『2015年10月に再訪した幸庵のレビュー』KEN21さんの日記

幸庵のレビューですが、15000文字の制限に引っかかっていますので
過去のレビューを日記として退避・保存しておきます。

2015年10月中旬に再訪です。

飲み物は、私はボトルキープをしていた本まぐろという芋焼酎のボトルを。

かみさんは、珍しく日本酒をということで、4種類の飲み比べにしてもらいました。
お猪口に1杯ずつでのサーブで。

・菊姫ひやおろし
　　ひやおろしなのになかなかガツンとした旨味を持っています。

・能登誉
　　スタンダードに旨いかな。今後の食前酒にするそうで。

・綿屋
　　酸味が特徴。

・空蔵
　　吟醸香のフルーティーな味わいだったような。

その後は、かみさんはジンジャー梅酒。ジンジャーの香りが効いていて旨い！

この日にいただいた18000円（税別）のコースの内容は以下になります。

・前菜
　　車海老と菊菜の加減酢のジュレがけです。車海老には隠し味に梅肉を仕込み、
　　胡麻だれもかけています。胡麻だれとジュレの相乗効果で旨みがたっぷり。
　　下にはわかめも敷かれていました。

・椀物
　　松茸と銀杏豆腐のお椀です。ホウレン草、サツマイモ、柚子があしらわれます。
　　銀杏豆腐は銀杏の香りがプンプン。出汁は甘味があるタイプでした。
　　わりかししっかりした吸地でしたね。

・向付
　　皮目を炙ったイサキ、水蛸、ダルマイカ、鯛です。
　　出汁醤油と、瀬戸内の藻塩、すだちが添えられます。器は輪島のものだそうで。
　　研修旅行で輪島に行って結構輪島の器を仕入れて来たそうですね。
　　お勧めの食べ方は、藻塩＆すだちとのことで。
　　確かにどれとも相性が良かったです（＾＾）

・焼物
　　秋刀魚の焼物です。ネバリスターという山芋を巻いて、隠し味に梅。
　　香草にはルッコラの仲間とかも添えられました。あといちじくも。
　　秋刀魚とは言ってもさすがにこういうところで頂くと極上ですなあ。
　　意外といちじくとの相性も良くて。

・八寸
　　初めて見ましたが、やたらと長い器での登場。これは撮影泣かせ（爆）
　　生うに薫製いくら乗せ、とんぶりサーモン、焼椎茸とみぶなのお浸し、
　　〆鯖味噌がけ、ズワイガニの錦糸玉子巻き、鴨の味噌漬焼きです。
　　どれもこれも酒の進む肴ばかりでたまらんちん（＾＾）
　　特に鴨の味噌漬焼きが旨かったなあ。

・煮物
　　ぐじと北海道のねぎ、舞茸の煮物です。
　　贅沢にもぐじのえらの部分が2つ入っていましたので、
　　1人前に1尾分使っていることに。有り難いですわあ。
　　ぐじの身の旨味もさることながら、出汁が極上ですねえ。
　　そしてぐじの旨味を吸ったねぎもね！
　　
・食事
　　やっぱ松茸ご飯ですよねえ（＾＾）
　　これでもかとたっぷりの松茸が入っています。ご飯は固めに炊かれていました。
　　この日は香の物以外に、珍しく蛤の赤出汁も添えられて。
　　もちろん松茸ご飯は完食ですよ（＾＾）

・和菓子
　　キセワタと言っていたような。きんとんに綿菓子を乗せたものです。
　　酔っぱらっていたのかイマイチ思い出せん・・・

・お薄

・水菓子
　　2種類の静岡マンゴー、シャインマスカット、ピオーネの上に、
　　コアントローシャーベットを乗せ、ざくろとライムを削っったものを散らしています。
　　相変わらず水菓子も旨いなあ（＾＾）

今回も大満足（＾＾）/

相変わらずご主人とも相当な時間お話をさせていただきました。

ご主人お勧めのヴィラ・デル・ソルは無茶苦茶美味しかったですよお（＾＾）とか。

で、また、金沢でここのお店が美味しかった情報を得ましたので、
近いうちに石川県も攻めたいと思いますねえ。加賀屋にも一度は泊まってみたいしね！

ご馳走様です！（2015/10/12現在、4.20ポイント）