町(阪神)、三宮・花時計前/イタリアン、カフェ、フレンチ

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/10 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

30数年振りのオリエンタルホテル そのダイニングは伝統のホスピタリティーに満ちていた 今回はランチコースをいただきました

再訪問というか良く来ています

奥さんとの優雅なランチでお邪魔しました。いつもは予約なし休日飛び込みで満席、仕方なしに喫茶で軽食(でも充分おいしいのですが)のパターンでしたが、今回は平日、しかも予約してと念を入れて。12時にお邪魔すると平日なのに結構な入り、やはり予約はしておいた方が無難です。お昼のランチコースを、私はお肉、奥さんはお魚でお願いしました。最近のイタリアンは繊細で華美、そしてボリュームは控えめ。これに対しドンナロイヤに代表される神戸の老舗イタリアンはボリュームがあってドン!が特徴(寄港する船員さんがたくさん食べに来たので)、そして旧オリエンタルホテルの流れを汲む此方もやはりボリュームいっぱいでした。前菜から結構なボリューム、バーニャカウダー(蕪、芋、蓮根)、 ニンニクアンチョビソースが別の小皿にたっぷりあり付けて頂くのですが、これが絶品。「パンを付けて頂かれるお客様も多いです」とのお勧めに試すと、これまた絶品。もちろん最後、こちらが下げてと言うまでテーブルに置かれていました(パン付けまくり、最後はねぶりたかった、ウソ!)。前菜他の2品は蒸し鶏と秋茄子の冷製、秋刀魚のバルサミコソースとイタリアンとしてはユニークなもの、季節が感じれて満足の一品でした。パスタは私が鮪のコンフィ、オイルベースのシチリア風とまたユニークな一皿を、奥さんは茄子とバジルのトマトソース。どちらもおいしかったですが特に鮪は面白い、楽しめました。奥さんのメイン、秋鮭と蕪のソテーは鮭が大きい!。ボリュームたっぷりな鮭と蕪を酸味が効いたソースで、鮭の旨味が生かされた一品です。私は神戸ポークのソテー。これがまたびっくりの大きさ。そして初めて食べた神戸ポークが肉質といい、脂身の旨さといいダイナマイト、神戸は牛だけではありません。そして、このポークを南部っぽい豆のトマト煮込みと一緒に頂くと気分はニューオリンズ(行ったことないけどイメージ)。どちらもちょっとイタリアンっぽくないけどおいしくてボリュームあって神戸の伝統を感じます。デザートは銀の葉っぱのお皿に乗って。林檎のジュレ、栗のケーキ、チョコレートムース、葡萄のソルベ、巨峰のタルトとこれまた盛りだくさん。最後に珈琲で甘くなった舌を戻して終了。神戸伝統のボリューミーでおいしいイタリアンを頂きました。

30数年前、受験の時に奮発して宿泊、朝食には豚カツ、受験会場に行く私に持たしてくれた弁当がカツサンドイッチだったのを鮮明に覚えています。その時も神戸が初めての学生達に親身になって世話を焼いて頂き、若いながらも感動したのを覚えています。私は目出度く合格、今に至るまで神戸に住むこととなりましたが、ホテルは途中不幸な経緯をとり、貧乏な学生が再訪することも叶わずあの時が最後となっておりました。そのオリエンタルホテルが再建したことは知っていましたが、以前と違っていたら嫌な思いをすると考え二の足を踏んでおりました。しかしこの日はなんとなく気が変わりお邪魔することに。行ってみると凄い人気で、昼時を過ぎた14時頃に来店したにも関わらず満員で45分待ちとのこと。諦めて帰りかけ、普通はこれで終わりなわけですが、その時フロア係の方から呼び止められ、簡単なもので良ければ喫茶コーナーで用意できますがと。せっかくなのでお願いすると、直ぐに席を確認、神戸の港が一望できる席を用意して頂けました。ウエイターにはフロア係から私達が食事が目的であることが既に伝わっていて、メニューの食事はこの部分になりますと開いて説明して頂けました。喫茶コーナーにも関わらず食事のメニューは豊富で、サンドイッチやスパゲッティー、ピラフ、一品料理に、かの名高い旧居留地オリエンタルホテルのカレーと多種多様。その中からサルシッチャときのこのカサレッチェクリームソース、季節の野菜のトマトソース、オリエンタルホテルカレーセット、パルマ産生ハムのパニーニを注文、少し多いです?と聞くと(多いに決まっている!)確かに少し多い気がします、パニーニにはポテトが山盛りなので、もしよろしければ少し減らせますがと。食い意地の張った私が大丈夫ですと応じると、テーブルが小さいのでカレーとパスタを計らいながら持ってきて、その後パニーニをお持ちしますとのこと。確かにこちらの食事の進み方を見ながら的確にサーブして頂きました。子供のおしぼりは少し温度の低いものを用意、食事の後で同じものが再び提供されます。皿の引くタイミング、食事中のスタッフの気遣い、食後のデザートのサーブ、いずれもそつなくホスピタリティに溢れています。さて味の方ですが、サルシッチャときのこのカサレッチェクリームソースはパスタの独特な食感が楽しめる一品、季節の野菜のトマトソースはかぼちゃなどの野菜がゴロゴロ、目でも口でも楽しめるパスタですが、娘は慎重に野菜を取り除いて食べていました(後で野菜も頂きましたが美味しいですよ)。オリエンタルホテルカレーセットは立派なお値段に見合う神戸牛ゴロゴロを味わうカレー、パルマ産生ハムのパニーニも美味ですが、件の付け合わせポテトが美味い!減らさなくて良かった。さて皆さん、私達が座ったのはレストランの方ではなく喫茶室なのです!料理は飛びぬけて美味しい、印象に残る部分は確かに少ないですが、全ての人に受け入れられる安定した味わい、何よりも喫茶室でなお、このホスピタリティが素晴らしい。そこには全てのゲストに満足して貰おうという気概に満ち、寛いで食を楽しむ雰囲気が溢れています。30年の月日、その間の様々な出来事を越えて、オリエンタルホテルの伝統は今も確かに息づいていました。

  • 前菜から結構なボリューム

  • 茄子とバジルのトマトソース

  • 鮪のコンフィ、オイルベースのシチリア風

  • 秋鮭と蕪のソテー

  • 神戸ポークのソテー

  • デザートは銀の葉っぱのお皿に乗って

  • オリエンタルホテルカレー

  • トマトソースパスタ

  • カサレッチェ

  • パニーニ

  • クランベリージュース

  • アイス

2016/06/27 更新

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